JPH09305543A - 情報処理方法とその装置 - Google Patents

情報処理方法とその装置

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JPH09305543A
JPH09305543A JP11276796A JP11276796A JPH09305543A JP H09305543 A JPH09305543 A JP H09305543A JP 11276796 A JP11276796 A JP 11276796A JP 11276796 A JP11276796 A JP 11276796A JP H09305543 A JPH09305543 A JP H09305543A
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JP
Japan
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JP11276796A
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Mamoru Ozawa
守 小澤
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Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
Original Assignee
Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時刻を備えるデータを効率よく削除する情報
処理方法とその装置を提供する。 【解決手段】 時刻を属性として備えるデータを削除す
る情報処理方法であって、時刻を属性として備えるスケ
ジュールデータを記憶部に格納する。そして、削除のた
めの削除基準時間間隔を入力する。そして、現時刻よ
り、削除基準時間間隔以前の時刻を属性として備えるデ
ータを削除する(S30−S34)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理方法とそ
の装置、特に、電子手帳、データメモ等のスケジュール
を管理する機能を持つ情報処理方法とその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子機器では、スケジュ
ールデータを削除する時にスケジュールを一件毎にユー
ザーが確認して削除するか、ある一定期間を指定して、
その期間のスケジュールデータを一括して削除してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スケジ
ュールデータを削除する時にスケジュールを一件毎にユ
ーザーが確認して削除するのは手間がかかり使いづらい
ものである。また、ある一定期間を指定して、その期間
のスケジュールデータを一括して削除する方法もある
が、ユーザーが削除するのを忘れたりした場合には、デ
ータがずっと残ってしまい、小型の電子機器等では、少
ないメモリ容量を無駄にしてしまうことになる。
【0004】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
ので、時刻を備えるデータを効率よく削除する情報処理
方法とその装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の情報処理方法とその装置は以下の構成を備
える。即ち、時刻を属性として備えるデータを削除する
情報処理方法であって、時刻を属性として備えるデータ
を格納する格納工程と、削除基準時間間隔を入力する入
力工程と、現時刻より、前記入力工程で入力された削除
基準時間間隔以前の時刻を属性として備えるデータを削
除する削除工程とを備える。
【0006】また、別の発明は、時刻を属性として備え
るデータを削除する情報処理装置であって、時刻を属性
として備えるデータを格納する格納手段と、削除基準時
間間隔を入力する入力手段と、現時刻より、前記入力手
段で入力された削除基準時間間隔以前の時刻を属性とし
て備えるデータを削除する削除手段とを備える。
【0007】また、別の発明は、コンピュータプログラ
ム製品であって、時刻を属性として備えるデータを削除
する、コンピュータ読み取り可能なプログラムコード手
段を有するコンピュータ使用可能な媒体を備え、前記コ
ンピュータプログラム製品は、時刻を属性として備える
データを格納する、コンピュータ読み取り可能な第1プ
ログラムコード手段と、削除基準時間間隔を入力する、
コンピュータ読み取り可能な第2プログラムコード手段
と現時刻より、前記第2プログラムコード手段で入力さ
れた削除基準時間間隔以前の時刻を属性として備えるデ
ータを削除する、コンピュータ読み取り可能な第3プロ
グラムコード手段とを備える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。 [第1実施の形態]図1は、第1実施の形態の電子機器
10の外観を示す。この電子機器は、スケジュール機能
と時計機能を有する。モード切り替えにより、それぞれ
の機能を動作させることができる。
【0009】電子機器10の上面には、電子機器10に
入力された入力情報および電子機器が処理した処理情報
を表示するための液晶表示器11が設けられている。こ
の表示器11には、スケジュールモード時には、登録さ
れたスケジュールデータが表示され、時計モード時に
は、日付け及び時間が表示される。また、電子機器10
の上面には、キーボード40が設けられている。キーボ
ード40には、文字、数字、及び、記号を入力するため
の16個の文字・数字・記号キー30が設けられてお
り、ユーザーがこのキー30を操作してスケジュール情
報や他の情報が入力される。
【0010】また、キーボード40には、入力されたス
ケジュール情報や他の情報を後述のRAMに記憶させる
ための登録キー27、カーソルの上下左右の移動を指示
するカーソルキー31、及び、クリア、シフト、時間設
定、データの挿入、削除のための各種ファンクションキ
ーが設けられている。さらに、キーボード40には、
「削除設定モード」にモードを切り替えるための削除設
定キー24が設けられている。
【0011】電子機器10は、既に登録されているスケ
ジュールデータから、電子機器10の持つ年月日データ
から前記「削除設定モード」で設定された日数だけ経過
したスケジュールデータを自動で削除する機能を持ち、
「削除設定モード」において、ユーザーは、設定期間日
数を入力する。図2は、電子機器10の全体の電子回路
構成を示している。電子機器10の回路は、全体の制
御、及び、情報処理を行うCPU43、制御プログラム
が格納されるROM42、CPU43が各種の処理を実
行する際に必要となるワークエリアやメモリエリアを提
供するRAM44、CPU43を動作させるクロック供
給回路と時間を計時するための基準クロックを発生させ
る発振回路とからなる発振部41、及び前述のキーボー
ド40と液晶表示部11を含む。
【0012】RAM44のメモリ構成は、図3に示す様
になっている。すなわち、液晶表示器1に表示するデー
タを格納する表示データ領域441、電子機器10の動
作モードを示すフラグを格納するモードフラグ領域44
2、CPU43が使用する基準クロック信号を計数する
ことによって得られる、当日の年月日データを格納する
年月日データ(Xd)領域443、及び、現在時刻を格
納する計時データ(Xt)領域444、スケジュールに
関するデータを格納するスケジュール領域445を有す
る。
【0013】スケジュールデータ領域は、キーボード4
0から入力されたスケジュール情報、すなわち、予定年
月日、時刻の情報と予定行事の内容とメモ等の情報のデ
ータを対応付けて格納するスケジュールデータ領域5
2、「削除設定モード」で登録された日数データを格納
する削除設定データ(Xe)領域50、及び、年月日デ
ータ(Xd)領域443から前記削除設定データ(X
e)領域50に格納された日数だけ前の年月日を格納す
る削除年月日データ(Xw)領域51に分けられる。
【0014】以上の各領域の他に、RAM44には、そ
の他の機能の実行のために必要なデータの格納に用いら
れる領域446が設けられる。次に、電子機器10の処
理動作を、図4、図5に従って説明する。図4、図5
は、ROM42に格納されている制御プログラムによる
CPU43の処理手順を示している。図4はメイン処理
のフローチャートである。また、図5は、発振部41よ
り得られる時間を計時するための基準クロックの分周に
より1秒毎に発生する割り込み処理のフローチャートで
ある。
【0015】本電子機器10のメイン電源がオンされる
と、図4に示す処理がCPU43により実行される。ま
ず、ステップS10では、CPU43は、RAM44内
に割り当てられた各領域の内で、初期値セットが必要な
領域に初期値をセットする。例えば、モードフラグ領域
442には、時計モードを設定するフラグが初期値とし
てセットされ、初期モードが時計モードにされる。
【0016】なお、メイン電源がオフされた状態でも、
RAM44の年月日データ(Xd)領域443の当日の
年月日、計時データ(Xt)領域444の現在時刻のデ
ータの更新、保存はバックアップ電源により行われるも
のとする。また、以前のメイン電源オンの状態で、予め
キーボード40から入力され、スケジュールデータ領域
52に記憶されたスケジュール情報のデータもメイン電
源のオフ状態でも、バックアップ電源により保存される
ものとする。その他、保存の必要なデータはすべて保存
される。
【0017】ステップS11では、RAM44の表示デ
ータ領域441に格納されたデータを液晶表示器11に
表示させる。ステップS12では、ユーザーによるキー
ボード40のキー入力を行う。ステップS13では、入
力されたキーの判定処理を行い、カーソルキー31なら
ば、ステップS14、文字・数字・記号キー30なら
ば、ステップS15、削除設定キー24ならば、ステッ
プS16、登録キー27ならば、ステップS17へと処
理を分岐させる。
【0018】ステップS14では、液晶表示器11内の
各モードで設定された移動範囲内において、押下された
カーソルキーに対応してカーソルを上下左右に移動さ
せ、ステップS11の処理に戻る。ステップS15で
は、押下されたキーに対応する文字、数字、または、記
号をカーソル位置に入力後、ステップS11の処理に戻
る。
【0019】ステップS16では、スケジュールデータ
の自動削除機能の日数を設定する削除設定モードにモー
ドの切り替えを行うため、モードフラグ領域442に、
所定の設定値をセットして、ステップS20に移行す
る。ステップS20では、モードフラグ領域442に格
納されたモードに対応した初期状態になるように、表示
データをクリアする。ここで、ステップS16より処理
が進んできた場合は、削除設定モードであり、図6の
(1)に、この時の表示例を示す。この後、ステップS
11に処理が戻り、図6の(1)で示される表示状態
で、削除設定データ(Xe)の入力待ち状態となる。
【0020】ステップS17では、登録キーボードー2
7が押下されたので、電子機器10の持つ各モードに対
応した登録処理(RAM44の対応した領域にデータを
格納)を行うためにモードの判断を行い、対応した処理
を行うステップに移行する。削除設定モード時には、ス
テップS18に処理が移り、削除設定データ(Xe)が
削除設定データ(Xe)領域50に格納される。表示例
である図6の(2)に示す様に、削除設定データが数字
キーで入力されていると、日数データ「14」が削除設
定データ(Xe)領域50に格納される。そして、後述
する図5のフローチャートで示される割り込み処理によ
り、年月日データ(Xd)の日付が更新された時に、年
月日データ(Xd)より指定された日数(この場合14
日)より以前の年月日データを持つスケジュールデータ
をスケジュールデータ領域52により削除する。
【0021】ステップS19では、スケジュールモード
にモードを切り替えるため、モードフラグ領域442に
スケジュールモードの設定値をセットする。そして、ス
テップS20では、スケジュールモードの初期状態に表
示データをクリアした後、ステップS11に処理を戻
す。また、ステップS17においてセットされているモ
ードが削除設定モード以外の時は、ステップS21に進
み、各モードに対応した登録処理を行う。例えば、スケ
ジュールモードの時は、入力されたスケジュールデータ
をRAM44内のスケジュールデータ領域52に格納す
る。
【0022】また、ステップS22では、クリア、シフ
ト、時間設定、データの挿入、削除等の各種ファンクシ
ョンキーが押下された時に、各キーに対応する処理を行
い、ステップS11に処理を戻す。 <割り込み処理手順>次に、図5のフローチャートに示
されるCPU43の処理について説明する。図5のフロ
ーチャートは、発振部41より得られる時間を計時する
ための、基準クロックの分周により1秒毎に発生する割
り込み処理のフローチャートである。
【0023】割り込みが発生するとCPU43は処理
を、ステップS30に移す。ステップS30では、計時
データ(Xt)領域443に格納された計時データ(X
t)に1(単位:秒)を加算し、計時データ(Xt)の
更新を行い、ステップS31に移行する。ステップS3
1では、ステップS30の処理において、日付けの変更
があったかどうか(24時間経過したかどうか)を判断
し、日付けの変更が無かった場合には、割り込み処理を
終了する。
【0024】ステップS32では、年月日データ(X
d)領域443に格納された年月日データ(Xd)に1
(単位:日)を加算し、年月日データ(Xd)の更新を
行い、ステップS33に移行する。ステップS33で
は、RAM44に格納された年月日データ(Xd)から
削除設定データ(Xe)で示される日数だけ前の日付け
(年月日データ)を、削除年月日データ領域(Xw)に
格納する。
【0025】なお、年月日データ(Xd)より指定日数
分前の日付けを得る処理は、年月日データ(Xd)をユ
リウス日に変換して計算する方法などあるが、周知の技
術であるのでここでは言及しない。ステップS34で
は、スケジュールデータ領域52を検索し、削除年月日
データ(Xw)で示される日付けより以前の年月日デー
タを持つスケジュールデータの削除を行い、割り込み処
理を終了する。
【0026】以上示した処理構成、処理動作により、本
電子機器は、ユーザーが設定した日数を経過したスケジ
ュールデータを自動的に削除することにより、データ削
除操作の簡略化を計ると共に、メモリを有効に活用する
ことができる。 [第2実施の形態]第1実施の形態は、ユーザーが設定
した日数分経過したスケジュールデータの自動削除を行
うものであった。
【0027】これに対して、第2実施の形態では、自動
削除機能で削除されるスケジュールデータに関して、ユ
ーザーが消去したくないスケジュールデータが削除され
ない様に制御する。第2実施の形態では、外観、及び、
メモリ構成等は第1実施の形態と同じである。
【0028】図7は、第2実施の形態のメインの処理フ
ローチャートである。ステップS40〜ステップS52
での各処理は、第1実施の形態のステップS10〜ステ
ップS22の各処理と同様である。第2実施の形態で
は、スケジュールデータが表示されている時に、アスタ
リスク(*)キー25が押下されると、そのスケジュー
ルデータが自動削除により削除されない様に、表示され
ているスケジュールデータに一対一に対応した削除禁止
フラグをセットする。
【0029】なお、削除禁止フラグは、RAM44内の
スケジュールデータ領域52に各スケジュール情報と共
に保存される。ステップS42において、キーボード4
0上のアスタリスク(*)キー25が押下されると、ス
テップS43でキー判断を行い、ステップS53へと処
理を移行する。
【0030】ステップS53では、スケジュールモード
かどうかの判断をモードフラグ領域442を参照して行
い、スケジュールモードである時は、ステップS54に
移行し、その他のモードである時は処理をステップS4
1に戻す。ステップS54では、表示されているスケジ
ュールデータの情報に、削除禁止フラグをセットする。
そして、液晶表示器11の表示領域に削除禁止フラグを
セットしたことを明示するための記号(例えば「*」)
をスケジュールデータと共に表示する。
【0031】この時、登録キー27が押下されると、表
示されているスケジュールデータと共に、削除禁止フラ
グをRAM44内のスケジュールデータ領域52に格納
する。次に、図8を参照して、第2実施の形態の割り込
み処理手順を説明する。ステップS60〜ステップS6
3までの処理の各々は、第1実施の形態のステップS3
0〜ステップS33(図5)までの各処理と同様であ
る。
【0032】ステップS64では、削除年月日データ
(Xw)より以前の日付けデータをもつスケジュールデ
ータをスケジュールデータ領域52より検索する。ステ
ップS65では、ステップS64で検索されたスケジュ
ールデータに、削除禁止フラグがセットされているかど
うかをチェックする。そして、削除禁止フラグがセット
されていれば、このスケジュールデータの削除を行なわ
ないため、ステップS67に分岐する。逆に、削除禁止
フラグがセットされていなければ、ステップS66に移
行する。
【0033】ステップS66では、このスケジュールデ
ータをスケジュールデータ領域52から削除する。ステ
ップS67では、スケジュールデータ領域52に登録さ
れているスケジュールデータの検索がすべて終了したか
どうかの判断を行い、検索が終了していなければ、処理
をステップS64に戻し、スケジュールデータ領域52
に登録されているスケジュールデータの検索がすべて終
了するまで、ステップS64〜ステップS65までの処
理を繰り返す。また、検索がすべて終了すれば、この割
り込み処理を終了する。
【0034】以上示した処理手順により、第2実施の形
態の電子機器は、スケジュールデータの自動削除機能を
有したまま、ユーザーが残しておきたいスケジュールデ
ータのみを保存できるので、更に使い勝手の良い電子機
器を提供することができる。 [第3実施の形態]第1、2実施の形態では、年月日デ
ータの更新があった際には、ユーザーに報知すること無
しに、該当するスケジュールデータの自動削除を行って
いた。
【0035】これに対し、第3実施の形態では、電子機
器10の電源がオンされている時には、スケジュールデ
ータの自動削除を行ったことを液晶表示部11上に表示
し、電源がオフされている時には、次の、電源をオンし
た時に液晶表示器11上にスケジュールデータの自動削
除を行ったことを表示して、ユーザーに報知する処理を
行う。以下に図を用いて、第3実施の形態を説明する。
【0036】本実施の形態では、外観等は第1実施の形
態と同じであり、図9は、本実施の形態を実現するため
に、RAM44に新たなメモリ領域を追加したものであ
る。RAM44のスケジュール領域445内に削除フラ
グ領域53、及び、削除件数領域54を追加する。削除
フラグ領域53は、電子機器10の電源オフ時にスケジ
ュールデータの自動削除を行ったことを、電源オン時に
判断するためのフラグである。この削除フラグがセット
されていると、電源オフ時にスケジュールデータの自動
削除が行われたことを識別できる。そして、このとき、
自動削除されたスケジュールデータ件数を削除件数領域
54に格納する。
【0037】図10、図11は、第3実施の形態の処理
を示すフローチャートであり、図10はメイン処理のフ
ローチャート、図11は割り込み処理のフローチャート
である。まず、図10を参照して、ステップS70、及
び、ステップS74〜ステップS85での各処理は、第
1の実施の形態のステップS10、及び、ステップS1
1〜ステップS22と同様である。
【0038】電子機器10のオン(ON)キー23が押
下されると、ステップS70で、RAM44内に割り当
てられた各領域の内で初期値セットが必要な領域に初期
値をセットする。ステップS71では、電源オフ時(バ
ックアップ電源で動作)に次に説明する図11で示され
る割り込み処理でスケジュールデータの自動削除が行わ
れたかどうかを削除フラグ53がセットされているかで
判別する。そして、削除フラグ53がセットされている
時は、スケジュールデータの自動削除が行われたので処
理をステップS72に移行し、RAM44の表示データ
領域内に削除を行ったことをユーザーに報知するメッセ
ージデータ(例えば、「2ケン サクジョ シマシタ
!」)、及び、削除件数データ領域54内に格納されて
いる削除件数を液晶表示器11に表示する。
【0039】ステップS73では、削除フラグ53をリ
セットする。また、ステップS71で削除フラグがセッ
トされていない場合は、処理をステップS73に移し、
以後、第1実施の形態と同様な処理を行う。図11は、
第3実施の形態での割り込み処理のフローチャートであ
り、ステップS90〜ステップS94での処理は、第1
実施の形態のステップS30〜ステップS34の処理と
同様の処理を行う。
【0040】本割り込み処理により、スケジュールデー
タの自動削除を行った後に、ステップS95に処理を移
し、スケジュールデータ領域52内で自動削除を行った
件数を削除件数領域54に格納する。ステップS96で
は、現在電子機器10の電源がオンされているかどうか
の判別を行い、電源オン状態であれば、ステップS98
に進む。
【0041】ステップS98では、RAM44の表示デ
ータ領域内に削除を行ったことをユーザーに報知するメ
ッセージデータ、及び、削除件数データ領域54内に格
納されている削除件数を液晶表示器11に表示する。こ
の時、液晶表示11に表示されていたデータは、その他
の領域に一旦退避し、メッセージ表示後にもとの表示状
態に戻す。
【0042】ステップS96において電源がオフ状態で
あれば、処理をステップS97に移す。ステップS97
では、電源オンを行った時に自動削除が行われたことを
報知するための削除フラグ53をセット、し割り込み処
理を終了する。以上示した処理により、第3実施の形態
の電子機器は、スケジュールデータの自動削除を行った
ことを、電源オンのオフにかかわらず、ユーザーに報知
できるので、ユーザーが電子機器の動作をより把握し易
く、使い易い電子機器を実現することができる。
【0043】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明の目的は、前述の各実施形
態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを
記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、
そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCP
UやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコード
を読出し実行することによっても、達成されることは言
うまでもない。
【0044】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。プログラムコードを供給
するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROMなどを用いることができる。
【0045】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0046】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0047】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図12のメモリマップ例に示す各モジュール
を記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくと
もスケジュールデータを登録(ステップS21)する
「スケジュールデータ登録モジュール」、削除設定デー
タ、即ち、削除基準時間間隔を登録する「削除設定デー
タ登録モジュール」、削除基準時間間隔と現時刻に基づ
いてデータを削除する「データ削除モジュール」の各モ
ジュールのプログラムコードを記憶媒体に格納すればよ
い。
【0048】以上説明した様に、本実施の形態によれ
ば、予め入力され、記憶されたスケジュール情報の内
で、現在の日付、時刻から使用者が指定した期間だけ前
の予定日付、時刻を持つスケジュール情報が記憶部より
自動的に削除されるので、データ削除操作の簡略化を計
ると共に、メモリを有効に活用することができ、使用者
にとって非常に便利な電子機器を提供することができ
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、時
刻を備えるデータを効率よく削除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態の電子機器の外観図である。
【図2】第1実施の形態の電子機器の制御回路の概略の
構成を示すブロック図である。
【図3】図2中のRAM44のメモリ構成を示す説明図
である。
【図4】第1実施の形態の制御のメイン処理の手順を示
すフローチャートである。
【図5】第1実施の形態の割り込み処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】第1実施の形態のキー操作に対応する表示態様
を示す説明図である。
【図7】第2実施の形態の制御のメイン処理の手順を示
すフローチャートである。
【図8】第2実施の形態の割り込み処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【図9】第2実施の形態のRAM44のメモリ構成を示
す説明図である。
【図10】第3実施の形態の制御のメイン処理の手順を
示すフローチャートである。
【図11】第3実施の形態の割り込み処理の手順を示す
フローチャートである。
【図12】所定のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に格納されたプログラムモジュールのレイアウトの一例
を示す図である。
【符号の説明】
10 電子機器 11 液晶表示器 23 ONキー 24 削除設定キー 25 アスタリスク(*)キー 27 登録キー 30 文字・数字・記号キー 31 カーソルキー 42 ROM 43 CPU 44 RAM 441 表示データ領域 442 モードフラグ領域 443 年月日データ領域 444 計時データ領域 445 スケジュール領域 446 その他領域

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻を属性として備えるデータを削除す
    る情報処理方法であって、 時刻を属性として備えるデータを格納する格納工程と、 削除基準時間間隔を入力する入力工程と、 現時刻より、前記入力工程で入力された削除基準時間間
    隔以前の時刻を属性として備えるデータを削除する削除
    工程とを備えることを特徴とする情報処理方法。
  2. 【請求項2】 前記時刻と前記削除基準時間間隔は、日
    付単位か、日付と時間単位であることを特徴とする請求
    項1に記載の情報処理方法。
  3. 【請求項3】 前記時刻を属性として備えるデータは、
    スケジュール情報であることを特徴とする請求項1に記
    載の情報処理方法。
  4. 【請求項4】 前記スケジュール情報は、所定のイベン
    ト情報であり、前記時刻は、前記所定のイベント情報の
    日付、時間であることを特徴とする請求項3に記載の情
    報処理方法。
  5. 【請求項5】 前記格納工程で格納された、時刻を属性
    として備えるデータの内、削除しないデータに所定の非
    削除マークを付属させる非削除マーク付属工程をさらに
    備え、 前記削除工程は、現時刻より、前記入力工程で入力され
    た削除基準時間間隔以前の時刻を属性として備えるデー
    タを、非削除マーク付属工程で非削除マークが付属され
    たデータを除いて、削除することを特徴とする請求項1
    に記載の情報処理方法。
  6. 【請求項6】 前記削除工程で削除されたデータに関す
    る情報を表示する表示工程をさらに備えることを特徴と
    する請求項1に記載の情報処理方法。
  7. 【請求項7】 時刻を属性として備えるデータを削除す
    る情報処理装置であって、 時刻を属性として備えるデータを格納する格納手段と、 削除基準時間間隔を入力する入力手段と、 現時刻より、前記入力手段で入力された削除基準時間間
    隔以前の時刻を属性として備えるデータを削除する削除
    手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記時刻と前記削除基準時間間隔は、日
    付単位か、日付と時間単位であることを特徴とする請求
    項7に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記時刻を属性として備えるデータは、
    スケジュール情報であることを特徴とする請求項7に記
    載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記スケジュール情報は、所定のイベ
    ント情報であり、前記時刻は、前記所定のイベント情報
    の日付、時間であることを特徴とする請求項9に記載の
    情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記格納手段で格納された、時刻を属
    性として備えるデータの内、削除しないデータに所定の
    非削除マークを付属させる非削除マーク付属手段をさら
    に備え、 前記削除手段は、現時刻より、前記入力手段で入力され
    た削除基準時間間隔以前の時刻を属性として備えるデー
    タを、非削除マーク付属手段で非削除マークが付属され
    たデータを除いて、削除することを特徴とする請求項7
    に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記削除手段で削除されたデータに関
    する情報を表示する表示手段をさらに備えることを特徴
    とする請求項7に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 コンピュータプログラム製品であっ
    て、時刻を属性として備えるデータを削除する、コンピ
    ュータ読み取り可能なプログラムコード手段を有するコ
    ンピュータ使用可能な媒体を備え、前記コンピュータプ
    ログラム製品は、 時刻を属性として備えるデータを格納する、コンピュー
    タ読み取り可能な第1プログラムコード手段と、 削除基準時間間隔を入力する、コンピュータ読み取り可
    能な第2プログラムコード手段と現時刻より、前記第2
    プログラムコード手段で入力された削除基準時間間隔以
    前の時刻を属性として備えるデータを削除する、コンピ
    ュータ読み取り可能な第3プログラムコード手段とを備
    えることを特徴とするコンピュータプログラム製品。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103226881A (zh) * 2013-03-28 2013-07-31 马钢控制技术有限责任公司 一种pos机黑名单存储容量不足的解决方法
CN103294978A (zh) * 2013-05-09 2013-09-11 马钢控制技术有限责任公司 一种pos机识别rfid电子标签的方法

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