JPH09310411A - コンクリート用締結装置 - Google Patents

コンクリート用締結装置

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JPH09310411A
JPH09310411A JP9018719A JP1871997A JPH09310411A JP H09310411 A JPH09310411 A JP H09310411A JP 9018719 A JP9018719 A JP 9018719A JP 1871997 A JP1871997 A JP 1871997A JP H09310411 A JPH09310411 A JP H09310411A
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JP
Japan
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concrete
anchor
fastener means
anchor fastener
fastening device
Prior art date
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Pending
Application number
JP9018719A
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English (en)
Inventor
Michael P Ditka
ピー.ディッカ マイケル
Larry Reinhard
レインハード ラリー
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Illinois Tool Works Inc
Original Assignee
Illinois Tool Works Inc
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B19/00Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
    • F16B19/002Resiliently deformable pins
    • F16B19/004Resiliently deformable pins made in one piece
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B15/00Nails; Staples
    • F16B15/06Nails; Staples with barbs, e.g. for metal parts; Drive screws

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Dowels (AREA)
  • Dental Prosthetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 締り嵌めまたは摩擦による嵌合タイプのアン
カーであって、深さに影響されないアンカーを備えた新
規のコンクリート用締結装置を提供すること。 【解決手段】 コンクリート用締結装置が、コンクリー
ト下地114と、コンクリート下地に形成された穿孔1
36と、コンクリート下地の穿孔内に挿入され目的材料
をコンクリート下地に取り付けるためのアンカーファス
ナ手段116とを具備している。アンカーファスナ手段
116は、先端部122と、頭部124と、先端部12
2と頭部124とを連結するシャンク部126とを有し
ている。シャンク部126が、頭部から先端方向に延
び、かつ、穿孔の直径よりも小さな直径の第1の部分1
32と、第1の部分132と先端部122との間に設け
られた第2の部分とを含んでいる。第2の部分の外周面
には概ね軸方向に延びるリブ128が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は締結装置に関し、特
に、屋根拭き用膜材や断熱材をコンクリートデッキに固
定または取り付けるコンクリート用締結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート基盤構造と関連して特に利
用されるコンクリートアンカー締結装置、例えば、屋根
拭き用断熱材をコンクリートデッキに固定または取り付
けるための装置が周知となっている。こうした周知のコ
ンクリート用締結装置には、イリノイ州所在のITWビ
ルデックス社が開発、販売しているストライカー(登録
商標)コンクリートアンカー締結装置(以下、単にスト
ライカーアンカー締結装置と記載する)がある。図1を
参照すると、ストライカーアンカー締結装置10は、屋
根拭き材料、例えば、剛性の屋根断熱材12のシートを
コンクリート基盤または下部構造14に固定または取り
付けるように構成されており、アンカー16、および、
これと作用上関連するプレート18とを具備している。
プレート18は、金属プレートまたはプラスチックプレ
ートとすることができる。
【0003】この従来技術のストライカーアンカー締結
装置10との関連で採用される設置技術によれば、先
ず、標準的または従来式の回転ハンマードリルを用い
て、断熱材12を貫通させコンクリート基盤14まで下
孔を穿設する。この下孔は、アンカー16の最終的な係
合深さよりも少なくとも約6.4mm(1/4in)深
くして、例えば下孔の穿設作業中に生じた破片が収容さ
れるようにする。プレート18の中心孔にアンカー16
を挿入して予め組み立てた状態で、コンクリート16を
下孔に挿入できるように、プレート18がアンカー16
と共に剛性の断熱材12の上面に配置される。次いで、
アンカー16が、適当なハンマーまたは他の形式の打擲
工具により、剛性の断熱材12を貫通してコンクリート
の基盤14内に完全に挿入される。
【0004】更に図1を参照すると、アンカー16は、
先端部22と、頭部24と、本体またはシャンク部26
とを具備する種の締結具である。本体またはシャンク部
26は、一連の軸方向に延びるリブと溝28が外周面に
交互に配設されており、該リブと溝は、好ましくは、ア
ンカー16の中心軸に関して僅かに螺旋状または捩じれ
ている。リブの外径は、断熱材12およびコンクリート
基盤14に穿設された下孔の内径よりも大きくなってお
り、アンカー16をコンクリート基盤またはデッキ14
に打擲、挿入したときに、アンカー16とコンクリート
基盤に穿設された下孔の周壁との間での締り嵌めにより
良好な嵌合が行われる。アンカー16とコンクリート基
盤に穿設された下孔の周壁との間の締り嵌めにより、ア
ンカー16の保持力または抜去抵抗の特性が決定され
る。アンカー16の保持力または抜去抵抗の特性は、無
論、例えば、大きな揚圧力を発生する強風条件下であっ
ても、コンクリート基盤14からアンカー16が抜去さ
れることを防止して、コンクリート基盤14に取着され
た剛性の断熱材を実際上保持するために十分に大きくな
ければならない。
【0005】上述したストライカーアンカー締結装置1
0は、商業的には成功しているが、一連のリブと溝28
がアンカー16の実質的に全長に渡って、言い換えれ
ば、先端部22と頭部24の間に形成されたシャンク部
26の全長に渡って延設されているので、このストライ
カーアンカー16は深さに敏感な特性を有している問題
がある。アンカーを挿入する深さに影響を受ける特性の
締結具は、アンカー16をコンクリート基盤14および
剛性の断熱材12の下孔に挿入する際、要求される駆動
力または打擲力が、挿入された締結具の挿入深さに直接
比例する、つまり、下孔に締結具を深く押し込めばそれ
だけアンカー16の設置が困難となる。と言うのは、コ
ンクリート基盤14の下孔の内周面と係合、嵌合するア
ンカー16のリブの軸方向の長さが、アンカー16が軸
方向に下孔内に挿入されるにつれ増加するからである。
【0006】従来技術であるストライカーアンカー16
に伴う設置上の問題を克服するために、深さに影響され
ないアンカーが開発された。こうしたアンカーの一例が
米国特許第5035559号に開示されている。この特
定の形式のアンカーは、然しながら、以下の点でストラ
イカーアンカー16から実質的に異なっている。米国特
許第5035559号に開示されたアンカーは、図1に
開示されたコンクリート用締結装置の場合のように、ス
トライカーアンカーとコンクリート基盤の下孔との間の
締り嵌めによる嵌合ではなく、アンカーのシャンク部を
圧縮して嵌合する形式のアンカーであり、この特許のア
ンカーのシャンクは、アンカーの長手の軸線からオフセ
ットされているので、コンクリートの下孔の内周面に接
触したときに屈曲、伸直変形を受ける。
【0007】コンクリート用または石組用のアンカーで
あって、締り嵌めによる嵌合方式のアンカーが米国特許
第4350464号に開示されている。然しながら、こ
のアンカーは、その軸部の直径がコンクリート基盤に形
成された下孔の直径と本質的に等しくなっており、正確
には深さに影響されない形式のアンカーではない。更
に、この特許のアンカーは、溶接ビード線により表面模
様を作らなければならないので、製造が非常に難しく製
造費用も高くなる。
【0008】コンクリート用締結装置を改良して、締り
嵌めまたは摩擦による嵌合タイプのアンカーであって、
深さに影響されないアンカーを備えた新規のコンクリー
ト用締結装置が必要となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、挿入された
アンカーの深さに影響されないコンクリート用締結装置
を提供することを目的としている。本発明の他の目的
は、締り嵌めまたは摩擦による嵌合タイプのアンカーで
あって、深さに影響されないアンカーを備えた新規のコ
ンクリート用締結装置を提供することである。
【0010】本発明は、更に、剛性の断熱パネルと膜材
をコンクリート基盤、好ましくはコンクリートデッキに
固定または取り付けることに関して効果的に利用でき
る、深さに影響されないアンカーを備えた新規のコンク
リート用締結装置を提供することを目的としている。更
に本発明は、コンクリート基盤またはコンクリート下地
への設置が比較的容易でありながら、優れた抜去抵抗特
性を示し、以て例えば、コンクリート屋根デッキ基盤ま
たはコンクリート下地への剛性の屋根断熱パネルおよび
膜材の保持の信頼性を高めた、深さに影響されないアン
カーを備えた新規のコンクリート用締結装置を提供する
ことを目的としている。
【0011】本発明の更なる目的は、アンカーが押し込
み挿入されるコンクリート基盤またはコンクリート下地
の下孔または穿孔の内周面と、該アンカーの所定の軸方
向長さにおいてのみ締り嵌めまたは摩擦による嵌合を形
成して、アンカーがコンクリート基盤またはコンクリー
ト下地の下孔または穿孔内に押し込まれていく深さに影
響されないコンクリートアンカーを利用した新規で改良
されたコンクリート用締結装置を提供することである。
【0012】更に本発明は、比較的単純で製造費用の高
くないコンクリートアンカーと組み合わせた新規で改良
されたコンクリート用締結装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、目的材
料をコンクリート下地に締結するための深さに影響され
ないコンクリート用締結装置が提供される。このコンク
リート用締結装置は、コンクリート下地と、前記コンク
リート下地に形成され所定の直径方向の広がりを有する
穿孔と、前記コンクリート下地の穿孔内に挿入され前記
目的材料を前記コンクリート下地に取り付けるためのア
ンカーファスナ手段とを具備している。前記アンカーフ
ァスナ手段は、先端部と、頭部と、前記先端部と頭部と
を連結するシャンク部とを具備している。前記シャンク
部が、前記頭部の直近から前記先端部の方向に延び、か
つ、前記コンクリート下地に形成された穿孔の直径方向
の広がりよりも小さな第1の直径方向の広がりを有する
第1の部分と、前記第1の部分と前記先端部との間に設
けられた第2の部分とを含んでいる。前記第2の部分
は、その外周に実質的に軸方向に延び前記アンカーファ
スナ手段のシャンク部と一体的に同じ材料から形成され
たリブ手段が配設され、前記コンクリート下地の穿孔の
直径方向の広がりよも大きな第2の直径方向の広がりを
有し、前記アンカーファスナ手段の前記シャンク部の軸
方向の広がりの一部だけの軸方向の広がりを有してお
り、前記アンカーファスナ手段を前記コンクリート下地
の穿孔内に実質的に直線的に打擲、押し込んで、前記リ
ブの形成された第2の部分においてのみ、前記アンカー
ファスナ手段と前記コンクリート下地の穿孔との間で締
り嵌めにより嵌合させ、前記コンクリート下地の穿孔内
に押し込まれたアンカーファスナ手段の深さに、前記ア
ンカーファスナ手段および前記締結装置は影響を受ける
ことがない。
【0014】前記アンカーファスナ手段の第2の部分に
おいてのみ、アンカーファスナ手段と穿孔とのあいだで
締り嵌めまたは摩擦による嵌合が緒こなれる。アンカー
ファスナ手段の第2の部分の軸方向の長さは、アンカー
ファスナ手段のコンクリート下地からの抜去抵抗特性を
選択的に或いは最適に維持しながら、コンクリート下地
の穿孔へのアンカーファスナ手段の挿入または押し込み
に必要な力を最適に制御、制限または最小とすることが
できる。アンカーファスナ手段の第2の部分のリブを、
アンカーファスナ手段の中心軸に対して平行に形成して
も、或いは、同中心軸に関して所定の角度を以て捩れの
位置に配置しても、若しくは、らせん状またはスパイラ
ル状に形成してもよいが、リブは概ね若しくは実質的に
軸方向に形成しなければならない。
【0015】本発明の他の特徴によれば、アンカーファ
スナ手段は、ワッシャプレートと組み合わせることがで
きる。このワッシャプレートは、アンカーファスナ手段
において頭部と第2の部分の間に保持される。
【0016】
【発明の実施の形態】添付図面、特に図2を参照する
と、本発明の原理により形成された深さに影響されない
コンクリート用締結装置110が図示されている。コン
クリート用締結装置110は、コンクリート基盤または
コンクリート下地、例えばコンクリートデッキ114
に、目的材料、例えばシート状の剛性の屋根拭き用断熱
材料を固定または取り付けるための、図1の締結装置1
0に類似したコンクリート用締結装置である。図2から
は断熱材料は省略されているが、図1の締結装置10に
おいてコンクリートデッキ14に断熱材料12をを配置
したのと同様に、コンクリートデッキ114の上面に断
熱材料が固定または取り付けられる。更に、適当な屋根
拭き用ワッシャまたはワッシャプレート(図示せず)、
例えば図1の締結装置のワッシャプレート18が、前記
屋根拭き用断熱材料の上面に好ましく配設される。この
ワッシャプレートは、図1の締結装置のワッシャプレー
ト18、すなわち、金属製の概ね正方形の形状をしたワ
ッシャプレートが本発明のコンクリート用締結装置11
0では用いられるが、他のワッシャプレートまたは屋根
拭き用ワッシャを用いてもよい。図5を参照すると、こ
うした代替的な屋根拭き用ワッシャまたはワッシャプレ
ートの一例として、概ね円形の形状を有したワッシャプ
レート118を示す。このワッシャプレート118は、
また、幾分柔軟性を有していてもよいが、実質的な剛性
を備えた適当なプラスチック材料から形成され、中心開
口部120を有している。該中心開口部120を通っ
て、アンカーファスナ手段としての深さの影響を受けな
いアンカーボルト116が、屋根拭き用断熱材料のスラ
ブを貫通してコンクリートデッキ114内に押し入れら
れる。
【0017】更に図3,4をも参照すると本発明による
コンクリート用締結装置110の深さに影響されないア
ンカーボルト116は、図1の従来技術の締結装置10
の深さに影響されるアンカーボルト16に類似してお
り、点状の先端部122と、頭部124と、先端部12
2と頭部124に延在するシャンク部126とを具備し
ている。図1の従来技術の締結装置10の深さに影響さ
れるアンカー16とは異なり、アンカー16のシャンク
部26の概ね全長に渡り軸方向に伸びるリブと溝とを配
設する代わりに、本発明のアンカーボルト116のシャ
ンク部126には、比較的滑らかな第1の部分または第
1のシャンク部分132が設けられている。第1のシャ
ンク部分132は、頭部124の直近から先端部122
に向けて軸方向に延びている。更に、第1のシャンク部
分132の端部から先端部122まで伸びる第2の部分
または第2のシャンク部分が設けられている。この第2
のシャンク部分には、リブ手段とての概ね軸方向に伸び
るリブ128と溝130が交互に配設されている。この
リブ128と溝130は、アンカーボルト116と一体
的に同じ材料から形成されている。
【0018】更に、アンカーボルト116の相対的に滑
らかな第1のシャンク部分132は直径方向の広がり、
または、外径D1 を有しており(図2,3)、これに対
して、概ね軸方向に伸びるリブ128を通過するように
軸線に垂直な平面を取った場合のアンカーボルト116
の第2のシャンク部分は直径方向の広がり、または、外
径D2 を有している。外径D2 は、図3,4に示すよう
に、直径D1 よりも実質的に大きくなっている。この深
さに影響されないアンカーボルト116が、コンクリー
トデッキから成るコンクリート基盤またはコンクリート
下地114内に打擲、押し入れて屋根拭き用断熱材料を
該コンクリート基盤に取り付ける場合、先ず、コンクリ
ートデッキ114に内径D3 を有する穿孔または下孔1
34が穿設される。内径D3 は、アンカーボルト116
の相対的に滑らかな第1のシャンク部分132の外径D
1 よりも僅かに大きく、かつ、アンカーボルト116の
リブ128が形成された第2のシャンク部分の外径D2
よりも僅かに小さくなっている。コンクリートデッキ1
14の下孔134と、アンカーボルト116の第1と第
2のシャンク部分132,128とを含む嵌合構造と、
こうした嵌合構造における相対的な直径の図形的に関係
により、アンカーボルト116がコンクリートデッキ1
14の下孔134内に押し入れられると、コンクリート
デッキ114の下孔134の内周面136と、アンカー
ボルト116のリブ128が形成された第2のシャンク
部分との間でのみ締り嵌めまたは摩擦による嵌合がなさ
れる。このように、アンカーボルト116のリブ128
が形成された第2のシャンク部分でのみ締り嵌めまたは
摩擦による嵌合させることにより、本発明のコンクリー
ト用締結装置110が深さの影響を受けなくなる。
【0019】より詳細には、図2,3,5を参照する
と、アンカーボルト116のリブ128が形成された第
2のシャンク部分の軸方向の長さは、アンカーボルト1
16の全シャンク部126の軸方向の長さよりも実質的
に短く、かつ、リブ128の形成された第2のシャンク
部分の軸方向の長さは、全シャンク部126の軸方向の
長さの一部でしかない。特に、こうした部分は、例え
ば、アンカーボルト116のシャンク部126の長さの
約1/6とすることができる。更に、リブ128が形成
された第2のシャンク部分の軸方向の長さは、下孔13
4の軸方向の深さよりも短くなければならない。こうし
て、アンカーボルト116がコンクリートデッキ114
の下孔134に打擲、挿入されると、アンカーボルト1
16のリブ128が形成された第2のシャンク部分は、
コンクリートデッキ114の下孔134の内周面136
に完全に囲まれ、アンカーボルト116を下孔134に
更に挿入、突き刺しても押し込み抵抗または挿入抵抗、
若しくは必要な設置力が増加することはない。こうした
設置力または押し込み抵抗や挿入抵抗は、アンカーボル
ト116のリブ128が形成された第2のシャンク部分
の軸方向の長さにより限定され、或いは、この軸方向の
長さの関数であり、アンカーボルト116と関連するコ
ンクリート用締結装置は効果的に深さの影響を受けな
い。この点は、図1に図示した従来技術のアンカーボル
ト16および締結装置10が深さに影響されること非常
に対照的である。図1の締結装置によれば、アンカーボ
ルト16では、コンクリートデッキ14内に押し込まれ
るにつれ、次第にアンカーボルト16のリブが形成され
たシャンク部28が増加して、コンクリート基盤14の
下孔との締り嵌めまたは摩擦が増加し、これに対応して
必要となる設置力が増加し、コンクリートデッキ14内
に挿入されたアンカーボルト16の深さとともに設置が
次第に困難となる。
【0020】本発明のコンクリート用締結装置110に
よれば、必要となる挿入力または設置力は、アンカーボ
ルト116のリブ128が形成された第2の酌部分が完
全にコンクリートデッキ114の下孔134内に挿入さ
れると、そのときの値に限定されてしまい、この挿入力
または設置力の限界は、特定の現場の作業パラメータま
たは要求に応じてアンカーボルト116リブ128が形
成された第2の酌部分を形成する際、その軸方向の長さ
を選択または予め決定することにより、最適または選択
的に制御可能または最小とすることができる。従って、
現場の特定のパラメータ、環境、または、要求、締結作
業などに応じて、アンカーボルトの抜去抵抗特性を選択
的にまたは最適に設定しながら、アンカーボルトをコン
クリートデッキに形成された下孔内に押し込むための設
置力を選択的にまたは最適に制御、限定または最小とす
るために、アンカーボルト116のリブ128が形成さ
れた第2のシャンク部分の長さを選択的に変えることが
できる。言い換えれば、アンカーボルト116のリブ1
28が形成された第2のシャンク部分の軸方向の長さを
適切に選択することにより、所望のまたは必要な抜去抵
抗値に対する所望のまたは要求される設置力を選択また
は開発することができる。
【0021】アンカーボルト116の第2のシャンク部
分のリブ128は、アンカーボルト116の長手の中心
軸線Lに関して平行に設けることもできるが、中心軸線
Lに関して所定の角度Aを以て捩れの位置にオフセット
することもできる。この角度Aは、例えば、0°と45
°の間で変えることができるが好ましくは5°とする。
図3に角度Aを図示する。角度Aが45°よりも大きい
と、アンカーボルト116をコンクリート基盤に押し込
むことが非常に困難となる。また、アンカーボルト11
6の中心軸線Lに関してリブ128を僅かに捩じる或い
はスパイラル状としてもよい。更に、図4の断面図から
理解されるように、アンカーボルト116のリブ128
は、丸みをおびた耳たぶ状の断面形状をしているが、然
しながら他の形状、例えば、概ね矩形または三角形の断
面形状とすることもできる。然しながら、丸みをおびた
形状とすることにより、下孔134の内周面136に関
してより広い係合面積を得ることができるので好まし
い。更に、こうした丸みをおびた形状は、コンクリート
の内周面136を削り或いは切断しながら、該内周面を
押圧して大きな抜去抵抗を発生し易い。中心軸線Lに関
してリブ128の方向に角度をつけることにより、中心
軸線Lに関して平行なリブ128を設けたアンカーボル
トに比較して、アンカーボルトの抜去抵抗が大きくな
る。更に、図4を参照すると、8つのリブ128がアン
カーボルトに配設されているが、リブの個数は変えるこ
とができる。例えば、リブ128の個数は6または7と
することができる。試験結果によれば、コンクリート基
盤またはコンクリート下地へのアンカーボルト116を
設置するために必要な挿入力は、リブ128の個数に実
質的に影響されないが、抜去抵抗に関しては7つのリブ
128を配設したときに最大となった。
【0022】図5を参照すると、本発明の1つの特徴と
して、アンカーボルト116と屋根拭き用ワッシャまた
はプレート118とを予め組み立てておくことが好まし
い。屋根拭き用ワッシャ118の中心部138は切頭円
錐形状を呈し、かつ、ワッシャ118から下方に垂れ下
がるように該ワッシャと一体的に形成されている。中心
部138の先端部にはアンカーボルト116が通過する
開口部(図示せず)が設けられており、該開口部の内径
はアンカーボルト116の滑らかな第1の部分132の
外径D1 よりも僅かに大きくなっており、かつ、実質的
に平面の屋根拭き用ワッシャ118に形成された開口部
120の直径に概ね一致している。このようにすること
により、ワッシャプレート118に関してアンカーボル
ト116は容易に軸方向に移動可能となる。然しなが
ら、アンカーボルト116の頭部124の外径はもとよ
り、アンカーボルト116のリブ128が形成された第
2のシャンク部分の外径D2 が、アンカーボルト116
の滑らかな第1のシャンク部分132の外径D1 、およ
び、開口部120と、図示しない切頭円錐形の中心部1
38に形成された開口部の内径よりも実質的に大きくな
っている。従って、アンカーボルト116の頭部の外径
または外周部が開口部120を囲繞するワッシャプレー
ト118の環状の壁部と接触することにより、および、
アンカーボルト116のリブ128の上端部がワッシャ
プレート118の中心下部138と接触することによ
り、ワッシャプレート118が効果的にアンカーボルト
116に取り付けられる。アンカーボルト116とワッ
シャプレート118とを予め組み立てることにより、コ
ンクリートデッキ114にアンカーボルト116を設置
する際、アンカーボルト116と屋根拭き用ワッシャ1
18と先ず組み立てることなく、こうした集成部品を現
場において容易に利用することが可能となる。
【0023】
【発明の効果】こうして、本発明により新規で改良され
た深さに影響されないコンクリート用締結装置が提供さ
れる。このコンクリート用締結装置は、特に、屋根拭き
用断熱材または膜材料をコンクリート屋根デッキに固定
または取り付けるために適合している。更に詳細には、
この新規で改良された深さに影響されないコンクリート
用締結装置は、アンカーボルトまたはアンカー部材を用
いており、このアンカーボルトは、アンカーボルトの所
定の限定された軸部分においてのみ、コンクリート屋根
デッキに穿設された下孔の内周面との締り嵌めまたは摩
擦により嵌合し、コンクリート屋根デッキに関して深さ
に影響されない効果を奏し、コンクリート用締結装置全
体として深さに影響されない特徴を呈する。こうした深
さに影響されない特徴の結果、アンカーボルトをコンク
リートデッキに穿設された下孔に打擲、挿入するために
必要な設置力は、アンカーボルトをコンクリートデッキ
の下孔へ更に挿入する間に増加することのない最大値ま
たは限定された値となる。これに付随して、該コンクリ
ート用締結装置の抜去抵抗特性は、アンカーボルトとコ
ンクリートデッキの下孔の内周面との間の締り嵌めまた
は摩擦による嵌合の軸方向の長さにより決定され、設置
力が限定されるとしても抜去抵抗値または抜去抵抗特性
は、屋根拭き用断熱材または膜材料を下側のコンクリー
トデッキに固定または取り付け、これを保持するのに十
分である。
【0024】本発明の基本的な原理から逸脱することな
く、既述した説明から本発明の深さに影響されないコン
クリート用締結装置を変形、修正、改良することが可能
である。特許請求の範囲内で本発明を既述した実施態様
と異なるように実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の深さに影響されるコンクリート用締
結装置の斜視図である。
【図2】本発明の深さに影響されないコンクリート用締
結装置の一実施形態の側面図であり、コンクリート下地
たるコンクリートデッキの下孔内に挿入された状態を示
す図である。
【図3】本発明の深さに影響されないコンクリート用締
結装置のアンカーボルトの一実施形態の側面図である。
【図4】図3において矢視線4−4に沿う断面図であ
る。
【図5】図2から4のコンクリート用締結装置の斜視図
であり、アンカーボルトとワッシャプレートとを組照る
前の状態を示す図である。
【符号の説明】
110…コンクリート用締結装置 116…アンカーボルト 122…先端部 124…頭部 126…シャンク部 128…リブ 130…溝 132…第1のシャンク部分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目的材料をコンクリート下地に締結する
    ための深さに影響されないコンクリート用締結装置にお
    いて、 コンクリート下地と、 前記コンクリート下地に形成され所定の直径方向の広が
    りを有する穿孔と、 前記コンクリート下地の穿孔内に挿入され前記目的材料
    を前記コンクリート下地に取り付けるためのアンカーフ
    ァスナ手段とを具備し、 前記アンカーファスナ手段が、先端部と、頭部と、前記
    先端部と頭部とを連結するシャンク部とを具備してお
    り、 前記シャンク部が、前記頭部の直近から前記先端部の方
    向に延び、かつ、前記コンクリート下地に形成された穿
    孔の直径方向の広がりよりも小さな第1の直径方向の広
    がりを有する第1の部分と、前記第1の部分と前記先端
    部との間に設けられた第2の部分とを含んで成り、 前記第2の部分が、その外周に実質的に軸方向に延び前
    記アンカーファスナ手段のシャンク部と一体的に同じ材
    料から形成されたリブ手段が配設され、前記コンクリー
    ト下地の穿孔の直径方向の広がりよも大きな第2の直径
    方向の広がりを有し、前記アンカーファスナ手段の前記
    シャンク部の軸方向の広がりの一部だけの軸方向の広が
    りを有しており、 前記アンカーファスナ手段を前記コンクリート下地の穿
    孔内に実質的に直線的に打擲、押し込んで、前記リブの
    形成された第2の部分においてのみ、前記アンカーファ
    スナ手段と前記コンクリート下地の穿孔との間で締り嵌
    めにより嵌合させ、前記コンクリート下地の穿孔内に押
    し込まれたアンカーファスナ手段の深さに、前記アンカ
    ーファスナ手段および前記締結装置が影響を受けないよ
    うにしたコンクリート用締結装置。
  2. 【請求項2】 前記穿孔が所定の軸方向の深さを有して
    おり、 前記アンカーファスナ手段のシャンク部の第2の部分の
    軸方向の広がりは、前記コンクリート下地の穿孔の深さ
    の一部である請求項1に記載のコンクリート用締結装
    置。
  3. 【請求項3】 前記アンカーファスナ手段が実質的に点
    状の先端を有して成る請求項1に記載のコンクリート用
    締結装置。
  4. 【請求項4】 前記アンカーファスナ手段のシャンク部
    が長手の中心軸線を有しており、 前記実質的に軸方向に延びるリブは、約5°の角度を以
    て前記アンカーファスナ手段のシャンク部の前記中心軸
    線に関してオフセットされている請求項1に記載のコン
    クリート用締結装置。
  5. 【請求項5】 前記アンカーファスナ手段のシャンク部
    の第2の部分の複数のリブの各々は、実質的に丸みをお
    びた耳たぶ状の断面形状を呈している請求項1に記載の
    コンクリート用締結装置。
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