JPH0930586A - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

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Publication number
JPH0930586A
JPH0930586A JP18154595A JP18154595A JPH0930586A JP H0930586 A JPH0930586 A JP H0930586A JP 18154595 A JP18154595 A JP 18154595A JP 18154595 A JP18154595 A JP 18154595A JP H0930586 A JPH0930586 A JP H0930586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
rib
storage case
bottom plate
ribs
Prior art date
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Pending
Application number
JP18154595A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Tojo
武彦 東城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
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Publication of JPH0930586A publication Critical patent/JPH0930586A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バリ発生が少なく、生産性に優れると共に金
型の寿命を長くすることができる、収納ケースを提供す
ること。 【解決手段】 底面板11上の後端に後面板12を設け
て形成された収納本体部10と、該収納本体部10の上
記底面板11上に形成された、上面板21、前面板22
及び側面板23を有する開閉蓋部20とからなり、収納
本体部10と開閉蓋部20とは、後面板12の上縁部1
2aと上面板21の後縁部21aとがヒンジ部30とし
て連結されおり、底面板11上の左右両側に側方リブ1
3が設けられており、該底面板11上の前方部に前方リ
ブ14が設けられており、該底面板11に底面受けリブ
15が形成されており、該後面板12における外側方リ
ブ13の外方に後面受けリブ16が形成されており、上
記後面受けリブ16は、上記底面板11側が幅広のテー
パー状になされている、収納ケース。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納ケースに関
し、更に詳細には、DAT,8mmテープ、VTR、デ
ータカートリッジ等のテープカセットの収納に適し且つ
生産性に優れたテープカセット収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】テープ
カセットなどを収容するケースとしては、収納本体部と
開閉蓋部とが、ヒンジ部を介して一体に成形された樹脂
製のケースが広く用いられている。
【0003】従来のケースの構造について図1を参照し
て説明すると、従来のケース101は、底面板111上
の後端に後面板112を設けて形成された収納本体部1
10と、該収納本体部110の上記底面板111上に収
納される被収納物を覆蓋するように形成された、上面板
121、前面板122及び一対の側面板123を有する
開閉蓋部120とからなり、上記収納本体部110と上
記開閉蓋部120とは、上記後面板112の上縁部11
2aと上記上面板121の後縁部121aとがヒンジ部
130として連結されて一体成形されており、上記底面
板111上の左右両側に、該底面板111及び上記後面
板112に連接して一対の側方リブ113が設けられて
おり、該底面板111上の前方部において該底面板11
1に連接して前方リブ114が設けられており、該底面
板111における該側方リブ113及び該前方リブ11
4の外方に底面受けリブ115が形成されており、該後
面板112における外側方リブ113の外方に後面受け
リブ116が形成されている。
【0004】そして、上記のケースは、その製造に際し
ては、上記収納本体部110と上記開閉蓋部120とを
図1に示すような状態で、且つ上記底面板111の上
面、上記後面板112の後面及び上記上面板121の上
面(図1のP.L.で示す面)をパーティングラインとし
て、一体に成形されている。
【0005】しかし、従来のケースにおいては、後面受
けリブ116には実質上圧力が掛からず、該後面受け部
においてバリが発生しやすく、生産性が悪いという問題
があった。また、バリの発生が多いことから、金型が摩
耗しやすく、金型の寿命が短くなるという問題があっ
た。
【0006】従って、本発明の目的は、バリ発生が少な
く、生産性に優れると共に金型の寿命を長くすることが
できる、収納ケースを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の問題
を解決すべく鋭意検討した結果、少なくとも後面板の一
部にテーパーを付けることにより、上記目的を達成し得
ることを知見した。
【0008】本発明は、上記知見に基づいてなされたも
ので、底面板上の後端に後面板を設けて形成された収納
本体部と、該収納本体部の上記底面板上に収納される被
収納物を覆蓋するように形成された、上面板、前面板及
び一対の側面板を有する開閉蓋部とからなり、上記収納
本体部と上記開閉蓋部とは、上記後面板の上縁部と上記
上面板の後縁部とがヒンジ部として連結されて一体成形
されている収納ケースにおいて、上記後面板は、その少
なくとも一部における上記底面板側が、幅広のテーパー
状になされていることを特徴とする収納ケースを提供す
るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の収
納ケースについて更に具体的に説明する。
【0010】図2は、本発明の収納ケースを示す斜視図
であり、図3は、図2に示す収納ケースの要部を示す拡
大側面図であり、図4は、図2に示す収納ケースの開閉
蓋部を閉じた状態を示す斜視図である。
【0011】図2に示す本発明の収納ケース1は、底面
板11上の後端に後面板12を設けて形成された収納本
体部10と、該収納本体部10の上記底面板11上に収
納される被収納物を覆蓋するように形成された、上面板
21、前面板22及び一対の側面板23を有する開閉蓋
部20とからなり、上記収納本体部10と上記開閉蓋部
20とは、上記後面板12の上縁部12aと上記上面板
21の後縁部21aとがヒンジ部30として連結されて
一体成形されている。
【0012】更に詳述すると、上記収納ケース1は、上
記底面板11上の左右両側に、該底面板11及び上記後
面板12に連接して一対の側方リブ13が設けられてお
り、該底面板11上の前方部において該底面板11に連
接して前方リブ14が設けられており、該底面板11に
おける該側方リブ13及び該前方リブ14の外方に底面
受けリブ15が形成されており、該後面板12における
外側方リブ13の外方に後面受けリブ16が形成されて
いる。
【0013】また、上記後面板12と上記前面板22及
び一対の上記側面板23は、それぞれ長方形状であり、
それぞれの幅がほぼ同じになるようになされている。ま
た、上記側方リブ13、13は、その長手方向に前方部
13a、中央部13b及び後方部13cに区分されてお
り、該後方部13cから該前方部13aにかけて順に高
さが低くなるように形成されている。また、上記前方リ
ブ14は、上記側方リブ13の前方部13aと同じ高さ
に形成されている。
【0014】また、上記前面板22には、上記前方リブ
14に対応する段差22aが設けられており、上記開閉
蓋部20を閉じたときには、該段差22aが上記前方リ
ブ14に当接するようになされている。また、上記ヒン
ジ部30は、テーパー形状になされた上記上縁部12a
及び上記後縁部21aとが、その縁端において連結され
て形成されており、これにより、上記開閉蓋部20及び
上記収納本体部10とが一体になされている。さらに、
一対の上記側面板23、23には、それぞれ、嵌合凸部
24が設けられており、また、上記側方リブ13、13
には、それぞれ、該嵌合凸部24に対応する嵌合凹部1
7が設けられいる。
【0015】また、本発明の収納ケースを構成する材料
としては、通常、テープカセットの収納ケースなどに用
いられている樹脂成分であれば特に制限なく用いること
ができるが、ヒンジを構成するのに適しているとされる
ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)が好ま
しく用いられる。
【0016】而して、本形態の収納ケース1において
は、図3に示すように、上記後面受けリブ16は、上記
底面板11側が幅広のテーパー状になされている。
【0017】上記後面受けリブの上記底面板に対する角
度θ(図3参照)は、91〜105゜であるのが好まし
い。該角度が、91゜未満であると、圧力がかかりにく
く所望の効果が得られず、105゜を超えると、ヒケが
発生するなどして外観を損ねる場合があるので好ましく
ない。
【0018】また、上記側面板23の後面側の縁部23
aも、底面側の縁部23bに対して、上記角度θをもっ
て、テーパー状になされている。このように、上記側面
板23もテーパー状になされているのが、開閉性能や、
閉蓋時の安定性等の点から好ましい。
【0019】本形態の収納ケースにより収納される上記
被収納物としては、DAT、8mmテープ、VTR、デ
ータカトリッジなどのテープカセットが好適である。本
形態の収納ケースによれば、上記後面受けリブが上述の
ごときテーパー形状になされているので、通常のパーテ
ィングライン(図1参照)をもって該収納ケースの成形
・製造を行った場合でも、上記後面受けリブ16に容易
に圧力が掛かり、該後面受けリブ16においてバリが発
生することが少ない。また、本形態の収納ケース1を使
用するには、上記底面板11上における、上記後面板1
2、上記側方リブ13、13及び上記前方リブ14で囲
まれた部位に被収納物(テープカセット)を載置し、上
記開閉蓋部20を図2の矢印方向に向けて閉じ、図4に
示すように上記嵌合凸部24、24と上記嵌合凹部1
7、17とをそれぞれ嵌合させて被収納物を収納するこ
とができ、該被収納物を取り出すときには、図4に示す
矢印方向に上記前面板22を押しながら上記開閉蓋部2
0を上方に開くことにより被収納物を取り出すことがで
きる。
【0020】なお、本発明の収納ケースは、上述の形態
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能である。例えば、上述の形態は、テ
ープカセットを収納するものを例示して説明したが、他
の被収納物(例えば、磁気ディスク、CD−ROM等)
を収納するケースとして適宜設計変更することは可能で
ある。また、上述の形態においては、後面板の後面受け
リブをテーパー状となしたものについて説明したが、少
なくとも該後面板の一部がテーパー状となしてあれば、
該後面板の全体又は後面受けリブ以外の部分をテーパー
状となしていてもよく、このような構成としても所望の
効果を得ることが可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明の収納ケースは、成型時において
バリ発生が少なく、生産性に優れると共に金型の寿命を
長くすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来の収納ケースを示す側面図であ
る。
【図2】図2は、本発明の収納ケースを示す斜視図であ
る。
【図3】図3は、図2に示す収納ケースの要部を示す拡
大側面図である。
【図4】図4は、図2に示す収納ケースの開閉蓋部を閉
じた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 収納ケース 10 収納本体部 11 底面板 12 後面板 12a 上縁部 13 側方リブ 14 前方リブ 15 底面受けリブ 16 後面受けリブ 20 開閉蓋部 21 上面板 21a 後縁部 22 前面板 23 側面板 30 ヒンジ部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】そして、上記のケースは、その製造に際し
ては、上記収納本体部110と上記開閉蓋部120とを
図1に示すような状態で、且つ上記底面板111の上
面、上記後面板112の面及び上記上面板121の上
面(図1のP.L.で示す面)をパーティングラインとし
て、一体に成形されている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面板上の後端に後面板を設けて形成さ
    れた収納本体部と、該収納本体部の上記底面板上に収納
    される被収納物を覆蓋するように形成された、上面板、
    前面板及び一対の側面板を有する開閉蓋部とからなり、 上記収納本体部と上記開閉蓋部とは、上記後面板の上縁
    部と上記上面板の後縁部とがヒンジ部として連結されて
    一体成形されている収納ケースにおいて、 上記後面板は、その少なくとも一部において、上記底面
    板側が、幅広のテーパー状になされていることを特徴と
    する収納ケース。
  2. 【請求項2】 上記収納ケースは、上記底面板上の左右
    両側に、該底面板及び上記後面板に連接して一対の側方
    リブが設けられており、該底面板上の前方部において該
    底面板に連接して前方リブが設けられており、該底面板
    における該側方リブ及び該前方リブの外方に底面受けリ
    ブが形成されており、該後面板における外側方リブの外
    方に後面受けリブが形成されており、 上記後面板は、上記後面受けリブにおける上記底面板側
    が、幅広のテーパー状になされていることを特徴とする
    収納ケース。
  3. 【請求項3】 上記後面受けリブの上記底面板に対する
    角度θが、91〜105゜であることを特徴とする請求
    項1記載の収納ケース。
JP18154595A 1995-07-18 1995-07-18 収納ケース Pending JPH0930586A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18154595A JPH0930586A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 収納ケース

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Family

ID=16102663

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JP18154595A Pending JPH0930586A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 収納ケース

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JP (1) JPH0930586A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019156418A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 王子ホールディングス株式会社 パッケージ及びシート材

Cited By (1)

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