JPH09310745A - 摩擦車式無段変速機 - Google Patents

摩擦車式無段変速機

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JPH09310745A
JPH09310745A JP8128249A JP12824996A JPH09310745A JP H09310745 A JPH09310745 A JP H09310745A JP 8128249 A JP8128249 A JP 8128249A JP 12824996 A JP12824996 A JP 12824996A JP H09310745 A JPH09310745 A JP H09310745A
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variable transmission
planetary gear
gear mechanism
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武雄 吉田
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/02Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
    • F16H37/021Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings toothed gearing combined with continuous variable friction gearing
    • F16H37/022Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings toothed gearing combined with continuous variable friction gearing the toothed gearing having orbital motion

Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦式無段変速機における前後進切り換え装
置及びローディングカム装置を、部品点数が少なく、組
み立て作業性の良い状態で回転係合させる。 【解決手段】 遊星歯車機構14を備えた前後進切り換
え装置13からの回転をローディングカム装置12を介
して変速ユニットTに入力するようにしたトロイダル型
無段変速機において、切り換え装置13のサンギヤ14
s及びカム装置12のカムディスク9それぞれに相互に
噛み合う爪18,19を設けて、サンギヤ14sを直
接、カム装置12に回転係合させて、部品点数を削減
し、組み立て作業性を向上させ、低コスト化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊星歯車機構を備
えた前後進切り換え装置と、ローディングカム装置との
間に介在した壁部材が前記遊星歯車機構のピニオンキャ
リアに対向する位置まで延在して遊星歯車機構を回転自
在に支持することにより、これら装置を摩擦車式無段変
速ユニットの前段に同軸に配置して、前後進切り換え装
置からの回転を、ローディングカム装置を介し摩擦車式
無段変速ユニットに入力するようにした摩擦車式無段変
速機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】こうした摩擦車式無段変速機には、例え
ば、特開平5−039834号公報に記載されるトロイ
ダル型無段変速機があり、遊星歯車機構を備えて成る前
後進切り換え装置からの回転を、ローディングカム装置
を介してトロイダル型無段変速ユニットに入力する。そ
のとき、前記前後進切り換え装置の遊星歯車機構は、ベ
アリングを介して環状の壁によって回転自在に支持され
るが、前記壁に対して遊星歯車機構が相対回転する際、
前記ベアリングが過回転することを防止するために、前
記ベアリングは周速が小となる位置、つまり、遊星歯車
機構の回転中心に近い配置としてある。そのため、前記
ベアリングを保持する環状の壁は遊星歯車機構のピニオ
ンキャリアに対向する位置まで延在している。
【0003】トロイダル型無段変速ユニットは、入出力
コーンディスクと、摩擦車であるパワーローラとを有
し、入出力コーンディスク間に摩擦係合するパワーロー
ラを介し入力ディスクから出力ディスクに動力を伝達す
る間、パワーローラの傾転角を変更して入出力ディスク
に対する接触位置を変えることにより、無段階に変速を
行う。
【0004】このとき、パワーローラによる動力伝達を
可能にするためには、パワーローラが伝達トルクに応じ
た力で入出力ディスクに押付けられている必要があり、
そのためにローディングカム装置を介して入力ディスク
を駆動する。
【0005】ローディングカム装置は、入力ディスクに
同軸配置したカムディスクと、このカムディスク及び入
力ディスクの円周方向に延在する軸方向対向傾斜カム面
間に、保持器で相対位置を規制して介在させたカムロー
ラとで構成される。そして、入力ディスクへの回転はカ
ムディスク、カムローラを順次介し入力ディスクに至
り、この際カムローラはカムディスク及び入力ディスク
の対向傾斜カム面上を転動してカムディスク及び入力デ
ィスク間に伝達トルクに応じたスラストを生じさせ、こ
のスラストによりパワーローラを入出力ディスク間に挟
圧することで前記動力伝達を可能にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ローディング
カム装置へ正逆回転動力を伝達する前後進切り換え装置
は従来、例えば、上記公報のように、遊星歯車機構のサ
ンギアを入力とし、ピニオンキャリアを出力として、ロ
ーディングカム装置のカムディスクに回転係合させたた
め、前記遊星歯車機構を回転自在に支持するために、ピ
ニオンキャリアに対向する位置まで延在した壁部材を迂
回する別部材を介して、ピニオンキャリアをカムディス
クに回転係合させなければならなかった。従って、こう
した構成の摩擦車式無段変速機では、部品点数が増えて
組み立て作業性が悪くなり、コスト的にも不利である。
【0007】本発明は、こうした事実に鑑みてなされた
もので、前後進切り換え装置に備わる遊星歯車機構のサ
ンギアを、ローディングカム装置の入力側に直接回転係
合させることで、上記問題を解消することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
である摩擦車式無段変速機は、遊星歯車機構を備えた前
後進切り換え装置と、ローディングカム装置との間に介
在した壁部材が前記遊星歯車機構のピニオンキャリアに
対向する位置まで延在して遊星歯車機構を回転自在に支
持することにより、前記前後進切り換え装置及びローデ
ィングカム装置を摩擦車式無段変速ユニットの前段に同
軸に配置して、前後進切り換え装置からの回転を、ロー
ディングカム装置を介し摩擦車式無段変速ユニットに入
力するようにした摩擦車式無段変速機において、前記遊
星歯車機構のサンギアを、前記ローディングカム装置の
入力側に直接回転係合させたことを特徴とするものであ
る。
【0009】本発明である、請求項2に係る、摩擦車式
無段変速機は、請求項1において、前記前後進切り換え
装置は、前後進切り換えの機能を司るピストン部材を、
前記遊星歯車機構に対してローディングカム装置から遠
い反対側に配した構成であることを特徴とするものであ
る。
【0010】本発明である、請求項3に係る、摩擦車式
無段変速機は、請求項1または2において、前記遊星歯
車機構は、シングルピニオン型遊星歯車機構であること
を特徴とするものである。
【0011】本発明である、請求項4に係る、摩擦車式
無段変速機は、請求項1または2において、前記遊星歯
車機構は、ダブルピニオン型遊星歯車機構であることを
特徴とするものである。
【0012】加えて、本発明である、請求項5に係る、
摩擦車式無段変速機は、請求項1乃至4のいずれか一項
において、前記サンギアに、前記回転係合部と反対に位
置する側面に筒部を設けて液受け部分を形成し、さら
に、該液受け部分から前記遊星歯車機構のピニオンキャ
リア側に潤滑液を供給するための潤滑液路を形成したこ
とを特徴とするものである。
【0013】さらに、本発明である、請求項6に係る、
摩擦車式無段変速機は、請求項5において、前記サンギ
アに形成した筒部の先端を、スラスト方向にかしめて液
溜まり部を形成したことを特徴とするものである。
【0014】また、本発明である、請求項7に係る、摩
擦車式無段変速機は、請求項5または6において、前記
遊星歯車機構のピニオンキャリアに、該遊星歯車機構の
ピニオン軸受に潤滑液を供給するため、前記サンギアに
形成した潤滑液路からの吐出液体を取り入れる受け口付
き液路を設けたことを特徴とするものである。
【0015】さらに加えて、本発明である、請求項8に
係る、摩擦車式無段変速機は、請求項1乃至7のいずれ
か一項において、前記前後進切り換え装置を貫通する入
力軸上に、前記サンギアをスラスト方向に位置決めする
支持部を設けたことを特徴とするものである。
【0016】
【発明の効果】上述したように、本発明である摩擦車式
無段変速機は、前後進切り換え装置に備わる遊星歯車機
構のサンギアを、ローディングカム装置の入力側に直接
回転係合させるから、遊星歯車機構を回転自在に支持す
る壁部材を迂回して前後進切り換え装置とローディング
カム装置とを回転係合させる別部材を設ける必要がな
い。従って、部品点数を削減できて、組み立て作業性が
向上し、低コスト化を図ることができる。
【0017】本発明である、請求項2に係る、摩擦車式
無段変速機は、請求項1において、前記前後進切り換え
装置が、前後進切り換えの機能を司るピストン部材を、
前記遊星歯車機構に対してローディングカム装置から遠
い反対側に配した構成であるから、前後進切り換え装置
とローディングカム装置とを直接回転係合させるとき
に、該回転係合部における軸間距離、即ち、軸線方向長
さが短く済み、摩擦車式無段変速機の大型化や、前後進
切り換え装置とローディングカム装置との間での振れを
防止することができる。
【0018】本発明である、請求項3に係る、摩擦車式
無段変速機は、請求項1または2において、前記遊星歯
車機構がシングルピニオン型遊星歯車機構であるから、
前後進切り換え装置の構成を簡素化し、さらに、低コス
ト化を図ることができる。
【0019】本発明である、請求項4に係る、摩擦車式
無段変速機は、請求項1または2において、前記遊星歯
車機構がダブルピニオン型遊星歯車機構であるから、サ
ンギヤまでの減速比が大きく、大きな駆動力を得ること
ができる。
【0020】加えて、本発明である、請求項5に係る、
摩擦車式無段変速機は、請求項1乃至4のいずれか一項
において、前記サンギアに、前記回転係合部と反対に位
置する側面に筒部を設けて液受け部分を形成し、さら
に、該液受け部分から前記遊星歯車機構のピニオンキャ
リア側に潤滑液を供給するための潤滑液路を形成したか
ら、サンギアの回転による遠心力を利用して前記潤滑液
路から潤滑液をピニオンキャリア側に飛ばして、潤滑し
にくいピニオンキャリア側を潤滑することができ、しか
も、サンギアの軽量化を図ることができる。
【0021】さらに、本発明である、請求項6に係る、
摩擦車式無段変速機は、請求項5において、前記サンギ
アに形成した筒部の先端をスラスト方向にかしめて液溜
まり部を形成したから、前記液受け部分は潤滑液が溜ま
りやすい形状になり、該液溜まり部に溜まった潤滑液に
よって、前後進切り換え装置のピニオンキャリア側に間
断なく潤滑液を供給することができる。
【0022】また、本発明である、請求項7に係る、摩
擦車式無段変速機は、請求項5または6において、前記
遊星歯車機構のピニオンキャリアに、該遊星歯車機構の
ピニオン軸受に潤滑液を供給するため、前記サンギアに
形成した潤滑液路からの吐出液体を取り入れる受け口付
き液路を設けたから、該受け口で受けた潤滑液によっ
て、特に潤滑しにくいピニオン軸受に、正確且つ間断な
く潤滑液を供給することができ、しかも、ピニオンキャ
リアの軽量化を図ることができる。
【0023】さらに加えて、本発明である、請求項8に
係る、摩擦車式無段変速機は、請求項1乃至7のいずれ
か一項において、前記前後進切り換え装置を貫通する入
力軸上に、前記サンギアをスラスト方向に位置決めする
支持部を設けたから、前後進切り換え装置内で発生する
スラストは入力軸の内力として打ち消し合い、該前後進
切り換え装置周辺に配置された装置に影響を及ぼすこと
がない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1は本発明による摩擦車式
無段変速機の第一の実施形態をトロイダル型無段変速機
で示したもので、1は入力軸、2は出力軸で、これら入
出力軸1,2を同軸に、且つ、相対回転可能に突き合わ
せて、変速機ケース3内に回転自在に支持する。
【0025】出力軸2上には、入力ディスクおよび出力
ディスクとしての入力コーンディスク4および出力コー
ンディスク5を嵌合して設け、これら入出力コーンディ
スク4,5間に摩擦車であるパワーローラ6を摩擦係合
するように介在させてトロイダル型無段変速ユニットT
を構成する。入力ディスク4は、出力軸2に対してボー
ルスプライン7により軸方向移動可能に回転係合させ、
この入力ディスク4に皿ばね8で出力ディスク5へ向う
方向のプリロードを与えることにより、入出力ディスク
4,5間にパワーローラ6を最低減必要な力で挟圧す
る。
【0026】なお出力ディスク5は、出力軸2上に回転
自在に支持し、これから変速動力を出力できるようにす
る。
【0027】また、出力ディスク5から遠い入力ディス
ク4の側に同軸にカムディスク9を設け、このカムディ
スク9を、スラスト兼ボールスラスト軸受10により出
力軸2上に支持する。そして、入力ディスク4およびカ
ムディスク9に夫々、円周方向へ延在する軸方向対向傾
斜カム面4a, 9aを形成し、これらカム面間にカムロ
ーラ11を転動自在に介在させて、ローディングカム装
置12を構成する。ここでカムディスク9は、ローディ
ングカム装置12の回転入力部材をなす。
【0028】入力軸1上には、入力軸1の回転を正転ま
たは逆転させてカムディスク9へ伝達する前後進切り換
え装置13を配置する。前後進切り換え装置13は、遊
星歯車機構14と、前進クラッチ15と、後進ブレーキ
16と、前進クラッチ15及び後進ブレーキ16を締結
または切離するピストン部材P1 ,P2 で構成され、こ
れらピストン部材P1 ,P2 を、遊星歯車機構14に対
してローディングカム装置12から遠い反対側に配す
る。
【0029】遊星歯車機構14はシングルピニオン型遊
星歯車機構であって、そのサンギヤ14sを入力軸1上
に位置決めして回転自在に支持すると共に、前進クラッ
チ15により入力軸1に結合可能とし、リングギヤ14
rを前進クラッチ15のクラッチドラム15dを介して
入力軸1に結合する。ピニオンキャリア14cは、後進
ブレーキ16により変速機ケース3に固定可能であると
共に、ピニオン14pをピニオン軸受Bp 介してピニオ
ン軸14fで回転自在に支持する。
【0030】また遊星歯車機構14は、前後進切り換え
装置13と、ローディングカム装置12との間に介在し
ピニオンキャリア14cに対向する位置まで延在した壁
部材であるサポートプレート17によって、ベアリング
100を介して回転自在に支持される。尚、前記ベアリ
ング100は、サポートプレート17に対する遊星歯車
機構の周速が最小となる位置であるサポートプレート1
7の先端部に配設し、ベアリング100が過回転するこ
とを防止している。
【0031】このとき、サンギヤ14sは、ピニオンキ
ャリア14cに対向する位置まで延在したサポートプレ
ート17を迂回してピニオンキャリア14cとカムディ
スク9とを回転係合させるのではなく、サンギヤ14s
をカムディスク9に直接回転係合させて、サンギヤ14
sをローディングカム駆動部材として機能させる。
【0032】本実施形態においては、サンギヤ14sを
ローディングカム駆動部材として機能させるため、サン
ギヤ14s及びカムディスク9にそれぞれ、相互に噛み
合う軸線方向突出爪18,19を設け、これらサンギア
14sの軸線方向突出爪18と、カムディスク9の軸線
方向突出爪19とにより、サンギア14sを直接、ロー
ディングカム装置12に回転係合させている。
【0033】次に、このトロイダル型無段変速機の作用
を説明する。
【0034】入力軸1の回転はクラッチドラム15d、
およびこれを介してリングギヤ14rに入力される。
【0035】ピストン部材P1 により前進クラッチ15
を締結させると、クラッチドラム15dへの回転が前進
クラッチ15を介してサンギヤ14sに伝達され、この
サンギヤ14sは軸線方向突出爪18、および軸線方向
突出爪19を順次介してカムディスク9を回転駆動す
る。カムディスク9の回転はカムローラ11を介して入
力ディスク4に伝達され、入力ディスク4の回転はパワ
ーローラ6を介し出力ディスク5に伝達される。この間
カムローラ11は、傾斜カム面4a, 9a上を転動して
生ずるカム作用により入力ディスク4を出力ディスク5
に向け移動させ、伝達トルクに応じたスラストでパワー
ローラ6を入出力ディスク4,5間に挟圧し、上記の動
力伝達を可能にする。
【0036】また前進クラッチ15に代えて、ピストン
部材P2 により後進ブレーキ16を締結させると、ピニ
オンキャリア14cが固定されることから、入力軸1か
らクラッチドラム15dを経てリングギヤ14rに達し
ている回転は、逆転してサンギヤ14sに至る。このサ
ンギヤ14sでの逆回転は、その軸線方向突出爪18、
および軸線方向突出爪19を順次介してカムディスク9
に達し、以後、上述したと同様にローディングカム装置
12を介して入力ディスク4に至ることで、出力ディス
ク5から逆転動力を取り出すことができる。
【0037】変速に当っては、これを次の如くに行う。
パワーローラ回転軸線01 が図1のごとく、入出力ディ
スク軸線02 と同レベルである間、パワーローラ6は軸
線03 周りの傾転角を変更せず、対応した変速比を保
つ。パワーローラ6を回転軸線01 が入出力ディスク軸
線02 からオフセットするよう移動させると、オフセッ
ト方向に応じた方向へパワーローラ6は自ら軸線03
周り傾転し、入出力ディスク4,5との接触位置を変更
して変速比を連続的に変化させることができる。
【0038】変速比が所定値になったところでパワーロ
ーラ6を回転軸線01 が入出力ディスク軸線02 と一致
する位置へ戻すと、パワーローラの傾転が停止され、当
該所定の変速比を保つことができる。
【0039】即ち、本発明によるトロイダル型無段変速
機においては、上述したように、サポートプレート17
を迂回して前後進切り換え装置13とローディングカム
装置12とを回転係合させる別部材を設けることなく、
前後進切り換え装置13に備わる遊星歯車機構14のサ
ンギア14sを直接、ローディングカム装置12のカム
ディスク9に回転係合させるから、部品点数を削減する
ことができて、組み立て作業性が向上し、低コスト化を
図ることができる。
【0040】このとき、前後進切り換え装置13とロー
ディングカム装置12とを回転係合させるため負担のか
かりやすい軸線方向突出爪18を、サンギア14sに直
接を設けたから、この突出爪18の硬化処理は、サンギ
ア14sと共に行うことができる。
【0041】加えて、前後進切り換え装置13は、ピス
トン部材P1 及びP2 を、遊星歯車機構14に対してロ
ーディングカム装置12から遠い反対側に配した構成に
したから、前後進切り換え装置13とローディングカム
装置12とを直接回転係合させるとき、軸線方向突出爪
18及び軸線方向突出爪19間の軸間距離、即ち、突出
爪18及び突出爪19間の軸線方向長さが短く済み、摩
擦車式無段変速機の大型化や、前後進切り換え装置13
とローディングカム装置12との間での振れを防止する
ことができる。またここでは、遊星歯車機構14がシン
グルピニオン型遊星歯車機構であるから、前後進切り換
え装置13の構成を簡素化し、さらに、低コスト化を図
ることができる。
【0042】図2は、図1の前後進切り換え装置13周
辺を軸線02 に対して上半分で詳細に示した部分拡大図
である。遊星歯車機構14において、ピニオン14pを
ピニオン軸受Bp 介してピニオン軸14fで回転自在に
支持するピニオンキャリア14c側は潤滑しにくい部分
であって、特に本実施形態におけるリバース(後進)時
では、後進ブレーキ16を締結してピニオンキャリア1
4cを固定するために、ピニオン軸受Bp への潤滑油の
供給が悪化するという問題がある。
【0043】そこで、サンギア14sに、軸線方向突出
爪18と反対に位置する側面に筒部Sを設けて油受け部
分を形成し、さらに、この液受け部分近傍から軸線方向
突出爪18に開口する潤滑液油R1を形成する。このと
き、領域Xに示すように、サンギア14sに設けた筒部
Sの先端を、スラスト方向にかしめて油溜まり部E1を
形成する。
【0044】従って、出力軸1に形成した油路Rからク
ラッチドラム15dの油路Rd を介して供給されたオイ
ルは、油溜まり部E1 に溜まるため、回転による遠心力
を利用して、この油溜まり部E1 に溜まったオイルを、
潤滑油路R1からピニオンキャリア14c側に間断なく
飛ばすことによって、潤滑しにくいピニオンキャリア1
4c側を潤滑することができる。しかも、サンギア14
sに潤滑油路R1を形成したから、サンギア14sの軽
量化が図れる。
【0045】さらに、ピニオンキャリア14cに、潤滑
油路R1からの吐出オイルを取り入れる受け口E2 を有
する油路R2を形成すると、受け口E2 で、潤滑油路R
1からのオイルを効率的に取り入れて、ピニオン14p
とピニオン軸14fとの間に介在するピニオン軸受Bp
に潤滑油を供給するから、上記したように、ピニオンキ
ャリア14cを固定する後進時に特に潤滑しにくいピニ
オン軸受Bp を、正確且つ間断なく潤滑することができ
る。しかも、この受け口付き油路R2をピニオンキャリ
ア14cに形成したから、ピニオンキャリア14cの軽
量化を図ることができる。
【0046】ところで、複数の歯車で構成されている前
後進切り換え装置13では、ピニオン14pがはすば歯
車で構成されている等の理由から、装置13内にスラス
トが発生しやすい。従って、変速機の運転中に、切り換
え装置13周辺に配置したオイルポンプのポンプハウジ
ング20や、ローディングカム装置12及び変速ユニッ
トTに大きな力が加わるため、この力に対抗すべく、変
速ユニットT等の強度の向上を図る必要があり、変速機
の大型化や重量の増加を招くことになる。そして、この
スラストの発生もまた特に、後進ブレーキ16を固定す
るときに顕著である。
【0047】そこで、図2に示すように、前後進切り換
え装置13を貫通する入力軸1上に支持部1a,1bを
設け、スラスト軸受Bsを介してサンギア14sをスラ
スト方向に位置決めしたから、前後進切り換え装置13
内のスラストは、サンギア14sから支持部1a,1b
を介して入力軸1の内力として打ち消し合って、オイル
ポンプ20やローディングカム装置12及び変速ユニッ
トTに影響を及ぼすことがないから、前記スラスト方向
の力に起因して作用する力に対抗すべく変速ユニットT
等の強度を向上させる必要がなくなり、変速機の小型化
や軽量化を図ることができる。
【0048】また、図3は、トロイダル型無段変速機の
第二の実施形態として、前後進切り換え装置13が、前
進クラッチ15または後進ブレーキ16を締結または切
離させるピストン部材P1 ,P2 を、遊星歯車機構14
に対してローディングカム装置12から遠い反対側に配
した構成であって、遊星歯車機構14がダブルピニオン
型遊星歯車機構である場合を、軸線O2 に対して上半分
だけ示したスケルトン図で、図1の第一実施形態と同一
のものについては同一符号を以て説明する。
【0049】この前後進切り換え装置13は、サンギヤ
14sを入力軸1上に位置決めして回転自在に支持する
と共に、前進クラッチ15によりクラッチドラム15d
を介して入力軸1に結合可能とし、2個のピニオン14
p1,14p2それぞれをピニオン軸14f1,14f2で回転
自在に支持するピニオンキャリア14cは、前進クラッ
チ15のクラッチドラム15dを介して入力軸1に結合
する。サポートプレート17は、ピニオンキャリア14
c及びクラッチドラム16dを回転自在に支持する。ク
ラッチドラム16dの内面に結合するリングギヤ14r
は、後進ブレーキ16により変速機ケース3にドラム1
6dと共に固定可能である。
【0050】次に、この作用を説明する。
【0051】入力軸1の回転は、クラッチドラム15
d、およびこれを介して2個のピニオン14p1,14p2
を支持するピニオンキャリア14cに入力される。
【0052】まずピストン部材P1 により前進クラッチ
15を締結させると、クラッチドラム15dへの回転が
前進クラッチ15を介してサンギヤ14sに伝達され、
このサンギヤ14sは軸線方向突出爪18を正回転駆動
し、以後、図1の第一実施形態と同様にローディングカ
ム装置12を介して入力ディスク4に至り、出力ディス
ク5から正転動力を取り出すことができる。
【0053】逆に、前進クラッチ15に代えて、ピスト
ン部材P2 により後進ブレーキ16を締結させると、リ
ングギヤ14rが変速機ケース3に固定されることか
ら、入力軸1からクラッチドラム15dを経てピニオン
キャリア14cに達している回転は、2個のピニオン1
4p1,14p2によりサンギヤ14sを逆転させるものに
なる。このサンギヤ14sの逆回転は軸線方向突出爪1
8を逆回転駆動し、以後、上述したと同様にローディン
グカム装置12を介して入力ディスク4に至ることで、
出力ディスク5から逆転動力を取り出すことができる。
【0054】この実施形態では、遊星歯車機構14が、
2個のピニオン14pを有したダブルピニオン型遊星歯
車機構であることから、サンギヤ14sまでの減速比が
大きく、大きな駆動力を得ることができる。
【0055】加えて、ピストン部材P1 及びP2 を、遊
星歯車機構14に対してローディングカム装置12から
遠い反対側に配した構成にしたから、前後進切り換え装
置13とローディングカム装置12とを直接回転係合さ
せるときに突出爪18及び突出爪19間の軸間距離が短
く済み、摩擦車式無段変速機の大型化や、前後進切り換
え装置13とローディングカム装置12との間での振れ
を防止できる。また、第一実施形態と同様に、サンギヤ
14sに油溜まり部E1 及び潤滑油路R1や、ピニオン
キャリア14cに受け口E2 及び潤滑油路R2を設け
て、潤滑油の供給しにくいピニオンキャリア側を潤滑す
ることができる。
【0056】上述したところは、本発明の好適な実施形
態を示したにすぎず、当業者によれば、請求項の範囲に
おいて、種々の変更を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態であるトロイダル型無
段変速機を示した要部縦断面図である。
【図2】同実施形態による前後進切り換え装置周辺を示
した部分断面図である。
【図3】本発明の第二の実施形態であるトロイダル型無
段変速機の前後進切り換え装置を示した部分スケルトン
図である。
【符号の説明】
1 入力軸 1a 支持部 1b 支持部 2 出力軸 3 変速機ケース 4 入力コーンディスク(入力ディスク) 5 出力コーンディスク(出力ディスク) 6 パワーローラ(摩擦車) 7 ボールスプライン 8 皿ばね 9 カムディスク(回転入力部材) 11 カムローラ 12 ローディングカム 13 前後進切り換え装置 14 遊星歯車機構 14s サンギヤ(ローディングカム駆動部材) 14r リングギヤ 14c ピニオンキャリア 14p ピニオン 15 前進クラッチ 16 後進ブレーキ 17 サポートプレート 18 軸線方向突出爪 19 軸線方向突出爪 20 ポンプハウジング 100 ベアリング B 軸受 E1 油溜まり部 E2 受け口 R1 潤滑油路 R2 油路 S 筒部 T トロイダル型無段変速ユニット O1 パワーローラ回転軸線 O2 入出力ディスクの回転軸線 O3 パワーローラ傾転軸線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊星歯車機構を備えた前後進切り換え装
    置と、ローディングカム装置との間に介在した壁部材が
    前記遊星歯車機構のピニオンキャリアに対向する位置ま
    で延在して遊星歯車機構を回転自在に支持することによ
    り、前記前後進切り換え装置及びローディングカム装置
    を摩擦車式無段変速ユニットの前段に同軸に配置して、
    前後進切り換え装置からの回転を、ローディングカム装
    置を介し摩擦車式無段変速ユニットに入力するようにし
    た摩擦車式無段変速機において、 前記遊星歯車機構のサンギアを、前記ローディングカム
    装置の入力側に直接回転係合させたことを特徴とする摩
    擦車式無段変速機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記前後進切り換え
    装置は、前後進切り換えの機能を司るピストン部材を、
    前記遊星歯車機構に対してローディングカム装置から遠
    い反対側に配した構成であることを特徴とする摩擦車式
    無段変速機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記遊星歯
    車機構は、シングルピニオン型遊星歯車機構であること
    を特徴とする摩擦車式無段変速機。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、前記遊星歯
    車機構は、ダブルピニオン型遊星歯車機構であることを
    特徴とする摩擦車式無段変速機。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項におい
    て、前記サンギアに、前記回転係合部と反対に位置する
    側面に筒部を設けて液受け部分を形成し、さらに、該液
    受け部分から前記遊星歯車機構のピニオンキャリア側に
    潤滑液を供給するための潤滑液路を形成したことを特徴
    とする摩擦車式無段変速機。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記サンギアに形成
    した筒部の先端を、スラスト方向にかしめて液溜まり部
    を形成したことを特徴とする摩擦車式無段変速機。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、前記遊星歯
    車機構のピニオンキャリアに、該遊星歯車機構のピニオ
    ン軸受に潤滑液を供給するため、前記サンギアに形成し
    た潤滑液路からの吐出液体を取り入れる受け口付き液路
    を設けたことを特徴とする摩擦車式無段変速機。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一項におい
    て、前記前後進切り換え装置を貫通する入力軸上に、前
    記サンギアをスラスト方向に位置決めする支持部を設け
    たことを特徴とする摩擦車式無段変速機。
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