JPH09303441A - 内部拡張式ブレーキにおけるシューの構造 - Google Patents

内部拡張式ブレーキにおけるシューの構造

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JPH09303441A
JPH09303441A JP11611896A JP11611896A JPH09303441A JP H09303441 A JPH09303441 A JP H09303441A JP 11611896 A JP11611896 A JP 11611896A JP 11611896 A JP11611896 A JP 11611896A JP H09303441 A JPH09303441 A JP H09303441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoe
brake
peripheral surface
joined
rim portion
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Pending
Application number
JP11611896A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Shibuya
利幸 澁谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
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Publication of JPH09303441A publication Critical patent/JPH09303441A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/0006Noise or vibration control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部拡張式ブレーキにおけるシューの構造の
改良により、ブレーキ鳴きの発生の抑制、重量低減、熱
伝達率低減等を図ることを課題とする。 【解決手段】 シュー12全体若しくはシューリム部
を、ハニカム構造材14の両面に板部材15を接合した
略半円筒状成形体により形成することにより、ブレーキ
鳴きの発生を抑制できると共に、従来の金属製のものと
比較して重量の低減を図れ、かつ熱伝達率の低減による
断熱性向上を図ることができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部拡張式ブレー
キに関し、特に、ドラムに押し付けられるシューの構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の制動装置として用いられる内部拡
張式ブレーキは、車輪と共に回転するドラムの内周面
に、ライニングを外周面に接合したシューをアクチュエ
ータにより拡張して押し付けて制動動作を行う構成とな
っている。図5はその一例構造を示しており、ダストカ
バー1で覆われたバックプレート2の内側左右にアクチ
ュエータとしてのホイールシリンダ3が2つ配設され、
これは図示しないナックルに取り付けられている。
【0003】シュー4の外周面には、ライニング5が接
合され、シュー4の両端部のアンカ部はホイールシリン
ダ3に支持され、その中央部はホルダピン6で押さえら
れている。シュー4は、被制動時には2本のリターンス
プリング7によってブレーキ中心に向かって引き寄せら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、前記
シュー4は、鋳鉄、鋼板等の金属製であるのが一般的で
ある。しかし、このような従来の金属製からなるシュー
4においては、ブレーキ鳴きの発生、重量が嵩む、熱伝
達率が高く断熱性に劣る、等の問題点があった。
【0005】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、内部拡張式ブレーキにおけるシューの構造の改良に
より、ブレーキ鳴きの発生の抑制、重量低減、熱伝達率
低減等を図ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、車輪と共に回転するドラムの内周面に、ライ
ニングを外周面に接合したシューをアクチュエータによ
り拡張して押し付けて制動動作を行う内部拡張式ブレー
キにおいて、前記シュー全体を、ハニカム構造材の両面
に板部材を接合した略半円筒状成形体により形成するよ
うにした。
【0007】請求項2に係る発明は、車輪と共に回転す
るドラムの内周面に、ライニングを外周面に接合したシ
ューリム部と該シューリム部内周面側に位置するシュー
ウェブ部とを含んで構成されるシューをアクチュエータ
により拡張して押し付けて制動動作を行う内部拡張式ブ
レーキにおいて、前記シューリム部を、ハニカム構造材
の両面に板部材を接合した略半円筒状成形体により形成
するようにした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。ここで、図1〜図4は、夫々本発明
に係る内部拡張式ブレーキの実施形態の概略図であり、
内部拡張式ブレーキは、車輪と共に回転するドラム10
の内周面に、ライニング11を外周面に接合したシュー
12をアクチュエータとしてのホイールシリンダ13に
より拡張して押し付けて制動動作を行う構成は従来と変
わりがない。
【0009】ここで、図1及び図2の実施形態のシュー
12は全体が、ハニカム構造材14の両面に板部材15
を接合した略半円筒状成形体により形成される。前記ハ
ニカム構造材14の両端部には、ホイールシリンダ13
との連結部となるアンカーピース16が設けられてい
る。図1及び図の実施形態のシュー12の相違は、図1
のシュー12が、ハニカム構造材14のバニカム部が夫
々シュー12の長手方向中間部とブレーキ中心とを結ぶ
線の方向に平行をなして整列された関係に設定され、図
2のシュー12が、ハニカム構造材14のバニカム部が
夫々ブレーキ中心から放射状をなして整列された関係に
設定される。
【0010】一方、図3及び図4の実施形態のシュー1
7は、ライニング11を外周面に接合したシューリム部
17aと該シューリム部17a内周面側に位置するシュ
ーウェブ部17bとを含んで構成されたものであり、シ
ューリム部17aが、ハニカム構造材18の両面に板部
材19を接合した略半円筒状成形体により形成される。
【0011】図3及び図4の実施形態のシュー17の相
違も、図1及び図2の実施形態の相違と同様で、ハニカ
ム部の整列方向に違いがある。かかる構成のシュー1
2,17の構造によれば、図1及び図2の実施形態にお
いては、シュー12全体を、図3及び図4の実施形態に
おいては、シューリム部17bを、ハニカム構造材1
4,18の両面に板部材15,19を接合した略半円筒
状成形体により形成した結果、ブレーキ鳴きの発生を抑
制できると共に、従来の金属製のものと比較して重量の
低減を図れ、かつ熱伝達率の低減による断熱性向上を図
ることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2に
係る発明によると、内部拡張式ブレーキにおいて、ブレ
ーキ鳴きの発生を抑制できると共に、従来の金属製のも
のと比較して重量の低減を図れ、かつ熱伝達率の低減に
よる断熱性向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す内部拡張式ブレー
キの概略平面図
【図2】 他の実施形態を示す概略平面図
【図3】 更に他の実施形態を示す概略平面図
【図4】 更に他の実施形態を示す概略平面図
【図5】 従来の内部拡張式ブレーキの内部構造を示す
平面図
【符号の説明】
10 ドラム 11 ライニング 12 シュー 13 ホイールシリンダ 14 ハニカム構造材 15 板部材 17 シュー 17a シューリム部 17b シューウェブ部 18 ハニカム構造材 19 板部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪と共に回転するドラムの内周面に、ラ
    イニングを外周面に接合したシューをアクチュエータに
    より拡張して押し付けて制動動作を行う内部拡張式ブレ
    ーキにおいて、 前記シュー全体を、ハニカム構造材の両面に板部材を接
    合した略半円筒状成形体により形成したことを特徴とす
    る内部拡張式ブレーキにおけるシューの構造。
  2. 【請求項2】車輪と共に回転するドラムの内周面に、ラ
    イニングを外周面に接合したシューリム部と該シューリ
    ム部内周面側に位置するシューウェブ部とを含んで構成
    されるシューをアクチュエータにより拡張して押し付け
    て制動動作を行う内部拡張式ブレーキにおいて、 前記シューリム部を、ハニカム構造材の両面に板部材を
    接合した略半円筒状成形体により形成したことを特徴と
    する内部拡張式ブレーキにおけるシューの構造。
JP11611896A 1996-05-10 1996-05-10 内部拡張式ブレーキにおけるシューの構造 Pending JPH09303441A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108105283A (zh) * 2017-12-27 2018-06-01 朱宗华 一种易散热鼓式制动器衬片

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