JPH09305684A - フォーム管理方法及びこの方法を実行する情報処理システム - Google Patents

フォーム管理方法及びこの方法を実行する情報処理システム

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JPH09305684A
JPH09305684A JP8123396A JP12339696A JPH09305684A JP H09305684 A JPH09305684 A JP H09305684A JP 8123396 A JP8123396 A JP 8123396A JP 12339696 A JP12339696 A JP 12339696A JP H09305684 A JPH09305684 A JP H09305684A
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Application number
JP8123396A
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English (en)
Inventor
Toshiki Okiyama
俊樹 沖山
Koji Hashimoto
光司 橋本
Tadashi Sasaki
匡史 佐々木
Satoshi Kojima
智 小嶋
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォームにより指示等の入力が可能な情報処
理システムにおいて、フォームが変更等された後に旧版
フォームが入力された場合の処理のための方法を提供す
る。 【解決手段】 データベース14には各フォームの情報
を記述したフォームオブジェクト140、フォームに対
応するプログラムを含む実行モジュール142が登録さ
れる。フォームの変更時等には、関係する実行モジュー
ル142及び対応するフォームのIDがフォームオブジ
ェクトから抽出され、旧フォーム関係情報として蓄積さ
れる。そして、変更等の後、この旧フォーム関係情報に
基づいて、各旧版フォームを新版取出モジュール142
aを対応づけるフォームオブジェクト140が生成され
る。旧版フォーム200が入力されると、フォームオブ
ジェクトに基づき新版取出モジュール142aが起動さ
れ、このモジュール142aが旧版フォームに対応する
実行モジュール142を検索し、新版フォームを生成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォームと呼ぶ入
力媒体によって指示や情報の入力を行うことができる情
報処理システムに関し、特に旧版フォームの使用に対す
る対処のための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、フォームと呼ぶ入力媒体を
用いて指示や情報を入力することができる情報処理シス
テムを提案している。
【0003】フォームは、例えば紙などに印刷され、ユ
ーザに配布される。ユーザは、このフォームに書込みな
どを行って情報処理システムに入力することにより、情
報処理システムに対する入力を行う。情報処理システム
は、フォームの各種類ごとに、フォームが入力されたと
きの処理内容を記述したソフトウエアモジュール(以
下、実行モジュールと呼ぶ)のデータベースを有してお
り、フォームが入力されると、対応する実行モジュール
を呼び出して処理を行う。
【0004】図9は、フォームの一例を示した図であ
る。図9において、フォーム100は、当該フォームに
固有な識別情報であるフォームID102を有してい
る。この例では、フォームID102はバーコードで表
現されている。フォーム名104は、ユーザがフォーム
の種類を把握するために表示されている。さらに、フォ
ーム100は、ユーザが指示や情報を記入するためのチ
ェックボックス106や書込ボックス108を有してい
る。
【0005】図9のフォーム100は、文書データベー
ス等において各文書に付したキーワードを管理するため
に用いるフォームである。例えば、書込ボックス108
にユーザが手書き等によりキーワードを書き込み、「登
録する」のチェックボックス106をチェックして情報
処理システムに入力することにより、新規のキーワード
をキーワードリストに登録することができる。また、キ
ーワードリストエリア110には、そのフォーム100
が配布された時点での最新のキーワードの一覧リストが
示されており、それら各キーワードのチェックボックス
106をチェックして情報処理システムに入力すれば、
例えば、そのキーワードを有する文書名の一覧を得るこ
とができる。なお、図9のフォームは、あくまで一例で
あり、このほかにも様々な種類のフォームが提供されて
いる。
【0006】図10は、フォームを用いる情報処理シス
テムの構成を示すブロック図であり、図11は、その情
報処理システムのフォーム処理の流れを示したフローチ
ャートである。
【0007】フォーム入力部10は、例えばイメージス
キャナ等の、ユーザが記入したフォームを取り込むため
の装置である。フォーム入力部10からフォームが入力
される(S100)と、フォームID認識部12は、ま
ず入力されたフォームのフォームIDの領域を画像認識
して当該入力フォームのフォームIDを求める(S10
2)。そして、フォームID認識部12は、データベー
ス14を検索して、そのフォームIDが登録されている
か否かを調べ(S104)、登録されている場合には、
そのフォームIDを用いて前記入力フォームに対応する
実行モジュールを検索して呼び出してフォーム実行部1
6に与える。フォーム実行部16は、実行モジュールに
記述された処理を実行する(S106)。この処理が新
たなフォームの生成処理を含む場合(例えば、キーワー
ドを指定したフォームを入力して、そのキーワードを有
する文書名のリストを含んだフォームを得る処理)など
には、その新たなフォームが出力部18から出力される
(S108)。なお、S104にて、フォームIDがデ
ータベース14に登録されていなかった場合には、フォ
ーム実行部16は、使用不可能なフォームである旨のメ
ッセージなどを含んだエラーレポートを生成し、出力部
18から出力する(S110)。
【0008】図12を用いて、データベース14の内容
及びフォームID認識部12による実行モジュールの呼
び出しについてさらに詳しく説明する。
【0009】図12において、データベース14には、
フォームオブジェクト140と実行モジュール142が
登録されている。実行モジュール142は、フォームの
形態(外観)の情報やフォームに対する処理内容を示す
プログラムなどを含む。例えば、実行モジュール142
は、チェックボックス106の位置情報や、各チェック
ボックス106へのチェックの有無を認識するプログラ
ム、チェックの有無に対応した処理を行うプログラムな
どを含む。各実行モジュール142には、識別情報とし
て実行モジュール名が付されている。
【0010】また、フォームオブジェクト140は、個
々のフォームについての定義情報を含んだオブジェクト
であり、フォームに付与したフォームIDとそのフォー
ムに対応する実行モジュールの実行モジュール名との対
応情報を含んでいる。フォームオブジェクト140は、
情報処理システムがフォームを出力する際に作成され
る。すなわち、フォームは、実行モジュール142の有
する形態情報等に基づいて作成され出力されるが、この
ときにIDマネージャ(不図示)からフォームIDが付
与され、そのフォームIDと実行モジュールの識別名と
を含むフォームオブジェクト140が作成される。ま
た、フォームオブジェクト140には、前記図9のフォ
ーム例で説明したキーワードなどのような、フォームに
関連するデータを持たせることもできる。本システムで
は、同じ実行モジュールから作成されたフォームであっ
ても、例えば保持するデータが異なるなどの場合には、
別々のフォームとして取り扱い、それぞれ別々のフォー
ムIDを付与する。キーワードのフォームの例で言え
ば、ある時点のキーワードリストを表示したフォーム
と、その後の別の時点でのキーワードリストを表示した
フォームとは、別々のフォームIDを与えて管理する。
そして、フォームオブジェクト140においては、それ
らフォームIDは同じ実行モジュール名に対応づけられ
るので、処理自体は同じ実行モジュールによって行われ
る。
【0011】したがって、フォームID認識部12は、
入力されたフォーム100のフォームID102を持つ
フォームオブジェクト140をデータベース14から検
索し、そのフォームオブジェクト140に示されている
実行モジュール名を読み出し、この実行モジュール名を
持つ実行モジュールをデータベース14から呼び出す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このようなシステムに
おいては、フォームや実行モジュールのバージョンアッ
プ(フォームの外観の変更やこれに伴う処理機能の追加
・変更)などを行う場合がある。バージョンアップなど
により、フォーム上のチェックボックスのレイアウトの
変更や新たな機能を持つチェックボックスの追加などを
行う場合には、フォームの外観情報を有している実行モ
ジュールの書き換えが行われる。このような変更の大規
模なものには、データベース全体のバージョンアップな
どがあり、このような場合にはデータベースの再構築が
行われる。
【0013】このような個々のフォーム、実行モジュー
ルの変更やデータベースの再構築処理を行った場合、こ
れら処理の後のフォーム(以下、新版フォームという)
には、前のフォーム(以下、旧版フォームという)とは
重複しないフォームIDが与えられる。仮に、もし新版
フォームに対して、それに対応する旧版フォームと同一
のフォームIDを与えたとしたら、旧版フォームが入力
された場合にはバージョンアップ後の新版の実行モジュ
ールが起動され、この新版のモジュールは通常旧版フォ
ームのレイアウト情報等を持っていないので旧版フォー
ムの処理を行うことはできない。例えば、図9のフォー
ムを図13に示す外観に変更したとする。この場合、変
更後の実行モジュールは、図13に示すレイアウトのチ
ェックボックスは認識することができるが、旧版である
図9のレイアウトのチェックボックスは認識することが
できない。したがって、このような場合は誤動作が生じ
る可能性がある。このような理由から、新版フォームに
は、旧版フォームとは異なるフォームIDが割り当てら
れる。
【0014】そして、この場合において、システムに旧
版フォームが入力された場合、データベースには当該旧
版フォームに関する情報がないので、図11の処理の流
れからいえば、エラーレポートが出力されることにな
る。したがって、フォームの変更やデータベースの再構
築が行われると、ユーザは、持っているフォームをそれ
以降使用することができなくなり、もしそのフォームよ
るサービスを受けようとするならば、システムの管理者
に連絡を取ってそのフォームの新版を入手する必要があ
り、手間がかかるという問題があった。
【0015】この問題は、例えば、上記変更・再構築処
理の後も、旧版フォームに関する情報(すなわちフォー
ムオブジェクト、実行モジュール)をデータベースから
削除せずに残しておくことにすれば、一応回避すること
はできる。しかしながら、このような方法は、変更・再
構築が度重なるにつれデータベースの規模が累積的に大
きくなってしまうので、ハードウエア的な制限からすれ
ば現実的な解決策とは言えない。また、この方法では、
ユーザは、バージョンアップ等の事実を知って新版フォ
ームを取り寄せない限り、持っている旧版のフォームを
使い続けるので、いつまでたっても新版フォームによる
機能向上の利益を享受することができないという問題も
ある。また、データベース内に実行モジュールの旧版と
新版とが並存すると、それぞれの実行モジュールは基本
的に独立であるので、旧版のフォームにて入力されたデ
ータが新版のフォームに反映されないという問題もあ
る。
【0016】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、データベースの再構築や個々の
フォーム、実行モジュールのバージョンアップを行った
場合において、旧版フォームが使用された場合に対する
合理的な対応方法及びそれを実行するシステムを提供す
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明に係るフォーム管理方法は、少なくとも一
つのソフトウエアモジュールと、各ソフトウエアモジュ
ールのモジュール識別子と各ソフトウエアモジュールに
対応するフォームのフォーム識別子との対応情報と、を
含むデータベースを有し、入力されたフォームからフォ
ーム識別子を抽出し、このフォーム識別子に対応するモ
ジュール識別子を前記対応情報から求め、このモジュー
ル識別子を有するソフトウエアモジュールを前記データ
ベースから呼び出して情報処理を行う情報処理システム
において、前記データベース全体の再構築又は前記デー
タベース内の個々のソフトウエアモジュールの内容変更
を行う場合におけるフォーム管理方法であって、前記再
構築又は内容変更の処理の前に、これら処理の対象とな
る旧版ソフトウエアモジュールのモジュール識別子に対
応するフォーム識別子を前記対応情報から求め、それら
フォーム識別子とモジュール識別子との対応関係を示す
旧フォーム関係情報を生成し、前記再構築又は内容変更
の処理によって前記データベースに登録される新版ソフ
トウエアモジュールには、対応する旧版ソフトウエアモ
ジュールと同一のモジュール識別子を与え、前記再構築
又は内容変更の処理の後に、旧版ソフトウエアモジュー
ルに対応する旧版フォームが入力された場合には、前記
旧フォーム関係情報に基づいてその旧版フォームのフォ
ーム識別子に対応するモジュール識別子を求め、そのモ
ジュール識別子に対応する新版ソフトウエアモジュール
を前記データベースから検索し、検索された新版ソフト
ウエアモジュールに基づき前記旧版フォームに対応する
新版フォームを生成し出力することを特徴とする。
【0018】この構成では、まずデータベースの再構築
又はソフトウエアモジュールの内容変更の前に、再構築
・変更処理の対象となるソフトウエアモジュールとこれ
に対応するフォームとの対応関係、すなわちモジュール
識別子とフォーム識別子との対応関係を示す情報をデー
タベースから抽出し、これを旧フォーム関係情報として
生成する。次に、再構築・変更処理においては、ソフト
ウエアモジュールのモジュール識別子を変更せず、新版
モジュールには旧版モジュールと同一のモジュール識別
子を与える。なお、再構築・変更処理の前/後のソフト
ウエアモジュール又はフォームを、それぞれ旧版/新版
という。そして、再構築・変更処理の後に旧版フォーム
が入力された場合は、前記旧フォーム関係情報に基づい
て当該旧版フォームに対応するモジュール識別子を求め
る。ソフトウエアモジュールは、再構築・変更処理の前
後でモジュール識別子が変わらないので、求められたモ
ジュール識別子を用いれば、入力された旧版フォームに
対応するソフトウエアモジュールの新版を検索すること
ができる。そして、この新版モジュールの持っているフ
ォームのレイアウト情報などから、旧版フォームに対応
する新版フォームを生成し出力する。
【0019】この方法によれば、旧版フォームを入力す
れば自動的に新版フォームが出力されるので、システム
管理者などに連絡を取って新版フォームを取り寄せるな
どの手間を省くことができる。また、この方法では、ユ
ーザは、バージョンアップなどの事実を知らなくても、
通常のフォーム入力作業の一連の流れの中でいつものよ
うにフォームを入力すれば、そのフォームが旧版ならば
自動的に新版を得ることができ、ユーザにとっての負担
は極めて少ない。
【0020】また、本発明の好適な態様では、前記デー
タベースは、入力された旧版フォームに対応する新版フ
ォームを前記旧フォーム関係情報に基づいて生成し出力
する新版取出モジュールを含み、前記再構築又は内容変
更の処理後に、前記旧フォーム関係情報に含まれるフォ
ーム識別子に対して前記新版取出モジュールのモジュー
ル識別子を対応づける対応情報を前記データベースに登
録し、旧版フォームが入力されると前記新版取出モジュ
ールが起動されるようにしたことを特徴とする。
【0021】この構成では、ソフトウエアモジュールの
一種として新版取出モジュールがデータベースに登録さ
れる。新版取出モジュールは、再構築・変更処理の際に
登録してもよいし、その処理の前から登録されていても
よい。そして、再構築・変更処理後の新データベースに
おいて、旧フォーム関係情報に含まれる旧版フォームの
フォーム識別子に対して前記新版取出モジュールのモジ
ュール識別子を対応づける対応情報を登録することによ
り、情報処理システムは、旧版フォームが入力された場
合でも、フォーム識別子の抽出、対応情報からの対応モ
ジュール識別子の検索、ソフトウエアモジュールの呼び
出し、という新版フォームと同じ一連の処理の流れで新
版フォームを出力することができる。すなわち、この構
成によれば、システムが旧版フォームと新版フォームと
を全く区別せずに同じ処理手続きにて取り扱うことがで
きる。
【0022】また、本発明の他の好適な態様として、新
版フォームの出力の際に、同時に当該新版フォームの説
明情報を出力することもできる。この方法によれば、ユ
ーザは、システムに旧版フォームを入力すると、それに
対応する新版フォームとともに、その新版フォームの説
明情報(例えば使用説明書など)を得ることができるの
で、フォームに大幅な変更があった場合などにも、新版
フォームを取得するとすぐにそのフォームが利用でき
る。
【0023】また、本発明に係る情報処理システムは、
少なくとも一つのソフトウエアモジュールと、各ソフト
ウエアモジュールのモジュール識別子と各ソフトウエア
モジュールに対応するフォームのフォーム識別子との対
応情報と、を含むデータベースと、入力されたフォーム
からフォーム識別子を抽出し、このフォーム識別子に対
応するモジュール識別子を前記対応情報から求め、この
モジュール識別子を有するソフトウエアモジュールを前
記データベースから呼び出すフォーム認識手段と、前記
フォーム認識手段が呼び出したソフトウエアモジュール
の処理内容を実行するフォーム処理実行手段と、を有す
る情報処理システムであって、前記データベース全体の
再構築又は前記データベース内の個々のソフトウエアモ
ジュールの内容変更の処理の対象となったソフトウエア
モジュールのモジュール識別子と、このソフトウエアモ
ジュールの旧版に対応する旧版フォームのフォーム識別
子と、の対応関係を示す旧フォーム関係情報を記憶する
旧フォーム関係情報記憶部と、旧版フォームが入力され
た場合、前記旧フォーム関係情報に基づいてその旧版フ
ォームのフォーム識別子に対応するモジュール識別子を
求め、そのモジュール識別子に対応する新版ソフトウエ
アモジュールを前記データベースから検索し、検索され
た新版ソフトウエアモジュールに基づき前記旧版フォー
ムに対応する新版フォームを生成し出力する新版取出モ
ジュールとを有することを特徴とする。
【0024】この構成では、旧版フォームが入力される
と、新版取出モジュールが起動され、この新版取出モジ
ュールが旧フォーム関係情報記憶部の情報を用いて、当
該旧版フォームに対応する新版フォームを生成・出力す
る。この構成によれば、旧版フォームを入力すれば自動
的に新版フォームが出力されるので、システム管理者な
どに連絡を取って新版フォームを取り寄せるなどの手間
を省くことができる。
【0025】また、本発明に係る情報処理システムは、
データベース全体の再構築又は前記データベース内の個
々のソフトウエアモジュールの内容変更の前に、これら
処理の対象となる旧版ソフトウエアモジュールのモジュ
ール識別子に対応するフォーム識別子を対応情報から求
め、それらフォーム識別子とモジュール識別子との対応
関係を示す旧フォーム関係情報を生成する旧フォーム関
係情報生成手段と、前記再構築又は内容変更の処理の後
に旧版ソフトウエアモジュールに対応する旧版フォーム
が入力された場合、前記旧フォーム関係情報に基づいて
その旧版フォームのフォーム識別子に対応するモジュー
ル識別子を求め、そのモジュール識別子に対応する新版
ソフトウエアモジュールを前記データベースから検索
し、検索された新版ソフトウエアモジュールに基づき前
記旧版フォームに対応する新版フォームを生成し出力す
る新版取出モジュールとを有することを特徴とする。
【0026】この構成によれば、旧フォーム関係情報生
成手段により、再構築・変更処理の対象となるソフトウ
エアモジュールとこれに対応するフォームとの対応関係
を示す旧フォーム関係情報がデータベースから抽出さ
れ、旧版フォームが入力された場合は、新版取出モジュ
ールが前記旧フォーム関係情報に基づいて当該旧版フォ
ームに対応するソフトウエアモジュールを特定し、この
ソフトウエアモジュールの情報から、旧版フォームに対
応する新版フォームを生成し出力することができる。
【0027】また、本発明の好適な態様では、前記新版
取出モジュールは前記データベースに登録され、前記情
報処理システムは、さらに、前記再構築又は内容変更の
処理後に、前記旧フォーム関係情報に含まれるフォーム
識別子に対して前記新版取出モジュールのモジュール識
別子を対応づける対応情報を前記データベースに登録す
る対応情報登録手段を有し、旧版フォームが入力される
と、前記フォーム認識手段により前記新版取出モジュー
ルが呼び出され、前記フォーム処理実行手段が前記新版
取出モジュールを実行することにより新版フォームを生
成し出力する。
【0028】この構成によれば、システムは、旧版フォ
ームが入力された場合、新版フォームに対する通常の処
理手順と全く同じ処理手順で、対応する新版フォームを
生成し出力することができる。
【0029】なお、この構成では、新版取出モジュール
は、各フォームに共通なものが1つだけ登録される構成
でもよいし、各フォームごとにそれぞれ専用の新版取出
モジュールが登録される構成でもよい。
【0030】また、本発明に係る旧フォーム関係情報生
成装置は、データベース全体の再構築又は前記データベ
ース内の個々のソフトウエアモジュールの内容変更の対
象となるソフトウエアモジュールのモジュール識別子に
対応するフォーム識別子を前記対応情報から求め、それ
らフォーム識別子とモジュール識別子との対応関係を示
す旧フォーム関係情報を生成する。この装置を情報シス
テムのデータベースに接続することにより、データベー
スが持っている対応情報から自動的に旧フォーム関係情
報が作成される。
【0031】また、本発明に係る対応情報登録装置は、
旧フォーム関係情報を参照し、前記旧フォーム関係情報
に含まれるフォーム識別子に対して新版取出モジュール
のモジュール識別子を対応づける対応情報をデータベー
スに登録する。この装置によれば、情報処理システムの
データベースに対して、各旧版フォームについての対応
情報として、各旧版フォームと新版取出モジュールとを
対応づける対応情報を登録することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るフォーム管理
方法及び情報処理システムの好適な実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0033】図1に、本発明に係る情報処理システムの
全体構成を示す。図1において、図10の構成要素と同
一の符号の構成要素は、それぞれ同一の機能を有するも
のである。すなわち、本実施形態は、図10のシステム
と同様、フォーム入力部10〜出力部18の構成によ
り、図11に示した手順でフォームに対する処理を行う
ことができる。
【0034】図1において、旧フォーム関係情報抽出部
20、記憶部22、対応情報登録部24は、データベー
ス14の再構築又はデータベース14内の個別の実行モ
ジュールの内容変更の際に用いられる構成要素である。
旧フォーム関係情報抽出部20は、再構築・内容変更処
理の前に、データベース14のフォームオブジェクト
(例えば図12参照)を検索して、そのフォームオブジ
ェクトから当該処理の対象となる(すなわちバージョン
アップ等がなされる)実行モジュールの実行モジュール
名とこれに対応するフォームのフォームIDとを抽出
し、このフォームIDと実行モジュール名とを互いに対
応づけて記憶部22に格納する。この処理は、データベ
ース14の再構築の場合にはデータベース14に登録さ
れる全実行モジュールについて、個々の実行モジュール
の個別的な変更の場合には変更される実行モジュールに
ついて、行われる。
【0035】記憶部22は、例えば外付けハードディス
ク装置のような記憶装置である。記憶部22には、旧フ
ォーム関係情報抽出部20によって抽出されたフォーム
ID−実行モジュール名の対応関係が、図4に示すテー
ブルの形式で格納される。このテーブルを旧フォーム関
係情報テーブルと呼ぶ。
【0036】対応情報登録部24は、再構築・変更処理
が終了した後、記憶部22の旧フォーム関係情報テーブ
ルを参照して旧版フォームのためのフォームオブジェク
トを作成し、データベース14に登録するなど、旧版フ
ォームが入力された場合の処理のためのデータをデータ
ベースに登録する。
【0037】なお、旧フォーム関係情報抽出部20及び
対応情報登録部24は、ソフトウエアとして構成するこ
とができる。
【0038】以下、データベース14を再構築する場合
を例にとって説明を行う。図2は、図1のシステムにお
いて、データベース14の再構築を行う際の全体的な処
理手順を示している。すなわち、データベース14を再
構築する際には、まず旧フォーム関係情報抽出部20が
起動され、記憶部22に旧フォーム関係情報テーブルが
作成される(S1)。この後で、データベース14の再
構築処理が行われ、データベース14内の全実行モジュ
ールが、新版の実行モジュールに置換される(S2)。
そして、再構築処理が終わった後で、対応情報登録部2
4が起動され、データベース14内に旧版フォームのた
めのフォームオブジェクトなど、旧版フォームが入力さ
れたときの処理のためのデータが作成される(S3)。
【0039】次に、上記処理の各ステップについてさら
に詳しく説明する。
【0040】まず、図3を用いて、図2のステップS1
の処理の詳しい手順を説明する。前述の図12に示した
データ内容を持つデータベース14を再構築する場合を
例にとると、旧フォーム関係情報抽出部20は、まずS
10では、データベース14の全フォームオブジェクト
140からフォームIDを検索する。そして、S11に
てすべてのフォームIDについて以下のS12及びS1
3の処理が終了したか否かを判定する。終了でない場合
は、S12にて、未処理のフォームIDのうちの一つを
取りあげ、このフォームIDに対応する実行モジュール
名をフォームオブジェクト140の情報から獲得する。
このフォームIDと実行モジュール名との対応関係は、
次のS13にて記憶部22に登録される。以上の処理を
データベース14内の全フォームIDに関して繰り返
す。
【0041】このようにして、データベース14内のフ
ォームオブジェクト140に記述されたすべてのフォー
ムID・実行モジュール名の対応関係が、図4に示すよ
うな旧フォーム関係情報テーブルとして記憶部22に蓄
積される。
【0042】なお、旧フォーム関係情報抽出部20に
て、フォームオブジェクト140から、フォームID・
実行モジュール名の対応関係以外に、フォームの保持す
るデータを抽出する構成とすることもできる。
【0043】旧フォーム関係情報抽出部20の処理が終
了すると、データベース14の再構築が行われる。すな
わち、それまで登録されていた旧版の実行モジュール1
42、フォームオブジェクト140がデータベース14
からクリアされ、用意しておいた実行モジュール、フォ
ームオブジェクトが新たに登録される。この再構築処理
において新たに登録される実行モジュールが、再構築前
にデータベース14にあった旧版実行モジュールの新版
である場合には、その新版実行モジュールには、元の旧
版実行モジュールと同一の実行モジュール名が与えられ
る。
【0044】そして、データベースの再構築が終了する
と、対応情報登録部24が起動される。図5を参照し
て、この対応情報登録部24の処理を説明する。
【0045】対応情報登録部24は、まずS30にて、
新版取出モジュールMをデータベース14に登録する。
新版取出モジュールMは、旧版フォームに対応する新版
フォームを生成し出力する処理を行うための実行モジュ
ールである。新版取出モジュールMの機能については、
後に詳述する。このような新版取出モジュールMが再構
築前のデータベース14に既に登録されている場合もあ
るが、そのような場合には、再構築の際に既存の新版取
出モジュールMをそのまま残しておいてもよいし、再構
築の際に既存の新版取出モジュールMを削除して、S3
0にて改めて登録してもよい。
【0046】対応情報登録部24は、次にS31にて、
記憶部22の旧フォーム関係情報テーブルを読み込む。
そして、S32にて、旧フォーム関係情報テーブルに含
まれるすべてのフォームIDについて、以下のS33,
S34の処理が終了したか否かの判定を行う。終了でな
い場合は、S33にて、未処理のフォームIDのうちの
一つを取り出し、そのフォームIDのためのフォームオ
ブジェクトを作成してデータベース14に登録する。こ
のフォームオブジェクトには、そのフォームIDと、そ
のフォームIDに対応する実行モジュール名として、新
版取出モジュールの実行モジュール名(例えば「モジュ
ールM」)とが記述される。旧フォーム情報関係テーブ
ルに含まれるフォームIDは、再構築前の旧版フォーム
のフォームIDなので、この処理により、旧版フォーム
に対し、実行モジュールとして新版取出モジュールMが
対応づけられることになる。なお、前述の旧フォーム関
係情報抽出部20で、フォームID・実行モジュール名
の対応関係以外に、各フォーム固有のデータを抽出した
場合には、新たにデータベース14に登録するフォーム
オブジェクトにその固有データを記述することもでき
る。
【0047】そして、S34では、S33で処理したフ
ォームIDについて、S31で読み込んだ旧フォーム関
係情報テーブルより、対応する実行モジュール名を求
め、これらフォームIDと実行モジュール名との関係を
データベース14内の旧フォーム関係情報テーブルに格
納する。すなわち、データベース14内の旧フォーム関
係情報テーブルには、記憶部22に保持されていたもの
と同じ情報が登録される。再構築処理では実行モジュー
ル名が変更されないので、このテーブルを参照すれば、
旧版フォームに対応する新版実行モジュールの識別名を
得ることができる。なお、S33とS34の処理の順序
は逆であってもよい。このようなS33及びS34の処
理を、S31で読み込んだ旧フォーム関係情報テーブル
に含まれるすべてのフォームIDについて繰り返す。
【0048】このような処理の結果、データベース14
には、すべての旧版フォームについてフォームオブジェ
クトが作成・登録され、更に旧版フォームと新版実行モ
ジュールとの対応関係が記述された旧フォーム関係情報
テーブルがデータベース14内に構築される。
【0049】このようにしてデータベース再構築のため
の一連の処理が終了すると、データベース14の内容は
図6に示すような構成となる。図6は、図12のデータ
ベースを再構築した例である。図6において、各実行モ
ジュール142は、実行モジュール名は再構築前と同一
であるが、その情報内容はフォームのレイアウト変更や
機能追加などに応じて変更されている。この変更後の各
実行モジュール142に対応する新版フォーム300に
は、旧版フォーム200とは重複しないフォームIDが
付与される。そして、各新版フォーム300と各実行モ
ジュール142とを対応づけるフォームオブジェクト1
40が登録されている。
【0050】そして、データベース14には、モジュー
ルMという識別名を有する新版取出モジュール142a
が登録され、各旧版フォーム200のフォームIDとこ
のモジュールMとを対応づけるフォームオブジェクト1
40が登録されている。また、旧フォーム関係情報テー
ブル144には、図4に示す旧フォーム関係情報が格納
されている。
【0051】次に、データベース再構築処理の後に旧版
フォームが入力された場合の、本実施形態のシステムの
処理について説明する。本システムは、旧版フォーム、
新版フォームのいずれが入力された場合でも、図11に
示した基本的な処理手順に従って処理を行う。新版フォ
ームが入力された場合と旧版フォームが入力された場合
とで異なるのは、新版フォームの場合にはそのフォーム
に対応する実行モジュールが実行されるのに対し、旧版
フォームの場合には新版取出モジュールが実行されると
いう点である。
【0052】すなわち、図1、図6及び図11を参照し
て説明すると、フォームがフォーム入力部10から入力
され(S100)、フォームID認識部12がそのフォ
ームのフォームIDを認識し(S102)、そのフォー
ムIDを含むフォームオブジェクト140を検索し、当
該フォームに対応する実行モジュールを呼び出す(S1
04)ところまでは、新版フォームと旧版フォームは全
く同様に処理される。新版フォームと旧版フォームとで
異なるのは、呼び出される実行モジュールが、新版の実
行モジュール142(モジュールA、モジュールB)な
のか、新版取出モジュール142a(モジュールM)な
のかという点だけである。例えば図6において、新版の
フォームAが入力されるとモジュールAが呼び出される
が、旧版のフォームAが入力されると新版取出モジュー
ルであるモジュールMが呼び出される。すなわち、旧版
のフォームAが入力されると、そのフォームID“00
01”を持つフォームオブジェクト140が検索され、
対応する実行モジュール名として「モジュールM」が得
られ、この「モジュールM」を有する新版取出モジュー
ル142aが呼び出される。
【0053】このようにして呼び出された実行モジュー
ルは、フォーム実行部16で実行される。すなわち、通
常の実行モジュール142も新版取出モジュール142
aも全く同様にフォーム実行部16にて実行される。通
常の実行モジュールの実行については既に説明したの
で、ここでは新版取出モジュールの実行処理について説
明する。図7は、新版取出モジュール142aによって
実行される処理の流れを示している。
【0054】図7に示すように、新版取出モジュール1
42aは、まずS40にて、呼出し元のフォームのフォ
ームIDを受取り、このフォームIDに対応する実行モ
ジュール名を旧フォーム関係情報テーブル144から検
索する。次に、S41にて、この実行モジュール名を有
する実行モジュールを検索する。そして、新版取出モジ
ュール142aは、検索した実行モジュールに含まれる
レイアウト情報を用いて、S42にて新版フォームを生
成する。生成された新版フォームは、S43にて出力部
18から出力される。
【0055】例えば、旧版のフォームA(フォームID
“0001”)が入力された場合には、新版取出モジュ
ール142aは、図4に示す対応関係データを有する旧
フォーム関係情報テーブル144から、そのフォームI
Dに対応する実行モジュール名として「モジュールA」
を獲得し、「モジュールA」を検索する。そして、検索
の結果得られた「モジュールA」の持つレイアウト情報
に基づき、新版のフォームAを生成し、出力する。
【0056】本実施形態によれば、旧版フォームが入力
されると、上記の処理によりその旧版フォームに対応す
る新版フォームが生成され、出力される。従って、ユー
ザは、データベースの再構築などがあったことを知らな
くても、通常のフォーム入力作業の一連の流れの中でい
つものようにフォームを入力すれば、そのフォームが旧
版ならば自動的にその新版を得ることができる。そし
て、受け取った新版フォームを用いることにより、シス
テムが提供する最新のサービスを享受することが可能と
なる。本実施形態の方式では、旧版フォーム用としてデ
ータベースに登録される実行モジュールが新版取出モジ
ュール1つだけであるので、旧版の実行モジュールをす
べてデータベースに残す方法に比べてデータベースの規
模ははるかに小さくて済む。
【0057】なお、図1に示した構成では、旧フォーム
関係情報抽出部20によりデータベース14から抽出さ
れた旧フォーム関係情報は、外付けハードディスク装置
などの記憶部22に格納されていたが、システム本体の
外部記憶装置(データベース14はここに構築される)
の容量が十分大きい場合には、その外部記憶装置に格納
する構成としてもよい。
【0058】また、上記実施形態において、新版フォー
ムを出力する際に、そのフォームの使用説明書を同時に
出力することにより、ユーザの便宜を図ることもでき
る。通常、実行モジュールはそのフォームの使用説明書
の情報を有しているので、新版取出モジュールにこの使
用説明書情報を読み出して出力する機能を追加すれば、
この方式を実現することができる。
【0059】また、上記実施形態は、データベース全体
を再構築する場合の例であったが、本発明は個々のフォ
ーム・実行モジュールの個別的な内容変更の場合にも適
用可能である。この場合には、データベース内の旧版モ
ジュールを予め用意した新版モジュールに置き換える際
に、旧フォーム関係情報抽出部20が、その新版モジュ
ールの実行モジュール名を読みだし、この実行モジュー
ル名にてデータベース14のフォームオブジェクトを検
索して、対応するフォームIDを獲得し、それら実行モ
ジュール名とフォームIDとの対応関係を旧フォーム関
係情報として記憶部22に格納すればよい。以降の処理
は、データベース全体の再構築の場合と同様である。
【0060】また、上記実施形態では、各フォーム共通
の1つの新版取出モジュールが旧フォーム関係情報テー
ブルを参照することにより、旧版フォームに対応する新
版実行モジュールを検索していたが、このほかにも、例
えば図8に示すように、各実行モジュール142の各々
に、それぞれ専用の新版取出モジュール142bを設け
る構成としてもよい。これを実現するためには、対応情
報登録部24の処理において、まず各実行モジュール1
42にリンクされた専用の新版取出モジュール142b
をそれぞれ登録する。そして、記憶部22の旧フォーム
関係情報テーブルを参照して、各旧版フォームのフォー
ムIDに対応する実行モジュール142を求め、その実
行モジュール142に対応する新版取出モジュール14
2bの実行モジュール名を求め、それらフォームIDと
実行モジュール名との関係を当該旧版フォームのフォー
ムオブジェクト140に記述する。例えば、旧版のフォ
ームAのフォームオブジェクトには、モジュールAにリ
ンクされた新版取出モジュールの実行モジュール名「モ
ジュールMA」が記述される。この方式によれば、旧版
フォーム200が入力されると、それぞれ専用の新版取
出モジュール142bが起動され、その新版取出モジュ
ール142bが、リンク先の実行モジュール142の情
報を読みだして、新版フォームを生成する。
【0061】なお、以上では、実行モジュール名にて各
実行モジュールを識別したが、実行モジュールに付与す
る識別情報は、基本的にどのような形式であってもよ
い。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法又は
システムによれば、ユーザが旧版フォームを入力した場
合、自動的にそれに対応する新版フォームが生成され出
力されるので、ユーザは、フォーム供給者などに連絡を
取るなどの手間なく、最新のフォームを入手することが
できる。そして、本発明の方法又はシステムは、旧版の
実行モジュールをすべてデータベースに残す方法に比べ
てデータベースの規模ははるかに小さくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る情報処理システムの全体構成を
示すブロック図である。
【図2】 データベース再構築処理の全体の流れを示す
図である。
【図3】 旧フォーム関係情報抽出部20の処理動作を
示すフローチャートである。
【図4】 旧フォーム関係情報テーブルの内容を示す図
である。
【図5】 対応情報登録部24の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図6】 対応情報登録部24の処理が完了した後のデ
ータベース14の内容、及び実行モジュールの呼び出し
の手順を示す説明図である。
【図7】 新版取出モジュール実行時の処理動作を示す
フローチャートである。
【図8】 各実行モジュールにそれぞれ専用の新版取出
モジュールを登録する例を示す説明図である。
【図9】 フォームの一例を示す図である。
【図10】 フォームを用いる情報処理システムの基本
構成を示す図である。。
【図11】 図10のシステムによるフォーム処理の流
れを示すフローチャートである。
【図12】 図10のシステムにおけるデータベース1
4の内容及び実行モジュールの呼び出しの流れを示す説
明図である。
【図13】 フォームの変更例を示す図である。
【符号の説明】
10 フォーム入力部、12 フォームID認識部、1
4 データベース、16 フォーム実行部、18 出力
部、20 旧フォーム関係情報抽出部、22記憶部、2
4 対応情報登録部、140 フォームオブジェクト、
142 実行モジュール、142a,142b 新版取
出モジュール、144 旧フォーム関係情報テーブル。
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 匡史 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&Dビジネスパークビル 富 士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 小嶋 智 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&Dビジネスパークビル 富 士ゼロックス株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つのソフトウエアモジュー
    ルと、各ソフトウエアモジュールのモジュール識別子と
    各ソフトウエアモジュールに対応するフォームのフォー
    ム識別子との対応情報と、を含むデータベースを有し、 入力されたフォームからフォーム識別子を抽出し、この
    フォーム識別子に対応するモジュール識別子を前記対応
    情報から求め、このモジュール識別子を有するソフトウ
    エアモジュールを前記データベースから呼び出して情報
    処理を行う情報処理システムにおいて、 前記データベース全体の再構築又は前記データベース内
    の個々のソフトウエアモジュールの内容変更を行う場合
    におけるフォーム管理方法であって、 前記再構築又は内容変更の処理の前に、これら処理の対
    象となる旧版ソフトウエアモジュールのモジュール識別
    子に対応するフォーム識別子を前記対応情報から求め、
    それらフォーム識別子とモジュール識別子との対応関係
    を示す旧フォーム関係情報を生成し、 前記再構築又は内容変更の処理によって前記データベー
    スに登録される新版ソフトウエアモジュールには、対応
    する旧版ソフトウエアモジュールと同一のモジュール識
    別子を与え、 前記再構築又は内容変更の処理の後に、旧版ソフトウエ
    アモジュールに対応する旧版フォームが入力された場合
    には、前記旧フォーム関係情報に基づいてその旧版フォ
    ームのフォーム識別子に対応するモジュール識別子を求
    め、そのモジュール識別子に対応する新版ソフトウエア
    モジュールを前記データベースから検索し、検索された
    新版ソフトウエアモジュールに基づき前記旧版フォーム
    に対応する新版フォームを生成し出力することを特徴と
    するフォーム管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフォーム管理方法におい
    て、 前記データベースは、入力された旧版フォームに対応す
    る新版フォームを前記旧フォーム関係情報に基づいて生
    成し出力する新版取出モジュールを含み、 前記再構築又は内容変更の処理後に、前記旧フォーム関
    係情報に含まれるフォーム識別子に対して前記新版取出
    モジュールのモジュール識別子を対応づける対応情報を
    前記データベースに登録し、 旧版フォームが入力されると前記新版取出モジュールが
    起動されるようにしたことを特徴とするフォーム管理方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のフォーム管理方
    法において、 新版フォームの出力の際に、同時に当該新版フォームの
    説明情報を出力することを特徴とするフォーム管理方
    法。
  4. 【請求項4】 少なくとも一つのソフトウエアモジュー
    ルと、各ソフトウエアモジュールのモジュール識別子と
    各ソフトウエアモジュールに対応するフォームのフォー
    ム識別子との対応情報と、を含むデータベースと、 入力されたフォームからフォーム識別子を抽出し、この
    フォーム識別子に対応するモジュール識別子を前記対応
    情報から求め、このモジュール識別子を有するソフトウ
    エアモジュールを前記データベースから呼び出すフォー
    ム認識手段と、 前記フォーム認識手段が呼び出したソフトウエアモジュ
    ールの処理内容を実行するフォーム処理実行手段と、を
    有する情報処理システムであって、 前記データベース全体の再構築又は前記データベース内
    の個々のソフトウエアモジュールの内容変更の処理の対
    象となったソフトウエアモジュールのモジュール識別子
    と、このソフトウエアモジュールの旧版に対応する旧版
    フォームのフォーム識別子と、の対応関係を示す旧フォ
    ーム関係情報を記憶する旧フォーム関係情報記憶部と、 旧版フォームが入力された場合、前記旧フォーム関係情
    報に基づいてその旧版フォームのフォーム識別子に対応
    するモジュール識別子を求め、そのモジュール識別子に
    対応する新版ソフトウエアモジュールを前記データベー
    スから検索し、検索された新版ソフトウエアモジュール
    に基づき前記旧版フォームに対応する新版フォームを生
    成し出力する新版取出モジュールと、 を有することを特徴とする情報処理システム。
  5. 【請求項5】 少なくとも一つのソフトウエアモジュー
    ルと、各ソフトウエアモジュールのモジュール識別子と
    各ソフトウエアモジュールに対応するフォームのフォー
    ム識別子との対応情報と、を含むデータベースと、 入力されたフォームからフォーム識別子を抽出し、この
    フォーム識別子に対応するモジュール識別子を前記対応
    情報から求め、このモジュール識別子を有するソフトウ
    エアモジュールを前記データベースから呼び出すフォー
    ム認識手段と、 前記フォーム認識手段が呼び出したソフトウエアモジュ
    ールの処理内容を実行するフォーム処理実行手段と、を
    有する情報処理システムであって、 前記データベース全体の再構築又は前記データベース内
    の個々のソフトウエアモジュールの内容変更の前に、こ
    れら処理の対象となる旧版ソフトウエアモジュールのモ
    ジュール識別子に対応するフォーム識別子を前記対応情
    報から求め、それらフォーム識別子とモジュール識別子
    との対応関係を示す旧フォーム関係情報を生成する旧フ
    ォーム関係情報生成手段と、 前記再構築又は内容変更の処理の後に旧版ソフトウエア
    モジュールに対応する旧版フォームが入力された場合、
    前記旧フォーム関係情報に基づいてその旧版フォームの
    フォーム識別子に対応するモジュール識別子を求め、そ
    のモジュール識別子に対応する新版ソフトウエアモジュ
    ールを前記データベースから検索し、検索された新版ソ
    フトウエアモジュールに基づき前記旧版フォームに対応
    する新版フォームを生成し出力する新版取出モジュール
    と、 を有することを特徴とする情報処理システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の情報処理システムにおい
    て、 前記新版取出モジュールは前記データベースに登録さ
    れ、 前記情報処理システムは、さらに、前記再構築又は内容
    変更の処理後に、前記旧フォーム関係情報に含まれるフ
    ォーム識別子に対して前記新版取出モジュールのモジュ
    ール識別子を対応づける対応情報を前記データベースに
    登録する対応情報登録手段を有し、 旧版フォームが入力されると、前記フォーム認識手段に
    より前記新版取出モジュールが呼び出され、前記フォー
    ム処理実行手段が前記新版取出モジュールを実行するこ
    とにより新版フォームを生成し出力することを特徴とす
    る情報処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の情報処理システムにおい
    て、 前記データベースには、1つの前記新版取出モジュール
    が登録され、 この新版取出モジュールが、前記旧フォーム関係情報を
    参照して前記入力された旧版フォームに対応する新版ソ
    フトウエアモジュールを特定し、新版フォームの生成処
    理を行うことを特徴とする情報処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の情報処理システムにおい
    て、 前記データベースには、各ソフトウエアモジュールごと
    に個別の前記新版取出モジュールが登録され、 前記対応情報登録手段は、前記旧フォーム関係情報に含
    まれるフォーム識別子に対して、対応する新版取出モジ
    ュールのモジュール識別子を対応づけた対応情報を登録
    し、 旧版フォームが入力されると、前記対応情報に基づいて
    当該旧版フォームに対応する新版取出モジュールが呼び
    出され、新版フォーム出力処理を実行することを特徴と
    する情報処理システム。
  9. 【請求項9】 少なくとも一つのソフトウエアモジュー
    ルと、各ソフトウエアモジュールのモジュール識別子と
    各ソフトウエアモジュールに対応するフォームのフォー
    ム識別子との対応情報と、を含むデータベースを有し、
    入力されたフォームからフォーム識別子を抽出し、この
    フォーム識別子に対応するモジュール識別子を前記対応
    情報から求め、このモジュール識別子を有するソフトウ
    エアモジュールを前記データベースから呼び出して情報
    処理を行う情報処理システム、に適用される装置であっ
    て、 前記データベース全体の再構築又は前記データベース内
    の個々のソフトウエアモジュールの内容変更の対象とな
    るソフトウエアモジュールのモジュール識別子に対応す
    るフォーム識別子を前記対応情報から求め、それらフォ
    ーム識別子とモジュール識別子との対応関係を示す旧フ
    ォーム関係情報を生成する旧フォーム関係情報生成装
    置。
  10. 【請求項10】 少なくとも一つのソフトウエアモジュ
    ールと、各ソフトウエアモジュールのモジュール識別子
    と各ソフトウエアモジュールに対応するフォームのフォ
    ーム識別子との対応情報と、を含むデータベースと、 前記データベース全体の再構築又は前記データベース内
    の個々のソフトウエアモジュールの内容変更の処理の対
    象となったソフトウエアモジュールのモジュール識別子
    と、このソフトウエアモジュールの旧版に対応する旧版
    フォームのフォーム識別子と、の対応関係を示す旧フォ
    ーム関係情報を記憶する旧フォーム関係情報記憶部と、 前記データベースに含まれ、前記旧フォーム関係情報に
    基づいてその旧版フォームのフォーム識別子に対応する
    モジュール識別子を求め、そのモジュール識別子に対応
    する新版ソフトウエアモジュールを前記データベースか
    ら検索し、検索された新版ソフトウエアモジュールに基
    づき前記旧版フォームに対応する新版フォームを生成し
    出力する新版取出モジュールと、を有し、 入力されたフォームからフォーム識別子を抽出し、この
    フォーム識別子に対応するモジュール識別子を前記対応
    情報から求め、このモジュール識別子を有するソフトウ
    エアモジュールを前記データベースから呼び出して情報
    処理を行う情報処理システム、 に適用される装置であって、 前記旧フォーム関係情報を参照し、前記旧フォーム関係
    情報に含まれるフォーム識別子に対して前記新版取出モ
    ジュールのモジュール識別子を対応づける対応情報を前
    記データベースに登録する対応情報登録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6498964B1 (en) 1998-09-03 2002-12-24 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Job processing system using job designation sheet
JP2009267465A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Fuji Xerox Co Ltd 定型情報管理装置および定型情報管理プログラム

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US6498964B1 (en) 1998-09-03 2002-12-24 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Job processing system using job designation sheet
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