JPH09301134A - ワイパーブレード - Google Patents

ワイパーブレード

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Publication number
JPH09301134A
JPH09301134A JP8142277A JP14227796A JPH09301134A JP H09301134 A JPH09301134 A JP H09301134A JP 8142277 A JP8142277 A JP 8142277A JP 14227796 A JP14227796 A JP 14227796A JP H09301134 A JPH09301134 A JP H09301134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
wiper
main body
glass surface
silicone resin
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Pending
Application number
JP8142277A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Kamata
和久 鹿俣
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウインドワイパーを作動させながらガラス面
にシリコーン皮膜を自動的に形成して、長期間にわたっ
て撥水性を保持して、雨や雪、埃などの付着を防止して
視界を良好に保持することができるワイパーブレードを
提供するものである。 【解決手段】 本発明のワイパーブレード4は、シリコ
ーン樹脂6で形成されたブレード本体7の内部に長手方
向に沿って板バネ8が埋設され、ブレード本体7の両側
面にブレード金具3が取付けられる溝部9、9が形成さ
れている。更にブレード本体7の上部にはこれと一体に
シリコーン樹脂6で形成された断面矢印形のブレード先
端部10が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のフロントガ
ラスやリヤーガラスに取付けるウインドワイパーのワイ
パーブレードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のフロントガラスやリヤ
ーガラスに付着する、雨や雪、埃などを除去するために
ウインドワイパーが取付けられている。このウインドワ
イパー1は、図3に示すようにモーターにより左右に回
動するワイパーアーム2の先端に、ブレード金具3を取
付け、このブレード金具3に軟質のゴムで形成されたワ
イパーブレード4が支持され、このワイパーブレード4
がガラス面5に押し付けられて表面を拭き払うようにな
っている。
【0003】従来のワイパーブレード4は、ガラス面5
との密着性や柔軟性、耐久性などの理由からゴムで形成
されている。しかしながら、ガラス面5に油膜や埃が付
着している場合、夜間に雨の中を走行するとガラス面5
がギラギラして視界が悪くなることがある。このような
場合に、ウォッシャー液を噴出させても余り効果がな
く、自動車を停止させてガラスクリーナーをスプレー噴
射して油膜を取り除いている。
【0004】またスポンジなどにシリコーンオイルを含
浸させ、これでガラス面5を拭いて表面にシリコーン皮
膜を形成して表面を平滑にし、撥水性を高めて雨や雪、
埃などを付着しにくくすることも行なわれている。しか
しながらウインドワイパー1を作動させているうちにシ
リコーン皮膜が取れてしまうため、短期間しか効果が持
続しない問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を除
去し、ウインドワイパーを作動させながらガラス面にシ
リコーン皮膜を自動的に形成して、長期間撥水性を保持
して、雨や雪、埃などの付着を防止して視界を良好に保
持することができるワイパーブレードを提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ワイパーブレードは、ガラス面に接触するブレード先端
側をシリコーン樹脂で形成したことを特徴とするもので
ある。更に請求項2記載のワイパーブレードは、軟質の
ゴムで形成されたブレード先端側にシリコーン樹脂を被
覆したことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図1
を参照して詳細に説明する。このワイパーブレード4は
シリコーン樹脂6で形成されたブレード本体7の内部に
長手方向に沿って板バネ8が埋設され、ブレード本体7
の両側面にブレード金具3が取付けられる溝部9、9が
形成されている。更にブレード本体7の上部にはこれと
一体にシリコーン樹脂6で形成された断面矢印形のブレ
ード先端部10が形成されている。
【0008】上記構成のワイパーブレード4をブレード
金具3に取付け、図3に示すようにワイパーアーム2の
先端に接続する。モーターによりワイパーアーム2が左
右に回動すると、シリコーン樹脂6で形成されたブレー
ド先端部10がガラス面5に押し付けられながら左右に回
動し、表面に付着した雨や雪、埃などを除去する。この
時、ブレード先端部10がシリコーン樹脂で形成されてい
るのでガラス面5にシリコーン皮膜が形成される。この
シリコーン皮膜は撥水性があり、油膜や雨、埃の付着を
防止して視界を良好に保持することができる。
【0009】またシリコーン樹脂6は、成形も容易で可
撓性があり、ガラス面5との密着性に優れているので拭
き取る作用もゴムと変わらず、しかも潤滑性や耐熱性、
耐候性に優れているので、長期間に亘って使用できると
共に、ワイパーが作動することにより自動的にシリコー
ン皮膜が形成されるので、ガラスクリーナーの噴射やシ
リコーンオイルの塗布作業も不要である。
【0010】図2は本発明の他の実施の形態を示すもの
で、このワイパーブレード4は軟質ゴム11で形成された
ブレード本体7の上部に、これと一体に断面矢印形のブ
レード先端部10が形成されている。更にこの断面矢印形
のブレード先端部10を囲むようにシリコーン樹脂6が被
覆されている。
【0011】この構造では、ブレード本体7が軟質ゴム
11で形成され、ガラス面5と接触するブレード先端部10
にシリコーン樹脂6が設けられているので、可撓性に優
れガラス面5との密着性に優れている。
【0012】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るワイパー
ブレードによれば、ガラス面に接触するブレード先端側
をシリコーン樹脂で形成することにより、ワイパー作動
中にガラス面にシリコーン皮膜が自動的に形成されて、
長期間にわたって撥水性を保持して、雨や雪、埃などの
付着を防止して視界を良好に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるワイパーブレード
の断面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態によるワイパーブレー
ドの断面図である。
【図3】ウインドワイパーで自動車のガラス面を拭き取
っている状態を示す側面図である。
【符合の説明】
1 ウインドワイパー 2 ワイパーアーム 3 ブレード金具 4 ワイパーブレード 5 ガラス面 6 シリコーン樹脂 7 ブレード本体 8 板バネ 9 溝部 10 ブレード先端部 11 軟質ゴム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス面に接触するブレード先端側をシ
    リコーン樹脂で形成したことを特徴とするワイパーブレ
    ード。
  2. 【請求項2】 軟質のゴムで形成されたブレード先端側
    にシリコーン樹脂を被覆したことを特徴とするワイパー
    ブレード。
JP8142277A 1996-05-13 1996-05-13 ワイパーブレード Pending JPH09301134A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8142277A JPH09301134A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 ワイパーブレード

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JP8142277A JPH09301134A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 ワイパーブレード

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JPH09301134A true JPH09301134A (ja) 1997-11-25

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ID=15311626

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8142277A Pending JPH09301134A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 ワイパーブレード

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005343258A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Junji Mizuma サイドバイザー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005343258A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Junji Mizuma サイドバイザー
WO2005118319A1 (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Komatsu, Yoshito サイドバイザー

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