JPH0134915Y2 - - Google Patents

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JPH0134915Y2
JPH0134915Y2 JP8602484U JP8602484U JPH0134915Y2 JP H0134915 Y2 JPH0134915 Y2 JP H0134915Y2 JP 8602484 U JP8602484 U JP 8602484U JP 8602484 U JP8602484 U JP 8602484U JP H0134915 Y2 JPH0134915 Y2 JP H0134915Y2
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JP
Japan
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cover
wiper
rubber ribbon
ribbon
wiper blade
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JP8602484U
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JPS613056U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 ≪考案の技術分野≫ 本発明は車輌用ワイパーの改良に関し、特に寒
冷地での使用に好適な車輌用ワイパーに関する。
≪従来技術とその問題点≫ ワイパーブレードなどの金具部が露出している
車輌用ワイパーは、寒冷地において使用した場
合、金具部に付着した水や雪が凍結しワイパーブ
レードの柔軟性が損われ払拭効果を低下させる問
題がある。
この問題を解決するために寒冷地で使用される
ワイパーは、ワイパーブレード全体を耐水性のカ
バーで被覆し、金具部に雨や雪が付着しないよう
な構造を採用している。このような耐水性のカバ
ーを備えた車輌用ワイパーの構造は、例えば本出
願人が先に開示した実公昭50−16343号で知られ
ている。第3図及び第4図はその開示されたワイ
パーの要部を示したもので、1はワイパーブレー
ド、2はワイパーブレードの両端に枢支されたス
テー、3は両端にリボンホルダー4を取付けた弾
性のカバー、5は上部に頚部5aを有すると共
に、先端部分を漸次薄肉に形成したラバーリボン
である。そして、リボンホルダー4をステー2の
両端折曲部6に掛止し、更に、左右のリボンホル
ダー4の隙間にラバーリボン5を挿入することに
より、ラバーリボン5の頚部5aにリボンホルダ
ー4及びカバー3の両端縁を嵌め込んでワイパー
を形成している。
しかしながら、上記の如くラバーリボン5の頚
部5aにリボンホルダー4を単に嵌め込む構造で
は、ラバーリボン5とカバー3との接合部及びラ
バーリボン5とリボンホルダー4との接合部にお
けるシール性が弱く、降雨、降雪時に前記接合部
から水が浸入することが多々あり、その水がワイ
パーブレード1とステー2との連結部などで凍結
する結果、払拭性能を低下してしまうという欠点
があり、又、この構造はワイパーブレードを防水
カバー3で袋状に包囲してしまうために一度内部
に水が浸入すると逆に出ずらくなり、この水によ
つてワイパーブレードなどの金具部にサビが発生
し易く寿命を低下させるという欠点がある。
≪考案の目的≫ 本考案は、上記事情のもとになされたもので、
ラバーリボンと防水カバーとの嵌合部を完全に接
着シールすることにより、寒冷地における降雨又
は降雪時であつても、払拭面への追従性を阻害せ
ず、ワイパーブレードの払拭性能が害される虞れ
がない車輌用ワイパーを得ることを目的とする。
≪考案の構成≫ 上記目的を達成するため、本考案の車輌用ワイ
パーは、ラバーリボンと、該ラバーリボンを支持
するワイパーブレードと、該ワイパーブレードを
覆う弾性防水カバーとを備えた車輌用ワイパーで
あつて、前記ラバーリボンと前記カバーとの嵌合
部の全域にわたつて接着シール材を介在させ、前
記ラバーリボンを前記カバーに密着したことを特
徴とする。
≪実施例の説明≫ 以下、本考案を第1図及び第2図を用いて説明
する。なお、本考案の図示の実施例において上記
した従来の構造と構成が重複する部分は同一符号
を付してその説明を省略する。
第1図及び第2図において、払拭用のラバーリ
ボン50は、先端部に向かつて漸次薄肉に形成し
た払拭部50aと、薄肉板状の頚部50bと、断
面略三角形の張出部50cとよりなる。また、ワ
イパーブレード1及びステー2を被覆する弾性防
水カバー30には、カバー30の両端部にそれぞ
れ内向きに折り曲げてなる断面略コ字状の係合部
30aがカバー30と一体的に形成されている。
該係合部30aには、図示しないがステー2の先
端部で把持されたリボンホルダー40が係合さ
れ、カバー30を該リボンホルダー40を介して
ステー2に支持させるようになつている。そし
て、係合部30aをリボンホルダー40に係合さ
せた状態で、左右の係合部30aの隙間からラバ
ーリボン50を挿入し、ラバーリボン50の頚部
50bを該隙間に嵌合する。60はラバーリボン
50とカバー30との嵌合部の全域にわたつて密
着シールするための接着シール手段であり、この
シール手段60は、ラバーリボン50を係合部3
0aの隙間に挿入する際に、例えばラバーリボン
50の頚部50bの全域に接着性を有した接着剤
又は接着部材を塗布若しくは貼布するものとす
る。勿論、シール材60としてはラバーリボン5
0及びカバー30の材質を考慮して、接着力の優
れたものを選定することが好ましい。
なお、70はカバー30の両端開口から内部に
配設されたストツパーで、ストツパー70はリボ
ンホルダー40又はステー2の端部に係止される
(不図示)。また、80はワイパーブレード1とワ
イパーアーム(不図示)とを支持する支持部材で
ある。
上記のように構成したので、ラバーリボン50
とカバー30との嵌合部は接着シール材60で完
全にシールされ、カバー30内への水の浸入は完
全に遮断される。従つて、カバー30の内部で水
が凍結するという虞れがなくなり、寒冷地であつ
てもワイパーの払拭作動が支障なく行われる。
≪考案の効果≫ 上記した如く本考案の車輌用ワイパーでは、ワ
イパーブレードに支持されたラバーリボンとカバ
ーの嵌合部全域にわたつて接着シール材を介在さ
せて、ラバーリボンをカバーに密着シールしたの
で、従来のようなカバー内部に水が浸入するとい
う虞れは全くなくなる。このため、寒冷地におけ
る降雨又は降雪時であつてもワイパーブレードの
払拭性能を良好に維持することができ、更に寿命
も長くなる、等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した車輌用ワイパーの一
実施例を示す斜視図、第2図は第1図のA−A断
面図、第3図は従来の車輌用ワイパーの一例を示
す正面図、第4図は第3図のB−B断面図であ
る。 1……ワイパーブレード、2……ステー、30
……カバー、30a……係合部、40……リボン
ホルダー、50……ラバーリボン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラバーリボンと、該ラバーリボンを支持するワ
    イパーブレードと、該ワイパーブレードを覆う弾
    性防水カバーとを備えた車輌用ワイパーであつ
    て、前記ラバーリボンと前記カバーとの嵌合部の
    全域にわたつて接着シール手段を介在させ、前記
    ラバーリボンを前記カバーに密着したことを特徴
    とする車輌用ワイパー。
JP8602484U 1984-06-08 1984-06-08 車輌用ワイパー Granted JPS613056U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8602484U JPS613056U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 車輌用ワイパー

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JP8602484U JPS613056U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 車輌用ワイパー

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Publication Number Publication Date
JPS613056U JPS613056U (ja) 1986-01-09
JPH0134915Y2 true JPH0134915Y2 (ja) 1989-10-24

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ID=30636946

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JP8602484U Granted JPS613056U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 車輌用ワイパー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000219105A (ja) * 1999-01-28 2000-08-08 Mita:Kk ワイパー用防水カバー

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JPS613056U (ja) 1986-01-09

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