JPH09304821A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH09304821A
JPH09304821A JP8124541A JP12454196A JPH09304821A JP H09304821 A JPH09304821 A JP H09304821A JP 8124541 A JP8124541 A JP 8124541A JP 12454196 A JP12454196 A JP 12454196A JP H09304821 A JPH09304821 A JP H09304821A
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display element
lighting
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JP8124541A
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English (en)
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Takashi Saegusa
隆 三枝
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/091Digital circuits
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/18Signals indicating condition of a camera member or suitability of light
    • G03B17/20Signals indicating condition of a camera member or suitability of light visible in viewfinder
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、プラス・マイナスの表示値を表示
素子の点灯個数の増減によって表示する表示装置に係
り、表示部の限られたアナログ表示エリアにおいて表示
レンジの拡大を可能にする手段を備えた表示装置を提供
する。 【解決手段】 表示値に基づき点灯表示をする第1表示
素子群(62〜68)と、第1表示素子群の近傍に配置
され、表示値に対応する原点を点灯表示する第2表示素
子群(72〜78)と、原点の点灯表示位置に基づいて
第1表示素子群に含まれる所定の表示を所定方向へ点灯
する制御を行う制御手段とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラス・マイナス
の表示値を表示素子の点灯個数の増減によって表示する
表示装置に係り、特にカメラや露出計等で使用される表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばカメラでは、ファインダの内外に
表示部を設け、その表示部の限られた表示エリアにカメ
ラの種々の状態を表示し、ユーザの多様なニーズに応え
るようにしている。この表示には、シャッタ速度や絞り
値等の種々の数値表示の他、マニュアル露出制御モード
で行う露出値(以下「EV」と言う)のアナログ表示が
ある。
【0003】このEV表示では、表示部の表示エリアに
複数のシンボル表示素子(以下「素子」を「セグメン
ト」と言う)を1列に並設し、その複数のシンボル表示
セグメントの配列方向の中央付近を原点位置とし、測光
値と設定値のずれ量(±ΔEV)の大きさ及び正負に応
じ、原点位置からプラス方向またはマイナス方向へ連接
する所定個数のシンボル表示セグメントを点灯すること
が行われている。以下、従来のEV表示方式の概要を図
16を参照して説明する。
【0004】図16は、従来の表示部の構成例を示す図
である。図16において、この表示部は、固定表示部3
5と可変表示部(31〜34、36〜39)とからな
る。これらは、何れもLCD(液晶表示器)の表示セグ
メントで構成される。固定表示部35は、「+」表示部
35a、+1[EV]オーバーの位置を示す表示セグメ
ント35b、適正露出を示す表示セグメント35e、原
点位置を示す「0」の表示セグメント35f、−1[E
V]アンダーの位置を示す表示セグメント35i、
「−」表示セグメント35j、1/3[EV]の中間位
置を示す表示セグメント35c、35d、35g、35
hからなる。
【0005】この固定表示部35は、35a〜35jの
全体が共通の信号で一体的に点灯/消灯の駆動が行われ
るので、露出表示を行うときには全体が常時点灯するよ
うになっている。一方、可変表示部(31〜34、36
〜39)では、31〜34、36〜39の各シンボル表
示セグメントが横一列に並設され、個別に独立して点灯
/消灯の駆動が行われ、測定した±ΔEVを点灯個数の
増減で表示する。
【0006】図16に示す従来の表示部は、マニュアル
露出制御モードになると固定表示部35が点灯し、この
状態で、±1[EV]の範囲とその範囲を超える状態の
ステップ(段差)表示を次のようにして行い、測光値と
設定値のずれ量ΔEVを視覚的に表示することができ
る。即ち、ΔEVが、1/3[EV]オーバーのときに
は、適正露出を示す表示セグメント35eの固定点灯に
加えて、シンボル表示セグメント34が追加点灯し、2
/3[EV]オーバーのときにはシンボル表示セグメン
ト33、34が追加点灯し、+1[EV]のときには表
示部32〜34が追加点灯し、+1[EV]を超えてオ
ーバーの場合には原点位置「0」からオーバー側に存在
する表示セグメント31〜34の全てが追加点灯する。
【0007】同様に、ΔEVが、1/3[EV]アンダ
ーのときには、適正露出を示す表示セグメント35eの
固定点灯に加えて、シンボル表示セグメント36が追加
点灯し、2/3[EV]アンダーのときシンボル表示セ
グメント36、37が追加点灯し、−1[EV]のとき
にはシンボル表示セグメント36〜38が追加点灯し、
−1[EV]を超えてアンダーの場合には原点位置
「0」からアンダー側に存在するシンボル表示セグメン
ト36〜39の全てが追加点灯する。
【0008】以上のように、ΔEVの原点位置「0」か
らオーバー側(アンダー側)への変化が+1(−1)
[EV]までは1/3[EV]ステップの変化でアナロ
グ的に増減表示され、+1(−1)[EV]を超えてオ
ーバー(アンダー)の場合には原点位置「0」からオー
バー側(アンダー側)に存在するシンボル表示セグメン
ト31〜34(36〜39)の全てが点灯し、ΔEVが
±1[EV]の範囲内にあるかを識別できるように表示
される。
【0009】なお、以上の説明から明らかなように、こ
のような表示方法は、マニュアル露出時のずれ量だけで
なく、基準となる数値との差をステップ状にアナログ表
示できるもの、例えば、露出補正量、調光補正量、中央
部重点測光とマルチ測光の露出の違いなどの表示に同様
に適用できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基準となる
数値との差をステップ状にアナログ表示する場合には、
数値表示とは異なり複数のシンボル表示セグメントを配
設する所定のエリアが必要となり、配設できるセグメン
トの個数によって表示できるレンジが規定される。
【0011】しかし、前述したように各種の表示を行う
表示部では、アナログ表示のために十分なエリアを確保
することが困難で、アナログ表示エリアは狭くなる傾向
にあり、表示レンジを拡大してユーザのニーズに応える
ことができない状態にある。
【0012】具体的には、従来のカメラでは、ずれ量を
±2[EV]まで表示して欲しいユーザーに対し実際に
は±1[EV]までの表示しかできない状態となってい
る。一方、ずれ量±ΔEVを±3[EV]まで表示をし
て欲しいというユーザーもいる。これらのユーザーの希
望を叶えるためには、表示部のアナログ表示エリアを広
げれば良いのであるが、数値表示を希望する他のユーザ
ーへ表示すべき内容が削られてしまうという問題があ
り、アナログ表示エリアの拡大は困難である。
【0013】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、その目的は、表示部の限られたアナ
ログ表示エリアにおいて表示レンジの拡大を可能にする
手段を備えた表示装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の表示装
置は、表示値に基づき点灯表示をする第1表示素子群
と、第1表示素子群の近傍に配置され、表示値に対応す
る原点を点灯表示する第2表示素子群と、原点の点灯表
示位置に基づいて第1表示素子群に含まれる所定の表示
を所定方向へ点灯する制御を行う制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項2に記載の表示装置は、請求項1に
記載の表示装置において、第1及び第2表示素子群の近
傍に配置され、表示値に基づいて目盛り表示を行う第3
表示素子群を備えたことを特徴とする。請求項3に記載
の表示装置は、請求項1に記載の表示装置において、第
1及び第2表示素子群の近傍に配置され、表示値の大き
さに対応したレンジ表示を行う第4表示素子群を備えた
ことを特徴とする。
【0016】請求項4に記載の表示装置は、請求項3に
記載の表示装置において、第1及び第2表示素子群の近
傍に配置され、表示値に基づいて点灯表示の分解能の表
示を行う第5表示素子群を備えたことを特徴とする。
【0017】請求項5に記載の表示装置は、請求項1乃
至請求項4の何れか1の請求項に記載の表示装置におい
て、第1及び第2表示素子群の近傍に配置され、表示値
に基づいて点灯するプラス表示素子及びマイナス表示素
子を備えたことを特徴とする。請求項6に記載の表示装
置は、表示値に基づき点灯表示をする第1表示素子群
と、第1表示素子群の近傍に配置され、第1表示素子群
の点灯表示に対応とした目盛り表示を行う第2表示素子
群と、表示値の大きさに応じて第1表示素子群を点灯す
る制御を行う制御手段であって、表示値が所定値よりも
大きい場合は、目盛り表示の変化幅を小さくすると共
に、第1表示素子群に変化幅に応じた点灯を行わせる制
御手段とを備えることを特徴とする。
【0018】請求項7に記載の表示装置は、表示値に基
づき点灯表示をする第1表示素子群と、第1表示素子群
の近傍に配置され、第1表示素子群の点灯表示に対応と
した目盛り表示を行う第2表示素子群と、第1及び第2
表示素子群の表示レンジを選択する選択手段と、表示値
の大きさに応じて第1表示素子群を点灯する制御を行う
制御手段であって、選択手段の選択に応じて第2表示素
子群の目盛り表示の変化幅を変更すると共に、変更に基
づいて第1表示素子群の表示を変更する制御手段とを備
えることを特徴とする。
【0019】(作用)請求項1に記載の表示装置では、
制御手段が、第2表示素子群に表示させた原点の点灯表
示位置に基づいて第1表示素子群をそれに含まれる所定
の表示を所定方向へ点灯する。つまり、第1表示素子群
の全てを有効に利用して最大限具体的な値を表示でき
る。
【0020】請求項2に記載の表示装置では、請求項1
に記載の表示装置において、第3表示素子群が、表示値
に基づいて目盛り表示を行うことができる。請求項3に
記載の表示装置では、請求項1に記載の表示装置におい
て、第4表示素子群が、表示値の大きさに対応したレン
ジ表示を行うことができる。
【0021】請求項4に記載の表示装置では、請求項3
に記載の表示装置において、第5表示素子群が、表示値
に基づいて点灯表示の分解能の表示を行うことができ
る。請求項5に記載の表示装置では、請求項1乃至請求
項4の何れか1の請求項に記載の表示装置において、プ
ラス表示素子及びマイナス表示素子が、表示値の正負を
表示できる。
【0022】請求項6に記載の表示装置では、制御手段
が、第1表示素子群及び第2表示素子群を制御して、点
灯表示した表示値に目盛り表示を行う。その際に、制御
手段は、表示値が所定値よりも大きい場合は、目盛り表
示の変化幅を小さくすると共に、第1表示素子群に変化
幅に応じた点灯を行わせる。従って、表示値が大きい場
合でも、それを具体的な値として表示できる。
【0023】請求項7に記載の表示装置では、制御手段
が、第1表示素子群及び第2表示素子群を制御して、点
灯表示した表示値に目盛り表示を行う。その際に、制御
手段は、選択手段の選択に応じて第2表示素子群の目盛
り表示の変化幅を変更すると共に、変更に基づいて第1
表示素子群の表示を変更する。従って、表示レンジの変
更によって分解能を変更できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態の表
示装置の構成図である。本実施の形態は、カメラや露出
計等において表示値として前述した±ΔEV(露出値)
を表示する表示装置への適用例を示す。
【0025】この表示装置は、センサ11とメモリ12
と制御部13と表示部14とを備える。センサ11は、
露光量を検出して制御部13へ与える。メモリ12に
は、表示が「標準表示」か「オプション表示」かの識別
データ、後述する表示テーブル及び関係テーブルがそれ
ぞれ設定される。
【0026】制御部13は、センサ11から入力する測
光値と設定値とから±ΔEVを求め、メモリ12を参照
しつつその演算した±ΔEVを例えば図2や図7に示す
構成の表示部14に表示する。図2は、第1実施の形態
の表示部14の構成例を示す図である。図2において、
この表示部14は、41〜49、51、59、61〜6
9、71〜79の各表示セグメントを備える。
【0027】横一列に並設される表示セグメント41〜
49は、±ΔEVをステップ(段差)表示するシンボル
表示セグメントである。シンボル表示セグメント41〜
49のうち、三角形のシンボル表示セグメント41、4
9はそれぞれ表示値が表示レンジを越えたことを示す表
示セグメントであり、四角形のシンボル表示セグメント
42〜48は表示レンジ内での表示値をステップ(段
差)表示する表示セグメントである。
【0028】そして、このシンボル表示セグメント42
〜48に対し、1対1対応で、分解能表示セグメント5
2〜58、区切り表示セグメント62〜68及び原点表
示セグメント72〜78がそれぞれ横一列に並設され
る。また、シンボル表示セグメント41〜49のうち左
側の三角形シンボル表示セグメント41の側には、
「2」表示セグメント51と「+」表示セグメント61
と「3」表示セグメント71とが縦方向に配置される。
【0029】同様にシンボル表示セグメント41〜49
のうち右側の三角形シンボル表示セグメント49の側に
は、「2」表示セグメント59と「−」表示セグメント
69と「3」表示セグメント79とが縦方向に配置され
る。但し、「1」表示セグメントは特に設けてない。
「2」と「3」の表示が共になければ当然に表示レンジ
は「1」であると解せるものとしてある。
【0030】これらの各表示セグメントは、従来と同様
にLCD(液晶表示器)の表示セグメントで構成される
が、別個独立に点灯/消灯が可能なようになっている点
が従来と異なる。なお、分解能表示セグメント52〜5
8は、常時点灯する構成でも良いが、本実施の形態で
は、前述した他の表示セグメントと同様に別個独立に点
灯/消灯が可能としてある。そのほうが各表示セグメン
トをマトリクス配置して別個独立に点灯/消灯駆動する
場合に都合が良いからである。
【0031】図1及び図2の構成において、請求項との
対応関係は次のようになっている。第1表示素子群に
は、シンボル表示セグメント41〜49が対応する。第
2表示素子群には、原点表示セグメント72〜78が対
応する。制御手段、選択手段には、制御部13が対応す
る。第3表示素子群には、区切り表示セグメント62〜
69が対応する。第4表示素子群には、「2」表示セグ
メント51、59と「3」表示セグメント71、79と
の全体が対応する。
【0032】第5表示素子群には、分解能表示セグメン
ト52〜58が対応する。プラス表示素子には、「+」
表示セグメント61が対応する。マイナス表示素子に
は、「−」表示セグメント69が対応する。次に、本発
明の第1、第2実施の形態の表示装置の動作を図3以降
の各図をも参照して説明する。
【0033】図3乃至図6は、メモリ12に設定される
表示テーブルの内容を示す。図3乃至図6において、こ
の表示テーブルは、第0番から第20番のアドレスに対
し、41〜49の各表示セグメントの点灯/消灯データ
(図3)、51〜59の各表示セグメントの点灯/消灯
データ(図4)、61〜69の各表示セグメントの点灯
/消灯データ(図5)、71〜79の各表示セグメント
の点灯/消灯データ(図6)をそれぞれ設定したもので
ある。
【0034】そして、図7は、ΔEVの範囲と表示テー
ブルとの関係テーブルであり、図3乃至図6の表示テー
ブルと同様にメモリ12に設定される。図7において、
ΔEVの範囲は、本第1実施の形態では、ΔEV≦−3
1/4〜+31/4≦ΔEVまでの19通りとしてある
が、それぞれの範囲のΔEVについて、「標準表示」の
場合と「オプション表示」の場合における表示テーブル
の対応するアドレスが割り付けてある。なお、ΔEVの
範囲を示す「31/4」等は、分数値「3と1/4」等
を示す。
【0035】図8は、制御部13が実行する表示動作の
フローチャートである。制御部13は、例えばカメラの
マニュアル露出時であれば、レリーズ釦が半押しされた
時に図6に示す手順に従って表示制御動作を行う。その
結果、表示部14には、ΔEVの大きさがステップ(段
差)表示される。図9〜図11に代表的な表示例を示し
てある。
【0036】図8において、制御部13は、レリーズ釦
が半押しされた等、表示動作の開始指令が入力すると、
まず、メモリ12から表示の種類を示すデータを読み取
り、標準表示かオプション表示かを決定する(ステップ
#1)。例えば、表示の種類を示すデータが“1”であ
れば標準表示と決定し、そのデータが“0”であればオ
プション表示と決定する。これにより表示テーブルが標
準表示テーブルとなるかオプション表示テーブルとなる
かが定まる(図7)。つまり、標準表示とオプション表
示との2種類の表示が可能であるが、本実施の形態で
は、実際の適用を考慮して何れの表示を行うかは自動的
に定まるようにしてある。
【0037】制御部13は、次いで、センサ11の出力
を読み取り、マニュアル露出時のずれ量ΔEVを次の式
(1)の演算を実行して求める(ステップ#2)。な
お、式(1)において、AVは絞り値のアペックス値
を、TVはシャッタ速度のアペックス値を、SVはフイ
ルム感度のアペックス値を、BVは輝度値のアペックス
値をそれぞれ示す。
【0038】 ΔEV=(BV+SV)−(TV+AV)・・・・・・・・(1) そして制御部13は、求めたΔEVの値によりそれが図
7の左欄「ΔEVの範囲」のどれに該当するかが定まる
ので、図7の右欄の「標準表示テーブル」または「オプ
ション表示テーブル」の該当アドレスを読み取り、その
アドレスにより表示テーブル(図3〜図6)を検索し、
点灯駆動セグメントの駆動データを読み取り、該当セグ
メントを点灯させる(ステップ#3)。
【0039】例えば、求めたΔEVが「−4」の場合に
は、ΔEV≦−31/4であるから図7の左欄第1行に
該当し、標準表示ではアドレス0、オプション表示では
アドレス19が該当アドレスとして読み取られる。そし
て、標準表示では、図3〜図6の表示テーブルのアドレ
ス0における表示セグメントのデータを読み取り、46
〜49、52〜58、62、64、66、68、69、
72、79の表示セグメントが“1”であるので、それ
らが点灯駆動される。その結果、表示部14には、図1
1(f)の如き表示がなされる。
【0040】一方、オプション表示の場合は、図3〜図
6の表示テーブルのアドレス19における表示セグメン
トのデータを読み取り、46〜49、52〜59、6
2、65、68、69、72の表示セグメントが“1”
であるので、それらが点灯駆動される。その結果、表示
部14には、図11(g)の如き表示がなされる。本実
施の形態はマニュアル露出時の表示であるので、レリー
ズ釦が押し込まれるとステップ#4の判定は肯定(YE
S)となり、表示動作を終了するが、レリーズ釦の半押
しの状態が継続する場合は、表示終了ではなくステップ
#4の判定は否定(NO)となり、レリーズ釦が押し込
まれるまでの間、ステップ#2、#3が繰り返し実行さ
れ、表示部14に所定の表示がなされる。
【0041】以下、図9〜図11に示す代表的な表示例
(第1実施の形態の表示例)について若干の説明をす
る。図9は、図7の左欄においてΔEVが、−1/6<
ΔEV<+1/6である場合の標準表示アドレス9(オ
プション表示アドレス9)のデータによる表示例、即ち
適正露出時の表示例である。
【0042】図9において、「+」表示セグメント61
と「−」表示セグメント69が点灯し、その他の数値表
示セグメントは点灯せず±1[EV]の範囲であること
が示される。シンボル表示セグメント41〜49の配列
方向の中央に位置するシンボル表示セグメント45とそ
れに対応する位置にある原点表示セグメント75とが点
灯し、適正露出であることが示される。
【0043】また、分解能表示セグメント52〜58の
全てが点灯すると共に、62〜68の区切り表示セグメ
ントのうち、原点位置に対応する65及びここから左右
に2つ置いた位置、即ち両端位置にある62と68が点
灯し、62が+1[EV]のレンジを示し、68が−1
[EV]のレンジを示し、52〜58が1/3[EV]
ステップの分解能指標であることが示される。
【0044】次に、図10は、オーバー側(+側)の露
出時の表示例を示す図である。また、図11は、アンダ
ー側(−側)の露出時の表示例を示す図である。図10
(a)は、図7の左欄においてΔEVが+5/6≦ΔE
V<+11/6である場合の標準表示アドレス12(オ
プション表示アドレス12)のデータによる表示例、即
ち+1[EV]オーバーである場合の表示例である。
【0045】図9に示す適正位置から+1[EV]オー
バーの位置までに対応する四角形のシンボル表示セグメ
ント42〜45が点灯することにより、+1[EV]オ
ーバーの状態であることが示される。逆に図11(a)
は図7の左欄においてΔEVが−11/6<ΔEV≦−
5/6である場合の標準表示アドレス6(オプション表
示アドレス6)のデータによる表示例、即ち−1[E
V]アンダーである場合の表示例である。
【0046】図9に示す適正位置から−1[EV]アン
ダーの位置までに対応する四角形のシンボル表示セグメ
ント45〜48が点灯することにより、−1[EV]ア
ンダーの状態であることが示される。以上のように、±
1[EV]の範囲では、表示値が小さいので図9、図1
0(a)、図11(a)に示すように、原点表示セグメ
ント72〜78のうち中央の原点表示セグメント75の
位置を表示部14の原点位置として表示する。この表示
方式は、従来と同様である。
【0047】そして、表示値が±1[EV]を越える範
囲では、表示値が大きいので図10(b)〜図10
(g)及び図11(b)〜図10(g)に示すように原
点位置の中央位置からオーバー側(+側)またはアンダ
ー側(−側)への移動を行う。図10(b)は図7の左
欄においてΔEVが、+11/6≦ΔEV<+13/6
である場合の標準表示アドレス13(オプション表示ア
ドレス13)のデータによる表示例、即ち1+1/3
[EV]オーバーである場合の表示例である。
【0048】図10(a)の状態に比べると、原点位置
表示を行う「0」表示セグメントが75から76に変わ
り、対応して、1[EV]毎の指標が右にずれ、63と
66が点灯する。そして、四角形のシンボル表示セグメ
ント42〜46が点灯することにより、1+1/3[E
V]オーバーな状態が示される。なお、オーバー側の表
示に変わっているので「−」表示セグメント69は消灯
させているが、同時に57、58を消灯させても良い。
点灯させる必要性に乏しいからである。
【0049】そして、図10(b)の状態から更に、1
/3[EV]オーバーとなると原点位置を示す指標がさ
らに右にずれて行くことが解る。図10(c)は図7の
左欄においてΔEVが、+15/6≦ΔEV<+21/
4である場合の標準表示アドレス15(オプション表示
アドレス15)のデータによる表示例、即ち2[EV]
オーバーである場合の表示例である。
【0050】原点位置を示すために原点表示セグメント
78が点灯し、1[EV]毎の指標として区切り表示セ
グメント62、65、68が点灯すると共に、「2」表
示セグメント51が「+」表示セグメント61の近傍に
点灯する。2[EV]オーバーに対応して四角形のシン
ボル表示セグメント42〜48が点灯する。図10
(d)は、図7の左欄においてΔEVが+21/4≦Δ
EV<+23/4である場合の標準表示アドレス16の
データによる表示例、即ち更にオーバーとなって、2+
1/2[EV]オーバーである場合の表示例である。
【0051】基準位置を示す原点表示セグメント78の
点灯は変わらないが、1[EV]毎の指標となる区切り
表示セグメントが62、64、66、68と1つおきに
点灯し、分解能表示セグメント52〜58が1/2[E
V]ステップに切り替わったことが示される。一方、四
角形のシンボル表示セグメントは、42以外の43〜4
8が点灯する。
【0052】そして、「+」表示セグメント61の近傍
において「2」表示セグメント51の点灯から「3」表
示セグメント71の点灯に切り変わり、3[EV]のレ
ンジに切り変わったことが示される。この表示の変化に
より、図10(c)に比べると1/2[EV]さらにオ
ーバーなのにシンボル表示セグメント42が消灯し、シ
ンボル表示セグメントの数が減っていることに対して間
違う要素を減らしている。
【0053】図10(e)は、図5の左欄においてΔE
Vが+23/4≦ΔEV<+31/4である場合の標準
表示アドレス17のデータによる表示例、即ち更にオー
バーとなって、3[EV]オーバーである場合の表示例
である。図10(d)に比べると、シンボル表示セグメ
ント42の点灯が加わっているだけである。要するに、
シンボル表示セグメント42の増加で1/2[EV]の
増加を示したわけである。
【0054】図10(f)は、図7の左欄において、Δ
EVが、+31/4≦ΔEVである場合の標準表示アド
レス18のデータによる表示例、即ち更にオーバーとな
って三角形のシンボル表示セグメント41の点灯により
表現しうる以上のオーバーとなった状態を示す。
【0055】図10(g)は、図10(c)から図10
(d)への変化のように、1/3[EV]ステップに限
定させた場合の表示が限界に達したときの表示例であ
る。この表示は、表示テーブル(図3〜図6)のアドレ
ス20のデータを読み出すことで実現されるものであ
る。この場合には、「3」表示セグメント71が不要な
ので省略し「2」表示セグメント51のみを「+」表示
セグメント61の隣に配置させてある。これにより、表
示分解能が変わることに対する違和感が生ずるのを避け
て表示させることができる。
【0056】即ち、図10(g)は、図7に示すように
オプション表示であって、ΔEVが、表示レンジの変更
を伴う+21/4≦ΔEV<+23/4の範囲からオー
バー側の範囲は、全て一律にこのような表示となる。次
に、図11(b)は、図7の左欄においてΔEVが、−
13/6<ΔEV≦−11/6である場合の標準表示ア
ドレス5(オプション表示アドレス5)のデータによる
表示例、即ち1+1/3[EV]アンダーである場合の
表示例である。
【0057】図11(a)の状態に比べると、原点位置
表示を行う「0」表示セグメントが75から74に変わ
り、対応して、1[EV]毎の指標が左にずれ、64と
67が点灯する。そして、シンボル表示セグメント44
〜48が点灯することにより、1+1/3[EV]アン
ダーな状態が示される。なお、図10(b)とは逆にア
ンダー側に変わっているので「+」表示セグメント61
は消灯させているが、同時に52、53を消灯させても
良い。点灯させる必要性に乏しいからである。
【0058】そして、図11(b)の状態から更に、1
/3[EV]アンダーとなると原点位置を示す指標がさ
らに左にずれて行くことが解る。図11(c)は、図5
の左欄においてΔEVが−21/4<ΔEV≦−15/
6である場合の標準表示アドレス3(オプション表示ア
ドレス3)のデータによる表示例、即ち2[EV]アン
ダーである場合の表示例である。
【0059】原点位置を示すために原点表示セグメント
72が点灯し、1[EV]毎の指標として区切り表示セ
グメント62、65、68が点灯すると共に、「2」表
示セグメント59が「−」表示セグメント69の近傍に
点灯する。2[EV]アンダーに対応してシンボル表示
セグメント42〜48が点灯する。図11(d)は、図
7の左欄においてΔEVが−23/4<ΔEV≦−21
/4である場合の標準表示アドレス2のデータによる表
示例、即ち更にアンダーとなって、2+1/2[EV]
アンダーである場合の表示例である。
【0060】基準位置を示す原点表示セグメント78の
点灯は変わらないが、1[EV]毎の指標となる区切り
表示セグメントが62、64、66、68と1つおきに
点灯し、分解能表示セグメント52〜58が1/2[E
V]ステップに切り替わったことが示される。一方、シ
ンボル表示セグメントは48以外の42〜47が点灯す
る。
【0061】そして、「−」表示セグメント69の近傍
において「2」表示セグメント59の点灯から「3」表
示セグメント79の点灯に切り変わり、3[EV]のレ
ンジに切り変わったことが示される。この表示の変化に
より、図11(c)に比べると1/2[EV]さらにア
ンダーなのにシンボル表示セグメント48が消灯し、シ
ンボル表示セグメントの数が減っていることに対して間
違う要素を減らしている。
【0062】図11(e)は、図7の左欄においてΔE
Vが−31/4<ΔEV≦−23/4である場合の標準
表示アドレス1のデータによる表示例、即ち更にアンダ
ーとなって、3[EV]アンダーである場合の表示例で
ある。図11(d)に比べると、シンボル表示セグメン
ト48の点灯が加わっているだけである。要するに、シ
ンボル表示セグメント48の増加で1/2[EV]の増
加を示したわけである。
【0063】図11(f)は、図7の左欄において、Δ
EVが、ΔEV≦−31/4である場合の標準表示アド
レス0のデータによる表示例、即ち更にアンダーとなっ
て三角形のシンボル表示セグメント49の点灯により表
現しうる以上のオーバーとなった状態を示す。図11
(g)は、図11(c)から図11(d)への変化のよ
うに、1/3[EV]ステップに限定させた場合の表示
が限界に達したときの表示例である。この表示は、表示
テーブル(図3〜図6)のアドレス19のデータを読み
出すことで実現されるものである。
【0064】この場合には、「3」表示セグメント71
が不要なので省略し、「2」表示セグメント59のみを
「−」表示セグメント69の隣に配置させてある。これ
により、表示分解能が変わることに対する違和感が生ず
るのを避けて表示させることができる。即ち、図11
(g)は、図7に示すようにオプション表示であって、
ΔEVが、表示レンジの変更を伴う−23/4<ΔEV
≦−21/4の範囲からアンダー側の範囲は、全てこの
ような表示となる。この図11(g)の表示は、図10
(g)の表示とセットで扱われる。
【0065】なお、図16に示した従来の表示部の構成
でも三角形のシンボル表示セグメント31、39の点灯
によって表現し得る以上のオーバー/アンダーな状態を
示すことはできるが、従来では±1[EV]のオーバー
/アンダーを越えただけでその状態が発生してしまうの
に対し、本発明では±2[EV]までのオーバー/アン
ダーの状態を正しく表示できる点が異なる。
【0066】図7から理解できるように、標準表示で
は、分解能を変更して表示レンジを拡大でき、また、オ
プション表示では、分解能を一定とした範囲で表示レン
ジを拡大できる。本実施の形態において標準表示とオプ
ション表示の2通りの表示方式を採用する理由は、次の
ように説明できる。
【0067】これは、大きなずれ量ΔEVの表示レンジ
を重視するユーザーは、1/3[EV]ステップという
より細かいレンジの表示よりも1/2[EV]ステップ
位のレンジで十分と考える場合があり、逆に小さなずれ
量ΔEVの表示レンジを重視するユーザーは、表示レン
ジは狭くとも1/3[EV]ステップの分解能で微妙な
違いを認識したいと考える場合があるからである。
【0068】そこで、分解能よりも表示レンジを重視す
るユーザーには標準表示方式で対応でき、表示レンジよ
りも分解能を重視するユーザーにはオプション表示方式
で対応できるようにしてある。次に、図12は、第2実
施の形態の表示部14の構成例を示す図である。本第2
実施の形態は、前述した第1実施の形態(図2)に比べ
て、表示エリアが更に狭い場合に対応するもので、四角
形のシンボル表示セグメントを7個から5個に減らし、
「3」表示セグメントを省略してある。
【0069】本第2実施の形態では、四角形のシンボル
表示セグメントが5つなので、第1実施の形態で説明し
た標準表示に対応するものとして、図13〜図15に示
すように、±1[EV]までの表示を1/3[EV]ス
テップで行い、それを超えた場合に、1/2[EV]ス
テップの表示として±2[EV]の表示まで可能とな
る。以下、本第2実施の形態の各種表示例を示す図13
〜図15について若干の説明をする。
【0070】図13は、適正露出時の表示例である。±
1[EV]までの表示を1/3[EV]ステップで行え
ることが示されている。図14は、オーバー側(+側)
の露出時の表示例である。図14(a)は2/3[E
V]オーバー露出時の表示、図14(b)は1[EV]
オーバー露出時の表示、図14(c)は1+1/2[E
V]オーバー露出時の表示、図14(d)は2[EV]
オーバー露出時の表示、図14(e)は2[EV]以上
オーバー露出時の表示である。
【0071】図15は、アンダー側(−側)の露出時の
表示例である。図15(a)は2/3[EV]アンダー
露出時の表示、図15(b)は1[EV]アンダー露出
時の表示、図15(c)は1+1/2[EV]アンダー
露出時の表示、図15(d)は2[EV]アンダー露出
時の表示、図15(e)は2[EV]以上アンダー露出
時の表示である。
【0072】なお、以上説明した実施の形態は、マニュ
アル露出時のずれ量ΔEVを取り挙げて説明したが、本
発明はそれに限定されるものではない。例えば、露出補
正量、調光補正量、中央部重点測光とマルチ測光との露
出の差等、基準となる数値との差をステップ(段差)で
表示するものであれば、同様に適用できることは勿論で
ある。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
表示装置では、第2表示素子群に表示させた原点の点灯
表示位置に基づいて第1表示素子群をそれに含まれる所
定の表示を所定方向へ点灯できるので、第1表示素子群
の全てを有効に利用して最大限具体的な値を表示でき
る。
【0074】請求項2に記載の表示装置では、請求項1
に記載の表示装置において、表示値に基づいて目盛り表
示を行うことができる。請求項3に記載の表示装置で
は、請求項1に記載の表示装置において、表示値の大き
さに対応したレンジ表示を行うことができる。請求項4
に記載の表示装置では、請求項3に記載の表示装置にお
いて、表示値に基づいて点灯表示の分解能の表示を行う
ことができる。
【0075】請求項5に記載の表示装置では、請求項1
乃至請求項4の何れか1の請求項に記載の表示装置にお
いて、表示値の正負を表示できる。請求項6に記載の表
示装置では、表示値が所定値よりも大きい場合は、目盛
り表示の変化幅を小さくすると共に、第1表示素子群に
変化幅に応じた点灯を行わせるので、表示値が大きい場
合でも、分解能を一定としてそれを具体的な値として表
示できる。
【0076】請求項7に記載の表示装置では、選択手段
の選択に応じて第2表示素子群の目盛り表示の変化幅を
変更すると共に、変更に基づいて第1表示素子群の表示
を変更するので、表示レンジの変更によって分解能を変
更できる。以上要するに、本発明では、表示レンジを拡
大できるので、値の大きな表示値でも具体的な値を把握
できるようになり、また表示レンジの拡大を分解能を変
えずに行えるだけでなく、分解能を変更して行うことも
できる。
【0077】従って、本発明によれば、表示部の限られ
たアナログ表示エリアにおいて従来応えることができな
かったユーザーの多様な要求に簡易に応えることができ
る。そして、本発明では、全ての表示素子は、別個独立
して点灯制御可能であるので、表示不要部分では点灯駆
動しない構成とすることができ、電力消費の低減を図る
ことが可能となる。従って、本発明によれば、カメラや
露出計等の電池を電源とするものに好適な表示装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の表示装置の構成図であ
る。
【図2】第1実施の形態の表示部の構成例を示す図であ
る。
【図3】表示テーブルの内容(シンボル表示セグメント
のデータ)を示す図である。
【図4】表示テーブルの内容(分解能表示セグメント等
のデータ)を示す図である。
【図5】表示テーブルの内容(区切り表示セグメント等
のデータ)を示す図である。
【図6】表示テーブルの内容(原点表示セグメント等の
データ)を示す図である。
【図7】ΔEVの範囲と表示テーブルとの関係テーブル
を示す図である。
【図8】表示フローチャートである。
【図9】適正露出時の表示例を示す図である。
【図10】オーバー側の露出時の表示例を示す図であ
る。
【図11】アンダー側の露出時の表示例を示す図であ
る。
【図12】第2実施の形態の表示部の構成例を示す図で
ある。
【図13】適正露出時の表示例を示す図である。
【図14】オーバー側の露出時の表示例を示す図であ
る。
【図15】アンダー側の露出時の表示例を示す図であ
る。
【図16】従来の表示部の構成例を示す図である。
【符号の説明】 11 センサ 12 メモリ 13 制御部 14 表示部 41〜49 シンボル表示セグメント 51、59 「2」表示セグメント 52〜58 分解能表示セグメント 61 「+」表示セグメント 62〜68 区切り表示セグメント 69 「−」表示セグメント 71、79 「3」表示セグメント 72〜78 原点表示セグメント

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示値に基づき点灯表示をする第1表示
    素子群と、 前記第1表示素子群の近傍に配置され、前記表示値に対
    応する原点を点灯表示する第2表示素子群と、 前記原点の点灯表示位置に基づいて前記第1表示素子群
    に含まれる所定の表示を所定方向へ点灯する制御を行う
    制御手段とを備えることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表示装置において、 前記第1及び第2表示素子群の近傍に配置され、前記表
    示値に基づいて目盛り表示を行う第3表示素子群を備え
    たことを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の表示装置において、 前記第1及び第2表示素子群の近傍に配置され、前記表
    示値の大きさに対応したレンジ表示を行う第4表示素子
    群を備えたことを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の表示装置において、 前記第1及び第2表示素子群の近傍に配置され、前記表
    示値に基づいて点灯表示の分解能の表示を行う第5表示
    素子群を備えたことを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れか1の請求
    項に記載の表示装置において、 前記第1及び第2表示素子群の近傍に配置され、前記表
    示値に基づいて点灯するプラス表示素子及びマイナス表
    示素子を備えたことを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 表示値に基づき点灯表示をする第1表示
    素子群と、 前記第1表示素子群の近傍に配置され、前記第1表示素
    子群の点灯表示に対応とした目盛り表示を行う第2表示
    素子群と、 前記表示値の大きさに応じて前記第1表示素子群を点灯
    する制御を行う制御手段であって、前記表示値が所定値
    よりも大きい場合は、前記目盛り表示の変化幅を小さく
    すると共に、前記第1表示素子群に前記変化幅に応じた
    点灯を行わせる制御手段とを備えることを特徴とする表
    示装置。
  7. 【請求項7】 表示値に基づき点灯表示をする第1表示
    素子群と、 前記第1表示素子群の近傍に配置され、前記第1表示素
    子群の点灯表示に対応とした目盛り表示を行う第2表示
    素子群と、 前記第1及び第2表示素子群の表示レンジを選択する選
    択手段と、 前記表示値の大きさに応じて前記第1表示素子群を点灯
    する制御を行う制御手段であって、前記選択手段の選択
    に応じて前記第2表示素子群の目盛り表示の変化幅を変
    更すると共に、前記変更に基づいて前記第1表示素子群
    の表示を変更する制御手段とを備えることを特徴とする
    表示装置。
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