JPH0696743A - 高圧放電灯 - Google Patents

高圧放電灯

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Publication number
JPH0696743A
JPH0696743A JP24238392A JP24238392A JPH0696743A JP H0696743 A JPH0696743 A JP H0696743A JP 24238392 A JP24238392 A JP 24238392A JP 24238392 A JP24238392 A JP 24238392A JP H0696743 A JPH0696743 A JP H0696743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
pair
arc tubes
discharge lamp
support plates
Prior art date
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Pending
Application number
JP24238392A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimasa Endo
昭正 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP24238392A priority Critical patent/JPH0696743A/ja
Publication of JPH0696743A publication Critical patent/JPH0696743A/ja
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、点灯中における影の発生を減少す
ることができる高圧放電灯を提供することを特徴とす
る。 【構成】ステム7に支持されて外管1の軸方向に沿って
延びる支持棒8を設け、この支持棒8の両端側に一対の
支持プレ−ト11a,11bを設け、支持棒8の両側に
支持プレ−ト11a,11bに支持されて一対の発光管
3a,3bをX字形に設けた。これによって、発光管3
a,3bがクロスして配置されている上、支持棒8が発
光管3a,3b間の中央に当該発光管と交差して配置さ
れるから、点灯してない発光管3a,3bおよび支持棒
8による影の発生は小さく抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外管内に一対の発光
管を収容して交互点灯をするようにした高圧放電灯に関
する。
【0002】
【従来の技術】高圧ナトリウムランプやメタルハライド
ランプ等の高圧金属蒸気放電灯は、点灯中に発光管の内
圧が1気圧以上になるためランプ消灯後再始動させる場
合は、発光管がある程度冷えて内部の水銀や封入発光金
属が凝集し、内圧が所定レベル以下に下がるのを待つ必
要がある。例えば高圧ナトリウムランプの場合は再始動
時間として約1分、メタルハライドランプの場合は10
分以上も待たなければならず、しかも再始動しても安定
点灯状態に達するまでにさらに数分待たなければならな
い。
【0003】したがって、例えば一瞬の停電などがある
と、白熱電球やけい光ランプの場合は直ちに復帰点灯す
るが、上記高圧金属蒸気放電灯の場合はフルパワ−を発
揮するまでに10分以上待たなければならず、道路照
明、トンネル内照明等に用いた場合は不便である。
【0004】これを改善するため、USP4,287,
454号明細書には、外管内に2本の発光管を収容し、
これら発光管を電気的に並列に接続し、これら発光管の
一方を点灯させるようにした高圧ナトリウムランプが提
案されている。
【0005】ところで、こうした高圧ナトリウムランプ
の発光管の支持としては、2本の発光管を並行に配置し
て、この両端部を支持プレ−トで支持させ、これら支持
プレ−ト間に発光管と並行に支持棒を挿通し、この支持
棒を外管のステムに支持させることで行なわれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうした高
圧ナトリウムランプは、発光管および支持棒とも相互が
大きく重なるレイアウトとなるために、点灯中、隣合う
発光管、支持棒での影が大きく、その分、光量が低下し
て、ランプ性能に影響を与える問題がある。
【0007】この発明は、このような事情に着目してな
されたもので、その目的とするところは、点灯中におけ
る影の発生を減少することができる高圧放電灯を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の高圧放電灯は、ステムを有してなる外管
と、この外管内の径方向中央に設けられた前記ステムに
支持されて、当該外管の軸方向に沿って延びる支持棒
と、この支持棒の両端側に取着された、並行な一対の支
持プレ−トと、前記支持棒の両側に前記支持プレ−トに
支持されてこの支持棒とそれぞれが交差するように互い
にクロスして配置した一対の発光管とを設けたことにあ
る。
【0009】請求項2の高圧放電灯は、ステムを有して
なる外管と、この外管内の両端側に設けた、並行な一対
の支持プレ−トと、前記ステムに支持されて前記支持プ
レ−ト間の両側に延び、かつ支持プレ−ト間では相互に
クロスする一対の並行な支持棒と、これら支持棒の間に
当該支持棒の並行な側にクロスした側を向けて配置され
た、前記支持プレ−トで支持してなる一対のクロスした
発光管とを設けたことにある。
【0010】
【作用】請求項1に記載の高圧放電灯によると、発光管
がクロスして配置されている。しかも、支持棒が発光管
間の中央に配置されて、隣合う発光管に対しても交差し
ているから、点灯中、発光管および支持棒による影は小
さくてすむようになる。
【0011】請求項2に記載の高圧放電灯によると、発
光管がクロスして配置されている。しかも、支持棒は発
光管がクロスした側の両側方で交差して配置されている
から、放電灯の正面となる発光管のクロスした側を遮ら
ない上、放電灯の側面となる発光管の並行な側でも重な
り部分が少なく、同様に点灯中、発光管および支持棒に
よる影は小さくてすむようになる。
【0012】
【実施例】以下、この発明を図1に示す第1の実施例に
もとづいて説明する。
【0013】図1(A)はこの発明を適用した高圧放電
灯、例えば高圧ナトリウムランプの正面図を示し、同図
(B)は側面図を示している。
【0014】図1中、1は高圧ナトリウムランプ1の外
管である。外管1は、硬質ガラスなどにより略直管形に
構成されていて、一端には口金2が取り付けられてい
る。
【0015】3a,3bは外管1内に軸方向に沿って収
容された一対の発光管である。発光管3a,3bは、例
えば多結晶アルミナまたは単結晶アルミナなどのセラミ
ックチュ−ブからなるバルブの端部に閉塞壁としてセラ
ミックディスクからなるエンドプレートを気密に接合
し、これらエンドプレートに電極4…を封着してなる。
なお、各電極4…は電極軸にコイル部4aを巻装して構
成されていて、この電極4…に接続された導電構体5…
がエンドプレートから外部に突出しており、また発光管
3a、3bにはナトリウムと水銀およびキセノンガスが
封入してある。
【0016】こうした発光管3a、3aが、図面に示さ
れるように正面から見たとき外管1の軸心と並行に配置
され、側面から見たとき相互に交差したX字形に配置さ
れている。
【0017】外管1のステム7には、同ステム7側から
外管1の軸心部に発光管3a,3b間に沿って上方へ延
びる支持棒8(例えば導電ワイヤ−よりなる)が連結さ
れている。具体的には、ステム7に封着された封着支持
線9a,9bの一方に支持棒8の下端部を溶接してあ
る。
【0018】また支持棒8の上端部は、発光管3a,3
bの上側および下側に配置されたセラミックス等のよう
な耐熱性に優れる部材で構成されたバルブ支持プレ−ト
11a,11bを固定している。
【0019】これらバルブ支持プレ−ト11a,11b
に、各発光管3a,3bの上側および下側の導電構体5
…が貫通固定され、発光管3a,3aを所定位置に支持
している。
【0020】こうした発光管3の支持構造により、両側
の発光管3a,3bに対して、支持棒8ができるだけ重
ならないようにしてある。
【0021】また各バルブ支持プレ−ト11a,11b
を貫通する導電構体5…は、上側および下側毎、ニオブ
やタンタルなどの耐熱性金属からなる接続線12a,1
2bで相互が接続されている。
【0022】このうち接続線12aは支持棒8に接続さ
れ、接続線12bは封着支持線9bに接続されている。
そして、各封着支持線9a,9bは外部導線13a,1
3bを介して口金2のシェル2aおよびアイレット端子
2bに接続され、口金2を通じ、外部から交流電源を受
けることができるようにしてある。
【0023】なお、14は外管1の下端側に設けたゲッ
タ−を示す。
【0024】このように構成された高圧ナトリウムラン
プは、図示しないソケットに装着後、電源スイッチをオ
ンして、例えば半周期毎に高圧パルスが重畳された始動
パルスを発光管3a,3bへ供給すれば、発光管3a,
3bの一方が均等な確率(50%の確率)で始動し、点
灯していく。
【0025】このとき、点灯している発光管に対して、
点灯していない発光管は交差して配置されているから、
点灯してない発光管の影は小さい。しかも、支持棒8は
発光管間の中央に同発光管に対して交差して配置されて
いるから、支持棒8の影も小さい。
【0026】したがって、点灯中における影の発生を減
少することができる。
【0027】よって、影を原因とした高圧ナトリウムラ
ンプの効率低下を抑制することができ、ランプ性能を向
上を図ることができる。
【0028】図2はこの発明の第2の実施例を示す。
【0029】本実施例は、発光管3a,3bの両側方
に、できるだけ影を発生させずに支持棒8a,8bを配
置するようにしたものである。
【0030】すなわち、封着支持線9a,9bには、そ
れぞれ上方へ延びる一対の並行な支持棒8a,8bを接
続する。支持棒8a,8bの上部側は、バルブ支持プレ
−ト11a,11bの両側を貫通していて、各バルブ支
持プレ−ト11a,11bを固定している。支持棒8
a,8bのうち、バルブ支持プレ−ト11a,11b間
を通る棒部分は、図2(A)で示す正面図、および同図
(B)で示す側面図で示されるように、相互が交差して
X字形となるように配置されている。なお、8cおよび
8dは交差した部分を示している。
【0031】これら支持棒8a,8bで囲まれるバルブ
支持プレ−ト11a,11b間には、クロスした発光管
3a,3bが、支持棒8a,8bの並行な側X、クロス
側Yのうち、並行な側Xにクロスした側αを向け、クロ
ス側Yに並行な側βを向けて、配置してある。この状態
で発光管3a,3bの導電構体5がバルブ支持プレ−ト
11a,11bに固定されている。そして、導電構体5
の上下毎に接続してある接続線12a,12bが、それ
ぞれバルブ支持プレ−ト11a,11bに接続され、各
発光管3a,3bに電圧を印加できるようにしてある。
【0032】このようにすると、各支持棒8a,8b
は、発光管3a,3bのクロスした側αを遮らない上、
発光管3a,3の並行な側βでも、重なり部分が少ない
ために、支持棒8a,8bはできるだけ影にならないよ
うになる。
【0033】それ故、支持棒8は影も小さく、先の第1
の実施例と同様、点灯中における影の発生を減少するこ
とができる。
【0034】但し、第2の実施例において、第1の実施
例と同じ部分には同一符号を付してその説明を省略し
た。
【0035】なお、この発明を高圧ナトリウムランプに
適用したが、むろんこれに以外の高圧放電灯に適用して
もよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように請求項1および請求
項2に記載の発明によれば、点灯中における影の発生を
減少することができ、影の発生を原因とした放電灯の効
率低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、この発明の第1の実施例の高圧ナト
リウムランプを示す正面図。(B)は、側面図。
【図2】(A)は、この発明の第2の実施例の高圧ナト
リウムランプを示す正面図。(B)は、側面図。
【符号の説明】
1…外管 3a,3b…発光管 7
…ステム 8…支持棒 8a,8b…支持棒 11a,11b
…バルブ支持プレ−ト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステムを有してなる外管と、 この外管内の径方向中央に設けられた、前記ステムに支
    持されて、当該外管の軸方向に沿って延びる支持棒と、 この支持棒の両端側に取着された、並行な一対の支持プ
    レ−トと、 前記支持棒の両側に前記支持プレ−トに支持されてこの
    支持棒とそれぞれが交差するように互いにクロスして配
    置した一対の発光管と を具備したことを特徴とする高圧放電灯。
  2. 【請求項2】 ステムを有してなる外管と、 この外管内の両端側に設けた、並行な一対の支持プレ−
    トと、 前記ステムに支持されて前記支持プレ−ト間の両側に延
    び、かつ支持プレ−ト間では相互にクロスする一対の並
    行な支持棒と、 これら支持棒の間に当該支持棒の並行な側にクロスした
    側を向けて配置された、前記支持プレ−トで支持してな
    る一対のクロスした発光管とを具備したことを特徴とす
    る高圧放電灯。
JP24238392A 1992-09-10 1992-09-10 高圧放電灯 Pending JPH0696743A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24238392A JPH0696743A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 高圧放電灯

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JP24238392A JPH0696743A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 高圧放電灯

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JPH0696743A true JPH0696743A (ja) 1994-04-08

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ID=17088351

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24238392A Pending JPH0696743A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 高圧放電灯

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JP (1) JPH0696743A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7948548B2 (en) 2004-04-19 2011-05-24 Ipg Electronics 504 Limited Digital imaging device with inclination sensor
JP2012048925A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Iwasaki Electric Co Ltd ランプ

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