JPH09301155A - 無人搬送車 - Google Patents

無人搬送車

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JPH09301155A
JPH09301155A JP8146606A JP14660696A JPH09301155A JP H09301155 A JPH09301155 A JP H09301155A JP 8146606 A JP8146606 A JP 8146606A JP 14660696 A JP14660696 A JP 14660696A JP H09301155 A JPH09301155 A JP H09301155A
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wheels
drive
guided vehicle
wheel
steering
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JP8146606A
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English (en)
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Tatsuya Kumehashi
達也 久米橋
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、車輪の配置と構造を改善すること
で、安定した走行制御および走行性能の向上を実現する
ことにある。 【解決手段】 操舵制御および駆動制御されつつ走行す
る無人搬送車Xにおいて、独立して操舵制御可能な車輪
を少なくとも3つ有し、これら操舵制御可能な車輪を三
角形状に配置すると共に、前記三角形状に配置された車
輪のうち少なくとも2つを独立に駆動制御可能な駆動輪
3,3に、残りの操舵制御可能な車輪を従動輪4とし、
更には走行用ブレーキ63を従動輪5側に備えたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無人搬送車に係わ
り、特に、安定した走行制御、および走行性能の向上を
実現するための車輪の配置と構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から工場、倉庫等において無人で搬
送作業を行うための無人搬送車が種々提案されている。
そして、無人搬送車の制御方法としては、一方の駆動輪
をA,他方の駆動輪をB,両駆動輪A,Bの回転軸を通
る線をMとし、駆動輪Aの駆動速度をVA ,線Mに対す
る駆動輪Aのずれを制御角αとし、他方の駆動輪Bの駆
動速度VB ,線Mに対する駆動輪Bのずれを制御角βと
し、一方の駆動輪Aの駆動速度VA を自由に制御可能と
すると、他方の駆動輪Bの駆動速度VB を、 VB =(COSα/COSβ)・VA の関係が満たされるように速度制御している。前記無人
搬送車では、カーブ走行する際、各駆動輪A,Bの制御
角α,βが互いに異なるように一方の駆動速度VB (又
はVA )を制御して、適正な走行を行わせるようにして
いる。ところが、従来技術の無人搬送車においては、駆
動輪Bの実際の駆動速度を、制御角αと制御角βとの比
によって決まる理論値(駆動速度VB )となるようにし
ているが、実際には駆動輪A,Bの径の誤差等により正
確に制御することが困難である。
【0003】そのため、例えば、駆動輪Aの駆動速度V
A が駆動輪Bの駆動速度VB よりも若干速い場合には、
駆動輪Aを駆動する電動モータが駆動輪Bを押すように
作用し、反対に駆動輪Bを駆動する電動モータが駆動輪
Aを引っ張るように作用する。この結果、無人搬送車は
必要以上の力を出しながら走行してしまい、各駆動輪の
電動モータに過大な電流が流れることになる。従って、
電動モータ野消費電流が増加し、その電動モータの温度
が上昇したり、バッテリの寿命が短くなったりするとい
う問題があった。
【0004】また、従来技術の無人搬送車では、両駆動
輪A,Bの駆動速度VA ,VB を同時に制御することな
く、例えば一方の駆動輪Aのみを速度制御しているの
で、両駆動輪A,Bの回転軸の中心線が同一線上で一致
する場合には、両駆動輪A,Bの駆動制御だけでは走行
時の車体回転中心が定まらず(車体回転中心を制御でき
ず)、車体(機台)自体の走行を制御できないという問
題がある。
【0005】すなわち、上記の無人搬送車の問題を具体
的に、図12乃至図16に基づいて説明すると、先ず、
図12に示すように、無人搬送車Xの直進又後進の時に
は、駆動輪100,101の操舵制御だけで、これら各
駆動軸102の回転中心線a,bが無限延長線上で交差
していると考えることができるので、走行時の車体回転
中心Zが一義的に決定され、また、図13および図14
に示すように、無人搬送車Xのカーブ走行又は旋回時に
も、駆動輪100,101の操舵制御だけで、これらの
各駆動軸102の回転中心線a,bが交差して走行時の
車体回転中心Zが一義的に決定される。従って、駆動輪
100,101の駆動用モータの出力トルクを一致させ
て、駆動輪100,101に均等な力を働かせるような
トルク制御を行い、駆動輪100,101の駆動輪径に
ばらつきがあったとしても、その誤差により駆動輪10
0,101に過大な負荷をかけることなく、各車体回転
中心Zを中心に無人搬送車Xを前進、後進ま又はカーブ
走行、旋回させることを実現できる。
【0006】しかしながら、図15に示すように、無人
搬送車Xの横行の時には、駆動輪100,101の各駆
動軸102の回転中心線a,bが同一の線d上で一致
し、各回転中心線a,bが交差する交点が上記線d上に
無限に存在することになるので、走行時の車体回転中心
Zを一義的に定めることができない。従って、横行時の
走行は、駆動輪100,101の回転速度差により行わ
ねばならず、制御形態を、例えば上記トルク制御から速
度制御等に切換えねばならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような台車の走行
方向によりトルク制御と速度制御の切り換えは、その
分、制御方法が難しく、複雑になるという問題がある。
【0008】また、従来から工場、倉庫等における物流
の搬送として用いられる無人搬送車は、一般車に比べて
小形であり、その駆動・操舵機構や走行を停止する走行
用ブレーキ等脚廻りを小形化し、無人搬送車を小型化す
ることが望まれている。しかしながら、従来の無人搬送
車では、駆動・操舵機構や車輪に走行用ブレーキを一体
化し車輪ユニットとして用いるのが一般的であるが、あ
る程度の大形化は必然でやむを得なった。
【0009】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、車輪の配置と構造を改善すること
で、安定した走行制御、および走行性能の向上を実現す
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の無人搬送車では、請求項1においては、操
舵制御および駆動制御されつつ走行する無人搬送車にお
いて、独立して操舵制御可能な車輪を少なくとも3つ有
し、これら操舵制御可能な車輪を三角形状に配置すると
共に、前記三角形状に配置された少なくとも2つの車輪
を独立して駆動制御可能な駆動輪に、残りの操舵制御可
能とされた車輪を従動輪にしたものである。これによ
り、無人搬送車を前進、後進、カーブおよび旋回等の態
様に応じて走行させるため、三角形状に配置された車輪
を適正に操舵制御すると、これら操舵制御される車輪の
うち任意の車輪の回転中心線が、無人搬送車の如何なる
走行態様(前進、後進、カーブおよび旋回等の走行態
様)においても、交差して無人搬送車の走行時の車体回
転中心を一義的に決定することができる。すなわち、操
舵制御可能にされた車輪を三角形状に配置することで、
これら車輪を操舵制御することのみを持って、無人搬送
車の如何なる走行態様に対しても走行時の車体回転中心
が一義的に決まることになる。従って、無人搬送車の走
行態様に応じて、各駆動輪の出力を一致させるトルク制
御を行うことで、例え、各駆動輪の駆動輪径にばらつき
があったとしても、上記のように無人搬送車の走行態様
に応じて、走行時の車体回転中心が一義的に決定される
ので、この車体回転中心を中心として上記トルク制御を
行いつつ無人搬送車を如何なる走行態様であっても走行
可能とすることができる。
【0011】請求項2においては、請求項1記載のもの
に、独立に操舵制御可能な車輪を3のみ有し、これら操
舵制御可能な車輪を三角形状の各交点に配置すると共
に、前記操舵可能な車輪のうち2つを独立に駆動制御可
能な駆動輪に、他の1つを従動輪としたものである。こ
れにより、3つの操舵制御可能を三角形状の各交点に配
置したので、操舵制御可能な車輪を最小限として、これ
ら3つの車輪を適正に操舵制御することのみで、無人搬
送車の如何なる走行態様に対しても各車輪のうち任意の
2つの回転中心線が交差して、走行時の車体回転中心が
一義的に決定される。
【0012】請求項3においては、請求項2記載のもの
に、前記車輪は、3輪だけ配置されているものである。
これにより、最小限の車輪数を配置することで、無人搬
送車の如何なる方向へ走行、又はその際の走行時の車体
回転中心を一義的に決定できるので、無人搬送車をより
小型化を達成しつつ経済的に製造できる。
【0013】請求項4においては、請求項1記載のもの
に、少なくとも1つの従動輪となる車輪には、走行用ブ
レーキが設けられているものである。これにより、走行
用ブレーキを、駆動輪を駆動させる駆動用モータのモー
タコア等に隣接して配置することなく、駆動制御されな
い従動輪の少なくとも1つに配置することで、上記駆動
用モータのモータコア等の専有容積等を小さくすること
なく駆動輪の小型が達成できるので、無人搬送車の小型
化を実現できる。また、従来において駆動輪に配置され
た走行用ブレーキを、従動輪に設けたので、その分だけ
駆動輪を大形化することなく、駆動輪を駆動する駆動用
モータのモータコア等の専有容積を大きくとれるので、
無人搬送車の小型化を達成しつつ、駆動輪のトルク制
御、速度制御等における走行性能を向上させることが可
能となる。
【0014】請求項5においては、請求項2記載のもの
に、操舵制御される前記従動輪は、走行用ブレーキが設
けられているものである。これにより、走行用ブレーキ
を、2つの駆動輪を駆動させる各駆動用モータのモータ
コア等に隣接して配置することなく、駆動制御されない
従動輪に配置することで、上記駆動用モータのモータコ
ア等の専有容積等を小さくすることなく各駆動輪の小形
化が達成できるので、無人搬送車の小型化を実現でき
る。また、従来において各駆動輪に配置された走行用ブ
レーキを、従動輪に設けたので、その分だけ各駆動輪を
大形化することなく、各駆動輪を駆動する駆動用モータ
のモータコア等の専有容積を大きくとれるので、無人搬
送車の小型化を達成しつつ、駆動輪のトルク制御、速度
制御等における走行性能を向上させることが可能とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無人搬送車につい
て、図1乃至図11を参照して説明する。
【0016】図1および図2において、Xは無人搬送車
であって、車体2の下部に、駆動輪3,3を有する一対
の駆動輪用ユニット4,4と、従動輪5を有する従動輪
用ユニット6とが取り付けられている。各駆動輪用ユニ
ット4,4は、各駆動輪3,3を駆動する駆動用モータ
7,7と各駆動輪3,3の走行方向を変える操舵用モー
タ8,8とを各々に有して、各駆動輪3,3を独立に操
舵制御および駆動制御可能にされている。従動輪用ユニ
ット6は、従動輪5の走行方向を変える操舵用モータ9
を有して、従動輪5を独立に操舵制御可能にされてい
る。また、車体2の内部には、図示しない走行用電源、
無人搬送車Xの走行を制御する制御装置10のほか、ス
テーションとの間で信号の授受をおこなう無線通信装置
や光通信装置など各種装置が設けられている。11は車
体2に取り付けられ各ユニット4,6を覆って収納する
車体カバー、12は車体カバー11の前後左右に亘って
設けられたダンバー部材である。
【0017】このように構成される各駆動輪用ユニット
4,4は、車体2の前後方向に延びる直線A上の相互に
所定間隔を隔てる各々の位置に、各操舵用モータ8,8
側から車体2に取り付けられている。また、従動輪用ユ
ニット6は、各駆動輪3,3の回転中心線a,bと直線
Aとの交点p,pを中心として直線Aから所定角度θを
有しつつ延びる2本の直線B,Cの交点qに従動輪5の
従動軸16の回転中心線cが通過するように、操舵用モ
ータ9側から車体2に取り付けられている。すなわち、
各駆動輪用ユニット4,4と従動輪用ユニット6とは、
車体2の前後の各駆動輪3,3と、各駆動輪3,3の間
隔中央の従動輪5とで形成される二等辺三角形状の各交
点p,p,qに配置したものである。このように、車体
2に対して二等辺三角形状を形成して、この各交点p,
p,qに各駆動輪3,3と従動輪5とを配置するのは、
最小限の車輪を用いて無人搬送車Xの走行時のバランス
を保ちつつ、駆動制御可能および操舵制御可能とするた
めである。
【0018】次に、図3乃至図6に基づいて、車体2に
配置される各駆動輪用ユニット4,4と、従動輪用ユニ
ット6の具体的な構成について説明する。先ず、図3お
よび図4において、駆動輪用ユニット4は、駆動輪3を
駆動する駆動用モータ7と、駆動輪3の走行方向を変え
る操舵用モータ8とを有して構成されている。
【0019】操舵用モータ8は、車体2の下部に取付け
られる中空状のアウタ部34(固定側)と、アウタ部3
4に対して軸受35を介して回転自在に内嵌されたイン
ナ部36(回転側)とを有するインナロータ型モータで
あって、アウタ部34とインナ部36とで区画される環
状空間S内に環状のモータコア37、環状の回転レゾル
バ38とが配置されている。モータコア37は、図2に
示す制御装置10の信号(電力)入力により励磁してイ
ンナ部36を正逆回転させるものである。また、回転レ
ゾルバ38は正逆回転されるインナ部36の回転角を検
出して制御装置10にフィードバックするもので、この
フィードバックにより制御装置10がインナ部36(駆
動輪3)を適切な操舵角度に制御するものである。
【0020】インナ部36には、車体2から地上Y側に
向かって貫通する中空穴39が形成され、中空穴39内
には操舵軸40が嵌め込まれて、インナ部36と共に回
転するようにされている。操舵軸40はインナ部36の
下端から突出して地上Y側に延びて、駆動輪3を回転自
在に軸支する駆動輪ケース45に連結部材57を介して
連結されている。連結部材57は、操舵軸40に外嵌さ
れて、操舵軸40の鍔部40Aをインナ部36とで挟み
込んでいると共に、複数のボルト58でインナ部36と
駆動輪ケース45とに固定されている。また、アウタ部
34には、インナ部36に接触することなくアウタ部3
4の上端開口側を覆う環状の取付部材41が複数のボル
ト42で固定されている。
【0021】駆動輪3は、環状ホイール46の外周に亘
って装着されたゴム製タイヤ47を有しており、環状ホ
イール46の両側面にはこの内径を覆うように断面凹形
状の一対のカバー部材48A,48Bが複数のボルト4
9で固定されている。そして、駆動輪3の環状ホイール
46と、各カバー部材48A,48Bで区画される収容
空間T内には駆動用モータ7が配置されている。
【0022】駆動用モータ7は、駆動輪3のホイール4
6内に配置された環状のモータコア50と、ホイール4
6と一方のカバー部材48Aとの間に区画される収納室
T1に嵌め込まれた環状の回転レゾルバ51とで構成さ
れ、モータコア50はホイール46の両側端の突出部分
46A,46Bに亘って幅広く嵌め込まれていると共
に、制御装置10の信号(電力)入力により励磁されて
駆動輪3を正逆回転させるものである。また、レゾルバ
51は正逆回転される駆動輪3の回転角を検出して制御
装置10にフィードバックするもので、このフィードバ
ックにより制御装置10が駆動輪3を適切に駆動制御す
るものである。
【0023】また、駆動輪3は、操舵用モータ8の操舵
軸40に連結された駆動輪ケース45に対して回転自在
に軸支するための駆動軸15を有している。駆動軸15
は、駆動輪3の回転中心を通過するようにカバ部材48
A、レゾルバ51、モータコア50およびカバー部材4
8Bの順に貫通しており、各カバー部材48A,48B
の底から突出する筒状部48Cに圧入された一対の軸受
53,53を介して、駆動輪3を回転自在に軸支するよ
うになっている。
【0024】そして、駆動輪3および駆動用モータ7と
が一体化された組立体55は、駆動輪ケース45に駆動
輪3を回転自在にして軸支されている。組立体55は、
駆動輪ケース45の下側から挿入して、駆動軸15の両
端部を駆動輪ケース45の一対の支持枠部45A,45
Aに形成された取付孔56,56内の各々に嵌め込んで
固定することで駆動輪ケース45に取り付けられてい
る。これにより、駆動輪3は、操舵用モータ8の操舵軸
40に連結された駆動輪ケース45(各支持枠部45
A,45A)に対して回転自在に軸支されることにな
る。
【0025】次に、図5および図6において、従動輪用
ユニット6は、従動輪5と、従動輪5の走行方向を変え
る操舵用モータ9と、従動輪5に対する走行用ブレーキ
63とを有して構成されている。
【0026】操舵用モータ9は、車体2の下部に取付け
られる中空状のアウタ部64(固定側)と、アウタ部6
4に対して軸受65を介して回転自在に内嵌されたイン
ナ部66(回転側)とを有するインナロータ型モータで
あって、アウタ部64とインナ部66とで区画される環
状空間U内に環状のモータコア67、環状の回転レゾル
バ68とが配置されている。モータコア67は、図2に
示す制御装置10の信号(電力)入力により励磁してイ
ンナ部66を正逆回転させるものである。また、回転レ
ゾルバ68は正逆回転されるインナ部66の回転角を検
出して制御装置10にフィードバックするもので、この
フィードバックにより制御装置10がインナ部66(従
動輪5)を適切な操舵角度に制御するものである。
【0027】インナ部66には、車体2から地上Y側に
向かって貫通する中空穴69が形成され、中空穴69内
には操舵軸70が嵌め込まれて、インナ部66と共に回
転するようにされている。操舵軸70はインナ部66の
下端から突出して地上Y側に延びて、従動輪61を回転
自在に軸支する従動輪ケース75に連結部材89を介し
て連結されている。連結部材89は、操舵軸70に外嵌
されて、操舵軸70の鍔部70Aをインナ部66とで挟
み込んでいると共に、複数のボルト90でインナ部66
と従動輪ケース75とに固定されている。また、アウタ
部64には、インナ部66に接触することなくアウタ部
64の上端開口側を覆う環状の取付部材71が複数のボ
ルト72で固定されている。
【0028】従動輪5は、ホイール76の外周に亘って
装着されたゴム製タイヤ77を有し、ホイール76の回
転中心を通過するようにホイール76に従動軸16が一
体形成されている。そして、従動輪5は、従動輪ケース
75の下側から挿入して、従動軸78の両端部を従動輪
ケース75の一対の支持枠部75A,75Aに形成され
た取付孔79,79内の各々に軸受80,80を介して
嵌め込むことで従動輪ケース75に取り付けられてい
る。また、各軸受80,80は、従動軸78の両端部と
一対の筒部材81,81との間に介装されており、各筒
部材81,81は従動輪ケース75の各取付孔79,7
9に嵌め込まれ、複数のボルト82により各支持枠部7
5A,75Aの外側から取付け固定されている。これに
より、従動輪5は、操舵用モータ9の操舵軸70に連結
された従動輪ケース75(各支持枠部75A,75A)
に対して回転自在に軸支されることになる。
【0029】また、走行用ブレーキ63は、環状アーマ
チュア85、電磁石コイル86を有する環状ヨーク87
および一対の環状ブレーキライニング88,88とで構
成されている。アーマチュア85は、ホイール76の従
動軸16に外嵌されてホイール76内に収納されている
と共に、従動輪5とともに正逆回転するように従動軸1
6に固定されており、駆動輪ケース75の一方側の支持
枠部75Aとの間に配置されるヨーク87に所定間隔を
有して対向している。ヨーク87は、ホイール76の従
動軸16外に遊嵌されて一方側の支持枠部75Aに固定
されている。また、アーマチュア85とヨーク87との
間には各ブレーキライニング88,88が設けられてお
り、各ブレーキライニング88,88はアーマチュア8
5、ヨーク87の各々に取り付けられている。そして、
走行用ブレーキ63は、ヨーク87の電磁石コイル86
の消磁(無励磁)で、各ブレーキライニング88,88
が係合してブレーキ力を発生させ、電磁石コイル86の
励磁でアーマチュア85をヨーク87から離間するよう
に作動させてブレーキを解除するものである。
【0030】上記のように構成される各駆動輪用ユニッ
ト4,4は、操舵用モータ8のアウタ部34(固定側)
に一体化された取付部材41に形成された複数の貫通孔
(図示しない)のボルトを通して、図1および図2で説
明した車体2の所定位置に取り付けられ、また、上記の
ように構成される従動輪ユニット60は、操舵用モータ
9のアウタ部64(固定側)に一体化された取付部材7
1に形成された複数の貫通孔(図示しない)のボルトを
通して、図1および図2で説明した車体2の所定位置に
取り付けられる。すなわち、各駆動輪用ユニット4,4
と従動輪用ユニット6とは、図1および図2に示すよう
に、各駆動輪3,3と従動輪5とで形成される二等辺三
角形状の各交点p,p,qに対する無人搬送車Xの車体
2に配置されている。
【0031】本発明の無人搬送車Xは、以上のように構
成されるが、次に、本発明の無人搬送車Xの操舵、駆動
制御方法について、図7乃至図10に基づいて説明す
る。
【0032】先ず、無人搬送車Xを前進又は後進させる
ために、制御装置10により各駆動輪用ユニット4,4
の各操舵用モータ8,8と、従動輪用ユニット6の操舵
用モータ9を駆動して各駆動輪3,3および従動輪5
を、図7に示すように、それらの回転中心線a,b,c
とが相互に略平行となるように操舵制御すると、各駆動
輪3,3の回転中心線a,b又は従動輪4の回転中心線
cのうち2つの任意の回転中心線a,bが無限延長線上
で交差して走行時の車体回転中心Zが一義的に決定され
る。すなわち、無人搬送車Xを前進又は後進させるため
には、各駆動輪3,3各々の回転速度を制御することな
く、各駆動輪用ユニット4,4又は従動輪用ユニット6
の各操舵用モータ8,9とを適正に操舵制御すること
で、各駆動輪3,3および従動輪5の任意の2つの回転
中心線a〜cで無人搬送車Xの車体回転中心Zが一義的
に決められることになる。
【0033】また、無人搬送車Xをカーブ走行(旋回)
等させるために、制御装置10により各駆動輪用ユニッ
ト4,4の各操舵用モータ8,8および従動輪用ユニッ
ト6の操舵用モータ9を駆動して各駆動輪3,3を操舵
制御すると、図8に示すように、例えば、各駆動輪3,
3の回転中心線a,bが交差して走行時の車体回転中心
Zが一義的に決定される。すなわち、無人搬送車Xをカ
ーブ走行(旋回)等させるためには、各駆動輪3,3の
各操舵用モータ8,8,9とを適正に操舵制御すること
で、各駆動輪3,3および従動輪5のうち任意の2つの
回転中心線a〜cで無人搬送車Xの車体回転中心Zが一
義的に決められることになる。
【0034】さらに、無人搬送車Xを横行させるために
(前進又は後進の走行方向に直交する方向に走行させ
る)、制御装置10により各駆動輪用ユニット4,4の
各操舵用モータ8,8および従動輪用ユニット6の操舵
用モータ9を操舵制御すると、図9に示すよに、各駆動
輪3,3の回転中心線a,bが同一の線A上に一致した
状態となるが、従動輪5の回転中心線cは駆動輪3,3
と同一の線A上で一致することなくこの線Aに略平行な
状態にされる。従って、このように、3つの車輪3,
3,5のうち、駆動輪3,3の2つの回転中心a,bが
同一の線A上に一致した状態となっても、図10に示す
ように、従動輪4の回転中心cが無限延長線上で、上記
線A(回転中心線a,b)と交差して走行時の車体回転
中心Zが一義的に決定される。すなわち、無人搬送車X
を横行させるためには、各駆動輪3,3の各操舵用モー
タ8,9とを適正に操舵制御することで、各駆動輪3,
3および従動輪5の任意の2つの回転中心線a〜cで無
人搬送車Xの車体回転中心Zが一義的に決められること
になる。
【0035】このように、無人搬送車Xに、一対の駆動
輪用ユニット4,4の各駆動輪3,3と従動輪用ユニッ
ト6の従動輪5とを、図1に示すように、二等辺三角形
状の各交点p,p,qに配置して、各駆動輪3,3の操
舵用モータ8,8と従動輪4の操舵用モータ9を適正に
操舵制御することで、無人搬送車Xの如何なる走行態様
(前進、後進、カーブおよび旋回等の走行態様)時に
も、各操舵用モータ8,8,9の操舵制御のみで、各駆
動輪3,3および従動輪4の回転中心線a〜cのうち任
意の2つが交差して、無人搬送車Xの走行時の車体回転
中心Zを一義的に決定することができる。従って、各駆
動輪3,3の駆動用モータ7,7の出力トルクを一致さ
せて、各駆動輪3,3に均等な力を働かせるようなトル
ク制御を行うことで、上述の如く無人搬送車Xの如何な
る走行態様に対しても、無人搬送車Xの走行時の車体回
転中心Zが一義的に決められることになるので、従来の
ように、各駆動輪3,3の回転中心線a,bが同一の線
A上で一致する場合に各駆動輪を速度制御する必要もな
く、そのためにトルク制御から速度制御又はその逆への
切換えを必要とすることなく、各駆動輪3,3を常にト
ルク制御させることが可能となる。
【0036】また、走行用ブレーキ63を、2つの駆動
輪3,3を駆動させる駆動用モータ7,7のモータコア
50に隣接して配置することなく、駆動制御されない従
動輪5に配置することで、従動輪用ユニット6を大形化
することなく、且つ駆動用モータ7,7のモータコア5
0の専有容積等を小さくすることのないように、各駆動
輪用ユニット4,4の小形化が達成できるので、無人搬
送車Xの小型化を実現できる。また、各駆動輪3,3に
配置された走行用ブレーキを、従動輪5に設けたので、
その分だけ各駆動輪用ユニット4,4を大形化すること
なく、各駆動輪3,3を駆動する駆動用モータ7,7の
モータコア50の専有容積を大きくとれるので、無人搬
送車Xの小型化を達成しつつ、駆動輪3,3のトルク制
御、速度制御等における走行性能を向上させることが可
能となる。特に、走行用ブレーキ63の一部を、従動輪
5の環状ホイール76内に収納することにより、従動輪
5の小形化を図ることができるので、更なる無人搬送車
Xの小型化が実現できる。
【0037】尚、本発明の無人搬送車Xにおいては、一
対の駆動輪用ユニット4,4と1つの従動輪用ユニット
6とを、図1に示すように、各駆動輪3,3と従動輪5
とで二等辺三角形状を形成するように、車体2に配置し
たものを示したが、これに限定されるものでなく、図1
1に示すように、各駆動輪3,3と従動輪4とは、これ
ら各駆動輪3,3と従動輪4とで直角三角形状を形成し
つつ、この直角三角形状の各交点rに対する車体2に各
操舵用モータ8,8,9側から取り付けられたものであ
ってもよい。この場合には、車体2の走行を安定させる
ために、車体2の前方の一隅にキャスタ輪80を配置す
る。また、各駆動輪3,3と従動輪4で形成される三角
形状は、図1および図11で示した、二等辺三角形状、
直角三角形状に限定されるものでなく、如何なる三角形
状も含み得る。
【0038】また、本発明の無人搬送車Xにおいては、
操舵制御および駆動制御される2つの駆動輪3,3と、
操舵制御される従動輪4とを車体2に三角形状に配置す
るものについて説明したが、駆動輪3や従動輪4の配置
数と、配置形状とは、これに限定されるものでなく、例
えば、操舵制御される駆動輪3、従動輪4を4つ配置し
た場合には、それらで四角形状に配置する等である。こ
の場合にも、四角形状の各交点に駆動輪3、従動輪4を
配置しても、これらのうち3つの車輪で三角形状が形成
されることになり、上記記載のように、無人搬送車Xの
如何なる走行態様に対しても、走行時の車体回転中心Z
が一義的に決定される。
【0039】
【発明の効果】このように本発明の無人搬送車によれ
ば、請求項1では、操舵制御および駆動制御されつつ走
行する無人搬送車において、独立して操舵制御可能な車
輪を少なくとも3つ有し、これら操舵制御可能な車輪を
三角形状に配置すると共に、前記三角形状に配置された
少なくとも2つの車輪を独立して駆動制御可能な駆動輪
に、残りの操舵制御可能とされた車輪を従動輪としたも
のである。これにより、無人搬送車を前進、後進、カー
ブおよび旋回等の態様に応じて走行させるため、三角形
状に配置された車輪を適正に操舵制御すると、これら操
舵制御される車輪のうち任意の車輪の回転中心線が、無
人搬送車の如何なる走行態様(前進、後進、カーブおよ
び旋回等の走行態様)においても、交差して無人搬送車
の走行時の車体回転中心を一義的に決定することができ
る。すなわち、操舵制御可能にされた車輪を三角形状に
配置することで、これら車輪を操舵制御することのみを
持って、無人搬送車の如何なる走行態様に対しても走行
時の車体回転中心が一義的に決まることになる。従っ
て、無人搬送車の走行態様に応じて、各駆動輪の出力を
一致させるトルク制御を行うことで、例え、各駆動輪の
駆動輪径にばらつきがあったとしても、上記のように無
人搬送車の走行態様に応じて、走行時の車体回転中心が
一義的に決定されるので、この車体回転中心を中心とし
て上記トルク制御を行いつつ無人搬送車を如何なる走行
態様であっても走行可能とすることができる。この結
果、従来のように、操舵制御可能な車輪の回転中心線が
同一の線上で一致することがなくなることから、各駆動
輪を速度制御する必要もなく、そのためにトルク制御か
ら速度制御またはその逆への切換えを必要とすることな
く、無人搬送車の如何なる走行態様でも常にトルク制御
を実現でき、無人搬送車の安定した走行を達成すること
ができる。
【0040】請求項2では、請求項1記載のものに、独
立に操舵制御可能な車輪を3つ有し、これら操舵制御可
能な車輪を三角形状の各交点に配置すると共に、前記操
舵可能な車輪のうち2つを独立に駆動制御可能な駆動輪
に、他の1つを従動輪としたものである。これにより、
請求項1記載の効果に加えて、3つの操舵制御可能を三
角形状の各交点に配置したので、操舵制御可能な車輪を
最小限として、これら3つの車輪を適正に操舵制御する
ことのみで、無人搬送車の如何なる走行態様に対しても
各車輪のうち任意の2つの回転中心線が交差して、走行
時の車体回転中心が一義的に決定される。従って、無人
搬送車を操舵制御するに最小限の車輪を用いて、走行中
の車体回転中心を決定でき、経済的に無人搬送車を製造
できる。
【0041】請求項3では、請求項2記載のものに、前
記車輪は、3輪だけ配置されているものである。これに
より、請求項2記載の効果に加えて、最小限の車輪数を
配置することで、無人搬送車の如何なる方向へ走行、又
はその際の走行時の車体回転中心を一義的に決定できる
ので、無人搬送車をより小型化を達成しつつ経済的に製
造できる。
【0042】請求項4では、請求項1記載のものに、少
なくとも1つの従動輪となる車輪には、走行用ブレーキ
が設けられているものである。これにより、請求項1記
載の効果に加えて、走行用ブレーキを、駆動輪を駆動さ
せる駆動用モータのモータコア等に隣接して配置するこ
となく、駆動制御されない従動輪の少なくとも1つに配
置することで、上記駆動用モータのモータコア等の専有
容積等を小さくすることなく駆動輪の小形化が達成でき
るので、無人搬送車の小型化を実現できる。また、従来
において駆動輪に配置された走行用ブレーキを、従動輪
に設けたので、その分だけ駆動輪を大形化することな
く、駆動輪を駆動する駆動用モータのモータコア等の専
有容積を大きくとれるので、無人搬送車の小型化を達成
しつつ、駆動輪のトルク制御、速度制御等における走行
性を向上させることが可能となる。
【0043】請求項5では、請求項2記載のものに、操
舵制御される前記従動輪は、走行用ブレーキが設けられ
ているものである。これにより、請求項2記載の効果に
加えて、走行用ブレーキを、2つの駆動輪を駆動させる
各駆動用モータのモータコア等に隣接して配置すること
なく、駆動制御されない従動輪に配置することで、上記
駆動用モータのモータコア等の専有容積等を小さくする
ことなく各駆動輪の小形化が達成できるので、無人搬送
車の小型化を実現できる。また、従来において各駆動輪
に配置された走行用ブレーキを、従動輪に設けたので、
その分だけ各駆動輪を大形化することなく、各駆動輪を
駆動する駆動用モータのモータコア等の専有容積を大き
くとれるので、無人搬送車の小型化を達成しつつ、駆動
輪のトルク制御、速度制御等における走行性を向上させ
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無人搬送車の構成を示す底面図であ
る。
【図2】本発明の無人搬送車の構成を示す側面図であ
る。
【図3】本発明の無人搬送車における駆動輪用ユニット
の構成を示す縦断面図である。
【図4】本発明の無人搬送車における駆動輪用ユニット
の構成を示す側面図である。
【図5】本発明の無人搬送車における従動輪用ユニット
の構成を示す縦断面図である。
【図6】本発明の無人搬送車における従動輪用ユニット
の構成を示す側面図である。
【図7】本発明の無人搬送車の前進又は後進時におけ
る、駆動輪および従動輪の状態を示す底面図である。
【図8】本発明の無人搬送車のカーブ走行時における、
駆動輪および従動輪の状態を示す底面図である。
【図9】本発明の無人搬送車の横行時における、駆動輪
および従動輪の状態を示す底面図である。
【図10】本発明の無人搬送車の横行時における、駆動
輪および従動輪の状態を示す底面図である。
【図11】本発明の無人搬送車の変形例を示す底面図で
ある。
【図12】従来技術の無人搬送車の前進又は後進時にお
ける、駆動輪の状態を示す底面図である。
【図13】従来技術の無人搬送車のカーブ走行時におけ
る、駆動輪の状態を示す底面図である。
【図14】従来の無人搬送車の旋回時における、駆動輪
の状態を示す底面図である。
【図15】従来の無人搬送車の横行時における、駆動輪
の状態を示す底面図である。
【図16】従来の無人搬送車の横行時における、駆動輪
の状態を示す底面図である。
【符号の説明】
X 無人搬送車 3 駆動輪 5 従動輪 63 走行用ブレーキ 76 ホイール a〜c 回転中心線 Z 車体回転中心

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵制御および駆動制御されつつ走行す
    る無人搬送車において、 独立して操舵制御可能な車輪を少なくとも3つ有し、こ
    れら操舵制御可能な車輪を三角形状に配置すると共に、 前記三角形状に配置された少なくとも2つの車輪を独立
    して駆動制御可能な駆動輪に、残りの操舵制御可能とさ
    れた車輪を従動輪としたことを特徴とする無人搬送車。
  2. 【請求項2】 独立に操舵制御可能な車輪を3つ有し、
    これら操舵制御可能な車輪を三角形状の各交点に配置す
    ると共に、 前記操舵可能な車輪のうち2つを独立に駆動制御可能な
    駆動輪に、他の1つを従動輪としたことを特徴する請求
    項1記載の無人搬送車。
  3. 【請求項3】 前記車輪は、3輪だけ配置されているこ
    とを特徴とする請求項2記載の無人搬送車。
  4. 【請求項4】 操舵制御される少なくとも1つの従動輪
    となる車輪には、走行用ブレーキが設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の無人搬送車。
  5. 【請求項5】 操舵制御される前記従動輪は、走行用ブ
    レーキが設けられていることを特徴とする請求項2記載
    の無人搬送車。
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