JPH1159335A - ウインターブレード - Google Patents

ウインターブレード

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Publication number
JPH1159335A
JPH1159335A JP9240324A JP24032497A JPH1159335A JP H1159335 A JPH1159335 A JP H1159335A JP 9240324 A JP9240324 A JP 9240324A JP 24032497 A JP24032497 A JP 24032497A JP H1159335 A JPH1159335 A JP H1159335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lip
blade
lip part
winter
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9240324A
Other languages
English (en)
Inventor
Kichiju Ichinose
吉十 一瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukoku Co Ltd
Fukoku KK
Original Assignee
Fukoku Co Ltd
Fukoku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukoku Co Ltd, Fukoku KK filed Critical Fukoku Co Ltd
Priority to JP9240324A priority Critical patent/JPH1159335A/ja
Publication of JPH1159335A publication Critical patent/JPH1159335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リップ部に紫外線が直射せず、かつ、降雪時
でも良好な払拭機能を有するものである。 【解決手段】 基部2と揺動部5とネック部6からなる
ブレードラバー1と、このブレードラバー1の基部2を
保持するワイパーブレード金具7と、このワイパーブレ
ード金具7を被覆する筒状のカバー10と、このワイパ
ーブレード金具7から突出してワイパーアームに連結さ
れるホルダからなるウインターブレードにおいて、上記
カバー10は、揺動部5の先端に接触しないように払拭
面側に突出した第二リップ部12を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は寒冷地で使用される
ウインターブレードに関し、特に、リップ部に紫外線が
直射せず、かつ、降雪時でも良好な払拭機能を有するウ
インターブレードに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワイパーブレードは、降雨時の
走行時に作動させて、車両のフロントガラス面を払拭
し、雨水を払って、運転者の視界を良好にするものであ
る。また、ワイパーブレードは、ワイパーブレード金具
に装着するコイルスプリングの圧力によって、フロント
ガラスの表面に強く押しつけられ、特に、そのリップ部
は、フロントガラスの表面に密着している。上記ワイパ
ーブレードは、寒冷地等において使用すると、ワイパー
ブレード金具に侵入した水滴などが凍結し、ワイパーブ
レードが拭きむらなどの作動不良を起こすことがある。
そこで、これを防止すべく、寒冷地等においては、図7
およびそのA1−A2断面図を図8に示すように、ワイ
パーブレード金具をゴム製のカバーで覆ったウインター
ブレードが使用されている。図において、1はブレード
ラバーであり、このブレードラバー1は、基部2と、リ
ップ部3とこのリップ部3を支持する肩部4からなる揺
動部5と、基部2と揺動部5を連結するネック部6から
なる。7はワイパーブレード金具であり、このワイパー
ブレード金具7はブレードラバー1の基部2を保持す
る。8はカバーであり、このカバー8はワイパーブレー
ド金具7を被覆する。9はホルダであり、このホルダ9
は図示せぬワイパーアームに連結する。
【0003】しかし、上記ウインターブレードは、使用
しない時、運転者の視界を妨げない位置、例えば、フロ
ントガラスの下端に停止させている。このため、ウイン
ターブレードのリップ部3は、直射日光が当たり、紫外
線の影響で劣化するので、払拭機能が損なわれていた。
このリップ部3の劣化は、通常、ゴムの硬化やクラック
として現れる。したがって、ウインターブレードのリッ
プ部3の劣化を防止するため、実開平7−35211号
記載のワイパーブレード用サンバイザ等をウインターブ
レードに取り付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワイパ
ーブレード用サンバイザを取り付けたウインターブレー
ドは、このサンバイザをウインターブレードに後付けし
なければならないので、部品点数が多くなり、取り付け
る手間がかかる。また、フロントガラスに大量の雪が積
もると、払拭時にワイパーブレードのリップ部が雪の上
に乗り上げてしまい、リップ部でフロントガラスを拭く
ことができず、拭き残し等がおきるなどの問題点があっ
た。そこで、本発明の目的は、ウインターブレードのカ
バーと一体のサンバイザを設けることで、部品点数を少
なくすることができ、しかも、リップ部がフロントガラ
スの大量に積もった雪に乗り上げない最適形状のカバー
を備えたウインターブレードを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るウインター
ブレードは、基部と払拭部とネック部からなるブレード
ラバーと、このブレードラバーの基部を保持するワイパ
ーブレード金具と、このワイパーブレード金具を被覆す
る筒状のカバーと、このワイパーブレード金具から突出
してワイパーアームに連結されるホルダからなるウイン
ターブレードにおいて、上記カバーは、リップ部の先端
に接触しないように払拭面側に突出した第二リップ部を
備えているものである。また、上記第二リップ部は、先
端がリップ部の先端より短いものである。また、上記揺
動部は、肩部とリップ部からなり、この肩部は側面のみ
がカバーに接触しているものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るウインターブ
レードの一実施例を示す斜視図であり、図2は図1のB
1−B2断面図である。図において、10はカバーであ
り、このカバー10はワイパーブレード金具7を被覆す
るカバー部11と、このカバー部11から払拭面側に突
出した第二リップ部12を押出成形などで一体に形成す
る。その他の構成は、図7に示すウインターブレードと
同様である。このように、上記ウインターブレードは、
第二リップ部12をカバー部11と一体に形成したの
で、サンバイザを取り付けた従来のウインターブレード
より、部品点数が少なくなる。
【0007】次に、第二リップ部12の最適な形状につ
いて説明する。まず、リップ部3に当たる紫外線を遮断
して、このリップ部3の劣化を防止するために、第二リ
ップ部12は長くなければいけない。しかし、第二リッ
プ部12が長すぎると、払拭時にリップ部3が第二リッ
プ部12に乗り上げてしまい、このリップ部3の払拭機
能が働かなくなったり、リップ部3にかかる荷重が第二
リップ部12に分散するのでリップ部3の拭きが悪くな
る。したがって、第二リップ部12は、リップ部5より
短く、かつ、リップ部3に当たる紫外線を遮断する程度
に長ければ良い。また、第二リップ部12の先端がリッ
プ部3に近づき過ぎると、払拭時に第二リップ部12が
リップ部3に接触するため、第二リップ部12がリップ
部3の払拭効果を阻害するので、雨水などがきれいに拭
き取れない。したがって、第二リップ部12は、払拭時
にリップ部3に接触しない程度に揺動部5の先端、すな
わち、リップ部3から適宜距離離れているのが好まし
い。
【0008】次に、上記ウインターブレードの払拭動作
について図3に示すウインターブレードの概略断面図を
用いて説明する。まず、ウインターブレードが動くと同
時に第二リップ部12がガラス面に積もった雪13の大
半を払拭する。そして、第二リップ部12で払拭しなか
った雪13や図示せぬ水がリップ部3で払拭される。こ
のように、始めに第二リップ部12で雪13の大半を払
拭するので、リップ部3が雪13に乗り上げることがな
く、このリップ部3にかかる払拭の負担が少なくなる。
このため、リップ部3は第二リップ部12が払拭しなか
った雪13や水を払拭するだけなので、払拭が良好であ
る。
【0009】図4は本発明に係るウインターブレードの
他の実施例を示す概略断面図である。図において、14
はブレードラバーであり、このブレードラバー14は対
向する溝15が基部16の長手方向に設けられている。
なお、この溝部15はワイパーブレード金具7に嵌合し
て基部16を保持する。その他の構成は、図1に示すウ
インターブレードと同様である。次に、上記ウインター
ブレードの払拭動作について、図5に示すウインターブ
レードの概略断面図を用いて説明する。まず、第二リッ
プ部12で払拭しなかった雪13や水がリップ部3で払
拭されるまでは、図3と同様である。このリップ部3が
雪13や水を払拭する時、ネック部6が曲がって揺動部
5が傾く。このため、払拭面に揺動部5の全体の圧力が
かかるので、リップ部3だけが曲がる図1に示すウイン
ターブレードより払拭機能が優れている。
【0010】図6は本発明に係るウインターブレードの
他の実施例を示す概略断面図である。図において、17
はブレードラバーであり、このブレードラバー17は肩
部4の側面がカバー11に接触し、肩部4の上面がカバ
ー11から離れている。その他の構成は、図1に示すウ
インターブレードと同様である。このように、肩部4の
上面がカバー11から離れているので、リップ部3が雪
13や水を払拭する時、ネック部6が曲がって揺動部5
が傾く。このため、図4に示すウインターブレードと同
様の払拭性能が得られる。なお、揺動部5が反転した時
に、第二リップ部12と肩部4の側面に隙間が生じやす
くなる。そのため、払拭時に水や雪13が入り込んで、
空間18に侵入して凍結し、ウインターブレードが正常
に作動しなくなる。そこで、肩部4の側面と第二リップ
部12を接着剤などで接着すると、第二リップ部12と
肩部4の側面に隙間が生じにくくなる。したがって、空
間18に水や雪13が入らないように、肩部4の側面と
第二リップ部12を接着剤などで接着することによっ
て、ウインターブレードが常に正常に作動する。
【0011】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係るウインターブレードによれば、カバー部とサンバイ
ザの働きをする第二リップ部を一体に形成したので、部
品点数が少なくなる。また、第二リップ部が揺動部のリ
ップ部の劣化を防止するだけでなく、払拭面の雪の大半
を押し除くことができるので、リップ部が雪に乗り上げ
ることがなくなり、払拭が良好である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウインターブレードの一実施例を
示す斜視図である。
【図2】図1のB1−B2断面図である。
【図3】払拭面を払拭している時の図1のウインターブ
レードのB1−B2断面図である。
【図4】本発明に係るウインターブレードの他の実施例
を示す概略断面図である。
【図5】払拭面を払拭している時の図4のウインターブ
レードの概略断面図である。
【図6】本発明に係るウインターブレードの他の実施例
を示す概略断面図である。
【図7】従来のウインターブレードを示す斜視図であ
る。
【図8】図7のA1−A2断面図である。
【符号の説明】
10 カバー 11 カバー部 12 第二リップ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部と揺動部とネック部からなるブレー
    ドラバーと、このブレードラバーの基部を保持するワイ
    パーブレード金具と、このワイパーブレード金具を被覆
    する筒状のカバーと、このワイパーブレード金具から突
    出してワイパーアームに連結されるホルダからなるウイ
    ンターブレードにおいて、 上記カバーは、揺動部の先端に接触しないように払拭面
    側に突出した第二リップ部を備えたことを特徴とするウ
    インターブレード。
  2. 【請求項2】 上記第二リップ部は、先端がリップ部の
    先端より短いことを特徴とする請求項1記載のウインタ
    ーブレード。
  3. 【請求項3】 上記揺動部は、肩部とリップ部からな
    り、この肩部は側面のみがカバーに接触していることを
    特徴とする請求項1、2記載のウインターブレード。
JP9240324A 1997-08-21 1997-08-21 ウインターブレード Pending JPH1159335A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9240324A JPH1159335A (ja) 1997-08-21 1997-08-21 ウインターブレード

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Publications (1)

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JPH1159335A true JPH1159335A (ja) 1999-03-02

Family

ID=17057788

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JP9240324A Pending JPH1159335A (ja) 1997-08-21 1997-08-21 ウインターブレード

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JP (1) JPH1159335A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008126853A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Ichikoh Ind Ltd ワイパーブレード
US7636980B2 (en) 2004-09-28 2009-12-29 Asmo Co., Ltd. Wiper blade having cover member

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7636980B2 (en) 2004-09-28 2009-12-29 Asmo Co., Ltd. Wiper blade having cover member
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