JPH06278991A - 自動クレーンの位置制御方法 - Google Patents

自動クレーンの位置制御方法

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JPH06278991A
JPH06278991A JP9250993A JP9250993A JPH06278991A JP H06278991 A JPH06278991 A JP H06278991A JP 9250993 A JP9250993 A JP 9250993A JP 9250993 A JP9250993 A JP 9250993A JP H06278991 A JPH06278991 A JP H06278991A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crane
correction
traveling
encoder
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP9250993A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumasa Yamamoto
治正 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Original Assignee
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kiden Kogyo Ltd filed Critical Hitachi Kiden Kogyo Ltd
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  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速走行時の位置の認識と、目標位置での停
止精度の向上を図る。 【構成】 自動運転される天井走行クレーンに、クレー
ンの従動輪6に連結された走行位置検出用エンコーダ3
と、絶対位置計数カウンタと相対位置計数用カウンタの
2つのカウンタでエンコーダの発生パルス数を計数する
手段とを備える。また走行レール4側に設置された位置
修正用ストライカ5,8,9と、それを走行中に検出す
るクレーン側に設置された検出器7を具備する。さらに
走行速度に応じて位置修正点での修正値を補正し、修正
時の誤差を低減する手段を設ける。これにより位置修正
を、その誤差要因を分析し、修正誤差を低減し、更に修
正時の位置の計数値と修正値の差を連続的にフィードバ
ック制御系に入力することにより行なって、高精度の停
止を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速走行時の位置の認識
と、目標位置での停止精度の向上を図るようにした自動
クレーンの位置制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動運転される天井クレーンにおいて、
定位置で停止させるために走行時の位置確認と停止位置
までの距離等を検出するため、クレーンの従動輪に連結
してエンコーダを取り付けて、このエンコーダによる位
置検出を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来一般に採用
されているエンコーダの位置修正方法は、位置修正点の
検出器の応答時間、及び制御装置の処理の応答時間を考
慮していないため、この両者の応答時間内のクレーンの
走行距離が修正点での誤差となり、エンコーダの分解能
をあげても、それに伴って位置検出の精度を上げること
ができない。また高速走行中に位置修正をかけることが
できなかった。また絶対位置計数カウンタのみで位置を
計数した場合、位置修正点でその計数が不連続になり、
速度制御系及び位置制御系に外乱を与えることになる欠
点がある。クレーンのエンコーダによる位置の検出は、
従動輪に連結してエンコーダを取り付けた場合、駆動輪
側に取り付けた場合に比べて車輪の滑り、レールとの接
触位置の直径の差異等の要因による計数誤差は少ないが
零ではない。このため一定距離毎にエンコーダの計数を
修正し、修正区間内ではエンコーダの計数値を真値とみ
なして位置を認識する必要がある。
【0004】位置の正しい認識のためにはエンコーダの
修正を正確に行うことが要求され、安定したフィードバ
ック制御による位置制御のためには修正点でのエンコー
ダの計数の連続性が要求される。このため本発明は位置
修正を、その誤差要因を分析し、修正誤差を低減し、更
に修正時の位置の計数値と修正値の差を連続的にフィー
ドバック制御系に入力することにより行なって、高精度
の停止を行うことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、自動運転される天井走行クレ
ーンにおいてクレーンの従動輪に連結された走行位置検
出用エンコーダと、絶対位置計数カウンタと相対位置計
数用カウンタの2つのカウンタでエンコーダの発生パル
ス数を計数する手段と、走行レール側に設置された位置
修正用ストライカと、それを走行中に検出するクレーン
側に設置された検出器を具備し、走行速度に応じて位置
修正点での修正値を補正し、修正時の誤差を低減する手
段を設けるか、あるいは位置修正点でのエンコーダで検
出した位置と、速度により修正された修正値の差を連続
的に位置制御のフィードバック制御系に加えることによ
り、速度を乱調させることなく位置を修正することを要
旨とする。
【0006】
【作用】自動運転されるクレーンの従動輪に、走行位置
検出用のエンコーダを直結し、ガーダーにこのエンコー
ダを設けた側に位置修正センサーを、また走行レールに
沿って位置修正センサー作動用のストライカをそれぞれ
配設し、これにより走行速度に応じて位置修正点での修
正値を補正し、修正時の誤差を低減させ、更に修正時の
計数値と修正値の差を連続的にフィードバック制御系に
入力する。これによって常にクレーンの走行位置の正し
い認識を行い、定位置で高精度に停止させることができ
る。
【0007】
【実施例】以下本発明自動クレーンの位置制御方法を図
示の実施例に基づいて説明する。図において1はクラブ
で、これはガーダー2上に配設され、ガーダー上を横行
可能とし、このガーダー2は走行レール4上を走行可能
に配置されると共に、ガーダー2の従動輪6にエンコー
ダ3を連結するようにしてエンコーダを設ける。
【0008】またガーダー2にはエンコーダ3を設置さ
れている側に位置修正センサー7を取り付けると共に、
この位置修正センサー7と同じ側の走行レール4に沿っ
て、この位置修正センサー7の標的となるようにストラ
イカ5,8,9をそれぞれ予め定めた位置に設ける。こ
のエンコーダ3の修正をエンコーダが設置されている側
の走行レール上で位置修正を行うことにより、クレーン
の斜行による影響を避けることができる。
【0009】これによりガーダー2が走行レール4に沿
って走行する際、その従動輪の転動に追従してエンコー
ダ3にて位置が検出されると共に、位置修正センサー7
とストライカ群5,8,9にて必要な位置修正が行われ
る。
【0010】位置修正センサーの出力及びその出力が制
御装置に認識されるまでの動作タイミング図を図2に示
す。理想的な出力に対し、センサーの出力はセンサーの
感応部をストライカが通過する時間及びセンサー固有の
応答時間からなる一次関数で近似される応答時間t1を
持つ。一方処理装置の応答時間t2は速度依存のない定
数となる。両者の和tdの時間にクレーンが移動する距
離ΔLは速度の二次関数となり、この移動距離を補正値
として修正時に修正値に加算する。速度と応答時間、移
動距離の関係を図3に示す。
【0011】位置の計測及び制御は絶対位置を計数する
カウンタ1と一回のクレーン動作内の動作開始点からの
計数をするカウンタ2を持つ。カウンタ1は位置修正点
を通過するときに、その時点の計数値をサンプルホール
ドに保持し、計数値を修正値に更新する。
【0012】一方カウンタ2は動作開始時に計数値を零
に設定し、移動中の相対位置を計数値の値を単位時間当
たりの出力の変化を一定値に制限したレートリミッタを
通して速度を積分した位置信号と比較し、その偏差で速
度指令値を修正する位置のフィードバックを行う。速度
偏差は速度指令値とエンコーダの出力を周波数から速度
に変換するF/V変換の出力との比較による。これによ
りエンコーダの修正に伴う計数の不連続性を解消でき
る。レートリミッタは一次遅れで近似し、同様の効果を
得られる。
【0013】モータはインバータで駆動され、速度指令
に追従する速度及び位置の制御を行うフィードバック制
御系を構成する。
【0014】実施例は走行の制御について説明したが、
横行の制御についても同様であり、さらに本発明の応用
分野としてはレール上を移動するコンテナクレーン等、
他の応用の他、エンコーダで移動距離を計測する移動体
で、かつエンコーダの修正を必要とする有軌道の無人搬
送車等に応用することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明自動クレーンの位置制御方法は、
自動運転される天井走行クレーンにおいてクレーンの従
動輪に連結された走行位置検出用エンコーダと、絶対位
置計数カウンタと相対位置計数用カウンタの2つのカウ
ンタでエンコーダの発生パルス数を計数する手段と、走
行レール側に設置された位置修正用ストライカと、それ
を走行中に検出するクレーン側に設置された検出器を具
備し、走行速度に応じて位置修正点での修正値を補正
し、修正時の誤差を低減する手段を設け、さらに位置修
正点でのエンコーダで検出した位置と、速度により修正
された修正値の差を連続的に位置制御のフィードバック
制御系に加えることにより、速度を乱調させることなく
位置を修正するようにしているため、クレーンの高速走
行時でのクレーンの位置の確認を行い、かつ定位置に高
精度に停止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明自動クレーンの位置制御方法の一実施例
を示す平面図である。
【図2】本発明による位置修正センサーの動作タイミン
グ図である。
【図3】速度と応答時間、移動距離の関係を示すグラフ
図である。
【図4】制御装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 クラブ 2 ガーダー 3 エンコーダ 4 走行レール 5,8,9 位置修正ストライカ 6 従動輪 7 位置修正センサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動運転される天井走行クレーンにおい
    て、クレーンの従動輪に連結された走行位置検出用エン
    コーダと、絶対位置計数カウンタと相対位置計数用カウ
    ンタの2つのカウンタでエンコーダの発生パルス数を計
    数する手段と、走行レール側に設置された位置修正用ス
    トライカと、それを走行中に検出するクレーン側に設置
    された検出器を具備し、走行速度に応じて位置修正点で
    の修正値を補正し、修正時の誤差を低減する手段を設け
    たことを特徴とする自動クレーンの位置制御方法。
  2. 【請求項2】 自動運転される天井走行クレーンにおい
    て、クレーンの従動輪に連結された走行位置検出用エン
    コーダと、絶対位置計数カウンタと相対位置計数用カウ
    ンタの2つのカウンタでエンコーダの発生パルス数を計
    数する手段と、走行レール側に設置された位置修正用ス
    トライカと、それを走行中に検出するクレーン側に設置
    された検出器を具備し、位置修正点でのエンコーダで検
    出した位置と、速度により修正された修正値の差を連続
    的に位置制御のフィードバック制御系に加えることによ
    り、速度を乱調させることなく位置を修正することを特
    徴とする自動クレーンの位置制御方法。
JP9250993A 1993-03-26 1993-03-26 自動クレーンの位置制御方法 Pending JPH06278991A (ja)

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