JPH0530546Y2 - - Google Patents

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JPH0530546Y2
JPH0530546Y2 JP1987022093U JP2209387U JPH0530546Y2 JP H0530546 Y2 JPH0530546 Y2 JP H0530546Y2 JP 1987022093 U JP1987022093 U JP 1987022093U JP 2209387 U JP2209387 U JP 2209387U JP H0530546 Y2 JPH0530546 Y2 JP H0530546Y2
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rubber
cover
wiping
wiper blade
snow
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ワイパブレードに関し、詳しくは降
雪地で使用される自動車用スノーワイパブレード
に関する。
[従来の技術] 一般に、車外に露出した自動車用のワイパは降
雪時にブレード体とくにステーの部分に雪が貯つ
たり、又これらの雪が凍結してワイパ作動上必要
な柔軟性を奪いとり、ワイパの作動に支障を生ぜ
しめるという問題がある。その為露出した各ステ
ーをゴムカバーで被い各ステーの連結部に雪が貯
つたりするのを防止する構成のスノーワイパブレ
ード(例えば、実開昭56−113058号公報に記載の
もの。)が用いられていた。
以下、上述の従来のワイパブレードを第4図乃
至第7図を参照して説明する。
図において、1はゴム製のラバーで、このラバ
ー1はガラス10面を払拭する断面ほぼ逆三角形
の払拭部11と、断面長方形の保持部12と、そ
の払拭部11と保持部12との間に一体に設けた
首部13とからなる。
2および3はステーで、このステー2および3
はラバー1の保持部12を保持し得るロ形、すな
わち上面と、左右の両側面と、下面とからなるロ
形をなし、かつその下面にラバー1の首部13が
通る切欠20および30を設ける。かくして、内
側のステー2をラバー1の保持部12に装着し、
かつその内側のステー2およびラバー1の保持部
12に外側のステー3を装着し、そのステー2お
よび3によりラバー1を保持する。
4はカバーで、この実施例ではゴム製からな
り、このカバー4はステー2および3を被う被部
40と、ラバー1の首部13とステー2および3
の切欠20および30との間に介装する巾狭部4
1と、ラバー1の保持部12に外嵌する口形の外
嵌部42とからなる。このカバー4の被部40に
よりステー2および3を被い、そのカバー4の巾
狭部41をラバー1の首部13とステー2および
3の切欠20および30との間に介装し、かつカ
バー4の外嵌部42をラバー1の保持部12に外
嵌する。
かくしてなるワイパブレードをワイパアーム
(図示せず)に装着し、ワイパモータ(図示せず)
を駆動させることにより、ワイパブレードが往復
運動し、ラバー1の払拭部11がガラス10面上
の水滴や雪その他の付着物などを払拭する。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上述の従来のワイパブレードは、ラ
バー1を保持するステー2および3をカバー4に
よりただ単に被つたものであるから、ワイパブレ
ードが払拭作動中、例えば第6図に示すような矢
印A方向に移動する際に、ラバー1の払拭部11
とカバー4の被部40との間に透き間50ができ
る。そして、その透き間50に雪や氷5などが入
ると、そのワイパブレードが第7図に示すように
矢印B方向(逆方向)に作動するとき、ラバー1
の払拭部11が反転せずに払拭不良となるなどの
問題がある。
そこで、上述の問題を解決した降雪地用のワイ
パブレードが出願された。
例えば、特開昭59−45251号公報に記載のもの
は、第8図に示すように、払拭面Aを払拭するブ
レードBと、そのブレードBを保持するブレード
金具Cと、そのブレード金具Cを被うカバーDと
を備え、前記カバーDにブレードBを被うフラン
ジEを設けたものである。このものは、ブレード
BとカバーDとの間に生じる隙間Fに雪等が侵入
するのをフランジEで防ぐことができる。
しかしながら、上述のものは、カバーDからフ
ランジEを、払拭面A側に突設したものであるか
ら、このフランジEの先端とブレードBとの接触
部分Gの位置が払拭面A側に近い。このために、
払拭面Aに付着した雪や氷等が前記フランジEの
先端とブレードBとの接触部分Gに付着し易くな
る。また、カバーDからブレードBを被うフラン
ジEを設けたものであるから、払拭作動中、フラ
ンジEの先端がブレードBから離れるので、その
フランジEの先端とブレードBとの接触部分Gに
雪や氷等がさらに付着し易くなる。上述のフラン
ジEの先端とブレードBとの接触部分Gに雪や氷
等が付着すると、そのフランジEの先端とブレー
ドBとの接触部分Gの位置が払拭面Aに近いの
で、その付着した雪や氷等により払拭面Gの払拭
に何等かの影響を与える虞がある。
本考案の目的は、上述の問題を解決した降雪地
用のワイパブレードを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ラバーにカバーを被う被部を、ガラ
ス面と反対側の方向に、一体に突設したことを特
徴とする。
〔作用〕
本考案は、上記の構成により、ラバーから一体
に突設した被部がカバーを、ガラス面側からガラ
ス面と反対側の方向に向つて被う。このために、
被部の先端とカバーとの接触部分の位置がガラス
面から遠く離れることとなる。この結果、ガラス
面に付着した雪や氷等が被部の先端とカバーとの
接触部分に付着し難い。
しかも、被部の先端とカバーとの接触部分の位
置がガラス面から遠く離れているので、万一上述
の接触部分に雪や氷等が付着したとしても、その
付着した雪や氷等によりガラス面の払拭には何等
影響を与えるような虞がない。
[実施例] 以下、本考案に係るワイパブレードの一実施例
を第1図乃至第3図を参照して説明する。
図において、第4図乃至第7図と同符号は同一
のものを示す。図において、43はカバー4の被
部40の下部に設けた絞部で、この絞部43は外
側のステー3の下半分を外嵌する。14はラバー
1の払拭部11の上部の左右両角部からL形のヒ
レ状に一体に突設した被部で、この被部14は弾
性を有する。このラバー1の被部14をカバー4
の絞部43に外嵌する。このとき、ラバー1の被
部14の弾性作用により、被部14はカバー4の
絞部43に圧着(密着)する。なお、このラバー
1の被部14とカバー4の絞部43とを接着して
もよい。
この実施例における本考案のワイパブレード
は、以上の如き構成よりなるから、ワイパブレー
ドが払拭作動中、例えば第3図に示すような矢印
A方向に移動する際に、ラバー1の払拭部11の
上部とカバー4の被部40の下部との間において
透き間50ができるが、ラバー1の被部14がカ
バー4の絞部43を被つているので、この被部1
4により雪や氷などが上述の透き間50に入り込
むのを防ぐことができる。従つて、ワイパブレー
ドが矢印A方向と逆方向に作動するときでも、ラ
バー1の払拭部11がその作動に追従して反転す
るので、ガラス10面上の水滴や雪その他の付着
物などを確実に払拭することができる。
また、この実施例における本考案のワイパブレ
ードは、ラバー1から一体に突設した被部14が
カバー4を、下側(ガラス面側)から上方(ガラ
ス面と反対側の方向)に向つて被う。このため
に、被部14の先端とカバー4との接触部分イの
位置がガラス面10から遠く離れることとなる。
この結果、ガラス面10に付着した雪や氷等が被
部14の先端とカバー4との接触部分イに付着し
難い。
しかも、被部14の先端とカバー4との接触部
分イの位置がガラス面10から遠く離れているの
で、万一上述の接触部分イに雪や氷等が付着した
としても、その付着した雪や氷等によりガラス面
10の払拭には何等影響を与えるような虞がな
い。
[考案の効果] 以上から明らかなように、本考案のワイパブレ
ードは、ラバーにカバーを被う被部を設けたの
で、このラバーの被部により、ワイパブレードの
作動方向側のラバーとカバーとの間に生じる透き
間を被うことができ、その結果雪や氷などが上述
の透き間に入り込むのを防ぐことができる。従つ
て、ワイパブレードが逆方向に作動するときで
も、ラバーの払拭部がその作動に追従して反転す
ることができ、ガラス面上の水滴や雪その他の付
着物などを確実に払拭することができる。
また、本考案のワイパブレードは、ラバーから
一体に突設した被部がカバーを、ガラス面側から
ガラス面と反対側の方向に向つて被うので、ガラ
ス面に付着した雪や氷等が被部の先端とカバーと
の接触部分に付着し難い。
しかも、被部の先端とカバーとの接触部分の位
置がガラス面から遠く離れているので、万一上述
の接触部分に雪や氷等が付着したとしても、その
付着した雪や氷等によりガラス面の払拭には何等
影響を与えるような虞がない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係るワイパブレー
ドの一実施例を示し、第1図は斜視図、第2図は
第1図における−線断面図、第3図は払拭状
態を示す断面図である。第4図は従来のワイパブ
レードを示した斜視図、第5図は第4図における
−線断面図、第6図は払拭状態を示した断面
図、第7図はラバーとカバーとの間に生じた透き
間に雪や氷などが入り込んだ状態を示した断面図
である。第8図は特開昭59−45251号公報に記載
のものを示し、Aは静止時の一部断面図、Bは払
拭作動時の一部断面図である。 1……ラバー、10……ガラス、11……払拭
部、12……保持部、13……首部、14……被
部、2および3……ステー、4……カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ガラス面を払拭する一端部側の払拭部及び他端
    部側の保持部及びその保持部と前記払拭部との間
    に一体に設けた首部からなるラバーと、そのラバ
    ーを保持するステーと、前記ラバーの保持部に外
    嵌する外嵌部及びその外嵌部から前記ステーと前
    記ラバーの首部との間に介装した巾狭部及びその
    巾狭部から前記ステーを被う被部からなるカバー
    と、を備えたワイパブレードにおいて、 前記ラバーの払拭部のうち首部側に、前記カバ
    ーを介して前記ステーの両側に外嵌装着する被部
    を、ガラス面と反対側の方向に、前記ステーの両
    側に達する位置まで、一体に突設したことを特徴
    とするワイパブレード。
JP1987022093U 1987-02-19 1987-02-19 Expired - Lifetime JPH0530546Y2 (ja)

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JP1987022093U JPH0530546Y2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19

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JPS63129659U JPS63129659U (ja) 1988-08-24
JPH0530546Y2 true JPH0530546Y2 (ja) 1993-08-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0741644Y2 (ja) * 1989-06-01 1995-09-27 アスモ株式会社 ワイパブレード

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945251A (ja) * 1982-09-04 1984-03-14 Matsumoto Seisakusho:Kk スノ−ワイパ−用カバ−

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JPS5945251A (ja) * 1982-09-04 1984-03-14 Matsumoto Seisakusho:Kk スノ−ワイパ−用カバ−

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