JPH102648A - 冷蔵庫の運転制御装置 - Google Patents

冷蔵庫の運転制御装置

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JPH102648A
JPH102648A JP15397796A JP15397796A JPH102648A JP H102648 A JPH102648 A JP H102648A JP 15397796 A JP15397796 A JP 15397796A JP 15397796 A JP15397796 A JP 15397796A JP H102648 A JPH102648 A JP H102648A
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JP
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compressor
refrigerator
internal temperature
control device
temperature
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Application number
JP15397796A
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English (en)
Inventor
Hideji Ogawara
秀治 小川原
Keiji Ogawa
啓司 小川
Koji Hamaoka
孝二 浜岡
Yoshitaka Kubota
吉孝 窪田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起動時の直流電動機にかかる負荷トルクが大
きい場合での直流電動機の起動を回避することにより、
直流電動機の起動失敗が少ない冷蔵庫の運転制御装置を
供給することを目的とする。 【解決手段】 温度データにもとづき冷蔵庫庫内温度一
定に保つように、直流電動機6を駆動する圧縮機用電動
制御装置7と、起動待ち時間決定手段16を設け、吐出
ガス温度センサ15のデータをもとに直流電動機6停止
直後から次に圧縮機が起動できる状態に冷凍サイクル2
が安定するまでの時間を決定し、タイマーカウント手段
17で起動待ち時間をカウントすることにより、起動時
の直流電動機6にかかる負荷トルクが大きい場合での直
流電動機の起動を回避することができ、直流電動機の起
動失敗が少ない冷蔵庫の運転制御装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクルと圧
縮機用電動制御装置を備えた冷蔵庫の運転制御装置に関
するものであり、特に、インバータにより回転数制御す
る直流ブラシレス電動機の回転子磁極位置検出をセンサ
レス方式で行うインバータ制御装置を用いた冷蔵庫の運
転中における直流電動機の起動に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インバータにより回転数制御する直流ブ
ラシレス電動機の回転子磁極位置検出を電子機巻線の誘
起電圧を利用してセンサレス方式で行う圧縮機用電動制
御装置では、停止状態では誘起電圧は発生しないため、
センサレス方式での位置検出はできない。このため、位
置検出が可能となるある回転数までは、あらかじめ決め
ておく起動シーケンスパターンにより起動させ、その後
センサレス方式に切り替えるのが一般的である。
【0003】このような従来の圧縮機用電動制御装置の
起動方法としては、たとえば特公平1−54960号公
報に示されている。
【0004】この特徴は、インバータにより回転数制御
する直流電動機の起動時にはセンサレス回路に用いられ
ているフィルタ回路の直流過度直流分が十分に減衰しな
いためにセンサレス方式への切り替えが不安定になり切
り替え失敗することを防ぐために、過度直流分が十分に
減衰してからセンサレス方式に切り替えるというもので
あり、起動失敗のない圧縮機用電動制御装置を可能にす
るというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、冷蔵庫の圧縮機停止後の冷凍サイクル圧力が
バランスしていない場合の直流電動機にかかる負荷トル
クが大きい場合、センサレス方式に切り替える前に起動
シーケンスパターン運転中に圧縮機がロック状態にな
り、起動失敗するという課題を有していた。また、圧縮
機の停止時間が一定であるため冷蔵庫内の負荷が大きい
ときに温調精度が悪くなるという課題を有していた。
【0006】本発明は、起動時の直流電動機にかかる負
荷トルクが大きい場合での直流電動機の起動を回避する
ことにより、直流電動機の起動失敗が少ない冷蔵庫の運
転制御装置を供給することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫の運転制
御装置は、冷蔵庫箱体と、前記冷蔵庫箱体内の冷凍サイ
クルを構成する凝縮器と、蒸発器と、圧縮機と、前記圧
縮機を駆動する直流電動機と、前記冷蔵庫箱体内部の温
度を検出する庫内温度センサと、前記庫内温度センサの
検出した温度データにもとづき庫内温度を制御する庫内
温度制御手段と、前記庫内温度制御手段の出力により冷
蔵庫庫内温度を一定に保つため前記圧縮機内の直流電動
機の回転数を制御する圧縮機用電動制御装置と、前記圧
縮機の吐出ガス温度を検出する吐出ガス温度センサと、
前記吐出ガス温度センサのデータをもとに圧縮機停止直
後から次に圧縮機が起動できる状態に冷凍サイクルが安
定するまでの時間を決定する起動待ち時間決定手段と、
前記起動待ち時間決定手段によって決定された時間をカ
ウントしてゆくタイマーカウント手段とを備えたもので
ある。
【0008】また、前記凝縮器の温度を検出する凝縮器
温度センサと、前記凝縮器温度センサのデータをもとに
圧縮機停止直後から次に圧縮機が起動できる状態に冷凍
サイクルが安定するまでの時間を決定する起動待ち時間
決定手段と、前記起動待ち時間決定手段によって決定さ
れた時間をカウントするタイマーカウント手段とを備え
たものである。
【0009】さらに、前記圧縮機の吐出ガス圧力を検出
する吐出ガス圧力センサと、前記吐出ガス圧力センサの
データをもとに冷凍サイクルが安定状態になっているこ
とを判定する起動待ち判定手段とを備えたものである。
【0010】この発明によれば、起動時の直流電動機に
かかる負荷トルクが大きい場合での直流電動機の起動を
回避することができ、直流電動機の起動失敗が少ない冷
蔵庫の運転制御装置を供給できる。また、冷蔵庫内の負
荷が大きい時に、起動待ち時間を短縮でき保鮮性を向上
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、冷蔵庫箱体と、前記冷蔵庫箱体内の冷凍サイクルを
構成する凝縮器と、蒸発器と、圧縮機と、前記圧縮機を
駆動する直流電動機と、前記冷蔵庫箱体内部の温度を検
出する庫内温度センサと、前記庫内温度センサの検出し
た温度データにもとづき庫内温度を制御する庫内温度制
御手段と、前記庫内温度制御手段の出力により冷蔵庫庫
内温度を一定に保つため前記圧縮機内の直流電動機の回
転数を制御する圧縮機用電動制御装置と、前記圧縮機の
吐出ガス温度を検出する吐出ガス温度センサと、前記吐
出ガス温度センサのデータをもとに圧縮機停止直後から
次に圧縮機が起動できる状態に冷凍サイクルが安定する
までの時間を決定する起動待ち時間決定手段と、前記起
動待ち時間決定手段によって決定された時間をカウント
してゆくタイマーカウント手段とを備えたものであり、
起動時の直流電動機にかかる負荷トルクが大きい場合で
の直流電動機の起動を回避することができ、直流電動機
の起動失敗が少ないという作用を有する。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、前記凝
縮器の温度を検出する凝縮器温度センサと、前記吐出ガ
ス温度センサのデータをもとに圧縮機停止直後から次に
圧縮機が起動できる状態に冷凍サイクルが安定するまで
の時間を決定する起動待ち時間決定手段と、前記起動待
ち時間決定手段によって決定された時間をカウントする
タイマーカウント手段とを備えたものであり、同様に起
動時の直流電動機にかかる負荷トルクが大きい場合での
直流電動機の起動を回避することができ、直流電動機の
起動失敗が少ないという作用を有する。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、前記圧
縮機の吐出ガス圧力を検出する吐出ガス圧力センサと、
前記吐出ガス圧力センサのデータをもとに冷凍サイクル
が安定状態になっていることを判定する起動待ち判定手
段とを備えたものであり、同様に起動時の直流電動機に
かかる負荷トルクが大きい場合での直流電動機の起動を
回避することができ、直流電動機の起動失敗が少ないと
いう作用を有する。
【0014】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は実施の形態1の冷蔵庫の運転制
御装置の全体構成図である。
【0015】図1において、1は冷蔵庫箱体であり冷蔵
庫内部の冷気を冷蔵庫箱体外部へ逃がさないように断熱
されている。
【0016】2は冷凍サイクルであり、凝縮器3と、蒸
発器4と、圧縮機5から構成され、圧縮機5によって圧
縮された冷媒が蒸発器4を通りそこで蒸発することによ
り冷蔵庫内部の空気と熱交換して冷蔵庫を冷やし、冷蔵
庫箱体1の中に組み込まれている。
【0017】6は直流電動機であり、圧縮機用制御装置
7により回転数指令を受け駆動される。圧縮機5と直流
電動機6は連結されており、直流電動機6が回転するこ
とにより、前記圧縮機5も動作する。
【0018】圧縮機用電動制御装置7は、インバータ回
路8と、ドライブ回路9と、運転モード切り替え手段1
0、起動シーケンス運動部11、センサレス運動部12
により構成されている。
【0019】前記直流電動機6は、インバータ回路8の
オン/オフにより駆動され、ドライブ回路9の出力がイ
ンバータ回路8へ入力される。10の運転モード切り替
え手段は、前記直流電動機6の起動時には起動シーケン
ス運動部11に接続し、起動後にはセンサレス運動部1
2に接続する。
【0020】12は冷蔵庫庫内の温度を検出する庫内温
度センサである。14は庫内温度制御手段であり、前記
庫内温度センサ12の検出した温度データにもとづき冷
蔵庫庫内温度一定に保つように、前記直流電動機6を駆
動するオン/オフ指令を前記圧縮機用電動制御7へ出力
する。
【0021】15は圧縮機5の吐出ガス温度を検出する
吐出ガス温度センサである。16は起動待ち時間決定手
段であり、前記吐出ガス温度センサ15のデータをもと
に直流電動機6停止直後から次に圧縮機が起動できる状
態に冷凍サイクルが安定するまでの時間を決定する。
【0022】17はタイマーカウント手段であり、前記
起動待ち時間決定手段16によって決定された時間をカ
ウントしてゆく。
【0023】次に、上記構成の冷蔵庫の運転制御装置の
動作について、図2、図3を用いて説明する。
【0024】図2は実施の形態1における冷蔵庫の運転
制御装置のフローチャートである。図3は実施の形態1
における起動待ち時間と吐出ガス温度の相関図である。
【0025】まず、step1で冷蔵庫の庫内温度を庫
内温度センサ13により検出する。そして、検出した庫
内温度(T℃)はstep2で比較し、T<A(例えば
A=−20[℃])の時step3へ進み、圧縮機5を
停止するように庫内温度制御手段14が圧縮機用電動制
御装置7へ指令を出力し、step4へ進む。T≧Aで
あれば再度庫内温度の検出を行う。
【0026】次に、step4で吐出ガス温度センサ1
5により圧縮機の吐出ガス温度を検出する。
【0027】step5ではstep4で検出した吐出
ガス温度データと図3に示す特性から、起動待ち時間決
定手段16により、その吐出ガス温度での起動待ち時間
(n秒)を決定する。例えば、吐出ガス温度センサ15
により検出された吐出ガス温度が58℃であるならば、
図3の特性より起動待ち時間を360秒と決定する。
【0028】起動待ち時間は、圧縮機5が停止直後から
数えて、冷凍サイクルの高圧力側と体圧力側の両圧力の
状態が変化しなくなるまでの時間である。図3における
起動待ち時間と周囲温度の相関図は、冷蔵庫箱体1に組
み込まれた冷凍サイクル2の特性により異なるので、実
験を行いデータを測定しておく。
【0029】そしてstep6で起動待ち時間を減算し
て行き、step7で起動待ち時間を比較し、n=0と
なるとstep8に進む。n=0でなければstep6
へ戻りさらにカウントを続ける。
【0030】step7が終了すれば、step3の圧
縮機5停止直後から行っている起動待ち時間は終了とな
る。
【0031】step8で、再び庫内温度センサ13に
より冷蔵庫庫内の温度(T℃)を検出し、step9へ
進む。
【0032】step9では、step8で検出した庫
内温度(T℃)の比較を行い、T>B(例えばB=−1
8[℃])の時step10となり、圧縮機5が起動す
るように庫内温度制御手段14が圧縮機用電動制御装置
7へ指令を出力し、圧縮機5の起動を行う。T≦Bであ
れば再度庫内温度の検出を行う。
【0033】step10で起動指令を受けた圧縮機用
電動制御装置7は、まず、圧縮機用電動制御装置7の起
動シーケンス運動部11に記憶されている起動シーケン
スパターンを出力し、運転モード切り替え手段10を通
してドライブ回路9、インバータ回路8を動作し、直流
電動機6を回転し、圧縮機5を駆動する。
【0034】その後、運転モード切り替え手段10によ
り、起動シーケンス運動部11はセンサレス運動部12
に切り替えられ、圧縮機5の安定運転を行いstep1
へ進む。
【0035】上記形態により、起動時の圧縮機5、即
ち、直流電動機6にかかる負荷トルクが大きい場合での
直流電動機6の起動を回避することができ、直流電動機
の起動失敗を少なくすることができる。
【0036】(実施の形態2)図4は実施の形態2の冷
蔵庫の運転制御装置の全体構成図である。なお、実施の
形態1と同一の箇所については、説明を避け、同一符号
を付す。
【0037】18は凝縮器3の温度を検出する凝縮器温
度センサである。19は起動待ち時間決定手段であり、
前記凝縮器温度センサ15のデータをもとに直流電動機
6停止直後から次に圧縮機が起動できる状態に冷凍サイ
クルが安定するまでの時間を決定する。
【0038】20はタイマーカウント手段であり、前記
起動待ち時間決定手段19によって決定された時間をカ
ウントしてゆく。
【0039】次に、上記構成の冷蔵庫の運転制御装置の
動作について、図5、図6を用いて説明する。
【0040】図5は実施の形態1における冷蔵庫の運転
制御装置のフローチャートである。図6は実施の形態1
における起動待ち時間と凝縮器温度の相関図である。s
tep4で凝縮器温度センサ18により凝縮器温度を検
出する。
【0041】step5ではstep4で検出した凝縮
器温度データと図3に示す特性から、起動待ち時間決定
手段16により、その凝縮器温度での起動待ち時間(n
秒)を決定する。例えば、凝縮器温度センサ15により
検出された凝縮器温度が40℃であるならば、図3の特
性より起動待ち時間を360秒と決定する。
【0042】上記形態により、実施の形態1と同様に起
動時の圧縮機5、即ち、直流電動機6にかかる負荷トル
クが大きい場合での直流電動機6の起動を回避すること
ができ、直流電動機の起動失敗を少なくすることができ
る。
【0043】(実施の形態3)図7は実施の形態3の冷
蔵庫の運転制御装置の全体構成図である。なお、実施の
形態1、2と同一の箇所については、説明を避け、同一
符号を付す。
【0044】21は圧縮機5の吐出ガス圧力を検出する
吐出ガス圧力センサである。22は起動待ち判定手段で
あり、前記吐出ガス圧力センサ21のデータをもとに直
流電動機6停止直後から次に圧縮機が起動できる状態
に、冷凍サイクルが高低圧力の差がない安定状態になっ
ていることを判定する。
【0045】次に、上記構成の冷蔵庫の運転制御装置の
動作について、図8、図9を用いて説明する。
【0046】図8は実施の形態3における冷蔵庫の運転
制御装置のフローチャートである。図9は実施の形態3
における吐出ガス圧力と経過時間との相関図である。
【0047】step3にて圧縮機の停止を行ってか
ら、step4にて吐出ガス圧力センサ21にて圧縮機
の吐出ガス圧力(Pd)を検出する。そしてstep5
にて、吐出ガス圧力(Pd)の単位時間あたりの傾きを
算出する。この傾きは△Pd/△t(△Teは単位時間
あたりの吐出ガス圧力の変化量であり、△tは単位時間
である)である。
【0048】step6では、△Pd/△t≧(α:例
えばα=0)であるか比較し、△Pd/△t≧αであれ
ばstep7へ進み、△Pd/△t<αであればste
p6へ戻り、再び吐出ガス圧力を検出する。
【0049】step6が終了すれば、step3の圧
縮機5停止直後から行っている起動待ち時間および判定
は終了となる。
【0050】step7で、再び庫内温度センサ13に
より冷蔵庫庫内の温度(T℃)を検出し、step8へ
進む。
【0051】step8では、step7で検出した庫
内温度(T℃)の比較を行い、T>B(例えばB=−1
8[℃])の時step9となり、圧縮機5が起動する
ように庫内温度制御手段14が圧縮機用電動制御装置7
へ指令を出力し、圧縮機5の起動を行う。T≦Bであれ
ば再度庫内温度の検出を行う。
【0052】step12が終了すれば、step3の
圧縮機5停止直後から行っている起動待ち時間および判
定は終了となる。
【0053】step8で、再び庫内温度センサ13に
より冷蔵庫庫内の温度(T℃)を検出し、step9へ
進む。
【0054】step9では、step8で検出した庫
内温度(T℃)の比較を行い、T>B(例えばB=−1
8[℃])の時step10となり、圧縮機5が起動す
るように庫内温度制御手段14が圧縮機用電動制御装置
7へ指令を出力し、圧縮機5の起動を行う。T≦Bであ
れば再度庫内温度の検出を行う。
【0055】上記形態により、実施の形態1と同様に起
動時の圧縮機5、即ち、直流電動機6にかかる負荷トル
クが大きい場合での直流電動機6の起動を回避すること
ができ、直流電動機の起動失敗を少なくすることができ
る。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、起動時の
直流電動機にかかる負荷トルクが大きい場合での直流電
動機の起動を回避することができ、さらに精度の良い起
動待ち判定ができ、直流電動機の起動失敗が少ない冷蔵
庫の運転制御装置を供給できるという有利な効果が得ら
れる。また、冷蔵庫内の熱負荷が大きいコンプレッサ吐
出ガス温度が高い場合や、凝縮器温度が高い場合に、起
動待ち時間が短縮でき保鮮性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の冷蔵庫の運転制御装置
の全体構成図
【図2】本実施の形態1における冷蔵庫の運転制御装置
のフローチャート
【図3】本実施の形態1における起動待ち時間と吐出ガ
ス温度の相関図
【図4】本発明の実施の形態2の冷蔵庫の運転制御装置
の全体構成図
【図5】本実施の形態2における冷蔵庫の運転制御装置
のフローチャート
【図6】本実施の形態2における起動待ち時間と凝縮器
温度の相関図
【図7】本発明の実施の形態3冷蔵庫の運転制御装置の
全体構成図
【図8】本実施の形態3における冷蔵庫の運転制御装置
のフローチャート
【図9】本実施の形態3における吐出ガス圧力と経過時
間との相関図
【符号の説明】
1 冷蔵庫箱体 2 冷凍サイクル 3 凝縮器 4 蒸発器 5 圧縮機 6 直流電動機 7 圧縮機用電動制御装置 8 インバータ回路 9 ドライブ回路 10 運転モード切り替え手段 11 起動シーケンス運動部 12 センサレス運動部 13 庫内温度センサ 14 庫内温度制御手段 15 周囲温度センサ 16 起動待ち時間決定手段 17、20 タイマーカウント手段 18 蒸発器温度センサ 19 起動待ち判定手段 21 吐出ガス圧力センサ 22 起動待ち判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 窪田 吉孝 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫箱体と、前記冷蔵庫箱体内の冷凍
    サイクルを構成する凝縮器と、蒸発器と、圧縮機と、前
    記圧縮機を駆動する直流電動機と、前記冷蔵庫箱体内部
    の温度を検出する庫内温度センサと、前記庫内温度セン
    サの検出した温度データにもとづき庫内温度を制御する
    庫内温度制御手段と、前記庫内温度制御手段の出力によ
    り冷蔵庫庫内温度を一定に保つため前記圧縮機内の直流
    電動機の回転数を制御する圧縮機用電動制御装置と、前
    記圧縮機の吐出ガス温度を検出する吐出ガス温度センサ
    と、前記吐出ガス温度センサのデータをもとに圧縮機停
    止直後から次に圧縮機が起動できる状態に冷凍サイクル
    が安定するまでの時間を決定する起動待ち時間決定手段
    と、前記起動待ち時間決定手段によって決定された時間
    をカウントするタイマーカウント手段とからなる冷蔵庫
    の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 冷蔵庫箱体と、前記冷蔵庫箱体内の冷凍
    サイクルを構成する凝縮器と、蒸発器と、圧縮機と、前
    記圧縮機を駆動する直流電動機と、前記冷蔵庫箱体内部
    の温度を検出する庫内温度センサと、前記庫内温度セン
    サの検出した温度データにもとづき庫内温度を制御する
    庫内温度制御手段と、前記庫内温度制御手段の出力によ
    り冷蔵庫庫内温度を一定に保つため前記圧縮機内の直流
    電動機の回転数を制御する圧縮機用電動制御装置と、前
    記凝縮器の温度を検出する凝縮器温度センサと、前記凝
    縮器温度センサのデータをもとに圧縮機停止直後から次
    に圧縮機が起動できる状態に冷凍サイクルが安定するま
    での時間を決定する起動待ち時間決定手段と、前記起動
    待ち時間決定手段によって決定された時間をカウントす
    るタイマーカウント手段とからなる冷蔵庫の運転制御装
    置。
  3. 【請求項3】 冷蔵庫箱体と、前記冷蔵庫箱体内の冷凍
    サイクルを構成する凝縮器と、蒸発器と、圧縮機と、前
    記圧縮機を駆動する直流電動機と、前記冷蔵庫箱体内部
    の温度を検出する庫内温度センサと、前記庫内温度セン
    サの検出した温度データにもとづき庫内温度を制御する
    庫内温度制御手段と、前記庫内温度制御手段の出力によ
    り冷蔵庫庫内温度を一定に保つため前記圧縮機内の直流
    電動機の回転数を制御する圧縮機用電動制御装置と、前
    記圧縮機の吐出ガス圧力を検出する吐出ガス圧力センサ
    と、前記吐出ガス圧力センサのデータをもとに冷凍サイ
    クルが安定状態になっていることを判定する起動待ち判
    定手段とからなる冷蔵庫の運転制御装置。
JP15397796A 1996-06-14 1996-06-14 冷蔵庫の運転制御装置 Pending JPH102648A (ja)

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