JPH09312288A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH09312288A
JPH09312288A JP12757396A JP12757396A JPH09312288A JP H09312288 A JPH09312288 A JP H09312288A JP 12757396 A JP12757396 A JP 12757396A JP 12757396 A JP12757396 A JP 12757396A JP H09312288 A JPH09312288 A JP H09312288A
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JP
Japan
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insulating film
gate
electrode
hole
wiring
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JP12757396A
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English (en)
Inventor
Yasuhisa Soma
康久 相馬
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】二層の金属配線間の絶縁膜に開けられた貫通孔
を絶縁材料で塞ぎ、絶縁する方法において、信頼性を高
め、所要面積を低減する。 【解決手段】第一絶縁膜20aのパターン上に絶縁材料
を含んだ液を滴下し、硬化させて第二絶縁膜23aを形
成する。厚い絶縁膜で貫通孔を埋めると共に、外形を小
さくする、先のパターンと外形が同じ小面積の絶縁膜パ
ターンを得る。 特に、MOSゲート型半導体装置にお
いて、ゲート・ソース間耐圧不良となる欠陥が生じて
も、ゲート電極を分割し絶縁膜貫通孔を塞ぐ第二絶縁膜
23aを厚くして、耐圧不良のゲート電極に接続される
ゲートパッド電極を確実に分離し、半導体装置の動作に
因与しないようにすることが簡単にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主電流制御用のゲ
ート電極をもち、ゲート電圧によりオン・オフ動作をす
る絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以下IGBTと
略す)、MOS型電界効果トランジスタ(以下MOSF
ETと略す)など、滴下によって絶縁膜を形成する部位
をもつ半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような半導体装置は、半導体チッ
プがパッケージング金属などの基板上に固定され、主電
流を流す主電極は、その電極面にボンディングされる導
線によりチップ外の主端子へと接続される。また、主電
極と絶縁されたゲート電極とゲート端子とは、その電極
面に設けられたゲートパッド部にボンディングされる導
線により接続される。
【0003】図5は、従来のIGBTのユニットセルの
一例の断面図であり、半導体チップ10の一方の主面に
独立したpウェル2が高抵抗n- 層1の表面に拡散によ
り作られる。また、電子をn- 層1に注入するためのn
+ ソース領域3がpウェル2の表面層内に形成される。
さらに、pウェル2の端部にn+ ソース領域3からn -
層1に電子を注入するMOSチャネル4を構成するため
に、pウェル2の端部の表面に薄いゲート酸化膜5を介
して、例えば多結晶シリコンからなるゲート電極6を設
ける。ゲート電極6の上は酸化膜7で全て覆われ、その
酸化膜で覆われないpウェル2およびn+ ソース領域3
の表面に接触するソース電極8が、例えばAl蒸着によ
り形成されている。ゲート電極6の延長部には、厚いフ
ィールド酸化膜51の上でソース電極8と同時に蒸着し
た後分離したゲートパッド電極9が接触している。ゲー
ト電極6とソース電極8とは酸化膜7で絶縁膜されてい
るので、ゲート・ソース間に電圧を印加することができ
る。n- 層1の下面側にはn- 層1より不純物濃度の高
いnバッファ層11を介してpドレイン層12が設けら
れ、そのpドレイン層12の表面に接触するドレイン電
極13が、例えばAl蒸着により形成されている。
【0004】図6は従来のIGBTのチップをソース電
極側から見た平面図で、点線16で示された輪郭内に形
成されているゲート電極6を覆うソース電極8に図5に
も示したようにソース引出し導線14がボンディングさ
れ、ソース電極8の窓部に露出するゲートパッド電極9
にゲート引出し導線15がボンディングされている。ゲ
ート引出し導線15はゲート端子に接続される。なお、
チップ10の周辺部にはソース・ドレイン間耐圧を出す
ためのガードリング17がある。
【0005】このような素子のチップの大面積化は、一
チップ当たりの電流容量の増大、オン電圧の低減を実現
するとともに、耐圧向上のためのガードリング部やゲー
トパッド部の素子面積全体に占める比率を低くできるこ
とによる半導体ウェハの利用率の向上、組立構造の簡略
化等の利点がある。しかし、チップの大面積化をする上
での問題の一つとして、ゲート・ソース間耐圧不良の問
題がある。IGBTやMOSFETの場合、ゲート電極
の電圧によりチャネルの開閉を行い、ドレイン電流のオ
ン・オフを行うが、ゲート・ソース間が短絡されていた
り、不十分な耐圧しかなかった場合、ドレイン電流の正
常な制御ができない。
【0006】例えば、図7(b)のように、ゲート電極
6となる多結晶シリコン層のパターニングに不良がある
と、酸化膜7を突き破り、ソース電極8と短絡する。こ
のような欠陥がチップ内で一個でもある場合、ゲート・
ソース間耐圧不良となり、そのチップは使えなくなる。
パターニング工程の改良などを重ねても、ウェハ内で少
なからず欠陥が発生することが避けられず、チップが大
面積になるほど歩留りが低下する。
【0007】この問題に対して、ゲート電極6を幾つか
に分割し、欠陥のあるゲート電極6を切り離し、他の部
分を生かして全体としては良品とすることが行われる。
すなわち、先ず、チップの各分割ゲート電極についてゲ
ート電極とソース電極の間の耐圧を測定し、良否を判断
する。例えば、ゲート・ソース間で35V以上の耐圧の
あるものを良品と判断する。
【0008】次に、このチップ上に第一絶縁膜20を形
成する。この第一絶縁膜20には分割された各ゲート電
極6ごとに2個の貫通孔21、22が開いている。貫通
孔の一方21は、ゲートパッド電極9の上にある。他方
22はゲートパッド電極9上とソース電極8上にまたが
って開いている。これらのパターニングについては通常
のポジレジストを用いるフォトリソグラフィで行う。
【0009】次に、先程の各ゲート・ソース間の耐圧測
定による各分割ゲート電極ごとの良否結果に従い、良品
については図7(a)に示すようにゲートパッド電極9
上とソース電極8上にまたがる貫通孔22を第二絶縁膜
23で塞ぐ。この後、第一絶縁膜20の上に通常のスパ
ッタ法等で二層目のAl蒸着を行い、フォトリソグラフ
ィによりパターニングして平行に走るAl配線24、2
5を形成する。Al配線24はゲート端子に接続する。
Al配線25はソース端子に接続する。この構造によ
り、良品のゲート電極6はゲートパッド電極9、Al配
線24を介してゲート端子に接続されるが、第二絶縁膜
23によりAl配線25とは絶縁される。
【0010】一方、不良品については図7(b)に示す
ように、不良品のゲート電極6に接続されるゲートパッ
ド電極9は、ポリイミド樹脂23によりAl配線24と
は絶縁されるが、ソース電極8とはAl配線25を介し
て接続される。Al配線24とゲート端子の接続は、ゲ
ートパッド電極9の一つに対して一本のワイヤボンディ
ングによっておこなわれる。
【0011】このように、電気測定をおこなった結果を
用いて絶縁するか導通するかを決定するような素子構造
で、フォトリソグラフィ工程によって第二絶縁膜の形状
を決定することは大変厄介である。そこで針先の細いデ
ィスペンサ等を用いてその部位に少量の液状の絶縁材料
を滴下し、硬化する方法をおこなっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、絶縁材料の滴
下による絶縁膜の形成はいろいろと問題が多い。図2
(a)ないし(c)は従来の製造方法を説明するための
工程順の貫通孔部の部分断面図である。ゲートパッド電
極9上に貫通孔21の開いた第一絶縁膜20を形成する
[図2(a)]。
【0013】次に貫通孔を塞ぐための絶縁材料を含んだ
液を滴下し、硬化させて第二絶縁膜23を形成する[同
図(b)]。その後、第二絶縁膜23上にAl配線24
を形成する[同図(c)]。この方法では、液状材料の
滴下により形成した第二絶縁膜23の形状は、通常のフ
ォトリソグラフィ工程で形成される形状と比べて再現性
が良くない。
【0014】また、微量を滴下するため針先が細いディ
スペンサを用いるが、細い針先を通すため絶縁材料は粘
度が小さい(数百cp以下)ことが必要となる。粘度が
小さい絶縁材料は広がり易く、例えば直径2mm程に広
がる。広がって面積が大きくなるということは、絶縁材
料の厚さが薄くなることを意味し、またそのため本来の
目的である絶縁耐圧に関して適正な厚さを満足すること
ができないこともある。
【0015】また、広がる面積が大きいということは、
その分面積的に無駄が発生し、効率がよくないことにな
る。以上の問題に鑑みて本発明の目的は、滴下された絶
縁材料の形状のばらつきを低減し、ひろがりを抑制し、
厚い絶縁膜を形成すること、そして、ゲート・ソース短
絡が起きてもチップ全体として使用不能になることのな
い半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題解決のため、
本発明の半導体装置の製造方法は、貫通孔の開いた第一
絶縁膜のパターン上に、絶縁材料を含む液を滴下、硬化
することにより第二絶縁膜を形成し、孔を埋めると共
に、先のパターンと外形が同じで膜厚の厚い絶縁膜パタ
ーンを得るものとする。
【0017】図1(a)ないし(c)は本発明の製造方
法を説明するための工程順の貫通孔部の部粉断面図であ
る。ゲートパッド電極9上に貫通孔の開いた第一絶縁膜
20aのパターンを形成する[図1(a)]。次に貫通
孔を塞ぐための絶縁材料を含んだ液を滴下し、硬化させ
て第二絶縁膜23aを形成する[同図(b)]。
【0018】続いて、第二絶縁膜23a上にAl配線2
4を形成する[同図(c)]。このようにすれば、滴下
された絶縁材料の表面張力と下地に形成された絶縁膜と
の密着性により、滴下された液はホールの孔埋めに使用
され、残りは下地の絶縁膜上に広がる。従って、ばらつ
きの低減と広がる面積の減少が実現できる。特に、第一
絶縁膜と第二絶縁膜とが同じ絶縁材料であることがよ
い。
【0019】そのようにすれば、第一絶縁膜と第二絶縁
膜との密着性がよい。そして、半導体基体の一主面上に
主電流を流す主電極およびその主電流制御用の複数のゲ
ート電極を設け、そのゲート電極をそれぞれゲートパッ
ド電極と接続し、各ゲートパッド電極を第一絶縁膜によ
って覆い、その第一絶縁膜にそれぞれ各ゲートパッド電
極に達する第一および第二の貫通孔を開け、主電極との
耐圧値が規定値を満足するゲート電極に接続されたゲー
トパッド電極に達する第二貫通孔および規定値を満足し
ないゲート電極に接続されたゲートパッド電極に達する
第一貫通孔を第二絶縁膜によって塞いだのち、第一貫通
孔上を通る第一配線を形成すると同時にその配線の材料
で開いている第一貫通孔を塞ぎ、また第二貫通孔を通る
第二配線を形成すると同時にその配線の材料で開いてい
る第二貫通孔を塞ぎ、第一配線をゲート端子と接続し、
第二配線を主電極と接続するものとする。
【0020】そのようにすれば、複数個に分割されたゲ
ート電極にそれぞれ接続されるゲートパッド電極と、そ
の上に絶縁膜を介して設けられ、ゲート端子に接続され
る配線とは、主電極との間の耐圧値が規定値を満足する
ゲート電極に接続されるもののみ絶縁膜に開けられた貫
通孔を通じて接続することにより、耐圧の正常な良品部
分のゲート電極のみがゲートパッド電極を介してゲート
端子と接続され、半導体装置の動作に寄与する。ゲート
端子に接続されないゲート電極には制御用の信号電力が
入力されないため、半導体装置の正常な動作を妨げるこ
とはない。また、耐圧値が規定値を満足しないゲート電
極に接続されるゲートパッド電極を主電極に接続される
別の配線と同様な方法で接続することにより主電極と短
絡でき、主電極と同電位にすることにより誤動作が防止
される。そして、貫通孔を通じてのゲートパッド電極と
配線との接続は、配線形成と同時に配線材料によって貫
通孔を充填することにより簡単にでき、また、配線と接
続されないゲートパッド電極に達する貫通孔は配線形成
前に絶縁材料で塞ぐことにより、ゲートパッド電極、配
線用の絶縁が簡単に確保される。
【0021】更に、耐圧値測定データに基づいて制御さ
れるXY方向ステージを用いて半導体基体を移動させる
ことにより、第二絶縁膜の材料によつて塞がれる貫通孔
を樹脂ディスペンサの直下に位置させ、そのディスペン
サより絶縁樹脂を滴下させて貫通孔を塞ぐものとする。
そのようにすれば、連続的に作業が進められて、能率が
上がる。更に自動化もすすめられる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図7と共通の部分に同一の
符号を付した図を引用して、本発明の一実施例について
説明する。図3(a)、(b)は本発明の一実施例のI
GBTチップ断面を示す。IGBTチップの大きさは2
0mm角で、ゲート電極を形成する多結晶シリコン層は
八分割されていて、一つのゲート電極6の寸法は約4m
m角である。そして、ゲートパッド9の寸法は0.3m
m角である。
【0023】この状態までのIGBTの製造について
は、通常のIGBTのそれとなんら変わることがないの
で詳細は省略する。本発明による構造をとる前に、この
チップについて各ゲート電極とソース電極の間の耐圧を
測定し、各分割ゲート電極ごとの良否を判断する。例え
ば、ゲート・ソース間で35V以上の耐圧のあるものを
良品と判断する。
【0024】図3(a)において、このチップ上に第一
絶縁膜20aを形成する。この実施例ではポリイミド膜
を4μmの厚さになるように被せた。この第一絶縁膜2
0aには分割された各多結晶シリコン層ごとに2個の貫
通孔21、22が開いている。貫通孔の一方21は、ゲ
ートパッド電極9の上にあり、0.2mm角の大きさで
ある。他方22はゲートパッド電極9上とソース電極8
上にまたがって開いており、こちらも0.2mm角の大
きさである。貫通孔21、22の周囲の第一絶縁膜20
aは必要以上に大きくならないように、例えば、内径2
00μm、外径800μmの環状にする。これらのパタ
ーニングについては通常のポジレジストを用いるフォト
リソグラフィで行う。
【0025】次に、先程の各ゲート電極とソース電極の
間の耐圧測定による各分割部ごとの良否結果に従い、良
品については図3(a)に示すようにゲートパッド電極
9上とソース電極8上にまたがる貫通孔22をポリイミ
ド樹脂の第二絶縁膜23aで塞ぐ。図4は貫通孔をポリ
イミド樹脂で塞ぐ作業を示し、上述のゲート電極・ソー
ス電極間耐圧の測定データと連動させたXYステージ3
1上にシリコンウェハ30を置き、塞ぐべき貫通孔2
1、22が直下にきたとき、樹脂容器32に連通したデ
ィスペンサ33あるいはマイクロシリンジから粘度10
0cpの低粘度ポリイミド樹脂を一滴ずつ滴下する。
【0026】滴下された低粘度ポリイミド樹脂は280
℃、数時間のキュアにより硬化して第二絶縁膜23aと
なる。このとき滴下されたポリイミド樹脂は、貫通孔2
1、22の周囲の第一絶縁膜20a上にとどまるので、
ひろがり過ぎることはなく、従って、硬化後も十分な厚
さの絶縁膜ができる。従来直径約2mmに広がっていた
が、第一絶縁膜20aの外径を800μmにしたので、
厚さはほぼ4倍になつた。
【0027】次に、第二絶縁膜23aの上に通常のスパ
ッタ法等で二層目のAl蒸着を行い、フォトリソグラフ
ィによりパターニングして平行に走るAl配線24、2
5を形成する。Al配線24はゲート端子に接続する。
この構造により、良品のゲート電極6はゲートパッド電
極9、Al配線24を介してゲート端子に接続され、ポ
リイミド樹脂の第二絶縁膜23aによりAl配線25と
は絶縁される。Al配線24とゲート端子の接続は、各
分割ゲートパッド電極9の一つに対して一本のAlワイ
ヤを用いて、ボンディングしておこなわれる。
【0028】一方、図3(b)に示すように不良品のゲ
ート電極6に接続されるゲートパッド電極9は、第二絶
縁膜23aによりAl配線24とは絶縁され、ソース電
極8とAl配線25を介して接続される。従来の方法と
比較して異なる点は、第二絶縁膜23aの厚さが厚くな
ったこと、およびゲートパッド電極9と第二絶縁膜23
aとの絶縁に必要な面積が小さくなったことである。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、第一絶縁膜のパターン
上に液状の絶縁材料を滴下し、第二絶縁膜を形成するこ
とによって、絶縁膜の膜厚が厚くなり、ピンホールなど
が発生しにくくなって、信頼性が向上する。また、省面
積化が実現できるため、高集積化に適する。
【0030】特に、MOSゲート型半導体装置において
ゲート電極を分割し、ゲート・ソース間耐圧不良となる
欠陥が生じても、絶縁膜貫通孔を塞ぐ第二絶縁膜を厚く
して、耐圧不良のゲート電極に接続されるゲートパッド
電極を確実に分離し、半導体装置の動作に因与しないよ
うにすることが簡単にできる。このようにして、半導体
装置を全体としては使用可能になるため、絶縁ゲート型
電力用半導体装置のチップ面積の大面積化による電流容
量の増大、オン電圧の低減を行う上で極めて有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)ないし(c)は本発明の製造方法を説明
するための工程順の部分断面図
【図2】(a)ないし(c)は従来の製造方法を説明す
るための工程順の部分断面図
【図3】本発明の一実施例のIGBTを示し、(a)は
耐圧良のゲート電極を含む断面図、(b)は耐圧不良の
ゲート電極を含む断面図
【図4】本発明の一実施例に用いたポリイミド樹脂滴下
装置の斜視図
【図5】従来のIGBTチップの断面図
【図6】従来のIGBTチップの平面図
【図7】従来のIGBTを示し、(a)は耐圧良のゲー
ト電極を含む断面図、(b)は耐圧不良のゲート電極を
含む断面図
【符号の説明】
1 n- 層 2 pウェル 3 n+ ソース領域 4 MOSチャネル 5 ゲート酸化膜 6 ゲート電極 7 酸化膜 8 ソース電極 9 ゲートパッド電極 10 チップ 11 nバッファ層 12 pドレイン層 13 ドレイン電極 14 ソース引出し導線 15 ゲート引出し導線 17 ガードリング 20、20a 第一絶縁膜 21 貫通孔 22 貫通孔 23、23a 第二絶縁膜 24 Al配線 25 Al配線 30 シリコンウェハ 31 XYステージ 32 樹脂容器 33 ディスペンサ 51 フィールド酸化膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貫通孔の開いた第一絶縁膜のパターン上
    に、絶縁材料を含む液を滴下、硬化することにより第二
    絶縁膜を形成し、貫通孔を埋めると共に、先のパターン
    と外形が同じで膜厚の厚い絶縁膜パターンを得ることを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】第一絶縁膜と第二絶縁膜とが同じ絶縁材料
    であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】半導体基体の一主面上に主電流を流す主電
    極およびその主電流制御用の複数のゲート電極を設け、
    そのゲート電極をそれぞれゲートパッド電極と接続し、
    各ゲートパッド電極を第一絶縁膜によって覆い、その第
    一絶縁膜にそれぞれ各ゲートパッド電極に達する第一お
    よび第二の貫通孔を開け、主電極との耐圧値が規定値を
    満足するゲート電極に接続されたゲートパッド電極に達
    する第二貫通孔および規定値を満足しないゲート電極に
    接続されたゲートパッド電極に達する第一貫通孔を第二
    絶縁膜によって塞いだのち、第一貫通孔上を通る第一配
    線を形成すると同時にその配線の材料で開いている第一
    貫通孔を塞ぎ、また第二貫通孔を通る第二配線を形成す
    ると同時にその配線の材料で開いている第二貫通孔を塞
    ぎ、第一配線をゲート端子と接続し、第二配線を主電極
    と接続することを特徴とする請求項1または2記載の半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】耐圧値測定データに基づいて制御されるX
    Y方向ステージを用いて半導体基体を移動させることに
    より、第二絶縁膜の材料によつて塞がれる貫通孔を樹脂
    ディスペンサの直下に位置させ、そのディスペンサより
    絶縁樹脂を滴下させて貫通孔を塞ぐ請求項3記載の半導
    体装置の製造方法。
JP12757396A 1996-05-23 1996-05-23 半導体装置の製造方法 Pending JPH09312288A (ja)

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