JP3362122B2 - チップ部品供給装置 - Google Patents

チップ部品供給装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品の一形態
であるチップ部品をプリント基板に装着するための実装
技術に属し、なかでもバルク状の(ばら部品の)円筒形
あるいは角チップ部品を整列、供給するのに適したチッ
プ部品供給装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、本出願人の出願に係る特公平6−
82952号において、チップ部品の管状給送路の上端
をチップ部品の入り口とし、前記管状給送路を上下方向
から横方向に向けて連続して配置し、前記管状給送路の
先端チップ部品に後続チップ部品からの重力が作用しな
い横方向端部に部品取り出し用開口部及び空気吸引孔を
設けるとともに、前記部品取り出し用開口部を開閉する
シャッターを設け、前記シャッターで前記開口部を閉じ
て前記入り口だけが開いている状態にして前記管状給送
路内のチップ部品を空気吸引により給送するチップ部品
供給装置が示され、特開平8−274496号において
は、チップ部品の管状給送路の上端に接続されるホッパ
ーがチップ部品供給ケースを装着するチップ部品供給装
置が提案されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記した従来のチップ
部品供給装置について、特公平6−82952号が示す
管状給送路はチップ部品の入り口側から連結パイプと連
結具とチューブを接続して構成され出口側に部品ストッ
パー部材が連続する、また、特開平8−274496号
が示す管状給送路はチップ部品の入り口側から分離整列
パイプと円弧状部品給送路と直線状部品給送路を接続し
て構成され出口側に部品ストッパーの直線溝が連続す
る。 【0004】ところで、特公平6−82952号におい
て実施例が示すチップ部品は円筒形チップ部品であり、
該円筒形チップ部品は給送される方向にも丸みを有し管
状給送路を容易に移動し、管状給送路の磨耗や変形を生
じさせることが少ない、しかし、特開平8−27449
6号において実施例が示すチップ部品は直方体状のチッ
プ部品を含み、直方体状のチップ部品は給送される方向
に丸みを有するとは限らず、また、管状給送路に接触す
る部分がセラミックス等の硬い素材もあり管状給送路を
磨耗や変形させ易い、さらに、直方体状のチップ部品に
は鋭角に尖った角(あるいはバリ)を有するものがあり
管状給送路の磨耗や変形が加速され易い、一方、管状給
送路を構成する部材は加工が容易であることやコスト低
減の理由から一般にセラミックス等の素材ほどに硬い部
材でない。 【0005】本発明の目的は、主に加工上の理由からチ
ップ部品供給装置の管状給送路を各々の部材に分割して
設け複数の該部材に設けた管状給送路の接続で構成する
場合に、チップ部品の給送に伴って管状給送路が少しづ
つ磨耗や変形させられてもチップ部品供給装置をより長
く稼働させることが可能な構成とすることで、管状給送
路が設けられた部材の交換までの時間を延長し、コスト
パフォーマンスと信頼性の高いチップ部品供給装置を提
供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の発明は、チップ部品の管
状給送路の上端をチップ部品の入り口とし、前記管状給
送路を上下方向から横方向に向けて連続して配置し、前
記管状給送路の先端チップ部品に後続チップ部品からの
重力が作用しない横方向端部に部品取り出し用閉口部及
び空気吸引孔を設けるとともに、前記部品取り出し用開
口部を開閉するシャッターを設け、前記シャッターで前
記開口部を閉じて前記入り口が開いている状態にして前
記管状給送路内のチップ部品を空気吸引により給送する
チップ部品供給装置において、前記管状給送路を複数の
部材の接続で構成し、チップ部品の入り口側部材を出口
部材よりも磨耗や変形が小さい部材で構成したことを
特徴とするチップ部品供給装置としている。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係るチップ部品供
給装置の実施の形態を図面に従って説明する。 【0008】図1は本発明を実施する一例でチップ部品
供給装置2の全体を示す正面図であり、チップ部品供給
装置2を横から見た姿勢で示す、この上下方向に向いた
姿勢で実装機の供給台1(仮想線で示す)にセットし右
から左方向にチップ部品5を給送する。本体フレーム9
とその右端にパーツガイド10をボルトで固定してフレ
ームとなし、パーツガイド10の右端にはスライドガイ
ド11が立設固定され、該スライドガイド11で上下方
向摺動自在に支持されたホッパーベース12の上部にホ
ルダー14が取り付けられている、ホルダー14はホッ
パー13となる空間を有し多数のばら状チップ部品5が
収容され、ホッパー13の右側面には受入口16が開口
しチップ部品供給ケース90をホルダー14に装着し
て、該供給ケース90からホッパー13内へチップ部品
5を受入口16から補給する。そうして、パーツガイド
10の右端下側にはモーター取付板18が固定され、該
取付板18にホッパー昇降用モーター19とモーター電
源スイッチ17が固定される、このモーター19は減速
機が一体になっておりその出力回転軸にはカム(または
クランク)20が固着され、該カム20はカムフォロア
(またはリンク)21を介してホッパーベース12に連
結される。そこで、モーター19の回転によりホッパー
ベース12とホルダー14とホッパー13は往復上下運
動を行う。図1はホッパー13等の下降した位置を示
す。 【0009】パーツガイド10の上部には分離パイプ2
2が上下方向に固定部材23で立設固定されている、分
離パイプ22は炭素工具鋼でなり焼きならし熱処理と無
電解ニッケルメッキ処理を施す、分離パイプ22の内径
側にチップ部品5が給送される管状給送路を備え、分離
パイプ22の外径側は上部から貫通孔15に挿入して上
端がホッパー13内に突出する、ホッパー13が下降し
たときに分離パイプ22の上端がホッパー13内に突出
し、ホッパー13が上昇したときに貫通孔15の上端に
一致するあたりになっている。 【0010】図1におけるパーツガイド10の裏面には
ガイド溝24が上下方向から横方向に連続して設けられ
ている、パーツガイド10はアルミニウム合金でなりガ
イド溝24を含み無電解ニッケルメッキ処理を施してあ
る、ガイド溝24を覆ってメタクリル樹脂板でなるガイ
ド蓋がパーツガイド10の裏面にボルトで固定されガイ
ド溝24が管状給送路を構成する、そうして、ガイド溝
24が上下方向を向いた上端は分離パイプ22の下端と
接続し、分離パイプ22を落下したチップ部品5がガイ
ド溝24でなる管状給送路に続けて入り給送される、ま
た、ガイド溝24が横方向を向いた左端はシュート溝3
1の右端と接続し、ガイド溝24を給送されたチップ部
品5はシュート溝31でなる管状給送路に続けて入り給
送される。 【0011】本体フレーム9の上部にシュートベース3
0が固定されている、シュートベース30は右端をパー
ツガイド10の左端に接し、左端は本体フレーム9の上
部で左端の突起に接している、シュートベース30の上
面には給送方向に対し直交するチップ部品5の断面形状
が通過可能な前記シュート溝31が設けられている、シ
ュートベース30はアルミニウム合金でなりシュート溝
31を含み無電解ニッケルメッキ処理を施してある、シ
ュート溝31を覆って硬質塩化ビニル板でなるシュート
蓋32がシュートベース30の上面にボルト33で固定
されシュート溝31が管状給送路を構成する。 【0012】前記ガイド溝24の途中位置に部品検出セ
ンサ3が配置されている、部品検出センサ3は透過型光
センサでありガイド溝24を挟んで一方が発光部3Aで
他方が受光部3Bとなっており、チップ部品5が存在し
ないときに発光部3Aの光が受光部3Bに入るように光
透過孔(または溝)25がガイド溝24を横断するよう
に形成されている。そうして、部品検出センサ3の発光
部3Aと受光部3B間のガイド溝24にチップ部品5が
あり、光を遮断し検出したときはモーター19の電源を
自動的に切りホッパー13を含むホルダー14の上下運
動を停止して、チップ部品5が分離パイプ22に入りガ
イド溝24へ落下するのを止めるようにしている、チッ
プ部品5がシュート溝31よりガイド溝24まで一列に
連なって、その整列端が部品検出センサ3の光を継続的
に遮るようになるとモーター19は停止する。これによ
り、シュート溝31とガイド溝24でなる管状給送路に
適切な数のチップ部品5が存在するようにしている。 【0013】管状給送路の左端に位置するのは部品スト
ッパー部4である、部品ストッパー部4は炭素鋼でなり
硬質クロムメッキ処理を施してあり、給送されたチップ
部品5の最先端は部品ストッパー部4内のストッパー端
面40が遮る、該ストッパー端面40に部品取り出し位
置41を開閉するシャッター43が閉じると機能する図
示しない空気吸引孔がある、空気吸引孔は部品ストッパ
ー部4から本体フレーム9に連通して設けられた空気吸
引通路を経て、継手46からチューブ47を経由し真空
ポンプ等の負圧源に接続され、シャッター43が部品取
り出し位置41を閉じている状態で部品ストッパー部4
内から空気吸引する。図1の負圧源は圧力エアーを供給
すると負圧を発生する真空発生器48への圧力エアー供
給チューブ49と、チューブ49に圧力エアーを供給す
る図示しない圧力エアー源と供給を断続する弁を含む空
圧回路で構成される。 【0014】前記シャッター43は側面に凹溝44を備
え、シャッター押さえ42で部品ストッパー部4に摺動
自在に保持されている。本体フレーム9の側面に固定の
支点軸39に駆動レバー37と中間レバー36が各々揺
動自在に枢支される、駆動レバー37の上部には係合ピ
ン38を固着しシャッター43に設けた凹溝44に係合
している、駆動レバー37が揺動すると係合ピン38は
シャッター43を部品取り出し位置41が開閉する方向
へ摺動させることができる。駆動レバー37と中間レバ
ー36各々の左端間に引っ張りばね45を張架し、支点
軸39に対し駆動レバー37は左回転し、中間レバー3
6は右回転する方向に付勢しているので、常時は中間レ
バー36に固定のストッパーピン50に駆動レバー37
の下端の突出部が当接している、従って、通常は中間レ
バー36を揺動させると駆動レバー37も一体に揺動さ
せられる、中間レバー36を右回りさせるとストッパー
ピン50が前記突出部を押し、中間レバー36を左回り
させると引っ張りばね45の付勢を介して駆動レバー3
7に左回りの力を伝える。 【0015】本体フレーム9に支持板51が立設固定さ
れている、該支持板51に取り付けた支点軸52に駆動
板34を枢着し、該駆動板34下側に取り付けたピン5
3と前記駆動レバー36下側に取り付けたピン54に連
結レバー35の各々の端に設けた穴を枢着して、駆動板
34を揺動させると中間レバー36が揺動するリンク機
構を構成する、本体フレーム9の側面にばね掛け55と
駆動板34の下側にばね掛け56を取り付け、ばね掛け
55,56を引き付ける方向に付勢するばね57を張架
する、ばね57は駆動板34を常に右回りさせるように
働き、連結レバー35を介して中間レバー36を右回り
させるように働くので、ストッパーピン50を介して駆
動レバー37を右回りさせるように働く、そうすると係
合ピン38から凹溝44を介してシャッター43を右方
向に動かして、該シャッター43の右先端がシュート蓋
32の左先端に当接して止まる、ばね57はシャッター
43を部品取り出し位置41が常に閉じる向きに付勢
し、駆動板34の上側は常に持ち上げられる。従って、
実装機が備える押し下げレバーが駆動板34の上側を押
すと、駆動板34がばね57に抗して左回りに揺動す
る、中間レバー36の左回りの揺動はばね45を介して
駆動レバー37を左回りに揺動させる、駆動レバー37
の係合ピンはシャッター43を左方向に動かして、シャ
ッター43が左端に達して動けなくなっても実装機が備
える押し下げレバーがまだ押し下げられると、中間レバ
ー36は左回りに揺動するが駆動レバー37はシャッタ
ー43が動けないので係合ピン38と共に動けず、ばね
45が伸張することになる。別に、本体フレーム9の下
側に固定する支点ピン58で揺動自在に枢支される駆動
部材59を備え、駆動部材59の下端を実装機が備える
下側からの駆動爪が押すと、下側からもシャッター43
を動かすことが可能な構成である。 【0016】本体フレーム9の左側にはセット駒60及
び下側にはロック爪61が取り付けられている。セット
駒60は供給台1の前壁部に係合し、ロック爪61はリ
ンクプレート62とロックレバー63と支点プレート6
4でトグル機構を構成し供給台1の対応個所に係合す
る、ロックレバー63を仮想線63’のように引き上げ
たときに供給台1から外せる状態となり、ロックレバー
63を実線で示す状態にすると供給台1にセットするこ
とができる。 【0017】チップ部品供給装置2の管状給送路を構成
する各々の部材について、チップ部品5の入り口側から
出口側に至る各々の部材と処理をまとめて説明すると、
チップ部品5の入り口側から分離パイプ22の内径側が
管状給送路であり、分離パイプ22は炭素工具鋼でなり
焼きならし熱処理と内径側も含み無電解ニッケルメッキ
処理を施す、次に接続するパーツガイド10はアルミニ
ウム合金でなり管状給送路のガイド溝24を含み無電解
ニッケルメッキ処理を施す、ガイド溝24は断面四辺形
の管状給送路において三辺を占め、他の一辺はガイド溝
24を覆ってメタクリル樹脂板でなるガイド蓋が占め
る、続いて接続するシュートベース30はアルミニウム
合金でなり管状給送路のシュート溝31を含み無電解ニ
ッケルメッキ処理を施す、シュート溝31は断面四辺形
の管状給送路において三辺を占め、他の一辺はシュート
溝31を覆って硬質塩化ビニル板でなるシュート蓋32
が占める。 【0018】ここで説明した管状給送路を構成する各々
の部材と処理の組み合わせは、チップ部品5の給送に伴
って管状給送路が少しづつ磨耗や変形させられてもチッ
プ部品供給装置2をより長く稼働させることが可能な構
成である、すなわち、チップ部品供給装置2の管状給送
路を複数の部材に各々設けた管状給送路の接続で構成す
る場合に、チップ部品5の入り口側から出口側に管状給
送路の磨耗や変形がより小さい順から大きい順に部材と
処理を選択する、分離パイプ22は炭素工具鋼に熱処理
と表面処理を施したものであり、次に接続するパーツガ
イド10のアルミニウム合金より硬く変形しない、続く
シュートベース30のアルミニウム合金よりパーツガイ
ド10に用いるアルミニウム合金は硬いグレードを用い
るか、少なくともパーツガイド10とシュートベース3
0は同一のアルミニウム合金を用いる、いずれにしても
管状給送路を構成する各々の部材と処理の組み合わせに
ついて、チップ部品5の入り口側に用いる部材と処理の
方が出口側に用いる部材と処理よりもチップ部品5の給
送に伴う磨耗や変形が等しいか小さいものを選択する。 【0019】分離パイプ22からシュートベース30ま
で例示の表面処理は無電解ニッケルメッキ処理である
が、部材が硬いものは無電解ニッケルメッキ処理の上か
らでも磨耗や変形により耐え得る、少なくともチップ部
品5の入り口側が出口側よりも管状給送路の磨耗や変形
が等しいか小さい部材と処理を選択し、少なくとも断面
四辺形の管状給送路において三辺に対応することで効果
が得られる、一辺はガイド溝24あるいはシュート溝3
1を給送されるチップ部品5の観察が可能なように透明
な部材にしたいことがあり、透明な部材はメタクリル樹
脂板や硬質塩化ビニル板を用いることになり一般にアル
ミニウム合金よりチップ部品5による磨耗や変形が大き
い、しかし、メタクリル樹脂板や硬質塩化ビニル板でな
るガイド蓋やシュート蓋31は、他の管状給送路を構成
する部材に対して交換容易な取り付けとし、さらに成形
加工することでコスト低減することが可能であり交換部
品として許容できるようになる。 【0020】次に動作を説明する、始めに、ホルダー1
4に所定の品種のチップ部品5を収納した供給ケース9
0を装着してから、実装機の供給台1の所定個所に所定
の品種のチップ部品供給装置2をセットする、実装機の
供給台1に必要なチップ部品供給装置2を順次セットす
ると運転の準備が整う。続いてセットしたチップ部品供
給装置2の供給ケース90の排出口シャッターを開け
る、供給ケース90からホッパー13内へチップ部品5
が受入口16から補給される、供給ケース90はそのま
まホルダー14に装着しておく、するとホッパー13内
のチップ部品5が受入口の上辺を基準にほぼ一定の量に
なるように自然に補給される。モーター電源スイッチ1
7を入れるとモーター19が回転しカム(またはクラン
ク)機構を介してホッパー13に往復上下運動を行わせ
る。ホッパー13が下降したときに分離パイプ22の上
端がホッパー13内に突出し、ホッパー13が上昇した
とき分離パイプ22の上端がホッパー最下底に一致する
あたりになる、ホッパー13内に収容されたチップ部品
5は分離パイプ22で撹拌されながら1個毎分離パイプ
22に入り込み落下する、分離パイプ22を落下したチ
ップ部品5はガイド溝24からシュート溝31でなる管
状給送路に続けて入り給送される、そうして、チップ部
品5がシュート溝31よりガイド溝24まで一列に連な
って、その整列端が部品検出センサ3の光を継続的に遮
るようになるとモーター19は停止する。 【0021】シュート溝31でなる管状給送路の水平部
分では重力によるチップ部品5に対する給送作用はなく
なるが、部品ストッパー部4の部品取り出し位置41を
シャッター43で閉じて、分離パイプ22の上端だけが
開口している状態として部品ストッパー部4内から空気
吸引する、この結果、管状給送路の水平部分のチップ部
品5も部品ストッパー部4の方向に給送力を受け、最先
端のチップ部品5は部品ストッパー部4内のストッパー
端面40に当接して停止し、最先端のチップ部品5は部
品取り出し位置41に位置決めされる。部品取り出し位
置41に位置決めされたチップ部品5が実装機の装着ヘ
ッド吸着ピンでピックアップされると、シュート溝31
とガイド溝24でなる管状給送路に一列に連なったチッ
プ部品5の整列端が移動して部品検出センサ3の光を遮
らなくなるので、モーター19が回転を始めホッパーベ
ース12とホルダー14とホッパー13は往復上下運動
を行う、チップ部品5は分離パイプ22に入り込み落下
し、ホッパー13内のチップ部品5が減ってくると供給
ケース90から受入口16の上辺を基準にほぼ一定の量
になるように自然に補給される。 【0022】 【発明の効果】以上説明したように、チップ部品供給装
置は入り口側に分離パイプを必要とし出口側がシュート
溝である管状給送路を備えるが、単一部材に設けた単一
の管状給送路とすること、あるいはセラミックス等の硬
い素材とすることが加工やコスト低減の理由から困難で
あり、管状給送路を複数の部材に各々設けた管状給送路
の接続で構成する。しかし、チップ部品の給送に伴って
複数の部材に各々設けた管状給送路が少しづつ磨耗や変
形し、チップ部品を給送する方向に直交する管状給送路
の断面が拡大する。そして、入り口側の管状給送路がよ
り拡大する大きい磨耗や変形がある部材であると、やが
て、出口側の管状給送路か狭い状態の段差を生じること
になりチップ部品の給送を阻害するが、本発明のチップ
部品供給装置によれば、チップ部品の入り口側が出口側
よりも管状給送路の磨耗や変形が小さい部材を選択する
ので、出口側の管状給送路が狭い状態の段差を生じるこ
とがなくチップ部品の給送に支障がない、管状給送路を
複数の部材に各々設けた管状給送路の接続で構成しても
単一部材に設けた単一の管状給送路のように機能し、チ
ップ部品の給送に伴って管状給送路が少しづつ磨耗や変
形させられてもチップ部品供給装置をより長く稼働させ
ることが可能になり、コストパフォーマンスと信頼性の
高いチップ部品供給装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を実施するチップ部品供給装置の一例で
全体を示す正面図。 【符号の説明】 1 実装機の供給台 2 チップ部品供給装置 3 部品検出センサ 4 部品ストッパー部 5 チップ部品 9 本体フレーム 10 パーツガイド 13 ホッパー 19 ホッパー昇降用モーター 22 分離パイプ 24 ガイド溝 30 シュートベース 31 シュート溝 32 シュート蓋 41 部品取り出し位置 43 シャッター

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 チップ部品の管状給送路の上端をチップ
    部品の入り口とし、前記管状給送路を上下方向から横方
    向に向けて連続して配置し、前記管状給送路の先端チッ
    プ部品に後続チップ部品からの重力が作用しない横方向
    端部に部品取り出し用開口部及び空気吸引孔を設けると
    ともに、前記部品取り出し用開口部を開閉するシャッタ
    ーを設け、前記シャッターで前記開口部を閉じて前記入
    り口が開いている状態にして前記管状給送路内のチップ
    部品を空気吸引により給送するチップ部品供給装置にお
    いて、 前記管状給送路を複数の部材の接続で構成し、チップ部
    品の入り口側部材を出口側部材よりも磨耗や変形が小さ
    い部材で構成したことを特徴とするチップ部品供給装
    置。
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