JPH09309334A - 自動車用内装部品の芯材及びその成形装置 - Google Patents

自動車用内装部品の芯材及びその成形装置

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JPH09309334A
JPH09309334A JP8150479A JP15047996A JPH09309334A JP H09309334 A JPH09309334 A JP H09309334A JP 8150479 A JP8150479 A JP 8150479A JP 15047996 A JP15047996 A JP 15047996A JP H09309334 A JPH09309334 A JP H09309334A
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Kiyohiko Obara
清彦 小原
Hiroaki Mori
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0025Preventing defects on the moulded article, e.g. weld lines, shrinkage marks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/30Vehicles, e.g. ships or aircraft, or body parts thereof
    • B29L2031/3005Body finishings
    • B29L2031/3014Door linings

Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形型の構造が簡単で、所期する性能の芯材
を容易に得る。 【解決手段】 下型13内に開口する複数のゲート15
から、成形型11,13内に溶融合成樹脂4を射出して
自動車用ドアトリム1の芯材2を成形するようになす。
前記複数のゲート15のうち、所定数のゲート15を、
側面衝突時に乗員が衝接する範囲8に対応する部位の下
型13に開口させる。このゲート15の開口の周縁近傍
に、複数のピン18を突設する。このピン18によっ
て、溶融合成樹脂4の流動を一部偏向させて、ピン18
の下流側にウエルドライン6を生成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ドアトリ
ム、リアサイドトリム或いはピラートリム等の内装部品
の芯材及びその成形装置に関し、特に自動車の側面衝突
時に、所定部分に設定したウエルドラインから破壊する
ことによって衝突エネルギの吸収が可能な自動車用内装
部品の芯材及びその成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用内装部品は芯材の表面に表皮材
を貼着して形成されたものが多く用いられている。前記
自動車用内装部品及び芯材の成形は、部品点数削減、工
数削減などを目的とした合理化対策として、合成樹脂材
料の射出及びプレスモールドによって行われる。
【0003】前記自動車用内装部品の芯材の成形には、
図9に示すような成形装置10が施用される。前記成形
装置10は、自動車用内装部品たとえばドアトリム1の
芯材2の外形に対応する型面14を有する下型13と、
この下型13に対応する型面12を有する上型11とか
らなり、前記下型13には型面14に開口する複数のゲ
ート15及びこのゲート15に連結されて溶融合成樹脂
4を供給するランナ17が形成してある。
【0004】前記成形装置10にあっては、上型11と
下型13との間に表皮材3を配置して、上型11の所定
位置で溶融合成樹脂4をランナ17を経てゲート15か
ら下型13の型面14に供給(射出)する。前記溶融合
成樹脂4の射出終了後または終了前に、更に上型11を
下降させて型締めをして、表皮材3と共に溶融合成樹脂
4を加圧成形する。これにより、前記溶融合成樹脂4が
芯材2を形成すると共に、芯材2と表皮材3が一体に貼
り合わされた所定の形状のドアトリム1が得られる。
【0005】また、前記自動車用内装部品1には、自動
車の側面衝突時に乗員を保護するために、乗員の胸部や
腰部が衝接するときにその衝撃エネルギーを吸収する手
段が種々開発されている。
【0006】例えば、実開平6−78037号公報に
は、図10及び図11に示すように、自動車用内装部品
としてのドアトリム1の後部の芯材2に、側面衝突時に
乗員が衝接する範囲8の内外に走る複数のウエルドライ
ン6を形成した技術が開示してある。
【0007】前記ウエルドライン6は、図9に示す成形
装置10において、乗員が衝接する範囲8の近傍に対応
する下型13の型面14に、少なくとも3ヶ所以上のゲ
ート15を設け、更にこのゲート15に樹脂射出量を調
整する調整機構16を設けて形成される。即ち、前記溶
融合成樹脂4の射出時に調整機構16によって、ゲート
15からの樹脂の射出量を調整することにより、ゲート
15の中間位置に図10及び図11に示すようなウエル
ドライン6が生成される。
【0008】前記ウエルドライン6は隣合うゲート15
から成形型11,13内に射出された溶融合成樹脂4が
ぶつかり合う部分に生じる境界線であって、このウエル
ドライン6が生成された部分は、残余の部分に比較して
機械的強度が弱い。従って、自動車用ドアトリム1の芯
材2に、乗員が衝接する範囲8の内外に走るウエルドラ
イン6を生成することによって、車両の側面衝突時にド
アトリム1の芯材2がこのウエルドライン6を起点とし
て破壊することになり、これによって衝撃エネルギーが
吸収され、乗員が保護される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の従
来例においては、所望するウエルドライン6の数や生成
位置に応じてゲート15を設定し、かつ溶融合成樹脂4
の射出量を調整する必要がある。そのため、所期する性
能のウエルドライン6の生成に対応した成形型(上下型
11,13)を必要とするから、成形型の構造が複雑と
なるのみならず、各ゲート15の射出量を調整するため
の調整機構16が複雑になる。その結果、成形型の構造
が複雑となり、高価となる虞があると共に、所期する性
能のウエルドライン6を有する芯材2を得ることが困難
となる虞がある。
【0010】本発明は、前記従来の実情に鑑みて案出さ
れたもので、成形型の構造が簡単で、所期する性能の芯
材を容易に得ることができる自動車用内装部品の芯材及
びその成形装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、成形型内に開口する複数のゲ
ートから、前記成形型内に溶融合成樹脂を射出して形成
されてなる自動車用内装部品の芯材において、前記自動
車用内装部品の、側面衝突時に乗員が接する範囲に、前
記ゲートの開口の周縁近傍に設けた複数の突起が溶融合
成樹脂の流動を一部偏向させることによって生成される
ウエルドラインを設定した構成にしてある。
【0012】また、請求項2記載の発明は、成形型内に
開口するゲートから、前記成形型の内に溶融合成樹脂を
射出して自動車用内装部品の芯材を成形する成形装置に
おいて、前記ゲートを、側面衝突時に乗員が接する範囲
に対応する部位の成形型に開口させると共に、このゲー
トの開口の周縁近傍に複数の突起を設け、この突起によ
って前記溶融合成樹脂の流動を一部偏向させて、前記突
起の下流側にウエルドラインを生成させるようにした構
成にしてある。
【0013】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の発明の構成の突起を、成形型に対して出没自在に設
けた構成にしてある。
【0014】この発明において、前記ゲートの開口の周
縁近傍に設けた複数の突起は、成形型に設けた所定寸
法、形状、数量のピンによって達成可能である。また、
前記突起は、成形型に対して出没自在に設けることが可
能で、この場合には、芯材に突起の跡が形成されること
が有利に防止される。
【0015】内装部品の成形に際して、成形型内に開口
するゲートから射出された溶融合成樹脂は、射出圧力及
び成形型の型締めによって成形型内に充足される。この
とき、溶融合成樹脂の流動は突起によって一部が偏向さ
れて分離した後、突起よりも下流側で再び出会い、この
出合い部分で溶融合成樹脂がぶつかり合うことによって
ウエルドラインが生成される。
【0016】前記ウエルドラインは、突起の設定位置、
形状、寸法、設定数等を変化させることにより、その生
成状態を変化させることができるから、側面衝突時の吸
収エネルギの大きさを容易に変化させることができる。
これによって所期する性能(吸収エネルギ)をもった芯
材が容易に得られる。
【0017】したがって、成形型の構造が簡単で、所期
する性能をもった自動車用内装部品の芯材及びその成形
装置を容易に得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0019】図1は本発明の芯材を施用した自動車用内
装部品であるドアトリムの平面図である。図において1
は自動車用ドアトリム(以下、ドアトリムと称す)で、
このドアトリム1は、熱可塑性樹脂を射出及びプレスモ
ールドして得られ、合成樹脂の芯材2の表面に表皮材3
を一体に貼り合わせて構成してある。また、前記ドアト
リム1には、自動車の側面衝突時に乗員を衝撃から保護
のために、衝撃エネルギーを吸収する対策がなされてい
る。具体的には、図1に示すように、ドアトリム1後部
の乗員の胸部や腰部が衝接する範囲(斜線部)8の芯材
2に、複数のウエルドライン6が設定され、側面衝突時
に芯材2がウエルドライン6を起点として破壊すること
により、衝撃エネルギーを吸収を可能にしてある。
【0020】前記ウエルドライン6は、後ほど詳述する
ように、成形型内に溶融合成樹脂を射出するゲートの開
口部周縁近傍に複数の突起を設け、この突起が溶融合成
樹脂の流動を一部偏向させることによって生成されてい
る。
【0021】前記ドアトリム1は、図2に示す成形装置
10によって成形可能である。この成形装置10は上型
(図示せず)に対向して、ドアトリム1の芯材2の外形
に対応する型面14を有する下型13を備えており、こ
の下型13には溶融合成樹脂4を射出する一個又は複数
のゲート15が設けられていると共に、ゲート15には
溶融合成樹脂4を供給するランナ17が連結されてい
る。また、前記ゲート15の幾つかは、側面衝突時に乗
員が衝接する範囲8に対応する部位の下型13の型面1
4に開口してあると共に、このゲート15の開口の周縁
近傍には、複数のピン(突起)18が設けられている。
【0022】前記ドアトリム1は次のようにして形成さ
れる。即ち、図外の上型と下型13との間に、表皮材3
を配置する。その後、図外の上型を下降させて所定位置
で一旦停止させ、図外の上型と下型13との間の成形型
内に溶融合成樹脂4を射出する。具体的に、この実施の
形態においては、前記溶融合成樹脂4は、ランナ17を
介してゲート15から下型13の型面14上に射出され
る。前記溶融合成樹脂4の射出完了前または射出完了後
に、図外の上型を更に下降させて型締めをし、合成樹脂
製の芯材2を形成すると共に、芯材2と表皮材3が一体
に貼り合わされた所定形状のドアトリム1を得る。
【0023】前記成形型内に射出された溶融合成樹脂4
は次のように流動する。即ち、図3及び図4に示すよう
に、射出された溶融合成樹脂4は、射出圧力及び型締め
(上型の加圧)によってゲート15から同心円状に面積
を拡大しつつ流動し、成形型内に充足される。このと
き、前記溶融合成樹脂4の流動が、ゲート15の開口の
周縁近傍に設けたピン18によって一部偏向させられて
2方向に分離した後、ピン18よりも下流側で再び出合
い、この出合い部分で溶融合成樹脂がぶつかり合う(図
4参照)。これによって、ピン18よりも下流側にウエ
ルドライン6が生成されることになる。これと同時に、
芯材2にはピン18の位置に凹部7が形成されることに
なる(図3参照)。
【0024】前記ピン18の設定位置、形状、寸法、設
定数等は、ゲート15の位置、成形条件、要求されるウ
エルドライン6の生成位置、ウエルドライン6の機械的
強度によって、任意に設定することができる。例えば、
図1に示すように、ゲート15に対してZ方向、Y方向
にピン18を設定すれば、このZ方向、Y方向に沿うウ
エルドライン6を生成させることができる。
【0025】また、ピン18の高さhは、図3に示すよ
うに、ドアトリム1の芯材2の厚さtに関連して決定さ
れ、芯材2の厚さtが2〜4mmである場合に、表皮材
3の外観に影響を与えない範囲でピン18の高さhも同
じく2〜4mmで設定するのが望ましい。また、ピン1
8の直径dは、このピン18によって形成される凹部7
が表皮材3の外観および製品強度に影響を与えず、かつ
溶融合成樹脂4の流動時に十分な強度を有する寸法が選
択可能で、好ましくは1〜5mmの大きさが選択され
る。
【0026】更に、ピン18の形状は円柱状でもリブ状
でもよい。特に、ピン18をリブ状に設定した場合に
は、芯材2に形成される凹部7が溝形状となり、この溝
形状は、車両の側面衝突時に応力が集中し易い形状であ
るから、芯材2の割れの起点となり、衝突エネルギの吸
収効果を高める。
【0027】また、図5に示すように、ピン18の設定
数を増し、ウエルドライン6の発生個所を増やすことに
より、衝突エネルギーの吸収能力を変化させることが可
能である。
【0028】更に、図6に示すように、ピン18の先端
にスリット18aを形成し、このスリット18aを溶融
合成樹脂4の流動方向に略合致させて配置することによ
り、ピン18がスリット18aを含めて溶融合成樹脂4
の流動を3方向に分流するので、ウエルドライン6をよ
り確実に生成することができる。
【0029】以上のように、ゲート15の開口周縁近傍
にピン18を設け、このピン18によって生成されるウ
エルドライン6を、ドアトリム1の所定位置に設定する
ことができる。また、成形型にはゲート15の開口周縁
近傍にピン18を設ければよく、成形型の構造が単純化
できて成形型費が安価となると共に、成形型のメンテナ
ンス工数・費用の低廉化及び耐久性向上が図られる。
【0030】図7は本発明の別の実施の形態を示す図面
である。この実施の形態が前記実施の形態と異なるとこ
ろは、ピン18を下型13に対して出没可能に設けた点
である。具体的には、前記ピン18に、油圧シリンダ1
9を付属させた構成にしてある。
【0031】斯かる構成によれば、ゲート15からの溶
融合成樹脂4の射出及び図外の上型による加圧(型締
め)によって、ピン18の下流側にウエルドライン6が
生成された後、溶融合成樹脂4が成形型内全体に充足さ
れる前に、油圧シリンダ19によってピン18を下降さ
せる。前記ピン18をその先端が下型13の型面14と
同一平面状にとなるように下降させることにより、芯材
2の内部には、前記実施の形態で形成されたピン18に
よる凹部7が形成されることがない。
【0032】したがって、芯材2に凹部が形成されない
ので、芯材2の表面に引け等を生じることがなく、表皮
材3の表面の外観品質の向上を図ることができる。
【0033】なお、前記油圧シリンダ19に変えて、図
8に示すように、所定のばね力のばね20を設けて、ピ
ン18を下型13に対して出没可能に設けるようにして
もよい。斯く構成しても前記同様の作用効果が得られ
る。
【0034】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ゲートの開口周縁近傍にピンを設け、このピン
によって生成されるウエルドラインを、自動車用内装部
品の指定位置に設定することができる。また、成形型に
はゲートの開口周縁近傍にピンを設ければよく、型構造
が単純化できて成形型費が安価となると共に、成形型の
メンテナンス工数・費用の低廉化及び耐久性向上が図ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内装部品の芯材を施用した自動車用ド
アトリムの平面図である。
【図2】同自動車用ドアトリムの成形装置の部分断面図
である。
【図3】同自動車用ドアトリムの成形装置の要部拡大図
である。
【図4】溶融合成樹脂の流動状態を説明する図面であ
る。
【図5】ピンの配置状態を説明する図面で、ゲートに対
して同心状に配置した状態(a)、不等間隔に配置した
状態(b)を示す説明図である。
【図6】ピンの別の実施の形態を示す図面で、斜視図
(a)、溶融合成樹脂の流動状態を説明する図面(b)
である。
【図7】本発明の別の実施の形態を示す成形装置の部分
断面図で、成形型内に溶融合成樹脂を射出した状態
(a)、型締めした状態(b)を示す図面である。
【図8】本発明の更に別の実施の形態を示す成形装置の
部分断面図である。
【図9】従来の自動車用ドアトリムの成形装置の断面図
である。
【図10】従来の成形装置によって成形された自動車用
ドアトリムの斜視図である。
【図11】同成形装置によって成形された他の自動車用
ドアトリムの斜視図である。
【符号の説明】
1 自動車用ドアトリム(内装部品) 2 芯材 4 溶融合成樹脂 6 ウエルドライン 8 衝接する範囲 10 成形装置 11 上型(成形型) 13 下型(成形型) 18 ピン(突起)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形型内に開口するゲートから、前記成
    形型内に溶融合成樹脂を射出して形成されてなる自動車
    用内装部品の芯材において、前記自動車用内装部品の、
    側面衝突時に乗員が衝接する範囲に、前記ゲートの開口
    の周縁近傍に設けた複数の突起が溶融合成樹脂の流動を
    一部偏向させることによって生成されるウエルドライン
    が設定されてなることを特徴とする自動車用内装部品の
    芯材。
  2. 【請求項2】 成形型内に開口するゲートから、前記成
    形型の内に溶融合成樹脂を射出して自動車用内装部品の
    芯材を成形する成形装置において、前記ゲートを、側面
    衝突時に乗員が衝接する範囲に対応する部位の成形型に
    開口させると共に、このゲートの開口の周縁近傍に複数
    の突起を設け、この突起によって前記溶融合成樹脂の流
    動を一部偏向させて、前記突起の下流側にウエルドライ
    ンを生成させるようにしたことを特徴とする自動車用内
    装部品の芯材の成形装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の突起は前記成形型に対して出
    没可能に設けられてなる、請求項2記載の自動車用内装
    部品の芯材の成形装置。
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