JPH09303597A - フランジ形バルブ - Google Patents
フランジ形バルブInfo
- Publication number
- JPH09303597A JPH09303597A JP8140779A JP14077996A JPH09303597A JP H09303597 A JPH09303597 A JP H09303597A JP 8140779 A JP8140779 A JP 8140779A JP 14077996 A JP14077996 A JP 14077996A JP H09303597 A JPH09303597 A JP H09303597A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- valve
- hole
- valve box
- type valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
溶接取付け強度を増大させ、かつ安価に製造できる技術
の提供。 【解決手段】 弁箱1の流路の両端にそれぞれフランジ
2が溶接固定されることにより該弁箱の接続端を形成し
ているフランジ形バルブにおいて、前記フランジ2は、
中央に貫通穴7を有して板状に形成されると共に、前記
貫通穴7が前記弁箱1の流路両側を形成する円筒部3,
4に設けられた小径段付き部8に嵌め合わされた状態で
裏面側が前記円筒部3,4の外周面と、かつ貫通穴7内
面側が前記小径段付き部前端9と全周連続溶接固定され
ている。
Description
の弁箱に対するフランジの取付け構造に関し、特にタイ
ヤ加硫プラントやレコード盤プレス等のように開閉頻度
の高いシステムにも適したフランジ形バルブに関する。
端となるフランジを弁箱に溶接取付けしたものでは、図
3に示すように、一方の弁箱30は、流路両側(図3で
は片側のみ図示)を形成する円筒部31の端部に流路3
2と同心にして所定深さだけ中ぐり部33が設けられ、
他方のフランジ34は、裏面側にボス形成部35が突設
され、そのボス形成部35は外径を機械加工することに
より、前記円筒部端に設けた中ぐり部33と略同一大き
さのボス36に仕上げられている。また、前記円筒部3
1の外周面端部とフランジ34のボス突設部とには、該
ボス36を、その先端面37が中ぐり部33の底面38
に突当たるまで該中ぐり部33に挿入したとき、ボス外
周面まわりに所定角度で広がる開先部を形成するための
開先加工39が行われている。
して弁箱30とフランジ34とを組立てた状態を示して
おり、この場合、両者の合せ目が外部には一個所しか表
われないから、溶接個所も唯一個所のみとなっている。
ブは、上記のような組立て構造を採用したため、以下に
述べるような問題がある。 1.フランジ34はボス付き構造であるから、素材の製
作に手間が掛るし材料や機械加工が余分に必要となって
コストアップとなっている。 2.溶接可能な接合部は一個所しかあらわれないから、
溶接部はこの部分を溶接した一個所のみとなっている。 3.しかも、この溶接部は、円筒部31とボス36のい
ずれもが嵌め合うための切削加工がなされているから、
両者とも肉厚が薄くなった状態となって溶接も浅くしか
できず、このため、強度確認のための非破壊検査等も要
求され、手数とコストが余分に掛るものとなっている。
問題点を解決するためになされたものであって、その目
的とするところは、管路に対するバルブの接続端となる
フランジを弁箱に溶接にて固着した構造のものであっ
て、前記弁箱における肉厚を有効に利用してフランジの
溶接取付け強度を増大させ、かつ安価に製造できるフラ
ンジ形バルブを提供することにある。この目的を達成す
るために、フランジはボス無し、つまり板状のものを使
用し、この板状のフランジを弁箱における円筒部端に嵌
め込んで、フランジ裏面側および嵌め込んだ穴内面側と
に対し前記円筒部が直交するような面を形成させること
により、溶接個所を2個所に設けて取付け強度を増大さ
せる。
を基に設定され管路用として販売されている規格品を採
用することで、フランジ形バルブを更に安価に製造する
ことができる。
れぞれフランジが溶接固定されることにより該弁箱の接
続端を形成しているフランジ形バルブにおいて、前記フ
ランジは、中央に貫通穴を有して板状に形成されると共
に、前記貫通穴が前記弁箱の流路両側を形成する円筒部
に設けられた小径段付き部に嵌め合わされた状態で裏面
側が前記円筒部の外周面と、かつ貫通穴内面側が前記小
径段付き部前端と溶接固定されているものである。
径、材質等を基に外径、厚さ、ボルト穴数等が設定され
た管路用の規格品を採用することができる。
1は本実施例のフランジ形バルブAを示す断面図、図2
は要部の組立前の形状を示す説明図である。図におい
て、1は弁箱、2はフランジである。
口となる円筒部3,4を弁体5の両側に一直線となるよ
うに配置して玉形弁を設けるように形成されている。ま
た、前記フランジ2は、鋳鋼で主要寸法をJIS規格に
合せて板状の管差し込み形に形成されたものであり、こ
のうちパッキン座6は大平面座を採用している。前記弁
箱1における円筒部3,4の両端は、このフランジ2の
穴7に対する挿入部8が機械加工にて形成されており、
この挿入部8の外径Dは穴7の直径dに合せて設けら
れ、その深さ8aは該挿入部8にフランジ2の穴7を挿
入したとき、パッキン座6側の穴内で円筒部3,4の先
端面9に対し十分なスミ肉溶接ができる溶接代10を残
すものとなっている。
ンジ2を円筒部3,4に位置決めした後、フランジ2の
裏面と円筒部3,4の外周面とを溶接した全周連続スミ
肉溶接部、12は穴7の端部と先端面9とを溶接した全
周連続スミ肉溶接部である。
箱1の上部にシリンダ装置20が連設され、バルブステ
ム21はピストン22の上下運動に連動して弁体5を流
路に対し開閉させるようにしたピストンバルブであり、
タイヤ加硫プラントやレコード盤プレス等のように、主
としてその使用流体が温水や高温蒸気である配管系統に
使用するのに適したものとなっている。尚、図中45は
復帰用スプリング、46はグランド部、47はヨーク4
8と一体化したクランドナット、49はV形パッキン、
50はパッキン押え、51はパッキンスプリング、52
はディスクアダプタ、53はディスクリング、54はガ
イドワッシャ、55はナット、56はバルブ穴、57は
ドレンである。
ンジ形バルブAにあっては、バルブの接続端となるフラ
ンジ2を弁箱1の、例えば円筒部3に対し、フランジ2
の裏面を円筒部3の外周面と、またフランジ2の穴7の
端部をこの穴7に挿入した円筒部3の先端面9と、いず
れも全周連続スミ肉溶接しているから、従来の溶接構造
のものより溶接部が倍増し、フランジ2の溶接取付け強
度が増大したものとなっている。また、フランジ2は板
状であるから、ボス付きのフランジを使用するより安価
に製造することができる。
本発明の具体的な構成はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。
たが、これに限らず、アングル弁でもよい。また、ピス
トンバルブ以外にハンドル型仕切り弁でもよいし、絞り
弁でもよい。材料も任意に設定することができる。
1記載のフランジ形バルブにあっては、前記構成を採用
したため、弁箱に対しフランジを固着するための溶接部
が倍増し、溶接取付け強度を増大させることができる。
また、フランジにはボスが不要となり、その分製造コス
トを安価にすることができる等の効果が得られる。
あっては、前記構成を採用したため、管路接続用として
流体圧力、管路の呼び径、材質等を基に各寸法、ボルト
穴数等を設定して量産された規格品を使用することによ
り、その量産効果により安価となっている分、更にフラ
ンジ形バルブを安価に製造することができるという効果
が得られる。
である。
る。
状を示す説明図である。
立て状態を示す説明図である。
スミ肉溶接部 12 穴の端部と先端面とに設けた全周連続スミ肉溶接
部
Claims (2)
- 【請求項1】 弁箱の流路の両端にそれぞれフランジが
溶接固定されることにより該弁箱の接続端を形成してい
るフランジ形バルブにおいて、 前記フランジは、中央に貫通穴を有して板状に形成され
ると共に、前記貫通穴が前記弁箱の流路両側を形成する
円筒部に設けられた小径段付き部に嵌め合わされた状態
で裏面側が前記円筒部の外周面と、かつ貫通穴内面側が
前記小径段付き部前端と溶接固定されていることを特徴
とするフランジ形バルブ。 - 【請求項2】 請求項1記載のフランジ形バルブにおい
て、前記フランジは流体圧力、管路の呼び径、材質等を
基に外径、厚さ、ボルト穴数等が設定された管路用の規
格品であることを特徴とするフランジ形バルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8140779A JPH09303597A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | フランジ形バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8140779A JPH09303597A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | フランジ形バルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09303597A true JPH09303597A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=15276556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8140779A Pending JPH09303597A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | フランジ形バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09303597A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2189548A1 (es) * | 1998-12-28 | 2003-07-01 | Viadas Pablo Fuente | Cuerpos de valvulas motorizadas de control proporcional. |
KR200464837Y1 (ko) * | 2010-07-22 | 2013-01-21 | 킴스엔지니어링 주식회사 | 배관용 역화방지기 |
-
1996
- 1996-05-09 JP JP8140779A patent/JPH09303597A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2189548A1 (es) * | 1998-12-28 | 2003-07-01 | Viadas Pablo Fuente | Cuerpos de valvulas motorizadas de control proporcional. |
KR200464837Y1 (ko) * | 2010-07-22 | 2013-01-21 | 킴스엔지니어링 주식회사 | 배관용 역화방지기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051130 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20060214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060309 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060627 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20060912 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070111 |