JPH11201527A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH11201527A
JPH11201527A JP10002298A JP229898A JPH11201527A JP H11201527 A JPH11201527 A JP H11201527A JP 10002298 A JP10002298 A JP 10002298A JP 229898 A JP229898 A JP 229898A JP H11201527 A JPH11201527 A JP H11201527A
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JP
Japan
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compressor
detecting means
detecting
heat exchanger
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP10002298A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Jinno
寧 神野
Hisashi Hiratani
壽士 平谷
Akira Yokouchi
朗 横内
Daisuke Tabata
大輔 田畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH11201527A publication Critical patent/JPH11201527A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機起動時の振動や騒音の低減、圧縮機起
動電流を小さくするものである。 【解決手段】 室内気温検出手段101〜運転履歴記録
手段106からのデータに基づき圧縮機起動制御装置1
08の周波数制御手段107、印加電圧制御手段110
及び同期運転時間制御手段111の設定値g,h,iを
制御値設定手段107で決定して圧縮機112の負荷条
件や電源電圧条件に適した起動制御を行うことにより圧
縮機起動時の振動や騒音の低減、圧縮機起動電流を地位
策できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DCブラシレスモ
ータにより駆動される圧縮機を搭載する空気調和機に関
し、特に圧縮機の起動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機における圧縮機起動制
御装置としては特開平3−203589号公報に記載さ
れており、この起動制御装置は図4の構成図に示すよう
に圧縮機405を駆動するDCブラシレスモータ406
を起動するために、起動時に外部信号より生成された転
流信号によりDCブラシレスモータ406の電機子巻線
に回転磁界を発生させて強制的に運転する同期運転にお
いて、電機子巻線に発生させる回転磁界の周波数と、電
機子巻線間に印加する電圧と、同期運転の時間的長さと
を、圧縮機起動制御装置401の周波数制御手段402
と印加電圧制御手段403と同期運転時間制御手段40
4により、それぞれ所定の設定値で制御するものであ
り、いかなる条件下でも確実に起動させなければならな
いことから、実使用範囲内で最も重い負荷条件かつ動作
保証下限の電源電圧に合わせて設定がなされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
起動制御装置では、一般的な負荷条件かつ通常電源電圧
で起動した場合、モータに必要以上のトルクを必要以上
の時間をかけ続けることとなり、圧縮機起動時の振動や
騒音が大きくなっていた。加えて、最も軽い負荷条件か
つ動作保証上限の電源電圧での起動においては起動電流
が非常に大きくなるため、パワー回路部品の容量を大き
くしなければならなかった。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、圧縮機起動時の振動や騒音の低減、圧縮機
起動電流を小さくすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
し目的を達成するために、DCブラシレスモータにて駆
動される圧縮機の起動制御において、外部信号から生成
された転流信号によりDCブラシレスモータの電機子巻
線に回転磁界を発生させて強制的な運転を行う同期運転
での、電機子巻線に発生させる回転磁界の周波数と、電
機子巻線間に印加する電圧と、同期運転の時間的長さの
各制御を、圧縮機起動時毎に負荷条件及び電源電圧に適
した設定にする手段を設けたものである。
【0006】本発明は上記手段により、圧縮機起動時の
振動や騒音の低減、圧縮機起動電流を小さくすることが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1及び2記載の発明は、D
Cブラシレスモータにて駆動される圧縮機の起動制御に
おいて、外部信号から生成された転流信号によりDCブ
ラシレスモータの電機子巻線に回転磁界を発生させて強
制的な運転を行う同期運転モードでの、電機子巻線に発
生させる回転磁界の周波数と、電機子巻線間に印加する
電圧と、同期運転モードの時間的長さの各制御の設定
を、室内気温と、室外気温と、室内熱交換器配管温度
と、室外熱交換器配管温度と、圧縮機温度と、運転記録
より決定する制御値設定手段を設けたものである。これ
により、負荷条件に適した起動制御を行うことができ、
振動や騒音の低減、始動電流を小さくすることができ
る。
【0008】請求項3記載の発明は、上記各制御の設定
を、吸入側圧力値と吐出側圧力値により決定する制御値
設定手段を設けたものである。これにより、負荷条件に
適した起動制御を行うことができ、圧縮機起動時の振動
や騒音の低減、圧縮機起動電流を小さくすることができ
る。
【0009】請求項4記載の発明は、上記各制御の設定
を、DCブラシレスモータに電流を供給するDC電源の
電圧値より決定する制御値設定手段を設けたものであ
る。これにより、電源電圧条件に適した起動制御を行う
ことができ、圧縮機起動時の振動や騒音の低減、圧縮機
起動電流を小さくすることができる。
【0010】以下、本発明の各実施の形態について図1
から図3を参照して説明する。
【0011】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における空気調和機の構成図を示す。図1におい
て、112はDCブラシレスモータ113にて駆動され
る圧縮機、108は圧縮機起動制御装置であり、これは
前記DCブラシレスモータ113の起動に外部信号から
生成された転流信号によりDCブラシレスモータ113
の電機子巻線に回転磁界を発生させて強制的に運転する
同期運転を行うものである。この圧縮機起動制御装置1
08は、同期運転の制御手段として、電機子巻線に発生
させる回転磁界の周波数を制御する周波数制御手段10
9と、電機子巻線間に印加する電圧を制御する印加電圧
制御手段110と、同期運転モードの時間的長さを制御
する同期運転時間制御手段111を有する。
【0012】また、101は室内気温を検出する室内気
温検出手段、102は室外気温を検出する室外気温検出
手段、103は室内熱交換器配管温度を検出する室内熱
交換器配管温度検出手段、104は室外熱交換器配管温
度を検出する室外熱交換器配管温度検出手段、105は
圧縮機温度を検出する圧縮機温度検出手段、106は空
気調和機の運転履歴を記録する運転履歴記録手段であ
る。また、107は圧縮機起動制御装置108に対する
制御値設定手段である。
【0013】次に本実施の形態の動作を説明する。ま
ず、室内気温検出手段101より検出される室内気温a
と、室外気温検出手段102より検出される室外気温b
と、室内熱交換器配管温度検出手段103より検出され
る室内熱交換器配管温度cと、室外熱交換器配管温度検
出手段104より検出される室外熱交換器配管温度d
と、圧縮機温度検出手段105より検出される圧縮機温
度eと、運転履歴記録手段106より出力される運転記
録fより、圧縮機起動制御装置108の周波数制御手段
109、及び印加電圧制御手段110、及び同期運転時
間制御手段111の各設定値g,h,iを制御値設定手
段107で決定し圧縮機112を起動制御する。
【0014】このように圧縮機起動制御装置108を制
御することにより、圧縮機112つまりDCブラシレス
モータ113の負荷条件に適した起動制御を行うことが
でき、圧縮機起動時の振動や騒音の低減、圧縮機起動電
流を小さくすることができる。
【0015】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2における空気調和機の構成図を示す。図2におい
て、前記実施の形態1(図1)と同じ機能のブロックに
は同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0016】ここで、実施の形態1と異なる点を説明す
ると、これは圧縮機吸入側圧力を検出する低圧検出手段
201と、圧縮機吐出側圧力を検出する高圧検出手段2
02を有することである。
【0017】次に動作を説明すると、低圧検出手段20
1より検出される吸入側圧力jと高圧検出手段202よ
り、検出される吐出側圧力kより、圧縮機起動制御装置
108の周波数制御手段109、印加電圧制御手段11
0、及び同期運転時間制御手段111の各設定値l,
m,nを制御値設定手段107で決定し、実施の形態1
と同様に圧縮機112のDCブラシレスモータ113を
圧縮機の吸入側圧力と吐出側圧力により、負荷条件に適
した起動制御を行うことができ、圧力機起動時の振動や
騒音の低減、圧力機起動電流を小さくすることができ
る。
【0018】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3における空気調和機の構成図を示す。図3において
前記実施の形態1(図1)と同じ機能のブロックには同
じ符号を付し、その説明を省略する。
【0019】ここで、実施の形態1と異なる点を説明す
ると、これは圧縮機112を駆動するDCブラシレスモ
ータ113に電流を供給するDC電源の電圧を検出する
DC電源電圧値検出手段301を有することである。
【0020】次に動作を説明すると、DC電源電圧値検
出手段301より検出される電圧値pより、圧縮機起動
制御装置108の周波数制御手段109、印加電圧制御
手段110、及び同期運転時間制御手段111の各設定
値r,s,tを制御値設定手段107で決定し、実施の
形態1と同様に圧縮機112のDCブラシレスモータ1
13を電源電圧条件に適した起動制御を行うことによ
り、圧縮機起動時の振動や騒音の低減、圧縮機起動電流
を小さくすることができる以上の各実施の形態1〜3に
おける各検出手段101〜106,201,202,3
01のすべてもしくは一部の組合せで制御値設定手段1
07にて圧縮機起動制御装置108の制御値を決定して
もよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、圧縮機起
動ごとに負荷条件や電源電圧条件に適した起動制御を行
うことができ、圧縮機起動時の振動や騒音の低減、圧縮
機起動電流を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における空気調和機の構
成図
【図2】本発明の実施の形態2における空気調和機の構
成図
【図3】本発明の実施の形態3における空気調和機の構
成図
【図4】従来の空気調和機の構成図
【符号の説明】
101 室内気温検出手段 102 室外気温検出手段 103 室内熱交換器配管温度検出手段 104 室外熱交換器配管温度検出手段 105 圧縮機温度検出手段 106 運転履歴記録手段 107 制御値設定手段 108 圧縮機起動制御装置 109 周波数制御手段 110 印加電圧制御手段 111 同期運転時間制御手段 112 圧縮機 113 DCブラシレスモータ 201 低圧検出手段 202 高圧検出手段 301 DC電源電圧検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田畑 大輔 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DCブラシレスモータにて駆動される圧
    縮機と、前記DCブラシレスモータの起動に外部信号か
    ら生成された転流信号により前記DCブラシレスモータ
    の電機子巻線に回転磁界を発生させて強制的に運転する
    同期運転を行なう圧縮機起動制御装置と、室内気温を検
    出する室内気温検出手段と、室外気温を検出する室外気
    温検出手段と、室内熱交換器配管温度を検出する室内熱
    交換器配管温度検出手段と、室外熱交換器配管温度を検
    出する室外熱交換器配管温度検出手段と、前記圧縮機温
    度を検出する圧縮機温度検出手段と、前記空気調和機の
    運転履歴を記録する運転履歴記録手段とを有し、 前記室内気温検出手段より検出される室内気温と前記室
    外気温検出手段より検出される室外気温と前記室内熱交
    換器配管温度検出手段より検出される室内熱交換器配管
    温度と前記室外熱交換器配管温度検出手段より検出され
    る室外熱交換器配管温度と前記圧縮機温度検出手段より
    検出される圧縮機温度と前記運転履歴記録手段より出力
    される運転記録より、前記圧縮機の周波数,印加電圧,
    同期運転時間の各設定値を決定する制御値設定手段を有
    することを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記圧縮機起動制御装置は、前記同期運
    転の制御手段として、前記電機子巻線に発生させる回転
    磁界の周波数を制御する周波数制御手段と、前記電機子
    巻線間に印加する電圧を制御する印加電圧制御手段と、
    前記同期運転の時間的長さを制御する同期運転時間制御
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の空気調和
    機。
  3. 【請求項3】 圧縮機吸入側圧縮を検出する低圧検出手
    段と、圧縮機吐出側圧力検出する高圧検出手段を有し、
    前記低圧検出手段より検出される吸入側圧力と前記高圧
    検出手段より検出される吐出側圧力より、周波数制御手
    段、及び印加電圧制御手段、及び同期運転時間制御手段
    の各設定値を決定する制御値設定手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 DCブラシレスモータに電流を供給する
    DC電源の電圧を検出するDC電源電圧値検出手段を有
    し、前記DC電源電圧値検出手段より検出される電圧値
    より、周波数制御手段、及び印加電圧制御手段、及び同
    期運転時間制御手段の各設定値を決定する制御値設定手
    段を有することを特徴とする請求項1記載の空気調和
    機。
JP10002298A 1998-01-08 1998-01-08 空気調和機 Pending JPH11201527A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100439815C (zh) * 2005-09-12 2008-12-03 松下电器产业株式会社 冷冻循环装置
JP2012242000A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Denso Corp 冷凍サイクル装置
CN104033996A (zh) * 2014-07-04 2014-09-10 珠海格力电器股份有限公司 空调室内机运行噪音的控制方法和系统
CN108302720A (zh) * 2018-01-29 2018-07-20 奥克斯空调股份有限公司 一种空调频率控制方法及装置
CN108800465A (zh) * 2018-06-19 2018-11-13 广东美的制冷设备有限公司 空调控制方法、空调控制装置和电子设备

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040309