JPH0668791B2 - 自動販売装置 - Google Patents

自動販売装置

Info

Publication number
JPH0668791B2
JPH0668791B2 JP3568485A JP3568485A JPH0668791B2 JP H0668791 B2 JPH0668791 B2 JP H0668791B2 JP 3568485 A JP3568485 A JP 3568485A JP 3568485 A JP3568485 A JP 3568485A JP H0668791 B2 JPH0668791 B2 JP H0668791B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
function
coffee
cup
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3568485A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61195485A (ja
Inventor
孝夫 中村
Original Assignee
東芝機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東芝機器株式会社 filed Critical 東芝機器株式会社
Priority to JP3568485A priority Critical patent/JPH0668791B2/ja
Publication of JPS61195485A publication Critical patent/JPS61195485A/ja
Publication of JPH0668791B2 publication Critical patent/JPH0668791B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はコーヒー自動販売装置のように金銭をコイン機
構へ投入して選択スイッチを操作すると、販売口にセッ
トされたカップに選択された飲料液が供給される自動販
売装置に係わり、特に金銭を投入しなくてもカップに選
択された飲料液が供給される無料動作モードを実施でき
る自動販売装置に関する。
[発明の技術的背景] コーヒー,ジュース,コーラ等の自動販売装置のなかに
は缶又は瓶で販売するのではなく、カップ1杯毎に販売
するものがある。通常このような自動販売装置において
は、筺体前面にコイン投入口,途中で購入を取消すとき
等に操作する返却レバー、販売される飲料液の品目を選
択するための複数の選択スイッチ,カップに供給される
飲料液に添加する添加物の増量・減量等を指定するファ
ンクションスイッチ等が配列されている。そして、客は
購入しようとする飲料液の代金以上のコインをコイン投
入口に投入した後、購入する品目の選択スイッチを押せ
ば、所望の飲料液が販売口にセットされたカップに供給
される。また、特開昭58−43092号公報または実開昭58
−90479号公報に示されているように、例えばコーヒー
の自動販売装置のように砂糖,クリーム等の添加物を好
みに応じて標準量から増量又は減量したい場合は、該当
品目の選択スイッチを押す前に、各添加物の増量又は減
量を指定するファンクションスイッチを押せばよい。
また、このような自動販売装置のなかには、企業の職場
等に設置され利用する人が限られている場合とか、装置
を調整する場合等のように、コイン投入口に金銭を投入
しなくても、カップに選択された飲料液が供給される無
料動作モードを備えたものがある(実公昭58−40456号
公報)。このような自動販売機においては、無料動作モ
ードに設定すると、通常の有料動作モード設定時と同様
に、所望金目のファンクションスイッチおよび選択スイ
ッチを押すことによってカップに選択された飲料液が供
給される。
[背景技術の問題点] しかしながら、上記のような無料動作モードを実行でき
る自動販売装置においては次のような問題があった。す
なわち、通常の有料動作モード期間中においては、客が
ファンクションスイッチを押した後、間違ったファンク
ションスイッチを押したことを気付いた場合において
は、ファンクションスイッチの取消しボタンは特別に設
置されていないので、購入自体を取消す返却レバーを操
作して投入金銭を返却口に取出して、再び最初から金銭
投入,ファンクションスイッチ操作を繰返す必要があ
る。
しかし、無料動作モード期間中においては、金銭を投入
する必要がないので、返却レバーの機能も停止されてい
る。したがって、ファンクションスイッチをスイッチ操
作したまま、選択スイッチを操作せずに自動販売装置の
位置を所用等にて離れてしまった場合、ファンクション
スイッチのスイッチ操作状態は内部記憶部に設定された
ままである。したがって、次の客が選択スイッチを押し
た場合、自分の選択でない添加物の増量又は減量が自動
的に実行される不都合が生じる虞れがある。
なお、通常の有料動作モードの場合、客は金銭を投入し
た後にファンクションスイッチを操作するので、購入を
中止したとき返却レバーを操作しないで自動販売装置の
位置を離れることはまず考えられない。
[発明の目的] 本発明はこのような事情に基づいてなされたものであ
り、その目的とするところは、ファンクションスイッチ
が操作されてから選択スイッチが操作されるまでの時間
が一定以上になるとファンクションスイッチのスイッチ
操作を無効とすることによって、新たな客に対するファ
ンクションスイッチの誤設定を防止でき、信頼性を向上
できる自動販売装置を提供することにある。
[発明の概要] 本発明は、販売される飲料液の品目を選択する選択スイ
ッチのスイッチ操作前になされたファンクションスイッ
チのスイッチ操作に応動してカップに供給される飲料液
における添加物の増量・減量を実施する自動販売装置に
おいて、コイン機構への所定金額投入なしにファンクシ
ョンスイッチおよび選択スイッチのスイッチ操作のみに
てカップに選択された飲料液を供給する無料動作モード
設定期間中においてファンクションスイッチ操作時刻か
らの経過時間を計時する計時手段を設け、この計時手段
が予め定められた猶予時間を計時する前に選択スイッチ
のスイッチ操作が実行されなかったときファンクション
スイッチの前期スイッチ操作を無効とするようにしたも
のである。
[発明の実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は実施例の自動販売装置をコーヒーの自動販売装
置に適用した場合の外観図である。すなわち、図中1は
販売物品を宣伝する看板、2は販売可能状態を表示する
販売中表示ランプ、3は動作中のプロセスを表示するプ
ロセス表示ランプ、4は釣銭切れの状態を表示する釣銭
切れ表示ランプ、5は投入金額を表示するディジタル表
示器、6はコイン機構へのコイン投入口、7は投入金銭
の返却レバーである。8はカフェオレ、砂糖・クリーム
入りのインスタントコーヒー、アメリカンコーヒー、レ
ギュラーAコーヒー、レギュラーBコーヒー、レギュラ
ーCコーヒー、スペシャルコーヒー、砂糖入りのインス
タントコーヒー、アメリカンコーヒー、レギュラーAコ
ーヒー、レギュラーBコーヒー、レギュラーCコーヒ
ー、スペシャルコーヒー、ココアの計14品を選択するた
めの選択スイッチ群、9は必要に応じて湯増量、湯減
量、砂糖増量、砂糖減量、砂糖無し、クリーム増量、ク
リーム減量を指定する7個のファンクションスイッチ
群、10は金銭返却口、11はカップがセットされる販売口
である。
第2図は筺体内に収納されている各部の構成を概略的に
示す図で、12は水道口に接続される給水口継手、13はウ
ォターストレーナ、14は水フィルタ、15は給水電磁弁、
16はシスタンク、17は湯沸しタンクである。水道口から
水を前記ウォターストレーナ13、水フィルタ14、給水電
磁弁15、シスタンク16を順次介して前記湯沸しタンク17
の下部に供給している。前記シスタンク16にはフロート
18と水位スイッチ19が設けられ、常に一定量の水位を保
って前記湯沸しタンク17の水位を一定に保持している。
前記湯沸しタンク17内には上ヒータ20及び下ヒータ21が
設けられている。また、湯沸しタンク17の中央部外壁に
は、インスタントコーヒー用の給湯電磁弁22、ココア用
の給湯電磁弁23、レギュラーコーヒー用の給湯電磁弁2
4、第1の温度センサー25が設けられている。また、湯
沸しタンク17の天部にはリミッタ26、蒸気抜きパイプ27
が設けられ、この蒸気抜きパイプ27の途中に第2の温度
センサー28、温度ヒューズ29が設けられている。さら
に、湯沸しタンク17の下部外壁にはリミッタ30、第3の
温度センサー31が設けられ、上部外壁には第4の温度セ
ンサー32が設けられている。
前記レギュラーコーヒー用給湯電磁弁24は湯沸しタンク
17内の湯を計量タンク33に供給している。この計量タン
ク33内にはフロート34が収納されており、計量タンク33
内の湯はプロコンポンプ35の動作によって逆止弁36を介
してコーヒー抽出機構を構成するシリンダ37内へ供給さ
れる構成になっている。シリンダ37内には上下動作する
ピストン38が設けられ、前記プロコンポンプ35によって
供給される湯がこのピストン38内を通ってシリンダ37内
に供給される。
39、40、41はそれぞれコーヒー原料供給機構を構成する
レギュラーAコーヒー用キャニスタ、レギュラーBコー
ヒー用キャニスタ、レギュラーCコーヒー用キャニスタ
である。また、42はインスタントコーヒー用キャニス
タ、43はクリーム用キャニスタ、44は砂糖用キャニス
タ、45はココア用キャニスタである。これ等各キャニス
タ39〜45内には原料放出用モータが収納され、そのモー
タの動作によって各原料が放出されるようになってい
る。このときの原料の放出量はモータの動作時間に略比
例している。前記各レギュラーコーヒー用のキャニスタ
39〜41から放出されるコーヒー原料は前記ピストン38が
上昇したときシュータ(図示せず)を介してシリンダ37
内におけるピストン38とフィルタ46との間に供給される
ようになっている。前記フィルタ46は供給ロール47側か
らシリンダ37の下部を通って巻き取りロール48側に巻き
取られるようになっている。
前記シリンダ37の下部に位置したフィルタ46を介して得
られるコーヒーをパイプ49を介してミキシングボウル50
内に供給している。前記インスタントコーヒー用キャニ
スタ42、クリーム用キャニスタ43、砂糖用キャニスタ44
から放出される原料はシュータ51を介して前記ミキシン
グボウル50に直接供給されるようになっている。また、
このミキシングボウル50には前記インスタントコーヒー
用給湯電磁弁22及びパイプ52を介して前記湯沸しタンク
17の湯が供給されるようになっている。前記ミキシング
ボウル50において砂糖やクリームが混合されたコーヒー
は前記販売口11にセットされたカップ53に供給されるよ
うになっている。
前記ココアア用キャニスタ45から放出されるココア原料
はブレンダファネル54に供給される。また、このブレン
ダファネル54には前記ココア用給湯電磁弁23及びパイプ
55を介して湯沸しタンク17の湯が供給されるようになっ
ている。前記ブレンダファネル54内のココア原料と湯と
の混合液はブレンダハウジング56においてモータ57によ
り撹拌され前記カップ53に供給されるようになってい
る。
前記販売口11の下方には排水バケツ58が設置され、販売
口11に漏れた液をためるようにしている。排水バケツ58
にたまった液量を排液スイッチ59で検知している。前記
巻き取りロール48の下方にはコーヒーかすを入れるバケ
ツ60が設置されている。前記プロコンポンプ35の出口に
は第5の温度センサー61が設けられ、また前記逆止弁36
を取付けた近傍には第6の温度センサー62が設けられて
いる。
第3図は回路構成を示し、商用交流電源に接続されるプ
ラグ71に漏電遮断器72を接続し、その漏電遮断器72に前
記リミッタ26及び上ヒータ20を直列に介して第1のソリ
ッドステートリレー73の出力端子を接続するとともにリ
ミッタ30及び下ヒータ21を直列に介して第2のソリッド
ステートリレー74の出力端子を接続している。また前記
漏電遮断器72に電源スイッチ75を介して制御回路76を接
続するとともに前記給水電磁弁15、水位スイッチ19及び
排液スイッチ59の直列回路を接続している。
前記制御回路76には前記選択スイッチ群8、ファンクシ
ョンスイッチ群9、選択スイッチ群8の各スイッチに対
応してその各スイッチ内に組込まれた複数の表示ランプ
77、ファンクションスイッチ群9の各スイッチに対応し
てその各スイッチ内に組込まれた複数の表示ランプ78、
前記販売中表示ランプ2、プロセス表示ランプ3が接続
されている。また、制御回路76には断水検知スイッチ、
ペーパー送り検知スイッチ、ポンプフロート検知スイッ
チ、カップ切れ検知スイッチ、ドアスイッチなどの各種
検知スイッチ79が接続されるとともに、前記各温度セン
サー25、28、31、32、61、62が接続されている。また、
制御回路76には前記プロコンポンプ35、各給湯電磁弁2
2、23、24、モータ57及びインスタントコーヒー原料放
出用モータ80、ココア原料放出用モータ81、レギュラー
Aコーヒー原料放出用モータ82、レギュラーBコーヒー
原料放出用モータ83、レギュラーCコーヒー原料放出用
モータ84、クリーム原料放出用モータ85、砂糖原料放出
用モータ86等が接続されるとともに、コイン機構87が接
続されている。また、制御回路76には前記ソリッドステ
ートリレー73、74の入力端子が接続されるとともにスタ
ートスイッチ88及びリセットスイッチ89が接続されてい
る。さらに、制御回路76にはテンキー及び入力キー、消
去キー、動作キーなどのファンクションスイッチを有す
るキーボード90、コード表示器91、データ表示器92、カ
セットインターフェース93、各種カウンタ94が接続され
ている。前記スタートスイッチ88、リセットスイッチ8
9、キーボード90、コード表示器91、データ表示器92は
後述するRAMにコードやデータおよび無料動作モード等
を設定する場合に使用されるものである。また、カセッ
トインターフェース93はカセットテープを接続する端子
で、ここにカセットテープを接続することによってプロ
グラムの入出力やデータの出力が可能となる。また、各
種カウンタ94は各品目毎の販売数をカウントしたり、総
販売数をカウントするのに使用される。
前記制御回路76は第4図に示すようにCPU(中央処理装
置)101、ROM(リード・オンリー・メモリ)102、RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)103、クロック発振器1
04、インターフェース回路105及び安定化電源106等で構
成され、前記CPU101にROM102、RAM103及びインターフェ
ース回路105をバスラインを介して接続している。前記C
PU101は前記クロック発振器104からのクロックをタイミ
ングベースにして各部を制御している。なお、前記安定
化電源106は商用交流電源107からの交流電源を直流電源
に安定化して各部に供給している。前記インターフェー
ス回路105には前記コイン機構87、前記各モータ57、80
〜86などの各種モータ108、前記各電磁弁15、22〜24な
どの各種電磁弁109、前記ソリッドステートリレー73、7
4、前記各ランプ2、3、77、78などの各種表示ランプ1
10、前記選択スイッチ群8、前記ファンクションスイッ
チ群9、前記各種検知スイッチ79、前記各温度センサー
25、28、31、32、61、62の各種温度センサー111等が接
続されている。
前記RAM103内には第5図に示すように各販売品目毎のデ
ータを記憶するデータメモリ112,スイッチ操作されたフ
ァンクションスイッチ9のコード(指定コード)を一時
格納するファンクション信号メモリ113,選択スイッチ8
にて選択された飲料液の品目コードを一時記憶する選択
信号メモリ114,ファンクションスイッチ9のスイッチ操
作時刻からの経過時間Tをカウントするタイマカウンタ
115,前記キーボード90のキー入力操作にて無料動作モー
ドが設定されたことを示す無料フラグを格納するフラグ
領域116等が形成されている。
また、前記データメモリ112内には販売される飲料液の
各品目毎の1回で放出される原料の標準量,クリームの
標準量,湯の標準量等のデータを記憶する標準量メモリ
117,ファンクションスイッチ9がスイッチ操作された場
合の砂糖,クリーム等の増量および原料を各品目コード
毎に記憶するファンクション指定量メモリ118,各品目毎
にコード化された料金を記憶する料金メモリ119等が形
成されている。
なお、前記標準量メモリ117およびファンクション指定
量メモリ118に記憶された各原料,砂糖,クリームの各
標準量および各増加量,減量量はそれぞれ減量,砂糖,
クリームを収納する各キャニスタ39〜45の各原料放出用
モータ80〜86の駆動時間でもって記憶されている。
前記CPU101は前記ROM102のプログラムデータに基づいて
第6図に示す処理を行なうようにしている。すなわち、
販売中表示ランプ2を点灯している状態でP1にてコイン
投入口6からコイン機構87に所定金額のコインが投入さ
れると、P2にてRAM103のフラグ領域116の無料フラグの
状態を調べる。1に設定されていた場合はこの自動販売
装置は無料動作モード設定期間中であるので、投入され
たコインを金銭返却口10から返却する。0に解除されて
いた場合は通常の有料動作モード中であるのでP3にてフ
ァンクションスイッチ9のスイッチ操作が有れば、操作
されたファンクションスイッチ9の種類を示すコードを
ファンクション信号メモリ113へ格納する。その後、P4
にて選択スイッチ8の操作を待って、選択された飲料液
の品目コードを一旦選択信号メモリ114へ格納する。し
かる後、選択信号メモリ114から読出した品目コードで
データメモリ112の料金メモリ119を検索して釣銭の有る
場合は釣銭を金銭返却口10へ送出する。次にP5にてファ
ンクション信号メモリ113および選択信号メモリ114から
読出した指定コードおよび品目コードでもって、データ
メモリ112の標準量メモリ117およびファンクション指定
量メモリ118から該当する品目の原料,砂糖,クリーム
等の標準量、および各添加物の増量量,減量量を読み出
し実際に供給する各量を求めて各キャニスタの各原料放
出用モータおよび各給湯電磁弁を駆動する。すると、販
売口11にカップ53がセットされ、このカップ53に選択さ
れた飲料液が供給される。
P1にてコインがコイン投入口6に投入されずに、P6にて
ファンクションスイッチ9が操作されると、操作された
ファンクションスイッチ9のコードをファンクション信
号メモリ113へ格納すると共に、タイマカウンタ115の経
過時間を表わすカウント値Tを0に設定する。次にP7に
て選択スイッチ8のスイッチ操作があったか否かを調
べ、スイッチ操作が無ければクロック発振器104からの
0.1秒間隔の割込み信号の入力を待ってタイマカウンタ1
15のカウント値Tを1だけ増加する。そして、P8にて増
加後のカウント値Tが猶予時間である15秒、すなわち、
150に達していないことを確認すると、P7へ戻り選択ス
イッチ8のスイッチ操作の有無を調べる。そして、P7に
て選択スイッチ8のスイッチ操作があると、選択された
飲料液の品目コードを選択信号メモリ114へ格納する。
そして、P9にてフラグ領域116の無料フラグが1に設定
されていることを確認の後、P5へ進み、データメモリ11
2の内容に基づき選択された飲料液をカップ53へ供給す
る。
なお、選択スイッチ8がスイッチ操作されないうちにP8
にてカウント値Tが150に達してしまった場合は、客が
選択スイッチ8を操作せずに自動販売装置の位置を離れ
たと判断してファンクション信号メモリ113の記憶内容
をクリアする。
このように構成された自動販売装置であれば、予め筺体
内部に設けられたキーボード90におけるキー入力操作に
てRAM103のフラグ領域116の無料フラグを1に設定する
と、この自動販売装置は無料動作モードになる。この無
料動作モード期間中に必要に応じてファンクションスイ
ッチ9で砂糖,クリーム等の添加物の増量,減量を設定
した後、所望の飲料液を選択スイッチ8で選択すると、
所望の飲料液が販売口11のカップ53に供給される。
また、ファンクションスイッチ9をスイッチ操作したま
まこの自動販売装置の位置を離れると、15秒経過後にフ
ァンクションスイッチ9によるスイッチ操作があったこ
とが解消される。たがって、後から他の客が選択スイッ
チ8をスイッチ操作した場合に、先の客がファクション
スイッチ9にて指定した添加物の増量,減量等が実施さ
れることはない。
また、間違ったファンクションスイッチ9を操作した場
合は15秒経過後に正しいファンクションスイッチ9をス
イッチ操作することにより、ファンクションスイッチの
訂正を実行することが可能である。
第7図は本発明の他の実施例に係わる自動販売装置のRA
Mのデータメモリにおける料金メモリの設定内容を示す
図であり、その他は前述した実施例と同じである。
の実施例においては、料金メモリ120内に選択スイッチ
8にて選択される各飲料液の品目コード401,402,403〜4
08に対応して各料金が同じくコードで記憶されている。
たとえばコード[5]は100円を示し、コード[6]は1
50円を示す。また、コード[7]はこの飲料液は無料で
あることを示す。この実施例においてはレギュラーコー
ヒー以外は無料に設定されている。なお、この料金コー
ドの設定は前述のキーボード90におけるキー入力操作に
て実行される。
第8図は同実施例のCPU101の動作を示す流れ図であり、
P9にてコイン投入口6へコインが投入されると、通常の
有料動作モード期間中であると判断して、ファンクショ
ンスイッチ9のスイッチ操作のメモリ処理,選択スイッ
チ8のメモリ処理および料金処理を実施した後、P10に
て前述のデータメモリ112の内容に基づき選択された飲
料液をカップ53へ供給する。
P9にてコインが投入されずに、ファンクションスイッチ
操作および選択スイッチ操作が実行されると、とりあえ
ずそれぞれのメモリ処理を実行した後、P11にてフラグ
領域116の無料フラグが1に設定されていることを確認
する。確認が終了すると、第7図の料金メモリ120の品
目コードを順次検索していき、料金コードが無料を示す
[7]の品目コードが見つかると、P12にてこの品目コ
ードが選択信号メモリ114に格納された品目コードであ
れば、P10へ進み。データメモリ112から読出された該当
品目コードの各データに基づき選択された飲料液をカッ
プ53へ供給する。
なお、第8図の流れ図には図示していないが、無料動作
モード設定期間中は第6図の流れ図と同様に、ファンク
ションスイッチ9がスイッチ操作されてから15秒以内に
選択スイッチ8がスイッチ操作されなかった場合、この
スイッチ操作はクリアされる。
このように構成された自動販売装置であれば前述の実施
例とほぼ同じ効果を得るとができると共に、無料にする
飲料液の種類を自由に選択設定できる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。実施例においてはコーヒーの自動販売装置について
説明したが、ジュース等の自動販売装置であってもよ
い。この場合カップに投入される氷の量の増減等がファ
ンクションスイッチにて指定される。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、ファンクションス
イッチが操作されてから選択スイッチが操作されるまで
の時間が一定以上になるとファンクションスイッチのス
イッチ操作を無効としている。したがって、新たな客に
対するファンクションスイッチの誤設定を防止でき、装
置全体の信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の一実施例に係わる自動販売
装置を示すものであり、第1図は外観図、第2図は内部
構成を示す概略図、第3図は回路構成図、第4図は第3
図における制御回路の要部構成を示すブロック図、第5
図はRAMの主なメモリ構成を示す図、第6図は動作を示
す流れ図であり、第7図および第8図は他の実施例を示
すものであり、第7図は記憶部のメモリを示す図、第8
図は動作を示す流れ図である。 6……コイン投入口、8……選択スイッチ、9……ファ
ンクションスイッチ、11……販売口、17……湯沸しタン
ク、20……上ヒータ、21……下ヒータ、22……インスタ
ントコーヒー用給湯電磁弁、24……レギュラーコーヒー
用給湯電磁弁、35……プロコンポンプ、37……シリン
ダ、38……ピストン、39、40、41……レギュラーコーヒ
ー用キャニスタ、46……フィルタ、53……カップ、76…
…制御回路、82、83、84……レギュラーコーヒー原料放
出用モータ、87……コイン機構、90……キーボード、10
1……CPU(中央処理装置)、102……ROM(リード・オン
リー・メモリ)、103……RAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)、112……データメモリ、113……ファンクション
信号メモリ、114……選択信号メモリ、115……タイマカ
ウンタ、116……フラグ領域、117……標準量メモリ、11
8……ファンクション指定量メモリ、119,120……料金メ
モリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイン機構への所定金額の投入操作および
    販売される飲料液の品目を選択する選択スイッチのスイ
    ッチ操作によって選択された飲料液を販売口にセットさ
    れたカップに供給すると共に、前記選択スイッチのスイ
    ッチ操作前になされたファンクションスイッチのスイッ
    チ操作に応動して前記カップに供給される飲料液の添加
    物の増量・減量を実施する自動販売装置において、前記
    コイン機構への所定金額投入なしに前記ファンクション
    スイッチおよび選択スイッチのスイッチ操作のみにて前
    記カップに選択された飲料液を供給する無料動作モード
    を設定する設定手段と、この無料動作モード設定期間中
    前記ファンクションスイッチ操作時刻からの経過時間を
    計時する計時手段と、この計時手段が予め定められた猶
    予時間を計時する前に前記選択スイッチのスイッチ操作
    が実行されなかったとき前記ファンクションスイッチの
    前記スイッチ操作を無効とする手段とを備えたことを特
    徴とする自動販売装置。
JP3568485A 1985-02-25 1985-02-25 自動販売装置 Expired - Fee Related JPH0668791B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3568485A JPH0668791B2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25 自動販売装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3568485A JPH0668791B2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25 自動販売装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61195485A JPS61195485A (ja) 1986-08-29
JPH0668791B2 true JPH0668791B2 (ja) 1994-08-31

Family

ID=12448716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3568485A Expired - Fee Related JPH0668791B2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25 自動販売装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0668791B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6099097B2 (ja) * 2013-10-30 2017-03-22 株式会社アペックス 災害対応機能を備えたカップ式飲料自動販売機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61195485A (ja) 1986-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04227213A (ja) コーヒー製造装置及び作動方法
US8126589B1 (en) Method and apparatus for a beverage and container vending machine
RU2133984C1 (ru) Автоматическое моющее устройство и способ автоматического мытья (варианты) для автоматического торгового аппарата
JPH0668791B2 (ja) 自動販売装置
US2980224A (en) Coin actuated operating mechanism for vending machines
US2813965A (en) Beverage preparing and dispensing apparatus
JPH0632125B2 (ja) 自動販売装置
JPS61193294A (ja) 自動販売装置
JP3965958B2 (ja) カップ式自動販売機
JPS61195486A (ja) 自動販売装置
JP3906492B2 (ja) カップ式自動販売機の制御装置
JPS61193293A (ja) 飲料液放出装置
JP3575133B2 (ja) カップ式自動販売機
JP7119725B2 (ja) 飲料供給装置
JP3221264B2 (ja) 給湯装置
JP2004259068A (ja) カップ式自動販売機
JPH0481233B2 (ja)
JP2874144B2 (ja) カップ式自動販売機の販売制御装置
JPS6077294A (ja) 自動販売機
JP3931508B2 (ja) カップ式自動販売機
JP2001167347A (ja) カップ式自動販売機
JPS6220052Y2 (ja)
JPS61198394A (ja) 自動販売装置
JPH0785363A (ja) カップ式飲料自動販売機
KR940005831B1 (ko) 자동판매기의 원료 품절 감지방법

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees