JP2000219105A - ワイパー用防水カバー - Google Patents
ワイパー用防水カバーInfo
- Publication number
- JP2000219105A JP2000219105A JP11020312A JP2031299A JP2000219105A JP 2000219105 A JP2000219105 A JP 2000219105A JP 11020312 A JP11020312 A JP 11020312A JP 2031299 A JP2031299 A JP 2031299A JP 2000219105 A JP2000219105 A JP 2000219105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiper
- waterproof cover
- waterproof
- main body
- connection port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims abstract description 25
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 19
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 229920002943 EPDM rubber Polymers 0.000 description 2
- 229920000126 latex Polymers 0.000 description 2
- 239000004816 latex Substances 0.000 description 2
- 229920006173 natural rubber latex Polymers 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 description 1
- CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N Ozone Chemical compound [O-][O+]=O CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 description 1
- YACLQRRMGMJLJV-UHFFFAOYSA-N chloroprene Chemical compound ClC(=C)C=C YACLQRRMGMJLJV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 239000006261 foam material Substances 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/38—Wiper blades
- B60S1/3801—Wiper blades characterised by a blade support harness consisting of several articulated elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/38—Wiper blades
- B60S2001/3843—Wiper blades equipped with removable cover or protective elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】雨天用ワイパーを、ウインターワイパーとして
使用できるようにする。 【解決手段】本防水カバーのカバー本体は、ホルダ部を
含むワイパーブレードのフレーム部全体を収容するに足
る内部空間を持つ横長の筒状に形成されている。左右両
側端のうち少なくとも一側端に開放端を有し、表面適所
にワイパーアーム先端部を挿入して内部のホルダ部に接
続するためのスリーブ状の接続口が設けられている。そ
して、本防水カバーは、ワイパーブレードのフレーム部
が挿入された後で上記開放端を閉塞するための防水閉塞
手段と、ワイパーアーム先端部がホルダ部に接続された
後で上記接続口の口縁部をワイパーアームの先端部近傍
に封止する防水封止手段とを備える。
使用できるようにする。 【解決手段】本防水カバーのカバー本体は、ホルダ部を
含むワイパーブレードのフレーム部全体を収容するに足
る内部空間を持つ横長の筒状に形成されている。左右両
側端のうち少なくとも一側端に開放端を有し、表面適所
にワイパーアーム先端部を挿入して内部のホルダ部に接
続するためのスリーブ状の接続口が設けられている。そ
して、本防水カバーは、ワイパーブレードのフレーム部
が挿入された後で上記開放端を閉塞するための防水閉塞
手段と、ワイパーアーム先端部がホルダ部に接続された
後で上記接続口の口縁部をワイパーアームの先端部近傍
に封止する防水封止手段とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般の雨天用ワイ
パーに装着することでこれを寒冷地で用いられるウィン
ターワイパーとして使用できるようにする、ワイパー用
防水カバーに関するものである。
パーに装着することでこれを寒冷地で用いられるウィン
ターワイパーとして使用できるようにする、ワイパー用
防水カバーに関するものである。
【0002】
【従来技術】ワイパーアームの先端に取り付けられるワ
イパーブレードは、ブレードラバーとこれを支持する金
属製のフレーム部から成る。フレーム部は、ワイパーア
ームが接続されるホルダと、ブレードラバーが取付けら
れるバネ板とを備える。寒冷地などでフレーム部に雪や
雨が付着して凍結すると、フレーム部の柔軟性が損なわ
れ、ブレードラバーが曲面ガラスに添いにくくなる。こ
れを解消するために、図15に示すようにフレーム部F
をゴム製の防水カバーCで包み込んだウインターワイパ
ーWがある。ワイパーアームAは、防水カバーCの外側
に露出したフレーム部上部のホルダ部Hに連結される。
イパーブレードは、ブレードラバーとこれを支持する金
属製のフレーム部から成る。フレーム部は、ワイパーア
ームが接続されるホルダと、ブレードラバーが取付けら
れるバネ板とを備える。寒冷地などでフレーム部に雪や
雨が付着して凍結すると、フレーム部の柔軟性が損なわ
れ、ブレードラバーが曲面ガラスに添いにくくなる。こ
れを解消するために、図15に示すようにフレーム部F
をゴム製の防水カバーCで包み込んだウインターワイパ
ーWがある。ワイパーアームAは、防水カバーCの外側
に露出したフレーム部上部のホルダ部Hに連結される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ウインターワイパーW
は、ホルダ部近傍やその他の部位の防水性を十分に確保
する必要があり、一般の雨天用ワイパーとは異種のワイ
パーとして製造、販売される。したがって、寒冷地など
でこの種のワイパーを使いたい場合、雨天用ワイパーと
は別個に専用のものを購入しなければならない。しか
も、ウインターワイパーWは、雨天用ワイパーの構成部
品を備えてなおかつ防水カバーCによって覆われている
関係上、雨天用ワイパーよりも高価になる。
は、ホルダ部近傍やその他の部位の防水性を十分に確保
する必要があり、一般の雨天用ワイパーとは異種のワイ
パーとして製造、販売される。したがって、寒冷地など
でこの種のワイパーを使いたい場合、雨天用ワイパーと
は別個に専用のものを購入しなければならない。しか
も、ウインターワイパーWは、雨天用ワイパーの構成部
品を備えてなおかつ防水カバーCによって覆われている
関係上、雨天用ワイパーよりも高価になる。
【0004】また、ウインターワイパーWの防水カバー
Cは、通常CR(クロロプレンラテックス)かNR(ナ
チュラルラバーラテックス)あるいはその混合品によっ
て形成されるが、老化防止材などを混入してあっても、
ひと冬の間使用していると、冬場の強烈なオゾンや紫外
線照射あるいは極低温環境下での屈曲運動などによって
亀裂や劣化を生じる。このため、次年度には継続使用し
にくく、たとえ内部のワイパーブレードBに何等損傷を
生じていなくても全体を廃棄して買い換えなければなら
なくなって、資源と金銭の大きな無駄になっている。
Cは、通常CR(クロロプレンラテックス)かNR(ナ
チュラルラバーラテックス)あるいはその混合品によっ
て形成されるが、老化防止材などを混入してあっても、
ひと冬の間使用していると、冬場の強烈なオゾンや紫外
線照射あるいは極低温環境下での屈曲運動などによって
亀裂や劣化を生じる。このため、次年度には継続使用し
にくく、たとえ内部のワイパーブレードBに何等損傷を
生じていなくても全体を廃棄して買い換えなければなら
なくなって、資源と金銭の大きな無駄になっている。
【0005】更に、ワイパーアームの先端とホルダ部と
の接合部が露出しているために、この接合部に付着した
雪などが凍結すると、ワイパーの動きに不具合を生じる
ことがある。
の接合部が露出しているために、この接合部に付着した
雪などが凍結すると、ワイパーの動きに不具合を生じる
ことがある。
【0006】本発明の目的は、一般の雨天用ワイパーを
ウインターワイパーとして使用できるようにするワイパ
ー用防水カバーを提供することにある。また、本発明の
別の目的は、比較的に低廉で寒冷地仕様のワイパーに簡
単に変更できる、ワイパー用防水カバーを提供すること
にある。更に、本発明はワイパーブレード全体を防水可
能なワイパー用防水カバーを提供することを目的とす
る。
ウインターワイパーとして使用できるようにするワイパ
ー用防水カバーを提供することにある。また、本発明の
別の目的は、比較的に低廉で寒冷地仕様のワイパーに簡
単に変更できる、ワイパー用防水カバーを提供すること
にある。更に、本発明はワイパーブレード全体を防水可
能なワイパー用防水カバーを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を達成するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するために次の構成を備える点に特徴がある。す
なわち、本防水カバーは、防水カバー本体が、ホルダ部
を含むワイパーブレードのフレーム部全体を収容するに
足る内部空間を持つ横長の筒状に形成されている。ま
た、この防水カバー本体は、左右両側端のうち少なくと
も一側端に開放端を有し、表面適所にワイパーアーム先
端部を挿入して内部のホルダ部に接続するためのスリー
ブ状の接続口が設けられている。そして、本防水カバー
は、ワイパーブレードのフレーム部が挿入された後で上
記開放端を閉塞するための防水閉塞手段と、ワイパーア
ーム先端部がホルダ部に接続された後で上記接続口の口
縁部をワイパーアームの先端部近傍に封止する防水封止
手段とを備えている。
を達成するために次の構成を備える点に特徴がある。す
なわち、本防水カバーは、防水カバー本体が、ホルダ部
を含むワイパーブレードのフレーム部全体を収容するに
足る内部空間を持つ横長の筒状に形成されている。ま
た、この防水カバー本体は、左右両側端のうち少なくと
も一側端に開放端を有し、表面適所にワイパーアーム先
端部を挿入して内部のホルダ部に接続するためのスリー
ブ状の接続口が設けられている。そして、本防水カバー
は、ワイパーブレードのフレーム部が挿入された後で上
記開放端を閉塞するための防水閉塞手段と、ワイパーア
ーム先端部がホルダ部に接続された後で上記接続口の口
縁部をワイパーアームの先端部近傍に封止する防水封止
手段とを備えている。
【0008】本防水カバーは、ワイパーアーム先端のU
字状フック部をワイパーブレードのホルダ部に引っ掛け
てワイパーアームとワイパーブレードとを連結するワイ
パーに最も効果的に適用される。この場合、接続口は、
通常、防水カバー本体の上部に設けられる。開放端は、
防水カバー本体の一側端だけでなく両側端にあっても良
い。また、防水カバー本体は、開放端寄りの上面に波状
の凹凸部を形成することで、部分的に伸張可能となり、
ワイパーブレードの弓なりになったフレーム部の挿入作
業を楽にする。更に、防水カバー本体は、底部にバネ部
とブレードラバー部とを一体形成したものであっても良
い。また、防水カバー本体の底部内にフレーム部のバネ
板を予め固定し、このバネ板下部の保持溝に、防水カバ
ー本体の外側から防水カバー本体底部と共にブレードラ
バーの頚部を嵌合してあっても良い。
字状フック部をワイパーブレードのホルダ部に引っ掛け
てワイパーアームとワイパーブレードとを連結するワイ
パーに最も効果的に適用される。この場合、接続口は、
通常、防水カバー本体の上部に設けられる。開放端は、
防水カバー本体の一側端だけでなく両側端にあっても良
い。また、防水カバー本体は、開放端寄りの上面に波状
の凹凸部を形成することで、部分的に伸張可能となり、
ワイパーブレードの弓なりになったフレーム部の挿入作
業を楽にする。更に、防水カバー本体は、底部にバネ部
とブレードラバー部とを一体形成したものであっても良
い。また、防水カバー本体の底部内にフレーム部のバネ
板を予め固定し、このバネ板下部の保持溝に、防水カバ
ー本体の外側から防水カバー本体底部と共にブレードラ
バーの頚部を嵌合してあっても良い。
【0009】開放端の防水閉塞手段は、ワイパーブレー
ドのフレーム部が挿入された後の防水カバー本体の側端
部を防水可能に閉塞する種々の手段を採用できる。一例
として、本防水閉塞手段は、防水カバー本体の開放端内
に挿入される端部処理部材と、この端部処理部材に固着
されるキャップ部材と、端部処理部材とキャップ部材と
の間に介装されるシール部材とから成る。そして、開放
端の端縁部を開放端内に挿着した端部処理部材の外面に
折曲げ当接し、この当接部分をシール部材で覆い、シー
ル部材の外方からキャップ部材を端部処理部材に固着す
ることで、開放端を防水閉塞する。
ドのフレーム部が挿入された後の防水カバー本体の側端
部を防水可能に閉塞する種々の手段を採用できる。一例
として、本防水閉塞手段は、防水カバー本体の開放端内
に挿入される端部処理部材と、この端部処理部材に固着
されるキャップ部材と、端部処理部材とキャップ部材と
の間に介装されるシール部材とから成る。そして、開放
端の端縁部を開放端内に挿着した端部処理部材の外面に
折曲げ当接し、この当接部分をシール部材で覆い、シー
ル部材の外方からキャップ部材を端部処理部材に固着す
ることで、開放端を防水閉塞する。
【0010】防水カバー本体がホルダ部を含むフレーム
部全体を覆うので、ワイパーアーム先端部の接続口は、
ホルダ部に対応する防水カバー本体の表面適所に設けら
れる。その構造は、ワイパーアーム先端部近傍の軸周を
覆うようにして接続口の口縁部を封止できるものであれ
ば、種々の構造を採用できる。例えば、防水カバー本体
の上部に防水カバー本体内部と連通する長いスリーブを
一体的に突出形成したものでも良い。接続口を封止する
には、接続口の口縁部と接続口内に挿入されてワイパー
ブレードの前記ホルダに連結されるワイパーアームの先
端部寄りの部位との間をシールするシール部材と、この
シール部材によってシールされた箇所を押さえ込み固定
する固定部材とを用いると良い。ワイパーアームの軸部
外周に添ってシールするので、作業は比較的楽に行われ
る。
部全体を覆うので、ワイパーアーム先端部の接続口は、
ホルダ部に対応する防水カバー本体の表面適所に設けら
れる。その構造は、ワイパーアーム先端部近傍の軸周を
覆うようにして接続口の口縁部を封止できるものであれ
ば、種々の構造を採用できる。例えば、防水カバー本体
の上部に防水カバー本体内部と連通する長いスリーブを
一体的に突出形成したものでも良い。接続口を封止する
には、接続口の口縁部と接続口内に挿入されてワイパー
ブレードの前記ホルダに連結されるワイパーアームの先
端部寄りの部位との間をシールするシール部材と、この
シール部材によってシールされた箇所を押さえ込み固定
する固定部材とを用いると良い。ワイパーアームの軸部
外周に添ってシールするので、作業は比較的楽に行われ
る。
【0011】
【実施の最良の形態】以下、本発明を図示した実施例に
基づいて詳説する。図1は本発明の一実施例に係るワイ
パー用防水カバーを取付けたワイパーの外観斜視図、図
2はその一部省略断面図である。図中符号1は防水カバ
ー本体で、弾性を備えたラテックス系のゴム材(具体的
には上記した従来例と同じ素材)によって図3に示すよ
うに横長の筒状に形成されている。この防水カバー本体
1は、ホルダ部2を含むワイパーブレード3のフレーム
部全体を収容するに足る内部空間を有する。製造にあた
ってはディッピング、ブロー成形、加圧成形あるいは押
出し成形などの手法を採用できる。防水カバー本体は、
胴部を合成樹脂材によって成形し、後述する接続口や開
放端などを弾性材によって形成するようにしても良い。
基づいて詳説する。図1は本発明の一実施例に係るワイ
パー用防水カバーを取付けたワイパーの外観斜視図、図
2はその一部省略断面図である。図中符号1は防水カバ
ー本体で、弾性を備えたラテックス系のゴム材(具体的
には上記した従来例と同じ素材)によって図3に示すよ
うに横長の筒状に形成されている。この防水カバー本体
1は、ホルダ部2を含むワイパーブレード3のフレーム
部全体を収容するに足る内部空間を有する。製造にあた
ってはディッピング、ブロー成形、加圧成形あるいは押
出し成形などの手法を採用できる。防水カバー本体は、
胴部を合成樹脂材によって成形し、後述する接続口や開
放端などを弾性材によって形成するようにしても良い。
【0012】防水カバー本体1の一側端(図中左側端)
は、内部に水が浸入しないように硬質ゴム製の栓部材4
によって予め閉塞されている(図2と3参照)。栓部材
4の内壁には、バネ板5の端部を嵌入する図示しない溝
が形成されている。一方、防水カバー本体1の他側端
(図中右側端)はワイパーブレード3のフレーム部6を
挿入するための開放端7になっている。防水カバー本体
1の略中央上部には、ワイパーアーム8の先端部を防水
カバー本体1内に挿し込むためのスリーブ状をした接続
口9がやや斜め上方に突き出るようにして一体形成され
ている。また、開放端寄りの防水カバー本体1上面に
は、波状をした数個の凹凸1aが形成され、接続口9の
下方の防水カバー本体表面には横長の窪み1bが設けら
れている。
は、内部に水が浸入しないように硬質ゴム製の栓部材4
によって予め閉塞されている(図2と3参照)。栓部材
4の内壁には、バネ板5の端部を嵌入する図示しない溝
が形成されている。一方、防水カバー本体1の他側端
(図中右側端)はワイパーブレード3のフレーム部6を
挿入するための開放端7になっている。防水カバー本体
1の略中央上部には、ワイパーアーム8の先端部を防水
カバー本体1内に挿し込むためのスリーブ状をした接続
口9がやや斜め上方に突き出るようにして一体形成され
ている。また、開放端寄りの防水カバー本体1上面に
は、波状をした数個の凹凸1aが形成され、接続口9の
下方の防水カバー本体表面には横長の窪み1bが設けら
れている。
【0013】11はワイパーブレード3のフレーム部6
が防水カバー本体内に収容された後で上記開放端7を閉
塞するための防水閉塞部材である。この防水閉塞部材
は、図4と図5に見られるように3つの構成部材12,
13,14から成る。
が防水カバー本体内に収容された後で上記開放端7を閉
塞するための防水閉塞部材である。この防水閉塞部材
は、図4と図5に見られるように3つの構成部材12,
13,14から成る。
【0014】12は開放端内に挿入される端部処理部材
としての防水プラグで、内側に大径部12aを、外側に
小径部12bを有する(図11の断面図参照)。大径部
12aの下部には、ブレードラバー10を支持するバネ
板5の端部を挿入するための溝孔12cが形成されてい
る。小径部12bは中心軸方向に嵌合孔12dが形成さ
れており、この嵌合孔12dは内部に段差を有する。小
径部12bの周面及び外端面にはシール部材である防水
フォーム(EPDMフォーム)13が被せられている。防水
フォームとして単泡の発泡材を用いることもできる。防
水フォーム13の外端面には、上記嵌合孔12dと連通
する通孔13aが設けられている(図6参照)。
としての防水プラグで、内側に大径部12aを、外側に
小径部12bを有する(図11の断面図参照)。大径部
12aの下部には、ブレードラバー10を支持するバネ
板5の端部を挿入するための溝孔12cが形成されてい
る。小径部12bは中心軸方向に嵌合孔12dが形成さ
れており、この嵌合孔12dは内部に段差を有する。小
径部12bの周面及び外端面にはシール部材である防水
フォーム(EPDMフォーム)13が被せられている。防水
フォームとして単泡の発泡材を用いることもできる。防
水フォーム13の外端面には、上記嵌合孔12dと連通
する通孔13aが設けられている(図6参照)。
【0015】14はリング状の締付けバネで、防水フォ
ーム13の外周に取付けられて防水フォーム周面を弾性
的に締め付ける。締付けバネ14は、上部に拡開用の一
対の摘子14aを有する。
ーム13の外周に取付けられて防水フォーム周面を弾性
的に締め付ける。締付けバネ14は、上部に拡開用の一
対の摘子14aを有する。
【0016】また、15はエンドキャップで、防水プラ
グ小径部12bと防水フォーム13の外端面に対面する
端部壁15aと、防水プラグ小径部12bと防水フォー
ム13の周面に対面する周壁15bとを備える。端部壁
内面には、中心に上記嵌合孔12dに嵌め込まれる割り
突起15cが突設されている。割り突起15cは、先端
に嵌合孔12dの段差に係止される係止部15dを有す
る。また、周壁15bには締付けバネ14の摘子片14
aを通す溝が形成されている。
グ小径部12bと防水フォーム13の外端面に対面する
端部壁15aと、防水プラグ小径部12bと防水フォー
ム13の周面に対面する周壁15bとを備える。端部壁
内面には、中心に上記嵌合孔12dに嵌め込まれる割り
突起15cが突設されている。割り突起15cは、先端
に嵌合孔12dの段差に係止される係止部15dを有す
る。また、周壁15bには締付けバネ14の摘子片14
aを通す溝が形成されている。
【0017】21は、上記接続口9の口縁部近傍をワイ
パーアームの軸周に封止するための防水封止部材であ
る。この防水封止部材21は、シール部材22と固定部
材23と外装カバー24とから成る。図7に外装カバー
を外した状態を一部破断図で示す。シール部材22は、
防水閉塞部材11と同様に防水フォーム(EPDMフォー
ム)が用いられ、図7に見られるように接続口9の内周
面とワイパーアーム軸周との間に介装される。固定部材
23は、シール部材22と接続口9をワイパーアーム軸
周に締め付け固定する、例えば耐寒性に富む合成樹脂材
から成るタイロッドなどが用いられる。固定部材23
は、シール部材22と接続口9とを径方向内向きに締め
付けて防水性を確保するものであれば、その他の構造の
ものであっても良い。
パーアームの軸周に封止するための防水封止部材であ
る。この防水封止部材21は、シール部材22と固定部
材23と外装カバー24とから成る。図7に外装カバー
を外した状態を一部破断図で示す。シール部材22は、
防水閉塞部材11と同様に防水フォーム(EPDMフォー
ム)が用いられ、図7に見られるように接続口9の内周
面とワイパーアーム軸周との間に介装される。固定部材
23は、シール部材22と接続口9をワイパーアーム軸
周に締め付け固定する、例えば耐寒性に富む合成樹脂材
から成るタイロッドなどが用いられる。固定部材23
は、シール部材22と接続口9とを径方向内向きに締め
付けて防水性を確保するものであれば、その他の構造の
ものであっても良い。
【0018】外装カバー24は、図8と9に示すよう
に、前後が開放され、上部内面の折曲げ溝24aを介し
て下部が分割されてウィング状に開く、偏平な筒状をし
ている。下部外面にはロック爪24bとこれを係止する
アーム片24cとから成る開閉自在なロック部材24d
が設けられている。外装カバー24は、シール部材22
と固定部材23とによって防水封止された部位を覆い、
当該部位を保護すると共に、容易に離脱しないように当
該部位を含む接続口9及びワイパーアーム軸周を挟持す
る(図2参照)。
に、前後が開放され、上部内面の折曲げ溝24aを介し
て下部が分割されてウィング状に開く、偏平な筒状をし
ている。下部外面にはロック爪24bとこれを係止する
アーム片24cとから成る開閉自在なロック部材24d
が設けられている。外装カバー24は、シール部材22
と固定部材23とによって防水封止された部位を覆い、
当該部位を保護すると共に、容易に離脱しないように当
該部位を含む接続口9及びワイパーアーム軸周を挟持す
る(図2参照)。
【0019】本防水カバーの使用状態を説明する。先
ず、雨天用ワイパーのフレーム部6からバネ板5とブレ
ードラバー10を外す。外したバネ板5を防水カバー本
体1の開放端7から挿入し、先端を栓部材内壁の溝に挿
し込む。防水カバー本体1の底部をバネ板下部の保持溝
5a(図 参照)に外側から押し込む。保持溝5aの端
部からブレードラバー10の頭部10aを、押し込まれ
た防水カバー本体底部を押さえつけるようにして保持溝
内にスライド挿着する。
ず、雨天用ワイパーのフレーム部6からバネ板5とブレ
ードラバー10を外す。外したバネ板5を防水カバー本
体1の開放端7から挿入し、先端を栓部材内壁の溝に挿
し込む。防水カバー本体1の底部をバネ板下部の保持溝
5a(図 参照)に外側から押し込む。保持溝5aの端
部からブレードラバー10の頭部10aを、押し込まれ
た防水カバー本体底部を押さえつけるようにして保持溝
内にスライド挿着する。
【0020】次いで、バネ板5の両側にある係合溝5b
に、フレーム部本体下端の爪を係合させて、ホルダ部2
を含むフレーム部本体を防水カバー本体内に押し入れ
る。このとき、開放端側の上部にある波状の凹凸1aを
適度に伸張させることで、フレーム部本体は、比較的楽
に防水カバー本体内に収容される。
に、フレーム部本体下端の爪を係合させて、ホルダ部2
を含むフレーム部本体を防水カバー本体内に押し入れ
る。このとき、開放端側の上部にある波状の凹凸1aを
適度に伸張させることで、フレーム部本体は、比較的楽
に防水カバー本体内に収容される。
【0021】そして、図11に見られるように開放端7
に防水プラグ12を挿入し、大径部下部の溝孔12cに
バネ板5の後端部を挿込み、バネ板5を含むフレーム部
6を固定する。開放端7の端縁部を防水プラグ12の防
水フォーム13に添わせ、締付けバネ14を端縁部外側
から装着する(図12参照)。防水フォーム13の端面
から飛び出している端縁部を同端面に当接するように折
曲げた後、エンドキャップ15を被せる。エンドキャッ
プ15は、割り突起15cが防水プラグ小径部の嵌合孔
12dに侵入し、係止部15dを嵌合孔12dの段差に
係止させて抜け止めを図る。これにより、図6の開放端
断面図に示すように、開放端7の端縁部は、その一部が
締付けバネ14とエンドキャップ周壁とによって防水フ
ォーム13の周面部に押し付けられ、また他部がエンド
キャップ15の端壁15a内面によって防水フォーム端
面に押し付けられて、防水性が確保される。
に防水プラグ12を挿入し、大径部下部の溝孔12cに
バネ板5の後端部を挿込み、バネ板5を含むフレーム部
6を固定する。開放端7の端縁部を防水プラグ12の防
水フォーム13に添わせ、締付けバネ14を端縁部外側
から装着する(図12参照)。防水フォーム13の端面
から飛び出している端縁部を同端面に当接するように折
曲げた後、エンドキャップ15を被せる。エンドキャッ
プ15は、割り突起15cが防水プラグ小径部の嵌合孔
12dに侵入し、係止部15dを嵌合孔12dの段差に
係止させて抜け止めを図る。これにより、図6の開放端
断面図に示すように、開放端7の端縁部は、その一部が
締付けバネ14とエンドキャップ周壁とによって防水フ
ォーム13の周面部に押し付けられ、また他部がエンド
キャップ15の端壁15a内面によって防水フォーム端
面に押し付けられて、防水性が確保される。
【0022】開放端7を閉塞された本防水カバー(図1
4参照)には、次いで、接続口9からワイパーアーム8
の先端部が差し込まれる。本実施例ではワイパーアーム
先端部は、図示しないU字状のフック部を有し、このフ
ック部を防水カバー本体内のホルダ部2にある掛止体に
引っ掛けてワイパーブレード3と接続される。接続口9
がスリーブ状に延びているので、防水カバー本体内のホ
ルダ部2の位置を確認しにくいが、防水カバー本体1の
窪み1bに指を当ててホルダ部2を位置決め確保しなが
ら作業すると、比較的に楽に接続を行うことができる。
なお、この窪み部1bを透明に近い状態に形成すれば防
水カバー本体内の状況を確認しながら接続作業を行うこ
とができる。
4参照)には、次いで、接続口9からワイパーアーム8
の先端部が差し込まれる。本実施例ではワイパーアーム
先端部は、図示しないU字状のフック部を有し、このフ
ック部を防水カバー本体内のホルダ部2にある掛止体に
引っ掛けてワイパーブレード3と接続される。接続口9
がスリーブ状に延びているので、防水カバー本体内のホ
ルダ部2の位置を確認しにくいが、防水カバー本体1の
窪み1bに指を当ててホルダ部2を位置決め確保しなが
ら作業すると、比較的に楽に接続を行うことができる。
なお、この窪み部1bを透明に近い状態に形成すれば防
水カバー本体内の状況を確認しながら接続作業を行うこ
とができる。
【0023】そして、接続口9の口縁部近傍内面とワイ
パーアーム軸周との間にシール部材22を介装する(図
7参照)。シール部材22の介装された部位を接続口外
側からタイロッド23によって締め付け、接続口内面と
ワイパーアーム軸周との間の防水性を確保する。タイロ
ッド23とその前後の接続口9及びワイパーアーム8を
外装カバー24で覆い、アーム片24cにロック爪24
bを係止させて外装カバー24を固定する。これによ
り、雨天用ワイパーは、ワイパーブレード3のフレーム
部6の全体が防水カバー本体1によって覆われ、開放端
7と接続口9が防水閉塞あるいは封止されて、ウィンタ
ーワイパーとなる。
パーアーム軸周との間にシール部材22を介装する(図
7参照)。シール部材22の介装された部位を接続口外
側からタイロッド23によって締め付け、接続口内面と
ワイパーアーム軸周との間の防水性を確保する。タイロ
ッド23とその前後の接続口9及びワイパーアーム8を
外装カバー24で覆い、アーム片24cにロック爪24
bを係止させて外装カバー24を固定する。これによ
り、雨天用ワイパーは、ワイパーブレード3のフレーム
部6の全体が防水カバー本体1によって覆われ、開放端
7と接続口9が防水閉塞あるいは封止されて、ウィンタ
ーワイパーとなる。
【0024】本発明に係るワイパー用防水カバーは、防
水カバー本体内にバネ板とブレードラバーを予め組み込
んでおいても良い。この場合、雨天用ワイパーからはフ
レーム部のみを外してこれを上記したと同じ要領で防水
カバー本体内に装填する。バネ板とブレードラバーの取
付けを行わなくて済むため、作業をより楽に行えるもの
である。バネ板部とブレードラバー部とを防水カバー本
体の底部に一体形成する場合も同様である。勿論、バネ
板部とブレードラバー部を防水カバー本体にそれぞれ単
独で一体形成するものであっても良い。
水カバー本体内にバネ板とブレードラバーを予め組み込
んでおいても良い。この場合、雨天用ワイパーからはフ
レーム部のみを外してこれを上記したと同じ要領で防水
カバー本体内に装填する。バネ板とブレードラバーの取
付けを行わなくて済むため、作業をより楽に行えるもの
である。バネ板部とブレードラバー部とを防水カバー本
体の底部に一体形成する場合も同様である。勿論、バネ
板部とブレードラバー部を防水カバー本体にそれぞれ単
独で一体形成するものであっても良い。
【0025】防水カバー本体の開放端を閉塞する手段
は、上記実施例のものに限定されるものではない。防水
プラグに対し、エンドキャップに相当する部材を螺合あ
るいは着脱自在に嵌合するものであっても良い。着脱自
在な嵌合構造の場合、例えば、嵌合孔に突起が複数段で
侵入し、最終段手前の段階で突起が嵌合して固定され、
最終段での押圧時に突起が嵌合孔から外れるタイプのも
のを採用することができる。また、着脱自在にする必要
がない場合には、開放端側のバネ部の端部を固定し、開
放端を接着剤で密封するものであっても良い。
は、上記実施例のものに限定されるものではない。防水
プラグに対し、エンドキャップに相当する部材を螺合あ
るいは着脱自在に嵌合するものであっても良い。着脱自
在な嵌合構造の場合、例えば、嵌合孔に突起が複数段で
侵入し、最終段手前の段階で突起が嵌合して固定され、
最終段での押圧時に突起が嵌合孔から外れるタイプのも
のを採用することができる。また、着脱自在にする必要
がない場合には、開放端側のバネ部の端部を固定し、開
放端を接着剤で密封するものであっても良い。
【0026】接続口は、スリーブ状に形成されるが、ワ
イパーアームの軸周との間で防水下に封止できるもので
あれば、その長さは別段制限されるものではない。ま
た、形成される位置も、ワイパーの種類、特にホルダ部
の位置いかんでは、防水カバー本体の正面あるいは背面
適所に設けられる。また、接続口の防水封止手段も、別
段、上記した実施例に限定されるものではない。接続口
内面とワイパーアーム軸周との間を防水封止し、ワイパ
ーブレードの動作に支障をきたさない範囲で、種々の手
段を採用できる。場合によっては、接続口内面とワイパ
ーアーム軸周とをシール部材を介して接着するものであ
っても良い。
イパーアームの軸周との間で防水下に封止できるもので
あれば、その長さは別段制限されるものではない。ま
た、形成される位置も、ワイパーの種類、特にホルダ部
の位置いかんでは、防水カバー本体の正面あるいは背面
適所に設けられる。また、接続口の防水封止手段も、別
段、上記した実施例に限定されるものではない。接続口
内面とワイパーアーム軸周との間を防水封止し、ワイパ
ーブレードの動作に支障をきたさない範囲で、種々の手
段を採用できる。場合によっては、接続口内面とワイパ
ーアーム軸周とをシール部材を介して接着するものであ
っても良い。
【0027】上記した実施例では、防水カバー本体の一
側端を予め栓部材によって閉塞したが、両側端を開放端
とし、それぞれを前記した防水閉塞手段を閉塞すること
もできる。
側端を予め栓部材によって閉塞したが、両側端を開放端
とし、それぞれを前記した防水閉塞手段を閉塞すること
もできる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、ワイパーブレードのホ
ルダ部を含むフレーム部全体を覆う防水カバー本体と、
フレーム部を装填する防水カバー本体の開放端を閉塞す
る防水閉塞手段と、ホルダ部に接続されるワイパーアー
ムを挿入する接続口を封止する防水封止手段とを備えて
いるので、防水カバー本体内にフレーム部を装填し、開
放端と接続口をそれぞれ閉塞もしくは封止するだけで、
一般の雨天用ワイパーを簡単に寒冷地用のワイパーに変
更できる。しかも、雨天用ワイパーの構成部材の全て
(請求項1と2)あるいはフレーム部(請求項3と4)
をそのまま使用するので、資源の無駄を防ぐことができ
るばかりでなく、従来のウインタワイパーに比べて低廉
なこの種ワイパーを提供できる。
ルダ部を含むフレーム部全体を覆う防水カバー本体と、
フレーム部を装填する防水カバー本体の開放端を閉塞す
る防水閉塞手段と、ホルダ部に接続されるワイパーアー
ムを挿入する接続口を封止する防水封止手段とを備えて
いるので、防水カバー本体内にフレーム部を装填し、開
放端と接続口をそれぞれ閉塞もしくは封止するだけで、
一般の雨天用ワイパーを簡単に寒冷地用のワイパーに変
更できる。しかも、雨天用ワイパーの構成部材の全て
(請求項1と2)あるいはフレーム部(請求項3と4)
をそのまま使用するので、資源の無駄を防ぐことができ
るばかりでなく、従来のウインタワイパーに比べて低廉
なこの種ワイパーを提供できる。
【0029】また、本発明によれば、ホルダ部も防水カ
バー本体内に収納されるので、ワイパーアームとホルダ
部との接合部が凍結によって不具合を生じることがなく
なり、ウインタワイパーに対し雨天用ワイパーと同じ動
作を保障できるものである。
バー本体内に収納されるので、ワイパーアームとホルダ
部との接合部が凍結によって不具合を生じることがなく
なり、ウインタワイパーに対し雨天用ワイパーと同じ動
作を保障できるものである。
【図1】本発明の一実施例に係るワイパー用防水カバー
を取付けたワイパーの外観斜視図。
を取付けたワイパーの外観斜視図。
【図2】図1のワイパーの内部構造を示す断面図。
【図3】防水カバー本体の一例を示す正面図。
【図4】防水閉塞部材の一例を示す分解斜視図。
【図5】防水プラグを裏側から見た斜視図。
【図6】防水閉塞部材によって閉塞された開放端の断面
図。
図。
【図7】防水封止手段の一部を構成するシール部材と固
定部材を示す斜視図。
定部材を示す斜視図。
【図8】防水封止手段の一部を構成する外装カバーを上
面から見た斜視図。
面から見た斜視図。
【図9】図8の外装カバーを下面から見た斜視図。
【図10】バネ板と防水カバー本体底部とブレードラバ
ーとの関係を示す断面図。
ーとの関係を示す断面図。
【図11】開放端に防水プラグを挿し込む状態の断面
図。
図。
【図12】図11の状態にある開放端に締付けバネを装
着した正面図。
着した正面図。
【図13】図12の状態にある開放端にエンドキャップ
を被せた正面図。
を被せた正面図。
【図14】開放端を閉塞処理した本防水カバーの斜視
図。
図。
【図15】従来のウインタワイパーの一例を示す正面
図。
図。
【符号の説明】 1 防水用カバー本体。 2 ホルダ部。 3 ワイパーブレード。 4 栓部材。 5 バネ板。 6 フレーム部。 7 開放端。 8 ワイパーアーム。 9 接続口。 10 ブレードラバー。 11 防水閉塞部材。 21 防水封止部材。
Claims (9)
- 【請求項1】防水カバー本体を、ホルダ部を含むワイパ
ーブレードのフレーム部全体を収容可能な横長の筒状に
形成し、 この防水カバー本体の左右両側端のうち少なくとも一側
端を、上記フレーム部を挿入可能でフレーム部挿入後に
防水閉塞手段によって閉塞される開放端とし、 また、防水カバー本体の表面適所に、ワイパーアーム先
端部を挿入可能でワイパーアーム先端部が防水カバー本
体内のスリーブ部に接続された後で防水封止手段によっ
て封止されるスリーブ状の接続口が設けられている、 ワイパー用防水カバー。 - 【請求項2】ワイパーアーム先端のフック部をワイパー
ブレードのホルダ部に引っ掛けてワイパーアームとワイ
パーブレードとを連結するワイパーに用いられるワイパ
ー用防水カバーであって、 弾性材料から成り、ホルダ部を含むワイパーブレードの
フレーム部全体を収容するに足る内部空間を持つ横長の
筒状に形成され、左右両側端のうち少なくとも一側端に
上記フレーム部を挿入可能な開放端を有し、かつ上部に
ワイパーアーム先端部を挿入して内部のホルダ部に接続
するためのスリーブ状の接続口が設けられた防水カバー
本体と、 ワイパーブレードのフレーム部が挿入された後で上記開
放端を閉塞する防水閉塞手段と、 ワイパーアーム先端部がホルダ部に接続された後で上記
接続口の口縁部をワイパーアームの先端部近傍に封止す
る防水封止手段とを備えている、 ワイパー用防水カバー。 - 【請求項3】請求項1もしくは2記載のワイパー用防水
カバーにおいて、 前記防水カバー本体内にフレーム部のバネ板が固定され
ており、 このバネ板下部の保持溝に、防水カバー本体の外側から
防水カバー本体底部と共にブレードラバーの頭部が嵌合
されている、 ワイパー用防水カバー。 - 【請求項4】請求項1もしくは2記載のワイパー用防水
カバーにおいて、 前記防水カバー本体の底部にバネ部とブレードラバー部
とが一体形成されている、 ワイパー用防水カバー。 - 【請求項5】前記開放端の防水閉塞手段は、防水カバー
本体の開放端内に挿入される端部処理部材と、この端部
処理部材に固着されるキャップ部材と、端部処理部材と
キャップ部材との間に介装されるシール部材とを備え、 開放端の端縁部を開放端内に挿着した端部処理部材の外
面に折曲げ当接し、この当接部分をシール部材で覆い、
シール部材の外方からキャップ部材を端部処理部材に固
着して取付けられる、 請求項1から4のいずれかに記載のワイパー用防水カバ
ー。 - 【請求項6】前記防水カバー本体の正面あるいは背面で
あって内部に収容されるワイパーブレードのホルダ部と
対応する表面位置に、防水カバー本体内部と連通するス
リーブ状の接続口が一体的に突出形成されている、 請求項1から4のいずれかに記載のワイパー用防水カバ
ー。 - 【請求項7】前記接続口の防水封止手段は、前記接続口
内に挿入されてワイパーブレードの前記ホルダに連結さ
れるワイパーアームの軸周と接続口内面との間をシール
するシール部材と、このシール部材によってシールされ
た箇所を押さえ込み固定する固定部材とを備える、 請求項1から4のいずれかに記載のワイパー用防水カバ
ー。 - 【請求項8】前記防水カバー本体は、開放端寄りの上面
に波状の凹凸部が形成されている、 請求項1から4のいずれかに記載のワイパー用防水カバ
ー。 - 【請求項9】前記防水閉塞手段と前記防水封止手段と
が、それぞれ開放端あるいは接続口に着脱自在に取付け
られる、 請求項1から4のいずれかに記載のワイパー用防水カバ
ー。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11020312A JP2000219105A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | ワイパー用防水カバー |
PCT/JP2000/000457 WO2000044597A1 (fr) | 1999-01-28 | 2000-01-28 | Protection impermeable a l'eau pour essuie-glace |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11020312A JP2000219105A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | ワイパー用防水カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000219105A true JP2000219105A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12023631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11020312A Pending JP2000219105A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | ワイパー用防水カバー |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000219105A (ja) |
WO (1) | WO2000044597A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008213787A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Nissan Motor Co Ltd | ワイパピボット装置 |
JP2011131831A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Nippon Wiper Blade Co Ltd | ワイパーブレード |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4269189B1 (en) * | 2022-04-26 | 2024-08-21 | Danyang UPC Auto Parts Co., Ltd. | Sealed type windshield wiper structure |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS613056U (ja) * | 1984-06-08 | 1986-01-09 | 市光工業株式会社 | 車輌用ワイパー |
US4683606A (en) * | 1985-10-10 | 1987-08-04 | Parker Hannifin Corporation | Winter wiper blade |
JPH0741644Y2 (ja) * | 1989-06-01 | 1995-09-27 | アスモ株式会社 | ワイパブレード |
JPH0549527U (ja) * | 1991-12-10 | 1993-06-29 | アスモ株式会社 | ワイパーブレード |
-
1999
- 1999-01-28 JP JP11020312A patent/JP2000219105A/ja active Pending
-
2000
- 2000-01-28 WO PCT/JP2000/000457 patent/WO2000044597A1/ja unknown
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008213787A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Nissan Motor Co Ltd | ワイパピボット装置 |
JP2011131831A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Nippon Wiper Blade Co Ltd | ワイパーブレード |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2000044597A1 (fr) | 2000-08-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100323187B1 (ko) | 헬멧의 실드구조 | |
JP3484788B2 (ja) | 車両用開閉式屋根におけるウエザーストリップの取付構造 | |
JP2000219105A (ja) | ワイパー用防水カバー | |
US6116678A (en) | Limousine side structure and window sealing method | |
JPH11232958A (ja) | 車両用防水プッシュスイッチ | |
JP2004132684A (ja) | 断熱シール材、断熱シール組立体及び保温装置 | |
KR200206982Y1 (ko) | 자동차 유리 성에방지커버 | |
JPH10315787A (ja) | ドアウェザーストリップの取付構造及び取付方法 | |
JP3487087B2 (ja) | ウエザストリップの取付構造 | |
JP2001270381A (ja) | ヘッドランプシールの取付構造 | |
KR200176495Y1 (ko) | 자동차 도어용 보호판 | |
JPH058175Y2 (ja) | ||
JPS58576Y2 (ja) | シ−リングスクリ−ンを貼着した自動車用ドアトリム | |
JP2004098888A (ja) | ウエザストリップの取付構造 | |
JPH0641372Y2 (ja) | 車両用アンテナ装置 | |
JPH07149190A (ja) | ウェザーストリップの取付構造 | |
JPH0523410Y2 (ja) | ||
JP2003063251A (ja) | 車両における防水用キャンバスの取付構造 | |
JP3753273B2 (ja) | ウェザストリップ | |
JPS6342044Y2 (ja) | ||
KR950010787B1 (ko) | 창틀에 고무링과 함께 유리창을 고정하는 방법 | |
JP2004136721A (ja) | ウェザーストリップの取付構造 | |
JPH0243795Y2 (ja) | ||
JPH09279915A (ja) | 扉のハンドル用防塵、防水カバー | |
JP2591526Y2 (ja) | サッシュレスドア車用ルーフキャリア |