JPH09304159A - 組立式計量スプーン - Google Patents

組立式計量スプーン

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JPH09304159A
JPH09304159A JP11867896A JP11867896A JPH09304159A JP H09304159 A JPH09304159 A JP H09304159A JP 11867896 A JP11867896 A JP 11867896A JP 11867896 A JP11867896 A JP 11867896A JP H09304159 A JPH09304159 A JP H09304159A
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plate
pair
measuring spoon
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JP11867896A
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Fumiaki Maeda
文秋 前田
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプーン全体を厚紙等で構成して廃棄可能と
すると同時に、組立て後の把持部の形態を確実に保持す
ることができる低コストの組立式計量スプーンを提供す
る。 【解決手段】 平板状の原板2に形成された折曲部4
a,4b,6a,6b,18を介して組立てられる組立
式計量スプーンにおいて、原板2を紙製とすると共に、
原板2には、折曲部6a,6bを介して連設された計量
部および把持部それぞれを構成する計量板12および一
対の側板14a,14b・中板16を備え、側板14a
の外側端には切欠き部20が設けられると共に、側板1
4bにはクビレ部22aを根元に有する係止片22が設
けられ、一対の側板14a,14bを重ね合わせると共
にクビレ部22aを切欠き部20,24に載せて係止片
22を係止させることにより、計量部と把持部とに組立
てるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器に収容した洗
剤等の収容物を計量するための組立式計量スプーンに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、容器に収容した洗剤等の収容物を
計量するための計量スプーンは、例えば、図14に示す
計量スプーンaのように、ポリプロピレン等を原材料と
したプラスチック成形品が一般的であった。
【0003】近年、包装容器等の環境問題がクローズア
ップされてきており、プラスチック成形品を極力少なく
しようとする動向の中で、紙製の計量スプーンの開発が
進められている。紙製の計量スプーンとしては、図15
に示す計量スプーンbのように、パルプモールドにより
成形したものが知られている。
【0004】計量スプーンを紙製とした場合、パルプモ
ールドにて作製するとコストが高くなるなどの問題が生
ずるため、経済性および環境問題を考慮すると、計量ス
プーンは厚紙等の原板を折曲げて組立てる安価な組立式
のものが最も望ましい。しかしながら、計量スプーンに
おいては、特に把持部(柄部)の強度が使用性に重要で
あり、一般の厚紙で計量スプーンを構成すると、組立て
後の把持部の形態を保持しにくいという問題が生ずる。
【0005】なお、組立式計量スプーンにおいて原板を
バルカナイズドファイバー等の加工紙により構成すれ
ば、計量部、把持部の強度を十分に確保できると同時に
計量スプーン全体を従来のプラスチック製品に比べて低
い焼却燃焼カロリーで廃棄することは可能である。しか
し、この種の加工紙は高価で容易には入手しにくいのが
現状であり、実際に採用するのは困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題を解決することにあり、組立式計量スプーンにおい
て、スプーン全体を一般の厚紙等で構成して廃棄できる
と同時に、組立て後の把持部の形態が確実に保持される
低コストの組立式計量スプーンを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
の課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定の
組立て構造により上記目的の組立式計量スプーンを得る
ことに成功し、本発明を完成するに至ったのである。
【0008】すなわち、本発明の組立式計量スプーン
は、次の通りである。請求項1の発明は、平板状の紙製
の原板に形成された折曲部を介して組立てられる組立式
計量スプーンにおいて、前記原板は、折曲部を介して連
設された計量部および把持部それぞれを構成する計量板
および一対の側板を備え、一方の側板の外側端には切欠
き部が設けられると共に、他方の側板にはクビレ部を根
元に有する係止片が設けられ、一対の側板を重ね合わせ
ると共に前記クビレ部を前記切欠き部に載せて前記係止
片を前記一方の側板に係止させることにより、計量部と
把持部とに組立てられたことを特徴とする組立式計量ス
プーンである。
【0009】請求項2の発明は、前記原板の幅方向一側
部分には、前記一対の側板に挟まれる中板が設けられ、
該中板の外側端には、組立て時に前記一方の側板の切欠
き部に対向する切欠き部が連設され、該中板に隣接する
側板を該中板の裏面側に重ね合わせると共に、該中板の
表面側を残りの側板の表面側に重ね合わせ、かつ、前記
クビレ部を前記中板の切欠き部および前記一方の側板の
切欠き部に載せて前記係止片を前記一方の側板に係止さ
せることにより、計量部と把持部とに組立てられたこと
を特徴とする請求項1記載の組立式計量スプーンであ
る。
【0010】請求項3の発明は、前記原板には、前記一
対の側板間の折曲部に沿ってスリットが設けられたこと
を特徴とする請求項2記載の組立式計量スプーンであ
る。
【0011】請求項4の発明は、前記中板には、該中板
に隣接する側板を該中板の裏面側に重ね合わせたときに
前記折曲部付近にて保持される保持片が設けられたこと
を特徴とする請求項3記載の組立式計量スプーンであ
る。
【0012】請求項5の発明は、前記把持部を前記一対
の側板のみで構成し、前記一対の側板の表面同士を直接
重ね合わせたことを特徴とする請求項1記載の組立式計
量スプーンである。
【0013】請求項1の発明によれば、一対の側板を重
ねた状態でクビレ部を切欠き部に載せて係止片を一方の
側板に係止させたので、係止片がしっかりと一方の側板
に引掛かる。このため、一般の厚紙など紙製の原板で計
量スプーンを構成しても、組立て後の把持部の形態を確
実に保持することができるようになる。したがって、組
立式計量スプーンにおいて、スプーンを紙製として廃棄
可能とすると同時にコスト低減が図れ、しかも組立て後
の把持部の形態を確実に保持することができる。
【0014】また、請求項2の発明によれば、一対の側
板の間にさらに中板を挟ませるようにしたので、把持部
の剛性が高くなって使用性が上がり、また中板および一
方の側板それぞれの切欠き部にクビレ部を載せて係止片
を係止したので、係止片がしっかりと一方の側板に引掛
かる。
【0015】また、請求項3の発明によれば、一対の側
板間の折曲部に沿ってスリットを前記原板に設けたの
で、この側板間の折曲部がスリットによって折曲がりや
すくなり、一対の側板を重ねた状態における両者が開こ
うとする反発力が弱まる。これにより、組立て後の把持
部の形態をより小さい保持力で保持することが可能とな
る。
【0016】また、請求項4の発明によれば、中板に設
けた保持片を前記折曲部付近にて保持させることによ
り、中板がスリットに保持されるため、把持部の組付け
性が向上すると共に、より確実に把持部の形態を維持す
ることができる。
【0017】また、請求項5の発明によれば、把持部を
一対の側板のみで構成し、一対の側板の表面同士を直接
重ね合せたので、簡単にかつ短時間でスプーンを組立て
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図6は、本発明の第1実施
形態を示すものである。第1実施形態の組立式計量スプ
ーンA(図6参照)は、図1に示すように、平板状の紙
製原板2に形成された折曲部を介して組立てられるもの
であり、原板2は古紙をクラフト紙で挟んだ厚紙などで
構成されている。原板2には、その略中心部から前方に
延びる左右一対の折曲部4a,4bと、該略中心部から
後側方に延びる左右一対の折曲部6a,6bとが形成さ
れる。なお、これら折曲部4a,4b,6a,6bは、
スリット、ミシン目、罫線またはこれらを適宜に組み合
わせてなるものであるが、確実に折曲がることおよび反
発力が小さいことを考えると、スリットと罫線とを組合
わせたものが好適である。
【0019】この原板2には、図1に示すように、原板
2に折曲部6a,6bを介して連設された計量部8およ
び把持部10(図6参照)それぞれを構成する計量板1
2および一対の側板14a,14bを備え、さらに原板
2後部の幅方向一側部分には、組立て状態で一対の側板
14a,14bに挟まれる中板16が設けられている。
計量板12は、折曲部4a,4bを介して底壁12aと
側壁12b,12cとに分かれており、さらに折曲部6
a,6bにより、原板2は計量板12と側板14a,1
4b・中板16とに分かれる。また、一対の側板14
a,14bの間には、罫線18が形成される。
【0020】図1に示すように、一方の側板14aの外
側端には切欠き部20が設けられると共に、他方の側板
14bにはクビレ部22aを根元に有する係止片22が
設けられている。また、中板16の外側端には、組立て
状態で一方の側板14aの切欠き部20に対向する切欠
き部24が連設されている。また、原板2には、一対の
側板14a,14b間の罫線(折曲部に相当)18に沿
って左右一対のスリット26が複数箇所に設けられてお
り、左右一側のスリット26は、罫線18と同一直線上
に配置される。一方、中板16には、他方の側板14b
が中板16の裏面側に重ね合わされたときにスリット2
6に差込まれる差込片(保持片に相当)28が設けられ
ている。
【0021】係止片22は、他方の側板14bに略C字
状の切込みを入れ、この略C状の切込みの両端をさらに
内側に半円状に切り込んで形成されたものであり、クビ
レ部22aは、両端の半円状の切込み間に形成される。
【0022】左右他側のスリット26は、罫線18から
僅かに離間した位置に前記一側のスリット26と同じ断
続状態で略平行に形成される。差込片28は、中板16
における他方の側板14bとの間の切断縁30の前端部
に突設されており、組立て時には最も原板2の中心部に
近いスリット26に差し込まれる。
【0023】なお、各折曲部4a,4b,6a,6b、
切欠き部20,24、係止片22、スリット26、切断
縁30等は、例えば、平板状の紙製原板を抜き型により
打ち抜き成形することにより一括して作製される。
【0024】次に、このように構成された組立式計量ス
プーンAの組立て方法について説明する。 (1)まず、図2に示す平板状の原板2の状態から、図
3に示すように中板16をやや起こしてその裏面側を側
板14bの表面側に重ね、中板16の差込片28を所定
のスリット26に挿入する。このとき、左右の折曲部4
a,4bが曲がるため、底壁12aおよび左右の側壁1
2b,12cによって計量部8が形成され始める。
【0025】(2)次に、罫線18およびスリット26
を折曲げ部分として、図4に示すように中板16を挟む
ように左右の側板14a,14bを互いに近接させる。
すると、図5に示すように、計量部8を構成する左右の
側壁12b,12cの後端(折曲部6a,6b)が近接
して、左右の側壁12b,12cおよび底壁12aによ
り計量部8が完全に形成される。それと同時に側板14
aの切欠き部20と中板16の切欠き部24が一致す
る。
【0026】(3)そして、図5に示すように側板14
bに設けた係止片22を起こして、その根元のクビレ部
22aを二つの切欠き部20,24に載せた後、係止片
22をその復元力で側板14aの表面に沿って下方へ延
ばす。このとき、係止片22の前後の肩部(半円状の切
込み部)が側板14aにおける切欠き部20の前後両側
に引掛かり、これによって一対の側板14a,14bお
よび中板16が一体化した把持部10が形成される(図
6参照)。
【0027】以上のように組立てられる第1実施形態に
よれば、次のような作用効果が得られる。すなわち、係
止片22のクビレ部22aを側板14aの切欠き部20
および中板16の切欠き部24に載せて係止片22を係
止させたので、係止片22の肩部がしっかりと側板14
aに引掛かり、紙製の原板2であっても、組立て後の把
持部10の形態を確実に保持することができる。したが
って、組立式計量スプーンA全体を廃棄可能とすると同
時にコスト低減が図れ、しかも組立て後の把持部10の
形態を確実に保持することができる。また、一対の側板
14a,14bの間に中板16を挟ませるようにしたの
で、把持部10を厚く形成してその剛性を高くして使用
性を向上させることもできる。
【0028】また、一対の側板14a,14b間の罫線
18に沿ってスリット26を原板2に設けたので、図7
に示すように、この側板14a,14b間がスリット2
6によって折曲がりやすくなり、一対の側板14a,1
4bを重ねた状態において両者が開こうとする反発力F
が弱まる。これにより、組立て後の把持部10の形態を
より小さい保持力で保持することができる。
【0029】また、中板16に設けた差込片28をスリ
ット26に差し込むことにより、中板16がスリット2
6に保持されるため、把持部10の組付け性が向上する
と共により一層確実に把持部10の形態を維持すること
ができる。なお、差込片28は、必ずしもスリット26
に差し込む必要はなく、左右のスリット26間に当接さ
せてもよい。この場合、左右のスリット26間の部位が
差込片28に押圧されて撓むと共に差込片28は左右の
スリット26の側面間に挟持される。
【0030】これに対して、図12および図13に示す
比較例のごとく、本発明に係る切欠き部を側板14aお
よび中板16に設けず、しかも本発明に係るスリットお
よび差込片が無い組立式計量スプーンCであって、係止
片22を一方の側板14aに単に引掛けるような構造で
は、次のような不具合が生ずる。なお、この比較例およ
び後述する第2実施形態において前記第1実施形態と同
様な機能を有する部分については同一の符号を付してあ
る。
【0031】すなわち、この比較例の組立式計量スプー
ンCでは、本発明に係る切欠き部が無いため、左右の側
板14a,14bおよび中板16を一体化する保持力
は、係止片22の根元部分の弾性力のみとなるため、側
板14aを保持する力が弱いばかりでなく前記根元部分
の負担も大きい。また、スリット26が罫線18上以外
に無いため、一対の側板14a,14b間における折曲
げ部分は同一直線上の罫線18およびスリット26のみ
となり、組立て状態において一対の側板14a,14b
を離そうとする反発力が大きい。このため、係止片22
の根元部分の負担がこれによっても大きくなり、把持部
10の形態を安定的に保持することは困難となる。
【0032】なお、この比較例のような構造であって
も、原板2をバルカナイズドファイバー等の加工紙によ
り構成すれば、係止片22の根元部分の剛性が高いた
め、把持部8の形態を安定的に保持することは可能であ
るが、前述のようにコストの問題は避けられない。ま
た、一般的な紙製の原板であっても薄いものであれば、
一対の側板14a,14bを離そうとする反発力が小さ
いため係止片22の根元部分への負担も軽減されるが、
厚紙の原板においては本発明に係る切欠き、スリット、
差込み片等が無いと、把持部10の形態を安定的に保持
することは困難である。
【0033】続いて第2実施形態の組立式計量スプーン
Bを説明する。図8および図11に示すように、この第
2実施形態の組立式計量スプーンBは、第1実施形態の
構成に対して、第1実施形態に係る中板16を削除しか
つ原板2の後部を左右一対の側板14a,14bのみで
構成したものである。したがって、この場合の罫線18
およびスリット26は、スプーン前後方向の中心線と略
一致しており、側壁12cの後側には、側板14bが折
曲部6bを介して位置している。
【0034】この第2実施形態における組立て方法を説
明する。まず、図9および図10に示すように、左右の
側板14a,14bを罫線18で折曲げてそれぞれを起
立させ両者を重ねる。そして、左右の側板14a,14
bの表面同士が重なった状態で、図11に示すように、
係止片22を起こして前記第1実施形態と同様に一方の
側板14aの表面に引掛ける。
【0035】この第2実施形態によれば、把持部10を
一対の側板14a,14bのみで構成し、一対の側板1
4a,14bの表面側を直接重ね合せたので、第1実施
形態で述べた作用効果以外に、簡単にかつ短時間でスプ
ーンを組立てることができるという特有の効果が得られ
る。
【0036】なお、第1および第2実施形態は、本発明
の好適な実施の態様であり、本発明の技術的範囲は本実
施形態に何ら限定されるものではない。また、本発明に
係る係止片、切欠き部、差込片(保持片)の個数や形状
等は、第1、第2実施形態の構成に限定されず、紙の厚
さや要求される把持部の強度、スプーンの形状等に応じ
て適宜に設定可能である。さらに、計量部となる部分に
計量目盛線を設けて洗剤等を確実に計量できる構造とし
てもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、組立式計量スプーンに
おいて、スプーン全体を紙製で安価に構成して廃棄可能
とすると同時に、組立て後の把持部の形態を確実に保持
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の組立式計量スプーンの展開平面
図である。
【図2】第1実施形態の組立式計量スプーンに係る組立
て前の斜視図である。
【図3】第1実施形態の組立式計量スプーンに係る第1
の組立て工程を示す斜視図である。
【図4】第1実施形態の組立式計量スプーンに係る第2
の組立て工程を示す斜視図である。
【図5】第1実施形態の組立式計量スプーンに係る第3
の組立て工程を示す斜視図である。
【図6】第1実施形態の組立式計量スプーンに係る組立
て状態の斜視図である。
【図7】第1実施形態の組立式計量スプーンに係る組立
て状態における把持部の断面図である。
【図8】第2実施形態の組立式計量スプーンの展開平面
図である。
【図9】第2実施形態の組立式計量スプーンに係る第1
の組立て工程を示す斜視図である。
【図10】第2実施形態の組立式計量スプーンに係る第
2の組立て工程を示す斜視図である。
【図11】第2実施形態の組立式計量スプーンに係る組
立て状態の斜視図である。
【図12】比較例の組立式計量スプーンの展開平面図で
ある。
【図13】比較例の組立式計量スプーンに係る組立て状
態の斜視図である。
【図14】従来のプラスチック製の計量スプーンを示す
斜視図である。
【図15】従来のパルプモールドにより成形された計量
スプーンを示す斜視図である。
【符号の説明】
2 原板 4a,4b 折曲部 6a,6b 折曲部 8 計量部 10 把持部 12 計量板 14a,14b 側板 16 中板 18 罫線(折曲部の一例) 20 切欠き部 22 係止片 22a クビレ部 24 切欠き部 26 スリット 28 差込片(保持片に相当) A 組立式計量スプーン B 組立式計量スプーン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の紙製の原板に形成された折曲部
    を介して組立てられる組立式計量スプーンにおいて、 前記原板は、折曲部を介して連設された計量部および把
    持部それぞれを構成する計量板および一対の側板を備
    え、一方の側板の外側端には切欠き部が設けられると共
    に、他方の側板にはクビレ部を根元に有する係止片が設
    けられ、一対の側板を重ね合わせると共に前記クビレ部
    を前記切欠き部に載せて前記係止片を一方の側板に係止
    させることにより、計量部と把持部とに組立てられたこ
    とを特徴とする組立式計量スプーン。
  2. 【請求項2】 前記原板の幅方向一側部分には、前記一
    対の側板に挟まれる中板が設けられ、該中板の外側端に
    は、組立て時に前記一方の側板の切欠き部に対向する切
    欠き部が連設され、該中板に隣接する側板を該中板の裏
    面側に重ね合わせると共に、該中板の表面側を残りの側
    板の表面側に重ね合わせ、かつ、前記クビレ部を前記中
    板の切欠き部および前記一方の側板の切欠き部に載せて
    前記係止片を一方の側板に係止させることにより、計量
    部と把持部とに組立てられたことを特徴とする請求項1
    記載の組立式計量スプーン。
  3. 【請求項3】 前記原板には、前記一対の側板間の折曲
    部に沿ってスリットが設けられたことを特徴とする請求
    項2記載の組立式計量スプーン。
  4. 【請求項4】 前記中板には、該中板に隣接する側板を
    該中板の裏面側に重ね合わせたときに前記折曲部付近に
    て保持される保持片が設けられたことを特徴とする請求
    項3記載の組立式計量スプーン。
  5. 【請求項5】 前記把持部を前記一対の側板のみで構成
    し、該一対の側板の表面同士を直接重ね合わせたことを
    特徴とする請求項1記載の組立式計量スプーン。
JP11867896A 1996-05-14 1996-05-14 組立式計量スプーン Pending JPH09304159A (ja)

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