JP3090346U - 安全性及び意匠性に優れるフィルム材 - Google Patents

安全性及び意匠性に優れるフィルム材

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 身回り品の主要素材として使用でき、夜間で
は該身回り品を使用する往来者を車輌運転者に早期に視
認させ、且特有の深みや神秘的美感を創出する安全性と
意匠性に優れるフィルム材を提供する。 【解決手段】 厚さが0.3mm以上の透明な合成樹脂
フィルムからなる基材1の裏側面に全体に亘って三角錐
形で且その再帰反射溝部の平面三辺の長さが0.3乃至
0.6mmの範囲の等しい長さで、而も再帰反射頂部ま
での高さが0.15乃至0.3mmの範囲の等しい高さ
の光再帰プリズム2が加熱加圧成形により一体的に形成
された構造の安全性及び意匠性に優れるフィルム材。及
び基材1の表側面に透光性を有しその厚さが0.01m
m以上で適宜に着色や色彩若しくは模様が施された合成
樹脂フィルム3が積層され、或いは透光率が50%以上
の織物若しくは編物が積層された構造の安全性及び意匠
性に優れるフィルム材。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は安全性と意匠性に優れるフィルム材に係り、更に詳しくはバッグや袋 物、傘、靴等の身回品に用いることにより優れた安全性と特異な光学的意匠性が 発揮されるフィルム材に関する。
【0002】
【従来技術】
現在では車社会化が進み都市部はもとより農村過疎地においても自動車やバイ ク等が多用され、これに伴い主要道路の走行は当然のこと側道や路地までに亘っ て頻繁な走行がなされており、これによる交通事故の発生は毎年膨大数に昇って いる。加えて近年においては急速な高齢化の進行とともに視覚や聴覚に支障をき たす老人が急増しており、且これら老人が多数往来することとも相俟って悲惨な 事故が多発しており、かかる高齢者への抜本的対策が強く要請されている。
【0003】 これがためには運転者の安全走行の強化が基本となるものの、特に悲惨な事故 は日没後における被害者の発見の遅れに起因することが原因とされていることか ら、往来者における安全を図るうえからは遠距離より車輌運転者に十分な視認を なさしめる手段を講ずることが不可欠とされるに至っている。
【0004】 ところで往来者の安全特には夜間における自動車やバイク等からの安全を図る 手段として蛍光顔料や蓄光顔料を配合させた合成樹脂フィルム材をテープ状とな し、これを身回り品や自転車等に全体のデザインを損なわぬようその小片を貼着 させ、その蛍光発光や蓄光発光による視認性を高めて事故防止を図る所謂ことが 古くからなされているものの、蛍光発光や蓄光発光による発光エネルギーは微弱 なうえ貼着される発光面積も僅かなため、高速走行する車輌からは直近での発光 視認がなされる程度であるから、応々にして往来者の発見確認が遅れ事故に至る 結果となる。
【0005】 而して近年においては比較的強剛な合成樹脂シート材の一側面に極めて微細な 三角錐状のマイクロプリズムを形成させ車輌等の照射光軸に対し再帰反射せしめ て遠距離からの視認性を高めることの可能な再帰性反射シートが、主として道路 工事作業者の作業衣に縫着され実用使用に供されているが、該再帰性反射シート は再帰反射溝所謂三角錐状の溝を形成する三辺の長さが実質的に略50乃至15 0μm程度の極微細なものであるから均質な形成が至難であるばかりか再帰率が 悪く従って高照度の照射光においては十分な視認性が発揮されるものの、低照度 の照射光においては着用者に近接せぬ限り依然として視認性が不十分であり、且 該再帰性反射シート材は強剛なため身回り品や作業衣等への縫着性が悪く而も色 調もせいぜい赤やピンク、黄色、緑等の単色であるから、身回り品等への使用に はデザイン面から僅かな使用に制限される結果ともなる。
【0006】 考案者はかかる実情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、光再帰率は一定照射光に対 してはその再帰反射溝部の平面三辺及び再帰反射頂部までの高さが所定範囲の辺 長や高さにおいては均質な面状光線で且最大の光再帰率が発揮されること、並び に再帰反射溝部や再帰反射頂部が所定範囲の辺長や高さにおいては柔軟な合成樹 脂フィルム材でも容易且均質に光再帰プリズムを形成しえること、及び再帰反射 溝部は硬質強靭な合成樹脂フィルム材ではその厚さの略3/4以内、軟質の合成 樹脂フィルム材では略1/2以内程度に形成させることで合成フィルム材の強靭 性を損なわず、而もこの合成樹脂フィルムの表面に透光性を有し適宜の着色や色 彩或いは模様のフィルム材や織物若しくは編物を積層させることにより、再帰反 射光に伴うプリズム作用が働き深みと神秘的美感が創出されることを究明し本考 案に至った。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
即ち本考案は身回り品の主要素材として用いることができ、且特に夜間におい てはこの身回り品を使用する往来者を早期に視認でき、而も身回り品に特有の深 みや神秘的美感を創出しえる安全性と意匠性に優れるフィルム材を提供すること にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために本考案が用いた技術的手段は透明な合成樹脂フィ ルムで且光再帰プリズムの再帰反射溝の形成においても実用使用に際して十分な 強靭性を保持せしむるため、その厚さが少なくとも0.3mm以上の基材の裏側 面には高い再帰率を以って再帰反射をなす、三角錐形で相互に連接する再起反射 溝部及び再起反射頂部からなり、且再起反射溝部の平面三辺の長さが0.3乃至 0.6mmの特定範囲内の等しい長さで形成され、而も再起反射頂部までの高さ が0.15乃至0.3mmの特定範囲内の等しい高さの光再帰プリズムが加熱加 圧により一体的に形成された構造の安全性及び意匠性に優れるフィルム材に存す る。
【0009】 更に光再帰プリズムによる再帰光線により、プリズム作用による深みと神秘的 意匠感を創出させるうえから、少なくともその厚さが0.01mmで透光性を有 し、適宜に着色され若しくは色彩或いは模様が施された合成樹脂フィルムが素材 の表側面に融着若しくは接着により積層された構造の安全性及び意匠性に優れる フィルム材に存し、加えて透光率が50%以上の織物若しくは編物が、基材の表 側面に融着若しくは接着により積層された構造の安全性及び意匠性に優れるフィ ルム材に存する。
【0010】
【作用】
本考案はかかる技術的手段を用いてなるため以下の如き作用を有する。即ち基 材の厚さが0.3mm以上の透明な合成樹脂フィルムからなり、且この基材の裏 側面には光再帰プリズムの再帰反射頂部までの高さが0.15乃至0.3mmの 範囲の等しい高さの再帰反射頂部が加熱加圧成形により形成されてなるため、該 基材の強力や伸び等の物理的性能が保持されるため、身回り品等への加工が容易 になしえるとともに、実用使用に際しても該物理的性能により十分な耐久性が保 持される。
【0011】 そして光再帰プリズムはその再帰反射溝部の平面三辺の長さが0.3乃至0. 6mmの範囲で且再帰反射頂部までの高さが0.15乃至0.3mmと特定範囲 内で而も比較的大きく形成されてなるため、低照度の照射光線でも確実に受光し て再帰反射所謂再帰率が高まり、従って車輛等の運転者には極めて高い視認性を 以って視認できるとともに、遠距離からの視認が可能となり特に夜間の車輌によ る事故防止が著しく向上する。加えて光再帰プリズムを形成する再帰反射溝部の 平面三辺の辺長や再帰反射頂部までの高さ等が比較的大きく形成されるため、長 期使用に際しての塵埃等の付着にも容易に洗浄除去がなしえる。
【0012】 而も基材の表側面にはその厚さが0.01mm以上で透光性を有し且適宜に着 色され若しくは色彩が施され或いは模様が施された合成樹脂フィルムが融着若し くは接着により積層されてなるから、入射光が該基材に積層された合成樹脂フィ ルムを透過して基材の光再帰プリズムで再反射されるとともに、その再帰光線が 基材から合成樹脂フィルムを再透過する際に、該合成樹脂フィルムの着色や色彩 或いは模様等を映出させて視認されるため、光再帰プリズムからの立体感に溢れ る深みの反射光と相俟って神秘的美感が創出されることとなる。加えて基材の表 面側に透光率が50%以上の織物若しくは編物が融着或いは接着により積層され た場合には、該織物や編物の組織模様が光再帰プリズムからの立体感溢れる深み の反射光に映出されて極めて特異且神秘的美感が創出されることとなる。
【0013】
【実施例】
以下に本考案実施例を図とともに詳細に説明すれば、図1は本考案の断面拡大 説明図、図2は光再帰プリズムの光再帰の説明図、図3は光再帰プリズムの平面 見取図であって、基材1は照射光線を入光させること及び各種身回り品等への加 工が容易になしえるような加工性を保持させるうえから透明な合成樹脂フィルム が使用されるもので、更に該合成樹脂フィルムの素材としては身回り品等に使用 する場合には強靭で且特に柔軟性が要望されることからポリ塩化ビニル、ポリ酢 酸ビニル、ポリブチラール、或いはポリウレタン等の合成樹脂素材が好適で且屋 外の保護カバーや安全標識等外部衝撃の付加される条件下で使用される場合には ポリエステルやポリカーボネート樹脂素材等が望まれる。
【0014】 そしてかかる素材1の裏側面1Aには該基材1の表側面1Bより入光する照射 光線を再帰反射させるための光再帰プリズム2がその全面に亘って緻密に加熱加 圧成形により形成されている。 この光再帰プリズム2は三角錐形で多数の再帰反射溝部2A及び再帰反射頂部 2Bが一体的に連接した状態に加熱加圧成形されるものであるが、本考案におい ては弱い照射光線においても有効に受光のうえ高い光再帰率で再帰反射せしめて 車輌運転者への視認性を発揮せしめ事故防止を図ることを主要な目的としている 。これがためには再帰反射溝部2Aの平面三辺20A、20A、20Aの長さを 少なくとも0.3mm以上で且最大でも0.6mmの範囲の等しい長さを以って 形成し、而も再帰反射頂部2Bまでの高さを少なくとも0.15mm以上で最大 でも0.3mmの範囲の等しい高さを以って形成させることにある。
【0015】 光再帰プリズムにおける光再帰反射の原理は図2に示すように、外部からの照 射光線21Aは基材1の表側面1Bより入光したうえ再帰反射溝部2Aの平面よ り三角錐形の再帰反射頂部2B方向に進入屈折したうえ、再び再帰反射溝部2A の平面より、再帰反射光線21Bとして照射光線21Aの照射方向へと再帰され るものである。
【0016】 この光再帰プリズム2の形成は比較的小面積のもので使用する場合には三角錐 形で且所要の再帰反射溝部2Aと再帰反射頂部2Bとを連接形成させた金型板を 作成し、所要の基材に接合させたうえ加熱軟化させつつ加圧して成形させる方法 が挙げられるが、多量の使用や広面積の要請に際しては回転成形ロール面に同様 な三角錐形で且所要の再帰反射溝部2A及び再帰反射頂部2Bとを図3に示す如 く連接形成させたうえ長尺状の基材を連続的に該回転成形ロールに狭持加圧させ る方法が提案される。
【0017】 而して本考案は主に身回り品に使用するものであるから、再帰反射に係る再帰 率の向上により視認性を高め交通往来における安全性を確保すると同時に、多様 なデザインに対処しえる加工性及び意匠性に優れるものが特に要請される。 そこで図4に示す如く基材1の表側面1Bに少なくともその厚さが0.01m m以上で且透光性を有するとともに、適宜に着色され或いは色彩若しくは模様が 施されてなる合成樹脂フィルム3を基材1と融着若しくは接着により積層させた 構造のものが提案される。
【0018】 この合成樹脂フィルム3は基材1の光再帰プリズム2により再帰反射される立 体感に溢れる深みの反射光に該合成樹脂フィルム3に着色された色相や色彩若し くは模様を映出せしめて特異で神秘的美感を創出させるものであるから、入射光 線を阻害せぬよう透光性を保持するとともに、積層により嵩高や多重とならず且 加工に際して柔軟性が阻害されぬように、而も着色や色彩若しくは模様が鮮明に 施される必要上からは少なくとも0.01mm以上、好ましくは0.03乃至0 .09mm程度が望まれる。 当然に該合成樹脂フィルム3は、基材1との被着性を保持する素材が選択され るものであり、且融着若しくは接着による積層に際しては透光性を阻害せぬよう 透明な熱融着フィルム若しくは接着剤が使用されることは当然である。
【0019】 更に該合成樹脂フィルム3の着色や色彩若しくは模様に関しては特段の制約は なく、着色においては所望の色相の有機顔料若しくは無機顔料を該合成樹脂フィ ルム全体量に対し略0.5乃至3.0%重量割合程度に配合させることでなしえ 、且色彩や模様については予め該合成樹脂フィルム3に印刷加工を施したうえ、 その印刷された合成樹脂フィルム3を基材1の表側面1Bに融着若しくは接着に より積層させてやれば良い。この場合に留意すべきことはフィラーやカーボン等 照射光線を阻害する充填剤等の使用は避けるべきである。
【0020】 加えて優れた意匠を創出せしむる手段として図5に示すように、基材1の表側 面1Bに透光率が50%以上望ましくは70乃至85%の織物若しくは編物4を 融着若しくは接着により積層させた構造のものが提案される。 かかる基材1の表側面Bに織物若しくは編物4を積層させる手段は、合成樹脂 フィルム3と同様、融着若しくは接着により積層させてやればよい。
【0021】 本考案は主に身回り品に使用するもので、身回り品は他方において高いファッ ション性が求められるものであるから、多様な組織により織成若しくは編成され た織物若しくは編物4の使用により一段と立体感や自然感を創出せしむることが 可能となる。とりわけ使用素材として綿や麻等の天然繊維を使用することが自然 感や落ち着きを創出させるうえで好適である。
【0022】 当然のことながら該織物若しくは編物4は成可く薄手に形成させることが望ま れるため、綿や麻等の天然繊維を使用する場合には綿糸番手換算で120番手以 上の細番手のものが好適であり、更に合成繊維素材においてはアクリルやポリエ ステル若しくはポリアミド系合成繊維及び再生繊維としてのレーヨン等も好適で 、且これら合成繊維や再生繊維では略210乃至250d(デニール)程度のマ ルチフィラメントの使用が望ましい。 更に織物においては平織や斜文織若しくは朱子織或いはこれらを変化させた織 組織、及び編物としては緯メリヤスや経メリヤス、レース等による編組織のもの が挙げられる。
【0023】 かかる如くして本考案品5が形成されるものであって、図6には本考案品5を 身回り品の一つであるバッグ6に使用した態様が示されてなるもので、該バッグ 6は本考案品5を所要の形状に裁断のうえ縫製加工6Aにより形成させたもので 、平時においては白昼光や照明光を受光しその光再帰プリズム2からの再帰反射 による深みとプリズム特有の反射光線により基材1の表面側1Bに積層された合 成樹脂フィルム3の着色や色彩若しくは模様が映出され、特異で立体的且神秘的 美感が看取され、且夜間においては車輌等の照射光線が照射された場合には、そ の光再帰プリズム2により確実な受光と高い再帰反射がなされ遠距離から視認が なされ危険が回避される。
【0024】 以下に本考案品と従来の再帰反射シートとの光再帰性比較テスト結果を述べれ ば、使用素材としは透明なポリエステルフィルム材を用い従来の再帰反射シート 見本として該ポリエステルフィルム裏側面に再帰反射溝部の平面三辺のそれぞれ の長さが200μm、再帰反射頂部までの高さ70μmのものを使用し、且本考 案品として該透明なポリエステル材の裏側面に再帰反射溝部の平面三辺のそれぞ れの長さを0.46mm、再帰反射頂部までの高さを0.22mmで形成させた ものを使用した。 光再帰性比較テストはJISZ9117号の試験方法に則り行ったもので結果 は従来の再帰反射シート=255/cd・Lxであり、本考案品=950/cd ・Lxと略4倍に近い光再帰性が認められた。
【0025】
【考案の効果】
本考案は上述したように少なくともその厚さが0.3mm以上の透明な合成樹 脂フィルムの裏側面に三角錐形で且その再帰反射頂部を形成する平面三辺の長さ が0.3乃至0.6mmの範囲の等しい長さ、及び再帰反射頂部までの高さが0 .5乃至0.3mmの範囲の等しい高さの特定範囲の光再帰プリズムが加熱加圧 成形されてなるため、車輌等の照射光線の強弱にかかわらず有効に受光し高い再 帰率を以って再帰反射されるため夜間等における車輌運転者への視認性が著しく 高まり事故発生防止に大きく寄与することとなる。 更に基材の表側面にはその厚さが0.01mm以上で透光性を有し且適宜に着 色され若しくは色彩或いは模様が施された合成樹脂フィルムや透光率が50%以 上の織物若しくは編物が融着若しくは接着により積層されてなるから、平時にお いては白昼光や照明光等が有効に受光されたうえ、光再帰プリズムにより再帰反 射されたうえ、その深みとプリズム反射特有の立体感ある再帰反射光線により着 色や色彩或いは模様、若しくは織物や編物が映出されて極めて特異な神秘的美感 が創出されることにより意匠性の高い身回り品が形成しえる等、優れた特長を具 備する安全性と意匠性に優れるフィルム材である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の断面拡大説明図である。
【図2】光再帰プリズムの光再帰の説明図である。
【図3】光再帰プリズムの平面見取図である。
【図4】合成樹脂フィルムが積層された本考案の断面説
明図である。
【図5】織物が積層された本考案の断面説明図である。
【図6】バッグに使用した使用態様図である。
【符号の説明】
1 基材 1A 基材の裏側面 1B 基材の表側面 2 光再帰プリズム 2A 再帰反射溝部 2B 再帰反射頂部 3 合成樹脂フィルム 4 織物若しくは編物 5 本考案品 6 バッグ 6A 縫製加工

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともその厚さが0.3mm以上の
    透明な合成樹脂フィルムからなる基材の裏側面にはその
    全面に亘って三角錐形で且その再帰反射溝部の平面三辺
    の長さが0.3乃至0.6mmの範囲の等しい長さで、
    及び再帰反射頂部までの高さが0.15乃至0.3mm
    の範囲の等しい高さの光再帰プリズムが、加熱加圧成形
    により一体的に形成された構造からなる、安全性及び意
    匠性に優れるフィルム材。
  2. 【請求項2】 少なくともその厚さが0.01mm以上
    で且透光性を有するとともに適宜に着色若しくは色彩或
    いは模様が施された合成樹脂フィルムが、基材の表側面
    に融着若しくは接着により積層された請求項1記載の安
    全性及び意匠性に優れるフィルム材。
  3. 【請求項3】 透光率が50%以上の織物若しくは編物
    が基材の表側面に融着若しくは接着により積層された請
    求項1記載の安全性及び意匠性に優れるフィルム材。
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