JP2561306B2 - プログラムモジュール間制御移行方式 - Google Patents

プログラムモジュール間制御移行方式

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JP2561306B2 JP63041295A JP4129588A JP2561306B2 JP 2561306 B2 JP2561306 B2 JP 2561306B2 JP 63041295 A JP63041295 A JP 63041295A JP 4129588 A JP4129588 A JP 4129588A JP 2561306 B2 JP2561306 B2 JP 2561306B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は計算機システムにおけるプログラムモジュー
ル間の制御移行方式に係り、特に既存の制御移行プログ
ラムモジュールとは別に新規の制御移行先プログラムモ
ジュールを設けた場合の新旧プログラムモジュールの振
分け処理に好適なプログラムモジュール間制御移行方式
に関する。
〔従来の技術〕
一般に計算機システムは複数のプログラムモジュール
(板、単にモジュールと略称する)から構成されるソフ
トウェアリソースを保持し、必要に応じてモジュール間
で制御を移行し合っている。以下、制御を移行する側の
モジュールを制御移行元モジュール、制御を移行される
側のモジュールを制御移行先モジュールと呼ぶことにす
る。
ソフトウェアリソースにおいては、既存の制御移行先
モジュールとは別の新規の制御移行先モジュールを追加
した場合、制御移行元モジュールから新旧のどのモジュ
ールへも制御移行を可能とする必要がある。この場合、
従来は、新旧のどのモジュールへ制御を移すかを判断す
る振分け処理機能を制御移行先モジュールへ追加する
か、一旦、既存の制御移行先モジュールへ制御を移した
後、新規のモジュールへ制御を移すかどうかを判断する
振分け処理機能を該既存の制御移行先モジュールへ追加
することで実現していた。
なお、この種のモジュール間制御移行方式に関連する
ものには、例えば、特開昭51−140449号公報、特開昭58
−90248号公報等が挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、ソフトウェアリソースに新規の制
御移行先モジュールを追加する際、既存の制御移行元モ
ジュールまたは既存の制御移行先モジュールの新たな改
造及び該改造したことによるこれらモジュールの再確認
試験が必要になるという点で問題があった。
本発明の目的は、既存の制御移行先モジュールとは別
の新規の制御移行先モジュールを追加した場合、既存モ
ジュールの改造を行わずに、新旧のどの制御移行先モジ
ュールへも制御移行を可能とするプログラムモジュール
間制御移行方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、複数のモジュールとこれらモジュールのア
ドレスを管理する管理テーブルを有し、制御を移行する
場合、制御移行元モジュールは制御移行先モジュールの
アドレス格納域をパラメータとする制御移行命令を発行
し、該命令は前記管理モジュールの該当アドレス格納域
より制御移行先モジュールのアドレスを求めて該モジュ
ールに制御を移す計算機システムにおいて、制御移行先
モジュールの振分け処理を行う制御移行先管理モジュー
ルを別に設け、前記制御移行元モジュールが発行する制
御移行命令のアドレス格納域を示すパラメータを変えず
に、前記管理テーブルにおける該当アドレス格納域の内
容を既存の制御移行先モジュールのアドレスから前記制
御移行先管理モジュールのアドレスへ置換し、前記制御
移行元モジュールが発行する制御移行命令によって、一
旦、制御移行先管理モジュールへ制御を移し、該制御移
行先管理モジュールにおいて制御移行先モジュールを決
定し、該モジュールのアドレス格納域をパラメータとす
る制御移行命令をあらためて発行して該モジュールへ制
御を移すこと特徴とするものである。
〔作 用〕
制御移行先管理テーブルにおける既存の制御移行先モ
ジュールのアドレス格納域の内容のみを置換するので、
制御移行元モジュールで指定する制御移行先モジュール
のアドレス格納域を示すパラメータは変更不要である。
また、制御移行先モジュールの振分け処理等は、既存モ
ジュールとは独立した別モジュールで行うので、既存の
制御移行先モジュールへは影響を与えない。これらによ
り、既存モジュールの改造を行わず、新規の制御移行先
モジュールを追加することが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第3図により説
明する。
第1図は新規の制御移行モジュールを追加したときの
モジュール間の制御移行を説明する図である。第1図に
おいて、10は制御移行元モジュール(RM)、20は既存の
制御移行先モジュール(AM)、30は新規の制御移行先モ
ジュール(BM)、40は本発明により設けられた制御移行
先管理モジュール(CM)である。各モジュール10〜40は
計算機システムのメモリ上に配置され、そのアドレスは
制御移行先管理テーブル50が管理している。なお、この
制御移行先管理テーブル50はメモリ上のあらかじめ定め
られた領域に置かれる。
モジュール間の制御移行は、制御移行元モジュール10
が制御移行用命令SCを発行することによって行われる。
制御移行元モジュール10はSC命令発行時に、制御移行先
モジュールのアドレスを格納している制御移行先管理テ
ーブル50のエントリ番号をSC命令のパラメータであるオ
ペランドとして指定する。通常、SC命令が発行される
と、該命令ではオペランドで指定されたエントリ番号と
制御移行先管理テーブル50より制御移行先モジュールの
アドレスを求めて制御を移す。
初めに、第2図により新規の制御移行先モジュールを
追加する前のモジュール間の制御移行について説明す
る。新規モジュール追加前の制御移行では、制御移行元
モジュール(RM)10は既存の制御移行先モジュール(A
M)20のアドレスが格納されている制御移行先管理テー
ブル50のエントリ番号αをオペランドとしてSC命令を発
行する。SC命令は管理テーブル50をアクセスし、エント
リαより制御移行先モジュール20のアドレズ(AMのアド
レス)を求めて、該モジュール20へ制御を移す。
次に、第1図の新規の制御移行先モジュールを追加し
たときのモジュール間の制御移行を説明する。
第1図に示すように、新規の制御移行先モジュール
(BM)30の追加に当っては、制御移行先管理テーブル50
のエントリαの内容を既存の制御移行先モジュール(A
M)20のアドレスから制御移行先管理モジュール(CM)4
0のアドレスへ置換すると共に、制御移行先管理テーブ
ル50のエントリβにAM20のアドレスを、エントリγニBM
30のアドレスをそれぞれ設定する。
モジュール間の制御移行の際、制御移行元モジュール
10では、新規の制御移行先モジュール(BM)30を全く意
識することなく、既存の制御移行先モジュール(AM)20
のアドレスが格納されているものとして制御移行先管理
テーブル50のエントリ番号αをオペランドとするSC命令
を発行する。SC命令は、管理テーブル50をアクセスし、
そのエントリαより制御移行管理モジュール(CM)40の
アドレス(CMのアドレス)を求めて、該モジュール40に
制御を移す。即ち、制御移行先モジュール10がSC命令を
発行すると、制御移行先管理モジュール40に制御が無条
件に移る。
制御移行先管理モジュール(CM)40における振分け処
理機構41では、モジュール20,30のいずれかに制御を移
すかを決定し、既存の制御移行先モジュール(AM)20に
制御を移すときはエントリ番号βをオペランドとして、
新規の制御移行モジュール(BM)30に制御を移すときは
エントリ番号γをオペランドとして、それぞれSC命令を
発行する。SC命令は制御移行先管理テーブル50をアクセ
スし、オペランドがβの場合は、エントリβより既存の
制御移行先モジュール(AM)20のアドレス(AMのアドレ
ス)を求めて、該モジュール20に制御を移し、オペラン
ドがγの場合は、エントリγより新規の制御移行先モジ
ュール(BM)30のアドレス(BMのアドレス)を求めて、
該モジュール30に制御を移す。
第3図に制御移行先管理モジュール40での処理フロー
を示す。まず、制御移行元モジュール(RM)10から渡さ
れた移行先識別パラメータを取得する(ステップ10
1)。次に、この識別パラメータとシステムジェネレー
ョン値を比較し(ステップ102)、AM20,BM30のどのモジ
ュールに制御を移すかを決定する(ステップ103)。例
えば、システムジェネレーション値が手順1の場合は既
存のAM20に制御を移し、システムジェネレーション値が
手順2の場合は、識別パラメータがAM20を示していても
新規のBM30に制御を移すようにする。既存の制御移行先
モジュール(AM)20に制御を移す場合は、制御移行先管
理テーブル50におけるAMのエントリ番号βをSC命令のオ
ペランドに設定して(ステップ104)、SC命令を発行す
る(ステップ105)。また、新規の制御移行先モジュー
ル(BM)30に制御を移す場合は、BMのエントリ番号γを
オペランドに設定して(ステップ106)、SC命令発行す
る。
以上、本実施例では、制御移行元モシュール(RM)10
においては、新規の制御移行先モジュール(BM)30を追
加した後でも、SC命令発行時の制御移行に関するパラメ
ータはαのまゝである。また、既存の制御移行先モジュ
ール(AM)20では、新規の制御移行先モジュール(BM)
20、制御移行先管理モジュール(CM)40が追加されて
も、RM10から直接、制御が渡された意識しかなく、BM3
0,CM40が追加されたことによる影響は受けない。
また、実施例では、制御移行先管理テーブル50の置換
処理によって一律に制御移行先管理モジュール(CM)40
へ制御を移すようにしているが、置換処理自体は静的に
も動的にも可能であるため、BMへの制御移行が不要なシ
ステムでCMの振分け処理がオーバヘッドとなることはな
い。なお、静的な置換処理とは、システム生成時にシス
テムジェネレーション値に応じて制御移行先管理テーブ
ル50の内容を決定する処理であり、動的な置換処理と
は、システム稼働中に制御移行先管理テーブル50の内容
を変更する処理である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、新規の制御移
行先モジュールを追加しても、制御移行管理を別モジュ
ールとして独立させることによって既存モジュールが受
ける影響を無しとすることできるので、既存モジュール
の改造と、改造による再確認試験を不要とする効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による新規の制御移行先モジュール追加
後のモジュール間の制御移行を説明する図、第2図は新
規の制御移行先モジュール追加前のモジュール間の制御
移行を説明する図、第3図は第1図における制御移行先
管理モジュールの処理フローを示す図である。 10……制御移行先モジュール(RM)、 20……既存の制御移行先モジュール(AM)、 30……新規の制御移行先モジュール(BM)、 40……制御移行先管理モジュール(CM)、 50……制御移行管理テーブル、 SC……制御移行用命令。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプログラムモジュール(以下、単に
    モジュールと略称する)とこれらモジュールのアドレス
    を管理する管理テーブルを有し、制御を移行する場合、
    制御移行元モジュールは制御移行先モジュールのアドレ
    ス格納域をパラメータとする制御移行命令を発行し、該
    命令は前記管理モジュールの該当アドレス格納域より制
    御移行先モジュールのアドレスを求めて該モジュールに
    制御を移す計算機システムにおいて、 プログラムモジュールとは別に、制御移行先モジュール
    の振分け処理を行う制御移行先管理モジュールを設け、 前記制御移行元モジュールが発行する制御移行命令のア
    ドレス格納域を示すパラメータを変えずに、前記管理テ
    ーブルにおける該当アドレス格納域の内容を既存の制御
    移行先モジュールのアドレスから前記制御移行先管理モ
    ジュールのアドレスへ置換し、前記制御移行元モジュー
    ルが発行する制御移行命令によって、一旦、制御移行先
    管理モジュールへ制御を移し、該制御移行先管理モジュ
    ールにおいて制御移行先モジュールを決定し、該モジュ
    ールのアドレス格納域をパラメータとする制御移行命令
    をあらためて発行して該モジュールへ制御を移すことを
    特徴とするプログラムモジュール間制御移行方式。
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