JPH09304891A - ハロゲン化銀写真感光材料の画像形成方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の画像形成方法

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JPH09304891A
JPH09304891A JP12154796A JP12154796A JPH09304891A JP H09304891 A JPH09304891 A JP H09304891A JP 12154796 A JP12154796 A JP 12154796A JP 12154796 A JP12154796 A JP 12154796A JP H09304891 A JPH09304891 A JP H09304891A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射線増感スクリーンとハロゲン化銀写真感
光材料とを用いた放射線画像形成方法において、蛍光体
粒子の光散乱による感度低下や鮮鋭性の低下のない画像
形成方法を提供する。 【解決手段】 放射線増感スクリーンを用いてX線でハ
ロゲン化銀写真感光材料を露光する画像形成方法におい
て、該放射線増感スクリーンが2以上の蛍光体層を有
し、該蛍光体層のうち支持体から最も遠い蛍光体層に、
0.01μm以上であって、該蛍光体の主発光波長の1
/2以下である粒径を有する蛍光体粒子を含有し、かつ
該ハロゲン化銀写真感光材料が、含有するハロゲン化銀
粒子の平均投影面積直径が1.2倍以上異なるハロゲン
化銀粒子であり、該ハロゲン化銀乳剤層のうち粒径の大
きいハロゲン化銀粒子を含有するハロゲン化銀乳剤層が
より支持体に近い側にあることを特徴とするハロゲン化
銀写真感光材料の画像形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線画像形成方法
に用いられる高画質の放射線増感スクリーン及びそれと
共に用いられるハロゲン化銀写真感光材料に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】医療診断用放射線像および各種物体の非
破壊での放射線像を得、これを診断、放射線探傷検査な
どに用いる手法として、主にハロゲン化銀等の写真感光
材料と放射線増感スクリーンとを組み合わせた放射線写
真法や、放射線エネルギーを吸収した後、可視光や赤外
線などの電磁波で励起することにより蓄積していた放射
線エネルギーを蛍光の形で放出する輝尽性蛍光体を用い
た放射線画像変換法が挙げられる。
【0003】放射線写真法は、被写体を透過した、或い
は被写体から発せられた放射線を放射線増感スクリーン
の蛍光体に照射して励起することにより可視光に変換せ
しめてハロゲン化銀写真感光材料を露光し、現像するこ
とにより放射線画像を形成せしめて診断、検査するもの
である。これらの放射線画像は、支持体の両面または片
面にハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光
材料(以下、感光材料と言う)に放射線増感スクリーン
を両面または片面に密着せしめ、被写体を介して放射線
を照射して画像が形成される。
【0004】蛍光体は発光輝度が高く、比較的少ない放
射線量で放射線画像を形成せしめるため、被検体の放射
線被曝線量を低減できるが、画像の鮮鋭性や粒状性は蛍
光体粒子の大小に左右されることが知られている。
【0005】そのため、放射線増感スクリーンの画質を
向上させるための、様々な手段がとられている。即ち、
特開昭63−179300号には、放射線増感スクリー
ン表層側の蛍光体の粒子径を小さくし鮮鋭性及び粒状性
を改良する技術が開示されている。
【0006】しかし蛍光体の粒径を小さくすると、蛍光
体そのものの発光量が低下、発光体による発光の散乱が
増加し、蛍光体層内部の発光光が表面に届きにくく感度
が低下する。
【0007】従って、蛍光体粒子の散乱による感度の低
下がなく、鮮鋭性、粒状性に優れた放射線増感スクリー
ン及びそれに適したハロゲン化銀写真感光材料による放
射線画像形成方法が求められていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、蛍光
体を用いた放射線増感スクリーンとハロゲン化銀写真感
光材料とを用いた放射線画像形成方法において、蛍光体
粒子の光散乱による感度低下や鮮鋭性の低下のない画像
形成方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、下記の構成
により達成することができた。
【0010】(1)放射線増感スクリーンを用いてX線
でハロゲン化銀写真感光材料を露光する画像形成方法に
おいて、該放射線増感スクリーンが2以上の蛍光体層を
有し、該蛍光体層のうち支持体から最も遠い蛍光体層
に、0.01μm以上であって、該蛍光体の主発光波長
の1/2以下である粒径を有する蛍光体粒子を含有し、
かつ該ハロゲン化銀写真感光材料が、含有するハロゲン
化銀粒子の平均投影面積直径が1.2倍以上異なるハロ
ゲン化銀粒子であり、該ハロゲン化銀乳剤層のうち粒径
の大きいハロゲン化銀粒子を含有するハロゲン化銀乳剤
層がより支持体に近い側にあることを特徴とするハロゲ
ン化銀写真感光材料の画像形成方法。
【0011】(2)前記ハロゲン化銀乳剤層の少なくと
も1層はアスペクト比2〜6の平均投影面積直径0.3
〜0.6μmであり、少なくとも1層はアスペクト比4
〜8で平均の投影面積直径が0.6〜1.5μmのハロ
ゲン化銀粒子を含有する乳剤層であることを特徴とする
(1)項記載のハロゲン化銀写真感光材料の画像形成方
法。
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】本発明の放射線増感スクリーンは、支持体
上に蛍光体粒子を結合剤中に分散含有する蛍光体層を有
し、支持体から最も遠い蛍光体層に用いられる蛍光体粒
子の平均粒子径が0.01μm以上であって、該蛍光体
の主発光波長の1/2以下であり、好ましくは0.01
μm以上であって、該蛍光体主発光波長の1/4以下で
ある。
【0014】本発明の蛍光体の主発光波長とは、蛍光体
の発光スペクトルの主蛍光体スペクトルを言い、発光強
度の最も高いピークのピーク波長を指す。
【0015】例えば、CaWO4では420nm(0.
42μm)であり、Gd22S:Tbでは544nm
(0.54μm)となる。しかし強度が似たピークが多
数存在する蛍光体、例えばLaOBr:Tbは380n
m、440nm、451nmに似た強度のピークが存在
するときは、最も短い波長の380nm(0.38μ
m)とする。これは長波長のピークに蛍光体の平均粒径
を合わせると、短波長の発光の透過率が低下しやすく、
効果が低減する場合があるからである。
【0016】一般的には、放射線増感スクリーンの発光
波長は300〜700nm程度であり、本発明に用いら
れる蛍光体粒子の平均粒径は350nm(0.35μ
m)が上限である。
【0017】以下に主な蛍光体の主発光波長を示す。
【0018】 CaWO4 420nm Gd22S:Tb 544nm LaOBr:Tb 380nm YTaO4 338nm これら蛍光体粒子の平均粒子径は、該粒子径を小さくす
ることによって鮮鋭性が向上することが分かっている。
しかし粒子径を小さくすると発光光の蛍光体粒子による
散乱が増加するため、蛍光体層の支持体に近い層からの
発光が蛍光体層の表面に届きにくくなり、感度が低下す
ることが分かっている。
【0019】しかし蛍光体粒子を微粒子化し、該粒子の
平均粒径を蛍光体の発光波長の1/2以下にすると、蛍
光体層の発光に対する透過率が向上し、散乱光が減少
し、感度を落とさず画質を向上せしめることが分かっ
た。即ち光が波の性質を有するため、粒子が波長より十
分小さくなると光の透過性が高くなるためである。
【0020】しかし、蛍光体粒子の平均粒径が0.01
μm未満では、蛍光体の単位体積あたりの表面積が増加
するため、蛍光体表面に多く存在する格子欠陥や不純物
等の発光を阻害する要因の影響を受けやすくなる。ま
た、粒子が小さいために、蛍光体の結晶化が不完全であ
り、微量賦活物の存在状態も不均一になりやすく、蛍光
体の発光輝度が急激に低下する。そのために放射線増感
スクリーンとしては用いられない。
【0021】また、支持体に近い層に発光強度の高い粒
子径0.05〜0.35μmの大きな粒径の蛍光体を塗
布することによって、更に発光強度を向上せしめること
ができる。
【0022】蛍光体粒子径の測定は、ミクロトーム等を
使用して放射線増感スクリーンの蛍光層断面を露出さ
せ、蛍光層よりプラズマ低温灰化処理法(例えば、ヤマ
ト科学(株)PR−503型)で蛍光体表面の結合剤を
除去し、粒子を露出させる。処理条件は結合剤は除去さ
れるが粒子はダメージを受けない条件を選択する。これ
を走査型電子顕微鏡で観察し、粒子の画像を画像処理装
置(例えばピアス(株)製LA−555)に接続して観
察箇所を変え粒子数3000個以上で次式の処理を行
い、これにより得られた数平均粒子径Dを平均粒子径と
した。
【0023】D=ΣDi/N ここでDiは粒子の等価円直径、Nは個数である。
【0024】本発明の放射線増感スクリーンに用いられ
る主発光波長の1/2以下である微粒子蛍光体は、難分
散性であるため蛍光体の分散性の低下を招き、鮮鋭性、
粒状性が低下しやすい。そのため、蛍光体用結合剤とし
ては熱可塑性エラストマーが好ましい。熱可塑性エラス
トマーの分子量を制御することで蛍光体の分散性を向上
させ、画像の鮮鋭性、粒状性を向上せしめることができ
る。大粒径の蛍光体では、易分散性のため結合剤の分子
量の影響はうけにくい。
【0025】本発明の放射線増感スクリーンに用いられ
る蛍光体の結合剤としては、好ましくは熱可塑性エラス
トマーの重量平均分子量は3,000以上70,000
以下であり、この場合には微粒子蛍光体の分散性を向上
させることができる。
【0026】熱可塑性エラストマーの重量平均分子量が
3,000以下では、対屈曲性が悪く、特に折り曲げで
曲げ跡、ひび割れが発生する。重量平均粒子量が70,
000以上では、延性が高く、蛍光体の分散性が低下す
る。
【0027】結合剤の分子量は、東ソー(株)製分子量
測定器GPC、HLC−8020、UV検出器UV−8
010(オートサプラーAS−8000、データ処理S
C−8010)を用い、カラムはGMHXL2本(TH
F用)を使用し、溶媒にTHFを用いて、流速1ml/
min、inlet temp.40℃、Ovente
mp.40℃、RI temp.40℃に設定し、被験
結合剤をTHFに溶解し0.5(wt/vl)%に調整
した。測定サンプル量は100μlとした。予め分子量
既知のポリスチレンにより作成された検量線から、試料
結合剤の分子量をポリスチレンの分子量に換算して求め
ることができる。
【0028】熱可塑性エラストマーの種類としては、ポ
リウレタン樹脂、ポリエステル樹脂が好ましく、これら
エラストマーは蛍光体との結合力が強いため、分散性が
良好である。また、延性にも富み放射線増感スクリーン
にしたときの対屈曲性が良好である。
【0029】本発明に用いられる結合剤としては、ポリ
ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂の他、ポリスチレン樹
脂、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリブタジ
ェン樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル樹
脂、天然ゴム、フッ素ゴム、ポリイソプレン樹脂、塩素
化ポリエチレン樹脂、スチレン−ブタジェンゴム、セル
ロース樹脂及びシリコンゴム等が挙げられる。
【0030】本発明の放射線増感スクリーンに用いられ
る結合剤と後述の蛍光体との混合比は、1:1乃至1:
100(重量比)の範囲から選ばれたのが好ましく、さ
らに1:8乃至1:40(重量比)の範囲から選ばれるの
が好ましい。
【0031】本発明の放射線増感スクリーンに用いられ
る好ましい蛍光体としては、以下に示すものが挙げられ
る。
【0032】タングステン酸塩系蛍光体(CaWO4
MgWO4、CaWO4:Pb等)、テルビウム賦活希土
類酸硫化物系蛍光体〔Y22S:Tb、Gd22S:T
b、La22S:Tb、(Y,Gd)22S:Tb、
(Y,Gd)O2S:Tb,Tm等〕、テルビウム賦活
希土類燐酸塩系蛍光体(YPO4:Tb、GdPO4:T
b、LaPO4:Tb等)、テルビウム賦活希土類オキ
シハロゲン化物系蛍光体(LaOBr:Tb、LaOB
r:Tb.Tm、LaOCl:Tb、LaOCl:T
b.Tm、LaOCl:Tb.Tm.LaOBr:Tb
GdOBr:TbGdOCl:Tb等)、ツリウム賦
活希土類オキシハロゲン化物系蛍光体(LaOBr:T
m、LaOCl:Tm等)、硫酸バリウム系蛍光体〔B
aSO4:Pb、BaSO4:Eu2+、(Ba,Sr)S
4:Eu2+等〕、2価のユーロビウム賦活アルカリ土
類金属燐酸塩系蛍光体〔(Ba2PO42:Eu2+
(Ba2PO42:Eu2+等〕、2価のユーロピウム賦
活アルカリ土類金属弗化ハロゲン化物系蛍光体〔BaF
Cl:Eu2+、BaFBr:Eu2+、BaFCl:Eu
2+.Tb、BaFBr:Eu2+.Tb、BaF2・Ba
Cl・KCl:Eu2+、(Ba・Mg)F2・BaCl
・KCl:Eu2+等〕、沃化物系蛍光体(CsI:N
a、CsI:Tl、NaI、KI:Tl等)、硫化物系
蛍光体〔ZnS:Ag(Zn.Cd)S:Ag、(Z
n.Cd)S:Cu、(Zn.Cd)S:Cu.Al
等〕、燐酸ハフニウム系蛍光体(HfP27:Cu
等)、タンタル酸塩系蛍光体(YTaO4、YTaO4
Tm、YTaO4:Nb、〔Y,Sr〕TaO4:Nb、
〔Y,Sr〕TaO4:Gd、GdTaO4:Tm、Gd
23・Ta25・B23:Tb等)、ただし本発明に用
いられる蛍光体はこれらに限定されるものではなく、放
射線の照射によって可視又は近紫外領域の発光を示す蛍
光体であれば使用できる。
【0033】放射線増感スクリーンの製造法は、第1の
製造法として、結合剤と蛍光体とからなる蛍光体塗布液
(以下蛍光体塗料)を支持体上に塗布し、蛍光体層を形
成する。
【0034】また、第2の製造法として、 結合剤と蛍光体とからなる蛍光体塗料とからなるシー
トを形成し、該シートを支持体上に載せ、好ましくは
前記結合剤の軟化温度もしくは融点以上の温度で、支持
体に接着する工程で製造する。
【0035】蛍光体層の支持体への形成方法としては、
上記2種が考えられるが、支持体上に均一に蛍光体層を
形成する方法であればどのような方法でもよく、吹き付
けによる形成等でもよい。
【0036】第1の製造法の蛍光体層は、結合剤溶液中
に蛍光体を均一に分散せしめた蛍光体塗料を支持体上に
塗布、乾燥することにより製造できる。
【0037】また、第2の製造法の蛍光体層となる蛍光
体シートは、蛍光体塗料を蛍光体シート形成用仮支持体
上に塗布し、乾燥した後、仮支持体から剥離することで
製造できる。
【0038】即ち、まず適当な有機溶媒中に、結合剤と
蛍光体粒子を添加し、ディスパーやボールミルを使用し
撹拌混合して結合剤中に蛍光体が均一に分散した蛍光体
塗料を調製する。
【0039】蛍光体塗料調製用の溶剤としては、メタノ
ール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタノール
などの低級アルコール、メチレンクロライド、エチレン
クロライドなどの塩素原子含有炭化水素、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケト
ン、トルエン、ベンゼンなどの芳香族化合物、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどの低級脂肪酸と低級ア
ルコールとのエステル、ジオキサン、エチレングリコー
ルモノエチルエステル、エチレングリコールモノメチル
エステルなどのエーテル及びそれらの混合物を挙げるこ
とができる。
【0040】なお、蛍光体塗料には塗料中における蛍光
体の分散性を向上させるための分散剤、又は形成後の蛍
光体層中における結合剤と蛍光体との間の結合力を向上
させるための可塑剤など種々の添加剤が混合されてもよ
い。
【0041】分散剤の例としては、フタル酸、ステアリ
ン酸、カプロン酸、親油性界面活性剤などを挙げること
ができる。
【0042】可塑剤の例としては、燐酸トリフェニル、
燐酸トリクレジル、燐酸ジフェニルなどの燐酸エステ
ル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジメトキシエチルなど
のフタル酸エステル、グリコール酸エチルフタリルエチ
ル、グリコール酸ブチルフタルブチルなどのグリコール
酸エステル、トリエチレングリコールとアジピン酸との
ポリエステル、ジエチレングリコールと琥珀酸とのポリ
エステルなどのポリエチレングリコールと脂肪族二塩基
酸とのポリエステルなどを挙げることができる。
【0043】上記のようにして調製された蛍光体と結合
剤とを含有する蛍光体塗料を、支持体若しくはシート形
成用の仮支持体の表面に均一に塗布することにより塗料
の塗膜を形成する。
【0044】この塗布手段としては、例えばドクターブ
レード、ロールコータ、ナイフコータ、押し出しコータ
などを用いることにより行うことができる。
【0045】支持体及び仮支持体としては、例えばガラ
ス、ウール、コットン、紙、金属などの種々の素材から
作られたものが使用され得るが、情報記録材料としての
取り扱い上可撓性のあるシート或いはロールに加工でき
るものが好ましい。この点から、例えばセルロースアセ
テートフィルム、ポリエステルフィルム、ポリエチレン
テレフタレートフィルム、ポリアミドフィルム、ポリイ
ミドフィルム、トリアセテートフィルム、ポリカーボネ
ートフィルム等のプラスティックフィルム、アルミニウ
ム箔、アルミニウム合金箔などの金属シート、一般紙及
び例えば写真用原紙、コート紙、もしくはアート紙のよ
うな印刷用原紙、バライタ紙、レジンコート紙、ベルギ
ー特許784,615号明細書に記載されているような
ポリサッカライド等でサイジングされた紙、二酸化チタ
ンなどの顔料を含むピグメント紙、ポリビニールアルコ
ールでサイジングした紙等の加工紙が特に好ましい。
【0046】第2の製造法では、仮支持体上に蛍光体塗
料を塗布し乾燥した後、仮支持体から剥離して蛍光体層
となる蛍光体シートとする。従って仮支持体の表面は、
予め剥離剤を塗布しておき、形成された蛍光体シートが
仮支持体から剥離し易い状態にしておくのが好ましい。
【0047】支持体と蛍光体層の結合を強化するため支
持体表面にゼラチンなどの高分子物質を塗布して接着性
を付与する下塗り層を設けたり、感度、画質(鮮鋭性、
粒状性)を向上せしめるために二酸化チタンなどの光反
射性物質からなる光反射層、もしくはカーボンブラック
などの光吸収物質からなる光吸収層などが設けられてよ
い。それらの構成は目的、用途などに応じて任意に選択
することができる。
【0048】また、本発明の蛍光体層は圧縮してもよ
い。蛍光体層を圧縮することによって蛍光体の充填密度
を向上させ、更に鮮鋭性、粒状性を向上することができ
る。圧縮の方法としてはプレス機やカレンダーロール等
が挙げられる。
【0049】第1の製造法の場合、蛍光体及び支持体を
そのまま圧縮するのが良い。第2の製造法の場合、前記
によって得られた蛍光体シートを支持体上に載せ、結
合剤の軟化温度または融点以上の温度で圧縮しながら蛍
光体シートを支持体上に接着することもできる。
【0050】このようにして、蛍光体シートを支持体上
に予め固定することなく圧着する方法を利用することに
よりシートを薄く押し広げることができる。
【0051】通常、放射線増感スクリーンには、前述し
た支持体に接する側と反対側の蛍光体層の表面に、蛍光
体層を物理的、化学的に保護するための透明な保護膜が
設けられる。このような透明保護膜は、本発明について
も設置することが好ましい。保護膜の膜厚は一般に2〜
20μmの範囲にある。
【0052】透明保護膜は例えば酢酸セルロース、ニト
ロセルロースなどのセルロース誘導体、或いはポリメチ
ールメタクリレート、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリカー
ボネート、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニルコ
ポリマーなどの合成高分子物質を適当な溶剤に溶解して
調製した溶液を蛍光体層の表面に塗布する方法により形
成することができる。これらの高分子物質は、単独でも
混合しても使用できる。また、保護膜を塗布で形成する
場合は塗布の直前に架橋剤を添加することが望ましい。
【0053】或いはポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリアミドなどからなるプラスチックシート、及
び透明なガラス板などの保護膜形成用シートを別に調製
して蛍光体層の表面に適当な接着剤を用いて接着するな
どの方法で形成することができる。
【0054】本発明で用いられる保護膜としては、特に
有機溶媒に可溶性の弗素系樹脂を含む塗布膜により形成
されることが好ましい。弗素系樹脂とは、弗素を含むオ
レフィン(フルオロオレフィン)の重合体、もしくは弗
素を含むオレフィンを共重合体成分として含む共重合体
をいう。弗素系樹脂の塗布膜により形成された保護膜は
架橋されていてもよい。弗素系樹脂による保護膜は、触
手や感光材料などとの接触で脂肪分、感光材料などから
出る可塑剤などの汚れが保護膜内部に染み込みにくいの
で、拭き取りなどによって容易に汚れを除去することが
できる利点がある。
【0055】また、膜強度の改良等の目的で、弗素系樹
脂と他の高分子物質を混合してもよい。
【0056】また、保護膜は蛍光体層上に形成された厚
さ1μm以上10μm以下の透明な合成樹脂層であるこ
とが好ましい。このような薄い保護膜を用いることによ
り、特に放射線増感スクリーンの場合は蛍光体からハロ
ゲン化銀乳剤までの距離が短くなるため、得られる放射
線画像の鮮鋭度の向上に寄与することになる。
【0057】次に、本発明のハロゲン化銀写真感光材料
について説明する。
【0058】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用い
られるハロゲン化銀粒子は一般に、該粒子を含有するハ
ロゲン化銀乳剤の形で製造され、使用される。本発明の
ハロゲン化銀写真感光材料に用いられる乳剤のうち支持
体に最も近い乳剤層に用いられる乳剤は、臭化銀または
沃臭化銀のいずれのハロゲン化銀であってもよいが特に
高感度のものが得られるという点では、沃臭化銀である
ことが好ましい。写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立
方体、8面体、14面体のような全て等方的に成長した
もの、あるいは球形のような多面的な結晶型のもの、面
欠陥を有した双晶や平板状粒子からなるもの、あるいは
それらの混合型または複合型であってもよい。また、粒
子内のハロゲン分布に関しては、均一構造でも層状構造
(コア/シェル構造)をなしていてもよく、沃化銀含有
率は2モル%以下であることが好ましい。
【0059】本発明のハロゲン化銀写真感光材料におい
ては、含有するハロゲン化銀粒子の平均投影面積直径が
1.2倍以上異なるハロゲン化銀粒子を含有するハロゲ
ン化銀乳剤層を有し、大きい方の粒子を含有するハロゲ
ン化銀乳剤層が感光材料の支持体に近い側にあるとき、
本発明の放射線増感スクリーンとを組み合わせて用いる
ことにより、本発明の目的である、感度及び鮮鋭性を向
上することが可能となる。これらのハロゲン化銀粒子
は、好ましくは平板状ハロゲン化銀粒子であり、粒径の
小さい方のハロゲン化銀粒子は、アスペクト比2〜6の
平均投影面積直径0.3〜0.6μmであり、大きい方
のハロゲン化銀粒子はアスペクト比4〜8の平均投影面
積直径0.6〜1.5μmであることが特に好ましい。
【0060】本発明に使用できるハロゲン化銀写真乳剤
は、公知の方法で製造できる。酸性法、中性法、アンモ
ニア法等のいずれの方法をとってもよいが、可溶性銀塩
と可溶性ハロゲン塩を反応させる形式としてはダブルジ
ェット法(同時混合法)を用いることが好ましい。同時混
合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生成する液相中
のpAgを一定に保つ方法、即ち、いわゆるコントロー
ルド・ダブルジェット法を用いることもできる。この方
法によると結晶形が規則的で粒子サイズが均一に近いハ
ロゲン化銀乳剤が得られる。添加速度の決定に当たって
は、特開昭54−48521号、同58−49938号
を参考にできる。
【0061】本発明に使用できるハロゲン化銀写真乳剤
は、その粒子形成時の一部または全工程が、微細な沃化
銀粒子(以下、微粒子と言う)を供給することによる粒子
形成工程であってもよい。微粒子の粒子サイズはヨード
イオンの供給速度を支配するため、その好ましい粒子サ
イズはホストのハロゲン化銀粒子のサイズやハロゲン組
成によって変わるが平均球相当直径が0.3μm以下の
ものが用いられる。より好ましくは0.1μm以下であ
る。微粒子がホスト粒子上に再結晶化によって積層する
ためには、この微粒子の粒子サイズはホスト粒子の球相
当直径より小さいことが望ましく、さらに好ましくは、
この球相当直径の1/10以下である。微粒子のハロゲ
ン組成は95モル%以上の沃化銀含量を有しており、好ま
しくは純沃化銀である。本発明の実施に際して用いられ
るハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀粒子の成長の終了
後に可溶性塩類を除去して化学増感に適するpAgイオ
ン濃度にするためにヌーデル水洗法、フロキュレーショ
ン沈降法などを用いてよく、好ましい水洗法としては例
えば、特公昭35−16086号記載のスルホ基を含む
芳香族炭化水素系アルデヒド樹脂を用いる方法、または
特開平2−7037号記載の高分子凝集剤である例示G
−3,G−8などを用いる脱塩法を挙げることができ
る。
【0062】本発明に係るハロゲン化銀乳剤は、バイン
ダーとしてハロゲン化銀を包むための種々の親水性コロ
イドが用いられる。この目的のためには、ゼラチンをは
じめとして例えばポリビニルアルコール、ポリアクリル
アミドなどの合成ポリマーや、コロイド状アルブミン、
ポリサッカライド、セルローズ誘導体などの写真用バイ
ンダーが用いられる。
【0063】化学増感する場合は、通常のイオウ増感、
還元増感、貴金属増感及びそれらの組み合わせが用いら
れる。さらに具体的な化学増感剤としては、アリルチオ
カルバミド、チオ尿素、チオサルフェート、チオエーテ
ルやシスチンなどの硫黄増感剤;ポタシウムクロロオー
レイト、オーラスチオサルフェートやポタシウムクロロ
パラデートなどの貴金属増感剤;塩化スズ、フェニルヒ
ドラジンやレダクトンなどの還元増感剤などを挙げるこ
とができる。
【0064】本発明の実施に際して用いられる写真乳剤
は、シアニン色素類その他によって分光増感されてもよ
い。増感色素は単独に用いてもよいが、それらの組み合
わせを用いてもよく、増感色素の組み合わせは特に強色
増感の目的でしばしば用いられる。
【0065】本発明の写真感光材料は、乳剤の物理熟成
又は化学熟成前後の工程で、各種の写真用添加剤を用い
ることができる。このような工程で使用できる化合物と
しては例えば、前記のリサーチ・ディスクロージャー
(RD)17643号、(RD)18716号(197
9年11月)及び(RD)308119号(1989年
12月)に記載されている各種の化合物が挙げられる。
これら3つの(RD)に記載されている化合物の種類と
記載箇所を下記に掲載した。
【0066】 添加剤 RD−17643 RD−18716 RD−308119 頁 分類 頁 頁 分類 化学増感剤 23 648右上 996 増感色素 23 648〜649 996〜8 減感色素 23 998 B 染料 25〜26 649〜650 1003 現像促進剤 29 XXI 648右上 カブリ抑制剤・安定剤 24 649右上 1006〜7 増白剤 24 998 硬膜剤 26 651左 1004〜5 界面活性剤 26〜27 XI 650右 1005〜6 XI 可塑剤 27 XXI 650右 1006 XXI スベリ剤 27 XXI マット剤 28 XVI 650右 1008〜9 XVI バインダー 26 XXII 1003〜4 支持体 28 XVII 1009 XVII 本発明においては、膨潤百分率が200%以下になるよ
うに硬膜される。ここで膨潤百分率は次式で表される。
【0067】膨潤百分率=(蒸留水浸漬時の層の厚み−
当初の層の厚み)/(当初の層の厚み)×100% ここで当初の層の厚みとは、40℃,60%RHの相対
湿度にて16時間インキュベーション処理した写真材料
の層の厚みをいう。蒸留水浸漬時の厚みとは、この写真
材料を21℃の蒸留水に3分間浸漬させたときの層の厚
みをいう。膨潤率は、当業界でよく知られているよう
に、ハロゲン化銀写真感光材料中の硬膜剤量によって調
整することができる。
【0068】本発明に用いることのできる硬膜剤として
はムコクロル酸、ムコブロム酸、ムコフェノキシクロル
酸、ムコフェノキシブロム酸、ホルムアルデヒド、ジメ
チロール尿素、トリメチロールメラミン、グリオキザー
ル、モノメチルグリオキザール、2,3−ジヒドロキシ
−1,4−ジオキサン、2,3−ジヒドロキシ−5−メ
チル−1,4−ジオキサン、サクシンアルデヒド、2,
5−ジメトキシテトラヒドロフラン、グルタルアルデヒ
ドの如きアルデヒド系化合物;ジビニルスルホン、メチ
レンビスマレイミド、5−アセチル−1,3−ジアクリ
ロイル−ヘキサヒドロ−s−トリアジン、1,3,5−
トリアクリロイル−ヘキサヒドロ−s−トリアジン、
1,3,5−トリビニルスルホニル−ヘキサヒドロ−s
−トリアジンビス(ビニルスルホニルメチル)エーテ
ル、1,3−ビス(ビニルスルホニルメチル)プロパノ
ール−2、ビス(α−ビニルスルホニルアセトアミド)
エタンの如き活性ビニル系化合物;2,4−ジクロロ−
6−ヒドロキシ−s−トリアジン・ナトリウム塩、2,
4−ジクロロ−6−メトキシ−s−トリアジン、2,4
−ジクロロ−6−(4−スルホアニリノ)−s−トリア
ジン・ナトリウム酸、2,4−ジクロロ−6−(2−ス
ルホエチルアミノ)−s−トリアジン、N,N′−ビス
(2−クロロエチルカルバミル)ピペラジンの如き活性
ハロゲン系化合物;ビス(2,3−エポキシプロピル)
メチルプロピルアンモニウム・p−トルエンスルホン酸
塩、1,4−ビス(2′,3′−エポキシプロピルオキ
シ)ブタン、1,3,5−トリグリシジルイソシアヌレ
ート、1,3−ジグリシジル−5−(γ−アセトキシ−
β−オキシプロピル)イソシアヌレートの如きエポキシ
系化合物;2,4,6−トリエチレンイミノ−s−トリ
アジン、1,6−ヘキサメチレン−N,N′−ビスエチ
レン尿素、ビス−β−エチレンイミノエチルチオエーテ
ルの如きエチレンイミン系化合物;1,2−ジ(メタン
スルホンオキシ)エタン、1,4−ジ(メタンスルホン
オキシ)ブタン、1,5−ジ(メタンスルホンオキシ)
ペンタンの如きメタンスルホン酸エステル系化合物;さ
らに、カルボジイミド系化合物;イソオキサゾール系化
合物;クロム明バンの如き無機系化合物及び米国特許
3,057,723号、同3,396,029号、同
4,161,407号等に記載されている高分子硬膜剤
を挙げることができる。硬膜剤の量は、硬膜剤の種類、
感光材料製造時の乾燥条件により変化する為、いちがい
には決められないが、乾燥ゼラチン100g当たり、硬
膜剤0.05〜100ミリモル、特に0.1〜50ミリ
モルの範囲内で適宜調整することができる。
【0069】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用い
られる支持体としては、上記のRDに記載されているも
のが挙げられるが、適当な支持体としてはプラスチック
フィルムなどで、支持体表面は塗布層の接着性をよくす
るために下引き層を設けたり、コロナ放電や紫外線照射
などが施されてもよい。そして、このように処理された
支持体上の両面に本発明に係る乳剤を塗布することがで
きる。
【0070】本発明のハロゲン化銀写真感光材料には、
他に必要に応じて、アンチハレーション層、中間層、フ
ィルター層などを設けることができる。
【0071】本発明の感光材料の処理は例えば、前記の
RD−17643 のXX〜XXI、29〜30頁或いは同
308119のXX〜XXI、1011〜1012頁に記載
されているような処理液による処理がなされてよい。
【0072】白黒写真処理での現像剤としては、ジヒド
ロキシベンゼン類(例えばハイドロキノン)、3−ピラ
ゾリドン類(例えば1−フェニル−3−ピラゾリド
ン)、アミノフェノール類(例えばN−メチル−アミノ
フェノール)などを単独もしくは組み合わせて用いるこ
とができる。なお、現像液には公知の例えば保恒剤、ア
ルカリ剤、pH緩衝剤、カブリ防止剤、硬膜剤、現像促
進剤、界面活性剤、消泡剤、色調剤、硬水軟化剤、溶解
助剤、粘性付与剤などを必要に応じて用いてもよい。
【0073】定着液にはチオ硫酸塩、チオシアン酸塩な
どの定着剤が用いられ、さらに硬膜剤として水溶性のア
ルミニウム塩例えば硫酸アルミニウム或いはカリ明ばん
などを含んでいてもよい。その他保恒剤、pH調整剤、
硬水軟化剤などを含有していてもよい。
【0074】本発明において全処理時間(Dry to
Dry)が40秒以下の超迅速処理することができ
る。本発明における「現像工程時間」又は「現像時間」
とは、処理する感光材料の先端が自動現像機(以下、自
現機と呼ぶ)の現像タンク液に浸漬してから次の定着液
に浸漬するまでの時間、「定着時間」とは定着タンク液
に浸漬してから次の水洗タンク液(安定液)に浸漬する
までの時間、「水洗時間」とは、水洗タンク液に浸漬し
ている時間をいう。また「乾燥時間」とは、通常自現機
には、35〜100℃、好ましくは40〜80℃の熱風
が吹きつけられる乾燥ゾーンが設置されており、その乾
燥ゾーンに入っている時間をいう。本発明の現像処理で
は、現像時間が10秒以下、好ましくは3秒〜10秒、
現像温度は25〜50℃が好ましく、30〜40℃がよ
り好ましい。定着温度及び時間は20〜50℃で2秒〜
12秒が好ましく、30〜40℃で2秒〜10秒がより
好ましい。水洗または安定浴温度及び時間は0〜50℃
で2秒〜15秒が好ましく、15〜40℃で2秒〜8秒
がより好ましい。本発明の方法によれば、現像、定着及
び水洗(又は安定化)された写真材料は水洗水をしぼり
切るスクイズローラーを経て乾燥される。乾燥は40〜
100℃で行われ、乾燥時間は環境温度によって適宜変
えられるが、通常は3秒〜12秒でよく、特に好ましく
は40〜80℃で3秒〜8秒である。より好ましくは遠
赤外線ヒーターを使用することが好ましい。
【0075】本発明において現像時間10秒以下で、か
つ現像液補充量がハロゲン化銀写真感光材料1m2当た
り200ml以下で処理することができる。
【0076】本発明の写真感光材料において、写真乳剤
層その他の親水性コロイド層は種々の塗布法により支持
体上または他の層上に塗布できる。塗布には、ディップ
塗布法、ローラー塗布法、カーテン塗布法、押しだし塗
布法、スライド・ホッパー法などを用いることができ
る。詳しくは、リサーチ・ディスクロージャー、第17
6巻、P.27〜28の「Coating proce
dures」の項に記載されている方法を用いうる。
【0077】その他、本発明の実施に際しては、写真技
術において用いられる各種の技術を適用することができ
る。
【0078】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。な
お、当然のことながら、本発明は以下述べる実施例によ
り限定されるものではない。
【0079】実施例1 (放射線増感スクリーンの作成) 蛍光層用塗料の処方(単位は重量部) Gd22S:Tb(表1記載の平均粒径) 200 ポリウレタン樹脂(表1記載の分子量) 10 ニトロセルロース 2 上記処方において、表1記載の粒径の蛍光体及び表1記
載のポリウレタン樹脂を結合剤として塗料粘度が20〜
30ps(ポイズ)となるようにメチルエチルケトンを
添加した。ボールミルにて6時間混合分散し、蛍光体塗
料a〜hを得た。次にガラス板上に水平にセットした厚
さ250μmの二酸化チタンを練り込んだポリエチレン
テレフタレート支持体上に上記の蛍光体塗料を乾燥時に
表4に示す膜構成及び重量比になるように、塗布し、乾
燥して蛍光体層を形成後、片面にポリエステル系接着剤
が塗布されている厚さ8μmの透明のポリエチレンテレ
フタレートシートを接着剤面を蛍光層面に接着して保護
層を設け、表4に示す放射線増感スクリーンを得た。な
お、蛍光塗料には塗布直前にイソシアネート2重量部を
添加混合し、塗布した。
【0080】(単分散立方晶種乳剤EM−Aの調製) 〈溶液A〉 オセインゼラチン 30g KBr 1.25g 硝酸(0.1N) 150ml 蒸留水で7700mlとする 〈溶液B〉 KBr 6g KI 0.16g 蒸留水で740mlとする 〈溶液C〉 KBr 680g KI 20g 蒸留水で2480mlとする 〈溶液D〉 硝酸銀 8.4g 硝酸(0.1N) 32ml 蒸留水で740mlとする 〈溶液E〉 硝酸銀 991.6g 硝酸(0.1N) 80ml 蒸留水で2480mlとする 60℃で激しく撹拌した溶液Aに、溶液Bと溶液Dをダ
ブルジェット法により10分間かけて添加した。そし
て、溶液Cと溶液Eをダブルジェット法により140分
間かけて添加した。このとき初期添加流量は最終添加流
量の1/8で、時間とともに直線的に増加せしめた。こ
れら液を添加せしめている間は、pH=2,pAg=8
に一定に調整した。添加終了後に炭酸ナトリウムでpH
を6まで上げ、KBr150gを加えた後に、直ちに脱
塩、水洗を行って、平均粒径0.3μmの沃化銀2モル
%を含む沃臭化銀の単分散立方晶種乳剤EM−Aを得
た。電子顕微鏡観察によれば、双晶の発生率は個数で1
%以下であった。
【0081】(正常晶コア/シェル乳剤ハの調製)以下
の5種類の溶液を用いて2.0モル%AgIを含有する
正常晶乳剤ハを作成した。
【0082】 〈溶液A〉 オセインゼラチン 75.5g HO−(CH2CH2O)n−[CH(CH3)CH2O]17− (CH2CH2O)mH(n+m=5.7)10%メタノール水溶液 15ml 種乳剤EM−A 0.928モル相当 蒸留水で4000mlとする。
【0083】 〈溶液B〉 硝酸銀 151.3g 硝酸銀と等量のアンモニア溶液と蒸留水を加えて848
mlとする。
【0084】 〈溶液C〉 硝酸銀 890.9g 硝酸銀と等量のアンモニア溶液と蒸留水を加えて149
7mlとする。
【0085】 〈溶液D〉 KBr 74.1g KI 44.3g 蒸留水で848mlにする。
【0086】 〈溶液E〉 KBr 623.6g 蒸留水で1497mlにする。
【0087】反応釜内に溶液Aを40℃に保ち、さらに
アンモニア水と酢酸を加えpHを9.5に調整した。
【0088】アンモニア性銀イオン液にてpAgを7.
3に調整後、pHとpAgを一定に保ちつつ溶液Bと溶
液Dをダブルジェット法で添加し、沃化銀30モル%を
含む沃臭化銀層を形成せしめた。
【0089】酢酸とKBrを用いてpHを9.0、pA
gを9.0に調整した後に溶液Cと溶液Eを同時に添加
し成長後、最終粒径の90%にあたるまで成長させた。
このときのpHは、9.0から8.20まで徐々に下げ
た。
【0090】KBr液を加え、pAgを11にした後に
さらに溶液Cと溶液Eを加えてpHを徐々に8まで下げ
ながら成長せしめ、沃化銀2モル%の沃臭化銀乳剤を得
た。
【0091】添加終了後、下記増感色素(A)及び
(B)を添加した後、過剰な塩類を除去するため、デモ
ール(花王アトラス社製)水溶液及び硫酸マグネシウム
水溶液を用いて沈澱脱塩を行い、オセインゼラチン9
2.2gを含むゼラチン水溶液を加え2500mlとし
て、撹拌再分散し、乳剤ハとした。
【0092】増感色素(A):5,5′−ジクロロ−9
−エチル−3,3′−ジ−(3−スルホプロピル)オキ
サカルボシアニン塩無水物 増感色素(B):5,5′−ジ−(ブトキシカルボニ
ル)−1,1′−ジエチル−3,3′−ジ−(4−スル
ホブチル)ベンゾイミダゾロカルボシアニンナトリウム
塩無水物 得られた乳剤ハの粒子約3000個を電子顕微鏡により
観察・測定し形状を分析したところ、平均粒子直径0.
8μm、分布の広さが12%の単分散球状粒子であっ
た。
【0093】(六角平板状種乳剤EM−Bの調製)以下
の方法により六角平板状種乳剤を作成した。
【0094】 〈溶液A〉 オセインゼラチン 60.2g 蒸留水 20.0l HO−(CH2CH2O)n−[CH(CH3)CH2O]17− (CH2CH2O)mH(n+m=5.7)10%メタノール水溶液 5.6ml KBr 26.8g 10%H2SO4 144ml 〈溶液B〉 硝酸銀 1487.5g 蒸留水で3500mlにする 〈溶液C〉 KBr 1029g KI 29.3g 蒸留水で3500mlにする 〈溶液D〉 1.75N KBr水溶液 下記銀電位制御量 35℃において、特公昭58−58288号、同58−
58289号に示される混合撹拌機を用いて、溶液Aに
溶液B及び溶液Cの各々64.1mlを同時混合法によ
り2分の時間を要して添加し、核形成を行った。
【0095】溶液B及び溶液Cの添加を停止した後、6
0分の時間を要して溶液Aの温度を60℃に上昇させ、
再び溶液Bと溶液Cを同時混合法により、各々68.5
ml/minの流量で50分間添加した。この間の銀電
位(飽和銀−塩化銀電極を比較電極として銀イオン選択
電極で測定)を溶液Dを用いて+6mVになるように制
御した。添加終了後3%KOHによってpHを6に合わ
せ、直ちに脱塩、水洗を行い種乳剤EM−Bとした。こ
のように作成した種乳剤EM−Bは、ハロゲン化銀粒子
の全投影面積の90%以上が最大隣接辺比が1.0〜
2.0の六角平板粒子よりなり、六角平板の平均厚さ
0.07μm、平均直径(円直径換算)は0.5μm、
変動係数は25%であることが電子顕微鏡観察により判
明した。
【0096】(双晶乳剤イの調製)以下の4種類の溶液
を用いて1.53モル%AgIを含有する単分散双晶沃
臭化銀乳剤イを作成した。
【0097】 〈溶液A〉 オセインゼラチン 29.4g HO−(CH2CH2O)n−[CH(CH3)CH2O]17− (CH2CH2O)mH(n+m=5.7)10%メタノール水溶液 2.5ml 種乳剤EM−B 0.588モル相当 蒸留水で4800mlとする 〈溶液B〉 硝酸銀 1404.2g 蒸留水で2360mlとする 〈溶液C〉 KBr 968g KI 20.6g 蒸留水で2360mlとする 〈溶液D〉 1.75N KBr水溶液 下記銀電位制御量 60℃において、特公昭58−58288号、同58−
58289号に示される混合撹拌機を用いて、溶液Aに
溶液B及び溶液Cの全量を同時混合法により21.26
ml/minの流速で111分の時間を要し添加成長を
行った。この間の銀電位を溶液Dを用いて+25mVに
なるように制御した。
【0098】添加終了後、増感色素(A)及び(B)を
ハロゲン化銀1モル当たり各々300mg及び15mg
添加した後、過剰な塩類を除去するため、デモール(花
王アトラス社製)水溶液及び硫酸マグネシウム水溶液を
用いて沈澱脱塩を行い、オセインゼラチン92.2gを
含むゼラチン水溶液を加え2500mlとして、撹拌再
分散した。
【0099】ハロゲン化銀乳剤イの粒子約3000個を
電子顕微鏡により観察・測定し形状を分析したところ、
平均粒子直径0.4μm、アスペクト比が3.0の平板
状粒子であった。
【0100】ハロゲン化銀乳剤イの調製方法において、
EM−B、溶液B、C、Dの添加量及び添加速度を変更
することにより、表2に示す粒径及びアスペクト比のハ
ロゲン化銀乳剤ロ〜ヘを得た。
【0101】(試料の作成)各々の乳剤に後記の各種添
加剤を加えて、乳剤塗布液とした。添加量はハロゲン化
銀1モル当たりの量で示す。
【0102】 t−ブチル−カテコール 400mg ポリビニルピロリドン(分子量10.000) 1.0g スチレン無水マレイン酸共重合体 2.5g トリメチロールプロパン 10g ジエチレングリコール 5.0g ニトロフェニル−トリフェニルホスホニウムクロリド 50mg 1,3−ジヒドロキシベンゼン−4−スルホン酸アンモニウム 4.0g 2−メルカプトベンズインダゾール−5−スルホン酸ナトリウム 1.5mg n−C49OCH2CH(OH)CH2N(CH2COOH)2 1.0g
【0103】
【化1】
【0104】保護層液 また保護層用塗布液として下記を調製した。添加量はゼ
ラチン1g当たりの量で示す。
【0105】 ポリメチルメタクリレートからなるマット剤(面積平均粒径7μm) 7.0mg コロイドシリカ(平均粒径0.013μm) 70mg 2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−1,3,5−トリアジンナトリウム 30mg ソジウム−i−アミル−n−デシル−スルホサクシネート 7.0mg
【0106】
【化2】
【0107】なお、上記のハロゲン化銀乳剤層と下引き
層との間に、クロスオーバーカット物質として、下記に
示す染料の表3記載の量を固体分散物として含有するク
ロスオーバーカット層を塗布した。
【0108】
【化3】
【0109】(固体分散染料として添加する方法)上記
染料を以下の手順によりボールミルで固体微粒子分散す
る。
【0110】即ち、ボールミル容器に水と界面活性剤ア
ルカノールXC(アルキルナフタレンスルホネート〔ジ
ュポン社製〕)を入れ、それに添加する染料を加え、酸
化ジルコニウムのビーズを入れて容器を密閉し4日間ボ
ールミル分散する。その後、ゼラチン水溶液を加えて1
0分間混ぜ、前記ビーズを取り除き塗布液を得た。
【0111】以上の塗布液を、厚さ175μmの下引き
処理済のブルーに着色したポリエチレンテレフタレート
フィルムベース上に、表3に示す構成で支持体側(下
層)ハロゲン化銀乳剤、保護層側(上層)ハロゲン化銀
乳剤、保護層の順に両面に均一に塗布、乾燥して感光材
料1〜6を作成した。このとき、片面当たりの銀付量は
下層1.6g/m2、上層0.5g/m2、片面当たりの
ゼラチン量は、下層1.4g/m2、上層0.3g/
2、保護層0.9g/m2になるように調整した。
【0112】以上のようにして得られた感光材料1〜6
及び放射線増感スクリーンを表4に示すように組み合わ
せて、鮮鋭性と感度を評価した。なお、感度は試料N
o.1を100として相対感度で表示した。また、現像
処理条件はCEPROS30(富士写真フイルム(株)
製)を用いSPモードで現像処理した。鮮鋭性の評価は
矩形波チャートを用い定法により求めた。
【0113】結果を表4に示す。
【0114】
【表1】
【0115】
【表2】
【0116】
【表3】
【0117】
【表4】
【0118】表4から明らかなように、平均粒子径が
0.01μm以上、蛍光体の主発光波長の1/2以下の
蛍光体粒子を含有する蛍光体層を有する本発明の放射線
増感スクリーンNo.10〜21、25〜28は比較試
料に比して明らかに鮮鋭性、感度の点で優れている。ま
た、その中でも感光材料として2、4を用いたものは特
に優れていることが分かる。
【0119】実施例2 実施例1の蛍光体Gd22S:TbをCaWO4に変
え、分子量80000のポリウレタン樹脂に分散して塗
布することにより表5に記載した放射線増感スクリーン
を作成し、感光材料4を用いて同様の評価を行った。
【0120】
【表5】
【0121】表5からわかるように、蛍光体の発光波長
の1/2である0.210μmを境にして、小さい粒径
のものを支持体から遠い側に配した試料では鮮鋭性、感
度とも優れていることがわかる。
【0122】
【発明の効果】本発明の放射線増感スクリーン及びハロ
ゲン化銀写真感光材料を組み合わせて用いることによ
り、感度の低下がなく、鮮鋭性に優れた画像が得られ
た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線増感スクリーンを用いてX線でハ
    ロゲン化銀写真感光材料を露光する画像形成方法におい
    て、該放射線増感スクリーンが2以上の蛍光体層を有
    し、該蛍光体層のうち支持体から最も遠い蛍光体層に、
    0.01μm以上であって、該蛍光体の主発光波長の1
    /2以下である粒径を有する蛍光体粒子を含有し、かつ
    該ハロゲン化銀写真感光材料が、含有するハロゲン化銀
    粒子の平均投影面積直径が1.2倍以上異なるハロゲン
    化銀粒子であり、該ハロゲン化銀乳剤層のうち粒径の大
    きいハロゲン化銀粒子を含有するハロゲン化銀乳剤層が
    より支持体に近い側にあることを特徴とするハロゲン化
    銀写真感光材料の画像形成方法。
  2. 【請求項2】 前記ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1
    層はアスペクト比2〜6の平均投影面積直径0.3〜
    0.6μmであり、少なくとも1層はアスペクト比4〜
    8で平均投影面積直径が0.6〜1.5μmのハロゲン
    化銀粒子を含有する乳剤層であることを特徴とする請求
    項1記載のハロゲン化銀写真感光材料の画像形成方法。
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JP2007292584A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Konica Minolta Medical & Graphic Inc シンチレータプレート

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