JPH09308060A - コード保護カバー - Google Patents

コード保護カバー

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JPH09308060A
JPH09308060A JP8140641A JP14064196A JPH09308060A JP H09308060 A JPH09308060 A JP H09308060A JP 8140641 A JP8140641 A JP 8140641A JP 14064196 A JP14064196 A JP 14064196A JP H09308060 A JPH09308060 A JP H09308060A
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茂一 田中
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開放状態にあるキャップに無理な力が加えら
れたときに、キャップの脱落を可能にして部材の損傷を
防止できるようにすること。 【解決手段】 可動間仕切壁10の縦フレーム11、横
フレーム12に凹陥部15が設けられ、これらの凹陥部
15にコード保護カバー33が装着されている。コード
保護カバー33は、凹陥部15内に位置するカバー本体
35と、このカバー本体35の開放側を開閉するキャッ
プ36とを備えている。カバー本体35には、キャップ
36の軸57を支持する軸受筒47が形成されていると
ともに、この軸受筒47にはスリット48が形成されて
いる。キャップ36が一定角度以上開く方向に力が加え
られると、カバー本体35とキャップ36との部分的当
接箇所が力点Pとなり、これによって、前記軸57がス
リット48から脱出してキャップ36の脱落が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コード保護カバー
に係り、特に、多数本のコードを空間内に引き回す際
に、当該コードを収束した状態で保護することに適した
コード保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】近時のオフィスなどでは、パーソナルコ
ンピュータ、ワードプロセッサ等、多種類のOA機器が
飛躍的に普及し、これらの電源ケーブル、回線ケーブル
或いは電話線等の各種コード類を、通常の作業を阻害せ
ずに且つ外観と調和した形で収納する必要性が高まって
きている。そのため、従来よりオフィス等に利用されて
いる可動間仕切壁等を形成するフレームの一部に凹陥部
等を形成し、当該凹陥部を通じてコードを内外に連通さ
せることが行われている。
【0003】しかしながら、可動間仕切壁等において
は、前記凹陥部内を通る位置にコードを引き回してお
き、その後にパネルを嵌め込むことによって凹陥部の開
放側が閉塞される構成となる。従って、パネルを嵌め込
む時にコードをフレームとの間で挟み込んでしまう場合
を生じやすい。これは、パネルを嵌め込む際に、凹陥部
の開放側を積極的に閉塞する手段を備えていないこと、
及び、コード自体が可撓性を備えていることによって、
パネル嵌め込みの際のフレーム全体の振動でコードを凹
陥部から脱落させ易くなっていることに起因する。従っ
て、可動間仕切壁を組み立てる際に格別の配慮を必要と
し、且つ、組み立て作業に手間を要するという不都合を
招来する。
【0004】また、フレームに凹陥部を設ける構成にあ
っては、当該凹陥部の形成によってフレームの強度が低
下するという不都合をもたらすこととなる。そこで、凹
陥部内に受容可能となる一端開放型のカバー本体と、こ
のカバー本体の前記開放側を開閉可能なキャップとから
なるコード保護カバーを設け、このコード保護カバーを
凹陥部に装着してフレームの強度低下を抑制しつつコー
ドの挿通を可能にする構成が考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなコード保護カバーとした場合、前記キャップを開い
た状態でカバー本体内にコードを入れる作業となる。そ
のため、実際の作業においては、開放状態にあるキャッ
プの自由端側に腕等がぶつかてキャップを開く方向に無
理な力を不用意に与える場合が多くあり、これによっ
て、キャップの軸受部分に損傷をもたらし、ひいては作
業者の自由な動きを制限して作業効率を低下させるとい
う不都合を招来する。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる不都合に着目して案出
されたものであり、その目的は、開放状態にあるキャッ
プに作業者の体の一部がぶつかって無理な力が加えられ
たときに、キャップのみをカバー本体から脱落できるよ
うにして部材損傷原因を有効に回避可能となるコード保
護カバーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、所定のフレームに装着されて内部にコー
ドを挿通可能に設けたコード保護カバーであって、前記
フレームに装着可能なカバー本体と、このカバー本体に
一端側が軸支されるとともに、他端側が自由端として開
閉可能に設けられたキャップとからなり、このキャップ
は所定角度以上に開放する力が付与されたときに前記カ
バー本体から脱落可能に設けられる、という構成を採っ
ている。この構成により、キャップを開放してカバー本
体内にコードを収納することができ、当該収納後にキャ
ップを閉塞して以後のコード脱落が防止される。また、
コード収納作業を行う際に、開放状態にあるキャップの
自由端側に作業者の腕等がぶつかって開放方向に無理な
力が加えられることがあっても、このキャップがカバー
本体から脱落可能となっているため、キャップとカバー
本体との連結部分が破壊されるような虞も回避可能とな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明におけるコード保護カバー
は、前記カバー本体に軸受及び軸の何れか一方が形成さ
れるとともに、前記キャップに軸受及び軸の何れか他方
が形成され、前記軸受には、前記軸の直径よりも小さな
開放幅となるスリットが形成され、このスリット幅を軸
が強制的に開いて前記キャップが脱落可能に設けられ
る、という構成が好ましくは採用されている。このよう
に構成すると、軸を軸受内に強制的に嵌め込むようにし
てカバー本体とキャップとの組み立てを容易に行うこと
ができる他、それらが分離する方向に力が加えられたと
きに両者の分離がなされることとなり、前述の無理な力
の発生時にキャップを脱落させることができる。
【0009】また、前記カバー本体とキャップにおける
軸受及び軸の近傍位置に、前記キャップが所定角度以上
開いた時に相互に当接して前記軸の脱落を支援する力点
形成部を設けるとよい。この力点形成部を設けることに
よって、梃子の原理を発生させることができ、軸が軸受
から脱落する作用を容易ならしめることとなる。
【0010】なお、前記キャップの自由端側と、当該自
由端側を受容するカバー本体部分には、キャップ閉塞位
置を保持する係合手段が好ましくは採用されている。こ
の場合、コード保護カバー内にコードを収納した後にキ
ャップを閉塞すれば、以後の自由な開放が規制されるこ
ととなり、コードが不用意に脱落することを防止する。
ここで、係合手段は、例えば、キャップの自由端側に適
宜な突起を設けておき、この突起に係脱自在となる形状
をカバー本体側に設けることによって形成することがで
きる。
【0011】また、本発明に係るコード保護カバーは、
特に、可動間仕切壁に適用することができる。この場
合、可動間仕切壁におけるフレームの前面及び又は後面
に凹陥部を設けるとともに、この凹陥部にコードを収納
可能に設けたコード保護カバーが配置される。この保護
カバーは、前記凹陥部に受容可能なカバー本体と、この
カバー本体に一端側が軸支されるとともに、他端側が自
由端として移動可能に設けられたキャップとを備え、前
記キャップは所定角度以上に開放する力が付与されたと
きに前記カバー本体から脱落可能に設けられている。こ
の構成によれば、可動間仕切壁内の空間を利用してコー
ドの引き回しが行えるようになり、オフィス等における
各種のコードを殆ど表出させることなく、外観体裁を良
好に維持することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
ながら説明する。
【0013】図1には、コード保護カバーを装備してな
る可動間仕切壁の概略構成図が示されている。この図に
おいて、可動間仕切壁10は、左右の縦フレーム11
と、これら縦フレーム11間に掛け渡された横フレーム
12と、縦横の各フレーム11,12で形成された領域
内に嵌め込まれたパネル13とを備えて構成されてい
る。この可動間仕切壁10は、例えば、その前後両面側
にデスク等を配置して利用される他、コンピュータ等を
搭載することのできるデスク天板等を適宜なブラケット
を介して直接取り付けて利用される。
【0014】前記縦フレーム11及び横フレーム12に
は、それらの前面側及び後面側に凹陥部15が形成され
ている。ここで、縦フレーム11は、略角柱状の部材に
よって構成されており、その一部を陥没させることによ
って凹陥部15が形成されている。この一方、横フレー
ム12は、図2に示されるように、その側端面形状が略
H型に近似した形状に設けられている。具体的には、中
央部に位置する角柱状の芯部材20と、この芯部材20
の上下各位置に形成されたレール状部材21とを備えて
構成されている。レール状部材21は、平面部23及び
当該平面部23に対して直交方向に突設された起立片部
24と、この起立片部24の先端に傾斜片部25を介し
て上下方向に相対的に突き合うように形成された折り返
し片部27とにより構成されている。そして、前記起立
片部24、傾斜片部25及び折り返し片部27を部分的
に切り欠くことによって前記凹陥部15が形成されてい
る。なお、縦フレーム11及び上端の横フレーム12の
各外側面には、長片状の化粧枠29がそれぞれ装着され
ている。
【0015】前記パネル13のうち、上段から二段目の
パネル13には、電源コンセント30及び情報伝達用コ
ンセント31が埋設されている。これらの各コンセント
30,31に電源若しくは情報伝達用のコードCの一端
が接続されており、これにより、可動間仕切壁10の前
後両面側に配置される図示しないコンピュータ等を電気
的に接続したり、或いは電子機器相互間を接続すること
が可能となる。
【0016】前記可動間仕切壁10において、各フレー
ム11,12に形成された凹陥部15にはコード保護カ
バー33が嵌め込まれており、これらのコード保護カバ
ー33内の空間を通してコードCが引き回されるように
なっている。コード保護カバー33は、図2ないし図7
に示されるように、前記凹陥部19に受容されるように
着座する略コ字状のカバー本体35と、このカバー本体
35の開放側を開閉可能とするキャップ36とにより構
成されている。カバー本体35は、略方形の底壁37
と、この底壁37の左右両端から略直交方向に向けられ
た一対の側壁39,40とを備えている。ここで、側壁
39の内面側には、図6及び図7に示されるように、軸
受42が設けられている。軸受42は、側壁39の内面
基部側からカバー本体35の手前側に向かって傾斜方向
に延びる第1の基部片44と、側壁39の先端側から他
方の側壁40側に向けられた第2の基部片45と、これ
ら各基部片44,45の先端を結ぶように形成された軸
受筒47とを備えて構成されている。また、軸受筒47
において、前記第1の基部片44とは反対側となる部分
にはスリット48が軸受筒47の軸方向に沿う全長に亘
って形成されている。ここで、スリット48の開放幅
は、後述するキャップ36側の軸の直径よりも若干小さ
くなるように設定されている。
【0017】この一方、側壁40側には、図2及び図7
に示されるように、当該側壁40と所定間隔を隔てて略
平行に配置された係合片50が設けられているととも
に、当該係合片50の側壁40側の面には爪51が形成
されている。なお、側壁39,40の手前側上下方向幅
は基部側上下方向幅よりも大きく設定されている(図5
参照)。また、側壁39,40の端部外側面には、図2
ないし図4に示されるように、上下方向に沿う突条部3
9A,40Aがそれぞれ形成されており、これらの突条
部39A,40Aが前記凹陥部15の開放縁に係止可能
となっている。
【0018】前記キャップ36は、カバー本体35の手
前側開放部を開閉するための略方形の板状片53によっ
て構成されている。この板状片53は、内面側に縦横に
配列されたリブ53Aを備えているとともに、図3に示
されるように、その一端(左端)中央部には、当該板状
片53の一端縁を開放する略コ字状の切欠部55が形成
されいる。また、切欠部55の底縁55Aと略平行とな
るように、上下の切欠縁55B,55B間には軸57が
配置されている。ここで、軸57の直径は、前記軸受筒
47におけるスリット48の開放幅よりも僅かに大きく
設定されており、当該軸57をスリット48に沿わせて
押し込んだ時に、スリット48を強制的に拡開させて軸
受筒47内に嵌合できるようになっている。なお、前記
切欠部55の底縁55Aは、キャップ36が一定角度に
開いた時、すなわち、図8に示される位置まで開いた時
に、前記カバー本体35側の第2の基部片45部分に当
接するようになっている。つまり、前記底縁55Aと第
2の基部片45とによって、軸57の脱落を支援するた
めの力点Pが形成されることとなる。
【0019】前記板状片53の他端側は前記軸57を基
部とする自由端側となり、この自由端側には、図2に示
されるように、当該板状片53から略直交内向きとなる
係合片59が連設されている。この係合片59の内面側
には、前記カバー本体35における係合片50上の爪5
1に係脱自在となる爪60が形成されている。また、係
合片59の基部側における板状片53の略中央部には、
方形の切欠窓62が形成されている。この切欠窓62
は、キャップ36が閉塞位置にあるときに、カバー本体
35側の係合片50の先端を受容可能な幅に設定されて
いる。ここにおいて、前記各係合片50,59及びこれ
らの相対面に形成された爪51,60により、キャップ
36の閉塞位置を保持する係合手段が構成されている。
【0020】なお、図6及び図7中、符合65は、キャ
ップ36側の係合片59の先端に突き合わせ可能となる
ストッパを示す。
【0021】次に、前記実施例の作用について説明す
る。
【0022】図1に示されるように、縦フレーム11及
び横フレーム12の各凹陥部15内にコード保護カバー
33を装着しておき、このコード保護カバー33内を通
過するようにしてコードCを収納させる。そして、各コ
ードCを所定位置に引き回しが完了した状態で、パネル
13をそれぞれ嵌め込むことによって可動間仕切壁10
の組み立てを行うことができる。
【0023】前記コード保護カバー33にコードCを収
納させる際は、図8に示されるように、キャップ36の
開放角度が最大となるようにして行われるが、この時、
作業者の腕等がキャップ36の自由端側にぶつかると、
通常の場合では、その衝撃が軸受筒47と軸57廻りに
強く作用することとなる。しかしながら、本実施例で
は、前記軸受筒47から軸57が脱落できる開放幅を備
えたスリット48を形成しているため、前記開放角度を
更に増大させる方向に力が加えられた時は、前記板状片
53の切欠部55を形成する底縁55Aとこれに対応す
る第2の基部片45との当接箇所が力点Pとして作用す
ることとなり、軸57がスリット48の開放幅を拡開し
て軸受筒47から脱落可能となる(図9参照)。そし
て、脱落したキャップ36は、前記軸57をスリット4
8に沿わせて押し込むことによって、カバー本体35に
再び装着することができる。
【0024】また、キャップ36が閉塞位置にある状態
では、前記係合手段を構成する各爪51,60の相互係
合によってキャップ36の自由な移動は規制されること
となる。ここで、コード引き回し位置の変更等のために
キャップ36を開く必要が生じたときには、前記カバー
本体35側の係合片50に対し、キャップ36の切欠窓
62より指を掛け、これを撓ませる方向に変位させるこ
とで各爪51,60相互の係合状態を解除することがで
き、これによって、キャップ36の以後の開動作が許容
されることとなる。
【0025】なお、本発明におけるコード保護カバー3
3は、図示構成例に限定されるものでなく、前述の作用
を発揮することができる限りにおいて、各構成部材の形
状変更を行うことができる。つまり、コード保護カバー
33は、これが装着されるフレームの形状等との相関関
係によって任意に決定することができる。
【0026】また、コード保護カバー33の適用対象
は、前記可動間仕切壁10の他、各種オフィス家具等に
も利用することが可能であり、更に、建物の壁面内部空
間内に利用することもできる。この場合、壁パネルを固
定するためのフレームに適宜な凹陥部を設ければ足り
る。
【0027】更に、前記実施例では、カバー本体35側
に軸受筒47を設ける一方、キャップ36側に軸57を
設ける構成を図示、説明したが、軸受筒47と軸57と
の位置関係が逆となるようにしても同様の作用、効果を
得ることができる。
【0028】また、前記実施例では、縦フレーム11及
び横フレーム12の前後各面に凹陥部15を設けてコー
ド保護カバー33をそれぞれ装着した場合を示したが、
前後何れか一方にコード保護カバー33を装着すること
でもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、且つ、
作用するので、これによると、コード配線に際して開放
状態とされるキャップに作業者の体の一部がぶつかって
無理な力が加えられたときでも、キャップのみをカバー
本体から脱落でき、キャップとカバー本体との連結部領
域の損傷を有効に回避できる、という従来にない優れた
効果を奏するコード保護カバーを提供することができ
る。
【0030】また、本発明によれば、キャップを開放し
てカバー本体内にコードを収納することができるため、
コード保護カバー内に位置するコードの一部のみを摘ん
で出し入れ可能となり、コードの引き回し位置を変更す
るような場合でも極めて簡易且つ迅速に作業を行うこと
ができる。特に、端部に大きなプラグ等を備えているコ
ードの引き回し位置を変更するような場合には、上記効
果が一層顕出することとなる。
【0031】更に、本発明における軸受及び軸の構造に
よれば、軸を軸受内に強制的に嵌め込むようにしてカバ
ー本体とキャップとの組み立ても容易に行うことができ
る一方、キャップに無理な力が加えられても両者間に損
傷を与えることなく容易なる脱落が実現でき、且つ、そ
の後の再組み立ても難なく行うことができる。
【0032】また、カバー本体とキャップとに力点形成
部を設けているため、この力点形成部によって、梃子の
原理を発生させて軸が軸受から脱落する作用を容易なら
しめることとなり、この点からも部材間の損傷を未然に
回避可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】可動間仕切壁にコード保護カバーが適用された
実施例を示す概略構成図。
【図2】前記実施例における要部拡大斜視図。
【図3】コード保護カバーの正面図。
【図4】コード保護カバーの上面図。
【図5】コード保護カバーの側面図。
【図6】コード保護カバーの部分断面図。
【図7】コード保護カバーの開放状態を示す部分断面
図。
【図8】キャップが最大開放位置にある状態を示す作用
説明図。
【図9】キャップがカバー本体から脱落した状態を示す
作用説明図。
【符号の説明】
10 可動間仕切壁 11 縦フレーム 12 横フレーム 15 凹陥部 33 コード保護カバー 35 カバー本体 36 キャップ 42 軸受 45 力点を形成する第2の基部片 47 軸受筒 48 スリット 50 係合手段を構成する係合片 51 係合手段を構成する爪 55A 力点を形成する底縁 57 軸 59 係合手段を構成する係合片 60 係合手段を構成する爪 P 力点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のフレームに装着されて内部にコー
    ドを挿通可能に設けたコード保護カバーであって、前記
    フレームに装着可能なカバー本体と、このカバー本体に
    一端側が軸支されるとともに、他端側が自由端として開
    閉可能に設けられたキャップとからなり、このキャップ
    は所定角度以上に開放する力が付与されたときに前記カ
    バー本体から脱落可能に設けられていることを特徴とす
    るコード保護カバー。
  2. 【請求項2】 前記カバー本体に軸受及び軸の何れか一
    方が形成されるとともに、前記キャップに軸受及び軸の
    何れか他方が形成され、前記軸受には、前記軸の直径よ
    りも小さな開放幅となるスリットが形成され、このスリ
    ット幅を軸が強制的に開いて前記キャップが脱落可能に
    設けられていることを特徴とする請求項1記載のコード
    保護カバー。
  3. 【請求項3】 前記カバー本体とキャップにおける軸受
    及び軸の近傍位置で、前記キャップが所定角度以上開い
    た時に相互に当接して前記軸の脱落を支援する力点が形
    成されることを特徴とする請求項2記載のコード保護カ
    バー。
  4. 【請求項4】 前記キャップの自由端側と、当該自由端
    側を受容するカバー本体部分には、キャップ閉塞位置を
    保持する係合手段が設けられていることを特徴とする請
    求項1、2又は3記載のコード保護カバー。
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JP2003090404A (ja) * 2001-09-19 2003-03-28 Nissan Motor Co Ltd トロイダル型無段変速機のパワーローラ支持構造
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