JPH09309688A - 走行位置検出装置 - Google Patents

走行位置検出装置

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JPH09309688A
JPH09309688A JP12525796A JP12525796A JPH09309688A JP H09309688 A JPH09309688 A JP H09309688A JP 12525796 A JP12525796 A JP 12525796A JP 12525796 A JP12525796 A JP 12525796A JP H09309688 A JPH09309688 A JP H09309688A
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JP
Japan
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distance
reference distance
pulse generator
pulse
counter
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Pending
Application number
JP12525796A
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English (en)
Inventor
Akira Sato
章 佐藤
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで、かつ高精度の位置検出が可能な
走行位置検出装置を提供すること。 【解決手段】 搬送機械2が走行する軌条1にタッチロ
ール3を押し付け、その回転力でパルス発生器4を駆動
する。パルス発生器4の出力パルスを可逆カウンタ5で
計数し位置検出に利用する。一方、搬送機械2が毎回あ
るいは頻繁に走行する区間内に基準距離Aの区域を2個
のストライカ6A、6Bにより設定し、これをリミット
スイッチで検出し通過中ゲート信号を発生させる。ゲー
ト信号発生時にパルス発生器4の出力を補正用カウンタ
8で計数する。この計数値で基準距離Aを除して1パル
ス当たりの距離を求め、これを可逆カウンタ5の計数値
に乗じて軌条1の基点と現在の位置との間の距離を求め
る。軌条の基点と現在の位置との間の距離から現在位置
を特定して制御に用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軌条を走行する搬
送機械(自動クレーン、走行台車など)の現在位置を検
出する走行位置検出装置、特にその距離補正手段に関す
る。
【0002】
【従来の技術】軌条を走行する搬送機械の位置を検出す
る方法としては、リミットスイッチなどを用いて離散的
に絶対位置を検出する方法と、パルス発生器の回転部を
車輪軸あるいは駆動機の軸に取り付けるか、軌条に接触
させ、その回転に伴って発生するパルスをカウントして
連続的に位置を検出する方法(基準点からの走行距離で
位置を特定する方法)がある。高精度の走行制御には、
後者の連続的に位置を検出する方法が採用される。
【0003】連続的な位置検出方法では、車輪のスリッ
プによる誤差を除去するために、図2のように軌条と平
行に敷設したラック21にピニオン22を噛合させ、そ
の回転軸にパルス発生器23を取り付けたり、図3のよ
うに摩擦係数の大きい材料(例えば、ゴムなど)を用い
て製作したタッチロール(タッチローラ)3をスプリン
グ31の力でレール1面に押し付け、その回転軸32に
パルス発生器4を取り付ける、といった手段が講じられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図2のようにラック・
ピニオンを用いた場合は、ラック21を軌道側に軌条に
沿って全長に設けるため、高コストとなる。
【0005】また、図3のようにタッチローラ3を用い
た場合は、タッチローラ3の摩耗による半径の減少、押
し付け圧力による変形、加減速時のバウンドなどで誤差
が発生し蓄積する。但し、この方式は低コストで実施可
能であり、蓄積する誤差の補正を適切に行えれば、有用
な方式となる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、頻繁に走行する区間に基準距離を設定し、基準距離
信号を取り込んで補正値を求めることにより、低コスト
で、かつ高精度の位置検出が可能な走行位置検出装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬送機械が走
行する軌条に押し付けられ、搬送機械の走行に伴って回
転するタッチロールと、このタッチロールの回転軸に連
結されたパルス発生器と、このパルス発生器の出力パル
スをカウント入力とする可逆カウンタと、搬送機械が毎
回あるいは頻繁に走行する区間内に基準距離の区域を設
定する手段と、基準距離区域を検出し、通過中はゲート
信号を発生し続ける基準距離検出手段と、この基準距離
検出手段のゲート信号発生時に前記パルス発生器の出力
パルスをカウント入力とする補正用カウンタと、この補
正用カウンタのカウント数で基準距離を除して1パルス
当たりの距離を求め、これを前記可逆カウンタのカウン
ト数に乗じて軌条の基点と搬送機械の現在位置との間の
距離を求める演算部とを備え、軌条の基点と搬送機械の
現在位置との間の距離から現在位置を特定することを特
徴とする。基準距離区域設定手段としては、例えば2個
のストライカを軌道側に設ける。また、基準距離検出手
段は、ストライカと係合するように搬送機械に取り付け
たリミットスイッチ、このリミットスイッチのON時に
発生するパルスを入力とするTフリップフロップ、この
TフリップフロップのQ出力と前記パルス発生器の出力
パルスを入力とするAND回路などにより構成する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施形態を示
す。図中、1は軌条、2はこの軌条1上を走行する搬送
機械、3は前記軌条1に押し付けられ、前記搬送機械2
の走行に伴って回転するタッチロールで、そのロール部
分はゴムなど摩擦係数の大きい材料で形成している。4
はこのタッチロール3の回転軸に連結したパルス発生
器、5はこのパルス発生器4の出力パルスをカウント入
力とする可逆カウンタ、6A及び6Bは前記搬送機械2
が毎回あるいは頻繁に走行する区間内に基準距離A(基
準距離区域)を設定するために設けたストライカ、7は
前記搬送機械2にストライカ6A、6Bと係合するよう
に取り付けたリミットスイッチ、8は補正用カウンタ、
9はこの補正用カウンタ8の入力側に設けたゲート部
で、前記リミットスイッチ7のON動作でゲート信号を
生成している。例えば、リミットスイッチ7のON動作
で発生するパルスをT入力とするTフリップフロップの
Q出力と前記パルス発生器4の出力パルスをAND回路
の入力とする。AND回路の出力は、前記補正用カウン
タ8のカウント入力とする。10は前記補正用カウンタ
8のカウント数で基準距離Aを除して1パルス当たりの
距離を求め、これを前記可逆カウンタ5のカウント数に
乗じて軌条1の基点と搬送機械2の現在位置との間の距
離を求める演算部で、軌条の基点と搬送機械の現在位置
との間の距離から現在位置を特定して制御に用いる。
【0009】次に、動作について述べる。軌条1に基点
を定め、この基点からの距離で搬送機械2の現在位置を
特定する。搬送機械2が基点から走行を開始すると、タ
ッチロール3が回転し、パルス発生器4にパルスが生じ
る。この出力パルスが可逆カウンタ5でカウントされ
る。搬送機械2が基準距離区域に達すると、リミットス
イッチ7の最初のON動作(例えば、ストライカ6Aと
の係合)に伴ってゲート信号が生じ、補正用カウンタ8
でもパルス発生器4の出力パルスのカウントが始まる。
基準距離区域を通過すると、リミットスイッチ7の再度
のON動作(例えば、ストライカ6Bとの係合)に伴っ
てゲート信号が消失し、補正用カウンタ8へのパルス入
力が阻止される。補正用カウンタ8のカウント数は演算
部10へ送られる。ここで、A/補正用カウンタ8のカ
ウント数の除算、つまり基準距離区域通過時の1パルス
当たりの距離の算出が行われ、続いて1パルス当たりの
距離と可逆カウンタ5のカウント数との乗算が行われ
る。これにより、軌条1の基点と搬送機械2の現在位置
との間の距離が求まり、この距離から現在位置が特定さ
れる。この後、搬送機械2が戻りの走行で基準距離区域
を通過するまでは、1パルス当たりの距離として最初の
演算値が使用される。搬送機械2の戻りの走行では、可
逆カウンタ5は減算動作となる。また、基準距離区域通
過時のリミットスイッチ7とストライカ6A、6Bの係
合は、往路とは逆の順序となり、ストライカ6A、6B
のゲート信号の生成、消失の役割が交代する。
【0010】搬送機械2の運転時間が長くなると、タッ
チロール3が摩耗し直径が小さくなる。このため、同一
距離の走行でも回転数が以前より多くなり、これに追従
してパルス発生器4の出力パルス数も増加する。このよ
うな変化があると、基準距離区域通過時の補正用カウン
タ8のカウント数が増加し、1パルス当たりの距離の演
算値が減少する。つまり、タッチロール3の摩耗などに
対する補正が自動的に行われる。これにより、搬送機械
2の現在位置が常時正確に検出される。これは、スパン
の長い大形クレーンにおいて、走行の斜行を防止するた
めに位置の偏差を検出して速度制御を行う場合に有効で
ある。
【0011】なお、上記説明はタッチロールにパルス発
生器、可逆カウンタを組み合わせた場合であるが、カウ
ンタの代わりにポテンショメータを用いた場合にも同様
に実施できる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、タッチロ
ール、パルス発生器、カウンタなどの組み合わせに、基
準距離設定、基準距離区域検出、ゲート部及び補正用カ
ウンタを付設する構成としたので、タッチロールの摩
耗、変形などが生じても逐次補正が行われるようにな
り、高精度の位置検出が可能となる。また、軌道側の追
設構造は単純であり、安価で高精度の走行位置検出装置
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す制御ブロック図。
【図2】従来の走行位置検出方式の一例を示す構成説明
図。
【図3】従来の走行位置検出方式の他の例を示す構成説
明図。
【符号の説明】
1…軌条 2…搬送機械 3…タッチロール 4…パルス発生器 5…可逆カウンタ 6A及び6B…ストライカ 7…リミットスイッチ 8…補正用カウンタ 9…ゲート部 10…演算部 A…基準距離

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送機械が走行する軌条に押し付けら
    れ、搬送機械の走行に伴って回転するタッチロールと、
    このタッチロールの回転軸に連結されたパルス発生器
    と、このパルス発生器の出力パルスをカウント入力とす
    る可逆カウンタと、搬送機械が毎回あるいは頻繁に走行
    する区間内に基準距離の区域を設定する手段と、基準距
    離区域を検出し、通過中はゲート信号を発生し続ける基
    準距離検出手段と、この基準距離検出手段のゲート信号
    発生時に前記パルス発生器の出力パルスをカウント入力
    とする補正用カウンタと、この補正用カウンタのカウン
    ト数で基準距離を除して1パルス当たりの距離を求め、
    これを前記可逆カウンタのカウント数に乗じて軌条の基
    点と現在の位置との間の距離を求める演算部とを備え、
    軌条の基点と搬送機械の現在位置との間の距離から現在
    位置を特定することを特徴とする走行位置検出装置。
JP12525796A 1996-05-21 1996-05-21 走行位置検出装置 Pending JPH09309688A (ja)

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JP12525796A JPH09309688A (ja) 1996-05-21 1996-05-21 走行位置検出装置

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JPH09309688A true JPH09309688A (ja) 1997-12-02

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JP12525796A Pending JPH09309688A (ja) 1996-05-21 1996-05-21 走行位置検出装置

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