JPS609214Y2 - ベルト - Google Patents

ベルト

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Publication number
JPS609214Y2
JPS609214Y2 JP1978071353U JP7135378U JPS609214Y2 JP S609214 Y2 JPS609214 Y2 JP S609214Y2 JP 1978071353 U JP1978071353 U JP 1978071353U JP 7135378 U JP7135378 U JP 7135378U JP S609214 Y2 JPS609214 Y2 JP S609214Y2
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JP
Japan
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belt
leather
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spherical
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JP1978071353U
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JPS54175927U (ja
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啓介 名倉
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、警察官あるいは道路工事作業者等が夜間作業
時に装着するベルトの改良に関するものである。
従来、警察官あるいは道路工事作業者等が夜間作業時に
装着するベルトとして塩化ビニル樹脂の表面に螢光塗料
を塗布したものが考案され使用されているが、塩化ビニ
ル樹脂で作製したベルトは重量が大きい為に長時間の夜
間作業者にとってベルトを装着していることが苦痛にな
る。
本考案は上記の事情に鑑みて威されたものであり、本考
案の目的は軽量かつ夜間作業時の発光が充分で作業者を
安全に保護でき、かつ使用しやすいベルトを提供するも
のである。
以下図面を用いて本考案のベルトの構造および効果を詳
細に説明する。
第1図は本考案のベルトの斜視図、第2図は第1図のA
−A’方向断面図、第3図は第1図のベルトの使用状態
を示したものである。
まず本考案のベルトは第1図および第3図に示すように
、ウェスト部分に装着するベルト本体部1とこのベルト
本体部1にその一端を回動可能に固定された棒状ベルト
部2とから戒っており、いずれも合成皮革(商標名クラ
リーノ、株式会社クラレ製品)で形成されている。
ベルト本体部1は通常のベルトと同様に帯状のベルト本
体11とこのベルト本体の一端および中間部に設置され
使用者のウェストの太さに応じて調節可能なバックル1
2.12’とベルト本体11に沿って移動可能に1個以
上設置されたベルト通し13.13’(第1図では2個
設置したものを示した。
)とから戒っている。更にベルト本体11には長さ方向
に複数個の穴14が開けられており、ベルト本体11の
中間部に設置したバックル12′をこの穴14の位置に
応じて移動させることによってウェストサイズが調節可
能になっている。
一方棒状ベルト部2は、バックル取付は側部21とベル
ト部22とから戊っており、上記のベルト本体11にそ
れぞれ回動可能に固定されている。
なおバックル取付は側部21は、ベルトをウェスト部に
装着した時に使用者の前面右手側あるいは左手側に来る
ようにウェスト本体11に回動可能に固定されている。
更にベルト部22もベルトをウェスト部に装着した時に
使用者の背面右手側あるいは左手側に来るようにウェス
ト本体11に回動可能に固定されている。
更にまた、バックル取付は側部21の自由端部にはバッ
クル211が設置されており、このバックル211と固
定端との間に1個以上のベルト通し212が設けられて
いる。
またベルト部22の自由端側には複数個の穴221が開
けられている。
以上本考案のベルトの構造を詳細に説明したが本考案の
ベルトは前述したように警察官あるいは道路工事作業者
等が夜間作業時に装着し自動車のライト等によって発光
し自動車運転者等に夜間作業者の存在を確認させ、事故
の防止をはかろうとするものである。
従ってベルトを自動車のライト等によって発光する材質
で形威しなければならない。
そこで本考案のベルトはガラスあるいは合成樹脂の球状
の微粒子を表面に埋め込んだ合成皮革で構成することに
よって、表面に埋め込んだ球状の微粒子に自動車のライ
ト等が照射されることによって乱反射によりベルトが光
って見えるようにしたものである。
ところで、ベルト面に球状のガラス球を埋め込む技術は
大変むずかしく、従来の通常手段で銀面層に接着する場
合、球面の接着性が悪く、剥離したり、またベルトの屈
伸などにより、球面の接合部から亀裂が生じ商品価値を
低下する等致命的な欠点があった。
本考案はこれを解決するために工夫されたもので、この
構成を説明する。
第2図は第1図のベルトのA −A’方向断面図である
が、同図に示すように本考案のベルトは合成皮革3(人
工皮革クラリーノ)で構成されており、この合成皮革3
の皮革面側が銀面層となっており、非皮革面側が繊維状
で形威された不織布層に形成され、従来はこの不織布層
がベルトを体に装着した時に、体に接触していた。
ところが、本考案は従来、裏面となるべき、非皮革面側
に上述の粒径3〜41brnの球状の微粒子4が接着剤
を介して、ガラス等球面が露出する程度に埋め込まれて
いる。
非皮革面側に球状の微粒子4を埋め込む方法は種々考え
られ、本考案はその方法を限定するものではないが、例
えば弾性を有する接着剤を用いて微粒子4を合成皮革3
の非皮革面つまり繊維状の不織布層の無数の繊維にから
み合った箇所に接着しても良い。
この場合における合成皮革(商標名クラリーノ)3の非
皮革面上での球状微粒子4の接着状態を説明する。
まず、このベルトの基材である合成皮革(商標名タラリ
ー))3の非皮革面側の不織布層は、ナイロンとポリウ
レタン等の繊維が三次元的にからみあっている。
従って、非皮革面の表面は、無数の繊維かけば立った状
態になっており、更に無数の微小な凹凸状をなし粗面を
形威している。
このような表面状態を形威している非皮革面に球状微粒
子4を接着剤により接着した場合、球状微粒子4は、非
皮革面上の繊維と繊維の間に位置し、繊維が球状微粒子
4の下半部を包みこんだ状態で接着剤により装着される
従って、球状微粒子4は、非皮革面である不織布層の繊
維中に球面が露出する程度に埋めこまれた状態となる。
その結果、球状微粒子4は、接着剤の接着力に、更に繊
維のからまり状態が加わるため、全体として、球状微粒
子4の非皮革面への固着力が増加する。
また、基材と一体となっている繊維が接着剤の塗膜内に
取り込まれた状態となり接着面積が広がるため銀面層等
の平滑面に接着した場合に比較して、球状微粒子4は剥
離されにくくなる。
また、非皮革面3の不織布層は伸縮性に富むため、ベル
ト1を屈折してもヒビ割れが生じにくい。
更に非皮革面は、無数の微小な凹凸状態を形威している
ため、これに対応して球状微粒子4も凹凸状をなし、光
の乱反射角度が広くなる。
従って自動車の運転者等は再帰反射光のみならず、他の
場所からの反射光も視認することができるため、本考案
に係るベルト装着者の安全がより図られる。
また非皮革面が凹凸状を形威しているため、表面積が広
くなり、接着される球状微粒子の数も増加し、反射光量
も増加する。
なお上記実施例では、完成品である合成皮革3の非皮革
面に球状微粒子4を接着する方法を用いたが、また合成
皮革成形工程において合成皮革原料が溶融状態の時に微
粒子4を合成皮革3の非皮革面側に埋め込んでも良い。
なお球状の微粒子4は高屈折率のガラスあるいは合成樹
脂で形成することが望ましい。
ただし合成樹脂で形成する場合には合成皮革原料3と非
相溶性の材料で形威しなければならないことは云うまで
もない。
更にこの微粒子4を合成樹脂で形成する場合には合成樹
脂原料中に螢光染料あるいは螢光顔料を混入させておけ
ばより鮮明な発光が得られる。
以上要するに本考案のベルトは、警察官あるいは道路工
事作業者等が夜間作業時に装着するベルトを合成皮革で
構威し、この合成皮革の繊維状の不織布層となっている
非皮革面側にガラスあるいは合成樹脂で形成した微粒子
を接着剤を介して埋め込むことによって自動車のライト
等によってこの微粒子が発光するようにしたもので、本
考案のベルトを用いることによって従来の塩化ビニル樹
脂のベルトに比して、(合成皮革は前記の如く人工皮革
クラリーノで造られている本考案のベルトは軽量になり
使用者がベルトを長時間装着していても苦痛を感するこ
となく、またウェスト部分に装着するベルト本体部に棒
状ベルト部を回動可能に固定することによって自動車の
ライト等によって発光する発光面積が広くなり、自動車
運転者がより確実に夜間作業者を確認することができる
ので事故防止の目的を充分果すことができる。
またとくに本考案の特徴は、ベルトを合成皮革一枚板で
あり、裏面皮革が剥れることもなく、従来繊維状の不織
布層はベルト裏面として使用するしかなかったが、ガラ
ス球の埋め込み加工によって、表面側として使用するこ
とができるようになり、ベルト銀面層と、ガラス球面層
の両面がベルト表面として使用でき、一本のベルトが2
本分に利用できることになった。
次に、ガラス球面層は不織布層の繊維状とからみ合うよ
うに接着されるために接合強度も高く、ベルト屈伸によ
り球体の剥離もなく、亀裂による商品価値低下もない。
かつベルトの両縁の切断部を薄い合成皮革で包み縁どり
することが製作工程上簡単にできるので外観面からも充
分美しいものが得られ、更にまた合成皮革の非皮革面側
(不織布層)にガラス等の微粒子を埋め込むことによっ
て微粒子の付着が良くなることと相俟って、長時間発光
能力を失なわずに使用に耐えるベルトを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のベルトの斜視図、第2図は第1図のA
−A’方向断面図、第3図は本考案のベルトの使用状態
図である。 1・・・・・・ベルト本体部、11・・・・・・ベルト
本体、2・・・・・・棒状ベルト部、21・・・・・・
バックル取付は側部、22・・・・・・ベルト部、3・
・・・・・合成皮革、4・・・・・・球状微粒子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウェスト部分に装着するベルト本体部とこのベルト本体
    部に回動可能に固定した棒状ベルト部とからなるベルト
    において、上記ベルト本体部及び捧状ベルトの少くとも
    一方は、−面が銀面層に形成されるとともに他面が多数
    の微小な凹凸状をなし、かつ、多数の繊維が三次元的に
    からみ合った粗面をなす不織布層に形成された合成皮革
    によって形成され、上記不織布層の粗面に接着剤を介し
    て屈折率の高いガラス等の球状微粒子がその球面の一部
    を露出させて埋めこまれたことを特徴とするベルト。
JP1978071353U 1978-05-26 1978-05-26 ベルト Expired JPS609214Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978071353U JPS609214Y2 (ja) 1978-05-26 1978-05-26 ベルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978071353U JPS609214Y2 (ja) 1978-05-26 1978-05-26 ベルト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54175927U JPS54175927U (ja) 1979-12-12
JPS609214Y2 true JPS609214Y2 (ja) 1985-04-02

Family

ID=28982028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978071353U Expired JPS609214Y2 (ja) 1978-05-26 1978-05-26 ベルト

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JP (1) JPS609214Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49120748A (ja) * 1973-03-24 1974-11-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49120748A (ja) * 1973-03-24 1974-11-19

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Publication number Publication date
JPS54175927U (ja) 1979-12-12

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