JPH0930335A - ルーフラックの取付構造 - Google Patents

ルーフラックの取付構造

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Publication number
JPH0930335A
JPH0930335A JP20779295A JP20779295A JPH0930335A JP H0930335 A JPH0930335 A JP H0930335A JP 20779295 A JP20779295 A JP 20779295A JP 20779295 A JP20779295 A JP 20779295A JP H0930335 A JPH0930335 A JP H0930335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
roof rack
locking
engaging
roof
Prior art date
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Pending
Application number
JP20779295A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Fujii
康二 藤井
Masayuki Miyake
昌之 三宅
Koji Taniguchi
功二 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP20779295A priority Critical patent/JPH0930335A/ja
Publication of JPH0930335A publication Critical patent/JPH0930335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルーフラックの取付作業が簡単であるととも
に、構成が簡易で安価なルーフラックの取付構造を提供
する。 【解決手段】 フック14の平板状部15を上方から差
し込み凹部2bに差し込み、係入孔16を係止金具8の
係止鉤10に係入する。締着止め具39の摘まみ40に
固定した軸部41を、フック14の中間部18に穿設し
た長孔19に挿通し、雄ネジ43をルーフラック31の
脚部33に形成した雌ネジ37に螺合する。鍔42に押
されてフック14の中間部18が徐々に取付突部36に
接近する。取付突部36の傾斜面38に当接しているフ
ック14の当接突部22は、傾斜面38に沿って上動
し、フック14の全体を引き上げ、係止金具8の係止鉤
10と係入孔16とが緊張状に係止できる。従って、ル
ーフラック31ルーフパネル1上への取付作業が極めて
簡単となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルーフラックの取
付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】実開平3−61454号公報には、車両
のルーフパネルとクォータパネルとの接合部に形成した
溝にルーフモールを被着して覆うとともに、該溝内に固
定した係止具に係止されるフックの上端をルーフラック
の脚部に締着し、締着とともに前記フックを引き上げて
前記係止具に緊張状に係止するようにしたルーフラック
の取付構造が開示されている。このルーフラックの取付
構造では、L字形に屈曲形成されたフックの水平屈曲部
を、溝内に固定したT型スタッドに係入するとともに、
前記フックの垂直屈曲部に下端を連結したアンカボルト
を、脚部のボルト挿通孔に下方から挿通させる。そし
て、突出する上端部にナットを螺合して該アンカボルト
を締め上げ、フックとT型スタッドとを緊張状に係合さ
せるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フック
がL字形に屈曲しているため、溝内に固定されたT型ス
タッドに係入させるためには、水平屈曲部を立てた姿勢
にして溝内に差し込まなければならない。このため、フ
ックとアンカボルトとは予め分離させておいて、T型ス
タッドに係入したフックの垂直屈曲部と脚部の底面に突
出するアンカボルトの下端とを連結する必要があり、ル
ーフラックの取付作業が面倒であるとともに連結用の部
品が必要となりコスト高となる。また、フックをこじる
ようにして溝に差し込むため、ルーフモールに形成する
差し込み用の切欠部が大きくなって、外観意匠を損なう
等の問題点がある。本発明は上記問題点を解決するため
になされたもので、ルーフラックの取付作業が簡単であ
るとともに、構成が簡易で安価なルーフラックの取付構
造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のルーフラックの取付構造は、車両のルーフパ
ネルとクォータパネルとの接合部に形成した溝にルーフ
モールを被着して覆うとともに、該溝内に固定した係止
具に係止されるフックの上端をルーフラックの脚部に締
着し、締着とともに前記フックを引き上げて前記係止具
に緊張状に係止するようにしたルーフラックの取付構造
において、下端部の平板状部に前記係止具の係止鉤を係
入する係入孔を穿設し、上端部に前記ルーフラックの脚
部に形成した傾斜面に当接する屈曲部を形成し、さらに
中間部に上下方向の長孔を穿設したフックを用い、前記
係止具の係止鉤に係入孔を係入するとともに、前記長孔
に挿通する締着ネジを前記脚部に締着して、前記脚部の
傾斜面に当接する前記フックの前記屈曲部を押圧させ、
前記傾斜面に沿って該屈曲部を上動させることにより、
前記フック全体を引き上げて前記係止鉤と前記係入孔と
を緊張状に係止できるようにしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用及びの効果】上記構成のルーフラックの取
付構造の作用は以下の通りである。溝内に固定した係止
具の係止鉤に、フックの下端部の平板状部に形成した係
入孔を係入し、中間部に穿設した長孔に挿通した締着ネ
ジを脚部に締着すると、脚部の傾斜面に当接するフック
上端部に形成した屈曲部が押圧される。そして、該屈曲
部が傾斜面に沿って上動し、フック全体が引き上げら
れ、係止鉤と前記係入孔とを緊張状に係止できる。フッ
クの下端部の平板状部に係入孔が形成されているから、
フックの下端部を上方から差し込むだけで係入孔に係止
鉤を係入させることができるとともに、締着ネジを締着
するだけでフック全体が引き上げられ、係止鉤と係入孔
とが緊張状に係止できるから、ルーフラックの取付作業
が極めて簡単となるばかりでなく、ルーフモールに形成
する差し込み用の切欠部を必要最小限の大きさとするこ
とができるから、見映えを損なうこともない。また、締
着ネジとフックとの連結部品を必要としないから、コス
トを低減できる等の効果を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面を
参照して説明する。図1はルーフラック31の取付構造
部の断面図、図2は図1に於けるA−A線断面図、図3
はフック13の斜視図、図4は係止金具8の固定構造を
示した斜視図、図5はフック13の差し込みを示した斜
視図である。図1に示すように、車両のルーフパネル1
の左右の端部には屈曲段部2が形成されている。また、
車両の側部から立ち上がるクォータパネル3の端部にも
屈曲段部4が形成されている。そして、屈曲段部2の水
平屈曲部2aと、屈曲段部4の水平屈曲部4aとが重ね
合わされて、溝5が形成されている。そして、ボデーイ
ンナパネル6の上端の水平屈曲部6aを重ねた3重構造
で接合されている。また、溝5はルーフモール7が被着
されて遮蔽されている。ルーフモール7には、後述する
フック14の差し込み用の切欠部7aが形成されてい
る。
【0007】溝5内の所定箇所には、係止金具8が固定
されている。図1及び図4に示すように、係止金具8は
取付座9から係止鉤10が屈曲形成されている。そし
て、係止金具8は取付座9に挿通して溶着した取付ボル
ト11を溝5に形成したボルト挿通孔12に挿通して、
ボデーインナパネル6の水平屈曲部6aの下面に突出し
たネジ部11aにナット13を螺合締着することにより
固定されている。係止鉤10に対向するルーフパネル1
の屈曲段部2には、差し込み凹部2bが形成されてい
る。
【0008】フック14は図3に示すように、下端部の
平板状部15に横長の係入孔16が穿設されている。そ
して、平板状部15の上端には傾斜部17が連成され、
該傾斜部17に続けて中間部18が形成されている。中
間部18には縦長の長孔19が穿設されている。中間部
18には、左右両端をそれぞれ直角に屈曲させたフラン
ジ20が形成されている。中間部18の上端には屈曲部
21が形成され、該屈曲部21には先端を曲げ返して当
接突部22が形成されている。
【0009】ルーフラック31は、水平なラック部32
の下面から脚部33が一体成形されている。該脚部33
の下端にはゴム製の支持座34が嵌着されている。支持
座34によりルーフラック31をルーフパネル1上に載
置する。脚部33は図2に示すように凹み部35が形成
され、該凹み部35の中央に取付突部36が形成されて
いる。取付突部36に雌ネジ37が形成されている。そ
して、図1に示すように取付突部36の上部に、斜め上
方に退く傾斜面38が連成されている。
【0010】上記フック14は図5に示すように、平板
状部15を上方から差し込み凹部2bに差し込み、係入
孔16を係止金具8の係止鉤10に係入する。そして、
締着止め具39の摘まみ40に固定した軸部41を、フ
ック14の中間部18に穿設した長孔19に挿通する。
軸部41の中間には鍔42が形成され、該鍔42から先
端には雄ネジ43が形成されている。該雄ネジ43は、
ルーフラック31の脚部33に形成した雌ネジ37に螺
合する。
【0011】締着止め具39の摘まみ40を回して雄ネ
ジ43をねじ込むと、鍔42に押されてフック14の中
間部18が徐々に取付突部36に接近する。すると、取
付突部36の傾斜面38に当接しているフック14の当
接突部22は、傾斜面38に沿って上動し、フック14
の全体を引き上げる。このため、係止金具8の係止鉤1
0と係入孔16とが緊張状に係止できる。そして、フッ
ク14の中間部18が取付突部36に密接するまで、締
着止め具39をねじ込んでフック14を脚部33に固定
する。
【0012】本発明は上記したように、フック14の平
板状部15に形成した係入孔16を係止金具8の係止鉤
10に係入し、締着止め具39の雄ネジ43を脚部33
の取付突部36にねじ込むだけで、脚部33の取付突部
36の傾斜面38に当接するフック14の当接突部22
が傾斜面に沿って上動し、フック14の全体が引き上げ
られて、係止鉤10と係入孔16とを緊張状に係止でき
る。従って、ルーフラック31ルーフパネル1上への取
付作業が極めて簡単となる。ルーフモール7に形成する
差し込み用切欠部7aは、フック14の差し込みに必要
な最小限の大きさとすることができ、一体感を喪失して
外観意匠を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ルーフラックの取付構造部の断面図である。
【図2】図1に於けるA−A線断面図である。
【図3】フックの斜視図である。
【図4】係止金具の固定構造を示した斜視図である。
【図5】フックの差し込みを示した斜視図である。
【符号の説明】
1...ルーフパネル 5...溝 7...ルーフモール 8...係止金具 10...係止鉤 14...フック 15...平板状部 16...係入孔 18...中間部 19...長孔 21...屈曲部 31...ルーフラック 33...脚部 38...傾斜面 39...締着止め具 43...雄ネジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のルーフパネルとクォータパネルと
    の接合部に形成した溝にルーフモールを被着して覆うと
    ともに、該溝内に固定した係止具に係止されるフックの
    上端をルーフラックの脚部に締着し、締着とともに前記
    フックを引き上げて前記係止具に緊張状に係止するよう
    にしたルーフラックの取付構造において、 下端部の平板状部に前記係止具の係止鉤を係入する係入
    孔を穿設し、上端部に前記ルーフラックの脚部に形成し
    た傾斜面に当接する屈曲部を形成し、さらに中間部に上
    下方向の長孔を穿設したフックを用い、前記係止具の係
    止鉤に係入孔を係入するとともに、前記長孔に挿通する
    締着ネジを前記脚部に締着して、前記脚部の傾斜面に当
    接する前記フックの前記屈曲部を押圧させ、前記傾斜面
    に沿って該屈曲部を上動させることにより、前記フック
    全体を引き上げて前記係止鉤と前記係入孔とを緊張状に
    係止できるようにしたことを特徴とするルーフラックの
    取付構造。
JP20779295A 1995-07-20 1995-07-20 ルーフラックの取付構造 Pending JPH0930335A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11752945B2 (en) 2020-02-06 2023-09-12 Honda Motor Co., Ltd. Roof rack system for a vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11752945B2 (en) 2020-02-06 2023-09-12 Honda Motor Co., Ltd. Roof rack system for a vehicle

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

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Effective date: 20001031