JP2651208B2 - 開閉屋根架構構造 - Google Patents

開閉屋根架構構造

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JP2651208B2 JP63210075A JP21007588A JP2651208B2 JP 2651208 B2 JP2651208 B2 JP 2651208B2 JP 63210075 A JP63210075 A JP 63210075A JP 21007588 A JP21007588 A JP 21007588A JP 2651208 B2 JP2651208 B2 JP 2651208B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は既存若しくは新設の開放構造よりなる施設
に付加設する開閉屋根架構構造に関する。
「従来の技術」 周知のように、野球場,陸上競技場,テニスコートな
どの運動競技施設は、大架構屋根構築は耐震・耐力上困
難であることと、できるだけ自然環境下で(青空の下
で)競技することを理想として屋根が設けられていない
開放構造となっている。
しかし他面これらの施設は屋根を有しない故に、降雨
・降雪・暴風などで競技を中断あるいは中止せざるをえ
ないという弱点も持っている。
近年、この点を補うものとして野球場,テニスコート
等では、大架構の屋根を設けた全天候型の競技場が提案
されており、例えば空気膜構造,スペースフレーム等が
実現している。
しかし、このように大架構の屋根を固設したのでは、
天候の良い場合には、青空の下で、スポーツしたい、観
戦したいという要望には応えることは出来ないと共に、
火災などの非常時には閉鎖した大空間の排煙が必要とな
り、特殊な排煙システム,消火設備の装備が必要にな
る。
そこで、大架構屋根を外壁で支持するとしたうえ、当
該屋根中央に可動屋根で蓋してなる可変開口部を設け
て、天候に応じて屋根部を部分的に開閉し、晴天時には
自然の採光・換気を可能にして自然環境下で運動競技が
できるとともに、雨天時にもこれを可能としかつ、非常
時の排煙を可能としたものが、例えば特開昭61−257559
号、特開昭61−233139号、特開昭61−169541号、特開昭
61−286439号等に提案されている。
「発明が解決しようとする課題」 しかるに、叙上の諸提案は、いずれも新規構築に係わ
るものであるので、これを既存の開放構造の施設につい
て施こすとする場合には、支持部である外壁の耐震・耐
力補強や施設の稼動停止を伴うという不便がある。
本発明は、開放構造よりなる既存若しくは新設の施設
に一切改修の手を加えることなくして、施設の稼動を停
止することなく、開閉屋根を付加設する架構構造の提供
を目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本発明の開閉屋根架構構
造においては、既存若しくは新設の施設の建屋敷地外に
端部支承を確保して、新建屋をより丈高なレベルにて挟
む態様に平行アーチ梁を架構し、当該平行アーチ梁間に
両開き式の断面円弧状の大架構屋根を円弧状のスライド
・レールを介して摺動可能に渡架搭載し、当該大架構屋
根に昇降スライド駆動装置を装備したものである。
昇降スライド駆動装置としては、両開き式の大架構屋
根に巻取りウインチを装備の動滑車を架設したものを用
いることが出来る。
昇降スライド装置としては、両開き式の大架構屋根下
面に駆動ピニオンを配設すると共にスライド・レールに
当該ピニオンが噛合うラックを条設し、さらに、アーチ
梁に沿って滑走するカウンターウエイトに止着のワイヤ
を屋根突き合い点で折り返しのうえ該大架構屋根に止着
したものを用いることができる。
昇降スライド装置としては、地盤中に穿設のディープ
シャフトに摺動カプセルを遊嵌挿入し、該カプセルと大
架構屋根とをアーチ梁頂部に配設のシーブを介してワイ
ヤー連結させ、該カプセルと該ディープシャフトに隣接
して設けられた貯液槽との間に液送パイプを架け渡した
ものを用いることができる。
昇降スライド装置としては、地盤中に穿設のディープ
シャフトにカウンターウエイトを遊嵌挿入し、該カウン
ターウエイトと大架構屋根とをアーチ梁頂部に配設のシ
ーブを介してワイヤー連結させ、該ディープシャフトと
これに隣接して設けられた貯液槽との間に液槽パイプを
架け渡したものを用いることがでる。
さらには、昇降スライド装置としては、油圧ジャッキ
と該油ジャッキの両端部に連設されたスライドレールに
穿設の係合孔に作用するスライドレール掴持用の第1,第
2クランプ装置とからなる牽引装置を大架構屋根降下側
先端に取付けたものを用いることができる。
「作用」 上記のように構成された開閉屋根架構構造は、既存若
しくは新設の建屋に一切屋根支持の負担をかけない。
そして、屋根開放時、自重がスライド付勢力として作
用する。
また、屋根開放時の格納された状態の大架構屋根は、
円弧状スライドレールの円弧軌跡上に収容されるので、
既存建屋の周辺敷地を大きく必要とすることはない。
さらに、叙上の作動で開放された開口部には目障りと
なるものは一切ない。
「実施例」 実施例について図面を参照して説明すると、第1図は
テニスコートの場合で示した既存の開放構造の施設の建
屋1の俯瞰図で、テニスコート2は段状の観覧席3で囲
繞されている。
第2図a,bは本発明を施した該建屋1の屋根閉,開時
の俯瞰図,第3図a,bは第2図a,bの態様での縦断正面図
である。
第2,3図において、平行アーチ梁4,4は、建屋1の敷地
外に端部支承6,…を確保して、建屋1よりも高いレベル
にて建屋1を挟み付ける態様に架構されるもので、図示
態様の如く、建屋1の敷地に侵入しない位置において補
強用の柱7,…でサポートするを良しとする。
梁4構成材は、単に軽量化の理由だけでなく後述の如
くカウンターウエイトの滑走路を確保すべく、ダブルト
ラスとするとよい。
両開き式の大架構屋根5,5は、該アーチ梁4に合わせ
て断面円弧状に製造され、アーチ梁4,4間に渡架搭載さ
れる。
当該搭載は、アーチ梁4,4に付設されるスライド・レ
ールに屋根5,5下面に付設の滑動体が組付くことでなさ
れる摺動可能なものであり、当然のことながら、脱係防
止が施こされてなる。
叙上組付構成としては、例えば、屋根5の下面よりロ
ーラー付き脚を垂下設し、当該ローラーを対向堰壁より
なるガイドレールで挟み付けたり、屋根5下面よりハイ
モーやテフロンなどの摩擦係数の小さい部材を裏打ちし
たサドルを垂下設し、当該サドルを中空鋼管パイプから
なる軌条に組付けたり、頂面摺動部材敷設の断面I型鋼
よりなるガイドレールに対し、当該頂面に当接する屋根
5下面より垂下設の脚下端面をも摺動部材で裏打ちし、
当該脚両側より垂下設したスカート状取付板下部に該ガ
イドレールのフランジを挟み込むローラーを設けたり等
の組付けを採ればよい。
かかる摺動可能にアーチ梁4,4上に搭載された大架構
屋根5,5には、適宜の昇降スライド駆動装置が装備され
る。
これは、例えば屋根5下面に源動機付きピニオンを配
し、ガイドレールには当該ピニオンが噛み合うラックを
対偶設するとしたり、アーチ梁4の頂部にウインチを固
設し、当該ウインチで屋根をワイヤーを介して引き上げ
るとしたり等の周知の牽引手段でもってとり行なうこと
が出来、図示は省略している。
しかし、叙上付加架構に付属する昇降スライド駆動装
置としては、大動力を要したり、景観を損ねたりするお
それのあるものは不敵であって、かかる点での配慮がな
されたものが好ましく、第4図〜第9図は、この点を配
慮した諸提案を紹介するものである。
すなわち、第4図a,bの正,平面図にあって、動滑車
8,8は、屋根5,5の両側端部間に架設され、夫々の側に巻
取りウインチ10,…を備えてなる。
しかして、小動力にて屋根5,5を牽引昇動することが
出来ると共に該動滑車8の架け渡しワイヤ9はアーチ梁
4に寄り沿って架設されているので、開口部の景観を損
ねることはない。
尚、屋根開時に際しては、屋根5,5の自重で降動しよ
うとする付勢力に対して、これを制御しつつウインチ10
の巻き戻しをとり行なえばよい。第5図a〜cの正面
図、摺動部詳示図、駆動部詳示図にあって、アーチ梁4
上の沿配のスライド・レール11には、屋根5下面に垂設
の脚12先端に枢止の車輪13が組付いていて、当該脚12に
て屋根5の重量を支持している。
該スライド・レール11中央にはラック14が刻設され、
これに屋根5下面に配設の駆動ピニオン15が噛合ってい
る。
しかして、屋根5の支持と摺動とを別構成で処理した
合理的な搭載構成が提供される。
上述の駆動では、駆動ピニオン15の負担が大きなもの
となるので、アーチ梁4内を滑走するカウンターウエイ
ト16をアーチ梁4頂部に配設の折り返し用シーブ17を介
して屋根5にワイヤー18で連結する。
しかして、駆動ピニオン15の正逆いずれの作動もカウ
ンターウエイト16とのバランス下にてなし得て軽減化さ
れていると共に駆動動力源の小型化とカウンターウエイ
ト16のアーチ梁4内への格納によって景観上の障害は、
ほとんど発生しない。
第6図の正面図にあって、地盤19中に穿設のディープ
シャフト20には所定の昇降代を確保された摺動カプセル
21が遊嵌挿入されている。
該カプセル21と該ディープシャフト20に隣接して設け
られた貯液槽22との間には、液送パイプ23が架け渡たさ
れており、ポンプ24で液体25をカプセル21に対して出し
入れ調整自在である。
しかして、カプセル21はその重量を液体25の量調整に
て変更自在となっている。
かかるカプセル21はアーチ梁4頂部に配設のシーブ26
を介して屋根5にワイヤー27で連結されている。
しかして、屋根5の昇降動は、カプセル21の重量増減
でもってとり行なうことが出来ることとなる。
叙上手段は、動力としては液体25搬送に必要となるだ
けで少なくてすみ、且つ既存建屋1の周辺敷地中に装置
が格納されることとなり、景観上の問題は生じない。
第7図の正面図にあって、地盤28中に穿設のディープ
シャフト29には、所定の昇降代を確保されたカウンター
ウエイト30が遊嵌挿入されている。
該カウンターウエイト30と該ディープシャフト29に隣
接して設けられた貯液槽31との間には、液送パイプ32が
架け渡たされており、ポンプ33で液体34をディープシャ
フト29に対して出し入れ調整自在である。
しかして、カウンターウエイト30は自己に作用する浮
力の度合でもって重量が変更自在である。かかるカウン
ターウエイト30は、アーチ梁4頂部に配設のシーブ35を
介して屋根5にワイヤー36で連結されている。
しかして、屋根5の昇降動はカウンターウエイト30の
重量増減でもってとり行なうことが出来ることとなる。
叙上手段における動力,景観については、前記の第6
図のものと同様である。
第8図a〜cの装置全体図,クランプ部の正,側面図
にあって、牽引装置37は、油圧ジャッキ38と、該油圧ジ
ャッキ38の両端部即ち、シリンダ39基端とピストンロッ
ド40先端とに連結された第1,第2クランプ装置41、42と
からなると共に、第2クランプ装置42の基端側が屋根5
の先端に適宜の手段を介して連結される。
上記第1,第2クランプ装置41,42は図に示すように、
H型鋼43の両側にプレート44,44を溶接してなるスライ
ド・レール45の上面をスライドする基板46と、該基板46
上に立設された、油圧ジャッキ取付用の連結板47と、該
連結板47を補強する複数の補強板48,…と、これら補強
板48,…の両側方に位置して立設された前後一対のブラ
ケット49,49と、これらブラケット49,49にピン50,50結
合された、m/m形状の揺動アーム51,51と、これら揺動ア
ーム51,51の基端部間に架設された開閉ジャッキ52とか
ら構成される。そして、開閉ジャッキ52の縮み側作動時
には、揺動アーム51,51の先端ピン部53,53がレール45か
ら離間する方向に回動してクランプ装置41,42が開放さ
れ、また開閉ジャッキ52の伸び側作動時には揺動アーム
51,51の先端ピン部53,53がレール45側に回動してクラン
プ装置41,42が閉鎖されるようになっている。即ち、上
記クランプ装置41,42の閉鎖時には、揺動アーム51,51の
先端ピン部53,53が、レール45に穿設の左右一対の係合
孔54,54内に嵌合して、牽引装置37の一端部をレール45
に固定するのである。上記係合孔54は、レール45のプレ
ート44,44に長手方向に所定間隔離して複数穿設され
る。
上記牽引装置37は、屋根5の先端に、レール45に対応
した数だけ取付けられると共に、油圧ジャッキ38及び開
閉ジャッキ52は遠隔及び集中制御される。また、レール
45と接する屋根5下面には、テフロン、特殊銅合金等か
らなるスライドシュー55が長手方向に所定間隔離間して
貼設されている。
このように構成された牽引装置37の牽引手順を第9図
(A)〜(F)に基づいて説明する。
先ず、A工程においてシリンダ39側の第2クランプ装
置42を閉鎖して、この次にピストンロッド40側の第1ク
ランプ装置41を解放した時に屋根5が自重によりスライ
ド(滑落)するのを防止する。勿論、傾斜面の勾配が緩
く、外力が作用しない状態で屋根5が静止している場合
には、第2クランプ装置42を閉鎖しなくても良い。
次に、第1クランプ装置41を解放した後油圧ジャッキ
38を伸び側に作動させて、ピストンロッド40をストロー
クエンドまで伸ばす(B、C工程参照)。
次に、第1クランプ装置41を閉鎖すると共に、第2ク
ランプ装置42を解放した後、油圧ジャッキ38を縮み側に
作動させる。これにより、屋根5がレール45上をスライ
ドする(D、E工程参照)。
なお、この際図示のように傾斜面の勾配が下りで、屋
根5が摩擦抵抗との関係から自重によるスライド力があ
る状態では、油圧ジャッキ38の押側の油の抜く量を調整
して、屋根5の降下スライド量を制御することになる。
最後に、F工程において第2クランプ装置42を閉鎖す
れば、1サイクルのトラベリングが完了する。
以降上述した動作のくり返しとなり、傾斜面上での屋
根5のスライドが可能となる。
逆動作にて昇動がなされる。
叙上手段にあっては、駆動源が油圧ジャッキなので、
小動力ですみ、且つ、スライド・レール上にへばり付い
ていて、下からは視覚し得ず、何ら景観を損なうことが
ない。
「発明の効果」 本発明は、以上説明したように構成されているので、
以下に記載されるような効果を奏する。
(1)既存若しくは新設の建屋に一切の改修・補強を強
いることなく、且つ、稼動停止を伴うことなく、開口部
に障害物の存在しない開閉屋根を架設することが出来
る。
(2)屋根開時にあっては、屋根がアーチ状スライド・
レール上を走行するので、自重を利用し得ると共に格納
に供される周辺敷地が少なくてすむ。
(3)請求項(2)〜(6)記載の発明にあっては、い
ずれも動力.景観上優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は既存若しくは新設の建屋の説明図、第2図a,b
は本発明実施の建屋の閉,開時の俯瞰図、第3図a,bは
同じ態様時の縦断正面、第4図a,bは本発明実施の建屋
の正,平面図、第5図a〜cは同じく正面図,要部の詳
示図,他の要部の詳示図、第6,7図は同じく本発明実施
の正面図、第8図a〜cは昇降スライド駆動装置の全体
図,要部の正,側面図、第9図(A)〜(F)は前図の
装置の作動手順説明図である。 1……建屋、2……テニスコート、3……観覧席、4…
…平行アーチ梁、5……大架構屋根、6……端部支承、
7……補強用の柱、8……動滑車、9……架け渡しワイ
ヤ、10……巻取りウインチ、11……スライド・レール、
12……脚、13……車輪、14……シーブ、15……駆動ピニ
オン、16……カウンターウエイト、17……折り返し用シ
ーブ、18……ワイヤー、19……地盤、20……ディープシ
ャフト、21……摺動カプセル、22……貯液槽、23……液
送パイプ、24……ポンプ、25……液体、26……シーブ、
27……ワイヤー、29……ディープシャフト、30……カウ
ンターウエイト、31……貯液槽、32……液送パイプ、33
……ポンプ、34……液体、35……シーブ、36……シリン
ダ、37……牽引装置、38……油圧ジャッキ、39……ワイ
ヤー、40……ピストンロッド、41……第1クランプ装
置、42……第2クランプ装置、43……H型鋼、44……プ
レート、45……スライド・レール、46……基板、47……
連結板、48……補強板、49……ブラケット、50……ピ
ン、51……揺動アーム、52……開閉ジャッキ、53……先
端ピン部、54……係合孔、55……スライドシュー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 最上 公彦 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 奥野 智久 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 木谷 宗一 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 落合 実 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 坪田 章 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (56)参考文献 実公 昭39−33573(JP,Y1)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】既存若しくは新設の施設の建屋敷地外に端
    部支承を確保して,該建屋をより丈高なレベルにて挟む
    態様に平行アーチ梁を架構し,当該平行アーチ梁間に両
    開き式の断面円弧状の大架構屋根を円弧状のスライド・
    レールを介して摺動可能に渡架搭載し,当該大架構屋根
    に,地盤中に穿設のディープシャフトに摺動カプセルを
    遊嵌挿入し,該カプセルと大架構屋根とをアーチ梁頂部
    に配設のシーブを介してワイヤー連結させ,該カプセル
    と該ディープシャフトに隣接して設けられた貯液槽との
    間に液送パイプを架け渡して成る昇降スライド装置を装
    備してなることを特徴とする開閉屋根架構構造。
  2. 【請求項2】既存若しくは新設の施設の建屋敷地外に端
    部支承を確保して,該建屋をより丈高なレベルにて挟む
    態様に平行アーチ梁を架構し,当該平行アーチ梁間に両
    開き式の断面円弧状の大架構屋根を円弧状のスライド・
    レールを介して摺動可能に渡架搭載し,当該大架構屋根
    に,地盤中に穿設のディープシャフトにカウンターウエ
    イトを遊嵌挿入し,該カウンターウエイトと大架構屋根
    とをアーチ梁頂部に配設のシーブを介してワイヤー連結
    させ,該ディープシャフトとこれに隣接して設けられた
    貯液槽との間に液送パイプを架け渡して成る昇降スライ
    ド装置を装備してなることを特徴とする開閉屋根架構構
    造。
  3. 【請求項3】既存若しくは新設の施設の建屋敷地外に端
    部支承を確保して,該建屋をより丈高なレベルにて挟む
    態様に平行アーチ梁を架構し,当該平行アーチ梁間に両
    開き式の断面円弧状の大架構屋根を円弧状のスライド・
    レールを介して摺動可能に渡架搭載し,当該大架構屋根
    に,油圧ジャッキと該油圧ジャッキの両端部に連結され
    たスライドレールに穿設の係合孔に作用するスライドレ
    ール掴持用の第1,第2クランプ装置とからなる牽引装置
    を大架構屋根降下側先端に取付けて成る昇降スライド装
    置を装備してなることを特徴とする開閉屋根架構構造。
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