JPH0713823A - 仮想計算機システムにおけるファイル資源管理方式 - Google Patents
仮想計算機システムにおけるファイル資源管理方式Info
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- JPH0713823A JPH0713823A JP5152563A JP15256393A JPH0713823A JP H0713823 A JPH0713823 A JP H0713823A JP 5152563 A JP5152563 A JP 5152563A JP 15256393 A JP15256393 A JP 15256393A JP H0713823 A JPH0713823 A JP H0713823A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】複数の仮想計算機により実ボリューム装置にあ
る同一のファイル資源をファイル共用制御までも含めて
自由に共用使用することができる。 【構成】仮想計算機システム1は、セグメンテーション
方式の仮想記憶管理機能を用いる仮想計算機α,βと、
仮想計算機α,βで使用可能な実計算機システム(図示
せず)に接続された実ボリューム装置6とを含む。仮想
計算機α,βは、各々の同一種類のオペレーティングシ
ステム2,3を含む。ファイル資源管理部5は、資源割
当て解放制御手段50と、ファイル管理テーブル51
と、ファイル共用制御手段52と、実ボリューム装置認
識手段53とにより構成されている。ファイル資源管理
部5は、システム共有アドレス空間7に置かれ、仮想記
憶管理機能共用手段4により、仮想計算機α,βとで共
用可能になっている。
る同一のファイル資源をファイル共用制御までも含めて
自由に共用使用することができる。 【構成】仮想計算機システム1は、セグメンテーション
方式の仮想記憶管理機能を用いる仮想計算機α,βと、
仮想計算機α,βで使用可能な実計算機システム(図示
せず)に接続された実ボリューム装置6とを含む。仮想
計算機α,βは、各々の同一種類のオペレーティングシ
ステム2,3を含む。ファイル資源管理部5は、資源割
当て解放制御手段50と、ファイル管理テーブル51
と、ファイル共用制御手段52と、実ボリューム装置認
識手段53とにより構成されている。ファイル資源管理
部5は、システム共有アドレス空間7に置かれ、仮想記
憶管理機能共用手段4により、仮想計算機α,βとで共
用可能になっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仮想計算機システムに
おけるファイル資源管理方式に関し、特に、複数の仮想
計算機を実計算機システムで動作させる仮想計算機シス
テムにおけるファイル資源管理方式に関する。
おけるファイル資源管理方式に関し、特に、複数の仮想
計算機を実計算機システムで動作させる仮想計算機シス
テムにおけるファイル資源管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の仮想計算機システムにおけ
るファイル資源管理方式を用いている仮想計算機システ
ムの一例を示すブロック図である。従来の仮想計算機シ
ステムは、図4に示すように、仮想計算機のオペレーテ
ィングシステムとしてのゲストOS310,320と、
実計算機330と、仮想計算機モニタであるVMモニタ
340と、実ボリューム装置350,360とを有して
構成されている。
るファイル資源管理方式を用いている仮想計算機システ
ムの一例を示すブロック図である。従来の仮想計算機シ
ステムは、図4に示すように、仮想計算機のオペレーテ
ィングシステムとしてのゲストOS310,320と、
実計算機330と、仮想計算機モニタであるVMモニタ
340と、実ボリューム装置350,360とを有して
構成されている。
【0003】そして、ゲストOS310,320は、V
Mモニタ340に接続されて、VMモニタ340は、実
計算機330上で動作し、実計算機330は、実ボリュ
ーム装置350,360を接続している。また、実ボリ
ューム装置350,360としては、磁気ディスク装置
などが使用されている。
Mモニタ340に接続されて、VMモニタ340は、実
計算機330上で動作し、実計算機330は、実ボリュ
ーム装置350,360を接続している。また、実ボリ
ューム装置350,360としては、磁気ディスク装置
などが使用されている。
【0004】そして、ゲストOS310は、内部に、資
源割当て解放要求をしているジョブ311,312と、
資源割当て解放制御部313と、ファイル共用制御部3
14と、ファイル管理テーブル315と、ボリューム装
置認識部316とのそれぞれを有している。同様に、ゲ
ストOS320は、資源の割当て解放要求をしているジ
ョブ321,322と、資源割当て解放制御部323
と、ファイル共用制御部324と、ファイル管理テーブ
ル325と、ボリューム装置認識部326とを有してい
る。
源割当て解放要求をしているジョブ311,312と、
資源割当て解放制御部313と、ファイル共用制御部3
14と、ファイル管理テーブル315と、ボリューム装
置認識部316とのそれぞれを有している。同様に、ゲ
ストOS320は、資源の割当て解放要求をしているジ
ョブ321,322と、資源割当て解放制御部323
と、ファイル共用制御部324と、ファイル管理テーブ
ル325と、ボリューム装置認識部326とを有してい
る。
【0005】さらに、VMモニタ340は、資源割当て
解放制御部341と、実ボリューム装置認識部342と
を有している。そして、VMモニタ340は、実ボリュ
ーム装置350をゲストOS310に実ボリューム装置
360をゲストOS320にあらかじめ割当てている。
解放制御部341と、実ボリューム装置認識部342と
を有している。そして、VMモニタ340は、実ボリュ
ーム装置350をゲストOS310に実ボリューム装置
360をゲストOS320にあらかじめ割当てている。
【0006】そこで、ゲストOS310で動作するジョ
ブ311,312に対して、ゲストOS310内にある
資源割当て解放制御部313,ファイル共用制御部31
4,ファイル管理テーブル315,ボリューム装置認識
部316、およびVMモニタ340の資源割当て解放制
御部341,実ボリューム装置認識部342の動作によ
り、実ボリューム装置350にある物理ファイルに対し
てファイル資源の共用割当てあるいは解放の資源管理が
行われている。
ブ311,312に対して、ゲストOS310内にある
資源割当て解放制御部313,ファイル共用制御部31
4,ファイル管理テーブル315,ボリューム装置認識
部316、およびVMモニタ340の資源割当て解放制
御部341,実ボリューム装置認識部342の動作によ
り、実ボリューム装置350にある物理ファイルに対し
てファイル資源の共用割当てあるいは解放の資源管理が
行われている。
【0007】同様に、ゲストOS320で動作するジョ
ブ321,322に対して、ゲストOS320内にある
資源割当て解放制御部323,ファイル共用制御部32
4,ファイル管理テーブル325,ボリューム装置認識
部326、およびVMモニタ340の資源割当て解放制
御部341,実ボリューム装置認識部342の動作によ
り、実ボリューム装置360にある物理ファイルに対し
てファイル資源の共用割当てあるいは解放の資源管理が
行われている。
ブ321,322に対して、ゲストOS320内にある
資源割当て解放制御部323,ファイル共用制御部32
4,ファイル管理テーブル325,ボリューム装置認識
部326、およびVMモニタ340の資源割当て解放制
御部341,実ボリューム装置認識部342の動作によ
り、実ボリューム装置360にある物理ファイルに対し
てファイル資源の共用割当てあるいは解放の資源管理が
行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上述した従来
の仮想計算機システムにおけるファイル資源管理方式で
は、実ボリューム装置350,360にある物理ファイ
ルが、それぞれのゲストOS310,320にあらかじ
め割当てられてしまうので、オペレータによる割当ての
切換え操作なしには、実ボリューム装置350をゲスト
OS320から、または、実ボリューム装置360をゲ
ストOS310から、自由に共用使用することができな
いという欠点がある。
の仮想計算機システムにおけるファイル資源管理方式で
は、実ボリューム装置350,360にある物理ファイ
ルが、それぞれのゲストOS310,320にあらかじ
め割当てられてしまうので、オペレータによる割当ての
切換え操作なしには、実ボリューム装置350をゲスト
OS320から、または、実ボリューム装置360をゲ
ストOS310から、自由に共用使用することができな
いという欠点がある。
【0009】本発明の目的は、実ボリューム装置にある
同一のファイル資源を、複数の仮想計算機によってファ
イル共用制御までも含めて自由に共用使用することがで
きる仮想計算機システムにおけるファイル資源管理方式
を提供することにある。
同一のファイル資源を、複数の仮想計算機によってファ
イル共用制御までも含めて自由に共用使用することがで
きる仮想計算機システムにおけるファイル資源管理方式
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、第1の発明の仮
想計算機システムにおけるファイル資源管理方式は、セ
グメンテーション方式による仮想記憶管理機能を使用し
て、同一種類の複数のオペレーティングシステムの各々
の制御で動作する複数の仮想計算機と、複数の前記仮想
計算機により使用可能で実計算機システムに接続する実
ボリューム装置とを備えて、複数の前記仮想計算機を前
記実計算機システム上で動作させる仮想計算機システム
におけるファイル資源管理方式において、前記実ボリュ
ーム装置に有するファイル資源の管理を行うファイル資
源管理部を、複数の前記仮想計算機のそれぞれの前記オ
ペレーティングシステムにおける前記仮想記憶管理機能
によって、システム共有アドレス空間に置いて複数の前
記仮想計算機により共有させ、前記実ボリューム装置に
対する複数の前記仮想計算機から出たファイル資源の割
当て解放要求をファイル共用制御を含めて一元的に管理
する、ことを含んでいる。
想計算機システムにおけるファイル資源管理方式は、セ
グメンテーション方式による仮想記憶管理機能を使用し
て、同一種類の複数のオペレーティングシステムの各々
の制御で動作する複数の仮想計算機と、複数の前記仮想
計算機により使用可能で実計算機システムに接続する実
ボリューム装置とを備えて、複数の前記仮想計算機を前
記実計算機システム上で動作させる仮想計算機システム
におけるファイル資源管理方式において、前記実ボリュ
ーム装置に有するファイル資源の管理を行うファイル資
源管理部を、複数の前記仮想計算機のそれぞれの前記オ
ペレーティングシステムにおける前記仮想記憶管理機能
によって、システム共有アドレス空間に置いて複数の前
記仮想計算機により共有させ、前記実ボリューム装置に
対する複数の前記仮想計算機から出たファイル資源の割
当て解放要求をファイル共用制御を含めて一元的に管理
する、ことを含んでいる。
【0011】そして、第2の発明の仮想計算機システム
におけるファイル資源管理方式は、第1の発明の仮想計
算機システムにおけるファイル資源管理方式において、
第1の発明のファイル資源管理部が、複数個の第1の発
明のオペレーティングシステムのジョブから出される第
1の発明の実ボリューム装置に対するファイル資源の割
当て要求にかかるファイル共用制御を行って、前記実ボ
リューム装置のファイル資源に対する割当て管理を実施
するとともに、前記実ボリューム装置のファイル資源の
解放要求にかかる解放管理を実施することを含んでい
る。
におけるファイル資源管理方式は、第1の発明の仮想計
算機システムにおけるファイル資源管理方式において、
第1の発明のファイル資源管理部が、複数個の第1の発
明のオペレーティングシステムのジョブから出される第
1の発明の実ボリューム装置に対するファイル資源の割
当て要求にかかるファイル共用制御を行って、前記実ボ
リューム装置のファイル資源に対する割当て管理を実施
するとともに、前記実ボリューム装置のファイル資源の
解放要求にかかる解放管理を実施することを含んでい
る。
【0012】さらに、第3の発明の仮想計算機システム
におけるファイル資源管理方式は、第2の発明の仮想計
算機システムにおけるファイル資源管理方式において、
第2の発明の実ボリューム装置の共用可能なファイル資
源の各々に対応する実ファイル名および対応するファイ
ル資源の共用を要求中の各ジョブ識別名を保持するファ
イル共用制御共用行列並びに対応するファイル資源の共
用制御に必要な各種の制御情報を管理するファイル管理
テーブルと、第2の発明のオペレーティングシステムの
それぞれから前記実ボリューム装置に対するファイル資
源割当て解放要求を受付け、そのファイル資源の割当て
解放要求がファイル資源の共用割当て要求ならば、その
要求時に指定された資源要求テーブル内にある実ファイ
ル名から前記ファイル管理テーブルにおける対応するフ
ァイル管理エントリを求めて、当該ファイル管理エント
リの制御情報に基いて前記実ボリューム装置が要求元の
前記オペレーティングシステムで共用できるか否かを調
べて、共用可能であれば当該ファイル管理エントリのフ
ァイル共用制御共用行列に割当ての要求をしたジョブ識
別名を登録し、そのファイル資源割当て解放要求がファ
イル資源の解放要求であれば、その要求時に指定された
資源要求テーブル内にある実ファイル名から前記ファイ
ル管理テーブルにおける対応するファイル管理エントリ
を求めて、当該ファイル管理エントリのファイル共用制
御共用行列を検索したジョブ識別名が解放要求のジョブ
識別名に一致したときに、そのジョブ識別名をファイル
共用制御共用行列から削除する資源割当て解放制御手段
と、前記資源割当て解放制御手段でジョブ識別名を登録
したときに、当該ファイル管理エントリの制御情報中に
設けた共用カウンタに“1”を加えて、要求された前記
実ボリューム装置が何れのジョブにも割当てられていな
ければ、共用割当て中を示すインジケータを付けるとと
もに、前記資源割当て解放制御手段でジョブ識別名を削
除したときに、当該ファイル管理エントリの制御情報中
に設けた共用カウンタから“1”を減らして、共用カウ
ンタが“0”になれば、共用割当て中を示すインジケー
タを消すファイル共用制御手段と、前記実ボリューム装
置が使用可能になったときには、前記実ボリューム装置
のボリューム番号および実ファイル名を認識し、前記フ
ァイル管理テーブルの中にファイル管理エントリを設定
する実ボリューム装置認識手段と、を第2の発明のファ
イル資源管理部に備えることを含んでいる。
におけるファイル資源管理方式は、第2の発明の仮想計
算機システムにおけるファイル資源管理方式において、
第2の発明の実ボリューム装置の共用可能なファイル資
源の各々に対応する実ファイル名および対応するファイ
ル資源の共用を要求中の各ジョブ識別名を保持するファ
イル共用制御共用行列並びに対応するファイル資源の共
用制御に必要な各種の制御情報を管理するファイル管理
テーブルと、第2の発明のオペレーティングシステムの
それぞれから前記実ボリューム装置に対するファイル資
源割当て解放要求を受付け、そのファイル資源の割当て
解放要求がファイル資源の共用割当て要求ならば、その
要求時に指定された資源要求テーブル内にある実ファイ
ル名から前記ファイル管理テーブルにおける対応するフ
ァイル管理エントリを求めて、当該ファイル管理エント
リの制御情報に基いて前記実ボリューム装置が要求元の
前記オペレーティングシステムで共用できるか否かを調
べて、共用可能であれば当該ファイル管理エントリのフ
ァイル共用制御共用行列に割当ての要求をしたジョブ識
別名を登録し、そのファイル資源割当て解放要求がファ
イル資源の解放要求であれば、その要求時に指定された
資源要求テーブル内にある実ファイル名から前記ファイ
ル管理テーブルにおける対応するファイル管理エントリ
を求めて、当該ファイル管理エントリのファイル共用制
御共用行列を検索したジョブ識別名が解放要求のジョブ
識別名に一致したときに、そのジョブ識別名をファイル
共用制御共用行列から削除する資源割当て解放制御手段
と、前記資源割当て解放制御手段でジョブ識別名を登録
したときに、当該ファイル管理エントリの制御情報中に
設けた共用カウンタに“1”を加えて、要求された前記
実ボリューム装置が何れのジョブにも割当てられていな
ければ、共用割当て中を示すインジケータを付けるとと
もに、前記資源割当て解放制御手段でジョブ識別名を削
除したときに、当該ファイル管理エントリの制御情報中
に設けた共用カウンタから“1”を減らして、共用カウ
ンタが“0”になれば、共用割当て中を示すインジケー
タを消すファイル共用制御手段と、前記実ボリューム装
置が使用可能になったときには、前記実ボリューム装置
のボリューム番号および実ファイル名を認識し、前記フ
ァイル管理テーブルの中にファイル管理エントリを設定
する実ボリューム装置認識手段と、を第2の発明のファ
イル資源管理部に備えることを含んでいる。
【0013】
【作用】本発明の仮想計算機システムにおけるファイル
資源管理方式においては、複数個のオペレーティングシ
ステムのジョブから出される実ボリューム装置に対する
ファイル資源の割当て要求にかかるファイル共用制御を
行って、それぞれの前記実ボリューム装置に対するファ
イル資源の割当て管理を行うとともに、ファイル資源の
解放要求にかかるファイル共用制御により、それぞれの
前記実ボリューム装置にあるファイル資源の解放管理を
行うファイル資源管理部が、システム共有アドレス空間
の中に置かれ、各々の前記オペレーティングシステムで
共用されるので、高速にファイル共用制御,ファイル資
源の割当てまたは解放処理,前記実ボリューム装置の認
識処理などが行われる。
資源管理方式においては、複数個のオペレーティングシ
ステムのジョブから出される実ボリューム装置に対する
ファイル資源の割当て要求にかかるファイル共用制御を
行って、それぞれの前記実ボリューム装置に対するファ
イル資源の割当て管理を行うとともに、ファイル資源の
解放要求にかかるファイル共用制御により、それぞれの
前記実ボリューム装置にあるファイル資源の解放管理を
行うファイル資源管理部が、システム共有アドレス空間
の中に置かれ、各々の前記オペレーティングシステムで
共用されるので、高速にファイル共用制御,ファイル資
源の割当てまたは解放処理,前記実ボリューム装置の認
識処理などが行われる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の仮想計算機システムにおけ
るファイル資源管理方式を適用した仮想計算機システム
の一実施例を示すブロック図である。
て説明する。図1は本発明の仮想計算機システムにおけ
るファイル資源管理方式を適用した仮想計算機システム
の一実施例を示すブロック図である。
【0015】図1に示すように、本実施例の仮想計算機
システム1は、セグメンテーション方式による仮想記憶
管理機能を使用する仮想計算機α,βと、仮想計算機
α,βにより使用可能で実計算機システム(図示せず)
に接続された実ボリューム装置6とを含んでいる。
システム1は、セグメンテーション方式による仮想記憶
管理機能を使用する仮想計算機α,βと、仮想計算機
α,βにより使用可能で実計算機システム(図示せず)
に接続された実ボリューム装置6とを含んでいる。
【0016】また、仮想計算機α,βは、それぞれの同
一種類のオペレーティングシステム2,3を含んでい
る。そして、システム共有アドレス空間7に置かれたフ
ァイル資源管理部5は、仮想記憶管理機能共用手段4に
よって、仮想計算機α,βとで共用可能に構成されてい
る。
一種類のオペレーティングシステム2,3を含んでい
る。そして、システム共有アドレス空間7に置かれたフ
ァイル資源管理部5は、仮想記憶管理機能共用手段4に
よって、仮想計算機α,βとで共用可能に構成されてい
る。
【0017】さらに、ファイル資源管理部5は、資源割
当て解放制御手段50と、ファイル管理テーブル51
と、ファイル共用制御手段52と、実ボリューム装置認
識手段53とを有して構成されている。
当て解放制御手段50と、ファイル管理テーブル51
と、ファイル共用制御手段52と、実ボリューム装置認
識手段53とを有して構成されている。
【0018】なお、本実施例においては、仮想計算機シ
ステム1内で2個の仮想計算機α,βをそれぞれのオペ
レーティングシステム2,3により動作させているけれ
ども3個以上の仮想計算機を同一の実計算機システムに
実現した仮想計算機システムに対しても、本発明は、当
然適用することができる。
ステム1内で2個の仮想計算機α,βをそれぞれのオペ
レーティングシステム2,3により動作させているけれ
ども3個以上の仮想計算機を同一の実計算機システムに
実現した仮想計算機システムに対しても、本発明は、当
然適用することができる。
【0019】そして、本実施例においては、仮想記憶管
理機能共用手段4は、ファイル資源管理部5を、オペレ
ーティングシステム2,3で共用することができるよう
に、セグメンテーション方式を使用したオペレーティン
グシステム2,3のシステム共有アドレス空間7上に位
置付けている。
理機能共用手段4は、ファイル資源管理部5を、オペレ
ーティングシステム2,3で共用することができるよう
に、セグメンテーション方式を使用したオペレーティン
グシステム2,3のシステム共有アドレス空間7上に位
置付けている。
【0020】そこで、共用可能なファイル資源管理部5
は、実ボリューム装置6のファイル資源に対するオペレ
ーティングシステム2のファイル資源割当て解放要求ジ
ョブ20及びオペレーティングシステム3のファイル資
源割当て解放要求ジョブ30からファイル資源割当て解
放要求を受付けて、これらにかかるファイル共用制御ま
でを含めて、ファイル資源の割当てあるいは解放の処理
を行って、その結果をファイル資源の割当てや解放の要
求元であるオペレーティングシステム2,3のファイル
資源割当て解放要求ジョブ20,30に通知している。
は、実ボリューム装置6のファイル資源に対するオペレ
ーティングシステム2のファイル資源割当て解放要求ジ
ョブ20及びオペレーティングシステム3のファイル資
源割当て解放要求ジョブ30からファイル資源割当て解
放要求を受付けて、これらにかかるファイル共用制御ま
でを含めて、ファイル資源の割当てあるいは解放の処理
を行って、その結果をファイル資源の割当てや解放の要
求元であるオペレーティングシステム2,3のファイル
資源割当て解放要求ジョブ20,30に通知している。
【0021】図2は本実施例のファイル管理テーブル5
1の構成の一例を示した図である。図2に示すファイル
管理テーブル51は、共用可能な各実ボリューム装置6
内のファイル資源に対する名称である実ファイル名F
1,F2,…………および対応するファイルを共用する
ことを要求中である各ジョブ識別名を保持している各々
のファイル共用制御共用行列Q1,Q2,…………並び
にファイルの共用制御に必要な各種の制御情報などを管
理しており、資源割当て解放制御手段50およびファイ
ル共用制御手段52並びに実ボリューム装置認識手段5
3により参照されたり更新されたりしている。
1の構成の一例を示した図である。図2に示すファイル
管理テーブル51は、共用可能な各実ボリューム装置6
内のファイル資源に対する名称である実ファイル名F
1,F2,…………および対応するファイルを共用する
ことを要求中である各ジョブ識別名を保持している各々
のファイル共用制御共用行列Q1,Q2,…………並び
にファイルの共用制御に必要な各種の制御情報などを管
理しており、資源割当て解放制御手段50およびファイ
ル共用制御手段52並びに実ボリューム装置認識手段5
3により参照されたり更新されたりしている。
【0022】次に、本実施例の動作について図1および
図2を参照して説明する。例えば、資源割当て解放制御
手段50が、オペレーティングシステム2内のファイル
資源割当て解放要求ジョブ20から実ボリューム装置6
に対するファイル資源の割当て解放要求を受付けたとき
に、その要求がファイル資源の割当て要求であれば、指
定されている資源要求テーブル内の実ファイル名から、
ファイル管理テーブル51における対応するファイル管
理エントリを求めている。
図2を参照して説明する。例えば、資源割当て解放制御
手段50が、オペレーティングシステム2内のファイル
資源割当て解放要求ジョブ20から実ボリューム装置6
に対するファイル資源の割当て解放要求を受付けたとき
に、その要求がファイル資源の割当て要求であれば、指
定されている資源要求テーブル内の実ファイル名から、
ファイル管理テーブル51における対応するファイル管
理エントリを求めている。
【0023】そして、そのファイル管理エントリの制御
情報に基いて、実ボリューム装置6がオペレーティング
システム2で使用できる装置であるか否かを調べ、使用
可能でなければエラーとして処理するが、ファイル資源
の共用割当てが可能であればそのファイル管理エントリ
にあるファイル共用制御共用行列の空き領域を捜し、見
つかった空き領域にファイル資源割当て解放要求ジョブ
20のジョブ識別名を登録して、ファイル共用制御手段
52にそのファイル管理エントリを制御とともに渡して
いる。
情報に基いて、実ボリューム装置6がオペレーティング
システム2で使用できる装置であるか否かを調べ、使用
可能でなければエラーとして処理するが、ファイル資源
の共用割当てが可能であればそのファイル管理エントリ
にあるファイル共用制御共用行列の空き領域を捜し、見
つかった空き領域にファイル資源割当て解放要求ジョブ
20のジョブ識別名を登録して、ファイル共用制御手段
52にそのファイル管理エントリを制御とともに渡して
いる。
【0024】そこで、ファイル共用制御手段52は、そ
のファイル管理エントリの制御情報の中にある共用カウ
ンタに“1”を加えるとともに、要求されたファイルが
何れのジョブにも割当てられていなければ共用割当て中
のインディケータをつけて、そのファイル管理エントリ
の内容を資源割当て解放制御手段50に制御とともに返
している。資源割当て解放制御手段50では、要求元で
あるオペレーティングシステム2のファイル資源割当て
解放要求ジョブ20にその割当て結果を通知している。
のファイル管理エントリの制御情報の中にある共用カウ
ンタに“1”を加えるとともに、要求されたファイルが
何れのジョブにも割当てられていなければ共用割当て中
のインディケータをつけて、そのファイル管理エントリ
の内容を資源割当て解放制御手段50に制御とともに返
している。資源割当て解放制御手段50では、要求元で
あるオペレーティングシステム2のファイル資源割当て
解放要求ジョブ20にその割当て結果を通知している。
【0025】そして、資源割当て解放制御手段50は、
ファイル資源割当て解放要求ジョブ20から実ボリュー
ム装置6に対するファイル資源割当て解放要求を受付け
たときに、その要求がファイル資源の解放要求ならば、
指定された資源要求テーブルの実ファイル名から、ファ
イル管理テーブル51における対応するファイル管理エ
ントリを求めている。
ファイル資源割当て解放要求ジョブ20から実ボリュー
ム装置6に対するファイル資源割当て解放要求を受付け
たときに、その要求がファイル資源の解放要求ならば、
指定された資源要求テーブルの実ファイル名から、ファ
イル管理テーブル51における対応するファイル管理エ
ントリを求めている。
【0026】また、そのファイル管理エントリのファイ
ル共用制御共用行列を先頭から検索したジョブ識別名
と、解放要求のジョブ識別名とが一致したときに、その
ジョブ識別名を削除し、ファイル共用制御手段52に対
してそのファイル管理エントリを制御とともに渡してい
る。
ル共用制御共用行列を先頭から検索したジョブ識別名
と、解放要求のジョブ識別名とが一致したときに、その
ジョブ識別名を削除し、ファイル共用制御手段52に対
してそのファイル管理エントリを制御とともに渡してい
る。
【0027】そこで、ファイル共用制御手段52は、そ
のファイル管理エントリの制御情報中にある共用カウン
タから“1”を減らすとともに、共用カウンタの値が
“0”になれば共用割当て中のインディケータを消し
て、そのファイル管理エントリを資源割当て解放制御手
段50に制御とともに返している。また、資源割当て解
放制御手段50では、要求元のオペレーティングシステ
ム2のファイル資源割当て解放要求ジョブ20にその解
放結果を通知している。
のファイル管理エントリの制御情報中にある共用カウン
タから“1”を減らすとともに、共用カウンタの値が
“0”になれば共用割当て中のインディケータを消し
て、そのファイル管理エントリを資源割当て解放制御手
段50に制御とともに返している。また、資源割当て解
放制御手段50では、要求元のオペレーティングシステ
ム2のファイル資源割当て解放要求ジョブ20にその解
放結果を通知している。
【0028】なお、以上の説明の中では、オペレーティ
ングシステム2のファイル資源割当て解放要求ジョブ2
0から実ボリューム装置6に対するファイル資源割当て
解放要求を受付ける一例を説明したが、オペレーティン
グシステム3のファイル資源割当て解放要求ジョブ30
から実ボリューム装置6に対するファイル資源割当て解
放要求を受付ける場合の動作も同様である。
ングシステム2のファイル資源割当て解放要求ジョブ2
0から実ボリューム装置6に対するファイル資源割当て
解放要求を受付ける一例を説明したが、オペレーティン
グシステム3のファイル資源割当て解放要求ジョブ30
から実ボリューム装置6に対するファイル資源割当て解
放要求を受付ける場合の動作も同様である。
【0029】上述した動作を継続して行うことにより、
ファイル共用制御がなされながら、複数の仮想計算機
α,βによって実ボリューム装置6の実ファイルが使用
されている。
ファイル共用制御がなされながら、複数の仮想計算機
α,βによって実ボリューム装置6の実ファイルが使用
されている。
【0030】一方、実ボリューム装置認識手段53は、
実ボリューム装置6などが使用可能になったときには、
そのボリューム通し番号とその中に有する実ファイル名
とを認識し、ファイル管理テーブル51のファイル管理
エントリを作っている。
実ボリューム装置6などが使用可能になったときには、
そのボリューム通し番号とその中に有する実ファイル名
とを認識し、ファイル管理テーブル51のファイル管理
エントリを作っている。
【0031】図3はシステム共有アドレス空間7上に置
かれたファイル資源管理部5の共有手段である仮想記憶
管理機能共用手段4の一例を示したブロック図である。
図3に示すように、プロセスi(ただし、iは、A,
B,X,Yなどを表す。)上のプロセス識別名(Ji,
Pi)は、仮想計算機α内のジョブを実行するプロセス
A,Bおよび仮想計算機βのジョブを実行するプロセス
X,Yの各々に付けられている。
かれたファイル資源管理部5の共有手段である仮想記憶
管理機能共用手段4の一例を示したブロック図である。
図3に示すように、プロセスi(ただし、iは、A,
B,X,Yなどを表す。)上のプロセス識別名(Ji,
Pi)は、仮想計算機α内のジョブを実行するプロセス
A,Bおよび仮想計算機βのジョブを実行するプロセス
X,Yの各々に付けられている。
【0032】また、プロセスiから参照されるセグメン
ト表表示語列STWA−iは、各種のセグメント表ST
−i,ST−ij(ただし、i,jのそれぞれは、A,
B,X,Yなどを表す。),ST−Sへのポインタを有
している。一方、セグメント表ST−iは、プロセス固
有セグメントA−1,B−1,X−1,Y−1などへの
ポインタを、セグメント表ST−ijは、ジョブによっ
て共有するプロセス群共有セグメントAB−1,XY−
1などへのポインタを、セグメント表ST−Sは、全プ
ロセスによって共有するシステム共有セグメントS−1
へのポインタを有している。このシステム共有セグメン
トS−1は、内部にファイル資源管理部5を実現するプ
ログラムなどを格納している。
ト表表示語列STWA−iは、各種のセグメント表ST
−i,ST−ij(ただし、i,jのそれぞれは、A,
B,X,Yなどを表す。),ST−Sへのポインタを有
している。一方、セグメント表ST−iは、プロセス固
有セグメントA−1,B−1,X−1,Y−1などへの
ポインタを、セグメント表ST−ijは、ジョブによっ
て共有するプロセス群共有セグメントAB−1,XY−
1などへのポインタを、セグメント表ST−Sは、全プ
ロセスによって共有するシステム共有セグメントS−1
へのポインタを有している。このシステム共有セグメン
トS−1は、内部にファイル資源管理部5を実現するプ
ログラムなどを格納している。
【0033】なお、セグメント表ST−i,ST−i
j,ST−Sの属性Cは、C=00でプロセス固有セグ
メント、C=01でプロセス群共有セグメント、C=1
1ではシステム共有セグメントにそれぞれリンクを行っ
ていることを表している。
j,ST−Sの属性Cは、C=00でプロセス固有セグ
メント、C=01でプロセス群共有セグメント、C=1
1ではシステム共有セグメントにそれぞれリンクを行っ
ていることを表している。
【0034】そこで、仮想計算機αのプロセスA,B
は、システム共有セグメントS−1に存在するファイル
資源管理部5を使用し、ファイル資源割当て解放要求を
行っている。即ち、システム共有セグメントS−1は、
セグメント表ST−Sのn番目のエントリからリンクさ
れており、このセグメント表ST−Sは、プロセスAに
よってリンクされているセグメント表表示語列STWA
−Aのk番目のエントリからリンクされるとともに、プ
ロセスBによってリンクされているセグメント表表示語
列STWA−Bのk(セグメント表表示語列STWA−
Aのkと同一値)番目のエントリからリンクされてい
る。
は、システム共有セグメントS−1に存在するファイル
資源管理部5を使用し、ファイル資源割当て解放要求を
行っている。即ち、システム共有セグメントS−1は、
セグメント表ST−Sのn番目のエントリからリンクさ
れており、このセグメント表ST−Sは、プロセスAに
よってリンクされているセグメント表表示語列STWA
−Aのk番目のエントリからリンクされるとともに、プ
ロセスBによってリンクされているセグメント表表示語
列STWA−Bのk(セグメント表表示語列STWA−
Aのkと同一値)番目のエントリからリンクされてい
る。
【0035】他方、仮想計算機βのプロセスX,Yも、
システム共有セグメントS−1内に存在するファイル資
源管理部5を使用し、ファイル資源割当て解放要求を行
っている。即ち、システム共有セグメントS−1は、セ
グメント表ST−Sのn番目のエントリからリンクされ
ており、このセグメント表ST−Sは、プロセスXによ
ってリンクされているセグメント表表示語列STWA−
Xのk(セグメント表表示語列STWA−Aのkと同一
値)番目のエントリからリンクをされており、プロセス
Yによってリンクをされているセグメント表表示語列S
TWA−Yのk(セグメント表表示語列STWA−Aの
kと同一値)番目のエントリからリンクをされている。
システム共有セグメントS−1内に存在するファイル資
源管理部5を使用し、ファイル資源割当て解放要求を行
っている。即ち、システム共有セグメントS−1は、セ
グメント表ST−Sのn番目のエントリからリンクされ
ており、このセグメント表ST−Sは、プロセスXによ
ってリンクされているセグメント表表示語列STWA−
Xのk(セグメント表表示語列STWA−Aのkと同一
値)番目のエントリからリンクをされており、プロセス
Yによってリンクをされているセグメント表表示語列S
TWA−Yのk(セグメント表表示語列STWA−Aの
kと同一値)番目のエントリからリンクをされている。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の仮想計算
機システムにおけるファイル資源管理方式は、ファイル
資源管理部をシステム共有アドレス空間に置いて、複数
の仮想計算機のオペレーティングシステムで共有するこ
とにより、複数の仮想計算機で使用される実ボリューム
装置のファイル資源に対するファイルの共用制御および
そのファイル資源の割当て解放処理並びに実ボリューム
装置やその中に有する実ファイルの認識処理を一括して
高速に行うことができるので、複数の仮想計算機で実ボ
リューム装置にあるファイル資源をファイル共用制御を
含めて自由に共用使用することができるという効果を有
している。
機システムにおけるファイル資源管理方式は、ファイル
資源管理部をシステム共有アドレス空間に置いて、複数
の仮想計算機のオペレーティングシステムで共有するこ
とにより、複数の仮想計算機で使用される実ボリューム
装置のファイル資源に対するファイルの共用制御および
そのファイル資源の割当て解放処理並びに実ボリューム
装置やその中に有する実ファイルの認識処理を一括して
高速に行うことができるので、複数の仮想計算機で実ボ
リューム装置にあるファイル資源をファイル共用制御を
含めて自由に共用使用することができるという効果を有
している。
【図1】本発明の仮想計算機システムにおけるファイル
資源管理方式を用いている仮想計算機システムの一実施
例を示すブロック図である。
資源管理方式を用いている仮想計算機システムの一実施
例を示すブロック図である。
【図2】本実施例のファイル管理テーブル51の構成の
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図3】システム共有アドレス空間7上に置かれたファ
イル資源管理部5の共有手段である仮想記憶管理機能共
用手段4の一例を示したブロック図である。
イル資源管理部5の共有手段である仮想記憶管理機能共
用手段4の一例を示したブロック図である。
【図4】従来の仮想計算機システムにおけるファイル資
源管理方式を用いている仮想計算機システムの一例を示
すブロック図である。
源管理方式を用いている仮想計算機システムの一例を示
すブロック図である。
1 仮想計算機システム 2,3 オペレーティングシステム 4 仮想記憶管理機能共用手段 5 ファイル資源管理部 6 実ボリューム装置 7 システム共有アドレス空間 20,30 ファイル資源割当て解放要求ジョブ 50 資源割当て解放制御手段 51 ファイル管理テーブル 52 ファイル共用制御手段 53 実ボリューム装置認識手段 310,320 ゲストOS 311,312,321,322 ジョブ 313,323 資源割当て解放制御部 314,324 ファイル共用制御部 315,325 ファイル管理テーブル 316,326 ボリューム装置認識部 330 実計算機 340 VMモニタ 341 資源割当て解放制御部 342 実ボリューム装置認識部 350,360 実ボリューム装置 α,β 仮想計算機
Claims (3)
- 【請求項1】 セグメンテーション方式による仮想記憶
管理機能を使用して同一種類の複数のオペレーティング
システムのそれぞれの制御で動作する複数の仮想計算機
と、複数の前記仮想計算機により使用可能で実計算機シ
ステムに接続する実ボリューム装置とを備え、複数の前
記仮想計算機を前記実計算機システム上で動作させる仮
想計算機システムにおけるファイル資源管理方式におい
て、 前記実ボリューム装置に有するファイル資源の管理を行
うファイル資源管理部を、複数の前記仮想計算機のそれ
ぞれの前記オペレーティングシステムにおける前記仮想
記憶管理機能によって、システム共有アドレス空間に置
いて複数の前記仮想計算機により共有させ、 前記実ボリューム装置に対する複数の前記仮想計算機か
ら出たファイル資源の割当て解放要求をファイル共用制
御を含めて一元的に管理する、ことを特徴とする仮想計
算機システムにおけるファイル資源管理方式。 - 【請求項2】 請求項1記載のファイル資源管理部は、
複数の請求項1記載のオペレーティングシステムのジョ
ブから出される請求項1記載の実ボリューム装置に対す
るファイル資源の割当て要求にかかるファイル共用制御
を行い、前記実ボリューム装置のファイル資源に対する
割当て管理を実施するとともに、前記実ボリューム装置
に対するファイル資源の解放要求にかかる解放管理を実
施することを特徴とする請求項1記載の仮想計算機シス
テムにおけるファイル資源管理方式。 - 【請求項3】 請求項2記載の実ボリューム装置の共用
可能なファイル資源の各々に対応する実ファイル名およ
び対応するファイル資源の共用を要求中の各ジョブ識別
名を保持するファイル共用制御共用行列並びに対応する
ファイル資源の共用制御に必要な各種の制御情報を管理
するファイル管理テーブルと、 請求項2記載のオペレーティングシステムの各々から前
記実ボリューム装置に対するファイル資源割当て解放要
求を受付けて、そのファイル資源の割当て解放要求がフ
ァイル資源の共用割当て要求ならば、その要求時に指定
された資源要求テーブル内にある実ファイル名から前記
ファイル管理テーブルにおける対応するファイル管理エ
ントリを求めて、当該ファイル管理エントリの制御情報
に基いて前記実ボリューム装置が要求元の前記オペレー
ティングシステムで共用できるか否かを調べて、共用可
能であれば当該ファイル管理エントリのファイル共用制
御共用行列に割当ての要求をしたジョブ識別名を登録
し、そのファイル資源割当て解放要求がファイル資源の
解放要求であれば、その要求時に指定された資源要求テ
ーブル内にある実ファイル名から前記ファイル管理テー
ブルにおける対応するファイル管理エントリを求めて、
当該ファイル管理エントリのファイル共用制御共用行列
を検索したジョブ識別名が解放要求のジョブ識別名に一
致したときに、そのジョブ識別名をファイル共用制御共
用行列から削除する資源割当て解放制御手段と、 前記資源割当て解放制御手段でジョブ識別名を登録した
ときに、当該ファイル管理エントリの制御情報中に設け
た共用カウンタに“1”を加えて、要求された前記実ボ
リューム装置が何れのジョブにも割当てられていなけれ
ば、共用割当て中を示すインジケータを付けるととも
に、前記資源割当て解放制御手段でジョブ識別名を削除
したときに、当該ファイル管理エントリの制御情報中に
設けた共用カウンタから“1”を減らして、共用カウン
タが“0”になれば、共用割当て中を示すインジケータ
を消すファイル共用制御手段と、 前記実ボリューム装置が使用可能になったときには、前
記実ボリューム装置のボリューム番号および実ファイル
名を認識し、前記ファイル管理テーブルの中にファイル
管理エントリを設定する実ボリューム装置認識手段と、
を請求項2記載のファイル資源管理部に備えることを特
徴とする請求項2記載の仮想計算機システムにおけるフ
ァイル資源管理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5152563A JPH0713823A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 仮想計算機システムにおけるファイル資源管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5152563A JPH0713823A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 仮想計算機システムにおけるファイル資源管理方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0713823A true JPH0713823A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15543222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5152563A Pending JPH0713823A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 仮想計算機システムにおけるファイル資源管理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713823A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005228321A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Eitokui Sui Kagi Kofun Yugenkoshi | 節電特性を具えたオペレーションシステム共用アプリケーションプログラムのアーキテクチャ及びその方法 |
US7299468B2 (en) | 2003-04-29 | 2007-11-20 | International Business Machines Corporation | Management of virtual machines to utilize shared resources |
US7328437B2 (en) | 2002-10-24 | 2008-02-05 | International Business Machines Corporation | Management of locks in a virtual machine environment |
JP2010152846A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-08 | Hitachi Ltd | ファイル共有方法、計算機システム及びジョブスケジューラ |
US7831977B2 (en) | 2003-04-29 | 2010-11-09 | International Business Machines Corporation | Shared file system cache in a virtual machine or LPAR environment |
US8001540B2 (en) | 2006-08-08 | 2011-08-16 | International Business Machines Corporation | System, method and program product for control of sequencing of data processing by different programs |
KR101321369B1 (ko) * | 2007-03-21 | 2013-10-28 | 삼성전자주식회사 | 디스크 블록 액세스 처리 방법 및 시스템 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63156257A (ja) * | 1986-12-20 | 1988-06-29 | Fujitsu Ltd | キ−付き索引編成ファイル制御方法 |
JPH05113894A (ja) * | 1991-10-23 | 1993-05-07 | Nec Corp | 仮想計算機システムにおけるフアイル資源管理方式 |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP5152563A patent/JPH0713823A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH05113894A (ja) * | 1991-10-23 | 1993-05-07 | Nec Corp | 仮想計算機システムにおけるフアイル資源管理方式 |
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US8442939B2 (en) | 2008-12-26 | 2013-05-14 | Hitachi, Ltd. | File sharing method, computer system, and job scheduler |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961112 |