JPH0528699A - カセツトハーフ - Google Patents

カセツトハーフ

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JPH0528699A
JPH0528699A JP3176933A JP17693391A JPH0528699A JP H0528699 A JPH0528699 A JP H0528699A JP 3176933 A JP3176933 A JP 3176933A JP 17693391 A JP17693391 A JP 17693391A JP H0528699 A JPH0528699 A JP H0528699A
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JP
Japan
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cassette half
thin
cassette
side wall
color spot
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JP3176933A
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JP2906746B2 (ja
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Yoshihiro Horikawa
義広 堀川
Mitsuhiro Obara
光博 小原
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Mitsubishi Materials Corp
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Mitsubishi Materials Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオテープレコーダ(VTR)用カセット
ケースのカセットハーフにおいて、色斑の発生を防止し
ながら薄肉化を図ることを可能にする。 【構成】 上カセットハーフ2は基板部11の外面を略
全体的に平坦面19にし、基板部11の内面はダイレク
トゲート痕跡部7対応位置から前,後方へ向けて次第に
薄くなる傾斜面20,21とにより段差をつけて薄肉部
22を形成し、さらに側壁の補強リブ17両側部に肉ぬ
すみ凹部25が形成する。傾斜面により樹脂流動抵抗が
小さいため基板部外面に色斑が発生することが防止さ
れ、平坦面19、肉ぬすみ凹部25と相俟って薄肉化さ
れる。 【効果】 樹脂流動抵抗による色斑が無く薄肉化された
ものになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(VTR)用カセットケースのカセットハーフに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、主にVHS方式のテープカセッ
トでは、図3に示すようにカセットケース1はプラスチ
ック製の上カセットハーフ2と下カセットハーフ3とを
突合せて一体に結合して構成されており、内部にテープ
4が巻装されている一対のリール5を収納している。こ
のテープ4は一方のリール5からハーフカセットの前面
側に導かれて他方のリール5に巻き取られるようになっ
ている。またカセットケース1には不使用時にハーフカ
セットの前面側に導かれたテープ5を保護する前蓋6が
開閉自在に装着されている。7はダイレクトゲート痕跡
部である。
【0003】この種のカセットケースにおいては、薄肉
化、軽量化を図る傾向にあり、使用樹脂量を削減して経
済性を図るようにしている。そして、従来のカセットハ
ーフにおいては、カセットハーフの薄肉化を可能にする
ためカセットハーフの内面に格子状等の種々の形状の凹
凸部を複数形成しているがダイレクトゲート痕跡部7の
位置から注入された樹脂の流れが前記凹凸部の薄肉部分
によって急激に妨げられ、この薄肉部分による樹脂流動
抵抗が色斑部8となって表われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のビデオテープレ
コーダ(VTR)用カセットケースのカセットハーフ
は、以上の様にして薄肉化を可能にするためカセットハ
ーフの内面に格子状等の種々の形状の凹凸部を複数形成
しているため、ダイレクトゲート痕跡部7の位置から注
入された樹脂の流れが前記凹凸部の薄肉部分によって妨
げられ、この薄肉部分による樹脂流動抵抗がカセットハ
ーフの外面に色斑部8となって表われ外観を損ない商品
価値を低下するという問題があり、またこの色斑部8を
目隠するためにカセットハーフの外面に筋模様9等を形
成した場合にはそれだけ使用樹脂量が多くなる上、外観
意匠性も制約されるという問題点があった。
【0005】本発明は前記従来の問題点を解決して色斑
の発生を防止しながら薄肉化を図ることを可能にしたカ
セットハーフを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のカセットハーフは、カセットハーフの内面に
薄肉部形成用の段差を複数設け、この段差の少なくとも
一部を傾斜面により形成するように構成したものであ
る。
【0007】また本発明のカセットハーフは、カセット
ハーフの側壁内面に補強リブを形成し、この補強リブ側
部の側壁内面に薄肉部形成用の肉ぬすみ凹部を形成する
ように構成したものである。
【0008】
【作用】前記構成により、カセットハーフの内面に設け
られた薄肉部形成用の段差によりカセットハーフの薄肉
化が図られ、、この段差を形成する傾斜面により樹脂流
動抵抗が小さくなり色斑の発生が防止される。また薄肉
部形成用の肉ぬすみ凹部により側壁の薄肉化も図られ、
カセットハーフは全体的に薄肉になる。
【0009】
【実施例】本発明の装置の実施例を添付図面を参照して
説明する。なお図3と同一部分には同一符号を付し同一
箇所の詳細な説明は省略するとともに、下カセットハー
フの基本的構成は上カセットハーフと略同一のためその
説明は省略する。
【0010】図1および図2は上カセットハーフ2を示
し、これは基板部11と左右側壁部12と背面壁部13
と前面壁部14とを有し、円弧状案内壁部15内にリー
ル収納スペースを形成している。また、上カセットハー
フ2の内周縁部には位置決めピン挿入部や螺子止部など
から構成する複数の結合部16が形成されているととも
に、左右側壁部12と背面壁部13との内面には複数の
補強リブ17が内方に向かって突出形成されている。ま
た前面壁部14にはテープ挿入用開口部18が形成され
ている。
【0011】前記上カセットハーフ2は基板部11の外
面が略全体的にしぼ加工等が施された平坦面19に形成
され、基板部11の内面はダイレクトゲート痕跡部7対
応位置から前方へ向けて次第に薄くなる傾斜面20と、
ダイレクトゲート痕跡部7対応位置から後方へ向けて次
第に薄くなる傾斜面21とにより段差をつけて薄肉部2
2を形成し、さらに基板部11の内面後方には周側部を
傾斜面23により形成した格子状突起24により薄肉部
22を形成している。さらに前記補強リブ17の両側部
は薄肉部形成用の肉ぬすみ凹部25が側壁厚み方向に形
成されている。次に、前記構成についてその作用を説明
する。
【0012】先ず図1および図2に示すように、カセッ
トハーフの基板部11の内面はダイレクトゲート痕跡部
7対応位置から前方へ向けて次第に薄くなる傾斜面20
と、ダイレクトゲート痕跡部7対応位置から後方へ向け
て次第に薄くなる傾斜面21とにより段差をつけて薄肉
部22を形成しているため、ダイレクトゲート痕跡部7
の位置から注入された樹脂の流れが円滑になり樹脂流動
抵抗が小さいため基板部11の外面に色斑が発生するこ
とが防止され、良好な外観意匠性を保ちながら薄肉化、
軽量化を図り、樹脂使用量の削減により経済性も向上す
る。またカセットハーフは基板部11の外面が略全体的
に平坦面19に形成されているため、その内,外面の双
方に段差を形成するものに比べ薄肉化が可能になり樹脂
使用量も少くなる。さらにまた補強リブ17の両側部に
は肉ぬすみ凹部25が側壁厚み方向に形成されているた
め、側壁12も肉ぬすみ凹部25により薄肉化され、し
かも肉ぬすみ凹部25によって補強リブ17成形時に側
壁12の外面に発生するひけを防止することができる。
【0013】以上のように上記実施例によればカセット
ハーフの内面に薄肉部22形成用の段差を複数設け、こ
の段差の少なくとも一部を傾斜面20,21,23によ
り形成するように構成したことにより基板部11の外面
に色斑が発生することが防止され、良好な外観意匠性を
保ちながら薄肉化、軽量化を図り、樹脂使用量の削減に
より経済性も向上する。さらにカセットハーフの基板部
11の外面を略全体的に平坦面19に形成し、また補強
リブ17側部の側壁内面に薄肉部22形成用の肉ぬすみ
凹部25を形成するように構成することにより、カセッ
トハーフを全対的に薄肉化、軽量化することができる。
なお本発明は上記実施例に限定されるものではなく本発
明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能であ
る。例えば傾斜面の角度は色斑の発生を防止できる範囲
で適宜選定すればよく、また肉ぬすみ凹部の長さ寸法は
適宜選定すればよい。
【0014】
【発明の効果】本発明は、カセットハーフの内面に薄肉
部形成用の段差を複数設け、この段差の少なくとも一部
を傾斜面により形成することにより色斑の発生を防止し
ながら薄肉化を図ることを可能にすることができる。ま
た本発明はカセットハーフの側壁内面に補強リブを形成
し、この補強リブ側部の側壁内面に薄肉部形成用の肉ぬ
すみ凹部を形成するように構成したことにより側壁の薄
肉化も可能となり、カセットハーフを有効に薄肉化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカセットハーフの斜視
図である。
【図2】図1のAーA線断面図である。
【図3】従来のテープカセットの斜視図である。
【符号の説明】
1 カセットケース 2,3 カセットハーフ 17 補強リブ 20,21,23 傾斜面 22 薄肉部 25 肉ぬすみ凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオテープレコーダ用カセットケース
    のカセットハーフにおいて、カセットハーフの内面に薄
    肉部形成用の段差を複数設け、この段差の少なくとも一
    部を傾斜面により形成するように構成したことを特徴と
    するカセットハーフ。
  2. 【請求項2】 カセットハーフの側壁内面に補強リブを
    形成し、この補強リブ側部の側壁内面に薄肉部形成用の
    肉ぬすみ凹部を形成するように構成したことを特徴とす
    る請求項1記載のカセットハーフ。
JP3176933A 1991-07-17 1991-07-17 カセットハーフ Expired - Lifetime JP2906746B2 (ja)

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JPH0528699A true JPH0528699A (ja) 1993-02-05
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ID=16022282

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999036915A1 (en) * 1998-01-20 1999-07-22 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic tape cassette
US8299980B2 (en) 2007-08-22 2012-10-30 Pioneer Corporation Image display device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999036915A1 (en) * 1998-01-20 1999-07-22 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic tape cassette
US8299980B2 (en) 2007-08-22 2012-10-30 Pioneer Corporation Image display device

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