JPH0930250A - ドアガラス用スタビライザ - Google Patents

ドアガラス用スタビライザ

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JPH0930250A
JPH0930250A JP7207592A JP20759295A JPH0930250A JP H0930250 A JPH0930250 A JP H0930250A JP 7207592 A JP7207592 A JP 7207592A JP 20759295 A JP20759295 A JP 20759295A JP H0930250 A JPH0930250 A JP H0930250A
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door glass
sliding body
contact
door
stabilizer
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JP7207592A
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Ryuhei Nishida
隆平 西田
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Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアガラスの昇降動に影響されないスタビラ
イザを提供する。 【解決手段】 前記ドアガラスに対向するドア部の内部
パネルに取付けられ、ドアガラスの昇降方向と垂直な方
向に次第に突出した傾斜壁を有し、該傾斜壁に第1の係
止部を有する支持台と、ドアガラスの表面に接触する接
触体を備え、背面に前記支持台の前記傾斜面に接合し、
ドアガラスの昇降方向と垂直な方向に前記支持台に摺動
自在に支持され、前記第1の係止部によって摺動方向の
任意の位置で係止される第2の係止部を有する摺動体と
を備え、前記摺動体の係止位置によってドアガラスと前
記接触体との接触を調整できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のドア部に昇
降自在に設けられたドアガラスの表面に接触体を押圧接
触させてドアガラスの振動を抑止するドアガラス用スタ
ビライザに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車、特にサッシレス型の自動車で
は、走行時やドアの開閉時のドアガラスの振動防止のた
めに、従来では、ドア部内にドアガラスの表面に接触体
を押圧接触させるスタビライザを設けている(例えば特
開昭56−131419)。
【0003】しかし、これらのスタビライザは、ドアガ
ラスに対向したドア内部パネルに接触体を直接固定した
ものであるため、ドアガラスとの接触の調整が難しく、
接触度合が小さすぎるとドアガラスの振動抑止力が充分
でなくなり、大きすぎるとドアガラスの昇降動が重く不
都合があった。
【0004】この不都合をなくすために、本出願人は実
公平4−4890を提案した。即ち、実公平4−489
0のスタビライザは、図10に示すようにドアガラス1
に対向するドア部の内部パネル2に門形の枠体3を固定
し、ドアガラスに接触させるための植毛部4を備えた接
触体5を枠体3と内部パネル2間に挿入して枠体3で係
止させ、さらに、ドアガラス1方向へ厚みが上方に向か
って漸増した楔部材6を接触体5と内部パネル2の間に
上方から差し込む。楔部材6にはラチェット型の係止溝
6aが上下方向に複数並設されていて、一方、接触体5
の下端にはこの係止溝6aと係止する係止爪5aが突設
されている。このため、接触体5と内部パネル2との間
に楔部材6を押し込むといずれかの係止溝6aに係止爪
5aが嵌まり込んで係止されるが、楔部材6を下方へ押
し下げるのに従って係止爪5aは上側の係止溝6aに係
止され、接触体5は次第にドアガラス1に近づくことに
なる。従って、この楔部材6の押し下げ量によってドア
ガラス1への植毛部4の接触を調整できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この実公平4−489
のスタビライザによれば楔部材6の押し込み操作によっ
て自由にドアガラス1への接触体5の接触を調整できる
が、充分な接触度合で植毛部4がドアガラス1に接触し
た状態で、ドアガラス1を繰り返して昇降動させると、
接触体5がドアガラス1の上昇に追随して次第に上昇し
て係止爪5aがさらに上側の係止溝6aに嵌まり込み、
接触体5は一層ドアガラス1に接近して接触度合が一層
高くなり、接触度合が高くなるにつれて、さらに接触体
5がドアガラス1の上昇に追随し、次第にドアガラス1
の昇降動作が重くなるという問題があった。
【0006】本発明はこのような問題を解決し、接触体
のドアガラスへの接触の調整が容易でありながら、前記
したようにドアガラスの昇降動作による不都合が生じな
いようにしたスタビライザを提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1では、自動車のドア部に昇降自在
に設けられたドアガラスの表面に接触体が押圧接触して
ドアガラスを支持するドアガラス用スタビライザにおい
て、前記ドアガラスに対向するドア部の内部パネルに取
付けられ、ドアガラスの昇降方向と垂直な方向に次第に
突出した傾斜壁を有し、該傾斜壁に第1の係止部を有す
る支持台と、ドアガラスの表面に接触する接触体を備
え、背面に前記支持台の前記傾斜面に接合し、ドアガラ
スの昇降方向と垂直な方向に前記支持台に摺動自在に支
持され、前記第1の係止部によって摺動方向の任意の位
置で係止される第2の係止部を有する摺動体とを備え、
前記摺動体の係止位置によってドアガラスと前記接触体
との接触を調整できるようにして、摺動体がドアガラス
の昇降動に追随しないようにして、ドアガラスの昇降動
作の繰り返しによっても接触度合が変化しないようにし
ている。
【0008】また、請求項2では、前記支持台の傾斜面
に前記摺動体をドアガラスの昇降方向と垂直な方向に摺
動自在に支持するための支持ガイドを備えたため、支持
カイドによって摺動体のドアガラス昇降方向への動きが
完全に規制され、接触度合の変化が生じなくなる。
【0009】また、請求項3では、前記支持台に下端か
ら側方へ突出され上面に溝穴を有する腕部を設けると共
に、前記摺動体が側部に突出部を設けて、前記溝穴の操
作具の先端を差し込んで操作具で前記摺動体の前記突出
部を押圧して摺動体を摺動させるようにしたため、摺動
体の摺動量の調整が容易になる。
【0010】請求項4では、前記支持台の側方から前記
傾斜面の裏面に空隙部を設けて、操作部を該空隙部から
挿入して前記第1の係止部を後退させることによって前
記摺動体の第2の係止部との係止を解除するようにし
て、接触の調整操作において接触度合が大きくなりすぎ
た場合に摺動体を逆戻りさせて接触度合を小さい方へ調
整することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態について説明する。図1〜7は本発明の一実施形
態の自動車のドアガラス用スタビライザを示すもので支
持台10と、摺動体30とで構成されている。
【0012】支持台10は図1〜3に示すようにたて長
の長方形板状の基板11の中間部において、水平方向の
一端側から、水平方向(ドアガラスの昇降方向と垂直な
方向)にV字形に次第に突出した傾斜壁12が設けら
れ、この傾斜壁12の外面には摺動体30のガイド溝3
3a、33bに嵌合して摺動体30を水平方向にガイド
する水平方向のガイド突条13a、13bが突設されて
いる。また、基板11には、この傾斜壁12の上方及び
下方において、摺動体30の上下端を保持し水平方向に
ガイドする傾斜壁12と平行なL字状のガイド枠体14
a、14bが突設されている。このガイド枠体14a、
14bによって摺動体30の上下端が保持されるため、
ドアガラス1の昇降に追随して摺動体30が上下方向に
動くことが一層確実に阻止される。
【0013】ガイド突条13aの上側及びガイド突条1
3bの下側において、コ字状のスリット15a、15b
で囲まれた水平方向の弾性片16a、16bが設けら
れ、弾性片16a、16bの先端にはそれぞれ摺動体3
0のラチェット式の係止溝34a、34bに係止される
係止爪17a、17bが突設されている。
【0014】なお、図8に示すように弾性片16a(1
6b)に係止爪17a(17b)よりさらに延設され、
傾斜壁12より内側へ屈曲した延設部18a(18b)
を設ければ、操作具Eの先端を傾斜壁12の内側に挿入
して延設部18a(18b)を内方へ押して弾性片16
a(16b)を弾性変形させることによって摺動体30
の係止溝34a、34bと係止爪17a、17bの係止
を解除させることができる。この操作具Eとしては、図
9に示すように上下の延設部18a、18bを同時に操
作できるように2つの挿入片E1、E2を備えたものを
用いるのが有益である。
【0015】基板11の一側端からは、傾斜壁12に接
した摺動体30の摺動範囲を大きくするために延設片1
9a、19bが上下位置においてそれぞれ側方へ突設さ
れている。
【0016】基板11の下端部11a及び前記下側の延
設片19bから一体的によこ長の長方体状の腕部20が
基板11と平行な水平方向に突設されている。腕部20
の上面から前面にわたる溝穴21が複数個、腕部20に
沿って設けられている。このため、図5に示すようにマ
イナスドライバなどの操作具Dの先端をいずれかの溝穴
21に差し込んで支点として、摺動体30の突出部36
に操作具Dの中間部を押し付けることによって、摺動体
30をより容易に力を加減してよこ方向へ微妙な距離分
だけ押し込むことができる。
【0017】基板11の上端部11bからは、基板11
の裏面側にL字状の懸止片22が突設されている。そし
て、懸止片22の上端近傍から懸止片22と基板11の
中間に平行に位置する垂下片23が突設され、垂下片2
3の下端中央には、懸止片22側へ突出した係止爪24
が設けられている(図2)。また、垂下片23の中間部
と基板11とが連結部25で一体的に連結され、さら
に、垂下片23と懸止片22の水平方向の両端間が部分
的に連結部26で連結されている。
【0018】また、基板11の裏面側下部には、ドア部
の内部パネルの穴の縁部に係止するための係止片27が
突設されている。28、29は補強用のリブである。
【0019】摺動体30は図1、4に示すように本体3
1の裏面の接合面31aが、水平方向(ドアガラスの昇
降方向と垂直な方向)に、しかも前記支持台10の傾斜
壁12とは逆方向に次第に肉厚が大となるように傾斜し
ている。この接合面31aの上下端には、前記支持台1
0の上下のガイド枠体14a、14bに摺動自在に嵌合
する嵌合縁部32a、32bが突設されている。
【0020】また、接合面31aには、支持台10の傾
斜壁12から突設された上下のガイド突条13a、13
bがそれぞれ摺動可能に嵌合する水平方向のガイド溝3
3a、33bが上下に設けられている。
【0021】また、接合面31aには、ガイド溝33a
の上側、ガイド溝33bの下側において、前記支持台1
0の上下の各係止爪17a、17bにそれぞれ係止され
るラチェット式の係止溝34a、34bがそれぞれ設け
られている。本体31の前面側には、ドアガラスに押圧
接触される植毛からなる接触体35が取付けられてい
る。
【0022】また、本体31の肉厚が大きい方の側面に
は、前記したように支持台10の腕部20の溝穴21に
マイナスドライバなどの操作具Dの先端を差し込んで摺
動体30を押圧しやすいように例えば円弧状の突出部3
6が突設されている。
【0023】次に本発明のスタビライザの使用法を説明
する。まず、摺動体30の接合面31aの上下の嵌合縁
部32a、32bを支持台10の上下のガイド枠体14
a、14b内に嵌合し、且つ支持台10の上下のガイド
突条13a、13bを摺動体30の接合面31の上下の
ガイド溝33a、33bに嵌合して、水平方向にある程
度押し込んで、摺動体30の接合面31の係止溝34
a、34bに支持台10の弾性片16a、16bの係止
爪17a、17bを係止させる(図5)。
【0024】次に、図7に示すように支持台10の背面
の懸止片22と垂下片23の間に「へ」字型の取付金具
40を先端が当接するまで差し込むと、取付金具40の
係止穴41に垂下片23の下端の係止爪24が嵌まり込
んで係止される。取付金具40は水平方向両端の連結部
26などによって挟まれてグラツキを生じない。
【0025】次にドア部の内部パネル、即ち、接合され
たインナーパネル2aとレインフォース2bの上端部を
支持台10の基板11の背面と垂下片23との間に差し
込みつつ、支持台10の基板11をドアガラス1とレイ
ンフォース2bとの間に差し込んで、基板11の背面の
係止片27をレインフォース2bの穴2b′の下縁内に
差し込んで係止させる。
【0026】次に、取付金具40の取付穴42とインナ
ーパネル2aの取付穴2a′とを合致させて、留め具5
0で固定する。留め具50は拡開可能な係止筒体51と
挿入体52とから成る周知のもので、係止筒体51内に
挿入体52を押し込んで係止筒体51を拡開させること
によって固定される。
【0027】次に、上方から指で摺動体30をよこ方向
に押し込むか、あるいはマイナスドライバなどの操作具
Dの先端部を図5のように支持台10の腕部20のいず
れかの溝穴21に差し込み、操作具Dの先端部を支点と
してよこ方向へ操作具の中間部を倒すようにして摺動体
30の突出部36を押圧することによって摺動体30を
よこ方向に押し込む。これによって、摺動体30は支持
台10のガイド突条13a、13b及びガイド枠体14
a、14bによってガイドされて水平方向に摺動して、
図6に示すようにラチェット式の係止溝34a、34b
と係止爪17a、17bとで係止される。支持台10の
傾斜壁12がドアガラス1に対して傾斜しているから、
この摺動体30の水平方向の移動量によって、摺動体3
0の接触体35とドアガラス1との距離が変化するか
ら、移動量の調整にドアガラス1に対する接触体35の
接触度合を自由に調整することができる。
【0028】なお、移動量が大きすぎて接触度合が大き
すぎるようになった場合には、前記したように図9に示
す如き操作具Eを支持台10のV字型の間隙から差し込
んで傾斜壁12の裏面から弾性片16a、16bの延設
片19a、19bを挿入片E1、E2で押して、係止溝
34a、34bと係止爪17a、17bの係止を解除し
て摺動体30を押し戻せばよい。
【0029】なお、摺動体30を支持台10に組付けた
状態で摺動体30を押し込みすぎて摺動体30が支持台
10から外れるのを防ぐために、摺動体30の嵌合縁部
32a、支持台10のガイド枠体14aにそれぞれ相互
に係合する係合手段を設けて、摺動体30を所定距離押
し込むとそれ以上の押し込みを不能にすることもでき
る。
【0030】このように本発明のスタビライザでは、摺
動体30が水平方向、即ち、ドアガラス1の昇降方向に
対して垂直な方向にのみ移動できる構成となっているか
ら、ドアガラス1と接触体35との接触度合が充分に大
きい場合でも、ドアガラス1の昇降動に追随して摺動体
30が移動することがなく、従って、接触度合がドアガ
ラス1の昇降によって変化することがなくなる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
のスタビライザでは、ドアガラスに対向するドア部の内
部パネルに取付けられ、ドアガラスの昇降方向と垂直な
方向に次第に突出した傾斜壁を有し、該傾斜壁に第1の
係止部を有する支持台と、ドアガラスの表面に接触する
接触体を備え、背面に前記支持台の前記傾斜面に接合
し、ドアガラスの昇降方向と垂直な方向に前記支持台に
摺動自在に支持され、前記第1の係止部によって摺動方
向の任意の位置で係止される第2の係止部を有する摺動
体とを備え、前記摺動体の係止位置によってドアガラス
と前記接触体との接触を調整できるようにしたため、摺
動体がドアガラスの昇降動に追随せず、ドアガラスの昇
降動作の繰り返しによっても接触度合が変化することが
ない。
【0032】また、請求項2のスタビライザでは、前記
支持台の傾斜面に前記摺動体をドアガラスの昇降方向と
垂直な方向に摺動自在に支持するための支持ガイドを備
えたため、支持カイドによって摺動体のドアガラス昇降
方向への動きが一層完全に規制される。
【0033】また、請求項3のスタビライザでは、支持
台に下端から側方へ突出され上面に溝穴を有する腕部を
設けると共に、前記摺動体が側部に突出部を設けて、前
記溝穴の操作具の先端を差し込んで操作具で前記摺動体
の前記突出部を押圧して摺動体を摺動させるようにした
ため、てこの働きにより微量な力で摺動体が移動可能な
ので摺動体の摺動量の調整が一層容易になり、接触度合
の微妙な調整が容易となる。
【0034】請求項4のスタビライザでは、支持台の側
方から前記傾斜面の裏面に空隙部を設けて、操作部を該
空隙部から挿入して前記第1の係止部を後退させること
によって前記摺動体の第2の係止部との係止を解除する
ことができ、接触の調整操作において接触度合が大きく
なりすぎた場合に摺動体を逆戻りさせて接触度合を小さ
い方へ調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を示す斜視図
【図2】図1の支持台の左側面図
【図3】図2におけるA−A断面図
【図4】図1の摺動体の背面図
【図5】図1の支持台と摺動体を組付けた状態の正面図
【図6】図5におけるB−B断面図
【図7】図1のスタビライザの使用状態を示す側面図
【図8】支持台の他の実施態様の要部を示す断面図
【図9】操作具の要部を示す正面図
【図10】従来のスタビライザを示す断面図
【符号の説明】
1 ドアガラス 2a インナーパネル 2b レインフォース 10 支持台 11 基板 12 傾斜壁 13a、13b ガイド突条 14a、14b ガイド枠体 16a、16b 弾性片 17a、17b 係止爪 20 腕部 21 溝穴 22 懸止片 23 垂下片 24 係止爪 30 摺動体 31a 接合面 32a、32b 嵌合縁部 33a、33b ガイド溝 34a、34b 係止溝 35 接触体 36 突出部 40 取付金具 50 留め具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【図6】
【図8】
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図7】
【図9】
【図10】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のドア部に昇降自在に設けられたド
    アガラスの表面に接触体が押圧接触してドアガラスを支
    持するドアガラス用スタビライザにおいて、 前記ドアガラスに対向するドア部の内部パネルに取付け
    られ、ドアガラスの昇降方向と垂直な方向に次第に突出
    した傾斜壁を有し、該傾斜壁に第1の係止部を有する支
    持台と、 ドアガラスの表面に接触する接触体を備え、背面に前記
    支持台の前記傾斜面に接合し、ドアガラスの昇降方向と
    垂直な方向に前記支持台に摺動自在に支持され、前記第
    1の係止部によって摺動方向の任意の位置で係止される
    第2の係止部を有する摺動体とを備え、 前記摺動体の係止位置によってドアガラスと前記接触体
    との接触を調整できるようにしたことを特徴とするドア
    ガラス用スタビライザ。
  2. 【請求項2】前記支持台の傾斜面に前記摺動体をドアガ
    ラスの昇降方向と垂直な方向に摺動自在に支持するため
    の支持ガイドを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    ドアガラス用スタビライザ。
  3. 【請求項3】前記支持台に下端から側方へ突出され上面
    に溝穴を有する腕部を設けると共に、前記摺動体が側部
    に突出部を設けて、前記溝穴の操作具の先端を差し込ん
    で操作具で前記摺動体の前記突出部を押圧して摺動体を
    摺動させるようにしたことを特徴とする請求項1あるい
    は請求項2記載のドアガラス用スタビライザ。
  4. 【請求項4】前記支持台の側方から前記傾斜面の裏面に
    空隙部を設けて、操作部を該空隙部から挿入して前記第
    1の係止部を後退させることによって前記摺動体の第2
    の係止部との係止を解除するようにしたことを請求項
    1、請求項2、請求項3のいずれかに記載のドアガラス
    用スタビライザ。
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