JP2602856B2 - 無線通信装置 - Google Patents
無線通信装置Info
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- JP2602856B2 JP2602856B2 JP62306459A JP30645987A JP2602856B2 JP 2602856 B2 JP2602856 B2 JP 2602856B2 JP 62306459 A JP62306459 A JP 62306459A JP 30645987 A JP30645987 A JP 30645987A JP 2602856 B2 JP2602856 B2 JP 2602856B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、複数の無線チャネルのうち空きの無線チャ
ネルを検出して音声あるいはデータ等の送受信を行なう
マルチチャネルアクセス方式の無線通信装置に関するも
のである。
ネルを検出して音声あるいはデータ等の送受信を行なう
マルチチャネルアクセス方式の無線通信装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来において、有線回線に接続される親装置と、この
親装置と無線回線を介して接続される複数の無線電話機
とから成り、親装置と各無線電話機は各無線電話機に共
通する複数の通話チャネル(S−CH)のうち空きチャネ
ルを検出し、この空きチャネルを使用して両者間の無線
回線を設定し、各無線電話機と有線回線との間の通信を
可能にしたマルチチャネルアクセス方式の無線通信装置
が知られている。
親装置と無線回線を介して接続される複数の無線電話機
とから成り、親装置と各無線電話機は各無線電話機に共
通する複数の通話チャネル(S−CH)のうち空きチャネ
ルを検出し、この空きチャネルを使用して両者間の無線
回線を設定し、各無線電話機と有線回線との間の通信を
可能にしたマルチチャネルアクセス方式の無線通信装置
が知られている。
このような無線通信装置においては、無線電話機の電
源として乾電池または2次電池などが使用されている
が、その消耗を抑えるために待機時は間欠的に受信機を
作動させ、親装置からの呼出しに対処するように構成さ
れている。従って、親装置は無線電話機の間欠受信周期
より長い時間だけ着呼信号を送信することになる。これ
に対し、各無線電話機は親装置からの着呼信号を受信す
ると、その応答信号を返信し、この応答信号に応答する
形で親装置から送信されてくる通話チャネル指定信号に
従って通話チャネルを切替え、続いて親装置から送信さ
れてくる呼出信号によって呼出し音を発生する構成にな
っている。
源として乾電池または2次電池などが使用されている
が、その消耗を抑えるために待機時は間欠的に受信機を
作動させ、親装置からの呼出しに対処するように構成さ
れている。従って、親装置は無線電話機の間欠受信周期
より長い時間だけ着呼信号を送信することになる。これ
に対し、各無線電話機は親装置からの着呼信号を受信す
ると、その応答信号を返信し、この応答信号に応答する
形で親装置から送信されてくる通話チャネル指定信号に
従って通話チャネルを切替え、続いて親装置から送信さ
れてくる呼出信号によって呼出し音を発生する構成にな
っている。
第5図は、親装置と無線電話機がそれぞれ1個ずつで
構成された無線通信装置における有線回線からの着呼時
の動作を示すフローチャートであり、親装置は有線回線
からの呼出し信号を検出すると(ステップ201)、無線
電話機に向けて着呼信号を送信する(ステップ202)。
構成された無線通信装置における有線回線からの着呼時
の動作を示すフローチャートであり、親装置は有線回線
からの呼出し信号を検出すると(ステップ201)、無線
電話機に向けて着呼信号を送信する(ステップ202)。
これに対し、無線電話機は受信機をT2時間だけオン
し、制御チャネルにおける受信電波があるかどうかを検
出し、受信電波が無ければT1時間だけ受信機をオフし、
この後、再度制御チャネルにおける受信電波の有無を監
視するという間欠受信動作を行なっている(ステップ10
1〜105)。
し、制御チャネルにおける受信電波があるかどうかを検
出し、受信電波が無ければT1時間だけ受信機をオフし、
この後、再度制御チャネルにおける受信電波の有無を監
視するという間欠受信動作を行なっている(ステップ10
1〜105)。
この間欠受信動作中に親装置からの着呼信号が制御チ
ャネルで受信されると(ステップ106)、さらにT3時間
の間だけ受信機での受信動作を継続させ(ステップ10
7)、親装置からの着呼信号中に含まれる識別情報が自
己に割当てられたものと一致するか否かを検出し、一致
しているならば親装置に対する応答信号を送信する(ス
テップ108)。
ャネルで受信されると(ステップ106)、さらにT3時間
の間だけ受信機での受信動作を継続させ(ステップ10
7)、親装置からの着呼信号中に含まれる識別情報が自
己に割当てられたものと一致するか否かを検出し、一致
しているならば親装置に対する応答信号を送信する(ス
テップ108)。
一方、親装置は無線電話機に対する着呼信号を送信し
続けているが無線電話機からの応答信号がT4時間以内に
受信されない場合は、無線電話機が電波の到達範囲外に
いるものと見做し、待受状態に戻る(ステップ203,20
5)。
続けているが無線電話機からの応答信号がT4時間以内に
受信されない場合は、無線電話機が電波の到達範囲外に
いるものと見做し、待受状態に戻る(ステップ203,20
5)。
しかし、T4時間以内に応答信号が受信されたならば
(ステップ204)、通話チャネルの指定信号を送信する
と共に、自己もその指定した通話チャネルに無線チャネ
ルを切替える(ステップ207,208)。
(ステップ204)、通話チャネルの指定信号を送信する
と共に、自己もその指定した通話チャネルに無線チャネ
ルを切替える(ステップ207,208)。
この後、親装置は無線電話機から呼出し音を発生させ
るべく呼出信号を送信する(ステップ209)。無線電話
機は通話チャネル指定信号を受信すると、送信機および
受信機の無線チャネルを指定された通話チャネルに切替
え(ステップ109,110)、呼出信号の到来を待ち、当該
信号が受信されたならばスピーカから呼出し音を発生さ
せる(ステップ112,113)。そして、この呼出し音に応
答してオフフック操作が行なわれると(ステップ11
1)、オフフック信号を親装置に送信した後,音声回路
を作動させて通話状態とする(ステップ111,114,11
5)。
るべく呼出信号を送信する(ステップ209)。無線電話
機は通話チャネル指定信号を受信すると、送信機および
受信機の無線チャネルを指定された通話チャネルに切替
え(ステップ109,110)、呼出信号の到来を待ち、当該
信号が受信されたならばスピーカから呼出し音を発生さ
せる(ステップ112,113)。そして、この呼出し音に応
答してオフフック操作が行なわれると(ステップ11
1)、オフフック信号を親装置に送信した後,音声回路
を作動させて通話状態とする(ステップ111,114,11
5)。
一方、親装置はオフフック信号を受信すると(ステッ
プ210)、ラインリレーをオンにして有線回線と無線電
話機との通信路を形成する。
プ210)、ラインリレーをオンにして有線回線と無線電
話機との通信路を形成する。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記のような無線通信装置において、1つ
の有線回線に対して2個以上の無線電話機を対応させ、
該有線回線からの着呼があった時には当該回線に対応す
る全ての無線電話機を同時に呼出し、着呼に対する応答
の確率を向上させ、しかも有線回線の有効利用を図るよ
うにしたシステムが望まれている。
の有線回線に対して2個以上の無線電話機を対応させ、
該有線回線からの着呼があった時には当該回線に対応す
る全ての無線電話機を同時に呼出し、着呼に対する応答
の確率を向上させ、しかも有線回線の有効利用を図るよ
うにしたシステムが望まれている。
そこで、複数の無線電話機を同時に呼出すために、親
装置内に各無線電話機に対応した送信機を設ける構成、
あるいは各無線電話機に対応した親装置を設ける構成が
考えられるが、いずれの構成においても規模が大きくな
り、経済的に好ましくない。
装置内に各無線電話機に対応した送信機を設ける構成、
あるいは各無線電話機に対応した親装置を設ける構成が
考えられるが、いずれの構成においても規模が大きくな
り、経済的に好ましくない。
一方、1つの親装置から各無線電話機に対して着呼信
号を順次に送信し、見かけ上同時に呼出し音を発生させ
る構成が考えられる。しかし、この構成においては無線
電話機が「T1+T2」時間の周期で間欠受信動作を行なっ
ているため、全ての無線電話機を呼出すためには少なく
とも「間欠周期×無線電話機の数」に相当する時間だけ
制御チャネルを占有し、各無線電話機に対する着呼信号
を送信することになる。このため、制御チャネルの占有
時間が長くなりすぎ、早い時期に着呼信号を受信した無
線電話機の利用者が応答したとしても全ての無線電話機
に対する着呼信号の送信が終了するまで通話状態に移れ
ず、応答性に欠けるという問題がある。
号を順次に送信し、見かけ上同時に呼出し音を発生させ
る構成が考えられる。しかし、この構成においては無線
電話機が「T1+T2」時間の周期で間欠受信動作を行なっ
ているため、全ての無線電話機を呼出すためには少なく
とも「間欠周期×無線電話機の数」に相当する時間だけ
制御チャネルを占有し、各無線電話機に対する着呼信号
を送信することになる。このため、制御チャネルの占有
時間が長くなりすぎ、早い時期に着呼信号を受信した無
線電話機の利用者が応答したとしても全ての無線電話機
に対する着呼信号の送信が終了するまで通話状態に移れ
ず、応答性に欠けるという問題がある。
本発明の目的は、複数の送信機や親装置を設けること
なく、また制御チャネルの占有時間を長期化させること
なく、複数の無線電話機を同時に呼出すことができる無
線通信装置を提供することにある。
なく、また制御チャネルの占有時間を長期化させること
なく、複数の無線電話機を同時に呼出すことができる無
線通信装置を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、親装置内に、有線回線からの着呼時に全て
の無線電話機の識別情報を含む着呼信号を複数回連続送
信する呼出し制御手段を設けると共に、前記無線電話機
のそれぞれには自己の識別情報と同じ識別情報を含む着
呼信号の受信時に親装置に対する応答信号を送信する応
答制御手段とを設け、親装置は応答可能な全ての無線電
話機からの応答信号が受信された段階で呼出し音信号を
各無線電話機に同時送信し、各無線電話機を同時に呼出
すように構成したものである。
の無線電話機の識別情報を含む着呼信号を複数回連続送
信する呼出し制御手段を設けると共に、前記無線電話機
のそれぞれには自己の識別情報と同じ識別情報を含む着
呼信号の受信時に親装置に対する応答信号を送信する応
答制御手段とを設け、親装置は応答可能な全ての無線電
話機からの応答信号が受信された段階で呼出し音信号を
各無線電話機に同時送信し、各無線電話機を同時に呼出
すように構成したものである。
(作用) 親装置は有線回線からの着呼に対して複数の無線電話
機の識別情報を含む着信信号を複数回サイクリックに送
信する。この時の着呼信号の送信時間Tは間欠受信周期
をT0、1つの無線電話機に対する着呼信号の長さをt、
無線電話機の数をnとすると、 T=T0+t(n+1) となる。
機の識別情報を含む着信信号を複数回サイクリックに送
信する。この時の着呼信号の送信時間Tは間欠受信周期
をT0、1つの無線電話機に対する着呼信号の長さをt、
無線電話機の数をnとすると、 T=T0+t(n+1) となる。
この場合、tは識別情報を判別し得るだけの短時間に
設定できるため、tを短くするとTはT0に極めて近い値
となり、n個の無線電話機をほぼT0時間で同時に呼出す
ことか可能になる。
設定できるため、tを短くするとTはT0に極めて近い値
となり、n個の無線電話機をほぼT0時間で同時に呼出す
ことか可能になる。
この結果、制御チャネルの占有時間は短くなり、また
複数の親装置または送信機を設けなくても済む。
複数の親装置または送信機を設けなくても済む。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
ここでは1つの親装置に対して2個の無線電話機を対応
させた構成を示している。
ここでは1つの親装置に対して2個の無線電話機を対応
させた構成を示している。
図において、1および1′は無線電話機、2は親装置
である。親装置2は端子3を介して図示しない有線回線
と接続されている。端子3から入力される有線回線から
の信号はラインリレー23、ハイブリッド回路22を介して
送信機16に入力され、またアンテナ12から受信した信号
はアンテナ共用器13を介して受信器14に入力され、その
受信機14の出力はハイブリッド回路22、ラインリレー23
および端子3を介して有線回路に出力される。シンセサ
イザ21は送信機16および受信機14の無線周波数を設定す
るものであり、また制御部15は送信機16,受信機14およ
びシンセサイザ21,ラインリレー23を制御するものであ
る。ROM18,18′は、無線電話機1,1′との接続制御のた
めに用いられる識別情報や各無線電話機別に格納される
ものであり、その内容は制御部15で使用される。
である。親装置2は端子3を介して図示しない有線回線
と接続されている。端子3から入力される有線回線から
の信号はラインリレー23、ハイブリッド回路22を介して
送信機16に入力され、またアンテナ12から受信した信号
はアンテナ共用器13を介して受信器14に入力され、その
受信機14の出力はハイブリッド回路22、ラインリレー23
および端子3を介して有線回路に出力される。シンセサ
イザ21は送信機16および受信機14の無線周波数を設定す
るものであり、また制御部15は送信機16,受信機14およ
びシンセサイザ21,ラインリレー23を制御するものであ
る。ROM18,18′は、無線電話機1,1′との接続制御のた
めに用いられる識別情報や各無線電話機別に格納される
ものであり、その内容は制御部15で使用される。
一方、無線電話機1,1′は、無線回線を介して親装置
2と制御され、ROM17と17′の記憶内容(=識別情報)
が異なるのみで破線6で囲んだ部分は同一構成となって
いる。すなわち、アンテナ11で受信した信号は、アンテ
ナ共用器10を介して受信機19に入力される。受信機19の
出力は受話器29に入力された音声として発音される。一
方、マイクロホン30から入力された通話信号は、送信機
8,アンテナ共用器10,アンテナ11を介して親装置2へと
送出される。スピーカ31は、呼出し音発生用であり、フ
ックスイッチ7は発信または着信への応答するときに操
作されるものである。
2と制御され、ROM17と17′の記憶内容(=識別情報)
が異なるのみで破線6で囲んだ部分は同一構成となって
いる。すなわち、アンテナ11で受信した信号は、アンテ
ナ共用器10を介して受信機19に入力される。受信機19の
出力は受話器29に入力された音声として発音される。一
方、マイクロホン30から入力された通話信号は、送信機
8,アンテナ共用器10,アンテナ11を介して親装置2へと
送出される。スピーカ31は、呼出し音発生用であり、フ
ックスイッチ7は発信または着信への応答するときに操
作されるものである。
第2図は有線回線への着呼時における無線電話機1,
1′と親装置2の動作を示すフローチャートであり、図
中、無線電話機1′の動作は無線電話機1の動作と同様
であるので破線で示し、詳細な内容を省略している。
1′と親装置2の動作を示すフローチャートであり、図
中、無線電話機1′の動作は無線電話機1の動作と同様
であるので破線で示し、詳細な内容を省略している。
図において、親装置2は有線回線からの呼出し信号
(第3図(a))を検出すると(ステップ201)、第3
図(b)に示すようなタイミングで送信機16をオンとし
た後、第3図(c)に示すように無線電話機1,1′の識
別情報を含む着呼信号を連続して複数回サイクリックに
送信する(ステップ202)。
(第3図(a))を検出すると(ステップ201)、第3
図(b)に示すようなタイミングで送信機16をオンとし
た後、第3図(c)に示すように無線電話機1,1′の識
別情報を含む着呼信号を連続して複数回サイクリックに
送信する(ステップ202)。
なお、第3図(c)において、無線電話機1,1′の識
別情報はID=1,ID=1′として示している。
別情報はID=1,ID=1′として示している。
これに対し無線電話機1,1′は、互いに非同期で親装
置2からの着呼信号の到来を従来と同様に「T1+T2」時
間の間欠周期で監視しているが(ステップ101〜105)、
無線電話機1は第3図(d)に示すように受信機19をオ
ンした後、自分に対する着呼信号を受信すると、同期し
て第3図(e)に示すように送信機8をオンとして応答
信号(第3図(f))を送信する(ステップ108)。
置2からの着呼信号の到来を従来と同様に「T1+T2」時
間の間欠周期で監視しているが(ステップ101〜105)、
無線電話機1は第3図(d)に示すように受信機19をオ
ンした後、自分に対する着呼信号を受信すると、同期し
て第3図(e)に示すように送信機8をオンとして応答
信号(第3図(f))を送信する(ステップ108)。
一方、無線電話機1′も同様のシーケンスにより、第
3図(g)に示すように受信機19をオンした後、自分に
対する着呼信号を受信すると、その応答用のタイミング
信号TMに同期して第3図(h)に示すように送信機8を
オンとして応答信号(第3図(i))を送信する。
3図(g)に示すように受信機19をオンした後、自分に
対する着呼信号を受信すると、その応答用のタイミング
信号TMに同期して第3図(h)に示すように送信機8を
オンとして応答信号(第3図(i))を送信する。
なお、応答信号のタイミングは各無線電話機1,1′の
応答信号が衝突しないタイミングであればよく、第3図
(f),(i)のように着呼信号とほぼ同じタイミング
である必要はない。
応答信号が衝突しないタイミングであればよく、第3図
(f),(i)のように着呼信号とほぼ同じタイミング
である必要はない。
親装置2は各無線電話機からの応答信号の到来を待っ
ているが、着呼信号の送信時間T4を経過してもいずれの
無線電話機からも応答信号が受信されない場合は、無線
電話機1,1′の電源がオフされているか、あるいは電波
の到達範囲外に位置しているものと見做し、ステップ20
3,204の判定を経て待受け状態に戻る。
ているが、着呼信号の送信時間T4を経過してもいずれの
無線電話機からも応答信号が受信されない場合は、無線
電話機1,1′の電源がオフされているか、あるいは電波
の到達範囲外に位置しているものと見做し、ステップ20
3,204の判定を経て待受け状態に戻る。
しかし、全ての無線電話機1,1′またはいずれか1つ
の無線電話機からの応答信号が受信された場合は、ステ
ップ204,205の判定を経て全ての無線電話機1,1′に対し
て通話チャネルの指定信号を送信すると共に、自分もそ
の指定した通話チャネルに切替える。この後、呼出信号
を送信する(ステップ208)。
の無線電話機からの応答信号が受信された場合は、ステ
ップ204,205の判定を経て全ての無線電話機1,1′に対し
て通話チャネルの指定信号を送信すると共に、自分もそ
の指定した通話チャネルに切替える。この後、呼出信号
を送信する(ステップ208)。
無線電話機1,1′は通話チャネルを親装置2から指定
されたチャネルに切替えるが(ステップ110)、親装置
2からの呼出信号を受信すると、スピーカ31から呼出し
音を発生させる(ステップ113)。この呼出し音に応答
して利用者がオフフック操作を行なうと、無線電話機1,
1′はオフフック信号を送信した後、音声回路系をオン
として通話状態とする(ステップ114,115)。
されたチャネルに切替えるが(ステップ110)、親装置
2からの呼出信号を受信すると、スピーカ31から呼出し
音を発生させる(ステップ113)。この呼出し音に応答
して利用者がオフフック操作を行なうと、無線電話機1,
1′はオフフック信号を送信した後、音声回路系をオン
として通話状態とする(ステップ114,115)。
親装置2はオフフック信号を受信すると、呼出し音信
号の送信を停止し、ラインリレー23をオンとして有線回
線と無線電話機1,1′との通話路を形成する(ステップ2
09〜211)。
号の送信を停止し、ラインリレー23をオンとして有線回
線と無線電話機1,1′との通話路を形成する(ステップ2
09〜211)。
ここで、着呼信号の送信時間Tは間欠受信周期をT0、
1つの無線電話機に対する着呼信号の長さをt,無線電話
機の数をnとすると、 T=T0+t(n+1) となる。
1つの無線電話機に対する着呼信号の長さをt,無線電話
機の数をnとすると、 T=T0+t(n+1) となる。
この場合、tは識別情報を判別しえるだけの短時間に
設定できるため、tを短くするとTはT0に極めて近い値
となり、n個の無線電話機をほぼT0時間で同時に呼出す
ことが可能になる。
設定できるため、tを短くするとTはT0に極めて近い値
となり、n個の無線電話機をほぼT0時間で同時に呼出す
ことが可能になる。
この結果、制御チャネルの占有時間は短くなり、また
複数の親装置または送信機を設けなくても済む。
複数の親装置または送信機を設けなくても済む。
なお、第3図のタイムチャートでは、既に応答信号を
返信した無線電話機についても着呼信号を継続して送信
しているが、第4図のタイムチャートに示すように既に
応答信号を返信した無線電話機は除外し、残りの無線電
話機についてのみ着呼信号を送信するようにすれば、未
応答の無線電話機が自己に対する着呼信号を受信する機
会が増加し、結果的に応答性を高めることができる。
返信した無線電話機についても着呼信号を継続して送信
しているが、第4図のタイムチャートに示すように既に
応答信号を返信した無線電話機は除外し、残りの無線電
話機についてのみ着呼信号を送信するようにすれば、未
応答の無線電話機が自己に対する着呼信号を受信する機
会が増加し、結果的に応答性を高めることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、複数の無線電話
機をその間欠受信周期とほぼ同じ時間で同時に呼出すこ
とができる。この結果、制御チャネルの占有時間が短く
なり、応答性の良いシステムを構成することが可能にな
る。
機をその間欠受信周期とほぼ同じ時間で同時に呼出すこ
とができる。この結果、制御チャネルの占有時間が短く
なり、応答性の良いシステムを構成することが可能にな
る。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
実施例における有線回線からの着呼時の動作を示すフロ
ーチャート、第3図は実施例の動作を説明するためのフ
ローチャート、第4図は着呼信号の送出方法の他の例を
示すタイムチャート、第5図は従来の無線通信装置にお
ける有線回線からの着呼時の動作を示すフローチャート
である。 1,1′……無線電話機、2……親装置、8,16……送信
機、9,15……制御部、14,19……受信機、23……ライン
リレー。
実施例における有線回線からの着呼時の動作を示すフロ
ーチャート、第3図は実施例の動作を説明するためのフ
ローチャート、第4図は着呼信号の送出方法の他の例を
示すタイムチャート、第5図は従来の無線通信装置にお
ける有線回線からの着呼時の動作を示すフローチャート
である。 1,1′……無線電話機、2……親装置、8,16……送信
機、9,15……制御部、14,19……受信機、23……ライン
リレー。
フロントページの続き (72)発明者 大田 祐治 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 白方 道真 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 三枝 伸 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 志村 行浩 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 布施 庄司 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株式会社東芝日野工場内 (72)発明者 小野 晃二 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株式会社東芝日野工場内 (56)参考文献 特開 昭58−143645(JP,A) 特開 昭62−48133(JP,A) 特開 昭55−33309(JP,A) 特開 昭62−108626(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】有線回線に接続される親装置と、この親装
置と無線回線を介して接続される複数の無線電話機とか
ら成り、親装置と各無線電話機は各無線電話機に共通す
る複数の無線チャネルのうち空きの無線チャネルを使用
して通話用の無線チャネルを設定し、各無線電話機と有
線回線との間の通話を可能とする無線通信装置におい
て、 前記親装置内に、有線回線からの着呼時に無線電話機の
識別情報を含む着呼信号を各複数回送信する呼出し制御
手段を設けると共に、前記無線電話機のそれぞれには自
己の識別情報と同じ識別情報を含む着呼信号の受信時に
親装置に送信する応答制御手段とを設け、親装置は応答
可能な全ての無線電話機からの応答信号が受信された段
階で呼出信号を各無線電話機に同時送信し、各無線電話
機を同時に呼出すことを特徴とする無線通信装置。 - 【請求項2】前記呼出し制御手段は着呼信号の送信途中
において応答信号を既に受信した無線電話機については
除外し、未応答の無線電話機に対する着呼信号のみを送
信することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
の無線通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62306459A JP2602856B2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62306459A JP2602856B2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 無線通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01147930A JPH01147930A (ja) | 1989-06-09 |
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