JPH09305859A - カップ式自動販売機の制御装置 - Google Patents

カップ式自動販売機の制御装置

Info

Publication number
JPH09305859A
JPH09305859A JP14668996A JP14668996A JPH09305859A JP H09305859 A JPH09305859 A JP H09305859A JP 14668996 A JP14668996 A JP 14668996A JP 14668996 A JP14668996 A JP 14668996A JP H09305859 A JPH09305859 A JP H09305859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
storage tank
extraction
sales
vending machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14668996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Tsunoda
和雄 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP14668996A priority Critical patent/JPH09305859A/ja
Publication of JPH09305859A publication Critical patent/JPH09305859A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 販売集中時間帯でも客を長時間待たせるよう
なことなく、しかも、可能な限り抽出に十分な時間をと
って良い味にできるようにする。 【解決手段】 抽出装置4で抽出した飲料を貯蔵槽12
に貯蔵し、該貯蔵槽12から飲料を販売するカップ式自
動販売機において、販売予測値及び貯蔵槽12内の残量
に基づいて次の抽出の抽出時間を変化させる。その際、
貯蔵槽12内の残量が0になると予測される時点までに
抽出を終了させる範囲で最大限十分な時間をかけて抽出
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、挽き豆等から抽出
して、コーヒー等のレギュラー飲料を販売するカップ式
自動販売機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レギュラーコーヒーを販売するカ
ップ式自動販売機は、コインが投入され、商品選択ボタ
ンが押されてからカップ1杯分ずつ抽出して販売するよ
うにしていた。
【0003】図7は、抽出装置の概略図である。図7に
おいて、4は抽出装置、8はフィルター、9は貯留槽、
11は供給弁、Aはコーヒー粉末供給口、Bは湯供給
口、Cは空気供給管、Dは蒸らし中のコーヒー粉であ
る。まず、抽出装置4の中へコーヒー粉末供給口Aと湯
供給口Bから豆を挽いて作ったコーヒー粉末と湯とを所
定量供給した後、空気供給管Cから空気を吹き込んで撹
拌させながら、所定時間(30秒程度)蒸らす。その
後、抽出装置4を密閉状態にして空気で加圧した状態に
して供給弁11を開くと、それがカップに注入されて販
売される。
【0004】そのようにしてレギュラーコーヒーの販売
が可能になった。しかし、そのようなカップ1杯分ずつ
抽出して販売するような方式では、1回の販売における
待ち時間が数十秒になってしまい、客が集中した場合に
は対応できなくなっていた。また、カップ1杯分ずつ抽
出して販売する場合は、蒸らし時間を含む抽出時間を数
十秒以上に長くはできず、良い味を出すことができなか
った。
【0005】そこで、特開平6-325260号公報に示される
自動販売機では、抽出を3分程度の長い時間かけて行っ
て、その数杯分を貯蔵槽に貯蔵しておき、販売時はその
貯蔵槽から排出させて販売するようにしている。そのよ
うにすれば、客が集中しても対応でき、しかも良い味の
コーヒーを販売することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の技術では、貯蔵槽の貯蔵量が十分に残っている
時は問題ないが、販売集中時間帯中に貯蔵槽が空になっ
て再び抽出する必要が生じた場合、3分程度というよう
な長い時間をかけて抽出するのでは、客を長時間待たせ
てしまい、結果的に販売機会を減らしてしまうという問
題点があった。
【0007】本発明は、そのような問題点を解決し、飲
料の味を良くすることに留意しながら、販売集中時間帯
でも客を長時間待たせないようにすることを課題とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、抽出装置で抽出した飲料を貯蔵槽に貯
蔵し、該貯蔵槽から飲料を販売するカップ式自動販売機
の制御装置であって、前記貯蔵槽内の残量に基づいて次
の抽出の抽出時間を変化させることとした。また、販売
予測値に基づいて抽出量を決定することとした。さら
に、前記貯蔵槽内の残量が0になると予測される時間に
基づいて抽出時間を決定することとした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、カップ式自動販売
機の概略構成図である。図1において、8はフィルタ
ー、9は貯留槽、18は添加ガイドである。なお、コー
ヒー豆容器1,2には互いに種類の異なる豆を入れてい
る。
【0010】コーヒー豆容器1(または2)から取り出
した所定量のコーヒー豆をミル3で挽き、抽出装置4の
フィルター8の上に落とす。その状態で湯供給弁6を開
いて、湯タンク5から湯を注入し、抽出装置4の中で撹
拌しながら蒸らした後、コーヒーを抽出する。それをカ
ップ20に供給する場合は、供給弁11を開いてウィッ
パ19に入れ、さらに、必要に応じて砂糖容器17やク
リーム容器16から砂糖やクリームをウィッパ19に加
えて撹拌してから、カップ20に供給する。
【0011】一方、抽出したコーヒーを貯蔵槽に送る場
合は、貯蔵弁10を開いて、貯蔵槽12に送り出す。貯
蔵槽12に貯蔵したコーヒーは、供給弁14を開いてウ
ィッパ19に送る。また、貯蔵槽12に貯蔵してから一
定時間経過した場合は、廃棄弁15を開いて、古くなっ
たコーヒーを廃棄容器21に廃棄する。圧力センサ13
は、貯蔵槽12の底部の圧力を検知して、貯蔵槽12内
のコーヒー残量を検知する。
【0012】なお、抽出装置4は、1度にカップ複数杯
分抽出できる能力をもっており、貯蔵槽12に貯蔵する
場合は、抽出能力を最大限活用して貯蔵効率を上げるこ
とができる。一方、抽出したコーヒーを直接カップ20
に供給する場合等には、1杯分ずつ抽出することもでき
る。
【0013】また、図示しないが、自動販売機は、販売
予測手段を具えている。該販売予測手段は、過去の販売
データに基づいて、次の日の何時にどの種類のコーヒー
が何杯売れるかを予測する。
【0014】図2は、カップ式自動販売機の制御装置の
ブロック図である。主制御装置22は、CPU(図示せ
ず)、ROM,RAMよりなるメモリ23、及び時計回
路24を有していて、販売制御装置26,硬貨処理装置
27等の端末制御装置を統括して制御する。メモリ23
は、過去一定期間の販売状況を示す販売データを保持し
ており、その販売データに基づいて算出したその日の販
売予測値及び予測されるその日の販売集中時間帯データ
を保持している。それら、販売予測値及び販売集中時間
帯データは、主制御装置22内で算出される。
【0015】図3は、予測値算出処理のフローチャート
である。この処理は、毎日、所定の時刻、例えば、午前
0時に実行される。 ステップ1…時計回路24が0時0分を示しているか否
かを判別する。 ステップ2…メモリ23に保持されている販売データの
内、1週間前の日のデータの先頭にポインタを移動させ
る。
【0016】ステップ3…ポインタが指す日が平日であ
ったか否かを判別する。 ステップ4…平日であったら、その日の販売杯数を、0
時0分から23時59分まで5分単位で集計して、28
8個のデータを(24時間÷5分)を作成し、それらに
対応して設けられた販売時間帯バッファにそれぞれ加算
する。 ステップ5…ポインタを次の日に移動させる。 ステップ6…ポインタが指す日がこの処理を実行してい
る当日になったか否かを判別し、まだ当日になっていな
ければ、ステップ3に戻して、次の日について同様な処
理を繰り返させる。
【0017】ステップ7…実行日当日になったら、前記
販売時間帯バッファに最近1週間分の販売データが各5
分間ずつの時間帯毎に集計されたことになるので、各時
間帯毎にバッファの値を加算した日数で割って平均値を
算出し、それらを販売予測値としてメモリ23にセット
する。また、それらの販売予測値に基づいて、所定時間
幅(例えば、15分間)の値を加算し、その加算値が基
準値を超えている場合は、その時間帯を販売集中時間帯
としてメモリ23にセットする。
【0018】本発明では、そのようにして求めた販売予
測値及び販売集中時間帯データを使って次のような処理
を行う。図4は、事前抽出処理のフローチャートであ
る。この処理は、5分毎に実行して、常時、貯蔵槽12
に必要量を用意しておくためのものである。
【0019】ステップ1…時計回路24の出力を参照し
て、前回の処理実行後から5分経過したか否かを判別す
る。 ステップ2…5分経過したら、前記販売予測値に基づい
て、次の5分間に販売が予測されるか否かを判別する。 ステップ3…販売が予測されたら、貯蔵槽12に、次の
5分間における販売予測値以上の残量があるか否かを判
別する。その際、貯蔵槽12の残量の検知は、圧力セン
サ13(図1)により行う。
【0020】ステップ4…販売予測値以上の残量がなか
ったら、現在販売集中時間帯であるか否かを判別する。 ステップ5…販売集中時間帯であったら、貯蔵槽12の
残量に応じた時間で不足分を抽出して貯蔵槽12へ貯蔵
する。すなわち、図6に示すように、貯蔵槽12から販
売するのに、1杯当たり約20秒(販売に要する時間約
12秒+コイン投入,商品選択等に要する時間約8秒)
かかるので、貯蔵槽12に、例えば6杯分のコーヒーが
残っている場合、最短120秒で貯蔵槽12が空にな
る。そこで、この場合は、抽出を120秒、あるいは、
それを若干上回る時間で行い、貯蔵槽12が空になる前
に、あるいは、空になった後あまり時間をあけずに抽出
を完了させる。 ステップ6…ステップ4で販売集中時間帯ではなかった
ら、十分な時間をかけて不足分を抽出して貯蔵槽12へ
の貯蔵を行う。
【0021】事前抽出処理では、このように販売予測値
に基づいて抽出を行うことにより、十分に時間をかけて
抽出した飲料を、貯蔵槽に常時必要量用意しておくよう
にしている。
【0022】図5は、販売処理のフローチャートであ
る。この処理は、販売指示があった時に実行される。 ステップ1…主制御装置22内の販売指示手段から販売
指示があったか否かを判別する。 ステップ2…販売指示があったら、現在販売集中時間帯
であるか否かを判別する。 ステップ3…販売集中時間帯であったら、貯蔵槽12に
残量があるか否かを判別する。 ステップ4…残量があれば、図4のものにおけるステッ
プ5と同様にして、貯蔵槽12の残量に応じた時間で不
足分を抽出して貯蔵槽12へ貯蔵しながら、貯蔵槽12
から販売を行う。 ステップ5…ステップ3で貯蔵槽12に残量がなかった
ら、抽出装置4(図1)で1杯分を短時間(従来の通常
抽出時間と同様な、約30秒)で抽出し、抽出終了後
は、供給弁11(図1)を開いて、直接カップ20に注
入して販売する。
【0023】ステップ6…ステップ2で販売集中時間帯
ではなかったら、貯蔵槽12に残量があるか否かを判別
し、残量がなかったら上記ステップ5を実行する。 ステップ7…残量があったら、貯蔵槽12よりコーヒー
を送って販売する。
【0024】販売処理では、このように販売の都度、貯
蔵層12の残量をチェックし、残量の有無及び、その時
が販売集中時間帯であるか否かによって、可能な限り十
分な時間をかけて抽出し、貯蔵槽12への貯蔵を行いな
がら販売を行うようにしている。
【0025】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のカップ式自動
販売機の制御装置によれば、貯蔵槽内の残量に基づいて
次の抽出の抽出時間を変化させるようにしたので、飲料
の味を良くすることに留意しながら、販売集中時間帯で
も客を長時間待たせるようなことがなくなる。
【0026】また、販売予測値に基づいて抽出量を決定
するようにすれば、貯蔵槽内に常に最適な量の飲料を用
意しておくことができる。さらに、前記貯蔵槽内の残量
が0になると予測される時間に基づいて抽出時間を決定
するようにすれば、販売集中時間帯においても客を待た
せることがなくなり、しかも、1杯ずつ短時間で抽出し
ながら販売する従来のものに比べて、味の良いものを販
売することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 カップ式自動販売機の概略構成図
【図2】 カップ式自動販売機の制御装置のブロック図
【図3】 予測値算出処理のフローチャート
【図4】 事前抽出処理のフローチャート
【図5】 販売処理のフローチャート
【図6】 販売時の抽出時間説明図
【図7】 抽出装置の概略図
【符号の説明】
1,2 コーヒー豆容器 3 ミル 4 抽出装置 5 湯タンク 8 フィルター 9 貯留槽 12 貯蔵槽 13 圧力センサ 16 クリーム容器 17 砂糖容器 18 添加ガイド 19 ウイッパ 20 カップ 21 廃棄容器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抽出装置で抽出した飲料を貯蔵槽に貯蔵
    し、該貯蔵槽から飲料を販売するカップ式自動販売機の
    制御装置であって、前記貯蔵槽内の残量に基づいて次の
    抽出の抽出時間を変化させることを特徴とするカップ式
    自動販売機の制御装置。
  2. 【請求項2】 販売予測値に基づいて抽出量を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載のカップ式自動販売機の
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記貯蔵槽内の残量が0になると予測さ
    れる時間に基づいて抽出時間を決定することを特徴とす
    る請求項1または2記載のカップ式自動販売機の制御装
    置。
JP14668996A 1996-05-16 1996-05-16 カップ式自動販売機の制御装置 Pending JPH09305859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14668996A JPH09305859A (ja) 1996-05-16 1996-05-16 カップ式自動販売機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14668996A JPH09305859A (ja) 1996-05-16 1996-05-16 カップ式自動販売機の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09305859A true JPH09305859A (ja) 1997-11-28

Family

ID=15413355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14668996A Pending JPH09305859A (ja) 1996-05-16 1996-05-16 カップ式自動販売機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09305859A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW316304B (ja)
JP3450515B2 (ja) 自動販売機
JPH09305859A (ja) カップ式自動販売機の制御装置
JPH0594577A (ja) 自動販売機
JP3575133B2 (ja) カップ式自動販売機
JP3906492B2 (ja) カップ式自動販売機の制御装置
JPH0785363A (ja) カップ式飲料自動販売機
JPH0962931A (ja) 飲料自動販売機
JPS63304395A (ja) カップ式自動販売機の焙煎装置
JPH05135274A (ja) 抽出濾過式飲料自動販売機
JPH0586589B2 (ja)
KR950015038B1 (ko) 자동판매기 및 제어방법
EP1416448B1 (en) Method for supplying a menu of products from one or more vending machines, and vending machines using said method
JP2518041B2 (ja) カップ式コ―ヒ―自動販売機
JPH06325260A (ja) 抽出濾過式飲料自動販売機
JPH0668791B2 (ja) 自動販売装置
JPH0652435A (ja) 飲料自動販売機
JP2011253457A (ja) 自動販売機
JP3138183B2 (ja) 飲料供給装置
JP5564970B2 (ja) カップ式自動販売機
JPH08106574A (ja) 飲料自動販売機
JPH09198554A (ja) 自動販売機
JPH0991530A (ja) 溜め置き式自動販売機の販売制御装置
KR940005831B1 (ko) 자동판매기의 원료 품절 감지방법
JPH1196456A (ja) 飲料供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061010