JPH09306429A - 小形放電ランプ - Google Patents

小形放電ランプ

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Publication number
JPH09306429A
JPH09306429A JP14115696A JP14115696A JPH09306429A JP H09306429 A JPH09306429 A JP H09306429A JP 14115696 A JP14115696 A JP 14115696A JP 14115696 A JP14115696 A JP 14115696A JP H09306429 A JPH09306429 A JP H09306429A
Authority
JP
Japan
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curvature
discharge lamp
light emitting
lamp
curve
Prior art date
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Pending
Application number
JP14115696A
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English (en)
Inventor
Yoichi Sato
洋一 佐藤
Yoshisuke Kanai
義介 金井
Takashi Mine
孝 峯
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Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
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Publication date
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、点灯中発光管内に最冷部が生じる
ことがないので、封入した金属ハロゲン化物が全量発光
に寄与して、発光効率が高くランプ特性が優れた小形放
電ランプを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、石英管の両端に封着部を形成
し、その中央部に丸球部形成してなる放電ランプにおい
て、前記丸球部はその最大半径の２倍以上の曲率を有す
る曲線を組み合わせて形成して、構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、小形放電ランプに
関し、特に低ワットのプロジェクターに用いる無排気管
放電ランプの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、小形低ワットの高圧蒸気放電灯に
おいては、主として石英の直管中央部に丸球部分を形成
して放電容器とし、その両端に電極を封着しているが、
小形であるため放電容器の一部に他所より温度の低い部
分ができ、そこにハロゲン化物が液状のまま滞留して発
光に寄与しないことがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】図２は従来形状の無排
気管放電ランプの説明図である。図中１１は丸球形成後
の石英発光管よりなる放電ランプであり、１２はタング
ステン電極で、発光管の両端に封着されている。又、図
中Ａ部は発光管の最冷部であり、点灯しない場合、該部
分に封入した金属ハロゲン化物１３が滞留している。そ
して、点灯中発光管中央部は両電極間のアーク・プラズ
マにより熱せられるが、図中のＡ部の温度が他所より低
いので、発光管内に封入したハロゲン化物が液体状態の
ままこの部分に滞留して、発光に寄与しない。
【０００４】本発明は前記に鑑みてなされたもので、発
光管形状を規定することによって、点灯中発光管内に最
冷部が生じることがないので、封入した金属ハロゲン化
物が全量発光に寄与して、発光効率が高くランプ特性が
優れた小形放電ランプを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、石英管の両端
に封着部を形成し、その中央部に丸球部形成してなる放
電ランプにおいて、前記丸球部はその最大半径の２倍以
上の曲率を有する曲線を組み合わせて形成してなる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例に基づき説
明する。図１は本発明の一実施例である無排気管放電ラ
ンプの説明図である。図中１は丸球形成後の石英発光管
よりなる放電ランプであり、２はタングステン電極で、
発光管の両端に封着されている。従来と異なるのは、発
光管中央部の丸球形状を変更して、丸球最大半径の２倍
以上の曲率を有する曲線を組み合わせた形状とする点で
ある。
【０００７】ここで、本発明の丸球部の発光管形状につ
いて説明する。図２の従来の発光管では、丸球部分の最
大外径Ｄと丸球部の曲率半径Ｒ1 との関係はＤ＞Ｒ1 で
あるが、本発明は図１に示すように、丸球部分の最大外
径Ｄと丸球部左右の曲率半径Ｒ2 との関係はＤ＜Ｒ2 で
あり、その中間を曲率半径Ｒ3 で接続している。なお、
図中Ｃ1 ，Ｃ2 ，Ｃ3 は各曲率半径Ｒ1 ，Ｒ2 ，Ｒ3 の
中心点を示す。このように形成することにより、従来と
比べて最冷部であるＡ部がなくなり、発光管内のハロゲ
ン化物は全て蒸発することになる。
【０００８】本発明に係わる石英管では、その中央の丸
球部はその最大半径の２倍以上の曲率を有する曲線を組
み合わせて形成しているが、２倍未満であると丸球部左
右における電極周りの空間が大きくなって、図１におけ
るＡ部と同様の部分が生じ、封入した金属ハロゲン化物
が滞留することとなり、２倍以上の曲率を有する曲線を
組み合わせて形成する必要がある。また、本発明は両電
極間のアーク長が短い、例えば２．０ｍｍ以下のショー
トアーク形で小形高効率の放電ランプに有効であり、か
つランプ製造の際、管内への排気封入に使用する排気管
を用いない無排気管方式の放電ランプについて特に有効
となる。
【０００９】
【発明の効果】以上のように、本発明は製造の際の材料
コストをあげることなく、発光効率が高く、ランプ特性
の良好な小形放電ランプを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係わる放電ランプの説明図である。
【図２】従来の放電ランプの説明図である。
【符号の説明】
１ 放電ランプ（発光管） ２ タングステン電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】石英管の両端に封着部を形成し、その中央
    部に丸球部形成してなる放電ランプにおいて、前記丸球
    部はその最大半径の２倍以上の曲率を有する曲線を組み
    合わせて形成してなる小形放電ランプ。
JP14115696A 1996-05-13 1996-05-13 小形放電ランプ Pending JPH09306429A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006185897A (ja) * 2004-12-03 2006-07-13 Harison Toshiba Lighting Corp メタルハライドランプ
JP2012204035A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Ushio Inc ショートアーク型放電ランプ

Cited By (3)

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JP2006185897A (ja) * 2004-12-03 2006-07-13 Harison Toshiba Lighting Corp メタルハライドランプ
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DE102012005373B4 (de) * 2011-03-24 2016-03-03 Ushio Denki Kabushiki Kaisha Kurzbogenentladungslampe mit kugelfömiger oder ovaler Außenform des Leuchtröhrenteils und einem Spiralenteil am Spitzenende einer Elektrode

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