JPH09301664A - 乗客コンベア安全装置 - Google Patents
乗客コンベア安全装置Info
- Publication number
- JPH09301664A JPH09301664A JP11371996A JP11371996A JPH09301664A JP H09301664 A JPH09301664 A JP H09301664A JP 11371996 A JP11371996 A JP 11371996A JP 11371996 A JP11371996 A JP 11371996A JP H09301664 A JPH09301664 A JP H09301664A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passenger
- boarding
- deck
- passengers
- passenger conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 適切な搭乗案内を実施することのできる乗客
コンベア安全装置の提供。 【解決手段】 搭乗デッキ上方天井部分７に、乗客コン
ベアに乗り込む搭乗者の上方から見た全体画像を撮影す
るよう取り付けられた監視カメラ８と、この監視カメラ
８に映し出される搭乗者の乗客コンベア使用状況を画像
処理することによって、搭乗者が多いか少ないかを区別
し、乗客コンベアの使用頻度を判断する機能と、搭乗デ
ッキ６部分での搭乗者の停止検知による非常停止スイッ
チ１４押下による不正行為発声を事前検知する機能と、
搭乗者の踏段１の移動方向と反対方向へ移動する動きが
あった場合は危険行為発生と判断する機能を持ち、判断
結果より適切な搭乗案内内容を選定する制御装置９と、
制御装置９により選定された搭乗案内内容を発声する拡
声器１０にて構成する。
コンベア安全装置の提供。 【解決手段】 搭乗デッキ上方天井部分７に、乗客コン
ベアに乗り込む搭乗者の上方から見た全体画像を撮影す
るよう取り付けられた監視カメラ８と、この監視カメラ
８に映し出される搭乗者の乗客コンベア使用状況を画像
処理することによって、搭乗者が多いか少ないかを区別
し、乗客コンベアの使用頻度を判断する機能と、搭乗デ
ッキ６部分での搭乗者の停止検知による非常停止スイッ
チ１４押下による不正行為発声を事前検知する機能と、
搭乗者の踏段１の移動方向と反対方向へ移動する動きが
あった場合は危険行為発生と判断する機能を持ち、判断
結果より適切な搭乗案内内容を選定する制御装置９と、
制御装置９により選定された搭乗案内内容を発声する拡
声器１０にて構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は乗客コンベア安全装
置に関するものである。
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の乗客コンベア搭乗安全装置は、例
えば実公平３−１０７４７７号に示されるように、乗客
が移動手摺に馬乗りするなどの危険行為を行った場合、
身体の一部がデッキボードの上部の高さから移動手摺下
部の高さまでの範囲内に入ったことをエネルギー波を搭
乗口方向に発射して反射波を検知する送受信器により検
知し、注意を喚起する旨の音声を出力し危険行為を防止
する乗客コンベア安全装置が提案されている。
えば実公平３−１０７４７７号に示されるように、乗客
が移動手摺に馬乗りするなどの危険行為を行った場合、
身体の一部がデッキボードの上部の高さから移動手摺下
部の高さまでの範囲内に入ったことをエネルギー波を搭
乗口方向に発射して反射波を検知する送受信器により検
知し、注意を喚起する旨の音声を出力し危険行為を防止
する乗客コンベア安全装置が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の赤外線
検知器では、搭乗者の多い、少ないを判別し、最適な搭
乗案内を行う、搭乗デッキ部分で非常停止スイッチを動
作させることによって踏段を停止させる不正行為の事前
検知、搭乗者が踏段の移動方向と反対の方向へ駆け下り
る危険行為の検出等の検知はできなかった。
検知器では、搭乗者の多い、少ないを判別し、最適な搭
乗案内を行う、搭乗デッキ部分で非常停止スイッチを動
作させることによって踏段を停止させる不正行為の事前
検知、搭乗者が踏段の移動方向と反対の方向へ駆け下り
る危険行為の検出等の検知はできなかった。
【０００４】本発明はこのような従来例に鑑みてなされ
たもので、第１目的は、乗客コンベア搭乗者の多い、少
ないを判別し適切な搭乗案内を実施することができる乗
客コンベア安全装置を提供することにある。第２の目的
は、非常停止スイッチ押下による不正行為を事前検知
し、警告を発声できる乗客コンベア安全装置を提供する
ことにある。第３の目的は、搭乗者が踏段の移動方向と
反対の方向へ駆け下りる危険行為を検知し、搭乗者に対
して危険行為の停止を促す警告を発声できる乗客コンベ
ア安全装置を提供することにある。
たもので、第１目的は、乗客コンベア搭乗者の多い、少
ないを判別し適切な搭乗案内を実施することができる乗
客コンベア安全装置を提供することにある。第２の目的
は、非常停止スイッチ押下による不正行為を事前検知
し、警告を発声できる乗客コンベア安全装置を提供する
ことにある。第３の目的は、搭乗者が踏段の移動方向と
反対の方向へ駆け下りる危険行為を検知し、搭乗者に対
して危険行為の停止を促す警告を発声できる乗客コンベ
ア安全装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的は、無端状に互
いに連結される複数の踏段と、これらの踏段の両側に立
設されるフレームと、このフレームの上部に配設され上
記踏段に同期して走行する移動手摺と、上記フレームの
基礎部の外側に配置される外側デッキボードと、上下に
搭乗デッキまたは到着デッキを有する乗客コンベアに対
して、搭乗者が上記搭乗デッキより乗り込むときに搭乗
案内を行う乗客コンベア安全装置において、前記搭乗デ
ッキの上方天井部に、搭乗デッキ側より乗客コンベアに
乗り込む搭乗者の上部から見た全体画像を撮影するよう
取り付けられた監視カメラに映し出される上部から見た
搭乗者全体画像を画像処理することにより、前記監視カ
メラと、このカメラにて撮影され画像処理により搭乗者
の人数を検知し、搭乗者が多いか少ないかを区別し、搭
乗者に音声にて最適な搭乗案内を行う機能を持つ制御装
置を設けることにより達成できる。
いに連結される複数の踏段と、これらの踏段の両側に立
設されるフレームと、このフレームの上部に配設され上
記踏段に同期して走行する移動手摺と、上記フレームの
基礎部の外側に配置される外側デッキボードと、上下に
搭乗デッキまたは到着デッキを有する乗客コンベアに対
して、搭乗者が上記搭乗デッキより乗り込むときに搭乗
案内を行う乗客コンベア安全装置において、前記搭乗デ
ッキの上方天井部に、搭乗デッキ側より乗客コンベアに
乗り込む搭乗者の上部から見た全体画像を撮影するよう
取り付けられた監視カメラに映し出される上部から見た
搭乗者全体画像を画像処理することにより、前記監視カ
メラと、このカメラにて撮影され画像処理により搭乗者
の人数を検知し、搭乗者が多いか少ないかを区別し、搭
乗者に音声にて最適な搭乗案内を行う機能を持つ制御装
置を設けることにより達成できる。
【０００６】上記第２目的は、搭乗者が前記搭乗デッキ
上で停止したことを検知し、所定時間以上停止した場合
は非常停止スイッチを押下する不正行為の実施の恐れが
あることを事前検知し、踏段の移動方向に進むよう警告
を発声する機能を設けることにより達成できる。
上で停止したことを検知し、所定時間以上停止した場合
は非常停止スイッチを押下する不正行為の実施の恐れが
あることを事前検知し、踏段の移動方向に進むよう警告
を発声する機能を設けることにより達成できる。
【０００７】第３の目的は、踏段部分での搭乗者の進行
方向を検知し、搭乗者の移動方向が踏段の移動方向と異
なった場合危険行為と判断し、音声にて危険行為の停止
を促す警告を発声する機能を設けることにより達成でき
る。
方向を検知し、搭乗者の移動方向が踏段の移動方向と異
なった場合危険行為と判断し、音声にて危険行為の停止
を促す警告を発声する機能を設けることにより達成でき
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を示
す。
す。
【０００９】図１は乗客コンベア安全装置の一実施形態
を示す搭乗者を横方向より見た場合の乗客コンベアの側
面図で、１は無端状に互いに連結される乗客コンベアの
複数の踏段、２は踏段１の移動方向、３は踏段１の両側
に立設されるフレーム、４はフレーム２の上部に配設さ
れ、搭乗者が把持して矢印方向に移動するように、上記
踏段１に同期して走行する移動手摺、５はフレーム３の
下部外側に配置されるデッキボード、６は搭乗者が踏段
１に搭乗する搭乗デッキ、７は乗客コンベア上方の天
井、８は搭乗デッキ６の真上で、天井７部分に搭乗デッ
キ６側より乗客コンベアに乗り込む搭乗者の全体画像を
撮影するよう取り付けられた監視カメラ、９は監視カメ
ラ８に映し出される乗客コンベア全体画像を画像処理す
ることにより、画像内の人の位置、全画面との人の位置
の違い、移動方向を検知し、新規搭乗者、不正行為、危
険行為等の発生を検知する機能と、検知した内容に対し
て適切な搭乗案内内容を選択する制御装置、１０は制御
装置９にて選定された搭乗案内を発声する拡声器、１１
は乗客コンベアを使用するため搭乗デッキ６入り口部分
に現れた新規搭乗者、１２は新規搭乗者１１の移動方
向、１３は搭乗デッキ６上で停滞して非常停止スイッチ
１４を作動しようとしている不正行為実施者、１５は踏
段１の移動方向と反対方向に移動している危険行為実施
者、１６は危険行為実施者１５の移動方向である。
を示す搭乗者を横方向より見た場合の乗客コンベアの側
面図で、１は無端状に互いに連結される乗客コンベアの
複数の踏段、２は踏段１の移動方向、３は踏段１の両側
に立設されるフレーム、４はフレーム２の上部に配設さ
れ、搭乗者が把持して矢印方向に移動するように、上記
踏段１に同期して走行する移動手摺、５はフレーム３の
下部外側に配置されるデッキボード、６は搭乗者が踏段
１に搭乗する搭乗デッキ、７は乗客コンベア上方の天
井、８は搭乗デッキ６の真上で、天井７部分に搭乗デッ
キ６側より乗客コンベアに乗り込む搭乗者の全体画像を
撮影するよう取り付けられた監視カメラ、９は監視カメ
ラ８に映し出される乗客コンベア全体画像を画像処理す
ることにより、画像内の人の位置、全画面との人の位置
の違い、移動方向を検知し、新規搭乗者、不正行為、危
険行為等の発生を検知する機能と、検知した内容に対し
て適切な搭乗案内内容を選択する制御装置、１０は制御
装置９にて選定された搭乗案内を発声する拡声器、１１
は乗客コンベアを使用するため搭乗デッキ６入り口部分
に現れた新規搭乗者、１２は新規搭乗者１１の移動方
向、１３は搭乗デッキ６上で停滞して非常停止スイッチ
１４を作動しようとしている不正行為実施者、１５は踏
段１の移動方向と反対方向に移動している危険行為実施
者、１６は危険行為実施者１５の移動方向である。
【００１０】図２は乗客コンベア案内装置の一実施形態
を示す搭乗者を上方より見た場合の乗客コンベアの平面
図である。
を示す搭乗者を上方より見た場合の乗客コンベアの平面
図である。
【００１１】図３は乗客コンベア安全装置の動作例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【００１２】この乗客コンベア安全装置の動作例を説明
する。
する。
【００１３】処理開始後、初期設定として乗客コンベア
の上方天井７に設置された監視カメラ８より撮影された
乗客コンベアの平面画像に対し、乗客コンベアの搭乗者
数の多い少ないを判断し、使用状況に適切な搭乗案内を
行うため、搭乗者を最初に検知する新規搭乗者検知エリ
ア、及び搭乗者が設定時間以上停滞した場合、非常停止
スイッチ動作等の不正行為の発生を事前検知する不正行
為実施者検知エリアとして搭乗デッキ６の部分を枠設定
する。また、危険行為である反対方向移動の発生が考え
られる踏段１の部分を危険行為実施者検知エリアとして
枠設定する（ＳＴＰ１）。
の上方天井７に設置された監視カメラ８より撮影された
乗客コンベアの平面画像に対し、乗客コンベアの搭乗者
数の多い少ないを判断し、使用状況に適切な搭乗案内を
行うため、搭乗者を最初に検知する新規搭乗者検知エリ
ア、及び搭乗者が設定時間以上停滞した場合、非常停止
スイッチ動作等の不正行為の発生を事前検知する不正行
為実施者検知エリアとして搭乗デッキ６の部分を枠設定
する。また、危険行為である反対方向移動の発生が考え
られる踏段１の部分を危険行為実施者検知エリアとして
枠設定する（ＳＴＰ１）。
【００１４】初期設定終了後、以下の監視処理（ＳＴＰ
２〜ＳＴＰ１２）の処理を繰り返し実施する。
２〜ＳＴＰ１２）の処理を繰り返し実施する。
【００１５】監視カメラ８より取り込まれた画像（ＳＴ
Ｐ２）は、制御装置９に送られ、画像内の人の位置を捕
らえ、前の画像との位置の違いを比較する（ＳＴＰ
３）。
Ｐ２）は、制御装置９に送られ、画像内の人の位置を捕
らえ、前の画像との位置の違いを比較する（ＳＴＰ
３）。
【００１６】以上の処理が終了したら、まず新規搭乗者
検知エリアである搭乗デッキ６内に新規に搭乗者が発生
したか判断する処理（ＳＴＰ４〜ＳＴＰ７）を実施す
る。
検知エリアである搭乗デッキ６内に新規に搭乗者が発生
したか判断する処理（ＳＴＰ４〜ＳＴＰ７）を実施す
る。
【００１７】新規搭乗者検知エリアとして設定された搭
乗デッキ６部分にて搭乗者が新規に検知された場合（Ｓ
ＴＰ４でＹＥＳ）、検知される時間間隔が早い場合は使
用頻度が高いと判断し（ＳＴＰ５でＹＥＳ）制御装置９
は拡声器１０より多人数用搭乗案内を（ＳＴＰ６）、検
知される時間間隔が遅い場合は使用頻度が低いと判断し
（ＳＴＰ５でＮＯ）制御装置９は拡声器１０より少人数
用搭乗案内を発声する（ＳＴＰ７）。
乗デッキ６部分にて搭乗者が新規に検知された場合（Ｓ
ＴＰ４でＹＥＳ）、検知される時間間隔が早い場合は使
用頻度が高いと判断し（ＳＴＰ５でＹＥＳ）制御装置９
は拡声器１０より多人数用搭乗案内を（ＳＴＰ６）、検
知される時間間隔が遅い場合は使用頻度が低いと判断し
（ＳＴＰ５でＮＯ）制御装置９は拡声器１０より少人数
用搭乗案内を発声する（ＳＴＰ７）。
【００１８】また、搭乗案内終了または新規搭乗者が検
知されなかったら（ＳＴＰ４でＮＯ）、前記搭乗デッキ
６のエリア内に新規に搭乗者が発生したか判断する処理
（ＳＴＰ５〜ＳＴＰ７）は実施しない。
知されなかったら（ＳＴＰ４でＮＯ）、前記搭乗デッキ
６のエリア内に新規に搭乗者が発生したか判断する処理
（ＳＴＰ５〜ＳＴＰ７）は実施しない。
【００１９】次に非常停止スイッチ１４押下による不正
行為発生を事前検知し、踏段の移動方向に進むよう警告
を発声する処理を実施する（ＳＴＰ８〜ＳＴＰ１０）。
行為発生を事前検知し、踏段の移動方向に進むよう警告
を発声する処理を実施する（ＳＴＰ８〜ＳＴＰ１０）。
【００２０】不正行為実施者検知エリアとして設定され
た搭乗デッキ６部分にて搭乗者が停止した状態で検知さ
れた場合（ＳＴＰ８でＹＥＳ）、停止している時間を検
出し、所定時間を経過しているか判断する（ＳＴＰ
９）。所定時間停止していた場合（ＳＴＰ９でＹＥ
Ｓ）、非常停止スイッチ１４押下による不正行為を実施
しようとしている不正行為実施者１３と事前判断し、制
御装置９は拡声器１０で踏段１の移動方向２への移行案
内を発声する（ＳＴＰ１０）。
た搭乗デッキ６部分にて搭乗者が停止した状態で検知さ
れた場合（ＳＴＰ８でＹＥＳ）、停止している時間を検
出し、所定時間を経過しているか判断する（ＳＴＰ
９）。所定時間停止していた場合（ＳＴＰ９でＹＥ
Ｓ）、非常停止スイッチ１４押下による不正行為を実施
しようとしている不正行為実施者１３と事前判断し、制
御装置９は拡声器１０で踏段１の移動方向２への移行案
内を発声する（ＳＴＰ１０）。
【００２１】また、搭乗デッキ６のエリアで搭乗者が停
止した状態で検知されなかったら（ＳＴＰ８でＮＯ）、
上記処理（ＳＴＰ９、ＳＴＰ１０）は実施しない。
止した状態で検知されなかったら（ＳＴＰ８でＮＯ）、
上記処理（ＳＴＰ９、ＳＴＰ１０）は実施しない。
【００２２】次に、搭乗者の移動方向が踏段１の移動方
向と異なった場合危険行為と判断し、音声にて危険行為
の停止を促す警告を発声する処理を実施する（ＳＴＰ１
１、ＳＴＰ１２）。
向と異なった場合危険行為と判断し、音声にて危険行為
の停止を促す警告を発声する処理を実施する（ＳＴＰ１
１、ＳＴＰ１２）。
【００２３】危険行為実施者検知エリアとして設定され
た踏段１部分にて搭乗者が踏段移動方向２と反対方向へ
移動する状態で検知された場合（ＳＴＰ１１でＹＥ
Ｓ）、危険行為実施者１５と判断し、制御装置９は拡声
器１０で危険行為を直ちに中止するよう警告を発声する
（ＳＴＰ１２）。
た踏段１部分にて搭乗者が踏段移動方向２と反対方向へ
移動する状態で検知された場合（ＳＴＰ１１でＹＥ
Ｓ）、危険行為実施者１５と判断し、制御装置９は拡声
器１０で危険行為を直ちに中止するよう警告を発声する
（ＳＴＰ１２）。
【００２４】上記実施形態の制御装置９は、非常停止ス
イッチ１４押下による不正行為を事前予知する機能
（Ｂ）、搭乗者の移動方向が乗客コンベアの移動方向と
反対の方向へ移動する危険行為を検知する機能（Ｃ）を
有しているが、搭乗者の多い少ないで適切な搭乗案内が
実施できる機能（Ａ）のみの機能としてもよいし、上記
機能（Ａ）と機能（Ｂ）を有するようにしたり、上記機
能（Ａ）と機能（Ｃ）を有するようにしたりするもので
あってもよい。
イッチ１４押下による不正行為を事前予知する機能
（Ｂ）、搭乗者の移動方向が乗客コンベアの移動方向と
反対の方向へ移動する危険行為を検知する機能（Ｃ）を
有しているが、搭乗者の多い少ないで適切な搭乗案内が
実施できる機能（Ａ）のみの機能としてもよいし、上記
機能（Ａ）と機能（Ｂ）を有するようにしたり、上記機
能（Ａ）と機能（Ｃ）を有するようにしたりするもので
あってもよい。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、搭
乗デッキ上方天井部分に、乗客コンベアに乗り込む搭乗
者の上方から見た全体画像を撮影するよう取り付けられ
た監視カメラと、この監視カメラに映し出される搭乗者
全体画像を画像処理することによって、請求項１の発明
によれば、搭乗者の人数を検知し、搭乗者が多いか少な
いかを区別し、搭乗者に対して適切な搭乗案内を行うこ
とができる。請求項２の発明によれば搭乗デッキ部分で
の搭乗者の停止検知による非常停止スイッチ押下による
不正行為発生の事前検知により、踏段の移動方向に進む
よう警告を発声することができる。請求項３の発明によ
れば踏段の移動方向と反対方向へ移動する搭乗者の動き
があった場合は危険行為発生と判断することにより、危
険行為の停止を促す警告を発声することができる。
乗デッキ上方天井部分に、乗客コンベアに乗り込む搭乗
者の上方から見た全体画像を撮影するよう取り付けられ
た監視カメラと、この監視カメラに映し出される搭乗者
全体画像を画像処理することによって、請求項１の発明
によれば、搭乗者の人数を検知し、搭乗者が多いか少な
いかを区別し、搭乗者に対して適切な搭乗案内を行うこ
とができる。請求項２の発明によれば搭乗デッキ部分で
の搭乗者の停止検知による非常停止スイッチ押下による
不正行為発生の事前検知により、踏段の移動方向に進む
よう警告を発声することができる。請求項３の発明によ
れば踏段の移動方向と反対方向へ移動する搭乗者の動き
があった場合は危険行為発生と判断することにより、危
険行為の停止を促す警告を発声することができる。
【図１】乗客コンベア案内装置の一実施形態を示す搭乗
者を横方向より見た場合の乗客コンベアの側面図であ
る。
者を横方向より見た場合の乗客コンベアの側面図であ
る。
【図２】乗客コンベア案内装置の一実施形態を示す搭乗
者を上方より見た場合の乗客コンベアの平面図である。
者を上方より見た場合の乗客コンベアの平面図である。
【図３】乗客コンベア安全装置の動作例を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【符号の説明】 １ 移動手摺 ３ フレーム ５ 搭乗デッキ ８ 監視カメラ ９ 制御装置 １０ 拡声器 １１ 新規搭乗者 １３ 不正行為実施者 １５ 危険行為実施搭乗者
Claims (3)
- 【請求項１】 無端状に互いに連結される複数の踏段
と、これらの踏段の両側に立設されるフレームと、この
フレームの上部に配設され上記踏段に同期して走行する
移動手摺と、上記フレームの基礎部の外側に配置される
外側デッキボードと、上下に搭乗デッキまたは到着デッ
キを有する乗客コンベアに対して、搭乗者が上記搭乗デ
ッキより乗り込むときに搭乗案内を行う乗客コンベア安
全装置において、前記搭乗デッキの上方天井部に、搭乗
デッキ側より乗客コンベアに乗り込む搭乗者の上部から
見た全体画像を撮影するよう取り付けられた監視カメラ
に映し出される上部から見た搭乗者全体画像を画像処理
することにより、前記監視カメラと、このカメラにて撮
影され画像処理により搭乗者の人数を検知し、搭乗者が
多いか少ないかを区別し、搭乗者に音声にて最適な搭乗
案内を行う機能を持つ制御装置を設けたことを特徴とす
る乗客コンベア安全装置。 - 【請求項２】 制御装置に、搭乗者が前記搭乗デッキ上
で停止したことを検知し、所定時間以上停止した場合は
非常停止スイッチを押下する不正行為の実施の恐れがあ
ることを事前検知し、踏段の移動方向に進むよう警告を
発声する機能を追加したことを特徴とする請求項１記載
の乗客コンベア安全装置。 - 【請求項３】 制御装置に、踏段部分での搭乗者の進行
方向を検知し、搭乗者の移動方向が踏段の移動方向と異
なった場合危険行為と判断し、音声にて危険行為の停止
を促す警告を発声する機能を追加したことを特徴とする
請求項１、２記載の乗客コンベア安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11371996A JPH09301664A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 乗客コンベア安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11371996A JPH09301664A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 乗客コンベア安全装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09301664A true JPH09301664A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14619416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11371996A Pending JPH09301664A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 乗客コンベア安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09301664A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2773791A1 (fr) * | 1998-01-22 | 1999-07-23 | Otis Elevator Co | Procede et dispositif pour le demarrage et l'arret automatiques et securises d'un escalier mecanique ou d'un trottoir roulant |
| EP0931754A2 (de) * | 1998-01-23 | 1999-07-28 | Thyssen Aufzüge Gmbh | Sicherheitseinrichtung für Fahrtreppe |
| WO1999043603A1 (fr) * | 1998-02-25 | 1999-09-02 | Hitachi, Ltd. | Dispositif de tapis roulant |
| EP1013599A1 (de) * | 1998-12-21 | 2000-06-28 | Inventio Ag | Sicherheitseinrichtung für eine Fahrtreppe oder einen Fahrsteig |
| JP2008081271A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Mitsubishi Precision Co Ltd | 人物逆流検知システム |
| JP2010013282A (ja) * | 2008-06-02 | 2010-01-21 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エスカレータの監視装置 |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP11371996A patent/JPH09301664A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2773791A1 (fr) * | 1998-01-22 | 1999-07-23 | Otis Elevator Co | Procede et dispositif pour le demarrage et l'arret automatiques et securises d'un escalier mecanique ou d'un trottoir roulant |
| EP0931754A2 (de) * | 1998-01-23 | 1999-07-28 | Thyssen Aufzüge Gmbh | Sicherheitseinrichtung für Fahrtreppe |
| EP0931754A3 (de) * | 1998-01-23 | 2001-09-19 | Thyssen Aufzüge Gmbh | Sicherheitseinrichtung für Fahrtreppe |
| WO1999043603A1 (fr) * | 1998-02-25 | 1999-09-02 | Hitachi, Ltd. | Dispositif de tapis roulant |
| EP1013599A1 (de) * | 1998-12-21 | 2000-06-28 | Inventio Ag | Sicherheitseinrichtung für eine Fahrtreppe oder einen Fahrsteig |
| JP2008081271A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Mitsubishi Precision Co Ltd | 人物逆流検知システム |
| JP2010013282A (ja) * | 2008-06-02 | 2010-01-21 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エスカレータの監視装置 |
| JP4620763B2 (ja) * | 2008-06-02 | 2011-01-26 | 株式会社日立ビルシステム | エスカレータの監視装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100997017B1 (ko) | 엘리베이터의 도어 장치 | |
| JP2010064821A (ja) | エスカレータ監視システム | |
| JP5542661B2 (ja) | スライドドア装置及びエレベータ | |
| CN101456518B (zh) | 乘客传送设备的安全装置以及安全控制方法 | |
| CN109626171B (zh) | 电梯轿厢的安全控制方法及电梯轿厢的安全控制装置 | |
| JP2005255404A (ja) | エレベータ制御装置 | |
| JPH09301664A (ja) | 乗客コンベア安全装置 | |
| KR101724600B1 (ko) | 스크린도어 장치 및 이의 제어방법 | |
| JP2000255964A (ja) | エスカレータの監視装置 | |
| JP2014125334A (ja) | エスカレータの転倒保護装置並びに転倒保護方法 | |
| JPH0674114B2 (ja) | エレベ−タ−の防犯装置 | |
| JP2013052738A (ja) | 駆け込み乗車検知装置 | |
| JP2012056535A (ja) | ホーム事故検知システム | |
| JPH0926472A (ja) | 駅ホーム転落者検知装置 | |
| JP5575583B2 (ja) | エスカレータ | |
| JP3454681B2 (ja) | マンコンベアの安全装置 | |
| JPH10341427A (ja) | 自動警報システム | |
| CN107487701A (zh) | 自动扶梯或人行道安全检测装置、方法、系统及存储介质 | |
| JP6633158B1 (ja) | エレベータの段差補正装置及び段差補正方法 | |
| WO2019012618A1 (ja) | エレベーターの異常検出装置 | |
| JP2012035763A (ja) | ホームでの旅客引きずり検知システム | |
| JP2002302373A (ja) | 乗客コンベアの安全装置 | |
| JP2000272863A (ja) | 乗客コンベアの監視装置 | |
| JPH06271224A (ja) | エレベータの閉じ込め防止制御装置 | |
| CN209815462U (zh) | 一种扶梯的安全监控系统 |