JPH09305418A - 共有メモリ管理方式 - Google Patents

共有メモリ管理方式

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JPH09305418A
JPH09305418A JP8146561A JP14656196A JPH09305418A JP H09305418 A JPH09305418 A JP H09305418A JP 8146561 A JP8146561 A JP 8146561A JP 14656196 A JP14656196 A JP 14656196A JP H09305418 A JPH09305418 A JP H09305418A
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JP
Japan
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memory
group
task
management table
area
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JP8146561A
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Minoru Tamura
稔 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タスクごとに確保されたメモリ領域につい
て、必要なメモリが解放され、かつ不要なメモリが解放
されずに残るといった不具合をなくし、他タスクによる
不正なメモリアクセスを防止する共有メモリ管理方式を
提供する。 【解決手段】 タスクからのメモリ要求に応じて割り当
てられた共有メモリ106のメモリ領域106a〜10
6nの領域情報105aを管理するメモリ管理テーブル
105と、メモリ管理テーブルで管理される複数のメモ
リ領域のうち、タスクごとに使用される複数のメモリ領
域をグループとして管理するグループ情報104aを有
し、メモリ領域が他タスクによってアクセス可能か否か
を示す権限情報を含むグループメモリ管理テーブル10
4と、メモリ管理テーブルとグループメモリ管理テーブ
ルを参照し、グループ単位でメモリ領域の確保と解放を
行ない、かつ他のタスクからのメモリ領域へのアクセス
要求に対して、権限情報を検査してアクセスの制御を行
なうメモリ管理手段103とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリの管埋方式
に関し、特に並列に実行される複数のタスクによって使
用される共有メモリに対する共有メモリ管理方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチタスク処理を行うデータ処
理装置における共有メモリ管理方式としては、例えば特
開平3−154945号公報に示される技術が存在す
る。
【0003】この特開平3−154945号公報の共有
メモリ管理方式では、共有メモリの物理アドレス空間で
の位置及び状態を管理するテーブルと、共有メモリとタ
スクの対応を管理するテーブルを用いて、タスクごとに
共有メモリの物理アドレス空間を自タスクでの論理アド
レス空間にマッピングすることにより、共有メモリの複
数のタスクからのアクセスを可能にしている。
【0004】ここでは、共有メモリ中の各メモリ領域の
確保、解放、参照及び更新に対する管理は各タスク毎に
独立して行われている。
【0005】
【発明が開発しようとする課題】しかし、上述した従来
の共有メモリ管理方式には、以下に述べるような問題点
があった。
【0006】第1に、従来の共有メモリ管理方式では、
確保後に不要になったメモリ領域がそのまま共有メモリ
に残ったり、必要なメモリ領域であるにもかかわらず共
有メモリから解放されたりする事態が発生し、効率的な
共有メモリの管理を行なうことができない問題がある。
その埋由は、共有メモリのメモリ領域が通常タスクごと
に複数確保されるため、処理の終了時点で確保したすべ
てのメモリ領域について解放可能かどうかを正しく判断
しなければならないが、その管理がタスクごとに任され
ているからである。
【0007】第2に、あるタスクで確保したメモリ領域
が、更新されてはならないにもかかわらず他タスクによ
って更新される可能性が生じる問題がある。すなわち、
他のタスクによる不正なメモリアクセスが起こる可能性
がある。その理由は、共有メモリ上のメモリ領域の使用
に対して権限という概念がなく、他タスクで利用される
メモリ領域も自タスクのみで利用するメモリ領域と同様
に扱う管理方法がとられているいるからである。
【0008】本発明の目的は、上記従来の欠点を解消
し、タスクごとに確保されたメモリ領域について、必要
なメモリが解放されてしまい、かつ不要なメモリが解放
されずに残るといった不具合をなくし、効率的な共有メ
モリの管理を行なうことができる共有メモリ管理方式を
提供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、他タスクにメ
モリ領域の参照や更新を行わせるかどうかを管理するこ
とにより、他タスクによる不正なメモリアクセスをなく
し、これによって信頼性の高いメモリ管理を可能とする
共有メモリ管理方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、並列に実行される複数のタスクによって使用され
る共有メモリの管理を行なう共有メモリ管理方式におい
て、前記タスクからのメモリ要求に応じて割り当てられ
た前記共有メモリのメモリ領域のサイズとアドレスを含
む領域情報を管理するメモリ管理テーブルと、前記メモ
リ管理テーブルで管理される複数のメモリ領域のうち、
前記タスクごとに使用される複数のメモリ領域をグルー
プとして管理するグループ情報を有し、かつ該グループ
情報にグループに割り当てられた前記メモリ領域が他タ
スクによってアクセス可能か否かを示す権限情報を含む
グループメモリ管理テーブルと、前記メモリ管理テーブ
ルとグループメモリ管理テーブルを参照し、前記グルー
プ単位で、前記メモリ領域の確保と解放を行ない、前記
メモリ管理テーブルとグループメモリ管理テーブルを変
更すると共に、前記グループに対応するタスク以外のタ
スクからのメモリ領域へのアクセス要求に対して、前記
権限情報を検査してアクセスの制御を行なうメモリ管理
手段とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項2の本発明の共有メモリ管理方式で
は、前記グループメモリ管理テーブルの各グループごと
のグループ情報は、前記グループを識別するグループI
Dと、前記グループに対応するタスクを識別するタスク
IDと、前記権限情報と、前記グループに含まれる先頭
の前記メモリ領域を特定する先頭メモリIDを含み、前
記メモリ管理テーブルの領域情報は、前記メモリ領域を
識別するメモリIDと、同じグループ内の次のメモリ領
域を指定する次メモリIDと、前記メモリ領域のメモリ
サイズとメモリアドレスを含むことを特徴とする。
【0012】請求項3の本発明の共有メモリ管理方式で
は、前記メモリ管理手段は、前記グループを指定するこ
とによりグループ単位で一括して前記メモリ領域の解放
を行なうと共に、前記グループに含まれる前記メモリ領
域ごとの解放を行なうことを特徴とする。
【0013】請求項4の本発明の共有メモリ管理方式で
は、前記メモリ管理手段は、前記タスクからのグループ
開始宣言とメモリ確保要求によって、前記グループメモ
リ管理テーブルのグループ情報と前記メモリ管理テーブ
ルの領域情報を生成し、前記タスクからの前記グループ
単位のメモリ解放又はメモリ領域ごとのメモリ解放要求
によって、前記グループメモリ管理テーブルのグループ
情報と前記メモリ管理テーブルの領域情報を更新するこ
とを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の好
適な実施の形態による共有メモリ管理方式の構成を示す
ブロック図である。
【0015】図1を参照すると、本発明の実施の形態
は、親タスク101と、子タスク102と、共有メモリ
106と、親タスク101及び子タスク102による共
有メモリ106の使用を管理する階層型メモリ管理手段
103を備える。
【0016】さらに、階層型メモリ管理手段103は、
図示のように、グループメモリ管理テーブル104と、
メモリ管理テーブル105の2つの管理テーブルを備え
ている。
【0017】親タスク101は、複数の子タスク102
を生成して処理を行わせる。親タスク101と子タスク
102は、必要に応じて階層型メモリ管理手段103を
用いて、共有メモリ106にメモリ領域106a〜10
6nを確保する。親タスク101は、子タスク102に
処理を行わせる上で必要な情報を確保した共有メモリ1
06上のメモリ領域106a〜106nに書き込み、子
タスク102に通知する。
【0018】また、子タスク102間においても必要な
情報を共有メモリ106を用いてやりとりする。共有メ
モリ106のメモリ領域106a〜106nは、すべて
のタスク(親タスク101及び子タスク102)から共
通に確保及び利用されるメモリである。この共有メモリ
106に確保されたメモリ領域106a〜106nの位
置、サイズ示すメモリ領域情報105aは、メモリ管理
テーブル105によって管理されている。
【0019】グループメモリ管理テーブル104は、メ
モリ管理テーブル105で管理されている複数のメモリ
領域106a〜106nをタスクごとにグループとして
管理するためのものである。このグループメモリ管理テ
ーブル104中に含まれる各グループ情報104aは、
メモリ管理テーブル105中の各メモリ領域情報105
aの集合を管理している。
【0020】また、グループメモリ管理テーブル104
のグループ情報104aには、共有メモリ106の確保
時に指定された他のタスクによってそのメモリ領域を参
照してよいか更新してよいかを示す権限情報も含まれて
いる。
【0021】階層型メモリ管理手段103は、グループ
メモリ管理テーブル104とメモリ管理テーブル105
を参照することにより、タスクから共有メモリ106の
メモリ領域106a〜106nの確保要求があると、メ
モリ領域106a〜106nを割り当てると共に、その
メモリ領域106a〜106nをグループとして管理
し、そのグループ情報104a及びメモリ領域情報10
5aをグループメモリ管理テーブル104とメモリ管理
テーブル105に書き込む。メモリ解放要求時には、グ
ループを指定することにより、その指定グループに含ま
れるメモリ領域を解放する。
【0022】また、他タスクによるメモリ領域106a
〜106nのアクセス要求に対しては、そのメモリ領域
を含むグループメモリ管理テーブル104のグループ情
報104aに含まれる権限を検査し、権限が参照可能な
ら他タスクによる参照のみを許可し、更新可能ならば他
タスクによる参照及び更新を許可する。
【0023】図2は、階層型メモリ管理手段103が管
理するグループメモリ管理テーブル104とメモリ管理
テーブル105の管理内容を示した説明図である。
【0024】図2を参照すると、グループメモリ管理テ
ーブル104では、グループを識別するためのグループ
ID201、このグループを作成したタスクを識別する
ためのタスクID202、このグループに含まれるメモ
リ領域106a〜106nを他タスクから参照、更新し
てよいかを示す権限情報203、グループの先頭に位置
するメモリ領域のメモリ管理テーブル105におけるメ
モリIDを示す先頭メモリID204からなるグループ
情報104aが、各グループごとに管理されている。
【0025】また、メモリ管理テーブル105では、割
り当てられたメモリ領域106a〜106nを識別する
ためのメモリID205、同じグループに属する他のメ
モリ領域であって次に位置するメモリ領域のメモリID
を指定した次メモリID206、割り当てられたメモリ
領域のサイズ207、割り当てられたメモリ領域内の共
有メモリ106におけるアドレス208からなるメモリ
領域情報105aが管理されている。
【0026】あるタスクによってグループとして確保さ
れた複数のメモリ領域106a〜106nに対応する複
数のメモリIDは、グループメモリ管理テーブル104
の1つのグループ情報104a内の先頭メモリIDから
始まり、メモリ管理テーブル105内のメモリ領域情報
105aの次メモリIDでチェインされることにより管
理されている。グループの最後のメモリIDの次メモリ
IDにはNULLを格納する。
【0027】図3は本発明を適用したシステムにおい
て、共有メモリ106を複数のタスクによって使用する
場合の処理の流れを説明するフローチャートである。す
べての処理は図1に示した階層型メモリ管理手段103
を通して行われる。
【0028】図3を参照すると、本発明の階層型メモリ
管理方式によって共有メモリ106を使用する場合、各
タスクはまずグループ開始宣言を行なう(ステップ30
1)。このとき、このグループで管理されるメモリ領域
106a〜106nに対する他のタスクの権限を、グル
ープ情報104aの権限情報203に指定する。ここで
は、グループ開始宣言を行なったタスクにグループID
が返却される。
【0029】グループ開始宣言で与えられたグループI
D及び確保したいメモリ領域106a〜106nのサイ
ズを指定することにより、メモリ確保を行なう(ステッ
プ302)。ここでは、メモリ管理テーブル105中の
メモリIDが返却される。このメモリIDを用いること
により、タスクのメモリ領域に対するアクセスが可能と
なる。以上のグループ開始宣言とメモリ確保によって、
グループメモリ管理テーブル104のグループ情報10
4a及びメモリ管理テーブル105のメモリ領域情報1
05aが生成される。
【0030】確保されたメモリ領域106a〜106n
にデータを書き込む場合には、メモリ更新ロックを行う
(ステップ303)。これにより、すべてのタスクから
対象となるメモリ領域106a〜106nへの参照、更
新は不可能となる。
【0031】メモリ更新ロックを行なったメモリ領域に
対しては、必要に応じて、データ書き込みが行なわれる
(ステップ310)。ここでは、メモリ領域を確保した
タスクからのメモリ更新ロックを行なったメモリ領域1
06a〜106nに対するデータ参照及びデータ更新は
自由に行うことができる。
【0032】データの書き込みが終わると、メモリ更新
ロック解除を行う(ステップ304)。これにより、他
タスクからのアクセスが可能になるが、確保したメモリ
領域のメモリIDを他のタスクに通知していない状態で
は、どのタスクからもアクセスされない。
【0033】また、グループメモリ管理テーブル104
のグループ情報104aに含まれる権限情報に、そのメ
モリ領域に対する他のタスクの参照、更新が許可されて
いない場合には、メモリ更新ロックが解除されても他タ
スクからのアクセスは不可能である。
【0034】メモリ確保処理(ステップ302)からメ
モリ更新ロック解除処理(ステップ304)は必要に応
じて繰り返し行う。また、複数のグループの開始を宣言
し、メモリ領域を管理する場合もある。この場合には、
グループ開始宣言(ステップ301)からメモリ更新ロ
ック解除の処理を繰り返すことになる。
【0035】また、上記グループ開始宣言及びメモリ確
報等の処理については、親タスク101及び子タスク1
02の双方が同様に実行することができる。
【0036】親タスク101から複数の子タスク102
を実行した場合(ステップ305)、子タスク102で
の処理において必要な情報が書き込まれたメモリ領域1
06a〜106nに対応するグループID、メモリID
が子タスク102に渡される。子タスク102では、親
タスク101から渡されたグループID、メモリIDを
もとに、メモリ参照又はメモリ更新ロックを行う(ステ
ップ308)。これにより、対応するメモリ領域の参照
又は更新が可能となる。メモリ参照ロックのときは、他
タスクから対象となるメモリ領域の更新は行えない。メ
モリ更新ロックの時は、他タスクからの参照、更新は行
なえない。
【0037】子タスク102は、メモリ領域に対するデ
ータ参照又はデータ更新を行い(ステップ311)、メ
モリ領域から必要な情報の取得又は必要な情報の書き込
みを行なう。参照、更新処理が終わったらメモリ参照又
はメモリ更新ロックの解除を行う(ステップ309)。
【0038】グループに含まれるあるメモリ領域が不要
になった場合、メモリIDを指定することにより、メモ
リ領域の解放を行う(ステップ306)。これはグルー
プとして一括して解放せずに、メモリ領域106a〜1
06nのみを個々に解放するためのものである。このメ
モリ解放が行なわれると、解放されたメモリ領域に対応
するメモリ管理テーブル105のメモリ領域情報105
aが消去されると共に、他のメモリ領域情報105aに
含まれる次メモリIDが書き換えられる。また、必要に
応じてグループメモリ管理テーブル104のグループ情
報104aの先頭メモリIDも書き換えられる。
【0039】最後に、グループとして確保した全てのメ
モリ領域が不要になった場合には、グループ終了宣言を
行うことにより(ステップ307)、該当するタスクに
よるメモリ領域の使用を終了する。このグループ終了宣
言により、そのグループに割り当てられたすべてのメモ
リ領域106a〜106nが解放され、グループメモリ
管理テーブル104のグループ情報104a及びメモリ
管理テーブル105のメモリ領域情報105aが消去さ
れる。
【0040】グループIDを他タスクに通知することに
よって、他タスクはそのメモリ領域を参照、更新するこ
とが可能であるが、そのときにはそのメモリ領域に対し
てグループ情報104aにおいて参照、更新に対する権
限が与えられていなければならない。この場合の参照、
更新に対する権限は、自タスク以外のタスクすべてに与
えることもできるし、タスクごとに与えることもでき
る。その場合には、グループメモリ管理テーブル104
のグループ情報104aの権限情報によって、権限内容
とその権限を与えるタスクのタスクIDのリストを管理
するようにすればよい。
【0041】以上好ましい実施の形態をあげて本発明を
説明したが、本発明は必ずしも上記説明に限定されるも
のではない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の共有メモリ
管理方式によれば、第1に、各タスクが確保したメモリ
領域をグループで管理することにより、必要なメモリが
解放されてしまい、かつ不要なメモリが解放されずに残
るといった不具合をなくし、効率的な共有メモリの管理
を行なうことが可能となる。
【0043】第2に、グループメモリ管理テーブルに、
グループに割り当てられたメモリ領域が他タスクによっ
てアクセス可能か否かを示す権限情報を含めることによ
り、グループに対応するタスク以外のタスクからのメモ
リ領域へのアクセス要求を上記権限情報に基づいて制御
するようにしたので、他タスクによる不正なメモリアク
セスを防止でき、これによって信頼性の高いメモリ管理
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施の形態による共有メモリ
管理方式の構成を示すブロック図である。
【図2】 階層型メモリ管埋手段で使用されるグループ
メモリ管理テーブルとメモリ管理テーブルの管理内容を
示す説明図である。
【図3】 本発明の共有メモリ管理方式によって共有メ
モリを複数のタスクによって使用する場合の処理の流れ
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
101 親タスク 102 子タスク 103 階層型メモリ管理手段 104 グループメモリ管理テーブル 104a グループ情報 105 メモリ管理テーブル 105a メモリ領域情報 106 共有メモリ 106a〜106n メモリ領域 201 グループID 202 タスクID 203 権限情報 204 先頭メモリID 205 メモリID 206 次メモリID 207 メモリサイズ 208 メモリアドレス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に実行される複数のタスクによって
    使用される共有メモリの管理を行なう共有メモリ管理方
    式において、 前記タスクからのメモリ要求に応じて割り当てられた前
    記共有メモリのメモリ領域のサイズとアドレスを含む領
    域情報を管理するメモリ管理テーブルと、 前記メモリ管理テーブルで管理される複数のメモリ領域
    のうち、前記タスクごとに使用される複数のメモリ領域
    をグループとして管理するグループ情報を有し、かつ該
    グループ情報にグループに割り当てられた前記メモリ領
    域が他タスクによってアクセス可能か否かを示す権限情
    報を含むグループメモリ管理テーブルと、 前記メモリ管理テーブルとグループメモリ管理テーブル
    を参照し、前記グループ単位で、前記メモリ領域の確保
    と解放を行ない、前記メモリ管理テーブルとグループメ
    モリ管理テーブルを変更すると共に、前記グループに対
    応するタスク以外のタスクからのメモリ領域へのアクセ
    ス要求に対して、前記権限情報を検査してアクセスの制
    御を行なうメモリ管理手段とを備えることを特徴とする
    共有メモリ管理方式。
  2. 【請求項2】 前記グループメモリ管理テーブルの各グ
    ループごとのグループ情報は、前記グループを識別する
    グループIDと、前記グループに対応するタスクを識別
    するタスクIDと、前記権限情報と、前記グループに含
    まれる先頭の前記メモリ領域を特定する先頭メモリID
    を含み、 前記メモリ管理テーブルの領域情報は、前記メモリ領域
    を識別するメモリIDと、同じグループ内の次のメモリ
    領域を指定する次メモリIDと、前記メモリ領域のメモ
    リサイズとメモリアドレスを含むことを特徴とする請求
    項1に記載の共有メモリ管理方式。
  3. 【請求項3】 前記メモリ管理手段は、前記グループを
    指定することによりグループ単位で一括して前記メモリ
    領域の解放を行なうと共に、前記グループに含まれる前
    記メモリ領域ごとの解放を行なうことを特徴とする請求
    項1に記載の共有メモリ管理方式。
  4. 【請求項4】 前記メモリ管理手段は、前記タスクから
    のグループ開始宣言とメモリ確保要求によって、前記グ
    ループメモリ管理テーブルのグループ情報と前記メモリ
    管理テーブルの領域情報を生成し、前記タスクからの前
    記グループ単位のメモリ解放又はメモリ領域ごとのメモ
    リ解放要求によって、前記グループメモリ管理テーブル
    のグループ情報と前記メモリ管理テーブルの領域情報を
    更新することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の共有メモリ管理方式。
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