JPH09310519A - 起伏式観覧席の駆動機構 - Google Patents

起伏式観覧席の駆動機構

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JPH09310519A
JPH09310519A JP12950396A JP12950396A JPH09310519A JP H09310519 A JPH09310519 A JP H09310519A JP 12950396 A JP12950396 A JP 12950396A JP 12950396 A JP12950396 A JP 12950396A JP H09310519 A JPH09310519 A JP H09310519A
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Application number
JP12950396A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Aoe
信一郎 青江
Tomoaki Sato
友章 佐藤
Katsumi Ubusawa
勝美 生澤
Kazunari Nukaga
一成 額賀
Kenichi Murano
健一 村野
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な制御方法を必要とせず、単一の小容量
のスクリュージャッキ等の駆動手段で駆動できる起伏式
観覧席の駆動機構を得る。 【解決手段】 一端が観覧席下部に回動可能に取り付け
られ、他端が基盤上に該基盤上をスライド可能に取り付
けられた一対の支持部材4a,4bと、該支持部材4
a,4b以外の複数のリンク1,2a,2b,3a,3
b,5a,5b及び基盤によって2個の平行運動機構を
2組構成し、伸縮駆動手段によってこれら複数のリンク
を駆動させて観覧席を昇降駆動させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は起伏式観覧席の駆動
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図21は、例えば実公平4−31951
号公報に開示された従来の起伏式観覧席の駆動機構の説
明図、図22は図21におけるイ部の拡大図である。図
21、図22に基づいて従来技術を説明する。図におい
て、51は観覧席の床板、52a,52b,52cは支
持脚、53a,53bはスクリュージャッキのピスト
ン、55はスプロケット駆動用電動モータ、56はガイ
ドレールである。57,58,59はピンであり、ピン
59が上記各支持脚52bの下端部を上記各スクリュー
ジャッキのピストン54a,54bの下端部に回動可能
に取り付けている。61,61はコラム、62a,62
bはスプロケット、63はチェーン、64はスプロケッ
ト駆動用電動モータ55の減速機、65はピン59によ
り回動可能に支持された車輪である。
【0003】66は支持脚取付フレームであり、スクリ
ュージャッキのシリンダ53a,53bの上端部に軸受
部67が設けられ、上記ピン57が各軸受部67を貫通
して上記各コラム61に取り付けられており、上記各ス
クリュージャッキが床板51にコラム61及びピン57
を介し傾動可能に支持されている。また、上記シリンダ
53a,53bの軸受部67によりスプロケット62
a,62bが回動可能に支持され、各スプロケット62
a,62bの間にチェーン63が懸装され、上記スプロ
ケット駆動用電動モータ55及び減速機64が一方のス
クリュージャッキのシリンダ53aに取り付けられ、上
記各スクリュージャッキのピストン54a,54bが上
記各スプロケット62a,62bの回転に連動して、伸
縮方向に作動するようになっている。
【0004】次に、動作について説明する。観覧席の床
板51を上昇させるときには、スプロケット駆動用電動
モータ55を起動し、その回転を減速機64を介してス
プロケット62aに伝えて、同スプロケット62aを回
転させ、同スプロケット62a側のスクリュージャッキ
のピストン54aを同スプロケット62aの回転に連動
して伸長方向に作動させると同時に上記スプロケット6
2aの回転をチェーン63を介してスプロケット62b
に伝え、同スプロケット62bを回転させて、同スプロ
ケット62b側のスクリュージャッキのピストン54b
を同スプロケット62bに連動して伸長方向に作動させ
る。このとき、上記各スクリュージャッキの下部に取付
けた車輪65,65がガイドレール56に沿い移動しな
がら各スクリュージャッキがシリンダ53a,53bの
上端部ピン57を中心に起立方向に移動して、観覧席の
床板51が上昇する。また、観覧席の床板51を下降さ
せるときには、スプロケット駆動用電動モータ55を逆
方向に起動して、上記の観覧席の床板51を上昇させる
場合と逆の動作を行うようにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の起伏式観覧席の駆動機構では以下のような問題
点があった。第1の問題点として、駆動用のスクリュー
ジャッキを2個取り付ける必要があるために、それぞれ
のスクリュージャッキを同じ速度、同じ位置に同期作動
させる必要があり、そのために複雑な制御方法を用いな
ければならない。また、駆動用のスクリュージャッキを
2個必要とし、これを制御するためのセンサおよび制御
装置も必要となるために、製作コストが高くなる。ま
た、第2の問題点として駆動用のスクリュージャッキに
常に圧縮荷重がかかり座屈の心配があるために、駆動用
のスクリュージャッキを高剛性かつ太くする必要があ
る。
【0006】さらに、第3の問題点として観覧席の昇降
時における、観覧席の昇降速度が一定ではなく、特に観
覧席が降下状態にある時の昇降速度が大きくなるため
に、一定速度で伸縮するスクリュージャッキを使う場合
には、起動パワーを大きくする必要がある。このため、
起動パワーの大きいスクリュージャッキを選定するか、
速度制御して昇降速度を遅くしなければならず、いずれ
の場合もコストアップになるという問題があった。ま
た、第4の問題点として観覧席が降下状態にある時には
スクリュージャッキが傾斜した姿勢になるため、起動時
に要するスクリュージャッキのパワーが最大となり、起
動パワーの大きいスクリュージャッキや速比の大きな減
速機を用いる必要があり、第3の問題点と同様にコスト
アップになるという問題があった。
【0007】上記第3,第4の問題点を明らかにするた
めに、発明者は図21に示した従来装置をモデル化して
理論的に解析した。図23は従来装置をモデル化した図
であり、図において、Lはリンク(支持脚)長さ、yは
観覧席の高さ、xはスクリュージャッキの長さ、Mは観
覧席の重量、Aはリンク及びスクリュージャッキと観覧
席のそれぞれの結合点間の水平距離、Bはリンク及びス
クリュージャッキと観覧席のそれぞれの結合点間の垂直
距離を示している。図23に示した解析モデルを用いて
スクリュージャッキにかかる負荷荷重F及び観覧席の昇
降速度Vを求めると数1のようになる。但し、数1にお
いてxn 、yn はLによって無次元化したものであるこ
とを示し、Vx はスクリュージャッキの伸縮速度を示し
ている。
【0008】
【数1】
【0009】数1を負荷荷重Mによって無次元化し(F
n =F/M)、昇降速度Vをスクリュージャッキの伸縮
速度Vx 無次元化して(Vn =V/Vx )、正規化負荷
荷重Fn 及び正規化昇降速度Vn を求めると、次の数2
のようになる。
【0010】
【数2】
【0011】図24は、上記数2で示した数式をグラフ
で表したものである。このグラフにおいて、横軸は観覧
席の昇降高さをリンクの長さで割った値(正規化高さ)
を示している。また、縦軸はスクリュージャッキにかか
る負荷荷重を観覧席の重量で割った値(正規化負荷荷
重)と、観覧席の昇降速度をスクリュージャッキの伸縮
速度で割った値(正規化昇降速度)を示している。
【0012】図24のグラフに示すように、スクリュー
ジャッキにかかる負荷荷重と観覧席の昇降速度の性能曲
線は同じものとなり、実線で表されている。このグラフ
から分かるように、スクリュージャッキにかかる負荷荷
重と観覧席の昇降速度は、昇降高さに対して一定にはな
らず、観覧席が最上位にある状態の値と最下位にある状
態の値の比は約3となる。つまり、最下位にある状態で
は、スクリュージャッキにかかる負荷荷重及び観覧席の
昇降速度共に最上位にある状態のそれらの値の約3倍で
あることを意味している。このことから、上述した第
3,第4の問題点が理論的に明らかになった。
【0013】本発明は上記第1乃至第4の問題点を解決
するためになされたものであり、複雑な制御方法を必要
とせず、単一の小容量のスクリュージャッキ等の駆動手
段で駆動できる起伏式観覧席の駆動機構を得ることを目
的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る起伏式観覧
席の駆動機構は、一端が観覧席下部に回動可能に取り付
けられ、他端が基盤上に該基盤上をスライド可能に取り
付けられた一対の第1支持部材と、該一対の第1支持部
材の半分の長さを有し、一端が該一対の第1支持部材の
各中点に、他端が前記基盤上に、それぞれ回動可能に取
り付けられた一対の第2支持部材と、一辺の長さが前記
一対の第1支持部材の半分の長さを有し、屈曲部が前記
基盤上に回動可能に取り付けられた一対のL形部材と、
前記一対の第1支持部材の半分の長さを有し、一端が前
記観覧席下部における前記一対の第1支持部材の各回動
点の内側に回動可能に取り付けられ、他端が前記一対の
L形部材の前記各一辺の端部に回動可能に連結された一
対の第3支持部材と、一端が前記一対の第1支持部材の
各中点に、他端が前記一対の第3支持部材と前記一対の
L形部材の各連結点にそれぞれ回動可能に取り付けられ
た連結部材とを有し、前記観覧席、前記第1支持部材、
第2支持部材、L形部材、第3支持部材、前記基盤及び
前記連結部材によって、該連結部材を共通の辺とする2
個の平行運動機構を2組構成するとともに、両端部が伸
縮可能に構成され、該両端部が前記一対のL形部材の他
辺にそれぞれ接続された伸縮駆動手段とを備えたもので
ある。
【0015】また、前記伸縮駆動手段に代えて、前記一
対のL形部材の各一端を連結するワイヤと、該ワイヤを
巻き上げる巻上手段とを備えたものである。
【0016】さらに、前記ワイヤは、一端を前記一対の
L形部材の一方の端部に取り付けられ、他端側を少なく
とも前記一対のL形部材の他方の端部に回転自在に設置
されたホイールに巻き掛けられていることを特徴とする
ものである。
【0017】また、前記基盤上にスライド可能に設置さ
れて前記L形部材の前記観覧席上昇方向の回転角を規定
するストッパと、該ストッパの位置を調整する調整手段
とを備えたものである。
【0018】さらに、前記L形部材の各一端と前記伸縮
駆動手段との連結部の少なくとも一方の間に緩衝部材を
設けたものである。
【0019】また、前記各L形部材の屈曲部の屈曲角度
を鋭角にしたことを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の一実施形態の模式図であ
る。図において、1は複数の個人座席(図示なし)が設
置される観覧席であり、観覧席1の下部には、観覧席1
が伏した状態において後述のL形部材5a,5bと伸縮
駆動装置6を収納するためのスペース及び座席を収納す
るためのスペースが設けられている。2a,2bは一端
を観覧席に回動可能に取付けられ、他端を後述するL形
部材5a,5bの一端側に回動可能に取付けられた一対
の支持部材である。4a,4bは一端を観覧席1におけ
る支持部材2a,2bと観覧席1との取付位置よりも所
定距離だけ外側の位置に回動可能に取付けられ、他端を
基盤上にスライド可能に取付けられた一対の第2の支持
部材である。3a,3bは一端を第2の支持部材4a,
4bの中点に回動可能に取り付けられ、他端を支持部材
2a,2bの端部に回動可能に取り付けられた一対の連
結部材である。7a,7bは一端を第2の支持部材4
a,4bの中点に回動可能に取り付けられ、他端を基盤
上に回動可能に取り付けられた一対の第3の支持部材で
ある。5a,5bはL形部材であり、長辺が支持部材2
a,2bと同じ長さを有し、その一端が支持部材2a,
2bの端部に回動可能にピン結合され、屈曲部が基盤ま
たはフレームに回動可能に取り付けられている。
【0021】支持部材2a,2b,7a,7b及びL形
部材5a,5bの長辺は同一長さに設定され、支持部材
4a,4bは支持部材2a,2bの2倍の長さに設定さ
れている。また、支持部材2a,2bと支持部材4a,
4bの観覧席側の端の回動点の間の距離、連結部材3
a,3bの長さ及び、L形部材5a,5bの屈曲部の回
動点と支持部材7a,7bの基盤上の回動点の間の距離
は全て同一に設定されている。したがって、観覧席1、
支持部材2a,4a、7a、L形部材5a、連結部材3
a及び、観覧席1、支持部材2b,4b、7a、L形部
材5b連結部材3bはそれぞれ平行運動機構を構成して
いる。
【0022】6はL形部材5a,5bの短辺の各一端を
連結する伸縮駆動装置であり、その両端間の長さが伸縮
可能に構成されている。上記の構成において、支持部材
4a,7a,4b、7bはスコットラッセルの機構を構
成している。なお、本実施形態では、L形部材5a,5
bは屈曲の角度が90度である正確なL形状をしている
が、必ずしも正確にL形になる必要はない。
【0023】次に、上記のように構成された本実施形態
の動作を説明する。図2,図3,図4,図5は本実施形
態の動作を説明する説明図である。図2は観覧席1が最
も下降した状態を、図3は観覧席1が図2の状態よりも
少しだけ上昇した状態を(中間状態1)、図4は観覧席
1が図3の状態よりもさらに少しだけ上昇した状態(中
間状態2)を、図5は観覧席1が最も上昇した状態をそ
れぞれ示している。
【0024】図2乃至図5から分かるように、本実施形
態においては、観覧席1を上昇させるときには、伸縮駆
動装置を縮小方向に駆動してL形部材5a,5bの短辺
の一端に引張り荷重を作用させる。引張り荷重が作用す
るとL形部材5a,5bは屈曲部を支点として回動し、
L形部材5a,5bの長辺の一端に取り付けられた支持
部材2a,2bを引き起こすように、また連結部材3
a,3bを観覧席1の中央方向に引っ張るように作用す
る。このとき、支持部材2a,2bと支持部材4a,4
bおよびL形部材5a,5bと支持部材7a,7bはそ
れぞれ平行運動をし、連結部材3a,3bの動きが水平
方向に規制される。このため、支持部材4a,4bには
上方からの押しつけ力のみが作用し、支持部材4a,4
bの端部が基盤から浮き上がることもないので、支持部
材4a,4bの端部の基盤上における動きがスムーズに
なる。このような動作によって、観覧席1は図3,図4
に示すように徐々に上昇してゆき、図5に示す最上位置
まで上昇する。
【0025】一方、観覧席1を下降させるときには、図
5に示す最上位置の状態から、伸縮駆動装置を伸長方向
に駆動することによって、上記と逆の動作すなわち、図
5から図2に至る動作をさせるようにすればよい。
【0026】次に、従来技術との差異を明確にするため
に、発明者は図1に示した本実施形態をモデル化して理
論的に解析した。図6は本実施形態をモデル化した図で
あり、図において、Lはリンク長さ(支持部材4a,4
bに相当する)、yは観覧席の高さ、xは伸縮駆動装置
の長さ、Mは観覧席の重量、AはL形部材の長辺の長さ
であり、A=1/2 Lである。BはL形部材の短辺の長
さ、Cは伸縮駆動装置の一端からL形部材の屈曲点まで
の水平距離、αはL形部材の屈曲角度、θはL形部材の
長辺と基盤の成す角度を示している。図6に示した解析
モデルを用いて伸縮駆動装置にかかる負荷荷重F及び観
覧席の昇降速度Vを求めると数3のようになる。但し、
数3においてxn 、yn はLによって無次元化したもの
であることを示し、Vx は伸縮駆動装置の伸縮速度を示
している。
【0027】
【数3】
【0028】数3を負荷荷重Mによって無次元化し(F
n =F/M)、昇降速度Vを伸縮駆動装置の伸縮速度V
x 無次元化して(Vn =V/Vx )、正規化負荷荷重F
n 及び正規化昇降速度Vn を求めると、次の数4のよう
になる。
【0029】
【数4】
【0030】特に、α=1/2 πの場合には、負荷荷重|
F|及び昇降速度|V|は下式のようになる。 |F|=M(1/2Bn )=M(L/2B) ……(1) |V|=Vx (1/2Bn )=Vx (L/2B) ……(2) 上記(1)、(2)式から分かるように、伸縮駆動装置
が等速度で駆動した場合には観覧席の昇降速度Vは一定
となり、また伸縮駆動装置にかかる負荷荷重Fは、一定
かつ引張荷重となる。
【0031】図7は、上記の式(1)(2)をグラフで
表現したものである。このグラフにおいて、横軸は観覧
席の昇降高さをリンクの長さで割った値(正規化高さ)
を示している。また、縦軸は伸縮駆動装置にかかる負荷
荷重を観覧席1の重量で割った値(正規化負荷荷重)
と、観覧席1の昇降速度を伸縮駆動装置の伸縮速度で割
った値(正規化昇降速度)を示している。また、破線は
観覧席1の昇降速度を、実線は伸縮駆動装置にかかる負
荷荷重をそれぞれ示している。
【0032】このグラフから分かるように、伸縮駆動装
置にかかる負荷荷重と観覧席1の昇降速度は、昇降高さ
に関係なく一定の値となり、伸縮駆動装置にかかる負荷
荷重は観覧席1の重量の約2倍に、観覧席1の昇降速度
は伸縮駆動装置の伸縮速度の約2倍となる。
【0033】以上のように、本実施形態では、伸縮駆動
装置を1個だけ用いて観覧席1を起伏させることができ
るので、複雑な制御を必要とせず、製作コストは安くな
る。また、伸縮駆動装置には常に引張荷重がかかるため
に、座屈の恐れがない。したがって、伸縮駆動装置とし
てシリンダ装置を使用する場合には、シリンダ径を細く
できる。また、伸縮駆動装置としてウィンチ、チェーン
装置を用いることもできる。さらに、本実施形態では、
観覧席1の昇降時における、観覧席1の昇降速度、伸縮
駆動装置にかかる駆動パワーは一定となり、駆動用モー
タ等を複雑なパターンで速度制御する必要がない。ま
た、観覧席1が伏せた状態の時にも、伸縮駆動装置には
大きな荷重がかかることはないので、従来技術の場合の
ように高負荷荷重に対応するための駆動用モータあるい
は減速機を必要としない。さらに、基盤上に設置された
支持部材4a,4b,7a,7bの各端部及びL形部材
5a,5bの屈曲点には、押しつけ力が作用するので、
これらを基盤から浮き上がらないようにするための構成
が不要となり、上記各部材と基盤との結合構造が単純に
なるという効果もある。
【0034】実施の形態2.図8は本発明の他の実施の
形態の斜視図、図9は図8の要部の拡大図である。図に
おいて、図1乃至図5に示したものと同一又は相当部分
には同一符号を付してある。この実施の形態2は、実施
の形態1の伸縮駆動手段6に代えて巻き上げ駆動手段1
00を用いたものである。本実施の形態におけるL形部
材5a,5bは、それぞれ所定の間隔を離して配置され
た2本のL形部材から構成され、その先端部には2本の
L形部材を結合する軸部材100a,100bがそれぞ
れ設置されている。軸部材100aには、後述するワイ
ヤ101を受けるためのホイール104,105が、軸
部材100bには、ワイヤ101を受けるためのホイー
ル103がそれぞれ設置されている。また、軸部材10
0bには、ワイヤ101を巻き取るための駆動手段10
2が設置されている。ワイヤ101の一端は、軸部材1
00b上に取り付けられており、その後、ホイール10
4、ホイール103、ホイール105に順次巻き掛けら
れ、ワイヤの他端は、駆動手段102に取り付けられて
いる。以上説明したように、巻き上げ駆動手段100
は、軸部材100a,100b、ワイヤ101、駆動手
段102及びホイール103,104,105によって
構成されているのである。
【0035】次に、上記のように構成された実施の形態
2の動作について説明する。観覧席1を上昇させるとき
には、駆動手段102を駆動してワイヤ101の巻取を
行う。これにより、軸部材100a,100b間の水平
方向の距離が短くなり、実施の形態1における伸縮駆動
手段6を縮小方向に駆動した場合と同様の動きにより、
観覧席1は上昇する。逆に、観覧席1を下降させる場合
は、駆動手段102をワイヤ101の巻き出し方向に駆
動することにより、軸部材100a,100b間の水平
方向の距離が長くなり、観覧席1は下降する。
【0036】なお、本実施の形態では、ワイヤ101を
受けるホイールの数が3個の場合を示したが、ホイール
の数は、必ずしも3個である必要はなく、ホイールの数
を多くすればするほど駆動手段102がワイヤ101を
巻き取る際に要する力は小さくて済む。例えば、ホイー
ルの個数をnw とすると、軸部材100a,100b間
に実施の形態1で示した伸縮駆動手段6を設けた場合と
くらべて、駆動手段102にかかる引張荷重は、動滑車
の原理から1/(nw +1)倍になる。したがって、駆
動手段102の仕様を引張荷重の小さなものに設計可能
となり、その結果、駆動手段102を小型化でき、設置
スペースを小さくでき、また低コスト化を図ることがで
きる。
【0037】また、本実施形態では、駆動手段102が
軸部材100b上に設置されている例を示したが、ワイ
ヤ101を巻き取る、あるいは引っ張ることが可能な場
所であれば、駆動手段102はどこに設置されていても
よい。
【0038】また、本実施形態では動滑車の原理を利用
して駆動手段102の駆動力を小さくするようにした例
を示したが、例えば、ワイヤ101の一端を軸部材10
0aに取り付け、他端側を軸部材100bに取り付けた
駆動手段102によって巻上げるようにしてもよい。こ
の場合には、駆動手段102の駆動力を小さくするとい
う効果は得られないが、軸部材100a,b間の距離が
変化した場合でも、ワイヤ101の長さを調整するだけ
で対応できるので便利である。
【0039】
【実施例】
実施例1.図10,図11は上述した実施の形態1の具
体的な実施例を説明する説明図であり、図10は観覧席
が最も上昇位置にある状態を示し、図11は観覧席が最
も下降位置にある状態を示している。本実施例は前述の
実施形態の図1で示したものとほぼ同様の機構であり、
図10,図11において図1に相当する部分には同一符
号を付して説明を省略し、具体的な寸法のみ記載する。
図10において、10は駆動シリンダであり実施形態1
における伸縮駆動装置6に相当するものである。11は
駆動シリンダ10を伸縮させるための電動モータであ
る。12a,12bは基盤に取り付けられたレールであ
り、支持部材部材4a,4bに取り付けられたローラが
レール12a,12b上を左右に移動することができる
ように構成されている。
【0040】次に、具体的な寸法について説明する。支
持部材2a、2b、7a、7bの長さ2000mm、支
持部材4a,4bの長さL=4000mm、連結部材3
a,3bの長さ2000mm、L形状部材5a,5bの
短辺の長さB=1000mm、長辺の長さ2000m
m、観覧席1の重量M=10t、観覧席の起伏長さ36
00mmに設定してある。また、駆動シリンダ10の駆
動速度は10mm/sとして、起伏式観覧席を作動させ
た。なお、本実施例の作用効果は実施形態と同様であ
る。
【0041】実施例2.図12乃至図14は実施の形態
1に関する他の実施例を説明する説明図であり、図12
は観覧席1が最も上昇位置にある状態を示し、図13は
図12における要部を拡大して示し、図14は観覧席1
が最も下降位置にある状態を示している。本実施例は実
施例1に示したものに、ストッパ111a,111b、
ストッパ位置調整装置110a,110bを設けたもの
であり、その他の構成は実施例1と同様である。ストッ
パ111a,111bの上面には斜面が形成されてはお
り、この斜面がL形部材5a,5bの短辺の回転角度を
規制して、観覧席1が最上位置になったときに、観覧席
1が水平になるようにするものである。ストッパ位置調
整装置上に図中左右方向スライド可能に設置されてい
る。ストッパ位置調整装置110a,110bは図13
に示すように、ストッパ111a,111bの背面に当
接する捩子部材によってストッパ111a,111bの
背面を支持し、該捩子部材のねじ込み量を調整すること
によって、ストッパ111a,111bの位置を調整す
るという構造である。ストッパ111a,111bの位
置は、観覧席1が最上位置にきたときにストッパ111
a,111bの斜面がL形部材5a,5bの短辺と平行
かつ接するように調整して設定される。
【0042】この実施例によれば、観覧席1を上昇させ
た場合において、機構の誤差や歪などの影響により、観
覧席1が最上位置で水平にならない、また最上位置高さ
が規定の高さにならないような場合でも、起伏式観覧席
を設置する現場において、ストッパ位置調整装置110
a,110bを用いてストッパ111a,111bの位
置を調整して、簡単に起伏式観覧席の水平度、最上位置
高さを調整できる。
【0043】実施例3.図15、図16は実施の形態1
に関する他の実施例を説明する説明図であり、図15は
観覧席が最も上昇位置にある状態を示し、図16は観覧
席が最も下降位置にある状態を示している。本実施例は
実施例1に示したものに、緩衝部材115を設けたもの
であり、その他の構成は実施例1と同様である。緩衝部
材115はリンクからなり、L形部材5bの先端部と駆
動シリンダ10の先端部との間に回動点116を介して
設置されている。
【0044】観覧席1が最下降位置にある場合におい
て、駆動シリンダ10がさらに伸びたときには、図16
の一点鎖線で示すように、回動点116が下方に移動す
ることによって、駆動シリンダ10及びL形部材5a,
5bに軸力がかからない。そのために、駆動シリンダ1
0及びL形部材5a,5bの寿命を長くすることができ
る。また、緩衝部材115により、観覧席上昇の初期お
よび下降の最終時に、駆動機構を構成する各リンクにか
かる衝撃を緩衝することができ、スムーズな昇降動作が
可能となる。なお、本実施例では緩衝部材115として
リンク部材を用いた例を示したが、本発明はこれに限ら
れるものではなく、例えばワイヤなどを用いてもよい。
【0045】実施例4.図17、図18は実施の形態1
に関する他の実施例を説明する説明図であり、図17は
観覧席が最も上昇位置にある状態を示し、図18は観覧
席が最も下降位置にある状態を示している。本実施例は
実施例1のL形部材5a,5bの代わりに、L形部材1
20a,120bを設けたものであり、その他の構成は
実施例1と同様である。本実施例のL形部材120a,
120bの特徴とするところは、屈曲部の角度を鋭角
(本実施例では75°)にした点にある。L形部材12
0a,120bの具体的な寸法は、長辺の長さが200
0mm、短辺の長さはB=800mm、屈曲部の角度は
75°である。
【0046】ところで、起伏式観覧席では観覧席1が最
も下降位置にある状態における観覧席1の高さが低いこ
とが望まれるのであるが、この状態における観覧席1の
高さはL形部材の短辺の長さで決まる。すなわち、L形
部材の短辺の長さを短くするほど、観覧席1が最も下降
位置にある状態の高さを低くすることができる。しか
し、L形部材の短辺の長さを短くすると、観覧席1が最
も上昇位置にあるときのL形部材の短辺端の地面からの
高さが低くなり、その結果、駆動シリンダ10の電動モ
ータ11が地面と接触してしまうことになる。そこで、
本実施例においてはL形部材120a,120bの屈曲
部を鋭角(本実施例では75°)にすることにより、観
覧席が最も上昇位置にある状態でL形部材の短辺端の地
面からの高さが高くなるようにして、電動モータ11が
地面と接触しないようにしたものである。
【0047】したがって、本実施例によれば、起伏式観
覧席では観覧席1が最も下降位置にある状態における観
覧席1の高さを低くできると共に、観覧席が最も上昇位
置にある状態で電動モータ11が地面と接触するのを防
止することができる。なお、屈曲部の角度は75°に限
られるものではなく、他の設計要因によって鋭角の範囲
で変更することができる。
【0048】実施例5.図19、図20は上述の実施の
形態2に関する一実施例を説明する説明図であり、図1
9は観覧席が最も上昇位置にある状態を示し、図20は
観覧席が最も下降位置にある状態を示している。本実施
例は、図8,図9で示した実施の形態2における駆動手
段102の具体例としてウィンチ106を用いたもので
ある。本実施例では、ウィンチ106の回転速度を10
度/秒に設定して、起伏式観覧席を作動させた。なお、
支持部材、L形部材の寸法等は実施例1のものと同様で
ある。本実施例によれば実施の形態2で示したのと同様
の効果が得られた。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、一端が観覧席下部に回動可能に取り付けられ、他端
が基盤上に該基盤上をスライド可能に取り付けられた一
対の第1支持部材と、該第1支持部材を含む複数の支持
部材などからなる複数のリンクによって2個の平行運動
機構を2組構成し、伸縮駆動手段によってこれら複数の
リンクを駆動させて観覧席を昇降駆動させるようにした
ので、以下に示すような効果が得られる。すなわち、伸
縮駆動手段を1個だけ用いて観覧席を起伏させることが
でき、構造が簡単になるので複雑な制御を必要とせず、
製作コストの低減を図ることができる。
【0050】また、伸縮駆動手段には引張荷重のみがか
かり圧縮荷重がかからないので、伸縮駆動手段には座屈
の恐れがなく、伸縮駆動手段として例えばシリンダ装置
を使用した場合には、シリンダ径を細くすることがで
き、製作コストの低減を図ることができる。さらに、引
張荷重のみがかかることから、伸縮駆動手段として、シ
リンダ装置の他にウィンチ、チェーン装置を用いること
ができ、適用できる伸縮駆動手段の仕様が広くなる。ま
た、複数のリンクによって2個の平行運動機構を構成し
たので、この平行運動機構が第1支持部材の端部の動き
を水平方向に規制する働きをし、これによって第1支持
部材の端部と基盤との動きがスムーズになり、その結
果、駆動機構全体の動きがスムーズにるという効果が得
られる。
【0051】また、伸縮駆動手段に代えて、一対のL形
部材の各一端を連結するワイヤと、該ワイヤを巻き上げ
る巻上手段とを備えたので、一対のL形部材の設置間隔
が変わった場合であっても、ワイヤの長さを調整するだ
けで対応でき、観覧席の設計が容易になる。
【0052】さらに、ワイヤの一端を一対のL形部材の
一方の端部に取り付け、他端側を少なくとも前記一対の
L形部材の他方の端部に回転自在に設置されたホイール
に巻き掛けるようにしたので、動滑車の原理により巻上
手段に作用する荷重を小さくすることができ、巻上手段
を小型化できる。
【0053】また、L形部材の観覧席上昇方向の回転角
を規定するストッパを設け、さらに該ストッパに前記回
転角の規定位置を調整する調整手段を備えたので、観覧
席を設置する現場において、簡単に起伏式観覧席の最上
位置での水平度、高さを調整できる。
【0054】さらに、各L形部材の屈曲部の屈曲角度を
鋭角にしたので、観覧席が最も下降位置にある状態にお
ける観覧席の高さを低くできると共に、観覧席が最も上
昇位置にある状態で伸縮駆動手段が地面と接触するのを
防止することができる。
【0055】また、L形部材の各一端と伸縮駆動手段と
の連結部の少なくとも一方の間に緩衝部材を設けたの
で、観覧席の上昇開始時にL形部材と伸縮駆動手段との
間で衝撃力が発生するのを防止できると共に、観覧席の
下降の最終時にL形部材に無用な軸力が作用するのを防
止でき、L形部材と支持部材の寿命を長くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の模式図である。
【図2】図1に示した実施形態の動作の説明図である。
(最下降状態)
【図3】図1に示した実施形態の動作の説明図である。
(中間状態1)
【図4】図1に示した実施形態の動作の説明図である。
(中間状態2)
【図5】図1に示した実施形態の動作の説明図である。
(最上昇状態)
【図6】図1に示した実施形態の理論解析のためのモデ
ルの説明図である。
【図7】本発明の起伏式観覧席の性能評価グラフであ
る。
【図8】本発明の他の実施形態の模式図である。
【図9】図8の要部の拡大図である。
【図10】本発明の実施例1の説明図である。(最上昇
状態)
【図11】本発明の実施例1の説明図である。(最下降
状態)
【図12】本発明の実施例2の説明図である。(最上昇
状態)
【図13】図13の要部の拡大図である。
【図14】本発明の実施例2の説明図である。(最下降
状態)
【図15】本発明の実施例3の説明図である。(最上昇
状態)
【図16】本発明の実施例3の説明図である。(最下降
状態)
【図17】本発明の実施例4の説明図である。(最上昇
状態)
【図18】本発明の実施例4の説明図である。(最下降
状態)
【図19】本発明の実施例5の説明図である。(最上昇
状態)
【図20】本発明の実施例5の説明図である。(最下降
状態)
【図21】従来例の説明図である。
【図22】図21に示した従来例の一部の拡大図であ
る。
【図23】従来例の理論解析のためのモデルの説明図で
ある。
【図24】従来技術の起伏式観覧席の性能評価グラフで
ある。
【符号の説明】
1 観覧席 2a,2b,4a,4b,7a,7b 支持部材 3a,3b 連結部材 5a,5b,120a,120b L形部材 6 伸縮駆動手段 10 駆動シリンダ 11 電動モータ 12a,12b レール 101 ワイヤ 102 駆動手段 103,104,105 ホイール 110a,110b ストッパ位置調整装置 111a,111b ストッパ 115 緩衝部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 額賀 一成 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 村野 健一 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が観覧席下部に回動可能に取り付け
    られ、他端が基盤上に該基盤上をスライド可能に取り付
    けられた一対の第1支持部材と、 該一対の第1支持部材の半分の長さを有し、一端が該一
    対の第1支持部材の各中点に、他端が前記基盤上に、そ
    れぞれ回動可能に取り付けられた一対の第2支持部材
    と、 一辺の長さが前記一対の第1支持部材の半分の長さを有
    し、屈曲部が前記基盤上に回動可能に取り付けられた一
    対のL形部材と、 前記一対の第1支持部材の半分の長さを有し、一端が前
    記観覧席下部における前記一対の第1支持部材の各回動
    点の内側に回動可能に取り付けられ、他端が前記一対の
    L形部材の前記各一辺の端部に回動可能に連結された一
    対の第3支持部材と、 一端が前記一対の第1支持部材の各中点に、他端が前記
    一対の第3支持部材と前記一対のL形部材の各連結点に
    それぞれ回動可能に取り付けられた連結部材とを有し、 前記観覧席、前記第1支持部材、第2支持部材、L形部
    材、第3支持部材、前記基盤及び前記連結部材によっ
    て、該連結部材を共通の辺とする2個の平行運動機構を
    2組構成するとともに、 両端部が伸縮可能に構成され、該両端部が前記一対のL
    形部材の他辺にそれぞれ接続された伸縮駆動手段とを備
    えたことを特徴とする起伏式観覧席の駆動機構。
  2. 【請求項2】 前記伸縮駆動手段に代えて、前記一対の
    L形部材の各一端を連結するワイヤと、該ワイヤを巻き
    上げる巻上手段とを備えたことを特徴とする請求項1記
    載の起伏式観覧席の駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記ワイヤは、一端を前記一対のL形部
    材の一方の端部に取り付けられ、他端側を少なくとも前
    記一対のL形部材の他方の端部に回転自在に設置された
    ホイールに巻き掛けられていることを特徴とする請求項
    2記載の起伏式観覧席の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記基盤上にスライド可能に設置されて
    前記L形部材の前記観覧席上昇方向の回転角を規定する
    ストッパと、 該ストッパの位置を調整する調整手段とを備えたことを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の起伏式観
    覧席の駆動機構。
  5. 【請求項5】 前記L形部材の各一端と前記伸縮駆動手
    段との連結部の少なくとも一方の間に緩衝部材を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は4に記載の起伏式観覧席
    の駆動機構。
  6. 【請求項6】 前記各L形部材の屈曲部の屈曲角度を鋭
    角にしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに
    記載の起伏式観覧席の駆動機構。
JP12950396A 1996-05-24 1996-05-24 起伏式観覧席の駆動機構 Pending JPH09310519A (ja)

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