JP6633158B1 - エレベータの段差補正装置及び段差補正方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施形態に係るエレベータ段差補正装置の概略構成例を示すブロック図である。図2は、第1実施形態に係るエレベータの段差を示すブロック図である。図3は、実施形態に係る乗りかごの乗場床面に対し、かごが沈んだ状態でのかごドア及び乗場ドアの間口幅計測の説明図である。図4は、実施形態に係る乗りかごの乗場床面に対し、かごが浮いた状態でのかごドア及び乗場ドアの間口幅計測の説明図である。
カメラ15は、撮像部を構成し、乗りかご12の出入口上部、例えばかごドア13の上部の幕板内に設置される。このカメラ15は、例えば車載カメラ等のように、1秒間に数コマの画像を撮影可能である。カメラ15は、乗りかご12が各階の乗場17に到着して戸開するとき、乗降中、及び戸閉するときに、乗りかご12のかごドア13付近のかご床面12aから、乗場17の乗場ドア14付近の乗場床面17aを撮影する。カメラ15は、画像として、所定時間ごとの静止画を撮像してもよいが、動画を撮像してもよい。カメラ15は、画像処理装置16に電気的に接続されており、撮像画像を画像処理装置16に送信する。
上記のように構成されるシステムを用いて行うエレベータ段差補正方法は、かご床面12aと乗場床面17aとの一定エリアをカメラ15を用いて撮影し、解析することによって、かごドア幅20、及び乗場ドア幅21を測定することができる。そして、かごドア幅20、及び乗場ドア幅21の差から、段差18の寸法を算出することができる。この結果が、一定量以下の段差18の寸法であった場合でも、段差補正制御を行うことができる。そのため、足元の段差が少なくなり、高齢者や、車いす利用者等が乗り降りする際、安心してエレベータを利用することができる。
図6は、第2実施形態に係るエレベータ段差補正装置の処理手順を示すフローチャートである。なお、第2実施形態に関わる基本的なブロック図は第1実施形態と同じであるため、図1を援用して説明する。
上記のように構成されるシステムを用いて行うエレベータ段差補正方法は、第1実施形態に比べ、エレベータ制御装置10の演算処理の負荷を低減することができる。
この結果、その他付加仕様があり、演算処理負荷の高いエレベータに対しても、サービスを行うことができる。
図7は、第3実施形態に係るエレベータ段差補正装置の処理手順を示すフローチャートである。第3実施形態に関わるブロック図は、第1実施形態と同様、図1を用いて説明する。第3実施形態に係るエレベータ段差補正装置は、画像処理装置16における連続した画像の解析処理により、利用者の体積を把握することで、その荷重を予測する点と、荷重検知器23により、かご内の荷重を把握した上で、前記荷重予測値との組み合わせにより、発生する段差18の予測寸法を算出する点と、同じく画像処理装置16における連続した画像解析の結果から、利用者が段差18を発生させるタイミングを把握し、そのタイミングに本提案の段差補正制御を実施する点が第1実施形態とは異なる。その他、上述した実施形態と共通する構成、作用、効果については、重複した説明は省略する。
上記のように構成されるシステムを用いて行うエレベータ段差補正方法は、第1実施形態に比べ、利用者の利用タイミングに合わせた段差補正を実現することができる。
この結果、高い品質の段差補正制御を行うことができる。
図8は、第4実施形態に係るエレベータ段差補正装置の処理手順を説明するフローチャートである。なお、第4実施形態に関わるブロック図は、第1実施形態と同じ図1である。第4実施形態に係るエレベータ段差補正方法は、特定の利用者が利用する際に限定して、段差補正を行う点で第1実施形態とは異なる。その他、上述した実施形態と共通する構成、作用、効果については、重複した説明は省略する。
このように構成される第4実施形態におけるエレベータ段差装置は、エレベータを利用する特定の利用者全てに対し、段差補正制御を行うことができる。この結果、本当に本提案の処理を必要としている対象者にのみ、サービスを行うことができる。
図9は、第5実施形態に係るエレベータ段差補正方法に説明するフローチャートである。第5実施形態に関わるブロック図は、第1実施形態と同じ図1である。
上記のように構成されるシステムを用いて行うエレベータ段差補正方法は、第1実施形態に比べ、利用者が限定されているエレベータにおいて、更に段差補正制御を必要としている利用者を限定することで、高い品質の段差補正制御を行うことができる。
Claims (6)
- 乗りかごが乗場に着床したことを検出する着床検出器の検出結果に基づいて着床時の段差補正を実行するエレベータにおいて、
乗りかごに設けられ、かご床面のかごドア幅と乗場床面の乗場ドア幅とを撮影領域に含む撮像部と、
前記撮像部による撮像画像を入力して、左右のかごドアパネルを構成するリターンパネル間の距離を基準として前記かごドア幅を算出すると共に、左右の乗場ドアパネル間の距離を基準として前記乗場ドア幅を算出する画像処理部と、
前記画像処理部で算出された前記かごドア幅及び前記乗場ドア幅に基づき、乗りかごの床面と乗場床面との間に段差が発生していることを認識し、乗場床面に対して乗りかごが浮き沈みしている段差量を演算する段差補正量演算部と、
前記段差補正量演算部で演算された段差量に基づき、エレベータを動かすための補正用の走行パターンを算出し、算出した走行パターンを運行制御部に出力して、乗りかごに対する段差補正を行う段差補正制御部と、
を具備することを特徴とするエレベータの段差補正装置。 - エレベータの段差量に対応した走行パターンを予め保存しておく段差補正量保存部を更に備え、
前記段差補正制御部は、前記段差補正量演算部で演算された段差量に基づき、前記段差補正量保存部から最適な走行パターンを選定して前記運行制御部に出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの段差補正装置。 - かご内の荷重を検知する荷重検知器を更に備え、
前記画像処理部は、前記撮像部の撮像画像から、かごドア付近の乗りかご内、及び乗場ドア付近の一定エリア内の利用者が、エレベータのドア間口を通過するタイミングを判断すると共に、その利用者の体積を算出し、
前記段差補正量演算部は、前記画像処理部の解析結果からその利用者の荷重を算出し、算出された荷重データと、前記荷重検知器の荷重データとに基づき、発生する段差量を予測し、
前記段差補正制御部は、前記段差補正量演算部で予測された段差量を予め補正するための走行パターンを算出し、段差が発生するタイミングで算出された走行パターンを前記運行制御部に出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの段差補正装置。 - 前記画像処理部は、前記撮像部による撮像画像から特定の利用者の存在を判断し、
前記段差補正制御部は、特定の利用者が存在する場合には段差補正を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの段差補正装置。 - エレベータを利用する個人を特定する認証装置によって特定された個人が、段差補正制御を必要とする個人である場合には、前記着床検出器による段差が検出されていない場合であっても、当該個人に対する段差補正制御を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの段差補正装置。 - 乗りかごが乗場に着床したことを検出する着床検出器によって着床時の段差補正を実行するエレベータにおいて、
乗りかごに設けられ、かご床面のかごドア幅と乗場床面の乗場ドア幅とを撮影領域に含む撮像部による撮像画像を入力して、左右のかごドアパネルを構成するリターンパネル間の距離を基準として前記かごドア幅を算出すると共に、左右の乗場ドアパネル間の距離を基準として前記乗場ドア幅を算出し、
算出された前記かごドア幅及び前記乗場ドア幅に基づき、乗りかごの床面と乗場床面との間に段差が発生していることを認識し、乗場床面に対して乗りかごが浮き沈みしている段差量を演算し、
演算された段差量に基づき、エレベータを動かすための補正用の走行パターンを算出し、算出した走行パターンを運行制御部に出力して、乗りかごに対する段差補正を行う、ことを特徴とするエレベータの段差補正方法。
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