JPH09303542A - 自動変速機の制御装置及び制御方法 - Google Patents

自動変速機の制御装置及び制御方法

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JPH09303542A
JPH09303542A JP9058758A JP5875897A JPH09303542A JP H09303542 A JPH09303542 A JP H09303542A JP 9058758 A JP9058758 A JP 9058758A JP 5875897 A JP5875897 A JP 5875897A JP H09303542 A JPH09303542 A JP H09303542A
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JP
Japan
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friction engagement
automatic transmission
engagement
shift
hydraulic pressure
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JP9058758A
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English (en)
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Toshimichi Minowa
利通 箕輪
Tatsuya Ochi
辰哉 越智
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車の自動変速機において、変速時に発生す
るトルク変動を抑制する。 【解決手段】自動変速機の変速期間のうち、エンジンの
回転数が低下し始めるイナーシャ相を認識し、このイナ
ーシャ相の初期の期間に、自動変速機の摩擦係合装置に
供給する油圧を一定値に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の自動変速
機の制御装置及び制御方法に関し、特に、自動変速機で
の変速動作のための油圧を制御するものに係わる。
【0002】
【従来の技術】従来のこの値の制御方法は、例えば、特
開平7−27217号公報に記載のように、シフトアップ時に
おけるトルク相の開始付近までの係合側摩擦係合装置の
係合圧力を一定に保持し、その後は係合圧力を上昇さ
せ、変速を行うものが知られている。ここで、トルク相
とは、例えば、本願明細書の図2のタイムチャート中の
Gf信号(定義は後述する)の時間的変化に着目する
と、2速から3速への変速開始時には、エンジン回転数
が変化せずにトルクのみ変化する期間がある。これをト
ルク相と呼ぶ。トルク相の後は、変速機内のクラッチが
締結し始め、エンジン回転数が低下する期間がある。こ
れをイナーシャ相と呼ぶ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平7−27217号公報に記載のもののように、シフトアッ
プ時において、トルク相の開始から係合側摩擦係合装置
の係合圧力を上昇させて変速を実行した場合、イナーシ
ャ相の前半のトルク変動が増大し、良好な変速特性が得
られないといった問題が生じる。また、トルク相の開始
から係合圧力をフィードバック制御する場合、イナーシ
ャ相の前半のトルクが大きく変動していると、ロバスト
性(制御系の安定性)が低下する。
【0004】本発明の目的は、イナーシャ相の前半のト
ルク変動をフィードフォワードで抑制し、その後のフィ
ードバック制御のロバスト性を向上させ、良好かつ再現
性のある変速特性が得られる自動変速機の制御装置及び
制御方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エンジンに連結された自動変速機におけ
る所定の摩擦係合装置を係合させ、他の摩擦係合装置を
解放することにより変速を実行し、前記変速の際に前記
2つの摩擦係合装置に供給する油圧を調圧し、かつ、そ
の調圧特性を変化させる調圧指令発生手段を備えた自動
変速機の制御装置及び制御方法において、変速動作の際
のイナーシャ相を認識する手段と、前記認識されたイナ
ーシャ相の初期の期間に、前記摩擦係合装置に供給する
油圧をあらかじめ決められた値に保持するための調圧指
令値を演算するトルク変動抑制手段と、前記抑制手段で
演算された前記調圧指令値を前記調圧指令発生手段に出
力することにより達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき詳細に説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例である。エンジン
1は、本実施例においては4気筒エンジンである。この
エンジン1には、点火装置2が設けられている。点火装
置2は、エンジン1の気筒数に対応して4つの点火プラ
グ3を有している。エンジン1に空気を取り込むための
吸気管4には、ここを通る空気の流量を調節する電子制
御スロットル5,燃料を噴射する燃料噴射装置6および
空気流量計7が設けられている。燃料噴射装置6は、エ
ンジン1の気筒数に対応して4つの燃料噴射弁8を有し
ている。電子制御スロットル5とは、アクチュエータ9
でスロットルバルブ10を駆動し空気流量を制御するも
のである。また、通常の自動車ではスロットルバルブ1
0とアクセルペダル(図示されていない)が機械式ワイ
ヤ(図示されていない)で連結されており、一対一で動
作する。
【0008】エンジン1のクランク軸11にはフライホ
イール12が取り付けられている。フライホイール12
には、クランク軸11の回転数、すなわちエンジン回転
数Neを検出するエンジンコンバータ14は、ポンプ1
5,タービン16及びステータ17から成っている。タ
ービン16の出力軸、つまりトルクコンバータ出力軸1
8は、有段式変速機構19と直結されている。トルクコ
ンバータ出力軸18には、タービン回転数Ntを測定す
るタービン回転センサ20が取り付けられている。変速
機構19は、遊星歯車21,摩擦係合装置22,23か
ら構成され、上記装置22,23を係合,解放すること
により歯車21の歯車比が変化して変速が実行される。
これら装置22,23は、それぞれスプール弁26,2
7およびリニアソレノイド28,29(調圧装置)によ
り制御される。また、変速機構19は出力軸24と連結
されており、軸24の回転数を検出する変速機出力軸回
転数センサ25、いわゆる車速センサ25が取り付けら
れている。これらの部品で自動変速機30が構成されて
いる。
【0009】以上説明したエンジン1および自動変速機
30駆動のためのアクチュエータは、制御コントローラ
31により制御される。制御コントローラ31には、ス
ロットル開度θ,タービン回転数Nt,エンジン回転数
Ne,変速機出力軸回転数No,変速機油温Toil ,ア
クセルペダル踏み込み量α,加速度センサ信号G等が入
力され制御に用いられる。また、特殊なシステムにおい
ては、変速機出力軸24に取り付けられたトルクセンサ
(図示されていない)を用いて検出された変速機出力軸
トルクToが制御コントローラ31に取り込まれる。こ
のトルク信号は、加速度センサ信号と同等の波形を示す
ため、本発明の摩擦係合装置の制御に用いることができ
る。制御コントローラ31内のエンジントルク制御手段
37は、電子制御スロットル5,燃料噴射装置6および
点火装置2への制御信号が出力される。これらの制御信
号は、変速時のトルク変動抑制のためにも用いられる。
一実施例として、制御コントローラ31内の加速度信号
演算手段32では、差分、すなわち、今回の演算周期の
変速機出力軸回転数Noと前回の演算周期の変速機出力
軸回転数Noとの差を演算周期で割って、車両の前後方
向の加速度が演算される。車両の前後方向の加速度は変
速機出力軸のトルクと相似の関係にあるため、車両の前
後方向加速度から変速動作の際のトルク相およびイナー
シャ相を把握することができる。つまり、変速状態の認
識が可能となる。トルク相およびイナーシャ相を把握す
るためのこれ以外の方法としては、演算でなく、車両の
前後方向加速度を加速度センサで直接検知してもよく、
また、変速機出力軸トルクをトルクセンサで直接検知し
てもよい。また、イナーシャ相のみであれば、変速機入
出力軸回転比(すなわち変速比)を用いることもでき
る。次に、加速度信号変化状態演算手段33では、シフ
トアップの場合は、変速指令信号が発生された時、つま
り変速動作前の加速度信号を記憶し、この信号からの変
化状態でトルク相になったかどうかを判断する。そし
て、トルク相になった場合は、ステップ信号演算手段3
4で解放側摩擦係合装置22に供給する油圧を急激に立
ちさげる調圧指令値を演算する。シフトダウンの場合
は、変速指令信号が発生させる前、つまりスロットル開
度増加前の加速度信号を記憶し、この信号と変速指令信
号発生の組合せで前記スロットル開度増加前の加速度信
号からの変化状態を求め、変速動作開始(すなわち、イ
ナーシャ相開始)近くになったかどうかを判断する。変
速動作開始近くになった場合は、係合側摩擦係合装置2
2に供給する油圧を急激に立ち上げる調圧指令値を演算
する。そして、調圧指令発生手段35が上記演算された
調圧指令値をリニアソレノイド29に出力する。
【0010】また、加速度信号変化状態演算手段33で
は、シフトアップの場合は、上記加速度信号の変化を用
いてイナーシャ相が認識され、イナーシャ相の初期ある
いは前半かを判断する。イナーシャ相初期の場合、トル
ク変動抑制手段36は係合側摩擦係合装置23に供給す
る油圧を一定に保つため、トルク相からの同一調圧指令
値を演算する。シフトダウンの場合は、上記加速度信号
の変化を用いてイナーシャ相が認識され、イナーシャ相
の初期あるいは前半かを判断する。イナーシャ相初期の
場合、トルク変動抑制手段36は解放側摩擦係合装置2
3に供給する油圧を一定に保つため、トルク相からの同
一調圧指令値を演算する。そして、その後、シフトアッ
プおよびシフトダウンは、それぞれ前記摩擦係合装置2
3に供給する油圧を上昇,下降させる調圧指令値を演算
する。また、加速度信号を用いたフィードバック油圧制
御を実行する場合もある。
【0011】図2はシフトアップ時のタイムチャートで
ある。ここでは、2−3変速を例にとって説明する。図
中、実線は本発明の制御の場合を示す。変速指令信号が
2速から3速へ変化した時、車両前後加速度信号のフィ
ルタリング処理を施した信号である加速度Gfを変速動
作前の加速度信号である加速度Gsとして記憶する。ま
た、トルク相開始を認識するための加速度Gfの変化定
数を加速度Gshift と設定する。この加速度Gshift
は、トルク相認識精度の点から、スロットル開度θの変
化、つまりエンジン負荷の大きさにより変化させる必要
がある。これと同時に、係合側油圧指令値HCを立ち上
げる。この立ち上げ値は、事前にマッチングにより求め
ておく。また、この値は変速機の油温Toil 、および、
スロットル開度θの変化により変化させる必要があり、
図4および図5で示すようなデータテーブルを予め記憶
しておく。また、解放側油圧指令値BBを図に示すよう
に立ち下げる。この立ち下げの値は、解放側係合装置の
解放時間を早めるため、解放ぎりぎりの油圧となるよう
な解放側油圧指令値BBを事前に求めておく必要があ
る。この値もまた油温Toil ,スロットル開度θにより
変化する。
【0012】トルク相が始まると加速度Gfの白丸で示
した時期で、解放側係合装置の解放を実施するため解放
側油圧指令値BBがステップ的に立ち下げられる。この
時の加速度Gfを加速度Gshift とする。このように解
放側油圧指令値BBを立ち下げることにより、実際の解
放側油圧をトルク相終了時の白丸の時期と一致させるこ
とができるため、良好な変速特性を得ることができる。
このステップ信号の立ち下げ時間は、現在のシステムで
は油圧応答性の点から100msを超えないようにする。
これを超えると、解放側係合装置の解放遅れの影響で、
図中の破線で示すような、イナーシャ相での加速度Gf
の振動が生じてしまう。
【0013】イナーシャ相開始後、加速度Gfが目標の
加速度信号である目標加速度Gtarと一致するようトル
ク相での係合側油圧指令値HCを一定に保持(図中のA
部)する必要がある。車両の前後加速度を考慮しない場
合、例えば、イナーシャ相開始時から係合側油圧指令値
HCを上昇させると、加速度Gfは目標加速度Gtar
よりも大幅に増大し、図中の一点鎖線で示したようなト
ルク変動が生じてしまう。イナーシャ相の後半は、加速
度Gfのフィードバックによる係合側油圧指令値HCを
用いた制御を実行して、トルク変動の抑制を図ることが
必要がある。
【0014】図3はシフトダウン時のタイムチャートで
ある。ここでは、3−2変速を例にとって説明する。図
中、実線は本発明の制御の場合を示す。変速指令信号が
3速から2速へ変化する前に加速度Gfを加速度Gsと
して記憶する。その後、変速指令信号が発生したかどう
かを判断し、発生した場合は解放側油圧指令値HDを立
ち下げる。この立ち下げ値は、事前にマッチングにより
求めておく。また、この値は油温Toil およびスロ
ットル開度θの変化により変化させる必要があり、図4
および図5で示すようなデータテーブルを予め記憶して
おく。より高精度のエンジン負荷を求めるためには、上
述の加速度Gsが用いられる。また、変速指令信号発生
と同時に係合側油圧指令値BCを立ち上げる。この立ち
上げ値は、係合側係合装置の係合時間を早めるため係合
ぎりぎりの油圧となるような係合側油圧指令値BCを事
前に求めておく必要がある。この値もまた油温Toil ,
スロットル開度θにより変化する。
【0015】イナーシャ相開始後の加速度Gfの下降変
化率を小さくするようイナーシャ相での解放側油圧指令
値HDを一定に保持(図中B部)する必要がある。車両
の前後加速度を考慮しない場合、例えば、イナーシャ相
開始時から解放側油圧指令値HDを下降させると、加速
度Gfは目標加速度Gtar よりも大幅に低下し、図中の
一点鎖線のように急降下してしまう。イナーシャ相の後
半からトルク相にかけて、加速度Gfのフィードバック
による解放側油圧指令値HD制御を実行し、トルク変動
の抑制を図る必要がある。
【0016】イナーシャ相後半では、変速比の白丸で示
した時期で、係合側の摩擦係合装置23の係合を実施す
るため係合側油圧指令値BCがステップ的に立ち上げら
れる。この白丸のところの変速比の値k10は、予めマ
ッチングにより油圧応答性を考慮して求めた値である。
これにより、実際の係合側油圧をトルク相開始初期の白
丸付近と一致させることができ、良好な変速特性を得る
ことができる。この係合側油圧指令値BCのステップ信
号が図中の破線で示すように遅れた場合、係合装置23
の係合とトルク相の開始時期とが一致せず、係合装置2
3の係合遅れの影響でトルク相での加速度の立ち上がり
が悪化してしまう。その結果、シフトダウン時の加速感
が悪化してしまう。
【0017】図4は油温Toil を変化させた場合の最適
油圧指令値PLv/PLmax の関係である。実線がシフ
トアップ、網線がシフトダウンの場合である。最適油圧
指令値PLv/PLmax の定義は、シフトアップの場合
は係合側油圧指令値HCの上昇率、シフトダウンの場合
は係合側油圧指令値HCの下降率である。シフトアップ
およびシフトダウンとも油温Toil の増加に対し右下が
りの特性となる。つまり、油温Toil が小さいほど変速
機油の粘性が大きく、摩擦係合装置への同一油圧を供給
するためには油圧指令値を大きくする必要がある。ま
た、シフトアップとシフトダウンで指令値が異なる理由
は、同じ油温Toil で摩擦係合装置の係合、解放油圧が
最小油圧側に存在するためである。
【0018】図5はスロットル開度θを変化させた場合
の最適油圧指令値PLv/PLmaxの関係である。実線
がシフトアップ、網線がシフトダウンの場合である。最
適油圧指令値PLv/PLmax の定義は、図4と同様で
ある。シフトアップでは、スロットル開度θの増加に対
し右上がりの特性となる。つまり、エンジン負荷が大き
くなると摩擦係合装置に加わる力が大きくなり摩擦係合
装置が滑り出すという問題が生じる。そこで、図5に示
すような油圧指令値の補正を施す必要がある。これに対
し、シフトダウンでは摩擦係合装置が解放となるためエ
ンジン負荷が大きくなるほど、摩擦係合装置が滑らず即
解放してしまう。この場合、変速時間が短くなりエンジ
ン回転が急激に上昇するため慣性分のトルク低下を引き
起こす。そこで、油圧指令値にスロットル開度θの増加
に対し、右下がりの補正を施す必要がある。
【0019】図6は車速信号を用いた係合解放時期制御
ブロック図である。制御コントローラ31内に変速機出
力軸回転数Noが入力され、車速信号演算手段40で車
速信号に変換される。係合解放時期演算手段41では、
この車速信号と摩擦係合装置の係合解放時期の関係を用
いて係合解放時期を得るための調圧指令値を演算する。
そして、調圧指令発生手段35が上昇演算された調圧指
令値をリニアソレノイド28,29に出力する。また、
この関係は図8に示す(後述する)ように変速のタイプ
で異なるため、変速指令信号発生手段42と変速タイプ
認識手段43を用いて、変速のタイプ(例えば、3−1
変速,3−2変速など)を上記演算手段41に入力し、
変速毎の異なる特性を演算する必要がある。なお、変速
機出力軸回転から求まる車速信号の代わりに変速機入力
軸回転数と変速比を用いても同様の結果が得られる。
【0020】図7はシフトダウンにおける係合解放時期
の説明用タイムチャートである。例えば、変速指令信号
Ssが3速から2速へ変化する場合、図3に示したよう
に、変速指令信号Ssの変化を基準として、解放側油圧
指令値HDを立ち下げ、解放の準備をし、係合側油圧指
令値BCを立ち上げ、係合の準備を必要がある。この立
ち上げ,立ち下げの開始時期は、解放側油圧指令値HD
の立ち下げ時期を基準として行われる。解放側油圧指令
値HD実線の立ち下げ時期よりも早く係合側油圧指令値
BCを立ち上げる場合をb、遅く立ち上げる場合をcと
した。また、変速タイプが異なった場合は、解放側油圧
指令値HDの立ち下げ時期をdだけずらすように設定し
ている。期間aは、係合側摩擦係合装置が係合ぎりぎり
の油圧になるまでに要する時間である。
【0021】図8は車速と摩擦係合装置の係合解放時期
の関係である。横軸、車速に対し係合解放時期は、ほぼ
直線で表せることが分かった。プラス側が図7で示した
期間a、マイナス側が期間bである。3−2変速と4−
2変速の場合を示してある。このように変速のタイプで
これらの特性が変化する理由は、変速比の幅に関係す
る。例えば、4−2変速の場合は、変速比幅が大きくな
って慣性分のトルク変動が増大するため、同じ車速に対
して係合解放時期を大きくし、変速に時間を掛けるよう
制御する必要がある。
【0022】図9は前記制御コントローラ31のハード
ウェア構成である。各種センサ56からの信号が入力す
るフィルタ45及び波形整形回路46とシングルチップ
マイクロコンピュータ47と各種バルブ等のアクチュエ
ータ57に駆動制御信号を出力する駆動回路48を有し
て構成されている。コンピュータ47は、各種演算を実
行するCPU(Central Processing Unit)49と、CP
U49が実行するためのプログラム及びデータが記憶さ
れているROM(Read-Only Memory)50と、各種データ
等が一時的に記憶されるRAM(Random Access Memor
y)51と、Timer52と、SCI(Serial Communicatio
n Interface Circuit)53と、I/O(Input-Output C
ircuit)54と、A/D(Analog-to-Digital Converte
r)55とから構成されている。すなわち、制御コントロ
ーラ31の諸機能は、CPU49がROM50やRAM
51に記憶されているプログラムやデータ等で所定の演
算を実行することにより達成される。
【0023】また、前記制御コントローラ31のハード
ウェア構成として、前述のシングルチップ構成、複数個
のシングルチップマイコンをデュアルポールRAMを介
して通信する構成及び複数個のシングルチップマイコン
をLAN(Local Area Network)を介して通信する
構成等が挙げられる。
【0024】図10,図11,図12に本発明による実
施例の制御フローチャートを示す。図10はメイン制御
のフローチャートである。まず、処理60では、前述の
変速指令信号Ss,スロットル開度θ,変速機出力軸回
転数No,油温Toil ,加速度G、およびタービン回転
数Ntを読み込む。処理61では、加速度Gの関数f1
でフィルタリング処理し、加速度Gfを演算する。処理
62では図13に示すシフトダウン時の摩擦係合装置の
係合,解放時期制御に適用する車速Vspを変速機出力軸
回転数Noの関数f2により演算する。処理63では、
変速機出力軸回転数Noとタービン回転数Ntとを用い
て変速比grを演算する。処理64では、加速度Gfをシ
フトダウン制御に用いる変速前加速度信号である加速度
Gd(n)に代入する。処理65では、変速指令信号S
s信号を用いて変速のタイプ、例えばシフトアップかシ
フトダウンかを判断する。シフトアップの場合は、処理
66および処理67でシフトダウンに用いる制御フラグ
(Flg 32)およびFlgmadを0にする。そして、処理6
8に進み図11の処理を実行する。処理65でシフトダ
ウンと判断した場合は処理69および処理70に進み、
シフトアップに用いる制御フラグ(Flg 23)およびFl
gmaxを0にする。そして、処理71に進み図12の処理
を実行する。処理72では、図11,図12および図1
3で得られた係合側油圧制御指令値HC,解放側油圧制
御指令値BB,解放側油圧制御指令値HD、および、係
合側油圧制御指令値BCを出力する。ここでは、例とし
て図2,図3に示した2−3変速および3−2変速につ
いて記載した。最後に処理73で前回の加速度Gd(n
−1)に今回の加速度Gd(n)を代入してリターンさ
れる。
【0025】図11はシフトアップ時の制御フローチャ
ートである。これは図2のタイムチャートを実行した場
合である。処理74では、処理75で演算される加速度
Gsが一定値を維持するためのフラグ(Flg 23)が1
になったかどうかを判断する。処理76で1になった場
合、次回より直接処理77に進む。処理77では、シフ
トアップが開始されたか、つまりトルク相が開始したか
どうかを判断するための加速度Gshift がスロットル開
度θの関数f3より演算される。この加速度Gshift
は、スロットル開度θの増加に対し右上がりの曲線とな
る。処理78では、処理79でyes となった場合、次回
より処理79を実行しないためのフラグFlgmaxが1かど
うかを判断する。処理80で1となった場合は処理81
に進み、解放側油圧制御指令値BBに最大値を入力し解
放側係合装置の解放を実行する。処理79でnoの場合は
処理80に進み、解放ぎりぎりの油圧保持定数k1をB
Bに入力する。処理83では、変速比grが定数k2以下
になったかどうかを判断する。これは、図2のA部が終
了したかどうかを判断する処理である。noの場合は処理
84に進み、係合側油圧制御指令値HCにイナーシャ相
開始初期のトルク変動抑制の油圧指令値k4を代入す
る。処理83でyes の場合は、処理85に進み目標加速
度Gtar と加速度Gfの偏差がゼロかどうかを判断す
る。yes の場合は処理86に進み補正油圧ΔHCにゼロ
を代入する。処理85でnoの場合は、処理87に進み上
記偏差にゲインk3を掛けて油圧補正ΔHCを演算す
る。そして、処理88で処理84の定数k4に油圧補正
ΔHCを加えて、メイン制御の処理68にリターンされ
る。
【0026】図12はシフトダウン時の制御フローチャ
ートである。これは図3のタイムチャートを実行した場
合である。処理90では、処理91で演算された加速度
Gsが一定値を維持するためのフラグ(Flg 32)が1
になったかどうかを判断する。処理92で1になった場
合は、次回より直接処理94に進む。処理94では、処
理95でyes となった場合、次回より処理95を実行し
ないためのフラグFlgmadが1かどうかを判断する。処理
96で1となった場合は処理97に進み、係合側油圧指
令値BCに最大値を入力して、係合側係合装置の係合を
実行する。処理95でnoの場合は処理98に進み、解放
ぎりぎりの油圧保持定数k5を係合側油圧指令値BCに
入力する。ここで、k10は、図3で説明したように、
トルク相での加速度の立ち上がりが良好になる変速比の
値である。処理99では、変速比grが定数k6以上にな
ったかどうかを判断する。これは、図3のB部が終了し
たかどうかを判断する処理である。noの場合は処理10
0に進み、解放側油圧指令値HDにイナーシャ相のトル
ク変動(トルクが急降下する)の抑制の油圧指令値k7
を代入する。処理99でyesの場合は、処理101に進
み、目標加速度Gtarと加速度Gfの偏差がゼロかどう
かを判断する。yes の場合は処理102に進み、補正油
圧ΔHCにゼロを代入する。処理101でnoの場合、処
理103に進み上記偏差にゲインk8を掛けて補正油圧
ΔHCを演算する。そして、処理104で処理100の
定数k7に補正油圧ΔHCを加えて、メイン制御の処理
71にリターンされる。
【0027】図13はシフトダウン時の制御の他の実施
例のフローチャートである。処理105では、車速Vsp
が図8に示す時期ゼロの車速k9以上か否かを判断す
る。図8では約27km/h以上かを判断する。yes の場
合は、図7のc側の特性となるため処理106に進み、
まず解放側油圧指令値HDに定数k7を代入する。処理
107では、係合側油圧指令値BCに定数k5を代入す
る。この定数は図12で示した値と同様である。処理1
08では、図8に示した車速Vspに対する係合解放時期
timer1 を車速Vspの関数f5により演算する。処理1
09では、処理110で実行される処理が次回実行させ
ないためのフラグFig Tが1かどうかを判断する。1の
場合は、処理112に進み、係合側油圧指令値BCに定
数max を代入する。処理110でnoの場合は、処理99
に進む。処理99から処理104の処理は図12と同様
である。処理105でnoの場合は、図7のb側の特性と
なり、処理113に進み係合側油圧指令値BCに定数k
5を代入する。処理114では、図9に示したTimer 5
2が図7のa時間分経過したかどうかを判断する。noの
場合は処理115に進み、その後リターンされる。処理
114でyes の場合は、処理116に進みBCにmax を
代入し係合装置を係合する。処理117では、図8に示
したVspに対する係合解放時期timer 2をVspの関数f
5により演算する。処理118では、処理119で実行
される処理が次回実行させないためのフラグFlg tが1
かどうかを判断する。1の場合は、処理121に進み、
HDにk7を代入する。処理119でnoの場合は、処理
99に進む。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、自
動変速機の変速機構内のクラッチの断続によって変速が
制御される自動変速機の変速時に発生するトルク変動が
抑制でき、ロバスト性を向上させることができ、良好な
変速特性を得ることができる。また、油温変化,経時変
化によるトルク変速の増大にも対応可能であり、再現性
ある変速特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステム構成図。
【図2】シフトアップ制御時のタイムチャート。
【図3】シフトアダウン制御時のタイムチャート。
【図4】油温Toil を変化させた場合の最適油圧指令値
PLv/PLmax の関係図。
【図5】スロットル開度θを変化させた場合の最適油圧
指令値PLv/PLmax の関係図。
【図6】車速信号を用いた係合解放時期制御ブロック
図。
【図7】シフトダウンにおける係合解放時期を説明する
タイムチャート。
【図8】車速と摩擦係合装置の係合解放時期の関係図。
【図9】制御コントローラのハードウェア構成図。
【図10】メイン制御のフローチャート。
【図11】シフトアップ時制御のフローチャート。
【図12】シフトダウン時制御のフローチャート。
【図13】シフトダウン時制御の他の実施例のフローチ
ャート。
【符号の説明】
22,23…摩擦係合装置、29…リニアソレノイド、
31…制御コントローラ、32…加速度信号演算手段、
35…調圧指令発生手段、36…トルク変動抑制手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16H 59:48 59:72 63:12

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のエンジンからの出力を駆動輪に減速
    して伝えるとともにその減速の割合である変速比を変え
    ることができる自動変速機に内蔵されその摩擦係合によ
    って前記出力の伝達を断続する摩擦係合装置のうち少な
    くともひとつを係合させ、残りのうち少なくともひとつ
    の摩擦係合装置を解放することにより前記変速比を変え
    る変速が実行される際に、前記少なくとも2つの摩擦係
    合装置の係合,解放動作のために供給される油圧を調圧
    し、かつ該調圧特性を変化させる調圧指令発生手段を備
    えた自動変速機の制御装置において、 前記変速の期間のうち前記エンジンのエンジン回転数が
    変化する期間であるイナーシャ相の開始を認識するイナ
    ーシャ相認識手段と、 前記認識されたイナーシャ相の初期の期間に、前記摩擦
    係合装置に供給される油圧を一定値に保持するための調
    圧指令値を演算し、該調圧指令値を前記調圧指令発生手
    段に出力するトルク変動抑制手段を有することを特徴と
    する自動変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1の記載において、前記トルク変動
    抑制手段で演算される前記調圧指令値は、前記摩擦係合
    装置に供給される油圧を一定に保持した後、前記イナー
    シャ相認識手段で認識された信号に応じて前記摩擦係合
    装置に供給される油圧を変化させる指令値であることを
    特徴とする自動変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1の記載において、前記トルク変動
    抑制手段で演算される前記調圧指令値は、前記変速比が
    大きな値から小さな値へ変わるシフトアップの場合は前
    記摩擦係合装置のうち係合側の摩擦係合装置に供給され
    る油圧を一定に保持し、前記変速比が小さな値から大き
    な値へ変わるシフトダウンの場合は解放側の摩擦係合装
    置に供給される油圧を一定に保持する指令値であること
    を特徴とする自動変速機の制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1の記載において、前記トルク変動
    抑制手段は、前記摩擦係合装置を一定に保持するための
    前記調圧指令値を、前記自動変速機の油温変化に応じて
    変更させるために補正することを特徴とする自動変速機
    の制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1の記載において、前記トルク変動
    抑制手段は、前記摩擦係合装置を一定に保持するための
    前記調圧指令値を、前記エンジンの負荷変化に応じて変
    更させるために補正することを特徴とする自動変速機の
    制御装置。
  6. 【請求項6】車両のエンジンからの出力を駆動輪に減速
    して伝えるとともにその減速の割合である変速比を変え
    ることができる自動変速機に内蔵されその摩擦係合によ
    って前記出力の伝達を断続する摩擦係合装置のうち少な
    くともひとつを係合させ、残りのうち少なくともひとつ
    の摩擦係合装置を解放することにより前記変速比を変え
    る変速が実行される際に、前記少なくとも2つの摩擦係
    合装置の係合,解放動作のために供給される油圧を調圧
    し、かつ該調圧特性を変化させる調圧指令発生手段を備
    えた自動変速数の制御装置において、 前記変速の前における車両の前後方向の加速度を検出す
    る手段と、 前記変速の前における前記加速度の変化状態を演算する
    加速度信号変化状態演算手段と、 演算された前記加速度の変化状態の値に応じて前記調圧
    指令発生手段が前記摩擦係合装置を解放するためのステ
    ップ信号を演算するステップ信号演算手段とを有するこ
    とを特徴とする自動変速機の制御装置。
  7. 【請求項7】請求項6の記載において、前記ステップ信
    号演算手段で演算される前記ステップ信号は、目標値ま
    で200msec以下で変化させる信号であることを特徴と
    する自動変速機の制御装置。
  8. 【請求項8】請求項6の記載において、前記ステップ信
    号演算手段で演算される前記ステップ信号は、前記摩擦
    係合装置の解放を、前記変速の期間のうち前記エンジン
    のエンジン回転数が変化する期間であるイナーシャ相開
    始付近で実行する信号であることを特徴とする自動変速
    機の制御装置。
  9. 【請求項9】車両のエンジンからの出力を駆動輪に減速
    して伝えるとともにその減速の割合である変速比を変え
    ることができる自動変速機に内蔵されその摩擦係合によ
    って前記出力の伝達を断続する摩擦係合装置のうち少な
    くともひとつを係合させ、残りのうち少なくともひとつ
    の摩擦係合装置を解放することにより前記変速比を変え
    る変速が実行される際に、前記少なくとも2つの摩擦係
    合装置の係合,解放動作のために供給される油圧を調圧
    し、かつ該調圧特性を変化させる調圧指令発生手段を備
    えた自動変速機の制御装置において、 前記変速機の出力軸回転数と入力軸回転数のうち少なく
    ともいずれかひとつを検出する回転数検出手段と、 前記回転数検出手段で検出された回転数に基づいて車速
    を演算する車速信号演算手段と、 演算された前記車速に基づいて、前記摩擦係合装置のク
    ラッチの係合または解放の時期を演算するクラッチ係合
    解放時間演算手段とを有することを特徴とする自動変速
    機の制御装置。
  10. 【請求項10】請求項9の記載において、 前記クラッチ係合解放時期演算手段と、前記変速の種類
    に応じて前記クラッチの係合または解放の時期を変化さ
    せることを特徴とする自動変速機の制御装置。
  11. 【請求項11】車両のエンジンからの出力を駆動輪に減
    速して伝えるとともにその減速の割合である変速比を変
    えることができる自動変速機に内蔵されその摩擦係合に
    よって前記出力の伝達を断続する摩擦係合装置のうち少
    なくともひとつを係合させ、残りのうち少なくともひと
    つの摩擦係合装置を解放することにより前記変速比を変
    える変速を実行し、該変速の際に前記少なくとも2つの
    摩擦係合装置の係合,解放動作のために供給される油圧
    を調圧し、かつ該調圧特性を変化させる自動変速機の制
    御方法において、 前記変速の期間のうち前記エンジンのエンジン回転数が
    変化する期間であるイナーシャ相の開始を認識し、 前記認識されたイナーシャ相の初期の期間に、前記摩擦
    係合装置に係給される油圧を一定値に保持することを特
    徴とする自動変速機の制御方法。
  12. 【請求項12】車両のエンジンからの出力を駆動輪に減
    速して伝えるとともにその減速の割合である変速比を変
    えることができる自動変速機に内蔵されその摩擦係合に
    よって前記出力の伝達を断続する摩擦係合装置のうち少
    なくともひとつを係合させ、残りのうち少なくともひと
    つの摩擦係合装置を解放することにより前記変速比を変
    える変速を実行し、該変速の際に前記少なくとも2つの
    摩擦係合装置の係合,解放動作のために供給される油圧
    を調圧し、かつ該調圧特性を変化させる自動変速機の制
    御方法において、 前記変速の前における車両の前後方向の加速度信号を検
    出し、 前記変速の前における前記加速度の変化状態を演算し、 前記加速度の変化状態に基づいて前記摩擦係合装置を解
    放するためのステップ信号を演算することを特徴とする
    自動変速機の制御方法。
  13. 【請求項13】車両のエンジンからの出力を駆動輪に減
    速して伝えるとともにその減速の割合である変速比を変
    えることができる自動変速機に内蔵されその摩擦係合に
    よって前記出力の伝達を断続する摩擦係合装置のうち少
    なくともひとつを係合させ、残りのうち少なくともひと
    つの摩擦係合装置を解放することにより前記変速比を変
    える変速を実行し、該変速の際に前記少なくとも2つの
    摩擦係合装置の係合,解放動作のために供給される油圧
    を調圧し、かつ該調圧特性を変化させる自動変速機の制
    御方法において、 前記変速機の出力軸回転数と入力軸回転数のうち少なく
    ともいずれかひとつを検出し、 検出された前記回転数に基づいて車速を演算し、 演算された前記車速に基づいて、前記摩擦係合装置のク
    ラッチの係合または解放の時期を演算することを特徴と
    する自動変速機の制御方法。
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