JPH0930093A - 熱転写プリンタ - Google Patents
熱転写プリンタInfo
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- JPH0930093A JPH0930093A JP7183818A JP18381895A JPH0930093A JP H0930093 A JPH0930093 A JP H0930093A JP 7183818 A JP7183818 A JP 7183818A JP 18381895 A JP18381895 A JP 18381895A JP H0930093 A JPH0930093 A JP H0930093A
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- Japan
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- ink
- paper
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- ink paper
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Links
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims abstract description 9
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 144
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 40
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/36—Blanking or long feeds; Feeding to a particular line, e.g. by rotation of platen or feed roller
- B41J11/42—Controlling printing material conveyance for accurate alignment of the printing material with the printhead; Print registering
- B41J11/46—Controlling printing material conveyance for accurate alignment of the printing material with the printhead; Print registering by marks or formations on the paper being fed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J2/325—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】インク紙の種類を判別することのできる熱転写
プリンタを提供する。 【構成】インクの塗布されたインク紙４上に設けられた
記録の開始位置及び、インクの色の種類を判別するため
の判別マーク１０と、判別マーク１０を検出するマーク
検出手段８を有し、記録の開始位置とインク紙４の色の
種類を示す判別マーク１０の形状を、マーク検出手段８
が判別マーク１０を検出する時間内に、複数の変化が生
じるようにして、この変化を検出することで、判別マー
ク１０と判別マーク１０を検出するマーク検出手段８か
ら得られる情報量の増えた分をインク紙の種類を示す情
報とし、マーク検出手段８が判別マーク１０を検出する
際、インクの色とインク紙４の種類の両方の判別を同時
に行なえるようにした。
プリンタを提供する。 【構成】インクの塗布されたインク紙４上に設けられた
記録の開始位置及び、インクの色の種類を判別するため
の判別マーク１０と、判別マーク１０を検出するマーク
検出手段８を有し、記録の開始位置とインク紙４の色の
種類を示す判別マーク１０の形状を、マーク検出手段８
が判別マーク１０を検出する時間内に、複数の変化が生
じるようにして、この変化を検出することで、判別マー
ク１０と判別マーク１０を検出するマーク検出手段８か
ら得られる情報量の増えた分をインク紙の種類を示す情
報とし、マーク検出手段８が判別マーク１０を検出する
際、インクの色とインク紙４の種類の両方の判別を同時
に行なえるようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写プリンタに関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】インク紙を使用する熱転写プリンタで
は、入力された画像データを記録紙に記録する際、標準
紙，ＯＨＰ紙，シール紙等の記録紙の種類それぞれに対
応したインク紙や、色相，色数が違う等のインク紙の種
類に応じて、熱転写するときの印加エネルギを変化させ
たり、又、何色分の記録動作を行うのかを切り換えたり
する必要があるため、インク紙の種類を判別するための
何らかの手段が必要である。このため、インク紙を収納
するインクカセットにインク紙の種類に応じて、インク
紙の種類を検出するための専用のマーク及び、このマー
クを検出するために専用の部品を設けたり、又は、特開
平６−２２７０７４号公報にあるように、インク紙上に
設けられたインクの色判別マークを検出するためのマー
ク検出手段で、インクカセットに貼られたインク紙の種
類を示すマークを読み取って、インク紙の種類を判別す
る例もあるが、いずれにしてもインク紙の種類を判別す
るための専用のマーク又は、このマークを検出するため
の専用の部品のどちらか一方は設けなければならなかっ
た。
は、入力された画像データを記録紙に記録する際、標準
紙，ＯＨＰ紙，シール紙等の記録紙の種類それぞれに対
応したインク紙や、色相，色数が違う等のインク紙の種
類に応じて、熱転写するときの印加エネルギを変化させ
たり、又、何色分の記録動作を行うのかを切り換えたり
する必要があるため、インク紙の種類を判別するための
何らかの手段が必要である。このため、インク紙を収納
するインクカセットにインク紙の種類に応じて、インク
紙の種類を検出するための専用のマーク及び、このマー
クを検出するために専用の部品を設けたり、又は、特開
平６−２２７０７４号公報にあるように、インク紙上に
設けられたインクの色判別マークを検出するためのマー
ク検出手段で、インクカセットに貼られたインク紙の種
類を示すマークを読み取って、インク紙の種類を判別す
る例もあるが、いずれにしてもインク紙の種類を判別す
るための専用のマーク又は、このマークを検出するため
の専用の部品のどちらか一方は設けなければならなかっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記に示したように、
インクカセットに収納されているインク紙の種類を判別
するには、インク紙が収納されているインクカセットに
インク紙の種類を判別するための専用のマークを設けた
り、このマークを検出するための専用の部品を設けるな
ど、インク紙の種類を判別するためだけに使用する判別
手段が必要だった。
インクカセットに収納されているインク紙の種類を判別
するには、インク紙が収納されているインクカセットに
インク紙の種類を判別するための専用のマークを設けた
り、このマークを検出するための専用の部品を設けるな
ど、インク紙の種類を判別するためだけに使用する判別
手段が必要だった。
【０００４】本発明の目的は、インク紙の種類を判別す
る手段としてインク紙の種類を判別するための専用のマ
ークを設けたり、このマークを検出するための専用の部
品を設けたりすることなく、インク紙の種類を判別する
方法を提供することにある。
る手段としてインク紙の種類を判別するための専用のマ
ークを設けたり、このマークを検出するための専用の部
品を設けたりすることなく、インク紙の種類を判別する
方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】単一色、又は、複数色の
インクの塗布された薄い帯状のインク紙と、インク紙に
塗布されているインクを熱転写させるための受容層を有
する記録紙と、インク紙に塗布されているインクを記録
紙に熱転写するための記録装置と、インク紙上に備えら
れていて、記録を開始する位置及び、インクの色の種類
及び、インク紙の種類を示す判別マークと、インク紙上
に備えられた判別マークを検出するマーク検出手段を有
し、前記判別マークのうち最初に記録する色の判別マー
ク、すなわち記録の開始位置を示すマークの形状を、判
別マークを検出するためのマーク検出手段が、判別マー
クを検出する決められた時間内に複数の変化が生じるよ
うな形状にして、この変化を検出することで、判別マー
クから得られる情報量を増やし、判別マークと判別マー
クを検出するマーク検出手段で、記録の開始位置の検出
とインク紙の種類の判別を同時に行なえるようにした。
インクの塗布された薄い帯状のインク紙と、インク紙に
塗布されているインクを熱転写させるための受容層を有
する記録紙と、インク紙に塗布されているインクを記録
紙に熱転写するための記録装置と、インク紙上に備えら
れていて、記録を開始する位置及び、インクの色の種類
及び、インク紙の種類を示す判別マークと、インク紙上
に備えられた判別マークを検出するマーク検出手段を有
し、前記判別マークのうち最初に記録する色の判別マー
ク、すなわち記録の開始位置を示すマークの形状を、判
別マークを検出するためのマーク検出手段が、判別マー
クを検出する決められた時間内に複数の変化が生じるよ
うな形状にして、この変化を検出することで、判別マー
クから得られる情報量を増やし、判別マークと判別マー
クを検出するマーク検出手段で、記録の開始位置の検出
とインク紙の種類の判別を同時に行なえるようにした。
【０００６】
【作用】上記の様に、判別マークと判別マークを検出す
るためのマーク検出手段に、記録の開始位置の検出と、
インクの色の種類の判別及び、インク紙の種類の判別を
行なうという三つの機能を持たせることで、インク紙の
種類を判別するための専用のマークや専用のマーク検出
手段の両方、又は、そのどちらか一方を設けることなく
インク紙の種類判別を行なうことができる。
るためのマーク検出手段に、記録の開始位置の検出と、
インクの色の種類の判別及び、インク紙の種類の判別を
行なうという三つの機能を持たせることで、インク紙の
種類を判別するための専用のマークや専用のマーク検出
手段の両方、又は、そのどちらか一方を設けることなく
インク紙の種類判別を行なうことができる。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例を、図１，図２，図３およ
び図４を用いて説明する。
び図４を用いて説明する。
【０００８】図１は本発明の熱転写プリンタの側面図
で、上部ふた２にサーマルヘッド１が取り付けられてお
り、更にモードモータ（図示せず）によりモード切り換
え用カムギア７が回転することで、サーマルヘッド１の
みが各モードに対応して移動する。この時、インクカセ
ット３にはサーマルヘッド１の移動にともない、サーマ
ルヘッド１が内部を移動できるよう開口部が設けてあ
る。又、上部ふた２を閉めると、上部ふた２に取り付け
てあるサーマルヘッド１に取り付けてある反射板９が、
マーク検出センサ８の正面にくるようになっている。更
に、インク紙４はインクモータ（図示せず）によって、
マーク検出センサ８と反射板９の間を通ってＡ方向に搬
送される。記録紙５は記録紙搬送用ローラ６ａ，６ｂ，
６ｃ，６ｄ，６ｅにより、Ｂ方向，Ｃ方向どちらにも搬
送することができる。
で、上部ふた２にサーマルヘッド１が取り付けられてお
り、更にモードモータ（図示せず）によりモード切り換
え用カムギア７が回転することで、サーマルヘッド１の
みが各モードに対応して移動する。この時、インクカセ
ット３にはサーマルヘッド１の移動にともない、サーマ
ルヘッド１が内部を移動できるよう開口部が設けてあ
る。又、上部ふた２を閉めると、上部ふた２に取り付け
てあるサーマルヘッド１に取り付けてある反射板９が、
マーク検出センサ８の正面にくるようになっている。更
に、インク紙４はインクモータ（図示せず）によって、
マーク検出センサ８と反射板９の間を通ってＡ方向に搬
送される。記録紙５は記録紙搬送用ローラ６ａ，６ｂ，
６ｃ，６ｄ，６ｅにより、Ｂ方向，Ｃ方向どちらにも搬
送することができる。
【０００９】図２は図１の上部ふた２を開けた状態で、
マーク検出センサ８を上から見た図である。マーク検出
センサ８はインク紙４の搬送方向に対して直角に８ａと
８ｂの２個設けられている。
マーク検出センサ８を上から見た図である。マーク検出
センサ８はインク紙４の搬送方向に対して直角に８ａと
８ｂの２個設けられている。
【００１０】図３はインクカセット３に取り付けられて
いるインク紙４の図で、図３（ａ）が４色インクを示
し、図３（ｂ）が３色インクを示している。又、インク
紙４上に備えられたマーク１０とマーク検出センサ８の
位置関係を、相対的に示している。
いるインク紙４の図で、図３（ａ）が４色インクを示
し、図３（ｂ）が３色インクを示している。又、インク
紙４上に備えられたマーク１０とマーク検出センサ８の
位置関係を、相対的に示している。
【００１１】図４はインク紙４上に備えられたマーク１
０の、幅や、形状のいくつかの例を示す。
０の、幅や、形状のいくつかの例を示す。
【００１２】次に、本熱転写プリンタの動作を説明す
る。図１でインク紙４が取り付けられたインクカセット
３を、熱転写プリンタに装着し、上部ふた２を閉めた状
態で熱転写プリンタの電源を入れるか、又は熱転写プリ
ンタの電源が入っている状態で上部ふた２を開け、イン
クカセット３を一度外しインク紙４の交換などを行なっ
た後、再び、インクカセット３を熱転写プリンタに装着
し、上部ふた２を閉めるとプリントの開始位置の検出、
及びインク紙４の種類判別を行なうためインク頭出しモ
ードになり、インクのイニシャライズが行なわれる。
る。図１でインク紙４が取り付けられたインクカセット
３を、熱転写プリンタに装着し、上部ふた２を閉めた状
態で熱転写プリンタの電源を入れるか、又は熱転写プリ
ンタの電源が入っている状態で上部ふた２を開け、イン
クカセット３を一度外しインク紙４の交換などを行なっ
た後、再び、インクカセット３を熱転写プリンタに装着
し、上部ふた２を閉めるとプリントの開始位置の検出、
及びインク紙４の種類判別を行なうためインク頭出しモ
ードになり、インクのイニシャライズが行なわれる。
【００１３】インク頭出しモードになると、インクモー
タ（図示せず）が回転し、これによってインク紙４が、
Ａ方向にマーク検出センサ８と反射板９の間を通って搬
送される。同時に、インク紙４上に設けられたマーク１
０もＡ方向に移動し、マーク１０がマーク検出センサ８
と反射板９の間付近に来たとき、マーク検出センサがマ
ーク１０を読み取る。例えば、インク紙４のマーク１０
以外の部分ではマーク検出センサ８の発光部から発せら
れた光はインク紙４を透過し反射板９で反射され、再び
インク紙４を透過しマーク検出センサ８の受光部に入力
される。この時、マーク検出センサ８の出力はハイレベ
ル（以下Ｈレベルと記す。）となる。一方、マーク１０
の部分ではマーク検出センサ８の発光部から発せられた
光は１０のマーク部分を透過できないためマーク検出セ
ンサ８の受光部に光が入力されず、マーク検出センサ８
の出力はローレベル（以下Ｌレベルと記す。）となる。
又、本熱転写プリンタではインク紙４上に設けられたマ
ーク１０のインク紙４の搬送方向の幅を、図３（ａ）の
１０ａや１０ｄように部分的にマーク１０の幅を２倍に
し、マーク検出センサ８の出力の複数の変化を見ること
で、マーク検出センサ８が２個しか設けられていないに
もかかわらず、マーク検出センサ８が４個設けてあるの
と同じ量の情報を得ている。この情報量が増えた分をイ
ンク紙４の種類判別のための情報としている。又、マー
ク１０の幅や形状を変えることによって、更に多くの情
報量を得ることも可能であり、将来インク紙４の種類が
増えた場合でも、マーク検出センサ８の数を増やすこと
なくインク紙の種類判別が行なうこともできる。図４に
マークの形状の例を示す。図３（ａ）に示すインク紙４
の場合、インク頭出しモードでインク紙４を搬送し、マ
ーク検出センサ８と反射板９の間付近にマーク１０ａが
来たとき、マーク検出センサ８ａの出力はＨレベル→Ｌ
レベル→Ｌレベル→Ｈレベルと変化し、且つ、マーク検
出センサ８ｂの出力はＨレベル→Ｌレベル→Ｈレベル→
Ｈレベルと変化する。このときマイクロプロセッサ（図
示せず）は装着されているインクカセット３に取り付け
られているインク紙４が、４色インクだと判断し且つ、
インク紙４がプリントの開始位置であるイエローインク
の先頭まで搬送されたと判断し、インク紙４の搬送を停
止する。この他、マーク検出センサ８と反射板９の間付
近にマーク１０ｂ又はマーク１０ｃ又はマーク１０ｄが
来た場合はそれぞれマゼンタインクの先頭、シアンイン
クの先頭、黒インクの先頭が来たと判断し、マーク１０
ａすなわちイエローインクの先頭が来るまでインク紙４
を搬送する。一方、図３（ｂ）に示すインク紙４の場
合、インク頭出しモードでインク紙４を搬送し、マーク
検出センサ８と反射板９の間付近にマーク１０ｅが来た
とき、マーク検出センサ８ａの出力はＨレベル→Ｌレベ
ル→Ｈレベル→Ｈレベルと変化し、且つ、マーク検出セ
ンサ８ｂの出力はＨレベル→Ｌレベル→Ｈレベル→Ｈレ
ベルと変化する。このときマイクロプロセッサ（図示せ
ず）は装着されているインクカセット３に取り付けられ
ているインク紙４が、３色インクだと判断し且つ、イン
ク紙４がプリントの開始位置であるイエローインクの先
頭まで搬送されたと判断し、インク紙４の搬送を停止す
る。この他、マーク検出センサ８と反射板９の間付近に
マーク１０ｂ，マーク１０ｃが来た場合は４色インクの
ときと同様に、マーク１０ａすなわちイエローインクの
先頭が来るまでインク紙４を搬送する。この４色インク
が取り付けられているか、３色インクが取り付けられて
いるかの情報をもとに、プリントする際のインク紙４の
種類に合った適切な印加エネルギ特性及び、適切なプリ
ントシーケンス、すなわち、ある１色のインクを記録紙
に記録するというプリント動作を何色分行うのかを自動
的に切り換える。又、この４色インクが取り付けられて
いるか、３色インクが取り付けられているかの情報は熱
転写プリンタの電源を切るか、又はインクカセット３の
脱着が行われるまでマイクロプロセッサ（図示せず）に
記憶されている。以上でインクのイニシャライズが終了
し、熱転写プリンタはＲＥＡＤＹ状態となりプリント命
令の受け付けが可能となる。
タ（図示せず）が回転し、これによってインク紙４が、
Ａ方向にマーク検出センサ８と反射板９の間を通って搬
送される。同時に、インク紙４上に設けられたマーク１
０もＡ方向に移動し、マーク１０がマーク検出センサ８
と反射板９の間付近に来たとき、マーク検出センサがマ
ーク１０を読み取る。例えば、インク紙４のマーク１０
以外の部分ではマーク検出センサ８の発光部から発せら
れた光はインク紙４を透過し反射板９で反射され、再び
インク紙４を透過しマーク検出センサ８の受光部に入力
される。この時、マーク検出センサ８の出力はハイレベ
ル（以下Ｈレベルと記す。）となる。一方、マーク１０
の部分ではマーク検出センサ８の発光部から発せられた
光は１０のマーク部分を透過できないためマーク検出セ
ンサ８の受光部に光が入力されず、マーク検出センサ８
の出力はローレベル（以下Ｌレベルと記す。）となる。
又、本熱転写プリンタではインク紙４上に設けられたマ
ーク１０のインク紙４の搬送方向の幅を、図３（ａ）の
１０ａや１０ｄように部分的にマーク１０の幅を２倍に
し、マーク検出センサ８の出力の複数の変化を見ること
で、マーク検出センサ８が２個しか設けられていないに
もかかわらず、マーク検出センサ８が４個設けてあるの
と同じ量の情報を得ている。この情報量が増えた分をイ
ンク紙４の種類判別のための情報としている。又、マー
ク１０の幅や形状を変えることによって、更に多くの情
報量を得ることも可能であり、将来インク紙４の種類が
増えた場合でも、マーク検出センサ８の数を増やすこと
なくインク紙の種類判別が行なうこともできる。図４に
マークの形状の例を示す。図３（ａ）に示すインク紙４
の場合、インク頭出しモードでインク紙４を搬送し、マ
ーク検出センサ８と反射板９の間付近にマーク１０ａが
来たとき、マーク検出センサ８ａの出力はＨレベル→Ｌ
レベル→Ｌレベル→Ｈレベルと変化し、且つ、マーク検
出センサ８ｂの出力はＨレベル→Ｌレベル→Ｈレベル→
Ｈレベルと変化する。このときマイクロプロセッサ（図
示せず）は装着されているインクカセット３に取り付け
られているインク紙４が、４色インクだと判断し且つ、
インク紙４がプリントの開始位置であるイエローインク
の先頭まで搬送されたと判断し、インク紙４の搬送を停
止する。この他、マーク検出センサ８と反射板９の間付
近にマーク１０ｂ又はマーク１０ｃ又はマーク１０ｄが
来た場合はそれぞれマゼンタインクの先頭、シアンイン
クの先頭、黒インクの先頭が来たと判断し、マーク１０
ａすなわちイエローインクの先頭が来るまでインク紙４
を搬送する。一方、図３（ｂ）に示すインク紙４の場
合、インク頭出しモードでインク紙４を搬送し、マーク
検出センサ８と反射板９の間付近にマーク１０ｅが来た
とき、マーク検出センサ８ａの出力はＨレベル→Ｌレベ
ル→Ｈレベル→Ｈレベルと変化し、且つ、マーク検出セ
ンサ８ｂの出力はＨレベル→Ｌレベル→Ｈレベル→Ｈレ
ベルと変化する。このときマイクロプロセッサ（図示せ
ず）は装着されているインクカセット３に取り付けられ
ているインク紙４が、３色インクだと判断し且つ、イン
ク紙４がプリントの開始位置であるイエローインクの先
頭まで搬送されたと判断し、インク紙４の搬送を停止す
る。この他、マーク検出センサ８と反射板９の間付近に
マーク１０ｂ，マーク１０ｃが来た場合は４色インクの
ときと同様に、マーク１０ａすなわちイエローインクの
先頭が来るまでインク紙４を搬送する。この４色インク
が取り付けられているか、３色インクが取り付けられて
いるかの情報をもとに、プリントする際のインク紙４の
種類に合った適切な印加エネルギ特性及び、適切なプリ
ントシーケンス、すなわち、ある１色のインクを記録紙
に記録するというプリント動作を何色分行うのかを自動
的に切り換える。又、この４色インクが取り付けられて
いるか、３色インクが取り付けられているかの情報は熱
転写プリンタの電源を切るか、又はインクカセット３の
脱着が行われるまでマイクロプロセッサ（図示せず）に
記憶されている。以上でインクのイニシャライズが終了
し、熱転写プリンタはＲＥＡＤＹ状態となりプリント命
令の受け付けが可能となる。
【００１４】熱転写プリンタがＲＥＡＤＹ状態で、フロ
ントパネルにあるプリントボタン(図示せず）が押され
るか、又は外部インターフェースからプリント開始コマ
ンドを受け取ると、プリント動作が開始され、図１に示
す記録紙５は記録紙搬送用ローラ６ａ，６ｂ，６ｃ，６
ｄ，６ｅにより、Ｂ方向に搬送され給紙される。このと
き記録紙５は記録紙搬送用ローラ６ｃの上に重なるよう
になっており、更にその上からインク紙４が重なるよう
になっている。この上から、モードモータ（図示せず）
とモード切り換え用カムギア７により、サーマルヘッド
１がプリント位置まで移動し、記録紙５とインク紙４を
記録紙搬送用ローラ６ｃとの間に挾むように圧接し、イ
ンクのイニシャライズ時にマイクロプロセッサ（図示せ
ず）に記憶されたインク紙４の種類に応じて、自動的に
切り換えられた適切な印加エネルギ特性で、イエローの
プリントが開始される。画像データにより決められたラ
イン数の、イエローインクでのプリントを終えると、次
にマゼンタのプリントを行なうため、インク頭出しモー
ドになり、インク紙４が搬送される。ここで、マーク１
０ｂがマーク検出センサ８と反射板９の間付近に来る
と、マーク検出センサ８ａの出力はＨレベル→Ｈレベル
→Ｈレベル→Ｈレベルと変化し、且つ、マーク検出セン
サ８ｂの出力はＨレベル→Ｌレベル→Ｈレベル→Ｈレベ
ルと変化する。このときマイクロプロセッサ（図示せ
ず）はインク紙４がマゼンタインクの先頭まで搬送され
たと判断し、インクのイニシャライズ時にマイクロプロ
セッサ（図示せず）に記憶されたインク紙４の種類に応
じて、自動的に切り換えられた適切な印加エネルギ特性
で、マゼンタのプリントが開始される。画像データによ
って決められたライン数の、マゼンタインクでのプリン
トを終えると、次にシアンのプリントを行なうためイン
ク頭出しモードになり、インク紙４が搬送される。ここ
で、マーク１０ｃがマーク検出センサ８と反射板９の間
付近に来たとき、マーク検出センサ８ａの出力はＨレベ
ル→Ｌレベル→Ｈレベル→Ｈレベルと変化し、且つ、マ
ーク検出センサ８ｂの出力はＨレベル→Ｈレベル→Ｈレ
ベル→Ｈレベルと変化する。このときマイクロプロセッ
サ（図示せず）はインク紙４がシアンインクの先頭まで
搬送されたと判断し、インクのイニシャライズ時にマイ
クロプロセッサ（図示せず）に記憶されたインク紙４の
種類に応じて、自動的に切り換えられた適切な印加エネ
ルギ特性で、シアンのプリントが開始される。画像デー
タによって決められたライン数の、シアンインクでのプ
リントを終えると、３色インクの場合は排紙モードにな
り記録紙搬送用ローラ６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄ，６ｅに
より記録紙５をＢ方向に排紙し、画像データに応じた適
切な大きさで記録紙５を切断し、プリント動作を終了す
る。そして再びプリント命令の受け付けが可能なレデイ
状態になる。４色インクの場合はシアンのプリントの次
に黒のプリントを行なうためインク頭出しモードにな
り、インク紙４が搬送される。ここで、マーク１０ｄが
マーク検出センサ８と反射板９の間付近に来ると、マー
ク検出センサ８ａの出力はＨレベル→Ｌレベル→Ｈレベ
ル→Ｈレベルと変化し、且つ、マーク検出センサ８ｂの
出力はＨレベル→Ｌレベル→Ｌレベル→Ｈレベルと変化
する。このときマイクロプロセッサ（図示せず）はイン
ク紙４が黒インクの先頭まで搬送されたと判断し、イン
クのイニシャライズ時にマイクロプロセッサ（図示せ
ず）に記憶されたインク紙４の種類に応じて、自動的に
切り換えられた適切な印加エネルギ特性で、黒のプリン
トが開始される。画像データによって決められたライン
数の、黒インクでのプリントが終了すると３色インクの
ときと同様に、排紙モードになり記録紙搬送用ローラ６
ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄ，６ｅにより記録紙５をＢ方向に
排紙し、画像データに応じた適切な大きさで記録紙５を
切断し、プリント動作を終了する。この他、装着されて
いるインク紙４の色数によってはその色数に応じて更に
プリント動作を続け、色数に応じたプリント動作が全て
終了すると、再びプリント命令の受け付けが可能なレデ
イ状態になる。
ントパネルにあるプリントボタン(図示せず）が押され
るか、又は外部インターフェースからプリント開始コマ
ンドを受け取ると、プリント動作が開始され、図１に示
す記録紙５は記録紙搬送用ローラ６ａ，６ｂ，６ｃ，６
ｄ，６ｅにより、Ｂ方向に搬送され給紙される。このと
き記録紙５は記録紙搬送用ローラ６ｃの上に重なるよう
になっており、更にその上からインク紙４が重なるよう
になっている。この上から、モードモータ（図示せず）
とモード切り換え用カムギア７により、サーマルヘッド
１がプリント位置まで移動し、記録紙５とインク紙４を
記録紙搬送用ローラ６ｃとの間に挾むように圧接し、イ
ンクのイニシャライズ時にマイクロプロセッサ（図示せ
ず）に記憶されたインク紙４の種類に応じて、自動的に
切り換えられた適切な印加エネルギ特性で、イエローの
プリントが開始される。画像データにより決められたラ
イン数の、イエローインクでのプリントを終えると、次
にマゼンタのプリントを行なうため、インク頭出しモー
ドになり、インク紙４が搬送される。ここで、マーク１
０ｂがマーク検出センサ８と反射板９の間付近に来る
と、マーク検出センサ８ａの出力はＨレベル→Ｈレベル
→Ｈレベル→Ｈレベルと変化し、且つ、マーク検出セン
サ８ｂの出力はＨレベル→Ｌレベル→Ｈレベル→Ｈレベ
ルと変化する。このときマイクロプロセッサ（図示せ
ず）はインク紙４がマゼンタインクの先頭まで搬送され
たと判断し、インクのイニシャライズ時にマイクロプロ
セッサ（図示せず）に記憶されたインク紙４の種類に応
じて、自動的に切り換えられた適切な印加エネルギ特性
で、マゼンタのプリントが開始される。画像データによ
って決められたライン数の、マゼンタインクでのプリン
トを終えると、次にシアンのプリントを行なうためイン
ク頭出しモードになり、インク紙４が搬送される。ここ
で、マーク１０ｃがマーク検出センサ８と反射板９の間
付近に来たとき、マーク検出センサ８ａの出力はＨレベ
ル→Ｌレベル→Ｈレベル→Ｈレベルと変化し、且つ、マ
ーク検出センサ８ｂの出力はＨレベル→Ｈレベル→Ｈレ
ベル→Ｈレベルと変化する。このときマイクロプロセッ
サ（図示せず）はインク紙４がシアンインクの先頭まで
搬送されたと判断し、インクのイニシャライズ時にマイ
クロプロセッサ（図示せず）に記憶されたインク紙４の
種類に応じて、自動的に切り換えられた適切な印加エネ
ルギ特性で、シアンのプリントが開始される。画像デー
タによって決められたライン数の、シアンインクでのプ
リントを終えると、３色インクの場合は排紙モードにな
り記録紙搬送用ローラ６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄ，６ｅに
より記録紙５をＢ方向に排紙し、画像データに応じた適
切な大きさで記録紙５を切断し、プリント動作を終了す
る。そして再びプリント命令の受け付けが可能なレデイ
状態になる。４色インクの場合はシアンのプリントの次
に黒のプリントを行なうためインク頭出しモードにな
り、インク紙４が搬送される。ここで、マーク１０ｄが
マーク検出センサ８と反射板９の間付近に来ると、マー
ク検出センサ８ａの出力はＨレベル→Ｌレベル→Ｈレベ
ル→Ｈレベルと変化し、且つ、マーク検出センサ８ｂの
出力はＨレベル→Ｌレベル→Ｌレベル→Ｈレベルと変化
する。このときマイクロプロセッサ（図示せず）はイン
ク紙４が黒インクの先頭まで搬送されたと判断し、イン
クのイニシャライズ時にマイクロプロセッサ（図示せ
ず）に記憶されたインク紙４の種類に応じて、自動的に
切り換えられた適切な印加エネルギ特性で、黒のプリン
トが開始される。画像データによって決められたライン
数の、黒インクでのプリントが終了すると３色インクの
ときと同様に、排紙モードになり記録紙搬送用ローラ６
ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄ，６ｅにより記録紙５をＢ方向に
排紙し、画像データに応じた適切な大きさで記録紙５を
切断し、プリント動作を終了する。この他、装着されて
いるインク紙４の色数によってはその色数に応じて更に
プリント動作を続け、色数に応じたプリント動作が全て
終了すると、再びプリント命令の受け付けが可能なレデ
イ状態になる。
【００１５】このように、インク紙４に備えられた色を
判別するためのマーク１０と、それを検出するマーク検
出手段８に、記録の開始位置の検出とインクの色の種類
の判別という２つの機能に加え、インク紙４の種類の判
別も行うことで、インク紙４の種類を判別するための専
用のマークや、専用のマーク検出手段を設ける必要がな
いため、熱転写プリンタの製造コストを下げることが出
来る。
判別するためのマーク１０と、それを検出するマーク検
出手段８に、記録の開始位置の検出とインクの色の種類
の判別という２つの機能に加え、インク紙４の種類の判
別も行うことで、インク紙４の種類を判別するための専
用のマークや、専用のマーク検出手段を設ける必要がな
いため、熱転写プリンタの製造コストを下げることが出
来る。
【００１６】又、前述のようにインク紙４の種類を示す
専用のマークを設ける必要がないため、従来このマーク
が設けられていたインクカセット３も必ずしも必要では
なくなり、ロール状のインク紙４を使用すれば、インク
カセット３のない熱転写プリンタを提供することも可能
であり、更に製造コストを下げることもできる。
専用のマークを設ける必要がないため、従来このマーク
が設けられていたインクカセット３も必ずしも必要では
なくなり、ロール状のインク紙４を使用すれば、インク
カセット３のない熱転写プリンタを提供することも可能
であり、更に製造コストを下げることもできる。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、インク紙の種類判別を
行なうために専用の部品及び、専用のマークを設ける必
要がないため、安価な熱転写プリンタを提供することが
できる。
行なうために専用の部品及び、専用のマークを設ける必
要がないため、安価な熱転写プリンタを提供することが
できる。
【図１】本発明の一実施例における熱転写プリンタの側
面図。
面図。
【図２】本発明の一実施例における熱転写プリンタのマ
ーク検出センサ周辺の部分説明図。
ーク検出センサ周辺の部分説明図。
【図３】本発明の一実施例における熱転写プリンタに使
用するインク紙の一部分及び、色判別マークとマーク検
出センサの位置関係を示す説明図。
用するインク紙の一部分及び、色判別マークとマーク検
出センサの位置関係を示す説明図。
【図４】インク紙上に備えられた色判別マークの一例を
示す説明図。
示す説明図。
１…サーマルヘッド、２…上部ふた、３…インクカセッ
ト、４…インク紙、５…記録紙、６…記録紙搬送用ロー
ラ、７…モード切り換え用カムギア、８…マーク検出セ
ンサ、９…反射板、１０…判別マーク。
ト、４…インク紙、５…記録紙、６…記録紙搬送用ロー
ラ、７…モード切り換え用カムギア、８…マーク検出セ
ンサ、９…反射板、１０…判別マーク。
Claims (1)
- 【請求項１】単一色、又は、複数色のインクの塗布され
た薄い帯状のインク紙と、前記インク紙に塗布されたイ
ンクを熱転写させるための受容層を有する記録紙と、前
記インク紙に塗布されたインクを前記記録紙に熱転写す
るための記録装置と、前記インク紙上に備えられてい
て、記録の開始位置及び、インクの色の種類及び、イン
ク紙の種類を示す判別マークを有することを特徴とする
熱転写プリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7183818A JPH0930093A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 熱転写プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7183818A JPH0930093A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 熱転写プリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0930093A true JPH0930093A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16142401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7183818A Pending JPH0930093A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 熱転写プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0930093A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104471490A (zh) * | 2012-07-09 | 2015-03-25 | 兄弟工业株式会社 | 盒和图像形成装置 |
-
1995
- 1995-07-20 JP JP7183818A patent/JPH0930093A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104471490A (zh) * | 2012-07-09 | 2015-03-25 | 兄弟工业株式会社 | 盒和图像形成装置 |
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