JPH07185138A - 昇降式遊戯装置 - Google Patents

昇降式遊戯装置

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JPH07185138A
JPH07185138A JP33222093A JP33222093A JPH07185138A JP H07185138 A JPH07185138 A JP H07185138A JP 33222093 A JP33222093 A JP 33222093A JP 33222093 A JP33222093 A JP 33222093A JP H07185138 A JPH07185138 A JP H07185138A
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JP
Japan
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passengers
arm
boarding
cage
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP33222093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Ochi
泰 越智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ORIENTAL SANGYO KK
Original Assignee
ORIENTAL SANGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降時にスリルを味わえるようにする。 【構成】 昇降式遊戯装置は、乗客を搭乗させて昇降す
るものであって、搭乗部と2搭乗支持部3とを備えてい
る。搭乗部2は乗客を搭乗させるものである。搭乗支持
部3は、搭乗部2を下方から支持し、上下に連結された
複数段の伸縮機構40を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊戯装置、特に、乗客
を搭乗させて昇降する昇降式遊戯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遊園地等に設置される各種の遊戯用乗り
物装置において、乗客が搭乗したケージを高所に垂直上
昇させる昇降式遊戯装置が知られている(たとえば、実
開平3−63380号公報等)。前記公報に開示された
昇降式遊戯装置は、上下方向に延びて設けられた支持塔
と、支持塔の上部に放射状に架設された複数本の吊り下
げアームと、吊り下げアームによりロープを介して昇降
自在に吊り下げられた複数個の搭乗部とを備えている。
【0003】この昇降式遊戯装置は、吊り下げアームに
支持された搭乗部を地上に配置し、搭乗部に乗客を搭乗
させた後にこの搭乗部をロープを介して支持塔の上部付
近まで上昇させて停止させる。そして、停止後に搭乗部
をロープを介して地上まで落下させる。ここでは、ロー
プを介して搭乗部を上昇させることによりを高所に誘導
し、乗客に高所でのスリルを味わわせている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
支持塔から延びる吊り下げアームに搭乗部が吊り下げら
れているので、搭乗部に搭乗した乗客は固定された支持
塔を見ながら昇降できる。このため、乗客は安心して搭
乗部に搭乗することができ、高所において周りの景色を
眺めたり、高所でのスリルを味わうのには好適である
が、昇降途中におけるスリルを味わえない。
【0005】本発明の目的は、昇降途中において乗客に
スリルを与えることができるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る昇降式遊戯
装置は、乗客を搭乗させて昇降するものであって、搭乗
部と搭乗支持部とを備えている。搭乗部は乗客を搭乗さ
せるものである。搭乗支持部は、搭乗部を下方から支持
し、上下に連結された複数段の伸縮機構を有している。
【0007】
【作用】本発明に係る昇降式遊戯装置では、搭乗部に乗
客が搭乗すると、搭乗部を下方から支持する搭乗支持部
の複数段の伸縮機構が上下に伸縮し、搭乗部を昇降させ
る。ここでは、予め固定された支持塔が設けられておら
ず、搭乗支持部が伸縮することにより搭乗部を昇降させ
る。このため、乗客はどのような支持によって昇降させ
られるのか、またどの程度の高さまで上昇させられるの
か予測できない。このため、昇降途中に乗客に不安感を
抱かせて大きなスリルを与えることができる。
【0008】
【実施例】図1において、本発明の一実施例による昇降
式遊戯装置1は、搭乗部2と、搭乗部2を下方から支持
する搭乗支持部3とを有している。搭乗部2は、搭乗支
持部3の上端に設けられた軸受部10と、軸受部10に
水平軸回りで回転可能に支持されたアーム11と、アー
ム11の両端に回動自在に支持されたケージ12とを有
している。アーム11の軸受部10に近接した部分には
ギア13が固定されている。ギア13には、減速機付モ
ータ(図示せず)からの駆動力が伝達される。アーム1
1は、軸受部10に水平に支持され、途中で90°折れ
曲がり、先端でさらに90°折れ曲がり水平に延びる左
右対称の部材である。アーム11の両端に支持されたケ
ージ12は、乗客が搭乗する客室14と、客室14をア
ーム11の先端に回動自在に支持するための回動支持部
15とを有している。客室14は、パイプフレームによ
るスケルトン構造のものであり、内部に例えば乗客が2
名〜4名程度搭乗可能である。客室14内には、搭乗し
た乗客を固定する例えば安全バー等の安全設備(図示せ
ず)が設けられている。客室14はスケルトン構造のた
め、搭乗した乗客は上下左右を見渡せる。
【0009】搭乗支持部3は、上下に連結された伸縮す
る複数段の伸縮部材20を有している。伸縮部材20
は、例えば筒状の部材であり、上段の伸縮部材20が下
段の伸縮部材20内に摺動可能に連結されている。最下
段の伸縮部材20には、搭乗部2に乗客を搭乗させるた
めの左右に延びるデッキ22が設けられている。また、
最上段の伸縮部材20には、軸受部10が取り付けられ
ている。ここでは、伸縮部材20が伸縮することによっ
て、搭乗部2を実線で示す上昇位置と二点鎖線で示す下
降位置とに昇降させる。なお、上昇位置では、アーム1
1が上方を向く位置に駆動されて搭乗部2は停止する。
また、下降位置では、アーム11が下方を向く位置に駆
動されて停止する。
【0010】伸縮部材20の内部には、図2に示すよう
に、テレスコピック型の油圧シリンダ21が配置されて
いる。油圧シリンダ21は、複数段の油圧シリンダをテ
レスコピック状に配置した構成であり、油圧ユニット2
3に接続されている。油圧ユニット23は、油圧シリン
ダ21を昇降させるのに十分な油量の圧油を供給可能な
ものであり、油圧ユニット23から油圧シリンダ21に
圧油を供給することにより、油圧シリンダ21を進出さ
せて伸縮部材20を上昇させる。また、供給した圧油を
油圧ユニット23内のタンクに開放することにより、自
重により油圧シリンダ21を退入させ、伸縮部材20を
下降させる。なお、油圧シリンダ21の構成は、下降時
にも自重ではなく圧油を供給することにより退入する構
成でもよい。
【0011】次に、上述の実施例の動作について説明す
る。まず、圧油を油圧ユニット23のタンクに開放する
ことにより、伸縮部材20を縮めて搭乗部2を二点鎖線
で示す下降位置に配置する。つづいて、アーム11を下
方に向け駆動し、ケージ12をデッキ22上に配置す
る。ケージ12をデッキ22上に配置すると、乗客をケ
ージ12に乗降させる。乗客がケージ12に乗車する
と、油圧シリンダ21を進出させることにより伸縮部材
20を伸長して搭乗部2を上昇させる。このとき、ケー
ジ12に搭乗した乗客は、伸縮部材20の伸縮により上
昇するので、その固定された高さの支持塔を有する従来
装置に比べて上昇時のスリルを味わえる。
【0012】搭乗部2が上昇位置に到達すると、モータ
によりアーム11を上方に向けて回動する。この結果、
ケージ12はさらに上昇する。そしてアーム11をモー
タにより回転させる。なお、モータによる回転に代え
て、例えばギア13内にクラッチを設け、クラッチを連
結解除することにより自由回転させてもよい。アーム1
1を回転させることにより、ケージ12に搭乗した乗客
は高所での回転運動を受け、よりスリルを味わえる。ア
ーム11を所定回転させてケージ12を回転させた後
に、アーム11を下方に向けて配置し、伸縮部材20を
油圧シリンダ21により縮ませる。そして搭乗部2を二
点鎖線で示す位置に下降させる。この下降時にも上昇時
と同様に伸縮部材20によりケージ12が下降するの
で、下降時のスリルを味わえる。
【0013】〔他の実施例〕 (a) 図3に示すように、搭乗支持部3の構成を、ア
ーム式の伸縮部材30を上下に連結した構成としてもよ
い。最下段の伸縮部材30の下端には、減速機付きモー
タ31の出力軸が固定されている。また、上端には、上
方の伸縮部材30の下端が回転軸32を介して回動自在
に連結されている。回転軸32及びモータ31の出力軸
には、スプロケット33が固定されており、スプロケッ
ト33,33間にはチェーン34が巻き掛けられてい
る。同様にして隣接する伸縮部材30は、回転軸32に
より回動自在に連結されており、回転軸32にはスプロ
ケット33が固定されている。そしてスプロケット33
間にはチェーン34が巻き掛けられている。最上段の伸
縮部材30には、搭乗部2の搭乗デッキ35が回転軸3
2を介して水平姿勢に連結されている。搭乗デッキ35
には、乗客を起立姿勢で支持する複数本の支持バー36
が立設されている。支持バー36には、起立姿勢の乗客
を固定するための固定ベルト37が巻き取り可能に設け
られている。
【0014】各伸縮部材30は、それぞれく字状に折れ
曲がって配置されており、それぞれ互いに逆方向に回動
するようになっている。この結果、搭乗デッキ35は、
常に水平姿勢を維持して昇降する。減速機付モータ31
の右側方には、二点鎖線で示す下降位置に配置された最
下段の伸縮部材30を支持するための停止部材38が、
左側方には、搭乗デッキ35に乗客を乗降させるための
乗降デッキ39が設けられている。
【0015】ここでは、減速機付きモータ31を回動す
ることにより、各伸縮部材30が互いに逆方向に回動し
て搭乗部2の搭乗デッキ35が水平姿勢を維持して実線
で示す上昇位置と2点鎖線で示す下降位置との間で昇降
する。このとき、搭乗デッキ35に搭乗した乗客は、起
立姿勢で昇降する。ここでは、乗客の視界を遮るものが
なくかつ伸縮部材30の伸縮により昇降するので、乗客
は搭乗デッキ35を支持する部材が全て見えず、大いに
不安を抱かされ、昇降時のスリルを味わえる。 (b) 図4に示すように、搭乗支持部3の構成を、X
字状に交差する1対のアーム41,41からなる伸縮部
材40を上下に連結したシザース方式の構成にしてもよ
い。1対のアーム41,41は、中心で回転軸を介して
回動自在に連結されており、各伸縮部材40は、それぞ
れ上方の伸縮部材40に回転軸を介して回動自在に連結
されている。最下段の伸縮部材40は、ベースプレート
43上に配置されており、その一方のレバー41の下端
は、ベースプレート43に水平方向に移動自在に支持さ
れている。他方のレバー41は、ベースプレート43に
水平軸回りに回動自在に支持されている。そして他方の
レバー41には、ベースプレート43に回動自在に支持
された油圧シリンダ42が連結されている。また、ベー
スプレート43の右端には下降位置にある搭乗デッキ3
5に乗客を乗降させる乗降デッキ44が配置されてい
る。
【0016】搭乗部2には、支持バー36が立設されて
いる。支持バー36には、ショルダーバー36a及び腰
部を保護する腰支持バー36bが設けられている。ここ
では、油圧シリンダ42を進退することにより、一方の
レバー41を二点鎖線で示す下端位置と実線で示す上端
位置とに回動する。この結果、各伸縮部材40がパンタ
グラフ状に伸び縮みする。この実施例においても図3に
示す実施例と同様に乗客の視界を遮るものがなく、かつ
伸縮部材30の伸縮により昇降するので、搭乗デッキ3
5を支持するものが全く確認できず、昇降時のスリルを
味わえる。 (c) テレスコピック型の油圧シリンダ21に代え
て、ワイヤと滑車とを用いて伸縮部材20を伸縮させて
もよい。 (d) 減速機付モータ31に代えて油圧アクチュエー
タにより伸縮部材30を回動させてもよい。 (e) 図1に点線で示すように、ケージ12をアーム
11に固定し、ケージ12自身が中心で回動するように
構成してもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る昇降式遊戯装置では、搭乗
部を支持する搭乗支持部が伸縮して搭乗部を昇降させる
ので、搭乗部を支持する固定部分が不要になる。このた
め、昇降時に乗客は不安になり、大きなスリルを味わう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による昇降式遊戯装置の側面
図。
【図2】その断面部分図。
【図3】他の実施例の図1に相当する図。
【図4】さらに他の実施例の図1に相当する図。
【符号の説明】
1 昇降式遊戯装置 2 搭乗部 3 搭乗支持部 20,30,40 伸縮部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗客を搭乗させて昇降する昇降式遊戯装置
    であって、 前記乗客を搭乗させる搭乗部と、 前記搭乗部を下方から支持し、上下に連結された複数段
    の伸縮機構を有する搭乗支持部と、を備えた昇降式遊戯
    装置。
JP33222093A 1993-12-27 1993-12-27 昇降式遊戯装置 Pending JPH07185138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33222093A JPH07185138A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 昇降式遊戯装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP33222093A JPH07185138A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 昇降式遊戯装置

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JPH07185138A true JPH07185138A (ja) 1995-07-25

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ID=18252520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33222093A Pending JPH07185138A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 昇降式遊戯装置

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JP (1) JPH07185138A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110110A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Kazuko Hashimoto 遊戯施設
CN104948517A (zh) * 2014-12-17 2015-09-30 中山市金龙游乐设备有限公司 一种用于顶滑车上的液压系统总成
EP3257563A1 (en) * 2016-06-17 2017-12-20 Antonio Zamperla S.p.A. Amusement ride

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011110110A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Kazuko Hashimoto 遊戯施設
CN104948517A (zh) * 2014-12-17 2015-09-30 中山市金龙游乐设备有限公司 一种用于顶滑车上的液压系统总成
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