JPH09307282A - チップ部品供給装置 - Google Patents

チップ部品供給装置

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JPH09307282A
JPH09307282A JP8121889A JP12188996A JPH09307282A JP H09307282 A JPH09307282 A JP H09307282A JP 8121889 A JP8121889 A JP 8121889A JP 12188996 A JP12188996 A JP 12188996A JP H09307282 A JPH09307282 A JP H09307282A
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hole
chip
hopper
chip component
component
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Akira Watabe
彰 渡部
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】多数のばら部品状態のチップ部品を収容したホ
ッパーを分離整列パイプに対して上下運動させて、分離
整列パイプの上端入り口から1個ごと順次落下させる。 【解決手段】ホッパー13は多数のばら状チップ部品1
5を収容しモーター19の回転で上下運動する、分離整
列パイプ27の円形孔28は上側孔径をチップ部品15
が1個ごと落下可能な最小の寸法の2倍を越えない範囲
で大きくし、下側孔径を該チップ部品15が1個ごと落
下可能な最小の寸法から上側孔径を越えない範囲で小さ
くし、上下孔径を両端とする傾斜が一定のテーパー孔と
し、ホッパー13の下部供給孔に挿通する外径部分を相
隣り合う外径寸法の異なる3段状にし、ホッパーの1回
の上下運動で落下するチップ部品の個数を増加させ、外
径寸法の異なる段状部分でも撹拌してチップ部品がくさ
び状になるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品の一形態
であるチップ部品をプリント基板に装着するための実装
技術に属し、特にチップ部品装着機において使用するチ
ップ部品供給装置に係り、なかでもバルク状の(ばら部
品の)円筒形あるいは角チップ部品を整列、供給するの
に適したチップ部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本出願人の提案に係る特公平6−
82952号において、チップ部品の管状給送路の上端
をチップ部品の入り口とし、前記管状給送路を上下方向
から横方向に向けて連続して配置し、前記管状給送路の
先端チップ部品に後続チップ部品からの重力が作用しな
い横方向端部に部品取り出し用開口部及び空気吸引孔を
設けるとともに、前記部品取り出し用開口部を開閉する
シャッターを設け、前記シャッターで前記開口部を閉じ
て前記入り口だけが開いている状態にして、前記管状給
送路内のチップ部品を空気吸引により給送するチップ部
品供給装置が提案されている。また、本出願人の提案に
係る特開平7−176893号において、チップ部品を
収容したホッパー内に挿通する部品分離用部材の上端は
テーパー状開口とするとともに、角チップ部品に適した
構成としてチップ部品を空気吸引により給送するチップ
部品供給装置が提案されている。しかし、チップ部品を
収容したホッパーが部品分離用部材に対して往復上下運
動するストロークには限りがあり、収容するチップ部品
の形状が大きくなると相対的にストロークとの比が小さ
くなり部品分離用部材に落下する個数が低下することに
なる、また、上端はテーパー状開口としてもチップ部品
が傾斜姿勢で載ってしまうと逆に落下を阻害することに
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の特公平6−82
953号で提案された従来の装置は、チップ部品の管状
給送路を上下方向から横方向に向けて連続して配置し、
上端のチップ部品の入り口だけが開いている状態にして
空気吸引することにより、管状給送路の水平部分におい
てチップ部品を給送でき、重力に頼らずに強制給送する
ことにより、高速で確実なチップ部品の給送を可能とし
た装置である。また、特開平7−176893号で提案
され角チップ部品に適した応用として、管状給送路を特
公平6−82953号で例示される給送チューブでなく
角溝通路として、部品ストッパー部材を該角溝通路の先
端において装置に固定するようにしても同様である。い
ずれの装置においても多数のばら部品状態のチップ部品
を収容したホッパーを分離整列パイプに対して上下運動
させて、該ホッパーの下部供給孔に挿通された分離整列
パイプに対する該ホッパーの相対的な上下運動により、
チップ部品を分離整列パイプの上端入り口から1個ごと
順次落下させる、その際、ホッパーに収容されているチ
ップ部品を分離整列パイプが撹拌して上端入り口からの
落下を促進する、チップ部品は管状給送路の始めの一部
分である分離整列パイプ内径孔を通って1列縦隊に給送
され、該分離整列パイプに接続し後続する管状給送路を
経て、部品ストッパー部材の部品取り出し位置に至り装
着ヘッドの吸着ピンにピックアップされる。しかし、比
較的大きな形状のチップ部品(例えば外径2.2ミリメ
ートルで長さ5.9ミリメートルの円筒チップ部品等)
になると1回の上下運動で落下する個数が少なく、ある
いは落下しないこともあるなど満足な給送ができないこ
とがある、また、分離整列パイプがチップ部品を撹拌さ
せるときに複数のチップ部品がくさび状に重なり合い、
いわゆるブリッジ状態になって落下させないこともあ
る、また、上端はテーパー状開口とする該テーパーが先
端に急角度であり落下を阻害することもある。本発明の
課題は、以上に説明したようなチップ部品の給送ができ
なくなり供給ができない状態になるのを防止して、比較
的大きな形状のチップ部品であっても安定に上端入り口
からの落下を促進し供給が可能なチップ部品供給装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のチップ部品供給装置は、チップ部品を収容
して上下動するホッパーと、前記ホッパーに設けられた
下部供給孔と、前記下部供給孔に挿通して前記ホッパー
内のチップ部品が1個ごと落下する貫通孔を有する部品
分離用部材と、前記貫通孔はチップ部品取り込み側孔径
を該チップ部品外郭最小寸法の2倍を越えない範囲で大
きくし、他端側孔径を該チップ部品が1個ごと落下可能
な最小の寸法から前記取り込み側孔径を越えない範囲で
小さくし、前記取り込み側孔径と他端側孔径を両端とす
る傾斜が一定のテーパー孔で備えたことを特徴としてい
る。また、本発明のチップ部品供給装置は、チップ部品
を収容して上下動するホッパーと、前記ホッパーに設け
られた下部供給孔と、前記下部供給孔に挿通して前記ホ
ッパー内のチップ部品が1個ごと落下する貫通孔を有す
る部品分離用部材と、前記部品分離用部材の前記下部供
給孔に挿通する外径部分は相隣り合う外径寸法の異なる
少なくとも3段に構成したことを特徴とする構成として
いる。さらに、チップ部品の管状給送路の一端をチップ
部品の入り口とし、部品取り出し用開口部及び空気吸引
孔を有する部品ストッパー部を前記管状給送路の他端側
に連結し、前記部品取り出し用開口部を開閉するシャッ
ターを設け、前記シャッターで前記開口部を閉じて前記
入り口が開いている状態にして前記管状給送路内のチッ
プ部品を空気吸引により給送するチップ部品供給装置に
おいて、フレームと、チップ部品を収容して前記フレー
ムに対し上下動するホッパーと、該ホッパーに設けられ
た下部供給孔と、該下部供給孔に挿通し前記フレームに
固定された分離整列パイプと、該分離整列パイプを上下
に貫通し前記管状給送路の一端をなす貫通孔と、該貫通
孔はチップ部品の入り口をなす上側孔径をチップ部品が
1個ごと落下可能な最小の寸法の2倍を越えない範囲で
大きくし、下側孔径を該チップ部品が1個ごと落下可能
な最小の寸法から前記上側孔径を越えない範囲で小さく
し、前記上側孔径と前記下側孔径を両端とする傾斜が一
定のテーパー孔で備えたことを特徴とするチップ部品供
給装置である。加えて、前記分離整列パイプの前記下部
供給孔に挿通する外径部分は相隣り合う外径寸法の異な
る少なくとも3段に構成し、前記分離整列パイプの上端
外周はR付けし、前記外径部分の相隣り合う外径の異な
る境界は外径寸法の変化をなだらかに連続したことを特
徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るチップ部品供
給装置の実施の形態を図面に従って説明する、本実施の
形態の具体的な説明は外径2.2ミリメートルで長さ
5.9ミリメートルの円筒チップ部品を例に比較的大き
な円筒チップ部品に適した構成で説明するが、基本的な
構成は角チップ部品を含むチップ部品一般に通用する。
【0006】図1は本発明を実施するチップ部品供給装
置の全体構成を示す。この図1において、仮想線1で示
すのはチップ部品装着機の供給部ベースであり、該供給
部ベース1上にチップ部品供給装置の本体フレーム10
が載置されるようになっている。該本体フレーム10に
は補助フレーム10Aが固着一体化されている。
【0007】該補助フレーム10Aの右端にはスライド
ガイド11が立設固定され、該スライドガイド11で上
下方向に摺動自在に支持されたスライダ(ホッパー取付
台兼用)12の上部にホッパー13が装着されている。
ホッパー13内には多数のばら状のチップ部品15が収
容され、ホッパー13の右側面には補給口16が開口
し、本出願人が特願平7−95842号で提案した供給
ケース9をホルダー14に装着して、該供給ケース9か
らホッパー13内へチップ部品15を該補給口16から
補給する、なお、ホルダー14はホッパー13を含み供
給ケース9を装着する構成を包含する。そうして、補助
フレーム10Aの右端下側にはモーター取付板18が固
定され、該取付板18にホッパー昇降用DCモーター1
9が固定される。このモーター19は減速機19Aを連
結具備し、該減速機19Aの出力回転軸にはカム(又は
クランク)20が固着され、該カム20はカムフォロア
(又はリンク)21を介してホッパー取付台兼用のスラ
イダ12に連結される。従って、モーター19の回転に
よりスライダ12及びホッパー13は往復上下運動を行
う。但し、図1はホッパー13の下降位置を示す。
【0008】補助フレーム10Aの左側はパーツガイド
22を構成し、該パーツガイド22には管状給送路25
を構成する通路23が上下方向から横方向に連続して配
置される、該通路23の断面形状はチップ部品15の給
送方向に直交する断面形状を通しかつ給送姿勢を保つ形
状及び寸法とする、すなわち円筒チップ部品は円形状に
角チップ部品は角形状にするのが望ましい、しかし、加
工や構造上の容易さから例えば円筒チップ部品に対して
も、前記円形状に各辺が接する如き角形状にすることも
可能である。図1の例は角形状とする通路23の4面の
内の3面は補助フレーム10Aの側面に加工された溝の
内面であり、他の1面はガイドカバー29(図1はパー
ツガイド22の向こう側)を補助フレーム10Aの側面
に取り付けて該溝に蓋をした面である。また、該補助フ
レーム10Aの上部で該通路23の上端に連結された連
結具26が保持され、該連結具26には該通路23に連
通する部品分離用部材としての分離整列パイプ27が接
続固定される、該分離整列パイプ27はホッパー13の
下部供給孔17に挿通されている。図2は該分離整列パ
イプ27を横切る断面を示し、該分離整列パイプ27の
挿通部分の外径は仮想線で示す如く円形をしており、内
部に円形孔28が設けられ前記通路23の上端に連続し
て管状給送路25を構成する。
【0009】管状給送路25の左端には部品ストッパー
部3が連結して設けられ、本体フレーム10の上端には
該部品ストッパー部3が載ったガイド31を固定し、該
ガイド31は上端にパーツガイド22の通路23から連
続して管状給送路25を構成する通路24を備える、図
1の該通路24の例は前記通路23について説明したの
と同様の該ガイド31の上面に加工された角形状の溝で
あり、上側の一面は該通路24の上を覆いチップ部品1
5が飛び出さないようガイドカバー32を着脱容易な小
ねじ30で固定したものである。
【0010】図1に示す如く、管状給送路25の上下方
向から横方向を連続する通路23の中間部分に位置して
部品検出センサー6が配置されている。すなわち、通路
23に直交して検出光を通す微小径貫通孔を備えパーツ
ガイド22を狭くした部分の両側から、部品検出センサ
ー6の対向する発光素子S1と受光素子S2とを位置さ
せ、該部品検出センサー6はパーツガイド22に取り付
けられている。なお、部品検出センサー6の検出位置を
含んでチップ部品15が飛び出さないよう、通路23を
側面から覆う透明部材の前記ガイドカバー29がパーツ
ガイド22に取り付けられている。そして、部品検出セ
ンサー6がチップ部品15有りを検出したときは、前記
DCモーター19の電源を切り、ホッパー13の動きを
停止してチップ部品15の供給を止めるようにしてい
る。なお、チップ部品15の通過時に部品検出センサー
6は瞬間オン、オフするが、モーター19には慣性があ
り事実上停止しない。チップ部品15が部品ストッパー
部3より、管状給送路25の横方向水平部分と円弧状部
分の一部にいつも所定の量のチップ部品15が存在する
ようにしている。
【0011】管状給送路25の左端に位置するのは部品
ストッパー部3であり、該管状給送路25の終端は部品
ストッパー部3の部品取り出し位置4である、給送され
たチップ部品15の最先端は該部品ストッパー部3内の
図示しないストッパー端面が遮る、該ストッパー端面に
部品取り出し位置4を開閉するシャッター33が閉じる
と機能する図示しない空気吸引口がある、該シャッター
33が部品取り出し位置4を閉じている状態で該空気吸
引口は部品ストッパー部3内からガイド31左側に設け
た空気吸引通路を経て、本体フレーム10左側に設けた
空気吸引通路と継手46からホース47を経て真空ポン
プ等の負圧源に接続される、図1の負圧源は圧力エアー
を供給すると負圧を発生する真空発生器48への圧力エ
アー供給ホース49と、図示しないがホース49に圧力
エアーを供給する圧力エアー源と供給を断続する電磁弁
を含む空圧回路で構成される。
【0012】前記シャッター33はシャッター押さえ3
5で摺動自在にガイド31の左側に保持され、該シャッ
ター33の側面部分に凹溝部34を設ける。一方、本体
フレーム10の側面には支点軸39(図1はねじと同心
で見えない)に板状の駆動レバー37と中間レバー50
が各々揺動自在に板厚方向を重ねて枢支される、そうし
て該支点軸39の端面に押さえの円板38をねじ止めし
て固定し、駆動レバー37と中間レバー50が脱落せず
かつ板厚方向に振れないで揺動自在に枢支されるように
している。前記駆動レバー37の上部には係合ピン36
を板面に直角に固着し、該係合ピン36はシャッター3
3に設けた凹溝部34に係合している、従って、駆動レ
バー37を揺動させると係合ピン36を介してシャッタ
ー33を部品取り出し位置4が開閉する方向へ摺動させ
ることができる、また、該駆動レバー37は左端にアー
ム部37Aと下側に係合突出部37Bを具備している。
中間レバー50は前記駆動レバー37より内側(本体フ
レーム10側)に位置しており、該中間レバー50は左
端にアーム部50Aと下側にアーム部50Bを備え、ア
ーム部50Aと前記駆動レバー37のアーム部37Aと
は左側で上下に対向しており、各々のアーム部端に設け
たばね掛け穴に引っ張りばね52を張架して、常にアー
ム部50Aとアーム部37Aを近づける向きに付勢して
いる。そうして、該中間レバー50の板面に直角にスト
ッパーピン51を固定し、該ストッパーピン51は前記
駆動レバー37下側の係合突出部37Bに当接するの
で、アーム部50Aとアーム部37Aが引っ張りばね5
2により近づけられるのを所定の間隔で阻止する、従っ
て、通常は中間レバー50を揺動させると駆動レバー3
7も一体に揺動させられる、すなわち中間レバー50を
右回りさせるとストッパーピン51が係合突出部37B
を押す方向に、中間レバー50を左回りさせると引っ張
りばね52がアーム部37Aを引っ張る方向に力を伝え
る、特に左回りさせる場合に駆動レバー37に引っ張り
ばね52が伝える力以上の抗力が作用すると、該引っ張
りばね52が伸張して駆動レバー37は中間レバー50
の動きについて行かない。
【0013】本体フレーム10の中間位置に支持板57
がねじ止め立設されている、該支持板57の上部には支
点軸58がねじ止め固定され(図1は支持板57の向こ
う側で一部しか見えない)、該支点軸58に駆動板56
が支持板57の板面と平行して揺動自在に軸支され、図
示しない向こう側から抜け止めが支点軸58に施されて
いる。駆動板56は逆L字形をしており上側で左側へ延
び出た部分にブロック59(図1では裏側にあり点線で
示す)がねじ止め固定されており、下側に延びた部分に
固定した支軸55で連結レバー53が枢支される、該連
結レバー53の他端は前記中間レバー50の下側のアー
ム部50Bに固定した支軸54に枢支される、駆動板5
6を揺動させると中間レバー50が揺動するリンク機構
を構成する、なお、連結レバー53は支軸54,55に
対し回転自在でかつ抜け止めを施されている。本体フレ
ーム10の側面にはばね掛け61を取り付け、駆動板5
6が下側に延びた部分の側に他方のばね掛け62を取り
付けて、各々のばね掛け61,62に渡して引っ張りば
ね60を張架する、引っ張りばね60は駆動板56を常
に右回りさせるように働き、連結レバー53を介して中
間レバー50を右回りさせるように働くと、ストッパー
ピン51を介して駆動レバー37を右回りさせるように
働く、そうすると係合ピン36から凹溝部34を介して
シャッター33を右方向に動かして、該シャッター33
の右先端がガイドカバー32の左先端に当接して止ま
る、引っ張りばね60はシャッター33を部品取り出し
位置4が常に閉じる向きに付勢し、駆動板56の上側で
左側に延び出た部分にブロック59が固定された個所が
常に持ち上げられる。従って、チップ部品装着機が備え
る駆動手段の押し下げレバーが矢印Fの方向にブロック
59の個所を押すと、駆動板56が引っ張りばね60に
抗して左回りに揺動する、そうして連結レバー53を介
して中間レバー50を左回りに揺動する、中間レバー5
0の左回りの揺動は引っ張りばね52を介して駆動レバ
ー37を左回りに揺動させる、駆動レバー37に固着さ
れた係合ピン36はシャッター33を左方向に動かし、
シャッター33が左端に達して動けなくなっても矢印F
の方向にブロック59の個所がまだ押し下げられると、
中間レバー50は左回りに揺動するが駆動レバー37は
シャッター33が動けないので係合ピン36と共に動け
ず、引っ張りばね52が伸張することになる。以上の構
成とは別に、本体フレーム10の下側側面に固定する支
点ピン64で揺動自在に枢支される駆動部材63を備
え、該駆動部材63の左側の腕部に長穴65を有し、前
記中間レバー50下側のアーム部50Bにローラ66を
回転自在に枢着している、そうして該駆動部材63の下
側に突出した他方の腕部を、チップ部品装着機が備える
駆動手段の係合レバーが矢印F’の方向に該腕部の個所
を押すと、前記ローラ66を介して中間レバー50を左
回りに揺動する、すなわち下方からもシャッター33を
動かすことが可能な構成である。
【0014】前記フレーム10の左端にはセット駒40
及び下辺にはロック爪41が取り付けられている。セッ
ト駒40はチップ部品装着機側の供給部ベース1の前壁
部に係合する。ロック爪41はリンクプレート42とロ
ックレバー43と支点プレート44とでトグル機構を構
成する。そのロック爪41は、本体フレーム10に枢着
されている支点プレート44にねじ止め固定されたロッ
クレバー43を、図1の仮想線43’のように引き上げ
たときに供給部ベース1から外れた状態となり、ベース
1より本体フレーム10及びこれに付属する全機構を外
すことが可能である。ロックレバー43が実線で示す状
態のとき装着状態となり、ロック爪41はチップ部品装
着機側の係合板45に係合するようになっている。
【0015】また、分離整列パイプ27がホッパー13
の下部供給孔17に挿通している個所を図3と図4に断
面で示す、図3は図1と同じくホッパー13が下降して
いる状態を示し、図4はホッパー13が上昇している状
態を示す。分離整列パイプ27は上から順に27A,2
7B,27C,27D,27E,27Fの相隣り合う外
径寸法が異なり同心円をなす外径部分が段状に一列一体
となっている、外径部分27Aと27Cは同一外径寸法
であるが外径部分27Bは外径部分27Aと27Bより
わずかに小さい外径寸法である、ここに示す例では外径
部分27Dと27Fは同一外径寸法でありかつ外径部分
27Cより大きい外径寸法である、外径部分27Eは外
径部分27Dより小さい外径寸法でありかつ図2に示す
如く連結具26の凹溝部に押さえられる平らな切り欠け
面を有する、外径部分27Dと27Fは連結具26に対
して分離整列パイプ27を軸方向に抜けないよう保持す
る上と下のフランジ部をなしている。該分離パイプ27
の内部には前記外径部分27A,27B,27C,27
D,27E,27Fと同心円をなす円形孔28が上下に
貫通している、該円形孔28は分離整列パイプ27の上
端側における孔径d1と下端側における孔径d2がd1
>d2の関係になるテーパー孔である、そうして、該円
形孔28のテーパー孔の孔径d1側はホッパー13内の
チップ部品15を該円形孔28に取り込み落下させる側
であり、孔径d2側は該円形孔28に取り込まれ落下し
たチップ部品15を通路23に送り込む側である、孔径
d1はチップ部品15を取り込み易いように大きい方が
望ましいわけであるが、大きすぎて2個以上入り込むと
詰まりの原因になってしまう、従って、2個以上は入ら
ないようにチップ部品15の外郭形状を示す寸法から外
郭最小寸法(本実施の形態の例では外径2.2ミリメー
トルが該当する)の2倍を越えない径から落下可能な最
小の径の範囲から選択することになる、該範囲内でチッ
プ部品15の寸法ばらつきや該円形孔28の加工精度等
を考慮しながらなるべく大きい径を選択することにな
る、続いて、孔径d2はチップ部品15を通路23に送
り込む場合に通路23の側よりも径が小さいことが望ま
しく詳細は後述する、該孔径d2はチップ部品15が落
下可能な最小の径により近い選択をすることになる、そ
の結果、孔径d1とd2はd1>d2の関係になるテー
パー孔となって、チップ部品15を分離整列パイプ27
の上端入り口孔径d1側から効率よく取り込んで1個ご
と順次落下させ、分離整列パイプ27の全長Lにわたっ
て傾斜が一定のテーパー孔であることが詰まりを防止
し、また、全長Lが長い方が傾斜が緩やかになりより詰
まりを防止することが判明した。
【0016】一方、ホルダー14はホッパー13を含み
前述した供給ケース9を装着する構成を包含するが、該
ホッパー13は内壁面13Aとその下端に連続する円錐
面13Bでなる空間を有し多数のばら状のチップ部品1
5を収容できる、また該円錐面13Bの漏斗状下端が前
記下部供給孔17の上端に連続する。該ホッパー13を
含むホルダー14はスライダ12の上部にねじ止め固定
され、スライダ12はパーツガイド22を一部分とする
補助フレーム10Aに固定されたスライドガイド11に
より上下方向に摺動自在に支持される、前記ホルダー1
4のスライダ12の上部への固定は、ホッパー13の下
部供給孔17が分離整列パイプ27の外径部分27Aと
27Cを挿通させる方向がスライダ12の摺動方向と平
行になる如くする。分離整列パイプ27は連結具26を
介して補助フレーム10Aの一部分であるパーツガイド
22の上部に、ホッパー13の下部供給孔17に挿通す
る外径部分27Aと27Cの挿通方向がスライダ12の
摺動方向と平行になる如く保持する。そうして該外径部
分27Aと27Cと前記下部供給孔17を同心に合致さ
せる、外径部分27Aと27Cに対して摺動可能程度か
らチップ部品15の大きさに対して数分の1程度の範囲
に隙間の寸法がなる如くする、すなわち、なるべく摺動
可能であれば隙間の寸法は少ない方が望ましいが、加工
精度に伴うコストなどの関係からチップ部品15が隙間
に咬み込まない程度まで許されると言う意味である、な
お外径部分27Bは外径部分27Aと27Cよりも外側
に出ていないことが必要であるが、ホルダー14は図3
に示す最下降した位置から図4に示す最上昇した位置の
間を往復上下運動を行う、該ホルダー14の往復上下運
動の途中でホッパー13の下部供給孔17と分離整列パ
イプ27の外径部分27Bとの隙間が生じる位置があ
る、従って、チップ部品15が隙間に咬み込まない程度
は下部供給孔17と分離整列パイプ27の外径部分27
Bとの隙間が決定することになる。なお、分離整列パイ
プ27の上端外周並びに外径部分27Aと27Bの境界
並びに外径部分27Bと27Cの境界はR付けあるいは
外径寸法の変化をなだらかに連続して、下部供給孔17
あるいはチップ部品15の集合に対する挿通をよりスム
ーズにしてチップ部品15に損傷を与えない形状とす
る。
【0017】図3に示す如く、パーツガイド22には管
状給送路25を構成する通路23が上端に開口してい
る、該開口に対して連結具26を介して該パーツガイド
22の上端に分離整列パイプ27の円形孔28を同心に
合致させて保持する構成とする、前述したように該通路
23の断面形状はチップ部品15が円筒チップ部品は円
形状に角チップ部品は角形状にするのが望ましい、しか
し、加工や構造上の容易さから例えば円筒チップ部品に
対しても、前記円形状に各辺が接する如き角形状にする
ことも可能である、ここで示す例では分離整列パイプ2
7に円筒チップ部品に適した円形孔28が貫通してお
り、パーツガイド22の上端における通路23の各辺が
接する円形状の径をd3とすると、分離整列パイプ27
の下端側における円形孔28の孔径d2とはd3=d2
あるいはd3>d2の関係と同心に合致させることが必
要である、仮に、分離整列パイプ27の円形孔28の内
径側に通路23の縁がはみ出して段差を生じると円形孔
28を落下したチップ部品15が阻止され詰まりの原因
となる、現実的な対応としてd3=d2の関係において
完全に縁がはみ出さないように保持することは困難であ
り、d3>d2の関係において加工精度と組立精度のば
らつきを考慮してd2に対してd3を適切な大きさの径
とする。
【0018】ホルダー14に包含されるホッパー13の
下部供給孔17に分離整列パイプ27が挿通する部分は
外径部分27A,27B,27Cであることは前述し
た、ホルダー14は図3に示す最下降した位置から図4
に示す最上昇した位置の間を往復上下運動を行うことも
前述した。従って、ホルダー14の往復上下運動により
ホッパー13の下部供給孔17に、分離整列パイプ17
の同一外径寸法である外径部分27Aと27C及びその
間にわずかに小さい外径寸法の外径部分27Bとを有す
る部分が挿通する、すなわち、下部供給孔17に対して
わずかに小さい外径寸法の外径部分27Bを挟んで外径
部分27Aと27Bを含む部分が相対運動をして、ホッ
パー13の円錐面13Bの漏斗状下端に出入りする構成
である、そのことは、ホッパー13の円錐面13Bを底
にして収容された多数のばら状のチップ部品15の下方
から出入りすることであり、チップ部品15の集合に対
して相隣り合う外径寸法の異なる外径部分27Aと27
Bと27Cが相対運動をする、チップ部品15の集合を
外径の異なる段状部分でも撹拌してチップ部品15がく
さび状にならないので、チップ部品15を分離整列パイ
プ27の上端入り口から1個ごと順次落下させる場合
に、いわゆるブリッジ状態の発生を防ぐことが判明し
た。
【0019】次に、上記実施の形態における全体構成の
動作を説明する。始めに、ホルダー14に供給ケース9
を装着して該供給ケース9の出口シャッターを開ける、
供給ケース9からはホッパー13内へチップ部品15が
補給口16から補給される、供給ケース9はそのままホ
ルダー14に装着しておく、するとホッパー13内のチ
ップ部品15が補給口16の上辺を基準にほぼ一定の量
になるように自然に補給される。そうしてモーター19
の回転は、カム(又はクランク)機構を介してホッパー
13に往復上下運動を行わせる。このため、分離整列パ
イプ27の相隣り合う外径寸法の異なる外径部分27A
と27Bと27Cが下部供給孔17から挿通して相対運
動するので、ホッパー13内のバルク状(ばら部品の)
チップ部品15は分離整列パイプ27の上端と外径の異
なる部分とで撹拌され、分離整列パイプ27の上端から
下端へ円形孔28の孔径d1から孔径d2へ該円形孔2
8を落下し、続いて通路23の垂直部分を落下し円弧状
部分を通り横方向になりながら、やがて管状給送路25
水平部分の通路24の右端に達する。水平部分では重力
によるチップ部品給送作用はなくなる。このため、部品
ストッパー部3の部品取り出し位置4をシャッター33
で密閉し、分離整列パイプ27の上端だけが開口してい
る状態として、該部品ストッパー部3内の空気吸引口か
らホース47に至る経路を介して空気吸引する。この結
果、ホッパー13の外部通気孔、ホッパー13内部、分
離整列パイプ27の円形孔28、通路23,24の管状
給送路25、部品ストッパー部3内の空気吸引口を経て
ホース47に至る経路を通る空気流が発生し、管状給送
路25水平部分内のチップ部品15は左方向に給送力を
受け、チップ部品15の姿勢は通路23の円弧に沿って
上下方向から横方向に変わり、最先端のチップ部品15
は管状給送路25の左端に位置する部品ストッパー部3
のストッパー端面に当接して停止する。すなわち、最先
端のチップ部品15は部品取り出し位置4に位置決めさ
れる。
【0020】その後、チップ部品装着機が備える駆動手
段、例えば部品取り出し位置4のチップ部品15をピッ
クアップする装着ヘッドに備えた押し下げレバーが矢印
Fの方向にブロック59の個所を押すと、駆動板56が
引っ張りばね60に抗して左回りに揺動し、連結レバー
53を介して中間レバー50を左回りに揺動させ、引っ
張りばね52を介して駆動レバー37を左回りに揺動す
る、そうして係合ピン36を介してシャッター33を左
方向に動かす。常時は矢印Fの方向にブロック59の個
所が押されていないので、シャッター33に引っ張りば
ね60の引く力がストッパーピン51から係合突出部3
7Bを経て作用し、ガイドカバー32の左先端に当接し
部品取り出し位置4を密閉している。押し下げレバーが
押して駆動板56が左回りに揺動し始めると、シャッタ
ー33は左方向に動かされるのでガイドカバー32の左
先端に当接しなくなるが、引っ張りばね52はストッパ
ーピン51に係合突出部37Bを接した状態を維持しな
がら駆動レバー37に左回りの力を伝える、駆動レバー
37は係合ピン36を介してシャッター33を左方向に
動かして部品取り出し位置4を開口する。同時に、シャ
ッター33が左方向に動かされることによって部品スト
ッパー部3内から継手46に至る途中で空気吸引口が遮
断し、管状給送路25に対する空気吸引が止まる。さら
にシャッター33が開いた状態では部品取り出し位置4
は充分開口し、空気吸引口は完全に遮断し引き続き空気
吸引がチップ部品15に働かない状態が継続する。そし
て、シャッター33が全開状態の部品取り出し位置4に
装着ヘッドの吸着ピンが下降して、最先端のチップ部品
15を吸着し持ち上げて移送する。
【0021】最先端のチップ部品15がピックアップさ
れると、矢印Fの方向にブロック59の個所を押す駆動
手段が戻り、引っ張りばね60の力でシャッター33が
戻り、そうしてシャッター33がガイドカバー32の左
先端に当接するとともに継手46に至る空気吸引口が連
通し、次のチップ部品15を給送して部品取り出し位置
4に位置決めすることができる。なお、管状給送路25
にチップ部品15が満杯になってしまう、あるいは不足
してしまう状態を防止して管状給送路25にいつも所定
の量のチップ部品15が在るように、通路23の中間部
分に配置された部品検出センサー6がチップ部品15の
有無を検出し、チップ部品15有りを検出したときはモ
ーター19の動作を停止し、ホッパー13の上下運動を
止めて分離整列パイプ27から通路23へのチップ部品
15の供給を停止する、チップ部品15有りを検出して
いないときはモーター19を動作させるようにしてい
る。従って、管状給送路25にチップ部品15が所定の
量だけ在るように常に制御されることになる。また、管
状給送路25は分離整列パイプ27の上端のチップ部品
15の入り口だけが開いている構成に限らず、例えば管
状給送路25の途中で水平部分が始まる位置に外部への
空気孔を設け、水平部分の空気流のみを豊富にする方が
チップ部品15の給送をよりスムーズにできることがあ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のチップ部
品供給装置によれば、チップ部品を収容して上下動する
ホッパーと、該ホッパーに設けられた下部供給孔と、該
下部供給孔に挿通して前記ホッパー内のチップ部品が1
個ごと落下する貫通孔を有する分離整列パイプと、前記
貫通孔はチップ部品の入り口をなす上側孔径をチップ部
品が1個ごと落下可能な最小の寸法の2倍を越えない範
囲で大きくし、下側孔径を該チップ部品が1個ごと落下
可能な最小の寸法から上側孔径を越えない範囲で小さく
し、上側孔径と下側孔径を両端とする傾斜が一定のテー
パー孔で備えたので、上側孔径はチップ部品を1個ごと
取り込み可能な範囲で大きくでき、ホッパーの1回の上
下運動で落下するチップ部品の個数を増加させ、下側孔
径は小さくでき後続する管状給送路の径を不要に大きく
しなくてもよいので、チップ部品の落下を阻止する段差
を生じさせずかつチップ部品の姿勢も保ち易い、また前
記貫通孔は上側孔径と下側孔径を両端とする傾斜が一定
のテーパー孔で備えたので、テーパー孔の傾斜が最も穏
やかになりチップ部品の詰まりの原因になりにくい。さ
らに、前記分離整列パイプの前記下部供給孔に挿通する
外径部分は相隣り合う外径寸法の異なる少なくとも3段
に構成したので、ホッパー内のチップ部品を外径寸法の
異なる部分でも撹拌してチップ部品がくさび状になるの
を防止し、ブリッジ状態の発生を防ぐことができる。ま
た、ホッパー内のチップ部品が残り少なくなっても安定
した供給を可能にして最後まで出すのを促進する。極め
て信頼性の高いチップ部品供給装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチップ部品供給装置の実施の形態
を示す一部を断面とした正面図。
【図2】連結具26に保持された分離整列パイプ27の
図1に示すA−A断面図。
【図3】分離整列パイプ27と最下降した位置のホルダ
ー14を横から示す断面図。
【図4】分離整列パイプ27と最上昇した位置のホルダ
ー14を横から示す断面図。
【符号の説明】 1 供給部ベース 3 部品ストッパー部 4 部品取り出し位置 6 部品検出センサー 10 本体フレーム 13 ホッパー 14 ホルダー 15 チップ部品 17 下部供給孔 19 ホッパー昇降用DCモーター 22 パーツガイド 23,24 通路 25 管状給送路 26 連結具 27 分離整列パイプ 27A,27B,27C 分離整列パイプ27の外径部
分 28 分離整列パイプ27の円形孔 d1,d2,d3 孔径 33 シャッター 37 駆動レバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チップ部品を収容して上下動するホッパー
    と、前記ホッパーに設けられた下部供給孔と、前記下部
    供給孔に挿通して前記ホッパー内のチップ部品が1個ご
    と落下する貫通孔を有する部品分離用部材と、前記貫通
    孔はチップ部品取り込み側孔径を該チップ部品外郭最小
    寸法の2倍を越えない範囲で大きくし、他端側孔径を該
    チップ部品が1個ごと落下可能な最小の寸法から前記取
    り込み側孔径を越えない範囲で小さくし、前記取り込み
    側孔径と他端側孔径を両端とする傾斜が一定のテーパー
    孔で備えたことを特徴とするチップ部品供給装置。
  2. 【請求項2】チップ部品を収容して上下動するホッパー
    と、前記ホッパーに設けられた下部供給孔と、前記下部
    供給孔に挿通して前記ホッパー内のチップ部品が1個ご
    と落下する貫通孔を有する部品分離用部材と、前記部品
    分離用部材の前記下部供給孔に挿通する外径部分は相隣
    り合う外径寸法の異なる少なくとも3段に構成したこと
    を特徴とするチップ部品供給装置。
  3. 【請求項3】チップ部品の管状給送路の一端をチップ部
    品の入り口とし、部品取り出し用開口部及び空気吸引孔
    を有する部品ストッパー部を前記管状給送路の他端側に
    連結し、前記部品取り出し用開口部を開閉するシャッタ
    ーを設け、前記シャッターで前記開口部を閉じて前記入
    り口が開いている状態にして前記管状給送路内のチップ
    部品を空気吸引により給送するチップ部品供給装置にお
    いて、フレームと、チップ部品を収容して前記フレーム
    に対し上下動するホッパーと、該ホッパーに設けられた
    下部供給孔と、該下部供給孔に挿通し前記フレームに固
    定された分離整列パイプと、該分離整列パイプを上下に
    貫通し前記管状給送路の一端をなす貫通孔と、該貫通孔
    はチップ部品の入り口をなす上側孔径をチップ部品が1
    個ごと落下可能な最小の寸法の2倍を越えない範囲で大
    きくし、下側孔径を該チップ部品が1個ごと落下可能な
    最小の寸法から前記上側孔径を越えない範囲で小さく
    し、前記上側孔径と前記下側孔径を両端とする傾斜が一
    定のテーパー孔で備えたことを特徴とするチップ部品供
    給装置。
  4. 【請求項4】前記分離整列パイプの前記下部供給孔に挿
    通する外径部分は相隣り合う外径寸法の異なる少なくと
    も3段に構成したことを特徴とする請求項3記載のチッ
    プ部品供給装置。
  5. 【請求項5】前記分離整列パイプの上端外周はR付け
    し、前記外径部分の相隣り合う外径の異なる境界は外径
    寸法の変化をなだらかに連続したことを特徴とする請求
    項4記載のチップ部品供給装置。
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