JPH09312607A - Avm方式を適用した移動無線システム及びそのための基地局無線装置並びに移動局無線装置 - Google Patents

Avm方式を適用した移動無線システム及びそのための基地局無線装置並びに移動局無線装置

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JPH09312607A
JPH09312607A JP8128296A JP12829696A JPH09312607A JP H09312607 A JPH09312607 A JP H09312607A JP 8128296 A JP8128296 A JP 8128296A JP 12829696 A JP12829696 A JP 12829696A JP H09312607 A JPH09312607 A JP H09312607A
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signal
time
mobile station
base station
station radio
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JP8128296A
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Kunio Tsunoda
邦夫 角田
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AINSU KK
Original Assignee
AINSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他移動局との発呼信号衝突の機会を少なくし
て短時間で確実に情報を収集できるような移動無線シス
テムを提供する。 【解決手段】 移動局無線装置M1〜M3からの任意発
呼を、基地局無線装置FBから定期的に発生されるタイ
ムマーカー信号を基準にスタートするシステム時刻cc
(0〜7)に同期させて行わせるようにして任意発呼
A、B、Cの衝突を避け、任意発呼E、Dで衝突が発生
した場合には、衝突により解読不能になった信号のシス
テム時刻を前記基地局無線装置から前記タイムマーカー
信号に含めて送出する事により該当する移動局無線装置
が再発呼できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タクシー等の多数
の車両の運行状況を中央管理室においてモニタし、運行
管理の合理化を計るために、AVM(Automati
c Vehicle Monitoring)方式を適
用した移動無線システム及びそのための基地局無線装置
並びに移動局無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のAVM方式では、基地局
からのポーリング方式による情報収集における時間待ち
状態を解消するために、移動局の位置、営業状態などの
変化が発生した時点で基地局へ通報する任意発呼方式に
よりリアルタイムで情報を収集し、効率の良い運行管理
を行っている。この任意発呼方式においては、ある移動
局からの任意発呼信号の送信途中でも、他の移動局の任
意発呼信号が送信を開始し、双方の信号内容が混信して
基地局において解読不能になる場合がある。これに対処
するために、基地局からの確認応答信号が得られなかっ
た移動局は、適当な時間を経過後に任意発呼信号を再発
呼するように改善した方式も運用されている。
【0003】しかし、ジャイロスコープやGPS(Gl
obal PositioningSystem)を利
用した車両位置自動検出の技術の進歩により、より精度
の高い車両状況を瞬時に得られるようになり、各移動局
の任意発呼の頻度は飛躍的に高くなりつつある。この様
な状況においては、移動局からの任意発呼信号の衝突の
機会も増大し、再発呼の件数も増加し、リアルタイムな
情報収集が困難になる等、システム運用上の不都合な欠
点も内在している。
【0004】図6は、従来の任意発呼方式の場合の信号
波形を、2周波半複信方式、及び1周波単信方式の場合
について、タイムチャートにより示したものである。図
6において、FBは基地局無線装置(以下、基地局と呼
ぶ)、M1〜M3は複数の移動局無線装置(以下、移動
局と呼ぶ)、Txは各無線装置の送信信号、Rxは各無
線装置の受信信号、Tcは移動局の再発呼制御部68
(図8参照)の制御状態、Tsは本例の説明のために設
けた、移動局が任意発呼を行った時刻を明示するための
時間軸である。Tx、Rxの基線は、送信あるいは受信
状態になっている時間帯を太線で示してある。
【0005】図6(a)は、従来の任意発呼形式による
2周波半複信方式の送受信の過程を示している。時刻T
1に、移動局M1から応答を必要とする任意発呼信号A
が送出されると、該信号Aは基地局FBで受信されて図
7に示す基地局の識別部13に送られる。識別部13で
信号Aが符号情報であることを識別すると、切替回路1
4は復号部17側に切替えられ、該信号Aは復号部17
を経由して符号解読部31に送られ、応答が必要な場合
には、応答符号発生部33で応答符号aが生成され、送
信符号生成部35、切替回路27、送信機28、アンテ
ナ29を通して送信される。
【0006】一方、信号Aを送出した移動局M1の再発
呼制御部68は再発呼待ち状態となり、待ち時間twの
計測を開始する。基地局FBからの応答信号aは、全移
動局M1〜M3で受信され、各移動局では図8に示すア
ンテナ91、送受切替回路92、受信機51を経由して
識別部52に到達し符号情報として識別される。その結
果、識別部52は切替回路53を復号部56側に切替
え、該信号aは復号部56で復号され符号解読部71に
送られる。移動局M1の符号解読部71では、自局に対
する応答であることを確認すると、再発呼制御部68の
再発呼待ち状態を解除し、対応した一連の処理に移行す
るが、他の移動局M2、M3の符号解読部71は自局に
関係ないことを確認し処理を終了する。
【0007】時刻T2に、移動局M3が応答を必要とす
る任意発呼信号Bを発呼した場合も、基地局FBと移動
局M3との間で上述した過程で、応答信号bが処理され
る。また、基地局FBから移動局M3ヘの応答信号bを
送出中の時刻T3に、移動局M1から応答を必要とする
任意発呼信号Cが送出されても、2周波半複信方式で運
用されているので、基地局ではこれを受信し、必要な応
答信号cを応答信号bに続けて送出する。
【0008】時刻T4、T5において、移動局M3、M
2から相次いで任意発呼信号D、Eが送出されると、基
地局では混信状態で受信されて符号解読が不能となり応
答信号を送出しない。移動局M3、M2では、応答を必
要とする任意発呼信号D、Eで起動された再発呼制御部
68が、系で設定されている再発呼までの時間twsを
経過しても応答信号を受信できないので、乱数による遅
延時間tr3、tr2を発生し、任意発呼信号Dは時刻
T7に信号D´として、任意発呼信号Eは時刻T6に信
号E´としてそれぞれ再発呼され、これらの信号を受信
した基地局は、図6に示すように応答信号d´、e´を
返す。
【0009】図6(b)は、図6(a)と同様の送受信
の過程を従来の任意発呼形式による1周波単信方式の場
合について示している。図6(b)において、基地局F
Bが応答信号bを送出中に発呼された移動局M1の任意
発呼信号Cは、一部分しか受信出来ず解読出来ないの
で、応答信号は送出されない。そのため、移動局M1の
再発呼制御部68は、前述のような過程で時間twsを
待った後、乱数で遅延時間trlを発生し、時刻T3´
に再発呼信号C´を送出する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明で理解でき
るように、各移動局の任意発呼の頻度が高くなるつれ
て、移動局からの任意発呼信号の衝突の機会が増大して
再発呼の件数も増加し、リアルタイムな情報収集が困難
になる。
【0011】図9は、上記の方式において任意発呼件数
と任意発呼信号が衝突せずに通信が行われる成功率のシ
ミュレーション結果を示す。毎分当たりの任意発呼件数
は60〜80が普通であり、信号幅120〜320(M
Hz)(但し、20MHzの余裕を持たせている)の場
合、成功率は80〜50(%)である。
【0012】以上のような問題点に鑑み、本発明の課題
は、他移動局との発呼信号衝突の機会を少なくして、短
時間で確実に情報を収集できるような移動無線システム
を提供することにある。
【0013】本発明の他の課題は、上記移動無線システ
ムに適した基地局無線装置を提供することにある。
【0014】本発明の更に他の課題は、上記移動無線シ
ステムに適した移動局無線装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の移動局
無線装置との間で任意発呼形式で通信を行うために2周
波複信あるいは1周波単信によるAVM方式を適用した
基地局無線装置において、定周期でタイミングパルスを
発生する手段と、前記タイミングパルスにもとづいてシ
ステム内のシステム時刻を規定する信号を発生するカウ
ンタ部と、前記システム時刻が基準値になるとタイムマ
ーカー信号を発生する手段と、移動局無線装置から解読
不能な信号を受信するとその時のシステム時刻を記憶す
る手段とを備え、前記複数の移動局無線装置に対して前
記タイムマーカー信号を送出することにより、移動局無
線装置における任意発呼を、前記タイムマーカー信号を
基準にスタートする前記システム時刻に同期させて行う
ようにし、しかも移動局無線装置からの信号を解読でき
なかったシステム時刻情報を前記タイムマーカー信号と
共に送出するようにしたことを特徴とする。
【0016】本発明によればまた、前記基地局無線装置
との間で任意発呼形式で通信を行うために2周波複信あ
るいは1周波単信によるAVM方式を適用した移動局無
線装置であって、前記タイムマーカー信号を解読する解
読手段と、該解読手段の解読結果にもとづいてタイミン
グパルスを発生する手段と、前記タイミングパルスにも
とづいてシステム時刻をカウントするカウンタ部と、発
呼時のシステム時刻を記憶する手段とを備え、任意発呼
形式による信号を送出するタイミングを自局の前記カウ
ンタ部からの制御信号により決定し、送出した信号に対
して基地局無線装置からの応答信号が無い時には、前記
タイムマーカー信号と同時に送出された前記信号を解読
できなかったシステム時刻情報を、自局が記憶しておい
た前記発呼時のシステム時刻と比較し一致している場合
には、移動局毎に設定されている乱数で選択したシステ
ム時刻に再発呼するようにしたことを特徴とする移動局
無線装置が得られる。
【0017】本発明によれば更に、前記基地局無線装置
と前記移動局無線装置とからなり、前記移動局無線装置
からの任意発呼を、前記基地局無線装置から定期的に発
生される前記タイムマーカー信号を基準にスタートする
システム時刻に同期させて行わせるようにして任意発呼
の衝突を避け、衝突が発生した場合には、衝突により解
読不能になった信号のシステム時刻を前記基地局無線装
置からの前記タイムマーカー信号に含めて送出する事に
より該当する移動局無線装置が再発呼できるようにした
ことを特徴とする2周波複信あるいは1周波単信による
AVM方式を適用した移動無線システムが得られる。
【0018】
【作用】本発明では、基地局及び移動局からの送信符号
の送信時刻を、システムで規制された時刻になるように
調整する事により、他移動局との発呼信号衝突の機会を
少なくし、さらに、雑音の混信や発呼信号の衝突により
解読不能になったシステム時刻から特定された移動局の
再発呼を行う事により、確実に情報を収集できるように
している。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明による基地局無線装
置(以下、基地局と呼ぶ)及び移動局無線装置(以下、
移動局と呼ぶ)について実施例を挙げ、図面を参照して
説明する。図1は本発明による実施の形態として、2周
波半複信方式の基地局の構成をブロック図により示した
ものである。図1に見られるように、受信系1と送信系
2とはそれぞれ異なる2周波半複信方式により運用され
ているから、基地局は送信期間中、待機中、及びある移
動局からの通話受信中のいずれの状態においても、移動
局からの任意発呼による符号化された情報を受信・復号
し、迅速に処理することが可能である。符号処理系3で
は、復号化された移動局からの情報をもとに、移動局へ
の応答情報の符号化のほか、移動局の現在の動態・位置
などの確認、配車・発呼停止・解除などの指令など、系
が必要とする符号の生成・記憶などを行っている。タイ
ミング処理系4では、本発明のために設けられたシステ
ム時刻の発生、タイムマーカー信号の発生、解読不能信
号を受信したシステム時刻情報の記憶などを行ってい
る。
【0020】受信系1には、アンテナ11、受信機12
を介して受信した移動局からの入力信号を音声信号か符
号情報信号かを識別する識別部13が設けられている。
受信機12の出力は、識別部13によって制御される切
替回路14を経由して、音声信号は音声増幅部15側に
接続されスピーカ16を鳴動する。一方、符号情報信号
は復号部17側に接続され復号されて符号処理系3の符
号解読部31に送られる。
【0021】送信系2には、送信制御部20が設けられ
ており、マイクボタン23を押してマイク21から音声
を入力すると、音声増幅部22を通して音声信号が出力
される。一方、通話検出部24で音声送話中である事が
検出されると、送信制御部20は切替回路27を音声増
幅部22側に切り替え、送信機28に音声信号を入力す
る。また、送信符号生成部35からの種々の符号情報信
号を出力する場合には、送信制御部20は切替回路27
を送信符号生成部35側に切り替え、送信機28に符号
情報を入力する。送信機28に入力された信号は、アン
テナ29から各移動局へ送出される。
【0022】符号処理系3では、復号された移動局から
の符号情報を受け取り符号解読部31で解読し、移動局
への応答情報が必要な場合は応答符号発生部33で応答
符号を生成し、送信符号生成部35に送出すると同時
に、送信制御部20に該応答符号を送信するように要求
する。もし、送信制御部20から符号解読部31に、基
地局が音声送信中である旨の制御信号が通知されている
場合には、符号解読部31の情報は応答情報が必要な場
合でも一旦記憶装置32に蓄積され、この間に蓄積され
た応答情報は該音声通話の終了を待って順次生成、送出
される。また、操作ボタン群25、操作検出部26で発
生した配車呼出、発呼停止、発呼停止解除、各種情報の
収集などの指令信号は、指令信号発生部34で生成さ
れ、送信符号生成部35に送出すると同時に、送信制御
部20に該符号信号を送信するように要求する。
【0023】タイミング処理系4は本発明の主要部であ
り、系が送受に使用している符号化信号の時間幅に余裕
時間を加えた一定時間幅で発生するタイミングパルス発
生部41、このタイミングパルスを循環的に計数しシス
テム時刻を発生するタイムカウンタ部42、該システム
時刻が基準値、例えば、システム時刻0になった時にタ
イムマーカー信号を発生するタイムマーカー発生部4
3、及び符号解読部31が解読不能な信号を受信したシ
ステム時刻を複数個記憶できる解読不能時刻記憶部44
より構成される。
【0024】送信制御部20が送信許可を出す時刻は、
タイムカウンタ部42の出力で制御されるシステム時刻
と同期している。タイムマーカー発生部43の出力は、
送信符号生成部35に送られ、タイムマーカー信号とし
て各移動局に送出され、後述する移動局側のタイミング
パルス発生、及びシステム時刻発生に使用される。ま
た、解読不能時刻記憶部44に情報が記憶されている場
合には、該タイムマーカー信号とともに該記憶情報も送
出する。
【0025】尚、1周波単信方式の基地局無線装置にお
いては、送信、受信は交互に切替えて行われるが、本発
明のシステム時刻に送信する方式と解読不能なシステム
時刻情報を使用する再発呼方式は、後述のように2周波
半複信方式のシステムと同様に実現できる。
【0026】図2は、2周波半複信方式あるいは1周波
単信方式による移動局の構成をブロック図により示した
ものである。図2に見られるように、受信系5と送信系
6とは、送受切替回路92を介して、単一のアンテナ9
1に接続され、基地局無線装置との間で2周波半複信方
式あるいは1周波単信方式により運用されている。符号
処理系7は、符号解読部71、必要な場合に応答する応
答信号発生部72、車両の位置・動態などの変化を自動
的に知らせる任意発呼信号発生部73、待機・休憩など
乗務員が基地局に通報するための各種のボタン操作で発
生する登録要求信号発生部74及びこれらの信号を符号
化して送出する送信符号生成部75で構成されている。
【0027】タイミング処理系8は、基地局からのタイ
ムマーカー信号により基地局と同一のシステム時刻を発
生するためのタイミングパルス発生部81及びタイムカ
ウンタ部82で構成されている。また、送信系6には、
基地局からの任意発呼停止及び発呼停止解除指令により
任意発呼を制御する任意発呼停止/解除制御部67、再
発呼時刻を設定する再発呼制御部68及び移動局発呼信
号の送出を制御する送信制御部60がある。
【0028】移動局無線装置のアンテナ91は、通常、
送受切替回路92を介して、受信機51に接続され受信
アンテナとして作動している。受信機51の出力信号が
音声信号である場合には、識別部52は切替回路53を
音声増幅部54側に切替え、受信機51の出力を音声増
幅してスピーカ55を鳴動する。受信機51の出力が符
号である揚合には、識別部52は切替回路53を復号部
56側に切替える。基地局からの符号信号は、復号部5
6で復号され、符号処理系7の符号解読部71で解読さ
れる。基地局が応答を要求している場合には応答信号発
生部72で発生した応答信号を送信符号生成部75に送
る。送信制御部60は送信符号生成部75からの信号で
切替回路65を送信符号生成部75側に切替え、生成し
た符号を送信機66に入力する。また、送信制御部60
は、送信機66を駆動するとともに送受切替回路92を
送信機66側に切替え、アンテナ91を送信アンテナと
して作動させる。
【0029】任意発呼信号発生部73は、車両の一定の
時間経過、距離移動、特定位置の通過、乗客の迎車・乗
車・下車での料金メータ操作など、移動局車両の状態が
変化した時点で、自動的に、これらの情報を含んだ任意
発呼信号を発生する。該任意発呼信号は、送信符号生成
部75に送られ、符号信号が生成される。送信制御部6
0は送信符号生成部75からの符号信号を、前述した手
順でアンテナ91に送出する。
【0030】移動局の乗務員が、基地局に対し通話する
場合にはプレスボタン63を押しマイク61を使用して
音声増幅部62に音声信号を送る。また、応答、了解、
自車の待機場所、移動先、休憩などの情報を基地局に対
して通知、登録をする場合には、これらの目的のために
用意されている複数個で構成される操作ボタン群64の
ひとつを押す。該操作ボタン群64及びプレスボタン6
3の出力は、登録要求信号発生部74に送られ、送信符
号生成部75で目的の内容を含んだ符号信号が生成され
る。送信制御部60は送信符号生成部75からの符号信
号を、前述した手順でアンテナ91に送出する。
【0031】尚、プレスボタン63を使用してマイク6
1から音声信号を送出する場合において、該音声信号の
直前にマイクプレス符号を含んだ符号信号が付加される
システムにおいては、図1に示された指令信号発生部3
4と同様の指令信号発生部でマイクプレスであることを
含めた符号を発生する。そして、前記符号送信の手順で
送信終了後、切替回路65を音声増幅部62側に切替
え、引き続き該音声信号を、アンテナ91に送出するよ
うに系を制御する。音声信号送出直後に符号信号を付加
するシステムにおいては、プレスボタン63を開放直後
に前記符号送信の手順で該符号信号を送出するように系
を制御すればよい。
【0032】任意発呼停止/解除制御部67は、符号解
読部71の出力が任意発呼停止信号である事を検出した
場合には、送信制御部60は符号送信手順を実行するの
を停止し、任意発呼のために生成した符号を送出せず送
信符号生成部75に保留する。その後、符号解読部71
の出力が任意発呼停止解除信号であることを検出する
と、もし送信符号生成部75に送信を待っている符号が
保留されている場合、再発呼制御部68で乱数によりシ
ステム時刻を選定し、該システム時刻に前記符号送信手
順を実行し保留されていた符号信号を送出する。
【0033】タイミング処理系8は、本発明の主要部で
あり、符号解読部71でタイムマーカー信号を解読する
と、該タイムマーカー信号の後縁でタイミングパルス発
生部81をリセットし、同時に循環計数しているタイム
カウンタ部82をシステム時刻1にセッ卜する。また、
該タイムマーカー信号に含まれる解読不能であったシス
テム時刻情報の中に、再発呼制御部68に記憶されてい
るシステム時刻と一致する情報が検出された場合には、
前記発呼停止解除信号の場合と同様、再発呼制御部68
で乱数により選定されたシステム時刻に送信符号生成部
75の送信符号を送出する。
【0034】図3、図4は、本発明の実施の形態の信号
波形を2周波半複信方式及び1周波単信方式の場合につ
いて、タイムチャートにより示したものである。図3に
おいて、FBは基地局、M1〜M3は複数の移動局、T
xは各無線装置の送信信号、Rxは各無線装置の受信信
号、thは各移動局が任意発呼条件になった時刻を示
す。Tsは本例の説明のために設けた移動局が任意発呼
を行った時刻を明示する時間軸である。Tx、Rxの基
線は、送信あるいは受信状態になっている時間帯を太線
で示してある。また、基地局及び移動局のtpは、タイ
ミングパルス発生部41及び81で発生するシステム時
刻を生成するための基本パルスのタイミングを示す。パ
ルスtpの時間間隔はシステムで使用する符号の時間幅
dtに若干の余裕時間δを加えた時間(dt+δ)を設
定する。
【0035】基地局FBのccは、タイムカウンタ部4
2の状態を示す。該タイムカウンタ部42は、パルスt
pで駆動される循環カウンタでシステム時刻を発生す
る。図の例では、システム時刻は0、1、...、6、
7で循環する。基地局のtmは、タイムマーカー発生部
43の出力パルスで、該システム時刻の基準時刻、例え
ば、システム時刻が0になった時に発生するパルスを示
す。
【0036】移動局のccはタイムカウンタ部82の状
態を示す。該タイムカウンタ部82は、基地局同様、タ
イミングパルスtpで動作する循環カウンタである。移
動局のタイミングパルス部81及びタイムカウンタ部8
2は基地局からのタイムマーカー信号の後縁で初期化さ
れる。図4の例では、システム時刻は、1に初期化し、
0、1、2、...、7で循環し、基地局と同一のシス
テム時刻を得ている。
【0037】図3は、本発明の任意発呼方式による2周
波半複信方式の送受信の過程を示している。基地局のタ
イムマーカー発生部43から、パルスtmlが発生され
ると送信符号生成部35でシステム時刻の時間幅(dt
+δ)を持つタイムマーカー信号を生成して送出する。
移動局M1〜M3はタイムマーカー信号を受信し、該タ
イムマーカー信号の後縁でタイミングパルスtpをリセ
ットし、タイムカウンタ部82を1に初期化し、システ
ム時刻を1にする。時刻T1に移動局M1が応答要求付
きの任意発呼条件Aになった場合、該移動局の送信制御
部60は、タイムカウンタ部82のシステム時刻が2に
なるのを待って送信符号生成部75の任意発呼信号Aを
送出する。同時に、再発呼制御部68に現在のシステム
時刻2を記憶する。
【0038】基地局では該発呼信号Aを受信し、符号解
読部31で応答信号が必要であることを判別すると、応
答符号発生部33で応答符号を発生し、次のシステム時
刻3に応答信号aとして送出する。
【0039】各移動局は応答信号aを受信するが、移動
局M1以外は符号解読部71で自局と関係がない事を確
認し無視する。移動局M1の符号解読部71は、自局に
対する応答信号である事を解読し、必要な処理、例えば
待機順位などの情報を表示するとともに、再発呼制御部
68に記憶されている該任意発呼信号Aを発呼したシス
テム時刻情報をクリアする。同様に、時刻T2に任意発
呼条件Bになった移動局M3の任意発呼信号Bは、シス
テム時刻4になるのを待って発呼され、基地局からの応
答信号bは、システム時刻5に送出される。時刻T3に
は、再び移動局M1が再び任意発呼条件になり、システ
ム時刻6に任意発呼信号Cを送出し、システム時刻7に
は応答信号cが基地局から送出される。
【0040】時刻T4、T5は、同一システム時刻3内
に複数の移動局M3、M2が任意発呼条件になった揚合
を示す。この場合は、移動局M3の任意発呼信号Dと移
動局M2の任意発呼信号Eは同一システム時刻4に発呼
する。しかし、混信のため基地局で解読不能になると、
システム時刻4に解読不能信号を受信した事が解読不能
時刻記憶部44に記憶される。
【0041】次に、移動局M1が時刻T6に任意発呼条
件になり、システム時刻7に送出した任意発呼信号F
が、雑音で破壊され基地局で解読不能になると、システ
ム時刻7に解読不能信号を受信した事が解読不能時刻記
憶部44に追加記憶される。移動局M3、M2及びM1
の再発呼制御部68は再発呼待ち状態になっている。
【0042】基地局がタイムマーカー信号を送出するパ
ルスtm3を発生する時刻になると、送信符号生成部3
5では、解読不能時刻記憶部44に記憶されているシス
テム時刻4、7の情報を含むタイムマーカー信号を送出
する。移動局M1では符号解読部71で解読されたタイ
ムマーカー信号に含まれるシステム時刻7の情報と、自
局の再発呼制御部68に記憶されているシステム時刻7
とが一致する事により、自局の任意発呼信号Fが受付け
られなかったと判断し、乱数により再発呼タイミング、
例えばシステム時刻6を選定した後、再発呼制御部68
に記憶されたシステム時刻7はクリアされる。移動局M
1の送信制御部60はシステム時刻6に再発呼信号F′
を送出する。また、移動局M2、M3の再発呼制御部6
8にはシステム時刻4が記憶されているので、それぞれ
乱数により再発呼タイミング、例えば、システム時刻
2、4が選定され、システム時刻2には移動局M2から
任意発呼信号E´を、システム時刻4には移動局M3か
ら任意発呼信号D´がそれぞれ送出され、一連の解読不
能信号に対する処理が終了する。
【0043】図4は、本発明の任意発呼方式による1周
波単信方式の送受信の過程を示している。図4におい
て、任意発呼信号A、B、D、E、Fについては、基地
局の送信機、受信機が交互に切り替わること以外は、図
4(a)と同様な過程で符号が処理されている。時刻T
3には、移動局M1が任意発呼条件Cになっているが、
この時刻は、基地局が応答信号bを送出中であり、従来
の任意発呼方式では図3に示すように受信不能になる
が、本発明においては、任意発呼信号Cの実際の発呼は
次のシステム時刻6になるので、再発呼の必要がなくな
る。
【0044】図5は、上記の方式において毎分当たりの
任意発呼件数と任意発呼信号が衝突せずに通信が行われ
る成功率のシミュレーション結果を示す。任意発呼件数
が60〜80の場合、信号幅120〜320(MHz)
(但し、20MHzの余裕を持たせている)で、成功率
は85〜60(%)であり、従来方式よりも向上してい
る。
【0045】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によれば、基地局において、複数の移動局からランダ
ムに発呼される信号を、基地局及び全移動局で同一の時
間間隔で動作するシステム時刻に合わせて発呼するよう
に発呼時刻を制御する事で、信号同士がランダムに衝突
する事を避け、不要な再発呼件数を減少させることがで
き、システムでの移動局の収容台数を増加する事ができ
る。また、雑音や混信による受信不能のシステム時刻を
返すことにより、個々の信号に対する受信確認の応答信
号を発呼する必要がなくなり、システムの通信効率を向
上させる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による基地局無線装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明による移動局無線装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明によるAVM方式の2周波半複信方式に
おける移動無線システムの動作を説明するための信号の
タイムチャートである。
【図4】本発明によるAVM方式の1周波単信方式にお
ける移動無線システムの動作を説明するための信号のタ
イムチャートである。
【図5】本発明による任意発呼件数と任意発呼信号が衝
突せずに通信が行われる成功率のシミュレーション結果
を示すグラフである。
【図6】従来のAVM方式の2周波半複信方式及び1周
波単信方式における移動無線システムの動作を説明する
ための信号のタイムチャートである。
【図7】従来の基地局無線装置の構成を示すブロック図
である。
【図8】従来の移動局無線装置の構成を示すブロック図
である。
【図9】従来の任意発呼件数と任意発呼信号が衝突せず
に通信が行われる成功率のシミュレーション結果を示す
グラフである。
【符号の説明】
FB 基地局無線装置 M1、M2、M3 移動局無線装置 41 タイミングパルス発生部 42 タイムカウンタ部 43 タイムマーカー発生部 44 解読不能時刻記憶部 81 タイミングパルス発生部 82 タイムカウンタ部
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】図9は、上記の方式において任意発呼件数
と任意発呼信号が衝突せずに通信が行われる成功率のシ
ミュレーション結果を示す。毎分当たりの任意発呼件数
は60〜80が普通であり、信号幅120〜320(
sec)(但し、20msecの余裕を持たせている)
の場合、成功率は80〜50(%)である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】図4は、本発明の任意発呼方式による1周
波単信方式の送受信の過程を示している。図4におい
て、任意発呼信号A、B、D、E、Fについては、基地
局の送信機、受信機が交互に切り替わること以外は、図
と同様な過程で符号が処理されている。時刻T3に
は、移動局M1が任意発呼条件Cになっているが、この
時刻は、基地局が応答信号bを送出中であり、従来の任
意発呼方式では図3に示すように受信不能になるが、本
発明においては、任意発呼信号Cの実際の発呼は次のシ
ステム時刻6になるので、再発呼の必要がなくなる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】図5は、上記の方式において毎分当たりの
任意発呼件数と任意発呼信号が衝突せずに通信が行われ
る成功率のシミュレーション結果を示す。任意発呼件数
が60〜80の場合、信号幅120〜320(mse
)(但し、20msecの余裕を持たせている)で、
成功率は85〜60(%)であり、従来方式よりも向上
している。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動局無線装置との間で任意発呼
    形式で通信を行うために2周波複信あるいは1周波単信
    によるAVM方式を適用した基地局無線装置において、
    定周期でタイミングパルスを発生する手段と、前記タイ
    ミングパルスにもとづいてシステム内のシステム時刻を
    規定する信号を発生するカウンタ部と、前記システム時
    刻が基準値になるとタイムマーカー信号を発生する手段
    と、移動局無線装置から解読不能な信号を受信するとそ
    の時のシステム時刻を記憶する手段とを備え、前記複数
    の移動局無線装置に対して前記タイムマーカー信号を送
    出することにより、移動局無線装置における任意発呼
    を、前記タイムマーカー信号を基準にスタートする前記
    システム時刻に同期させて行うようにし、しかも移動局
    無線装置からの信号を解読できなかったシステム時刻情
    報を前記タイムマーカー信号と共に送出するようにした
    ことを特徴とする基地局無線装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基地局無線装置との間で
    任意発呼形式で通信を行うために2周波複信あるいは1
    周波単信によるAVM方式を適用した移動局無線装置で
    あって、前記タイムマーカー信号を解読する解読手段
    と、該解読手段の解読結果にもとづいてタイミングパル
    スを発生する手段と、前記タイミングパルスにもとづい
    てシステム時刻をカウントするカウンタ部と、発呼時の
    システム時刻を記憶する手段とを備え、任意発呼形式に
    よる信号を送出するタイミングを自局の前記カウンタ部
    からの制御信号により決定し、送出した信号に対して基
    地局無線装置からの応答信号が無い時には、前記タイム
    マーカー信号と同時に送出された前記信号を解読できな
    かったシステム時刻情報を、自局が記憶しておいた前記
    発呼時のシステム時刻と比較し一致している場合には、
    移動局無線装置毎に設定されている乱数で選択したシス
    テム時刻に再発呼するようにしたことを特徴とする移動
    局無線装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の基地局無線装置と請求項
    2記載の移動局無線装置とからなり、前記移動局無線装
    置からの任意発呼を、前記基地局無線装置から定期的に
    発生される前記タイムマーカー信号を基準にスタートす
    るシステム時刻に同期させて行わせるようにして任意発
    呼の衝突を避け、衝突が発生した場合には、衝突により
    解読不能になった信号のシステム時刻を前記基地局無線
    装置からの前記タイムマーカー信号に含めて送出する事
    により該当する移動局無線装置が再発呼できるようにし
    たことを特徴とする2周波複信あるいは1周波単信によ
    るAVM方式を適用した移動無線システム。
JP8128296A 1996-05-23 1996-05-23 Avm方式を適用した移動無線システム及びそのための基地局無線装置並びに移動局無線装置 Pending JPH09312607A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001118191A (ja) * 1999-10-20 2001-04-27 Clarion Co Ltd 車両間無線通信システム
JP4860901B2 (ja) * 2001-05-26 2012-01-25 クゥアルコム・インコーポレイテッド モバイルgps局を使って基地局の同期を図る方法および装置

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JP2001118191A (ja) * 1999-10-20 2001-04-27 Clarion Co Ltd 車両間無線通信システム
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