JPH09303927A - 冷蔵庫の運転制御装置 - Google Patents

冷蔵庫の運転制御装置

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JPH09303927A
JPH09303927A JP11871896A JP11871896A JPH09303927A JP H09303927 A JPH09303927 A JP H09303927A JP 11871896 A JP11871896 A JP 11871896A JP 11871896 A JP11871896 A JP 11871896A JP H09303927 A JPH09303927 A JP H09303927A
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JP
Japan
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compressor
refrigerator
motor
temperature
temperature sensor
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Pending
Application number
JP11871896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Kubota
吉孝 窪田
Keiji Ogawa
啓司 小川
Koji Hamaoka
孝二 浜岡
Hideji Ogawara
秀治 小川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/14Sensors measuring the temperature outside the refrigerator or freezer

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 起動時の直流電動機にかかる負荷トルクが大
きい場合での直流電動機の起動を回避することにより、
直流電動機の起動失敗が少ない冷蔵庫の運転制御装置を
供給することを目的とする。 【解決手段】 庫内温度センサ12の検出した温度デー
タにもとづき冷蔵庫庫内温度一定に保つように、直流電
動機6を駆動する圧縮機用電動制御装置7と、起動待ち
時間決定手段16を設け、周囲温度センサ15のデータ
をもとに直流電動機6停止直後から次に圧縮機が起動で
きる状態に冷凍サイクル2が安定するまでの時間を決定
し、タイマーカウント手段17で起動待ち時間をカウン
トすることにより、起動時の直流電動機6にかかる負荷
トルクが大きい場合での直流電動機の起動を回避するこ
とができ、直流電動機の起動失敗が少ない冷蔵庫の運転
制御装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクルと圧
縮機用電動制御装置を備えた冷蔵庫の運転制御装置に関
するものであり、特に、インバータにより回転数制御す
る直流ブラシレス電動機の回転子磁極位置検出をセンサ
レス方式で行うインバータ制御装置を用いた冷蔵庫の運
転中における直流電動機の起動に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インバータにより回転数制御する直流ブ
ラジレス電動機の回転子磁極位置検出を電子機巻線の誘
起電圧を利用してセンサレス方式で行う圧縮機用電動制
御装置では、停止状態では誘起電圧は発生しないため、
センサレス方式での位置検出はできない。このため、位
置検出が可能となるある回転数までは、あらかじめ決め
ておく起動シーケンスパターンにより起動させ、その後
センサレス方式に切り替えるのが一般的である。
【0003】このような従来の圧縮機用電動制御装置の
起動方法としては、例えば特公平1−54960号公報
に示されている。
【0004】この特長は、インバータにより回転数制御
する直流電動機の起動時にはセンサレス回路に用いられ
ているフィルタ回路の直流過渡直流分が十分に減衰しな
いためにセンサレス方式へ切り替えが不安定になり切り
替え失敗することを防ぐために、過渡直流分が十分に減
衰してからセンサンレス方式に切り替えるというもので
あり、起動失敗のない圧縮機用電動制御装置を可能にす
るというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、冷蔵庫の圧縮機停止後の冷凍サイクル圧力が
バランスしていない場合の直流電動機にかかる負荷トル
クが大きい場合、センサレス方式に切り替える前に起動
シーケンスパターン運転中に圧縮機がロック状態にな
り、起動失敗するという課題を有していた。
【0006】本発明は、起動時の直流電動機にかかる負
荷トルクが大きい場合での直流電動機の起動を回避する
ことにより、直流電動機の起動失敗が少ない冷蔵庫の運
転制御装置を供給することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫の運転制
御装置は、冷蔵庫箱体と、前記冷蔵庫箱体内の冷凍サイ
クルを構成する凝縮器と、蒸発器と、圧縮機と、前記圧
縮機を駆動する直流電動機と、前記冷蔵庫箱体内部の温
度を検出する庫内温度センサと、前記庫内温度センサの
検出した温度データにもとづき庫内温度を制御する庫内
温度制御手段と、前記庫内温度制御手段の出力により冷
蔵庫庫内温度を一定に保つため前記圧縮機内の直流電動
機の回転数を制御する圧縮機用電動制御装置と、前記冷
蔵庫箱体の周辺の温度を検出する周囲温度センサと、前
記周囲温度センサのデータをもとに圧縮機停止直後から
次に圧縮機が起動できる状態に冷凍サイクルが安定する
までの時間を決定する起動待ち時間決定手段と、前記起
動待ち時間決定手段によって決定された時間をカウント
してゆくタイマーカウント手段とを備えたものである。
【0008】この発明によれば、起動時の直流電動機に
かかる負荷トルクが大きい場合での直流電動機の起動を
回避することができ、直流電動機の起動失敗が少ない冷
蔵庫の運転制御装置を供給できる。
【0009】また、さらに、蒸発器の温度を検出する蒸
発器温度センサと、前記蒸発器温度センサのデータをも
とに冷凍サイクルが安定状態になっている判定をする起
動待ち判定手段とを備えたものであり、精度良く、起動
待ち判定を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、冷蔵庫箱体と、前記冷蔵庫箱体内の冷凍サイクルを
構成する凝縮器と、蒸発器と、圧縮機と、前記圧縮機を
駆動する直流電動機と、前記冷蔵庫箱体内部の温度を検
出する庫内温度センサと、前記庫内温度センサの検出し
た温度データにもとづき庫内温度を制御する庫内温度制
御手段と、前記庫内温度制御手段の出力により冷蔵庫庫
内温度を一定に保つため前記圧縮機内の直流電動機の回
転数を制御する圧縮機用電動制御装置と、前記冷蔵庫箱
体の周辺の温度を検出する周囲温度センサと、前記周囲
温度センサのデータをもとに圧縮機停止直後から次に圧
縮機が起動できる状態に冷凍サイクルが安定するまでの
時間を決定する起動待ち時間決定手段と、前記起動待ち
時間決定手段によって決定された時間をカウントしてゆ
くタイマーカウント手段とを備えたものであり、起動時
の直流電動機にかかる負荷トルクが大きい場合での直流
電動機の起動を回避することができ、直流電動機の起動
失敗が少ないという作用を有する。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、冷蔵庫
箱体の周辺の温度を検出する周囲温度センサと、前記周
囲温度センサのデータをもとに圧縮機停止直後から次に
圧縮機が起動できる状態に冷凍サイクルが安定するまで
の時間を決定する起動待ち時間決定手段と、前記起動待
ち時間決定手段によって決定された時間をカウントして
ゆくタイマーカウント手段と、蒸発器の温度を検出する
蒸発器温度センサと、前記蒸発器温度センサのデータを
もとに冷凍サイクルが安定状態になっている判定する起
動待ち判定手段とを備えたものであり、精度の良い起動
待ち判定ができるという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は実施の形態1の冷蔵庫の運転制
御装置の全体構成図である。図1において、1は冷蔵庫
箱体であり冷蔵庫内部の冷気を冷蔵庫箱体外部へ逃がさ
ないように断熱されている。
【0013】2は冷凍サイクルであり、凝縮器3と、蒸
発器4と、圧縮機5から構成され、圧縮機5によって圧
縮された冷媒が蒸発器4を通りそこで蒸発することによ
り冷蔵庫内部の空気と熱交換して冷蔵庫を冷やし、冷蔵
庫箱体1の組み込まれている。
【0014】6は直流電動機であり、圧縮機用制御装置
7により回転数指令を受け駆動される。圧縮機5と直流
電動機6は連結されており、直流電動機6が回転するこ
とにより、前記圧縮機5も動作する。
【0015】圧縮機用電動制御装置7は、インバータ回
路8と、ドライブ回路9と、運転モード切り替え手段1
0、起動シーケンス運動部11、センサレス運動部12
により構成されている。
【0016】前記直流電動機6は、インバータ回路8の
オン/オフにより駆動され、ドライブ回路9の出力がイ
ンバータ回路8へ入力される。10の運転モード切り替
え手段は、前記直流電動機6の起動時には起動シーケン
ス運動部11に接続し、起動後にはセンスレス運動部1
2に接続する。
【0017】12は冷蔵庫庫内の温度を検出する庫内温
度センサである。14は庫内温度制御手段であり、前記
庫内温度センサ12の検出した温度データにもとづき冷
蔵庫庫内温度一定に保つように、前記直流電動機6を駆
動するオン/オフ指令を前記圧縮機用電動制御装置へ出
力する。
【0018】15は冷蔵庫箱体1の周辺の温度を検出す
る周囲温度センサである。16は起動待ち時間決定手段
であり、前記周囲温度センサ15のデータをもとに直流
電動機6停止直後から次に圧縮機が起動できる状態に冷
凍サイクルが安定するまでの時間を決定する。
【0019】17はタイマーカウント手段であり、前記
起動待ち時間決定手段16によって決定された時間をカ
ウントしてゆく。
【0020】次に、上記構成の冷蔵庫の運転制御後装置
の動作について、図2、図3を用いて説明する。
【0021】図2は実施の形態1における冷蔵庫の運転
制御装置のフローチャートである。図3は実施の形態1
における起動待ち時間と周囲温度の相関図である。
【0022】まず、step1で冷蔵庫の庫内温度を庫
内温度センサ13により検出する。そして、検出した庫
内温度(T℃)はstep2で比較し、T<A(例えば
A=−20[℃])の時step3へ進み、圧縮機5を
停止するように庫内温度制御手段14が圧縮機用電動制
御装置7へ指令を出力し、step4へ進む。T≧Aで
あれば再度庫内温度の検出を行う。
【0023】次にstep4で周囲温度センサ15によ
り冷蔵庫周辺の雰囲気温度を検出する。
【0024】step5ではstep4で検出した雰囲
気温度データと図3に示す特性から、起動待ち時間検定
手段16により、その雰囲気温度での起動待ち時間(n
秒)を決定する。例えば、周囲温度センサ15により検
出された雰囲気温度が30℃であるならば、図3の特性
より起動待ち時間を360秒と決定する。
【0025】起動待ち時間は、圧縮機5が停止直後から
数えて、冷凍サイクルの高圧力側と低圧力側の両圧力の
状態が変化しなくなるまでの時間である。図3における
起動待ち時間と周囲温度の相関図は、冷蔵庫箱体1に組
み込まれた冷凍サイクル2の特性により異なるので、実
験を行いデータを測定しておく。
【0026】そして、step6で起動待ち時間を減算
して行き、step7で起動待ち時間を比較し、n=0
となるとstep8に進む。n=0でなければstep
6へ戻りさらにカウントを続ける。
【0027】step7が終了すれば、step3の圧
縮機5停止直後から行っている起動待ち時間は終了とな
る。
【0028】step8で、再び庫内温度センサ13に
より冷蔵庫庫内の温度(T℃)を検出し、step9へ
進む。
【0029】step9では、step8で検出した庫
内温度(T℃)の比較を行い、T>B(例えばB=−1
8[℃])の時step10となり、圧縮機5が起動す
るように庫内温度制御手段14が圧縮機用電動制御装置
7へ指令を出力し、圧縮機5の起動を行う。T≦Bであ
れば再度庫内温度の検出を行う。
【0030】step10で起動指令を受けた圧縮機用
電動制御装置7は、まず、圧縮機用電動制御装置7の起
動シーケンス運動部11に記憶されている起動シーケン
スパターンを出力し、運転モード切り替え手段10を通
してドライブ回路9、インバータ回路8を動作し、直流
電動機6を回転し、圧縮機5を駆動する。
【0031】その後、運転モード切り替え手段10によ
り、起動シーケンス運動部11はセンサレス運動部12
に切り替えられ、圧縮機5の安定運転を行いstep1
へ進む。
【0032】上記形態により、起動時の圧縮機5、即
ち、直流電動機6にかかる負荷トルクが大きい場合での
直流電動機6の起動を回避することができ、直流電動機
の起動失敗を少なくすることができる。
【0033】(実施の形態2)図4は実施の形態2の冷
蔵庫の運転制御装置の全体構成図である。
【0034】図4において、1は冷蔵庫箱体であり、冷
蔵庫内部の冷気を冷蔵庫箱体外部へ逃がさないように断
熱されている。
【0035】2は冷凍サイクルであり、凝縮器3と、蒸
発器4と、圧縮機5とから構成され、圧縮機5によって
圧縮された冷媒が蒸発器4を通りそこで蒸発することに
より冷蔵庫内部の空気と熱交換して冷蔵庫を冷やし、冷
蔵庫箱体1の中に組み込まれている。
【0036】6は直流電動機であり、圧縮機用制御装置
7により回転数指令を受け駆動される。圧縮機5と直流
電動機6は連結されており、直流電動機6が回転するこ
とにより、前記圧縮機5も動作する。
【0037】圧縮機用電動制御装置7は、インバータ回
路8と、ドライブ回路9と、運転モード切り替え手段1
0、起動シーケンス運動部11、センサレス運動部12
により構成されている。
【0038】前記直流電動機6は、インバータ回路8の
オン/オフにより駆動され、ドライブ回路9の出力がイ
ンバータ回路8へ入力される。10の運転モード切り替
え手段は、前記直流電動機6の起動時には起動シーケン
ス運動部11に接続し、起動後にはセンサレス運動部1
2に接続する。
【0039】12は冷蔵庫庫内の温度を検出する庫内温
度センサである。14は庫内温度制御手段であり、前記
庫内温度センサ12の検出した温度データにもとづき冷
蔵庫庫内温度一定に保つように、前記直流電動機6を駆
動するオン/オフ指令を前記圧縮機用電動制御装置7へ
出力する。
【0040】15は冷蔵庫箱体1の周辺の温度を検出す
る周囲温度センサである。16は起動待ち時間決定手段
であり、前記周囲温度センサ15のデータをもとに直流
電動機6停止直後から次に圧縮機が起動できる状態に冷
凍サイクルが安定するまでの時間を決定する。
【0041】17はタイマーカウント手段であり、前記
起動待ち時間決定手段16によって決定された時間をカ
ウントしてゆく。
【0042】18は蒸発器温度センサであり、冷凍サイ
クル2を構成する蒸発器4の温度(Te)を検出する。
【0043】19は起動待ち判定手段であり、前記蒸発
器温度センサ18のデータをもとにΔTe/Δt≦0か
どうか判定する。
【0044】次に、上記構成の冷蔵庫の運転制御装置の
動作について、図5を用いて説明する。
【0045】図2は実施の形態1における冷蔵庫の運転
制御装置のフローチャートである。図3は実施の形態1
における起動待ち時間と周囲温度の相関図である。
【0046】まず、step1で冷蔵庫の庫内温度は庫
内温度センサ13により検出する。そして、検出した庫
内温度(T℃)は、step2で比較し、T<A(例え
ばA=−20[℃])の時step3へ進み、圧縮機5
を停止するように庫内温度制御手段14が圧縮機用電動
制御装置7へ指令を出力し、step4へ進む。T≧A
であれば再度庫内温度の検出を行う。
【0047】次に、step4で周囲温度センサ15に
より冷蔵庫周辺の雰囲気温度を検出する。
【0048】step5では、step4で検出した雰
囲気温度データと図3に示す特性から、起動待ち時間決
定手段16により、その雰囲気温度での起動待ち時間
(n秒)を決定する。例えば、周囲温度センサ15によ
り検出された雰囲気温度が30℃であるならば、図3の
特性より起動待ち時間を360秒と決定する。
【0049】起動待ち時間は、圧縮機5が停止直後から
教えて、冷凍サイクルの高圧力側と低圧力側の両圧力の
状態が変化しなくなるまでの時間である。図3における
起動待ち時間と周囲温度の相関図は、冷蔵庫箱体1に組
み込まれた冷凍サイクル2の特性により異なるので、実
験を行いデータを測定しておく。
【0050】そして、step6で起動待ち時間を減算
して行き、step7で起動待ち時間を比較し、n=0
となるとstep11に進む。n=0でなければste
p6へ戻りさらにカウントを続ける。
【0051】step7が終了すれば、step3の圧
力機5停止直後から行っている起動待ち時間は一応終了
となるが、さらに起動待ちを終了してよいかどうか次の
ステップで判定する。
【0052】step11では、起動待ち時間蒸発器温
度センサ18により蒸発器温度(Te[℃])の検出を
行い、そして蒸発器温度の単位時間あたりの傾きを算出
する。この傾きはΔTe/Δt(ΔTeは単位時間あた
りの蒸発器温度の変化量であり、Δtは単位時間であ
る)である。
【0053】そして、step12でΔTe/Δt≦0
であるか比較し、ΔTe/Δt≦0であれば、step
8へ進み、ΔTe/t>0であればstep11へ戻
り、再び蒸発器温度を検出する。
【0054】step12が終了すれば、step3の
圧縮機5停止直後から行っている起動待ち時間および判
定は終了となる。
【0055】step8で、再び庫内温度センサ13に
より冷蔵庫庫内の温度(T℃)を検出し、step9へ
進む。
【0056】step9では、step8で検出した庫
内温度(T℃)の比較を行い、T>B(例えばB=−1
8[℃])の時step10となり、圧縮機5が起動す
るように庫内温度制御手段14が圧縮機用電動制御装置
7へ指令を出力し、圧縮機5の起動を行う。T≦Bであ
れば再度庫内温度の検出を行う。
【0057】step10で起動指令を受けた圧縮機用
電動制御装置7は、まず、圧縮機用電動制御装置7の起
動シーケンス運動部11に記憶されている起動シーケン
スパターンを出力し、運転モード切り替え手段10を通
してドライブ回路9、インバータ回路8を動作し、直流
電動機6を回転し、圧縮機5を駆動する。
【0058】その後、運転モード切り替え手段10によ
り、起動シーケンス運動部11はセンサレス運動部12
に切り替えられ、圧縮機5の安定運転を行いstep1
へ進む。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、起動時の
直流電動機にかかる負荷トルクが大きい場合での直流電
動機の起動を回避することができ、さらに精度の良い起
動待ち判定ができ、直流電動機の起動失敗が少ない冷蔵
庫の運転制御装置を供給できるという有利な効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の冷蔵庫の運転制御装置
の全体構成図
【図2】本実施の形態1における冷蔵庫の運転制御装置
のフローチャート
【図3】本実施の形態1における起動待ち時間と周囲温
度の相関図
【図4】本発明の実施の形態2の冷蔵庫の運転制御装置
の全体構成図
【図5】本実施の形態2における冷蔵庫の運転制御装置
のフローチャート
【符号の説明】
1 冷蔵庫箱体 2 冷凍サイクル 3 凝縮器 4 蒸発器 5 圧縮機 6 直流電動機 7 圧縮機用電動制御装置 8 インバータ回路 9 ドライブ回路 10 運転モード切り替え手段 11 起動シーケンス運動部 12 センサレス運動部 13 庫内温度センサ 14 庫内温度制御手段 15 周囲温度センサ 16 起動待ち時間決定手段 17 タイマーカウント手段 18 蒸発器温度センサ 19 起動待ち判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川原 秀治 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫箱体と、前記冷蔵庫箱体内の冷凍
    サイクルを構成する凝縮器と、蒸発器と、圧縮機と、前
    記圧縮機を駆動する直流電動機と、前記冷蔵庫箱体内部
    の温度を検出する庫内温度センサと、前記庫内温度セン
    サの検出した温度データにもとづき庫内温度を制御する
    庫内温度制御手段と、前記庫内温度制御手段の出力によ
    り冷蔵庫庫内温度を一定に保つため前記圧縮機内の直流
    電動機の回転数を制御する圧縮機用電動制御装置と、前
    記冷蔵庫箱体の周辺の温度を検出する周囲温度センサ
    と、前記周囲温度センサのデータをもとに圧縮機停止直
    後から次の圧縮機が起動できる状態に冷凍サイクルが安
    定するまでの時間を決定する起動待ち時間決定手段と、
    前記起動待ち時間決定手段によって決定された時間をカ
    ウントしてゆくタイマーカウント手段とからなる冷蔵庫
    の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 冷蔵庫箱体の周辺の温度を検出する周囲
    温度センサと、前記周囲温度センサのデータをもとに圧
    縮機停止直後から次に圧縮機が起動できる状態に冷凍サ
    イクルが安定するまでの時間を決定する起動待ち時間決
    定手段と、前記起動待ち時間決定手段によって決定され
    た時間をカウントしてゆくタイマーカウント手段と、蒸
    発器の温度を検出する蒸発器温度センサと、前記蒸発器
    温度センサのデータをもとに冷凍サイクルが安定状態に
    なっている判定する起動待ち判定手段とからなる請求項
    1の冷蔵庫の運転制御装置。
JP11871896A 1996-05-14 1996-05-14 冷蔵庫の運転制御装置 Pending JPH09303927A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180003507A (ko) * 2017-12-26 2018-01-09 주식회사 교원 이중관 냉정수기의 제어 장치 및 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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