JPH09301123A - 車両の側方警報用センサ装置 - Google Patents

車両の側方警報用センサ装置

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JPH09301123A
JPH09301123A JP8121926A JP12192696A JPH09301123A JP H09301123 A JPH09301123 A JP H09301123A JP 8121926 A JP8121926 A JP 8121926A JP 12192696 A JP12192696 A JP 12192696A JP H09301123 A JPH09301123 A JP H09301123A
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JP
Japan
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vehicle
sensor
sensor device
opening
signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8121926A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Miichi
善紀 見市
Tetsushi Mimuro
哲志 御室
Tadashi Sugawara
正 菅原
Misuzu Yamamoto
美鈴 山本
Naoki Kosaka
直樹 小坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の前面投影面積を増加させたり、車両の
外観を損なうことなく、車両への組み込みが可能となる
車両の側方警報用センサ装置を提供する。 【解決手段】 車両の側方警報用センサ装置は、リアド
ア2rのアウタハンドル部4における凹所5に形成した
開口部7と、リアドア2r内に収容され、開口部7を通
じて超音波信号の発信及び障害物や他の車両からの反響
信号の受信が可能な超音波センサ8とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の側方を監視
するための車両の側方警報用センサ装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】自動車の運転時、車両の側方に障
害物があるかどうかを確認するため、運転者は振り向い
て直接側方を見るか、または、振り向くことなく、フェ
ンダーミラーあるいはドアミラーの鏡像を見ることで、
その側方の安全を確かめていた。しかしながら、このよ
うな確認作業を行っても、運転者による車外側方の視認
領域や、フェンダーミラーあるいはドアミラーの鏡像か
ら得られる視認領域は限られており、車両側方の障害物
を十分確認することができなかった。
【0003】そこで、特開昭58−180347号公報
には、車両の側方監視領域を拡げるための車両用側方監
視装置が開示されており、この公知の車両用側方監視装
置は、車両側方の障害物を検出するセンサをフェンダー
ミラーに内蔵している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した車両用側方監
視装置の場合には、センサがフェンダミラーやドアミラ
ーに内蔵されているため、これらミラーは必然的に大形
にならざるを得ない。また、フェンダミラーやドアミラ
ーは車体から突き出ているため、狭い路地を走行する場
合や、他の車両とすれ違う時などにおいて、路上の障害
物または対向車と接触し、損傷を受ける機会も多くな
る。
【0005】本発明は、上述した事情に基づいてなされ
たもので、その目的は、車両のデザインを損なうことが
なく、しかも、損傷を受ける機会の少ない車両の側方警
報用センサ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の請求項1の車両の側方警報用センサ装置
は、車両のドアを開閉するアウタハンドル部の凹所に形
成された開口部と、ドア内に設けられ、その開口部を介
して探査信号を送受し、車両側方の物体を検出するセン
サとを具備している。請求項1の車両の側方警報用セン
サ装置によれば、センサはアウタハンドル部の開口部を
通じて車両側方に探査信号を出力し、そして、車両側方
の障害物や他の車両などの物体にて反射された探査信号
を同じく開口部を通じて受け取り、その物体の有無を検
出する。
【0007】請求項2の車両の側方警報用センサ装置
は、そのセンサがアウタハンドル部の凹所を形成する固
定部に固定されている。請求項2の装置によれば、セン
サとアウタハンドル部の固定部とが一体化し、これらは
ユニットとしてドアに組み付けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は、車両を斜め後方からみた斜
視図である。同図に示すように、車両1は左右一対ずつ
のフロントドア2f及びリアドア2rを備えており、こ
れらドア2の外面にはアウタハンドル部4がそれぞれ設
けられている。アウタハンドル部4はドア2を開閉する
ためのものである。なお、参照符号3はフロントドア2
fに取り付けられたドアミラーを示している。
【0009】図2〜図4は、リアドア2rにおけるアウ
タハンドル部4を拡大した詳細図であり、以下、図2〜
図4を参照して側方警報用センサ装置の構成を詳細に説
明する。側方警報用センサ装置の説明に先立ち、アウタ
ハンドル部4について説明すると、リアドア2rの外板
12にはハンドル装着孔が形成されており、このハンド
ル装着孔にアウタハンドル部4のハンドルベース20が
はめ込まれている。ハンドルベース20はハンドル装着
孔を液密を存して塞ぎ、図3に示されるように外板12
に固定されている。ハンドルベース20にはリアドア2
rの内側に凹むような凹所5が形成されており、この凹
所5の上部にはヒンジを介してハンドル6が取り付けら
れている。ハンドル6は、リアドア2r内のドアロック
機構(図示しない)に連結されており、その操作により
ドアロック機構を介してリアドア2rの開閉を行うこと
ができる。より詳しくは、ハンドル6の下側からハンド
ルベース20の凹所5に手を差し入れ、ハンドル6を引
き上げることで、リアドア2rを開くことができる。
【0010】側方警報用センサ装置は車体左右のリアド
ア2rのアウタハンドル部4にそれぞれ備えられている
が、以下には、左方の側方警報用センサ装置について説
明する。側方警報用センサ装置はそのハンドルベース2
0の凹所5の奥に形成された開口部7を有しており、こ
の開口部7はハンドル6よりも下側に位置付けられてい
る。開口部7は図3から明らかなように車両の斜め後方
に向き、その軸線は車両の前後方向に対し例えば45゜
の角度を存している。開口部7の開口縁にはセンサ装着
部10が一体的に形成されており、このセンサ装着部1
0に超音波センサ8が開口部7と同軸にして取り付けら
れている。超音波センサ8はその先端部分が開口部7内
に侵入し、その先端面21に超音波信号の入出口を有し
ている。即ち、図4に示されているように超音波センサ
8のケーシング22には、探査信号としての超音波信号
の発信及び受信をなす送受信器16が内蔵されており、
この送受信器16から発信された超音波信号がケーシン
グ22の入出口及びハンドルベース20の開口部7を通
じて車両の外側に向けて発信され、また、その超音波信
号が車両の外側の障害物や他の車両等の探査対象にて反
射されたとき、その超音波信号の反響信号を開口部7を
通じて受信することができる。更に、送受信器16は超
音波信号の発信時及び反響信号の受信時に電気信号を図
3に示す判定回路23に出力可能となっている。この判
定回路23には、送受信器16からの電気信号とは別
に、車両に設けられた速度センサ28からの速度情報及
びウインカスイッチ30からの信号情報もまた入力され
るようになっている。判定回路23は、送受信器16か
ら供給される電気信号の時間間隔に基づいて、探査対象
までの距離及び探査対象との相対速度を求め、そしてこ
れら距離及び相対速度に加え、速度センサ28からの自
車の速度情報及びウインカスイッチ30からの信号情報
をあわせて考慮することで、探査対象との距離が所定値
以下になるか、又は、所定値以下となる傾向にあると、
車室内のインジケータ、即ち、警告灯26を点灯させる
とともに、アラームベルやスピーカなどの音源24を駆
動して警告音又は音声による警報を運転者に向けて発生
させるものとなっている。なお、警告灯26及び音源2
4は例えば車両の運転席近傍に配置することができる。
【0011】上述した側方警報用センサ装置によれば、
車両の走行中、超音波センサ8は周期的にハンドルベー
ス20の開口部7を通じて車両の外側に超音波信号を発
信し、その超音波信号の反響信号を受信可能な状態にあ
る。それ故、自己の車両の外側に探査対象があって、そ
の探査対象からの反響信号が超音波センサ8に受信さ
れ、そして、判定回路23にて、その探査対象との間の
距離が所定値以下になるか、又は、所定値以下になる傾
向にあると判定されると、警告灯26が点灯され、同時
に音源24から運転者に警報が発せられ、運転者は自己
の車両が障害物や他の車両に対して接近し過ぎていた
り、進路を変更しようとする方向に障害物や他の車両が
あることを確実に知ることができる。
【0012】超音波センサ8は、リアドア2rのアウタ
ハンドル部4から車両の斜め後方に向けて超音波信号を
発信しているので、運転席から死角となる領域の障害物
や他の車両でも確実に検出することができる。側方警報
用センサ装置、即ち、超音波センサ8はリアドア2r内
に収納されているから、車両の走行中、側方警報用セン
サ装置が車外に物体と接触して損傷を受けることも少な
いし、また、車両の外観に悪影響を与えることもない。
しかも、超音波センサ8はハンドルベース20に固定さ
れているから、これらハンドルベース20と超音波セン
サ8とをユニット化することができ、アウタハンドル部
4への側方警報用センサ装置の組み付けを容易に行うこ
とができる。
【0013】更に、超音波センサ8のための開口部7
は、ハンドルベース20の凹所5の奥に1個だけ形成さ
れているから、その開口部7は外部から見え難く、車両
の美観を損なうこともない。本発明は上述の実施例に制
約されるものではなく、種々の変形が可能である。例え
ば、警告灯26を点灯させるだけでなく点滅させてもよ
いし、更にはこれら音源24と警告灯26の一方のみを
使用することも可能である。
【0014】また、超音波センサ8の代わりに、例えば
マイクロ波センサや、レーザ光センサ、赤外線センサな
どの光学センサを使用することができる。更に、本発明
の車両の側方警報用センサ装置はリアドア2rではな
く、フロントドア2fのアウタハンドル部4に組み込む
ことも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
車両の側方警報用センサ装置によれば、ドアのアウタハ
ンドル部内にセンサを収納してあるから、側方警報用セ
ンサ装置が車外の物体と接触して損傷を受けることが少
なく、また、センサのための開口部をアウタハンドル部
の凹所に設けてあるから、車両の外観が損なわれること
もなく、その側方警報用センサ装置にその本来の機能を
十分に発揮させることができる。
【0016】請求項2の車両の側方警報用センサ装置に
よれば、アウタハンドル部の固定部に背差を取り付けて
あるから、その固定部とセンサとがユニット化し、側方
警報用センサ装置の組み付けが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の斜視図である。
【図2】アウタハンドル部を拡大して示した斜視図であ
る。
【図3】図2中、III−III線に沿う断面図である。
【図4】図3中、IV−IV線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 車両 2r リアドア 4 アウタハンドル部 5 凹所 7 開口部 8 超音波センサ 20 ハンドルベース(固定部) 23 判定回路 24 音源 26 警告灯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅原 正 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 山本 美鈴 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 小坂 直樹 東京都大田区下丸子四丁目21番1号 三菱 自動車エンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のドアを開閉するアウタハンドル部
    の凹所に形成された開口部と、前記ドア内に設けられ、
    前記開口部を介して探査信号を送受し、車両側方の物体
    を検出するセンサとを具備したことを特徴とする車両の
    側方警報用センサ装置。
  2. 【請求項2】 前記センサは、前記アウタハンドル部の
    前記凹所を形成する固定部に固定されていることを特徴
    とする請求項1記載の車両の側方警報用センサ装置。
JP8121926A 1996-05-16 1996-05-16 車両の側方警報用センサ装置 Withdrawn JPH09301123A (ja)

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Cited By (4)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030805