JPH0721209B2 - スタジアムの屋根の建造方法と屋根構造体 - Google Patents

スタジアムの屋根の建造方法と屋根構造体

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JPH0721209B2
JPH0721209B2 JP63295929A JP29592988A JPH0721209B2 JP H0721209 B2 JPH0721209 B2 JP H0721209B2 JP 63295929 A JP63295929 A JP 63295929A JP 29592988 A JP29592988 A JP 29592988A JP H0721209 B2 JPH0721209 B2 JP H0721209B2
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アダム・ティー・シルジ・ジュニア
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    • E04B7/14Suspended roofs
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01DCONSTRUCTION OF BRIDGES, ELEVATED ROADWAYS OR VIADUCTS; ASSEMBLY OF BRIDGES
    • E01D11/00Suspension or cable-stayed bridges
    • E01D11/04Cable-stayed bridges
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E04H15/00Tents or canopies, in general
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は競技用スタジアム又はアリーナ上に建造され
た長い柱間隔の鉄その他の材料による骨組の屋根の構造
体及び建造方法に関する。この屋根構造体はスタジアム
の外側に設けた塔及び地上アンカーに鉄の控えケーブル
によって支持される。前記建造方法は片持ち梁式のもの
で控えケーブル工法を使用する。
従来の技術 吊りケーブルすなわち控えケーブル工法を使用して構造
体を建造することは何年もの間知られている。例えば、
多くの橋や塔の間に、又は1本の塔から、延びるケーブ
ルを使用して道路を吊している。そのうえ、多くの建物
は屋根構造体がケーブルで支持されるように設計されて
いる。屋根を支持するケーブルを使用する主な利点は、
広い屋根の建物が内部支持体なしに設計できて非常に経
済的であることである。この種の設計で利益を得る構造
体の一例として、航空機を配置するのに柱のない大広場
を必要とする航空機吊り手がある。スポーツアリーナも
また視野が遮られない点で利益が得られる。
控えケーブル工法を使用して本出願人が設計した屋根構
造体の例として、以下の米国意匠特許第260,036号(198
1年7月28日発行)、第270,570号(1983年9月13日発
行)、第274,841号(1984年7月24日発行)、第274,842
号(1984年7月24日発行)、及び第274,843号(1984年
7月24日発行)、並びに米国特許第4,651,496号(1987
年3月24日発行)がある。
前記米国意匠特許は控えケーブル支持構造の美的外観に
関する。
前記米国特許は現存する又は新たなスタジアム又はアリ
ーナの上方に控えケーブル屋根を建造する方法及び構造
に関する。
また、1987年5月8日に出願された米国意匠特許出願第
47,064号は、本出願において記載された控えケーブル支
持構造体の美的外観に対応する。
本出願の発明は現存する又は新たなスタジアム又はアリ
ーナその他の構造物の上方の控えケーブル屋根の構造及
びその建造方法に関する。
近年、現存する及び新たな野外競技用スタジアムに屋根
を被せることに非常に多くの関心がある。良く知られる
ように、多くのスタジアムは、期待されたある天候条件
が単に気になる場合には天候条件のために行事の開催が
困難となる場所に存在する。
現存の野外スタジアムは新たに付加された屋根の重量を
支持するように一般的には設計されていない。従って、
現存スタジアム上に屋根を建造するためには、スタジア
ムの壁を補強したり付加的な支持装置を建造するために
特別な方策を取る必要がある。前記付加的な支持装置を
建造することは、可能であるにしても、困難でありかつ
高価なものとなろう。新たなスタジアムについては問題
は少なくなろう。
これらの屋根を引込み式又は少なくとも換気用に開くよ
うにすることに大きな関心がある。
また、現存のスタジアム及び新たなスタジアムの床を自
然芝の競技場とする手段を供することに関心がある。
従って、本発明の目的は、現存する又は新たなスタジア
ム又はアリーナその他の構造体の上方に屋根を建造する
新規な改良された方法を供することである。
本発明の目的は、現存する又は新たなスタジアム又はア
リーナの上方に機能的にして建造費が経済的な屋根を建
造する手段を供することである。
本発明の目的は、現存するスタジアムに付加的な重量を
加えることのないケーブル支持屋根を建造する新規な改
良された方法を供することである。
本発明の目的は、現存する又は新たなスタジアム又はア
リーナの上方に、該スタジアム内に妨害のない視野を与
えるケーブル屋根構造体を建造する新規な改良された方
法を供することである。
本発明の別の目的は、現存する又は新たなスタジアム又
はアリーナの上方に、ガラス又は透明なプラスチックの
屋根被覆を支持して充分な光線を透過させて競技場に自
然芝を保持させ又は使用させるとともに野外状況を創出
させることによって公共の楽しみを与えるケーブル屋根
構造体を建造する新規な改良された方法を供することで
ある。
また、本発明の別の目的は、現存する又は新たなスタジ
アム又はアリーナの上方に、部分的に引込み可能な被覆
又は充分に開く換気用被覆を支持できるケーブル屋根構
造体を建造する新規な改良された方法を供することであ
る。
さらに、本発明の目的は、一部を常時開放させることに
よって高価な加熱設備及び空気処理設備を必要としない
自然換気を可能とする屋根を供することである。
さらに、本発明の目的は、塔の照明が存在して天窓屋根
を通過できる現存のスタジアムに高価な付加照明を必要
としないような透明な天窓屋根被覆を供することであ
る。
また、本発明の目的は、屋根面にレストランや見物用歩
道を支持できる屋根を供することである。
また、本発明の目的は、屋根構造体から吊された特別個
人席室を支持できる屋根を供することである。
また、本発明の目的は、現存スタジアムに対して、建造
期間中にスタジアムを使用できるように該スタジアムに
入らずに建造できる屋根を供することである。
また、本発明の目的は、自身の重量及び設計上の重量物
のほかに、大地震の力、異常な風力、および雪の荷重に
耐える構造上の丈夫さを持つ屋根を供することである。
また、本発明の目的は、建造費が比較的安価な屋根を供
することである。
また、本発明の目的は、現在の業界で入手できるような
技術及び請負業者の経験によって建造できる屋根を供す
ることである。
また、本発明の目的は、常設にして長寿命の屋根を供す
ることである。
また、本発明の目的は、比較的低い操作維持費を持つ屋
根を供することである。
また、本発明の目的は、美観を持つ屋根を供することで
ある。
すなわち本発明によれば、現存するスタジアムに屋根を
建造する方法にして、 前記スタジアムの1側の外部に第1列のケーブル控え塔
を建て、 前記スタジアムの反対側の外部に第2列のケーブル控え
塔を建て、 屋根構造体の部分を前記各列の塔から圧縮力を印加しな
がらスタジアムの上方へ漸次延長させるとともに連続す
る前記部分の各々を、前記塔に接続した控えケーブルに
よって吊すことにより該塔の前記各列から屋根構造体を
片持ち梁式に支持させ、 前記2列の塔に及ぼされる圧縮力を部分的に緩和すると
ともにかかる圧縮力を制限しうるように前記2列の塔か
ら延出する屋根構造体に引張り力を印加しながら前記屋
根構造体を接合することを含むスタジアムの屋根の建造
方法が与えられる。
更に本発明によれば、頂部開放スタジアムの上方に使用
する屋根構造体にして、 前記スタジアムの1側の外部にある第1列のケーブル控
え塔と、 前記スタジアムの反対側の外部にある第2列のケーブル
控え塔と、 前記第1列の塔から片持ち梁式に支持され、かつスタジ
アムの部分的上方を前記第2列の塔に向って延びるとと
もに前記第1列の塔に圧縮力を加えるように配置された
第1屋根構造体部分と、 前記第2列の塔から片持ち梁式に支持され、かつスタジ
アムの部分的上方を前記第1列の塔に向って延びるとと
もに前記第2列の塔に圧縮力を加えるように配設された
第2屋根構造体部分と、 前記両方の塔の各列から延びて、該塔から片持ち梁式に
支持された前記屋根構造体部分の荷重を吊す第1控えケ
ーブルと、 前記両方の塔の各列から延びて、前記第1控えケーブル
によって該塔に作用する荷重をつり合わせる第2控えケ
ーブルと、 前記第1屋根構造体部分と前記第2屋根構造体部分によ
って前記両方のケーブル控え塔に及ぼされる圧縮力を部
分的に緩和するとともにかかる圧縮力を制限し得るよう
に前記第1屋根構造体部分と前記第2屋根構造体部分に
引張り力を印加しながら前記両屋根構造体部分を接合す
る連結装置を含有するスタジアムの屋根構造体が与えら
れる。
発明の概要 前述したかつ他の多くの目的に従って、本発明は、現存
する又は新たなスタジアムの上方に前述したような屋根
を建造する構造設計及び方法を与える。図解する実施例
は1987年5月8日に出願した米国意匠出願第47,064号に
図示された美的意匠に対応する。
前記意匠の構造面としての明確な梁を持つ屋根がスタジ
アムの上方に吊架されるとともに控えケーブルによって
スタジアムの外側の塔及び地面アンカーに支持される。
屋根の被覆は透明なプラスチック又はガラスから成る
が、他の材料から成るものでもよく、部分的に引込み可
能であり換気用に開放可能である。屋根は必要な場所に
常設の換気口を備え、屋根とスタジアム周縁との間に換
気用空隙を与えるとともに競技場及びスタジアムの周囲
領域を部分的に保護するように前記スタジアム周縁に重
なる。
屋根構造体は、先ず、スタジアムの両側に該スタジアム
に接して2列の平行な又は弯曲した塔を建造し、次に、
該塔からスタジアムの外側の地面アンカーに控えケーブ
ルを張設する。次に、控えケーブルを前記塔から延ばし
て、各塔に片持ち梁式に圧縮して保持させた屋根長梁骨
組を支持するようにスタジアム広場に向って傾斜させ
る。長梁骨組の間に中間の屋根骨組が取付けられる。こ
の中間骨組は種々の形式のものでよい。1例として、オ
ープンウェブ形鉄梁でもよく、スペース骨組でもよく、
好ましくは箱形の鉄骨組でもよく、その他の骨組でもよ
い。屋根の建造はスタジアムの1側から始めて他側へ進
めることも、両側から同時に行なっても良い。屋根の中
央における片持長梁骨組部分の接合点において、2個の
該部分は温度による膨張収縮及び他の構造的運動のため
に滑り運動できるように接続されるとともに、ケーブル
によって互いに引張られて塔脚に作用する長梁骨組の水
平力を制御する。このようにして安定した屋根骨組がス
タジアムの両側から建造される。かくて屋根骨組が完成
し、塔脚に対して圧力を作用するとともに控えケーブル
によって塔及び地面アンカーに支持される。
実際上、屋根骨組部材は地上クレーンによって屋根上に
吊上げられ、次に長梁骨組部材の各々に取付けられた各
テーブルは頂部クレーンによって塔に接続される。屋根
がスタジアムの全体に形成される時、移動するデリック
クレーン及び仮レールに装架された輸送往復台が屋根材
料を地上クレーンからデリッククレーンへ移動させる。
屋根骨組が完成された後に、ガラス又は透明のプラスチ
ックその他の材料から成る屋根被覆が屋根骨組上に取付
けられる。この屋根被覆もまた屋根の周縁に配設された
地上クレーンによって屋根上に持上げられ、次に手操作
その他によって適所に取付けられるが、ヘリコプタを使
用して取付けてもよい。
片持ち梁式工法は現存のスタジアムの内部に入らずに実
施することができるから、スタジアムは建造期間中使用
することができると考えられよう。完成した屋根は次の
特性を有する。
屋根部分は他の屋根部分上にレールに沿って滑らせるこ
とにより引込むことができるようになされ、これは遠隔
操作で制御される。
引込みすなわち換気は好ましくは遠隔制御された丁番ド
アによっても達成することができるが他の手段によって
実施してもよい。
照明塔は、使用する場合には、適所に配設されて照明が
透明な天窓を単に通過してスタジアムを照らし続ける。
必要に応じて付加的照明が屋根の裏面に追加される。
芝の競技場があるならば、これを保持することができ
る。
屋根は換気のためまた競技場の周囲部を若干保護するた
めに現存する又は新たなスタジアムに重ねることができ
る。
屋根は必要に応じて換気戸を備える。
屋根および塔の頂部に近づくためにエレベータが塔内に
設備される。
屋根長梁骨組上にケーブル手すりを備えた歩道が保守及
び見物用に建造される。
必要なら、レストランが屋根に建造される。特別個人用
席室が屋根の望ましい場所から吊されるように建造され
る。
屋根の洗浄のために高圧噴水装置が屋根上に取付けられ
る。
屋根をスタジアムに対して完全に閉鎖しようとする場合
には屋根とスタジアムリムとの間に可撓性ガスケットが
取付けられる。
実施例 図面に関する以下の実施例の説明によって本発明の目的
及び利点がさらに明らかとなろう。
先ず、第1図に関し、本発明のケーブル控え屋根構造体
の基本要素を簡単に説明する。ケーブル控え屋根構造体
は現存する又は新たな野外スタジアムあるいはアリーナ
20上に被せるものである。ケーブル控え屋根構造体はス
タジアムの両側に互いに平行な2列の塔22を含む。各列
の塔22はアーチによって接続されるとともに、基礎18お
よび必要時にはパイル16上に載せられる。前記屋根構造
体の長梁骨組38は控えケーブル40によって塔22およびあ
るいはアーチ26から吊される。さらに、屋根構造体は第
2控えケーブルすなわち後方支持ケーブル42によって地
面アンカー28に支持される。長梁骨組38の間には中間の
屋根骨組48がある。これらの骨組38,48の上に、ガラ
ス、透明プラスチック、あるいはその他の材料で造られ
た屋根カバーすなわち屋根被覆50(第13図参照)があ
り、この屋根被覆は所望個所が部分的に引込み自在とな
っており換気用に開閉できるとともに、必要な場所に、
ルーバー式換気口を備え、また、必要な場所に、常時開
口部を有する。
ケーブル控え屋根構造体の主要素を説明したが、次にこ
の構造体を現存する又は新たなスタジアムあるいはアリ
ーナ上に組立てる好ましい方法を詳述する。
先ず、第2図及び第3図のスタジアム20において、基礎
18および、必要なら、パイル16をスタジアム20の外側に
設置する。これらの基礎の上に塔型クレーン24を使用し
てコンクリート又は鉄の塔22を設置する。好ましくは、
これらの塔は流し込み成形されたコンクリートで造られ
てスタジアムの両側に平行に2列に形成される。あるい
は、これらの塔は、スタジアムの両側に該スタジアムの
形状にほぼ適合するように2個の曲面に構成することが
でき、又、スタジアムの周りに円形、楕円形その他の曲
面形に設置することもできる。これらの塔の列は1点に
おいてスタジアムと接触することが好ましいが、必ずし
も接触する必要はなく、スタジアムから離れてもよい。
次に、塔22は頂部がアーチ26によって相互に接続されて
補強される。この接続形式は必ずしもアーチの形式をと
る必要はなく、横梁、トラス、方づえその他の形式の補
強材を使用してもよい。また、かかる接続を全く省き、
塔の構造を頂部が接続されない単なる直立した列とする
こともできる。さらに、塔は必ずしも垂直の必要はな
く、構造上又は建築術上の理由でスタジアムの外方へ又
は内方へも傾斜させることができる。第2図は、流し込
み成形体29a、29bがクレーン24に担持されたバケット31
によってコンクリートを充填されることを示す。
塔22が建造されると、屋根建造が始まる。図示の実施例
は両方の塔列を完成させた後に屋根建造が始まることを
示すが、片方の塔をスタジアムの1側に建造した後に屋
根建造を始めてもよい。図示は屋根が1側から又は同時
に両側から片持梁式工法によって塔より内方へ建造され
ることを示す。すべての材料が屋根上に持上げられて片
持梁式工法によって取付けられる。この工法によれば、
スタジアムに入る必要はなく、スタジアムは建造期間中
使用可能である。建造中に新しいスタジアムのようにま
新しく保つ必要がないならば、屋根構造体の材料はスタ
ジアムの外側からではなく路面から持上げて片持梁式工
法によって取付けるようにしてもよい。
塔の建造開始と同時に、大体において鉄、コンクリート
およびパイル構造体のような地面アンカー28も建造す
る。塔が完成したら、屋根の後述する建造の開始前又は
開始と同時に後方支持ケーブル42を取付ける。
これらの組立てに次いで、屋根そのものの建造を進め
る。一般的に鉄のみならず必要に応じて木材やコンクリ
ートその他の構造材料から成る工場生産された屋根材料
を現場36に集める。次に、第3図に示す地面クレーン30
が最初の屋根の長梁骨組部材38aを対向する塔の間でか
つアーチの下方に引き上げスタジアムの端縁を通って屋
根上の適所へ運搬する。そして長梁骨組部材38aは塔と
骨組部材の交点で塔に取付けられる。そして前記長梁骨
組部材38aは同部材に固定された中間の屋根骨組48を塔2
2にボルト57で締めつけることによって連結される。前
記骨組部材38aの他端には第1控えケーブル40が取付け
られ、該ケーブル40は頂部クレーン34において塔の頂部
に接続されるとともに液圧ジャッキによって引張られて
いる。ケーブル40は規定の長さのもので両端がアンカー
ソケットに取付けられる。工場生産された長さのケーブ
ルを使用することによって、損傷又は腐食を受けた場合
には必要に応じて後に交換することができる。かかるケ
ーブルは完全に亜鉛メッキした締付けワイヤの形式のも
ので充分な張力をかけて取付けて水分が侵入して腐食を
しないように密封してもよく、腐食しないようにカバー
で保護してもよく、又は他の構造のものでもよい。ケー
ブルを取付けて緊張するために、代表的端部ソケットが
ケーブルソケットの端部にねじ込まれた延長棒に取付け
られる。次に、該棒及びケーブルをウィンチ又はプーリ
および頂部クレーン34によって適当に引張るが、ケーブ
ルおよび棒を引張る力を合理的に操作できるように充分
なたるみを与える。ケーブル延長棒を、塔内に装架され
た液圧プレス中の適所に取付けた後に、該延長棒を液圧
プレス又はジャッキによって非常に強く引張って最終的
にケーブルのたるみを少なくする。次にケーブルソケッ
トをケーブル固定部材にしっかりと固定させ、延長棒を
取外す。次に、詰め金をソケット固定部材に取付けて微
調整をなし、また、ケーブルをソケット固定部材に接続
するソケットの外側に取付けられたねじ付きナットによ
ってソケット接続を調整することもできる。このように
して最初の長梁骨組部材が控えケーブルによって塔に取
付けかつ接続される。ここでケーブルとは1本のケーブ
ルでもよく又は寄せ集めた多数本のケーブルでもよい。
前述した緊張固定構造は周知のものであって本発明に特
有のものではない。従って、これについては図解しな
い。
その後、後方支持ケーブル42を固定部材を塔との間に取
付ける。この後方支持ケーブル42もまた1本のケーブル
でも又は複数本のケーブルから成るものでもよい。すべ
てのケーブルは両端にソケットを有する一定長さのもの
である。これらのケーブルは図示の角度に傾斜してもよ
く、もつと急勾配の角度に傾斜させてアンカーをスタジ
アムに近づけるようにしてもよい。また、アンカーを図
示のものよりもスタジアムから遠くに位置させるように
もっと緩い勾配の角度に傾斜させてもよい。しかしなが
ら、ケーブルが塔に作用する負荷を、傾斜のために曲げ
力を塔に与える負荷よりも垂直方向の負荷とするような
角度が好ましい。これらのケーブルは先ず塔又は固定部
材に取付け後に前述した工法によって反対端で引張る。
ケーブルは仮の枠組すなわち足場又は建築用の吊りケー
ブル歩道に支持させることができ、又はこれらの方法に
頼らずに取付けることもできる。
前述したように、ケーブルは1本のケーブル又は複数本
のケーブルから成り、複数本のケーブルから成る場合に
は、中間で結び合わせる。ケーブルから吊下されたボー
スンチェアすなわちバスケット76(第10図)が作業に便
利なように使用することができる。
取付け後のケーブルにペンキを塗装する。ボースンチェ
アは再使用することができ、後に再塗装及び点検用に使
用することもできる。
前述した以外の形式のケーブルも使用することができ、
取付け方法もいろいろあるが、端部構成に変更はない。
1例として、ケーブルは塔上のサドル台に支持させて該
塔を通って連続するように製作することができ、一端を
長梁骨組38に接続し、他端を地面アンカー28に接続した
後に何れかの端部を張力を作用させることができる。
別の例として、ケーブルの両端で又は全体的に張力を作
用させるほかに塔上のケーブル支持台を上方へジャッキ
で持上げることによってケーブルを緊張させることがで
きる。
すべてのケーブルを取付けた後に、第12図に示すよう
に、控えケーブル間に別の交差ケーブル54すなわち方杖
を接続して風又は地震によって発生しうる振動を抑制す
ることができる。このようにすることによって、屋根の
一般的剛性を増大させるとともに振動騒音を制御する助
けとなる。緩衝器又はゴムリング制動器から成る振動抑
制器をケーブル接続部に取付けることもできる。
次に、最初の長梁骨組部材38aを、第3図に示すように
取付けた後に、2番目の該部材をすぐ隣りの塔に同様に
取付け、かつこれらの該部材間に中間の骨組48を、第8
図に示すように、取付ける。中間骨組48は多くの異なる
形式を有し、オープンウェブ形鉄梁、スペース骨組、管
状鉄梁、その他の骨組でもよい。図示の好ましい中間骨
組は管状の鉄又はアルミニウムの骨組である。中間骨組
48は屋根長梁骨組38の間に取付けられる。
次に、地上クレーン30によって剛脚のデリッククレーン
32を持上げ、これを既に構築された片持ち屋根部分上の
適所に置き、また仮レールにすえ付けた輸送往復台44を
屋根上に持上げる。この往復台は材料をデリッククレー
ン32によって取付けるために持上げられた場所から片持
ち屋根端まで運ぶために使用される(第3図、第4図、
及び第6図参照)。
さらに、すべての片持ち建造物の下方に安全網を取付け
る。
次に、前述した最初の長梁骨組部材の取付けと同様な方
法で、さらにデリッククレーン32及び往復台44を使用し
て屋根の建造が進行する。1個の片持ち屋根部分をスタ
ジアムの中央まで建造する反復工法は次のようになる。
第4図において、地上クレーン30は屋根の骨組38及び中
間骨組48を置場36から塔の間およびアーチの下方を通っ
て屋根上に持上げる。次に、これらの材料は仮レールに
すえ付けられた輸送往復台の上に降下され、既に建造さ
れた骨組部材の片持ち端にデリッククレーンで取付けら
れる端部迄運ばれる。次に、頂部クレーン34によって控
えケーブル40及び後方支持ケーブル42が前述したように
取付けられる。このようにして、スタジアムの上方に屋
根が連続的に建造される。先ず、巾が27メートルの一つ
おきの屋根骨組部分が平らに吊されるように建造され
る。完成された片持ち屋根骨組部分、すなわちスタジア
ムの全巾の半分の長さは127.5メートルとなる。一つお
きの屋根骨組部分が建造された後(第8図)、該部分間
の空間部分にデリッククレーンを設置し、該空間部分に
中間骨組48を取付けて屋根を完成させる(第9図参
照)。屋根の各骨組部分の建造終了ごとに、仮レールす
え付け輸送往復台およびデリッククレーンが屋根の縁の
塔まで戻され、地上クレーン30によって屋根から外され
て次に建造しようとする隣りの屋根部分に再び取付けら
れる。
前述したように、屋根はスタジアムの両側から建造され
て中央で接合される。屋根は両側から同時に、又は先ず
1側を建造する。
次の工程は長梁骨組38によって建造された片持ち長梁の
中央を接合することである。この接合は温度変化その他
の原因によって長梁が将来運動できるようになされる。
この連結装置、すなわち接合構造体は第16図に図示され
ており、対向する片持ち長梁間にスリーブ49を設けたス
リップ継ぎと、該長梁間に固定された引張りケーブル51
とを含む。ターンバックル53はケーブル51の張力を選択
的に調節するとともに長梁が屋根の端縁における塔脚に
作用する力を制御する。
次に、保持側部ケーブル56を必要に応じて屋根端縁と地
面又はスタジアム構造体との間に取付ける。第1図から
分かるように、長梁骨組部材38及び合成屋根部分は塔か
ら屋根部分の接合点まで上方へ傾斜し、屋根部分はまた
中央の頂部47から側方へ傾斜する。ケーブル56が結合さ
れる最外側の梁は基本的に水平である。
全体の屋根骨組を取付け、検査し、調節し、ペンキを塗
布した後に、屋根被覆50、引込み又は開放可能の屋根要
素および通風要素が取付けられる。この取付け作業は地
上クレーン30によって屋根被覆の材料を屋根の端縁上に
持上げてから適所へ動かすか、又はヘリコプタによって
屋根上に降下させる。また、引込み又は開放の要素も同
様にして適所に持上げられかつ取付けられる。
屋根は、連続した又は離隔した任意数の屋根部分を他の
屋根部分に滑り上げかつ手動又は遠隔装置で制御させう
るように引込み可能に作られる。かかる引込み可能な屋
根部分50aが第13図に図示される。この遠隔制御開放機
構は屋根を開閉する液圧ラム方式であってもよいし、機
械的ケーブル制御方式でもよい。引込み可能性又は換気
開口は遠隔制御される丁番ドア形式によって操作される
ものでもよい。かかる開口は第14図および第15図に示さ
れており、弯曲面パネル78が一端において骨組48に丁番
接続され、液圧シリンダ79によって隣接骨組に選択的に
係合したり持上げられる。屋根被覆50はまた換気用の通
風孔を備え、必要に応じて、屋根被覆の一部をある領域
において常時開放したままにすることができる。
このように構成された屋根は雨が入らず極く小量の風し
か入らないが換気ができるようにスタジアムリムに重な
り合わされる(第9図参照)。屋根はスタジアムに接続
されず独立して全体的に運動できるようになっている。
屋根はスタジアムのリムに重なり合ってコンコースおよ
びスタジアムの周りの土地を保護する。
屋根とスタジアムリムとの間の空間は充分な広さ、おそ
らく3メートル、を有し望ましい換気を行なう。しかし
ながら、必要なら、屋根はこの部分でスタジアムに接続
させて空間を閉鎖してもよい。閉鎖部材は可撓性ガスケ
ット72(第10図)から成るものでよい。
スタジアムの柱照明75(第1図参照)は、使用の場合に
適所に置かれるが、塔22およびアーチ26と干渉する場合
には、塔又はアーチ上に置き換えられる。これらの照明
は完全に透明な天窓の屋根を通過してスタジアム内部を
照射することができる。必要なら、屋根構造体の下面に
付加照明を取付けることができる。
構造体の付属物として、屋根排水部材および縦どい(図
示せず)、屋根の下面上にある屋根結露排水溝(図示せ
ず)、屋根に設置された洗浄用の高圧水洗浄噴水装置6
2、塔の頂部および屋根に昇るための塔内取付けエレベ
ータ80、塔の頂部および屋根長梁部材38上に形成された
保守および見物用の歩道および手すり、屋根に構築され
たレストラン60(第9図及び第10図)、屋根上に建設さ
れ又は屋根から吊された特別席用特等室58等がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は現存する又は新たなスタジアム又はアリーナ上
に設置されたケーブル控え屋根の斜視図、第2図は現存
する又は新たなスタジアム又はアリーナを被覆しようと
して設置された建造用支持塔の斜視図、第3図は屋根支
持塔と、片持ち梁工法によってスタジアム上に屋根建造
の初期手順とを示す概略立面図、第4図は第3図の諸部
材に加えて、屋根上の輸送往復台と片持ち梁工法の次の
手順とを示す概略立面図、第5図は塔に接続された屋根
長梁骨組部材の部分欠截拡大斜視図、第6図は現存する
又は新たなスタジアム又はアリーナと、完成された塔組
立体と、屋根の中心まで建造された屋根骨組と、最終的
な接続および引張構造とを示す第3図および第4図と同
様な概略立面図、第7図は控えケーブルで完成された骨
組を持つ屋根の部分欠截概略立面図、第8図は一つおき
に建造された屋根部分を示す屋根建造の中間第1段階の
平面図、第9図はすべての屋根部分が完成し、屋根レス
トラン、特別席室、洗浄用噴水装置、骨組歩道、および
種々の形式の引込式又は部分的な屋根開口を含む屋根の
平面図、第10図は屋根上の噴水装置と、ケーブル上の近
接用ボースンチェアすなわちバスケットと、屋根端縁と
スタジアムとの間の可撓性閉鎖ガスケットと、吊下げ特
別席室とを示す、屋根中心を通る立面断面図、第11図は
保持側部ケーブルを含む第10図の11−11線断面図、第12
図は屋根端縁における保持側部ケーブルと、必ずしも必
要ではないが、控えケーブル間にあって風によるケーブ
ル振動を制限し、ケーブル振動による騒音を制御し、屋
根の剛性を増大させるための交差ケーブルすなわち方杖
とを含む第10図と同様な立面断面図、第13図は約2.25メ
ートルおよび3.6メートルの縦横寸法にして各々が遠隔
制御できる換気用の透明プラスチック弯曲天窓を使用す
ることが好ましい屋根被覆を支持する長梁骨組部材間の
中間骨組の拡大平面図、第14図は遠隔制御によって各弯
曲天窓を開放する丁番接続を示す、第13図の14−14線に
よる断面図、第15図は大形スタジアムについては屋根全
体を構成するには6000個以上にも及ぶ弯曲天窓の代表例
と丁番開放例とを示す斜視図、第16図は屋根の中央で会
合する長梁骨組部材を、温度その他の原因による構造的
運動させるとともに順応性ケーブル接続によって引張る
ことができるようにするスリップ継ぎを示す図面であ
る。 16…パイル 18…基礎 20…スタジアム 22…塔 24…塔形クレーン 26…アーチ 28…地面アンカー 29a…流し込み成形体 29b…流し込み成形体 30…地上クレーン 31…バケット 32…デリッククレーン 34…頂部クレーン 36…屋根骨組置場 38…屋根長梁骨組 38a…最初の長梁骨組部材 40…控えケーブル 42…後方支持ケーブル 44…輸送往復台 46…屋根長梁会合点 46…頂部 47…頂部 48…中間骨組 49…スリーブ 50…屋根被覆 50a…屋根部分 51…ケーブル 52…屋根長梁骨組と塔との交点 53…ターンバックル 54…交差ケーブル(方杖) 56…保持側部ケーブル 57…ボルト 58…特別室 60…レストラン 62…噴水装置 72…ガスケット 73…柱照明 76…ボースンチェア(バケット) 78…弯曲パネル 79…液圧シリンダ 80…エレベータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現存するスタジアムに屋根を建造する方法
    にして、 前記スタジアムの1側の外部に第1列のケーブル控え塔
    を建て、 前記スタジアムの反対側の外部に第2列のケーブル控え
    塔を建て、 屋根構造体の部分を前記各列の塔から圧縮力を印加しな
    がらスタジアムの上方へ漸次延長させるとともに連続す
    る前記部分の各々を、前記塔に接続した控えケーブルに
    よって吊すことにより該塔の前記各列から屋根構造体を
    片持ち梁式に支持させ、 前記2列の塔に及ぼされる圧縮力を部分的に緩和すると
    ともにかかる圧縮力を制限しうるように前記2列の塔か
    ら延出する屋根構造体に引張り力を印加しながら前記屋
    根構造体を接合することを含むスタジアムの屋根の建造
    方法。
  2. 【請求項2】頂部開放スタジアムの上方に使用する屋根
    構造体にして、 前記スタジアムの1側の外部にある第1列のケーブル控
    え塔と、 前記スタジアムの反対側の外部にある第2列のケーブル
    控え塔と、 前記第1列の塔から片持ち梁式に支持され、かつスタジ
    アムの部分的上方を前記第2列の塔に向って延びるとと
    もに前記第1列の塔に圧縮力を加えるように配置された
    第1屋根構造体部分と、 前記第2列の塔から片持ち梁式に支持され、かつスタジ
    アムの部分的上方を前記第1列の塔に向って延びるとと
    もに前記第2列の塔に圧縮力を加えるように配設された
    第2屋根構造体部分と、 前記両方の塔の各列から延びて、該塔から片持ち梁式に
    支持された前記屋根構造体部分の荷重を吊す第1控えケ
    ーブルと、 前記両方の塔の各列から延びて、前記第1控えケーブル
    によって該塔に作用する荷重をつり合わせる第2控えケ
    ーブルと、 前記第1屋根構造体部分と前記第2屋根構造体部分によ
    って前記両方のケーブル控え塔に及ぼされる圧縮力を部
    分的に緩和するとともにかかる圧縮力を制限し得るよう
    に前記第1屋根構造体部分と前記第2屋根構造体部分に
    引張り力を印加しながら前記両屋根構造体部分を接合す
    る連結装置を含有するスタジアムの屋根構造体。
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