JPH09302508A - 手 袋 - Google Patents

手 袋

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JPH09302508A
JPH09302508A JP12045196A JP12045196A JPH09302508A JP H09302508 A JPH09302508 A JP H09302508A JP 12045196 A JP12045196 A JP 12045196A JP 12045196 A JP12045196 A JP 12045196A JP H09302508 A JPH09302508 A JP H09302508A
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JP
Japan
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reflecting
light
reflective
yarn
beads
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Pending
Application number
JP12045196A
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English (en)
Inventor
Hironari Kida
裕也 木田
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Individual
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D19/00Gloves
    • A41D19/015Protective gloves
    • A41D19/0157Protective gloves with luminous or reflective means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Gloves (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 反復利用しても反射機能を保持し続けること
ができ、交通安全に寄与できる手袋を提供することであ
る。 【解決手段】 本発明は、手袋を構成する編地1の一部
に反射部2を一体的に編み込んであることを特徴とする
ものである。また、前記反射部2が、細長い帯状フィル
ム13の少なくとも片面に粉末状の反射ビーズ4,4,
…を固着した反射糸5と、太さ調整用の補助糸6とから
なる特殊糸7を編んで形成されたものであっても良い。
さらに、前記反射部2が、帯状フィルム13の表裏両面
に粉末状の反射ビーズ4,4,…を固着した反射糸5
と、補助糸6とからなる特殊糸7を添え糸編し、反射部
2の表面全面に反射糸5を露出したものであっても良
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、夜間に遠方から識
別することのできる手袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】夜間の自動車による人身事故では、運転
者が歩行者の存在を気付くのが遅れたことに起因してい
る場合が多く占められている。特に、黒っぽい防寒用の
コート等を着る機会が多い冬季には、このような事故が
発生し易い。そこで、このような事故を未然に防ぐ対策
の一環として、反射テープを手袋の一部に貼り付けたも
のが製品化されており、自動車のヘッドライトに照らさ
れた反射テープが光ることによって、運転者の注意を引
くようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように交通事故か
ら人身を護る上記反射テープは、手袋自体に貼り付けら
れたものなので、手袋を反復使用をしているうちに、該
反射テープが剥離する懸念があり、また、反射テープが
剥離した場合には、その都度、貼り直す手間が必要であ
った。
【0004】本発明は上記事情に鑑みて成されたもので
あり、その目的とするところは、反復利用しても反射機
能を保持し続けることができ、交通安全に寄与できる手
袋を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の手袋は、手袋を
構成する編地の一部に反射部を一体的に編み込んである
ことを特徴とするものである。
【0006】また、前記反射部が、細長い帯状フィルム
の少なくとも片面に粉末状の反射ビーズを固着した反射
糸と、太さ調整用の補助糸とからなる特殊糸を編んで形
成されたものであっても良い。
【0007】さらに、前記反射部が、帯状フィルムの表
裏両面に粉末状の反射ビーズを固着した反射糸と、補助
糸とからなる特殊糸を添え糸編し、反射部の表面全面に
反射糸を露出しても良い。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は図1に示すように、手袋
を構成する編地1の一部、具体的には、親指を除く指入
れ部分の下側部分の全周に、帯状の反射部2を一体的に
編み込んであることを特徴とするものである。
【0009】反射部2以外の箇所は、綿糸、またはアク
リル糸、ナイロン糸、ポリエステル糸等の合成樹脂繊
維、或いはこれらの混紡糸からなる標準糸3を、平編や
ゴム編等の緯編をして形成するものである。
【0010】一方、反射部2は、図2に示すように、粉
末状の反射ビーズ4,4,…を固着した反射糸5と、1
本又は2本の太さ調整用の補助糸6とからなる特殊糸7
を、添え糸編によって反射糸5を表面に出すように形成
するか、或いは図3に示すような反射糸5と補助糸6と
の撚糸からなる特殊糸7を緯編して形成するものであ
る。なお、補助糸6には、標準糸3と同様の素材を用い
る。
【0011】最も理想的な反射糸5は、以下のようにし
て作成する。まず、図4に示すように、接着力の弱い仮
止め用の粘着剤を表面に塗布した剥離紙11上に粉末状
の反射ビーズ4,4,…をそれぞれ満遍なく散在したも
のを2枚と、図5に示すように接着力の強い粘着層12
を表裏両面に有するフィルム13を用意する。なお、フ
ィルム13の素材には、布や不織布、望ましくはポリエ
ステル、ナイロン等の引張り強度に優れた合成樹脂を用
いる。そして、図6に示すように、反射ビーズ4をフィ
ルム13の粘着層12に強固に付着させるために、2枚
の剥離紙11,11の間にフィルム13を挟むようにし
て重ね合わせる。次に、図7に示すように剥離紙11を
剥がして、フイルム13の両面全面が粉末状の反射ビー
ズ4,4,…で覆われた形態になし、その後に乾燥して
粘着層12を硬化し、フィルム13に反射ビーズ4を確
実に固着する。最後に、反射ビーズ4が固着したフィル
ム13を細く(具体的には0.3〜0.8mm幅程度
に)裁断することによって、細長い帯状フィルム13の
表裏両面に粉末状の反射ビーズ4,4,…を固着した反
射糸5が多数本形成される。このようにして作られた反
射糸5は、ねじれた場合でも反射ビーズ4が表面に現れ
る効果がある。
【0012】また、上記実施形態で示した手袋は、反射
部2を形成する特殊糸7と、反射部2以外の箇所を形成
する標準糸3の太さを略等しくし、手袋の表面を面一に
形成することによって、体裁が良くなるばかりでなく、
反射光が明るくなるという効果を有するものである。こ
れは、反射部2がそれ以外の箇所より凹んだ形態の手袋
(特殊糸7に標準糸3より細いものを用いた場合)と、
表面を面一に形成した手袋との双方に、同一条件で光を
当て、その反射光の強度を比較した実験結果に基づく効
果であり、表面が面一でない手袋は、その段差部分で入
射光が幾分か遮られることによって、反射光の強度が低
下すると考えられている。なお、特殊糸7に標準糸3よ
り太いものを用いて反射部2をそれ以外の箇所より突出
させた形態の手袋を形成した場合も、表面を面一に形成
した手袋と遜色のない反射効果を有することが、上記実
験結果から推測される。
【0013】本発明の手袋は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば、図1では、親指を除く指入れ部
分の下側部分の全周に反射部2を形成したが、目につき
やすい箇所であれば、手の甲部分等やその他の箇所に形
成しても良い。また、反射糸5は、帯状フィルム13の
片面のみに粉末状の反射ビーズ4を固着したものであっ
ても良い。さらに手袋は、反射部2以外の箇所に、夜光
塗料を含有する半球状の滑り止めを散在したものであっ
てもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明の手袋は、手袋を構成する編地の
一部に反射部を編み込んで一体的に構成してあるので、
例え手袋を洗濯しても反射部とそれ以外の箇所が分離す
ることは有り得ず、従って、反復利用しても反射機能を
保持し続けることができる。よって、本手袋をはめて夜
間に外出すれば、その都度反射機能が十分に発揮され、
運転者に注意を喚起することができ、特に、交通弱者と
言われている老人や子供には交通安全上優れた効果を有
する。
【0015】また、請求項2記載の手袋は、細長い帯状
フィルムの少なくとも片面に粉末状の反射ビーズを固着
した反射糸と、補助糸とからなる特殊糸を編んで、反射
部を形成しているので、反射部の表面の所々に反射ビー
ズが露出することとなり、その結果、反射機能が確実に
得られる。また、帯状フィルムに固着された反射ビーズ
が剥離することは、まず有り得ないので、手袋を反復利
用してもその反射機能は持続される。
【0016】さらに、請求項3記載の手袋は、帯状フィ
ルムの表裏両面に粉末状の反射ビーズを固着した反射糸
と、補助糸とからなる特殊糸を添え糸編し、反射部の表
面全面に反射糸を露出しているので、反射部の表面全面
に反射ビーズが露出することとなり、その結果、一段と
優れた反射効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手袋を示す正面図である。
【図2】反射部の一部分を拡大した正面図である。
【図3】撚糸からなる特殊糸の拡大図である。
【図4】剥離紙に反射ビーズを付着した状態を示す断面
図である。
【図5】フィルムを示す断面図である。
【図6】反射糸を製作する前半工程を示す断面図であ
る。
【図7】反射糸を製作する後半工程を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 編地 2 反射部 4 反射ビーズ 5 反射糸 6 補助糸 7 特殊糸 13 フィルム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手袋を構成する編地(1)の一部に反射
    部(2)を一体的に編み込んであることを特徴とする手
    袋。
  2. 【請求項2】 前記反射部(2)が、細長い帯状フィル
    ム(13)の少なくとも片面に粉末状の反射ビーズ
    (4,4,…)を固着した反射糸(5)と、太さ調整用
    の補助糸(6)とからなる特殊糸(7)を編んで形成さ
    れたものであることを特徴とする請求項1記載の手袋。
  3. 【請求項3】 前記反射部(2)が、帯状フィルム(1
    3)の表裏両面に粉末状の反射ビーズ(4,4,…)を
    固着した反射糸(5)と、補助糸(6)とからなる特殊
    糸(7)を添え糸編し、反射部(2)の表面全面に反射
    糸(5)を露出してあることを特徴とする請求項1記載
    の手袋。
JP12045196A 1996-05-15 1996-05-15 手 袋 Pending JPH09302508A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007125352A1 (en) * 2006-04-28 2007-11-08 Auxetix Limited Composite fibre and related detection system
EP2014185A1 (de) * 2007-07-11 2009-01-14 Hans Dr. Hinderer Signalhandschuh

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US8191429B2 (en) 2006-04-28 2012-06-05 Auxetix Limited Composite fibre and related detection system
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